JP3043811B2 - 吸収冷凍装置に関する改良 - Google Patents
吸収冷凍装置に関する改良Info
- Publication number
- JP3043811B2 JP3043811B2 JP6516832A JP51683294A JP3043811B2 JP 3043811 B2 JP3043811 B2 JP 3043811B2 JP 6516832 A JP6516832 A JP 6516832A JP 51683294 A JP51683294 A JP 51683294A JP 3043811 B2 JP3043811 B2 JP 3043811B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- evaporator
- ejector
- refrigerant vapor
- absorber
- generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 title claims abstract description 32
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 title description 18
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims abstract description 64
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims abstract description 44
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 claims abstract description 27
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 claims abstract description 27
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 16
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 4
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 4
- AMXOYNBUYSYVKV-UHFFFAOYSA-M lithium bromide Chemical compound [Li+].[Br-] AMXOYNBUYSYVKV-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 238000011161 development Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 1
- 240000005499 Sasa Species 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 230000002860 competitive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005094 computer simulation Methods 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 description 1
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000006193 liquid solution Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B25/00—Machines, plants or systems, using a combination of modes of operation covered by two or more of the groups F25B1/00 - F25B23/00
- F25B25/02—Compression-sorption machines, plants, or systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明はヒートポンプおよび冷凍システムに関し、特
に、インゼクタ、エゼクタまたはジェットポンプ(以下
エゼクタと称する)と組み合わせた、可逆ヒートポンプ
および冷凍システムに関する。
に、インゼクタ、エゼクタまたはジェットポンプ(以下
エゼクタと称する)と組み合わせた、可逆ヒートポンプ
および冷凍システムに関する。
蒸気圧縮タイプに代えて熱作動の冷凍およびヒートポ
ンプサイクルを用いるための環境的ケースは強力であ
る。例えば、空気調節の用途において典型的に用いられ
る、幾分より複合的な、つまり多効果の吸収冷凍装置
は、ほぼ1.5の有効性能係数(COP)値(一次エネルギー
消費に関して)を有していることが報告されている。一
方、本線からの電力によって動力を供給される蒸気圧縮
システムは、電力供給の非能率性を考慮しても0.9より
も大きな有効COP値を有することはまれである。これら
のCOP値の比較は、CO2放出を70%低減する潜在的可能性
が吸収冷凍装置への変更によって可能であることを示し
ている。これは、上記潜在的可能性に加えて、水などの
環境に馴染みやすい冷媒を用いる環境的利益である。
ンプサイクルを用いるための環境的ケースは強力であ
る。例えば、空気調節の用途において典型的に用いられ
る、幾分より複合的な、つまり多効果の吸収冷凍装置
は、ほぼ1.5の有効性能係数(COP)値(一次エネルギー
消費に関して)を有していることが報告されている。一
方、本線からの電力によって動力を供給される蒸気圧縮
システムは、電力供給の非能率性を考慮しても0.9より
も大きな有効COP値を有することはまれである。これら
のCOP値の比較は、CO2放出を70%低減する潜在的可能性
が吸収冷凍装置への変更によって可能であることを示し
ている。これは、上記潜在的可能性に加えて、水などの
環境に馴染みやすい冷媒を用いる環境的利益である。
残念なことに、より複合的でない、つまり単効果の吸
収冷凍装置は上述のいずれと比較しても効率的ではない
傾向がある。例えば、それらは0.4〜0.45の領域におい
てCOPを有する傾向がある。したがって、それらの性能
は多効果吸収冷凍装置および蒸気圧縮冷凍装置よりも低
い。さらに、それらは冷却用のkWあたりの設備投資に関
してさらにコストがかかる傾向もある。
収冷凍装置は上述のいずれと比較しても効率的ではない
傾向がある。例えば、それらは0.4〜0.45の領域におい
てCOPを有する傾向がある。したがって、それらの性能
は多効果吸収冷凍装置および蒸気圧縮冷凍装置よりも低
い。さらに、それらは冷却用のkWあたりの設備投資に関
してさらにコストがかかる傾向もある。
冷凍およびヒートポンプの重要な用途の1つは建造物
