JP3044127U - 電力自己制御融雪ダクト - Google Patents
電力自己制御融雪ダクトInfo
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- JP3044127U JP3044127U JP1997006030U JP603097U JP3044127U JP 3044127 U JP3044127 U JP 3044127U JP 1997006030 U JP1997006030 U JP 1997006030U JP 603097 U JP603097 U JP 603097U JP 3044127 U JP3044127 U JP 3044127U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snow melting
- heating element
- self
- electric power
- melting duct
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- Expired - Lifetime
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】自己制御型発熱体を使用して、外気温によっ
て使用電力量が調整される融雪ダクトを提供する。 【構 成】接続ソケット(2)を両端にはめた内筒
(3)に、自己制御型発熱体(10)を巻き、外套
(1)をこれらに被せ、接続ソケット(2)と外套
(1)を固定して構成される。
て使用電力量が調整される融雪ダクトを提供する。 【構 成】接続ソケット(2)を両端にはめた内筒
(3)に、自己制御型発熱体(10)を巻き、外套
(1)をこれらに被せ、接続ソケット(2)と外套
(1)を固定して構成される。
Description
【0001】
本考案は建物の屋根、屋上又は道路等の排水管の融雪設備に関するものである。
【0002】
従来、屋根等から雨水を排水する排水管においては、寒冷時雨水が凍結するのを 防止するため、管に一定電流が流れる発熱体を巻き、その上を外套でおおった融 雪ダクトを排水管につないでいる。
【0003】
従来のものでは凍結防止のために消費される電力量は、外気の温度の如何に係わ らず常に一定であるため、極度の低温時の凍結防止のためには電力量不足となる 恐れがあり、凍結を起こさない気温になったときにも一定の電力量がながれるた め、不経済であった。さらに誤って夏場にスイッチを切り忘れた場合には異常加 熱を起こして火災につながる心配もあり、これを防止するため温度フューズやサ ーモスタットを取り付ける必要があった。本考案では外気温によって電気抵抗値 が変化する自己制御型発熱体のうち正温度特性いわゆるP.T.C.効果を持つ 発熱体を使用することにより、外気温に合わせて電力量が変化調整され、又、環 境温度が過度に上昇した場合には電気抵抗値が極端に増大する結果、使用電力量 を抑える事が出来、温度フューズやサーモスタットを用いないで過熱防止の役割 が果たせるものである。
【0004】
上記の目的のために本考案は適長かつ適径のダクトに正温度特性を持つ自己制御 型発熱体を巻き、発生する熱を筒内部に向くよう断熱し外套で覆って構成する。
【0005】
外套と発熱体との間は断熱効果の高いシート等で覆うもよし、密閉した空間を作 って空気断熱としても効果がある。さらに断熱材と外套が一体型の発砲充填材を 用いた成形品を使用してもよい。
【0006】
以下本考案の詳細を図面に示した実施例について説明する。
【0007】 図1は、本考案に係る電力自己制御融雪ダクトの外形を示し、その断面を図2に 示す。 本実施例では、内筒(3)にPVC100AVU規格のパイプを、外套にPVC 125AVP規格のパイプを使用する。
【0008】 製作するについてはまず、内筒(3)の片端に左接続ソケット(2a)を固定し 、次に自己制御型発熱体(10)、断熱材(12)を取り付け、次いで電線ケー ブル(11)を外套(1)に設けた穴を通して設置し、最後にもう一つの右接続 ソケット(2b)をはめ込み、溶接するか又はシーリングして固定すれば、制作 も容易である。なお、製作は左右ソケット取り付け順序が逆でもよい。
【0009】
本考案に係る電力自己制御融雪ダクトは、自己制御型発熱体を使用するため、外 気温に合わせて使用電力量が調整され、又、サーモスタットや温度フューズを使 用せずに高温発熱を阻止する事が出来る効果がある。
【図 1】本考案の実施例を示す平面図である。
【図 2】本考案の実施例を示す断面図である。
1 外套 2 接続ソケット 2a左接続ソケット 2b右接続ソケット 3 内筒 4 溶接又はシーリング 10 自己制御型発熱体 11 電源ケーブル 12 断熱材
Claims (1)
- 【請求項1】周辺温度によって使用電力量が変化する発
熱体を内蔵する融雪ダクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997006030U JP3044127U (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 電力自己制御融雪ダクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997006030U JP3044127U (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 電力自己制御融雪ダクト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3044127U true JP3044127U (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=43178562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997006030U Expired - Lifetime JP3044127U (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 電力自己制御融雪ダクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3044127U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6428181U (ja) * | 1987-08-12 | 1989-02-17 | ||
JPH0257590B2 (ja) * | 1982-09-21 | 1990-12-05 | Dainippon Ink & Chemicals |
-
1997
- 1997-06-06 JP JP1997006030U patent/JP3044127U/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0257590B2 (ja) * | 1982-09-21 | 1990-12-05 | Dainippon Ink & Chemicals | |
JPS6428181U (ja) * | 1987-08-12 | 1989-02-17 |
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