JP3043753U - 道路用照明標識 - Google Patents
道路用照明標識Info
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- JP3043753U JP3043753U JP1997004877U JP487797U JP3043753U JP 3043753 U JP3043753 U JP 3043753U JP 1997004877 U JP1997004877 U JP 1997004877U JP 487797 U JP487797 U JP 487797U JP 3043753 U JP3043753 U JP 3043753U
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- JP
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- sign
- road
- plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 夜間でもよく見え、標識としての本来の役割
を果たすことができ、しかも、その表示情報を認識させ
ることができ、割れにくく傷付きにくく、道路に埋めて
おくことができる道路用照明標識を提供する。 【解決手段】 ベースケース1の内側底面に、通電され
ると発光する薄形発光体2aが設置され、この薄形発光
体2aの上面に、表面に表示情報3aが表わされた透光
性のある図板3が設置され、この図板3の上面に、透明
な透明板4が設置されている。この、透明板4は、ポリ
カーボネート製である。そして、ベースケース1と、枠
2b、図板3および透明板4との隙間に、防水樹脂5が
充填されている。このため、夜間でもよく見え、標識と
しての本来の役割を果たすことができ、しかも、その表
示情報を認識させることができ、割れにくく傷付きにく
く、道路に埋めておくことができる。
を果たすことができ、しかも、その表示情報を認識させ
ることができ、割れにくく傷付きにくく、道路に埋めて
おくことができる道路用照明標識を提供する。 【解決手段】 ベースケース1の内側底面に、通電され
ると発光する薄形発光体2aが設置され、この薄形発光
体2aの上面に、表面に表示情報3aが表わされた透光
性のある図板3が設置され、この図板3の上面に、透明
な透明板4が設置されている。この、透明板4は、ポリ
カーボネート製である。そして、ベースケース1と、枠
2b、図板3および透明板4との隙間に、防水樹脂5が
充填されている。このため、夜間でもよく見え、標識と
しての本来の役割を果たすことができ、しかも、その表
示情報を認識させることができ、割れにくく傷付きにく
く、道路に埋めておくことができる。
Description
【0001】
本考案は、道路用照明標識に関する。さらに詳しくは、歩道や車道などの道路 に埋め込んで使用する道路用照明標識に関する。
【0002】
従来より横断歩道の近くや歩道の両側脇などに、標識は立設されている。その 標識には、「タバコのポイ捨てはやめましょう」等の標語、観光客のための周辺 地図および道案内、商店街の広告等の表示情報が表わされている。
【0003】
しかるに、夕方や夜間等、暗くなってくると、標識が見えなくなってしまう。 このため、夜間帯には、標識のすぐ近くを通ったとしても、その標識に気付かな いという問題がある。 しかも、通行人は標識に気付かないので、その表示情報を認識することができ ず、標識はその本来の役割を果たせないという問題がある。 また、従来の標識は立設されているので、通行人の視界を妨げているという問 題がある。 さらに、透明なガラスやアクリル樹脂製の標識を道路に単に埋めただけでは、 通行人によって踏まれるために、標識の材料がガラスの場合には割れやすく、ま たアクリル樹脂の場合には傷付きやすいという問題がある。
【0004】 本考案はかかる事情に鑑み、夜間でもよく見え、標識としての本来の役割を果 たすことができ、しかも、その表示情報を認識させることができ、割れにくく傷 付きにくく、道路に埋めておくことができる道路用照明標識を提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1の道路用照明標識は、道路に埋め込むベースケースと、該ベースケー スの上底面に設置され、通電されると発光する薄形発光体と、該薄形発光体の上 面に設置され、表面に表示情報が表わされ、透光性のある図板と、該図板の上面 に設置された透明な透明板とからなることを特徴とする。 請求項2の道路用照明標識は、前記透明板が、ポリカーボネート製であること を特徴とする。 請求項3の道路用照明標識は、前記ベースケースと、前記薄形発光体、前記図 板および前記透明板との隙間に防水樹脂が充填されていることを特徴とする。
【0006】
つぎに、本考案の実施形態を図面に基づき説明する。 図1は本実施形態の道路用照明標識10の分解斜視図、図2は同垂直断面図で ある。図1〜2に示すように、本実施形態の道路用照明標識10は、ベースケー ス1の上底面に、照明板2が設置され、この照明板2の上面に図板3が設置され 、この図板3の上面に透明板4が設置されたものである。 なお、照明板2、図板3および透明板4は、いずれも接着剤によって接着して もよく、単に積み重ねていてもよい。 さらになお、ベースケース1、照明板2、図板3および透明板4の面形状はそ れぞれ正方形であるが、長方形であってもよく、その面形状は特に限定されない 。