における空気調節である。現時点では、経済的および環
境的制御の両理由から大きな中央冷凍プラントから離れ
る傾向が増大している。この傾向は、分割、多分割、お
よび可変冷媒ボリューム(VRV)システムの増加する販
売の成功によって認識される。上記システムのすべては
小さな本線から動力を供給される蒸気圧縮冷凍装置を有
している。販売されたシステムの大多数は30kWよりも低
い冷却能力を有している。しかしながら、現時点では、
吸収冷凍装置ユニットは一般に300kWから6000kWの範囲
の冷却能力を持つもののみが入手可能である。
における空気調節である。現時点では、経済的および環
境的制御の両理由から大きな中央冷凍プラントから離れ
る傾向が増大している。この傾向は、分割、多分割、お
よび可変冷媒ボリューム(VRV)システムの増加する販
売の成功によって認識される。上記システムのすべては
小さな本線から動力を供給される蒸気圧縮冷凍装置を有
している。販売されたシステムの大多数は30kWよりも低
い冷却能力を有している。しかしながら、現時点では、
吸収冷凍装置ユニットは一般に300kWから6000kWの範囲
の冷却能力を持つもののみが入手可能である。
小さな能力範囲においてコスト効果的および効率的な
吸収冷凍装置の必要性が認識される。しかしながら、小
規模な冷凍装置市場は特に価格に敏感であり、非常に競
争的である。効率的かつコスト効果的なユニットがさら
に広く利用可能となり環境的利益が理解されるようにな
るには、熱によって動力を供給される冷凍装置の技術に
関してさらなる調査研究が必要である。
吸収冷凍装置の必要性が認識される。しかしながら、小
規模な冷凍装置市場は特に価格に敏感であり、非常に競
争的である。効率的かつコスト効果的なユニットがさら
に広く利用可能となり環境的利益が理解されるようにな
るには、熱によって動力を供給される冷凍装置の技術に
関してさらなる調査研究が必要である。
冷凍機の将来の発展に対する我々の目標は、CFC、HCF
C、およびHFC冷媒などの合成冷媒流体の使用を中止する
ことを含み、作動中の冷凍機器に付随するCO2放出を大
幅に削減することを含まなくてはならない。これらの目
標を達成する1つの方法は、冷凍機器のユーザに、蒸気
圧縮のオプションではなく、熱によって動力を供給され
る冷凍装置のオプションを選択するように働きかけるこ
とである。
C、およびHFC冷媒などの合成冷媒流体の使用を中止する
ことを含み、作動中の冷凍機器に付随するCO2放出を大
幅に削減することを含まなくてはならない。これらの目
標を達成する1つの方法は、冷凍機器のユーザに、蒸気
圧縮のオプションではなく、熱によって動力を供給され
る冷凍装置のオプションを選択するように働きかけるこ
とである。
したがって、我々は吸収器にかかる負担が軽減される
ように適用されたヒートポンプおよび冷凍システムを提
供することを望む。
ように適用されたヒートポンプおよび冷凍システムを提
供することを望む。
凝縮器の上流側となるように配置されたエゼクタを備
えたヒートポンプおよび冷凍システムを提供することは
公知である。例えば、US 4,290,273はそのようなシステ
ムを説明しているが、エゼクタが蒸発器からの冷媒蒸気
を抽出し、システムの効率を増大させるために吸収器の
需要を低減させる目的では用いられていないことに注目
されたい。一方、エゼクタを設けることは吸収器にかか
る負担には何の影響も持たないので、本特許書類におい
て説明されるシステムにおけるエゼクタの相対的配置は
本発明の主題とは何の関係もない。
えたヒートポンプおよび冷凍システムを提供することは
公知である。例えば、US 4,290,273はそのようなシステ
ムを説明しているが、エゼクタが蒸発器からの冷媒蒸気
を抽出し、システムの効率を増大させるために吸収器の
需要を低減させる目的では用いられていないことに注目
されたい。一方、エゼクタを設けることは吸収器にかか
る負担には何の影響も持たないので、本特許書類におい
て説明されるシステムにおけるエゼクタの相対的配置は
本発明の主題とは何の関係もない。
同様に、US 3,440,832もまた、エゼクタが組み込まれ
ており、このエゼクタが凝縮器の上流側に配置されてい
るシステムを説明している。しかしながら、この文献は
同様に、吸収器にかかる負担を低減する方法に関しては
述べておらず、逆に、吸収器にかかる極度の負担のイン
パクトを最小化する方法を述べている点で本出願に述べ
られる発明とは異なった教示を行っている。
ており、このエゼクタが凝縮器の上流側に配置されてい
るシステムを説明している。しかしながら、この文献は
同様に、吸収器にかかる負担を低減する方法に関しては
述べておらず、逆に、吸収器にかかる極度の負担のイン
パクトを最小化する方法を述べている点で本出願に述べ
られる発明とは異なった教示を行っている。
したがって、本発明の目的は、熱によって動力を供給
されるので環境的に好ましく、また、小規模であるので
商業的に好ましいヒートポンプおよび冷凍システムを提
供することである。
されるので環境的に好ましく、また、小規模であるので
商業的に好ましいヒートポンプおよび冷凍システムを提
供することである。
したがって、本発明によればヒートポンプおよび冷凍
システムが提供され、このシステムは、 システムに動力を供給するために熱を生成する発生
器、 該システムから熱を拒絶(reject)する凝縮器、 環境との熱交換を行う蒸発器、 該蒸発器から冷媒蒸気を抽出(extract)する吸収
器、および 該蒸発器から冷媒蒸気を抽出するエゼクタ、 を備えており、 該エゼクタは、前記蒸発器からエゼクタによって抽出
された冷媒蒸気が凝縮器へ送達される前にエゼクタを通
過するように、前記蒸発器の下流側かつ凝縮器の上流側
に配置されていることを特徴とする。
システムが提供され、このシステムは、 システムに動力を供給するために熱を生成する発生
器、 該システムから熱を拒絶(reject)する凝縮器、 環境との熱交換を行う蒸発器、 該蒸発器から冷媒蒸気を抽出(extract)する吸収
器、および 該蒸発器から冷媒蒸気を抽出するエゼクタ、 を備えており、 該エゼクタは、前記蒸発器からエゼクタによって抽出
された冷媒蒸気が凝縮器へ送達される前にエゼクタを通
過するように、前記蒸発器の下流側かつ凝縮器の上流側
に配置されていることを特徴とする。
上記配置において、エゼクタを通過する冷媒蒸気は凝
縮器における凝縮を容易にするために圧縮される。
縮器における凝縮を容易にするために圧縮される。
さらに、蒸発器から抽出された冷媒蒸気のうちいくら
かはエゼクタを介して凝縮器へ飛沫同伴(混入)される
ので、吸収器に要求される処理の度合いが比較的低減さ
れる。これは、本発明のシステムにおいてkW冷却あた
り、吸収器の大きさが従来のシステムにおいて典型的に
必要であった大きさよりも小さく半分から3分の2にま
で減少可能であることを意味する。さらに、凝縮器の大
きさは変更されないままである。吸収器は比較的複合的
であり、大きく、コストのかかるシステムの構成要素で
あるので、本発明による改変がシステムのコストを低減
し、かつ良好な性能を提供しながら複雑さを減少させる
という理由から多くの利点を有することは明らかであ
る。
かはエゼクタを介して凝縮器へ飛沫同伴(混入)される
ので、吸収器に要求される処理の度合いが比較的低減さ
れる。これは、本発明のシステムにおいてkW冷却あた
り、吸収器の大きさが従来のシステムにおいて典型的に
必要であった大きさよりも小さく半分から3分の2にま
で減少可能であることを意味する。さらに、凝縮器の大
きさは変更されないままである。吸収器は比較的複合的
であり、大きく、コストのかかるシステムの構成要素で
あるので、本発明による改変がシステムのコストを低減
し、かつ良好な性能を提供しながら複雑さを減少させる
という理由から多くの利点を有することは明らかであ
る。
本発明の好ましい実施態様において、エゼクタはま
た、発生器から流出してエゼクタを通過する流体、例え
ばスチームなどの蒸気冷媒が蒸発器からエゼクタへの蒸
気冷媒を飛沫同伴する手段を提供するように、発生器の
下流側に配置される。
た、発生器から流出してエゼクタを通過する流体、例え
ばスチームなどの蒸気冷媒が蒸発器からエゼクタへの蒸
気冷媒を飛沫同伴する手段を提供するように、発生器の
下流側に配置される。
この好ましい配置において、発生器から流出した流体
は蒸発器の形態であり、当業者はこれがエゼクタの動作
において最大の効率を与えることを理解するであろう。
は蒸発器の形態であり、当業者はこれがエゼクタの動作
において最大の効率を与えることを理解するであろう。
好ましくは、液体冷媒は凝縮器から蒸発器へ通過し、
次に、蒸発器で蒸発されるとすぐに、蒸気冷媒はエゼク
タおよび吸収器の両者へと通過する。つまり、本発明の
システムにおいては冷媒流体のすべてが蒸発器を通過す
ることになる。このことの重要性は従来技術を参照して
以下に明らかになる。
次に、蒸発器で蒸発されるとすぐに、蒸気冷媒はエゼク
タおよび吸収器の両者へと通過する。つまり、本発明の
システムにおいては冷媒流体のすべてが蒸発器を通過す
ることになる。このことの重要性は従来技術を参照して
以下に明らかになる。
あるいは蒸発器での冷却能力と発生器へ入力される熱
との間の比率として測定されるシステムの効率は、蒸発
器からエゼクタを通して引かれる冷媒蒸気の量と吸収器
内へ引かれる冷媒の量の合計量によって決定される。
との間の比率として測定されるシステムの効率は、蒸発
器からエゼクタを通して引かれる冷媒蒸気の量と吸収器
内へ引かれる冷媒の量の合計量によって決定される。
熱によって動力を供給される冷凍システムまたは吸収
冷凍装置におけるエゼクタの使用は従来技術において説
明されてきたが、上記配置および対応する利点はこれま
で開示も理解もされていなかった。
冷凍装置におけるエゼクタの使用は従来技術において説
明されてきたが、上記配置および対応する利点はこれま
で開示も理解もされていなかった。
例えば、KuhlenschmidtはUS 3717007において塩吸収
剤をベースとした作業流体を用いた吸収サイクルが低い
蒸発器温度で作業することが可能であり、結晶化の問題
を引き起こさずに空気冷却された吸収剤を用いることが
可能であることを開示している。このサイクルの概略図
を図aに示す。このサイクルは二重効果発生器からなる
が、従来の二重効果システムに対して、第2効果発生器
からの低圧蒸気冷媒が、蒸発器からの冷媒蒸気を飛沫同
伴するエゼクタからの一次流体として用いられている。
これは、第2効果発生器からの冷媒はいずれも蒸発器を
通過しないことを意味する。したがって、このシステム
における冷媒のすべてが蒸発器における熱交換の目的の
ために用いられるわけではない。これは非効率的となる
傾向がある。
剤をベースとした作業流体を用いた吸収サイクルが低い
蒸発器温度で作業することが可能であり、結晶化の問題
を引き起こさずに空気冷却された吸収剤を用いることが
可能であることを開示している。このサイクルの概略図
を図aに示す。このサイクルは二重効果発生器からなる
が、従来の二重効果システムに対して、第2効果発生器
からの低圧蒸気冷媒が、蒸発器からの冷媒蒸気を飛沫同
伴するエゼクタからの一次流体として用いられている。
これは、第2効果発生器からの冷媒はいずれも蒸発器を
通過しないことを意味する。したがって、このシステム
における冷媒のすべてが蒸発器における熱交換の目的の
ために用いられるわけではない。これは非効率的となる
傾向がある。
エゼクタの排気は蒸発器と吸収器との間の圧力差を維
持するために吸収器へ排出される。これは、吸収器が第
1効果発生器から蒸発器を通過する冷媒を処理し、蒸発
器をバイパスする第2効果発生器からの冷媒も処理する
ことを意味する。したがって、吸収器は蒸発器内での熱
交換に直接関与しない冷媒も処理しなくてはならない。
これは非効率的となる傾向がある。さらに、吸収器が行
わなくてはならない処理が増加すればするほど、その大
きさおよび複雑さ、したがってシステムのそれも増大す
る。
持するために吸収器へ排出される。これは、吸収器が第
1効果発生器から蒸発器を通過する冷媒を処理し、蒸発
器をバイパスする第2効果発生器からの冷媒も処理する
ことを意味する。したがって、吸収器は蒸発器内での熱
交換に直接関与しない冷媒も処理しなくてはならない。
これは非効率的となる傾向がある。さらに、吸収器が行
わなくてはならない処理が増加すればするほど、その大
きさおよび複雑さ、したがってシステムのそれも増大す
る。
高圧の冷媒蒸気は第2効果発生器において凝縮される
のでこのサイクルにおいては凝縮器は存在しないこと、
および低圧の冷媒蒸気がエゼクタの一次流体として用い
られることに注意されたい。
のでこのサイクルにおいては凝縮器は存在しないこと、
および低圧の冷媒蒸気がエゼクタの一次流体として用い
られることに注意されたい。
同様に、Chenらはthe Journal of Applied Energy Vo
lume 30 Pages 37〜51において、エゼクタを備えたサイ
クルが発生器から戻った高温液体溶液を一次流体として
用い、蒸発器からの冷凍蒸気を二次流体として用いるこ
とを開示した。流体をエゼクタの一次流体として用いる
ことは発生器から直接得られる蒸気を用いるよりも非効
率的である。
lume 30 Pages 37〜51において、エゼクタを備えたサイ
クルが発生器から戻った高温液体溶液を一次流体として
用い、蒸発器からの冷凍蒸気を二次流体として用いるこ
とを開示した。流体をエゼクタの一次流体として用いる
ことは発生器から直接得られる蒸気を用いるよりも非効
率的である。
発生器の排気は図bに示すように吸収器へ排出され
る。ここでも、吸収器はシステムを流れる冷媒のすべて
を処理する責任を負っている。したがって、吸収器の大
きさおよび複雑さはそれに従って修正されなくてはなら
ない。吸収器と蒸発器との間の差分圧力比率は1.1から
1.2の間であることが請求の範囲に規定されている。
る。ここでも、吸収器はシステムを流れる冷媒のすべて
を処理する責任を負っている。したがって、吸収器の大
きさおよび複雑さはそれに従って修正されなくてはなら
ない。吸収器と蒸発器との間の差分圧力比率は1.1から
1.2の間であることが請求の範囲に規定されている。