【0007】 そして、前記ベースケース1と、照明板2、図板3および透明板4との隙間に は、エポキシ樹脂などの防水樹脂5が充填されている。このため、照明板2、図 板3および透明板4は、この防水樹脂5によって、防水されるとともに保護され るという効果を奏する。 しかも、防水樹脂5によって照明板2は防水され、絶縁されている。したがっ て、ベースケース1の耐久力が高くなり、さらに、ベースケース1への漏電を防 止でき、この結果、ベースケース1の材料として通電性があり頑強な金属を使用 することができるという効果を奏する。
【0008】 まず、ベースケース1を説明する。ベースケース1は、その材料がステンレス 板で、正方形の底面の4側端縁部が立てられており、上部が開いた箱型に形成さ れたものである。 なお、ベースケース1の材料はステンレス板だけでなく、アクリル樹脂や塩化 ビニルなどであってもよく、種々の材料を採択しうる。 さらになお、ベースケース1の形状は、前記箱形のものだけではなく、単なる 平板であってもよく、特に制限されない。
【0009】 つぎに、照明板2を説明する。 照明板2は、薄形発光体2aの周囲に、枠2bが取り付けられたものである。 照明板2の薄形発光体2aは、非通電時には発光しないが、通電によって発光す るものである。本実施形態の道路用照明標識10において、その照明板2の薄形 発光体2aとして、電気ルミネセンス板を使用しており、非通電時には白濁色で 、通電時にはブルーグリーンの色で発光するものである。 なお、薄形発光体2aは、電気ルミネセンス板だけでなく、小型もしくは薄型 の蛍光灯等であってもよく、非通電時には発光しないが、通電によって発光する ものであれば、種々のものを採択しうる。 さらになお、薄形発光体2aは、非通電時にはピンク色で、通電時には白色で 発光するものであってもよく、その非通電時の色、その通電時の発光の色、およ びこれらの色の組み合わせは、特に制限されない。
【0010】 照明板2の枠2bは、その材料がアクリル樹脂で、その厚さが前記薄形発光体 2aより厚いものである。この枠2bは、照明板2が前記ベースケース1と後述 する図板3に挟まれたときに、その表裏面に加わる圧力が前記薄形発光体2aに 直接加わるのを防止するためのものである。 なお、この枠2bは本実施形態の道路用照明標識10の必須構成要素ではない が、この枠2bによって薄形発光体2aが保護されるので、薄形発光体2aに枠 2bを取り付けておくと好適である。 さらになお、薄型発光体2aの材料はアクリル樹脂だけでなく塩化ビニルなど 、種々の材料を採択しうる。
【0011】 つぎに、図板3を説明する。 前記図板3は、その材料がアクリル樹脂で、その色が乳半色や透明で、光が透 けて見える透光性を有するものである。この図板3の表面または裏面に、図示し ないが、「タバコのポイ捨てはやめましょう」等の標語、観光客のための周辺地 図および道案内、商店街の広告等の表示情報3aが印刷やシート貼りなどによっ て表し出されている。 なお、図板3の材料はアクリル樹脂だけでなく、透光性を有するものであれば 種々の材料を採択しうる。
【0012】 照明板2の枠2bおよび図板3はいずれもその材料がアクリル樹脂なので、こ れらを接着するための接着剤はアクリル用接着剤が好ましい。 なお、接着剤は、照明板2の枠2bおよび図板3のそれぞれの材料に応じて、 それに適した接着剤を用いればよく、種々のものを採択しうる。
【0013】 つぎに、透明板4を説明する。 前記透明板4は、その材料が透明なポリカーボネートで、その外側表面には複 数の滑り止め溝4aが間隔をもって、縦横に形成されたものである。ポリカーボ ネートは、硬く、耐衝撃性に優れた樹脂である。 なお、透明板4の材料はポリカーボネートだけでなく、用途に応じて、アクリ ル樹脂や塩化ビニル、強化ガラスなどの種々の材料を採択しうる。 さらになお、透明板4の色は、透明だけでなく、乳半色など半透明であっても よく、この透明板4を透して、図板3の図柄3aを見ることができる色であれば 特に限定されない。
【0014】 また、歩道用の場合には、透明板4の厚さは5〜10mm程度でよく、車道用の 場合には、10mm以上が好ましいが、透明板4の厚さは特に限定されない。 なお、滑り止め溝4aは本実施形態の道路用照明標識10の必須構成要素では ないので、透明板4の表面に滑り止め溝4aを設けなくてもよいが、滑り止め溝 4aを設けるとスリップ防止になるので好適である。 さらに、二塩化メチレン、二塩化エチレン、四塩化エチレンなどを溶剤とした 接着剤によって、図板3と透明板4とを接着すればよい。
【0015】 つぎに、本実施形態の道路用照明標識10の作用効果を説明する。 図3は道路に埋設された本実施形態の道路用照明標識10の垂直断面図、図4 は同平面図である。図3において、符号Gは地盤、符号Aは舗装材、符号Mはモ ルタルを示している。歩道や車道などの道路の地盤Gの表面を、例えばインター ロッキングやタイル、コンクリート等の舗装材Aによって舗装する。周囲の舗装 材Aの厚さに応じて、モルタルMを打設し、そして、このモルタルMの上に、本 実施形態の道路用照明標識10を、その透明板4を上に向けて埋め込む。このよ うにして道路用照明標識10を、その周囲の舗装材Aとの段差をなくして道路に 埋設することができる。また、埋設方法は埋設現場に応じて種々の方法にて行え ばよい。 本実施形態の道路用照明標識10の埋設場所としては、とくに、信号機のある 横断歩道の停止位置、公園ベンチの足元など、人が立ち止まったり居座ったりす ることの多い場所がよく、この場合、視認性が高いので好適である。 なお、図に示すように、道路用照明標識10の下面にボルトBを取り付けてお くと、盗難防止になるので好適である。