ここに開示され発明される単効果システムのコンピュ
ータシミュレーションは、二重効果サイクルから得るこ
とが可能な値に近いCOP値が可能であるが、構成の複合
性が低下していることを示す。新しい設計に基づく製品
は、冷却のキロワットあたりの価格の点から従来の機器
よりも小型でありかつ安価とすることができる。提案さ
れるサイクルは二重効果システムに比べてさらに容易に
逆転させることができ、同様のCOP値でさらに高い吸込
み温度を提供することができる。COPのさらなる増加
は、組み合わせたエゼクタ−吸収サイクルにエコノマイ
ザユニットを導入することによって達成され得る。
ータシミュレーションは、二重効果サイクルから得るこ
とが可能な値に近いCOP値が可能であるが、構成の複合
性が低下していることを示す。新しい設計に基づく製品
は、冷却のキロワットあたりの価格の点から従来の機器
よりも小型でありかつ安価とすることができる。提案さ
れるサイクルは二重効果システムに比べてさらに容易に
逆転させることができ、同様のCOP値でさらに高い吸込
み温度を提供することができる。COPのさらなる増加
は、組み合わせたエゼクタ−吸収サイクルにエコノマイ
ザユニットを導入することによって達成され得る。
最も迅速な適用は、注文製造の機器に対してであり、
その後は主要なパートナーと直接組んで、および/また
は技術の使用許可を受けることによって大衆市場装置の
発展となる。
その後は主要なパートナーと直接組んで、および/また
は技術の使用許可を受けることによって大衆市場装置の
発展となる。
本発明の一実施態様を以下の図面を参照することによ
って単なる実施例として以下に説明する。
って単なる実施例として以下に説明する。
図1は従来の単効果吸収サイクルの概略図を示し、 図2は本発明による新規なエゼクタ−吸収システムの
概略図を示し、 図3は分離器をさらに備えた本発明による新規のエゼ
クタ−吸収システムの概略図を示し、さらに、 図4はエゼクタエコノマイザ装置をさらに備えた本発
明による新規のエゼクタ−吸収システムを示す。
概略図を示し、 図3は分離器をさらに備えた本発明による新規のエゼ
クタ−吸収システムの概略図を示し、さらに、 図4はエゼクタエコノマイザ装置をさらに備えた本発
明による新規のエゼクタ−吸収システムを示す。
先ず図1では、従来の吸収ヒートポンプおよび冷凍装
置システムが図示され、その最も簡単な形態において、
凝縮器2と流体接続した発生器1を備え、凝縮器2は蒸
発器3と流体接続している。蒸発器3は吸収器4と流体
接続しており、吸収器4は最終的に発生器と流体接続し
ている。このように、少なくとも4つの部材を有するシ
ステムが図示される。
置システムが図示され、その最も簡単な形態において、
凝縮器2と流体接続した発生器1を備え、凝縮器2は蒸
発器3と流体接続している。蒸発器3は吸収器4と流体
接続しており、吸収器4は最終的に発生器と流体接続し
ている。このように、少なくとも4つの部材を有するシ
ステムが図示される。
説明の目的のために、吸収剤および吸収器は臭化リチ
ウムであり、冷媒は水であるとする。冷媒(水)の蒸気
は蒸発器3から吸収器4へ流れ、そこで吸収剤(臭化リ
チウム)と共に溶液に取り込まれる。冷媒蒸気の流れは
蒸発器3内のボイル工程によって維持され、これによっ
て、必要な冷凍効果が生成される。吸収工程は発熱を伴
うので、吸収器4はその温度を維持するように一定の冷
却を必要とする。冷媒が吸収剤と共に溶液に入ると、水
蒸気を吸収するその能力が減少する。吸収剤の力を維持
するために、大量の溶液が高圧で発生器1へ継続的にポ
ンプ注入され、そこで溶液は加熱されて溶液から引き出
された冷媒水を発生し、その後、それは圧力調整バルブ
5を介して吸収剤4に戻される。高圧冷却水蒸気は発生
器1から凝縮器2へ流れ、そこで液化されて膨張バルブ
6を介して蒸発器3へ戻される。このようにしてサイク
ルは完了する。溶液熱交換器7は、発生器1から戻った
高温の溶液を用いる吸収器を離れる溶液を予め加熱する
ために追加され得る。このように、発生器1の入力が低
減され、システムの性能が改良される。
ウムであり、冷媒は水であるとする。冷媒(水)の蒸気
は蒸発器3から吸収器4へ流れ、そこで吸収剤(臭化リ
チウム)と共に溶液に取り込まれる。冷媒蒸気の流れは
蒸発器3内のボイル工程によって維持され、これによっ
て、必要な冷凍効果が生成される。吸収工程は発熱を伴
うので、吸収器4はその温度を維持するように一定の冷
却を必要とする。冷媒が吸収剤と共に溶液に入ると、水
蒸気を吸収するその能力が減少する。吸収剤の力を維持
するために、大量の溶液が高圧で発生器1へ継続的にポ
ンプ注入され、そこで溶液は加熱されて溶液から引き出
された冷媒水を発生し、その後、それは圧力調整バルブ
5を介して吸収剤4に戻される。高圧冷却水蒸気は発生
器1から凝縮器2へ流れ、そこで液化されて膨張バルブ
6を介して蒸発器3へ戻される。このようにしてサイク
ルは完了する。溶液熱交換器7は、発生器1から戻った
高温の溶液を用いる吸収器を離れる溶液を予め加熱する
ために追加され得る。このように、発生器1の入力が低
減され、システムの性能が改良される。
これに対して、図2において、本発明による吸収熱/
冷凍装置システムが図示される。エゼクタ8が蒸発器3
および発生器1の下流側であって、凝縮器2の上流側に
配置される。発生器1から出た冷媒蒸気がエゼクタ8を
駆動させ、続いて蒸発器3からの冷媒蒸気を飛沫同伴す
る。さらに、図1を参照して説明されるように、吸収器
4内の吸収剤もまた、蒸発器3からの冷媒蒸気を飛沫同
伴する。このように、本発明のシステムにおいて、2つ
の手段8および4が蒸発器3からの冷媒蒸気を飛沫同伴
するために設けられており、これによってシステムの性
能が向上する。しかしながら、蒸発器3を出てエゼクタ
8を通過する冷媒蒸気は凝縮器2へ送達される。これ
は、エゼクタ8を通過する冷媒蒸気が圧縮されて凝縮器
2内で凝縮するので、吸収器4にかかる重荷が大きく低
減されたことを意味する。吸収器4にかかる重荷または
負担は大きく低減され、その結果、吸収器4の大きさお
よび複雑さが従来の比較可能なシステムにおいて通常見
られるものの半分から3分の2にまで減少され得る。
冷凍装置システムが図示される。エゼクタ8が蒸発器3
および発生器1の下流側であって、凝縮器2の上流側に
配置される。発生器1から出た冷媒蒸気がエゼクタ8を
駆動させ、続いて蒸発器3からの冷媒蒸気を飛沫同伴す
る。さらに、図1を参照して説明されるように、吸収器
4内の吸収剤もまた、蒸発器3からの冷媒蒸気を飛沫同
伴する。このように、本発明のシステムにおいて、2つ
の手段8および4が蒸発器3からの冷媒蒸気を飛沫同伴
するために設けられており、これによってシステムの性
能が向上する。しかしながら、蒸発器3を出てエゼクタ
8を通過する冷媒蒸気は凝縮器2へ送達される。これ
は、エゼクタ8を通過する冷媒蒸気が圧縮されて凝縮器
2内で凝縮するので、吸収器4にかかる重荷が大きく低
減されたことを意味する。吸収器4にかかる重荷または
負担は大きく低減され、その結果、吸収器4の大きさお
よび複雑さが従来の比較可能なシステムにおいて通常見
られるものの半分から3分の2にまで減少され得る。
本発明のシステムを流れる冷媒のすべてが蒸発器を直
接通過し、したがって、周囲の環境との熱交換のために
用いられることに注意されたい。
接通過し、したがって、周囲の環境との熱交換のために
用いられることに注意されたい。
エゼクタによって蒸発器から引き出される蒸気の量は
システムの性能およびシステムの冷却の効率の両方を決
定する。引き出される蒸気の量が増加すればするほど、
冷却性能は増大する。
システムの性能およびシステムの冷却の効率の両方を決
定する。引き出される蒸気の量が増加すればするほど、
冷却性能は増大する。
図3は分離器9を備えた本発明によるエゼクタ−吸収
システムを示す。分離器9はシステムを流れる吸収剤溶
液の再充填または乾燥を制御するために設けられる。図
2に示すシステムにおいて、吸収剤の再充填は、発生器
1からエゼクタ2を通って流れる冷媒蒸気によって大部
分が決定されている。したがって、冷媒蒸気のエゼクタ
8を通る流れの速度は、吸収剤の再充填に対する重要な
制御効果を有している。これに対し、図3に示すシステ
ムにおいて、分離器9は、発生器1を通過して吸収器4
に戻る途中の吸収剤が分離器9においてさらに再充填さ
れることができるように設けられ、生成された冷媒蒸気
が供給ライン10を介して凝縮器2へと通過される。分離
器9における再充填は膨張などの従来の技術によって実
施され得る。分離器9の設置は用いられる吸収剤の性質
に依存し、分離器などのある吸収剤を備えたものとすれ
ば、システムが動作する方法を制御する際に有益であ
る。
システムを示す。分離器9はシステムを流れる吸収剤溶
液の再充填または乾燥を制御するために設けられる。図
2に示すシステムにおいて、吸収剤の再充填は、発生器
1からエゼクタ2を通って流れる冷媒蒸気によって大部
分が決定されている。したがって、冷媒蒸気のエゼクタ
8を通る流れの速度は、吸収剤の再充填に対する重要な
制御効果を有している。これに対し、図3に示すシステ
ムにおいて、分離器9は、発生器1を通過して吸収器4
に戻る途中の吸収剤が分離器9においてさらに再充填さ
れることができるように設けられ、生成された冷媒蒸気
が供給ライン10を介して凝縮器2へと通過される。分離
器9における再充填は膨張などの従来の技術によって実
施され得る。分離器9の設置は用いられる吸収剤の性質
に依存し、分離器などのある吸収剤を備えたものとすれ
ば、システムが動作する方法を制御する際に有益であ
る。
図4はエゼクタエコノマイザ装置11をさらに備えた本
発明によるエゼクタ−吸収システムを示す。エコノマイ
ザ装置11はエゼクタ8の下流側かつ凝縮器2の上流側に
設けられる。エノコマイザ装置11は吸収剤溶液が発生器
1を通過する前にそれを加熱するために用いられる。こ
のように、吸収器4を出た吸収剤は供給ライン12に沿っ
て移動する。この供給ラインは供給ライン13を通って平
行な流れを生成するために点Xで分岐している。ライン
13はエノコマイザ装置11を通って進み、供給ライン13a
を介して発生器1へ進む。さらに、発生器1およびエゼ
クタ8をすでに通過した冷媒蒸気も同様にエコノマイザ
装置11を通過する。このように、この冷媒蒸気からの熱
は供給ライン13を流れる吸収剤を加熱するために用いら
れる。供給ライン13aを介して発生器1へ通過する吸収
剤はこのようにして発生器1へ入る前に予め加熱され
る。これによってシステムの効率が増大する。
発明によるエゼクタ−吸収システムを示す。エコノマイ
ザ装置11はエゼクタ8の下流側かつ凝縮器2の上流側に
設けられる。エノコマイザ装置11は吸収剤溶液が発生器
1を通過する前にそれを加熱するために用いられる。こ
のように、吸収器4を出た吸収剤は供給ライン12に沿っ
て移動する。この供給ラインは供給ライン13を通って平
行な流れを生成するために点Xで分岐している。ライン
13はエノコマイザ装置11を通って進み、供給ライン13a
を介して発生器1へ進む。さらに、発生器1およびエゼ
クタ8をすでに通過した冷媒蒸気も同様にエコノマイザ
装置11を通過する。このように、この冷媒蒸気からの熱
は供給ライン13を流れる吸収剤を加熱するために用いら
れる。供給ライン13aを介して発生器1へ通過する吸収
剤はこのようにして発生器1へ入る前に予め加熱され
る。これによってシステムの効率が増大する。
加えて、蒸発器3から飛沫同伴され、エゼクタ8を通
過する冷媒蒸気も同様にエコノマイザ装置11を通過する
ことも理解され得る。
過する冷媒蒸気も同様にエコノマイザ装置11を通過する
ことも理解され得る。
したがって、発生器1および蒸発器3から引き出され
た冷媒蒸気は供給ライン13を通過する吸収剤を予め加熱
するために用いられる。この構成によって発生器にかか
る負担が低減され、凝縮器での外部熱転移を低減させ
る。これは、凝縮器の大きさ/能力が低減され得ること
を意味する。
た冷媒蒸気は供給ライン13を通過する吸収剤を予め加熱
するために用いられる。この構成によって発生器にかか
る負担が低減され、凝縮器での外部熱転移を低減させ
る。これは、凝縮器の大きさ/能力が低減され得ること
を意味する。
加熱器およびボイラーへの本発明の応用は本発明の範
囲内であり、さらに、本発明は化学および加工産業にお
ける市場性開発へも適用可能である。本発明の主な論点
はシステムの性能を変えるために蒸発器と凝縮器との間
にエゼクタを設けることに関する。
囲内であり、さらに、本発明は化学および加工産業にお
ける市場性開発へも適用可能である。本発明の主な論点
はシステムの性能を変えるために蒸発器と凝縮器との間
にエゼクタを設けることに関する。
フロントページの続き (72)発明者 アフォーンラタナ,ササ イギリス国 エス6 3ディーゼット, サウス ヨークシャー,シェフィール ド,インフィアマリー ロード,ポート ランド ストリート,ポートランド ビ ルディングス,フラット 2 (番地な し) (56)参考文献 特開 昭57−134669(JP,A) 特開 昭61−165561(JP,A) 実開 昭60−37773(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 15/00 301 F25B 15/00 303
Claims (7)
- 【請求項1】ヒートポンプおよび冷凍システムであっ
て、該システムへ動力を供給するために熱を生成する発
生器、該システムから熱を拒絶する凝縮器、環境との熱
交換を行う蒸発器、該蒸発器から冷媒蒸気を抽出する吸
収器、および該蒸発器から冷媒蒸気を抽出するエゼクタ
を備えており、該蒸発器から該エゼクタによって抽出さ
れた冷媒蒸気が該凝縮器へ直接送達される前に該エゼク
タを通過するように、該エゼクタが該蒸発器の下流側で
あってかつ該凝縮器の上流側に配置されており、該エゼ
クタの下流側に配置され、供給ラインを備えたエゼクタ
−エコノマイザがさらに設けられており、該供給ライン
は吸収剤を該吸収器から該エコノマイザへ引き出し、該
エコノマイザを通過した後に該吸収剤を該発生器へ送達