【0016】 日中は明るいので、歩道等を歩いている人達は、本実施形態の道路用照明標識 10の透明板4を透して、図板3の表示情報3aを見ることができる。このため 、本実施形態の道路用照明標識10は、標識としての本来の役割を果たすことが できる。 また、通行人等が直接踏む透明板がポリカーボネート製なので、通行人等によ って踏みつけられても、破損しにくく傷付きにくいという効果を奏する。
【0017】 夕方、夜になって暗くなった場合には、本実施形態の道路用照明標識10の照 明板2の薄形発光体2aに通電する。すると、照明板2の薄形発光体2aはその 発光色、例えばブルーグリーンで発光する。このため、歩道等を歩いている人達 は、透明板4を透して、図板3に表された「タバコのポイ捨てはやめましょう」 等の標語、観光客のための周辺地図および道案内、商店街の広告等の表示情報3 aを見ることができる。このため、本実施形態の道路用照明標識10は、夜間で もよく見え、標識としての本来の役割を果たすことができ、しかも、その表示情 報を認識させることができるという効果を奏する。 なお、暗い道路の足元を照らすので、安全性にも貢献する。
【0018】 図5は他の実施形態の道路用照明標識の分解斜視図である。同図に示すように 、道路用照明標識10の周囲にステンレスや真鍮製の枠11を取り付けてもよい 。この場合、この枠11によって、道路用照明標識10が保護され傷付きにくく なるとともに、道路用照明標識10がより引き立ち、通行人等に認識されやすい ので好適である。
【0019】 なお、本実施形態の道路用照明標識10を設置する場所は、ほとんどが公共の 道路である。この場合、その道路の管理者すなわち官公庁からの許可によっての み設置することができる。したがって、不用なものまたは公序良俗に反するもの の設置は当然許可されないので、乱設によって公共の道路の雰囲気を壊すもので はない。
【0020】
請求項1の道路用照明標識によれば、薄形発光体に通電すると、この薄形発光 体が発光して、図板を照らすので、夜間でもよく見え、標識としての本来の役割 を果たすことができ、しかも、その表示情報を認識させることができる。 請求項2の道路用照明標識によれば、通行人等が直接踏む透明板がポリカーボ ネート製なので、通行人等によって踏みつけられても、破損しにくく傷付きにく い。 請求項3の道路用照明標識によれば、防水できるので、道路に埋めておくこと ができ、ベースケースの耐久力が高くなり、さらに、ベースケースへの漏電を防 止でき、この結果、ベースケースの材料として、通電性があり頑強な金属を使用 することができる。
【図1】本実施形態の道路用照明標識10の分解斜視図
である。
である。
【図2】本実施形態の道路用照明標識10の垂直断面図
である。
である。
【図3】道路に埋設された本実施形態の道路用照明標識
10の垂直断面図である。
10の垂直断面図である。
【図4】本実施形態の道路用照明標識10の平面図であ
る。
る。
【図5】他の実施形態の道路用照明標識の分解斜視図で
ある。
ある。
1 ベースケース 2a 薄形発光体 3 図板 3a 表示情報 4 透明板 10 道路用照明標識
Claims (3)
- 【請求項1】道路に埋め込むベースケースと、該ベース
ケースの上底面に設置され、通電されると発光する薄形
発光体と、該薄形発光体の上面に設置され、表面に表示
情報が表わされ、透光性のある図板と、該図板の上面に
設置された透明な透明板とからなることを特徴とする道
路用照明標識。 - 【請求項2】前記透明板が、ポリカーボネート製である
ことを特徴とする請求項1記載の道路用照明標識。 - 【請求項3】前記ベースケースと、前記薄形発光体、前
記図板および前記透明板との隙間に防水樹脂が充填され
ていることを特徴とする請求項1または2記載の道路用
照明標識。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997004877U JP3043753U (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 道路用照明標識 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997004877U JP3043753U (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 道路用照明標識 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3043753U true JP3043753U (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=43178199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997004877U Expired - Lifetime JP3043753U (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 道路用照明標識 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3043753U (ja) |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP1997004877U patent/JP3043753U/ja not_active Expired - Lifetime
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