するヒートポンプおよび冷凍システム。 - 【請求項2】ヒートポンプおよび冷凍システムであっ
て、該システムへ動力を供給するために熱を生成する発
生器、該システムから熱を拒絶する凝縮器、環境との熱
交換を行う蒸発器、該蒸発器から冷媒蒸気を抽出する吸
収器、および該蒸発器から冷媒蒸気を抽出するエゼクタ
を備えており、該蒸発器から該エゼクタによって抽出さ
れた冷媒蒸気が該凝縮器へ直接送達される前に該エゼク
タを通過するように、該エゼクタが該蒸発器の下流側で
あってかつ該凝縮器の上流側に配置されており、該発生
器と該吸収器との間に分離器がさらに設けられており、
該発生器から該吸収器へ戻る吸収剤が該分離器を通過し
て冷媒蒸気を離すヒートポンプおよび冷凍システム。 - 【請求項3】前記エゼクタがさらに、前記発生器から出
た冷媒蒸気が該エゼクタを通過するように、該発生器の
下流側に配置されて、前記蒸発器からの冷媒蒸気の飛沫
同伴を引き起こす請求項1または2に記載のシステム。 - 【請求項4】すべての冷媒蒸気が前記蒸発器を通過し、
その後該蒸気の一部が該蒸発器を出て前記エゼクタへ通
過し、残りの部分が該蒸発器を出て前記吸収器へ通過す
るように回路が形成されている請求項1〜3のいずれか
に記載のシステム。 - 【請求項5】前記分離器が、前記吸収剤によって生じた
冷媒蒸気が該分離器から前記凝縮器へ通過するように、
該凝縮器とは流体接続している請求項2に記載のシステ
ム。 - 【請求項6】前記エゼクタの下流側に配置され、供給ラ
インを備えたエゼクタ−エコノマイザがさらに設けられ
ており、該供給ラインは吸収剤を前記吸収器から該エコ
ノマイザへ引き出し、該エコノマイザを通過した後に該
吸収剤を前記発生器へ送達する請求項2〜5のいずれか
に記載のシステム。 - 【請求項7】前記供給ラインが、前記吸収器を離れて前
記発生器へ向かう途中の前記吸収剤の一部が前記エコノ
マイザを通過するように迂回するように、該吸収器の下
流側に設けられている請求項1または6に記載のシステ
ム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB939301639A GB9301639D0 (en) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | Improvements relating to absorption refrigerators |
GB9301639.2 | 1993-01-27 | ||
PCT/GB1994/000160 WO1994017343A1 (en) | 1993-01-27 | 1994-01-27 | Improvements relating to absorption refrigerators |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08510825A JPH08510825A (ja) | 1996-11-12 |
JP3043811B2 true JP3043811B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=10729435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6516832A Expired - Lifetime JP3043811B2 (ja) | 1993-01-27 | 1994-01-27 | 吸収冷凍装置に関する改良 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5673566A (ja) |
EP (1) | EP0680588B1 (ja) |
JP (1) | JP3043811B2 (ja) |
AT (1) | ATE147500T1 (ja) |
AU (1) | AU5865394A (ja) |
DE (1) | DE69401423T2 (ja) |
GB (1) | GB9301639D0 (ja) |
WO (1) | WO1994017343A1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2835945B2 (ja) * | 1996-02-26 | 1998-12-14 | 中国電力株式会社 | 吸収冷凍機 |
AT409668B (de) * | 2000-08-31 | 2002-10-25 | Profactor Produktionsforschung | Vorrichtung und verfahren zur erzeugung von kälte und/oder wärme |
IL177020A0 (en) * | 2006-07-23 | 2006-12-10 | Totec Ltd Top Technologies | Absorption cooling system |
WO2009045553A1 (en) * | 2007-10-05 | 2009-04-09 | Barofold, Inc. | High pressure treatment of aggregated interferons |
EP2227662A4 (en) | 2007-11-27 | 2014-01-22 | Univ Missouri | THERMALLY GEARED HEAT PUMP FOR HEATING AND COOLING |
AU2009322086A1 (en) * | 2008-12-03 | 2011-07-21 | Andrews Power Australia Ltd | Cooling method and apparatus |
US8763408B2 (en) * | 2009-10-01 | 2014-07-01 | The Curators Of The University Of Missouri | Hybrid thermoelectric-ejector cooling system |
US8839635B2 (en) | 2010-03-18 | 2014-09-23 | Thermax Limited | High efficiency double-effect chiller heater apparatus |
CN103017399A (zh) * | 2012-12-14 | 2013-04-03 | 浙江大学 | 一种带喷射器的两级吸收式制冷装置 |
CN104154675B (zh) * | 2014-09-05 | 2016-04-20 | 哈尔滨工业大学 | 一种冷凝升压的溴化锂喷射吸收式制冷循环系统 |
CN104676958B (zh) * | 2015-02-03 | 2017-03-15 | 北京建筑大学 | 一种喷射‑吸收式复合制冷及热泵机组及其工作方式 |
CN106705487A (zh) * | 2017-02-23 | 2017-05-24 | 大连冷冻机股份有限公司 | 二氧化碳/氨冷凝蒸发模块 |
US10612821B1 (en) | 2018-07-03 | 2020-04-07 | Kalindha Rashmi LLC | Heat-pump system with combined vapor expansion-compression stages and single-effect vapor absorption unit |
US11221161B1 (en) * | 2018-07-03 | 2022-01-11 | Kalindha Rashmi LLC | Heat-pump system with combined vapor expansion-compression stages and single-effect vapor absorption unit |
CN111023623B (zh) * | 2019-12-05 | 2022-02-08 | 北京热科能源技术研究有限公司 | 一种低温热源吸收式热泵循环系统 |
KR102268283B1 (ko) * | 2020-01-06 | 2021-06-22 | 엘지전자 주식회사 | 이젝터 및 이를 포함하는 흡수식 냉온수기 |
CN115789986B (zh) * | 2023-01-30 | 2023-05-23 | 安徽普泛能源技术有限公司 | 一种再增压汽化的吸收式制冷系统及其冷热态启动方法和工艺 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1615353A (en) * | 1924-02-14 | 1927-01-25 | Siemensschuckertwerke Gmbh | Absorption method and apparatus |
US2014701A (en) * | 1928-08-18 | 1935-09-17 | Seligmann Arthur | Refrigerating plant |
US1934690A (en) * | 1931-02-02 | 1933-11-14 | Hoover Co | Absorption refrigeration |
DE673984C (de) * | 1938-01-12 | 1939-04-05 | Rudolf Fuchs Dipl Ing | Kontinuierlich wirkende Absorptionskaeltemaschine |
US2446988A (en) * | 1944-09-25 | 1948-08-10 | Mills Ind Inc | Absorption refrigeration apparatus |
US3167929A (en) * | 1962-11-30 | 1965-02-02 | Robert L Rorschach | Jet pump absorption refrigeration |
US3402570A (en) * | 1966-12-23 | 1968-09-24 | Ralph C. Schlichtig | Refrigeration systems and refrigerants used therewith |
US3440832A (en) * | 1967-11-29 | 1969-04-29 | Worthington Corp | Absorption refrigeration system with booster cooling |
US3638452A (en) * | 1969-10-20 | 1972-02-01 | Whirlpool Co | Series water-cooling circuit for gas heat pump |
US4285211A (en) * | 1978-03-16 | 1981-08-25 | Clark Silas W | Compressor-assisted absorption refrigeration system |
JPS5585864A (en) * | 1978-12-25 | 1980-06-28 | Hitachi Ltd | Closed circulating absorption refrigerating amchine |
US4374467A (en) * | 1979-07-09 | 1983-02-22 | Hybrid Energy, Inc. | Temperature conditioning system suitable for use with a solar energy collection and storage apparatus or a low temperature energy source |
US4248049A (en) * | 1979-07-09 | 1981-02-03 | Hybrid Energy Systems, Inc. | Temperature conditioning system suitable for use with a solar energy collection and storage apparatus or a low temperature energy source |
US4270365A (en) * | 1979-07-24 | 1981-06-02 | Sampietro Achilles C | Refrigeration apparatus |
US4301662A (en) * | 1980-01-07 | 1981-11-24 | Environ Electronic Laboratories, Inc. | Vapor-jet heat pump |
US4290273A (en) * | 1980-02-13 | 1981-09-22 | Milton Meckler | Peltier effect absorption chiller-heat pump system |
US4474025A (en) * | 1982-07-19 | 1984-10-02 | Georg Alefeld | Heat pump |
IL72882A0 (en) * | 1984-09-06 | 1984-12-31 | Univ Ben Gurion | Absorption system for refrigeration and heat pumping |
JPH0794933B2 (ja) * | 1988-08-09 | 1995-10-11 | 矢崎総業株式会社 | 空冷吸収冷暖房機 |
-
1993
- 1993-01-27 GB GB939301639A patent/GB9301639D0/en active Pending
-
1994
- 1994-01-27 EP EP94904729A patent/EP0680588B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-01-27 JP JP6516832A patent/JP3043811B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1994-01-27 US US08/500,941 patent/US5673566A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-01-27 WO PCT/GB1994/000160 patent/WO1994017343A1/en active IP Right Grant
- 1994-01-27 AT AT94904729T patent/ATE147500T1/de not_active IP Right Cessation
- 1994-01-27 AU AU58653/94A patent/AU5865394A/en not_active Abandoned
- 1994-01-27 DE DE69401423T patent/DE69401423T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08510825A (ja) | 1996-11-12 |
DE69401423T2 (de) | 1997-08-07 |
AU5865394A (en) | 1994-08-15 |
EP0680588B1 (en) | 1997-01-08 |
US5673566A (en) | 1997-10-07 |
WO1994017343A1 (en) | 1994-08-04 |
ATE147500T1 (de) | 1997-01-15 |
GB9301639D0 (en) | 1993-03-17 |
DE69401423D1 (de) | 1997-02-20 |
EP0680588A1 (en) | 1995-11-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3043811B2 (ja) | 吸収冷凍装置に関する改良 | |
Askalany et al. | A novel cycle for adsorption desalination system with two stages-ejector for higher water production and efficiency | |
US10612821B1 (en) | Heat-pump system with combined vapor expansion-compression stages and single-effect vapor absorption unit | |
US5600967A (en) | Refrigerant enhancer-absorbent concentrator and turbo-charged absorption chiller | |
Chen et al. | Theoretical analysis on a new direct expansion solar assisted ejector-compression heat pump cycle for water heater | |
CN107014015B (zh) | 热回收型蒸发冷凝式冷水机组 | |
US4732008A (en) | Triple effect absorption chiller utilizing two refrigeration circuits | |
AU2001286333B2 (en) | Method and arrangement for defrosting a vapor compression system | |
Xing et al. | Performance evaluation of an ejector subcooled vapor-compression refrigeration cycle | |
JP2012533046A (ja) | 暑さ及び寒さ管理のためのジェットポンプシステム、装置、配列、ならびに使用の方法 | |
CN101000180B (zh) | 两级与三级吸收式制冷机 | |
Qasem | Waste-heat recovery from a vapor-absorption refrigeration system for a desalination plant | |
Al-Mahmoud et al. | Thermodynamic performance evaluation of a hybrid ejector cooling and humidification-dehumidification desalination system | |
Yuan et al. | Experimental research of an integrative unit for air-conditioning and desalination | |
US11221161B1 (en) | Heat-pump system with combined vapor expansion-compression stages and single-effect vapor absorption unit | |
Yari et al. | Simulation study of the combination of absorption refrigeration and ejector-expansion systems | |
Pourreza-Djourshari et al. | Calculation of the performance of vapour compression heat pumps with solution circuits using the mixture R22-DEGDME | |
Tan et al. | Performance assessment of a two-stage evaporation grade compression heat pump system for double temperature level drinking water production | |
Lounissi et al. | Exergetic analysis of an absorption/compression refrigeration unit based on R124/DMAC mixture for solar cooling | |
Acevedo et al. | Thermodynamic analysis of cooling and heating systems for energy recovery | |
KR102010832B1 (ko) | 저온수 2단 흡수식 냉동기의 저부하 제어시스템 | |
CN1641292A (zh) | 新型吸收式制冷机 | |
Petrenko et al. | An advanced solar-assisted cascade ejector cooling/CO 2 sub-critical mechanical compression refrigeration system | |
Khan | Comparative analysis of single and double effect LiBr-water absorption system | |
JPS6222059B2 (ja) |