JP3043629U - 自転車のシート姿勢調整機構 - Google Patents

自転車のシート姿勢調整機構

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JP3043629U
JP3043629U JP1997002699U JP269997U JP3043629U JP 3043629 U JP3043629 U JP 3043629U JP 1997002699 U JP1997002699 U JP 1997002699U JP 269997 U JP269997 U JP 269997U JP 3043629 U JP3043629 U JP 3043629U
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JP
Japan
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tab
seat
pipe
bicycle
adjusting mechanism
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997002699U
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English (en)
Inventor
トゥン レン シアオ
Original Assignee
チュイターチーチエコンイエグーフゥンユーシェンコンシー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車のシート姿勢を調整するために、フレ
ームに設けられてシートポストを前後方向へ回動自在に
支持するシート姿勢調整機構を提供する。 【解決手段】 シート姿勢調整機構は、自転車フレーム
10の主パイプ11に設けられる前タブ16と、主パイ
プ11に設けられる下タブ17と、上端部にシートポス
トを受容しかつ下端部で下タブ17に前後回動可能に取
付けられる立パイプ21と、前タブ16と立パイプ21
の上端部近傍に設けられる後タブ211との間に配置さ
れるテレスコピック形伸縮管組体とを備える。前タブ1
6と下タブ17と後タブ211とは三角形の各頂点に位
置する。テレスコピック形伸縮管組体は、一端部で前タ
ブ16に上下回動可能に取付けられる外管22と、一端
部が外管22の他端部に挿入されかつ他端部で後タブ2
11に上下回動可能に取付けられる内管23とから構成
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は自転車のシート姿勢調整機構に関し、特に、自転車のシート姿勢を調 整するために、フレームに設けられ、立パイプに高さ調整自在に挿入固定したシ ートポストを前後角度調整自在に支持するシート姿勢調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
自転車は陸上のもっとも便利な人力乗物と言える。特に最近では、人力によら なければならないので、スポーツ用具としてのみならずレクリエーション用とし ても歓迎されており、自転車及びオートバイと共存している。もちろん、現在の 自転車は過去の自転車に比べ、機械的構造も人体工学的設計も様々に改良されて いる。具体的な改良点として、機械的構造については、例えば伝動系統、変速機 構、振動吸収機構等が挙げられ、人体工学的設計については、例えば着脱可能な 上パイプ構造の導入、高さ又は傾斜角度の調整ができるシート等が挙げられる。
【0003】 しかしながら、従来の自転車におけるシートは前記のように、高さ又は傾斜角 度の調整はできるが、シートとハンドルバーとの間の前後方向における距離は変 更できない。この欠点により、シート全体の姿勢を体位別に、又は他の様々な状 況や需要に対応して変化させる機能が不十分であり、人体工学的な観点でまだ理 想的とは言えない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、上記した従来の自転車のシート姿勢調整機構の欠点を解消す るべく、自転車のシート姿勢を調整するために、フレームに設けられ、立パイプ に高さ調整自在に挿入固定したシートポストを前後角度調整自在に支持するシー ト姿勢調整機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案は、自転車のシート姿勢を調整するために 、フレームに設けられてシートポストを前後角度調整自在に支持するシート姿勢 調整機構であって、フレームに設けられる前タブと、フレームに設けられる下タ ブと、上端部にシートポストを受容、支持するための開口を有するとともに、下 端部で下タブに前後方向へ回動可能に取付けられる立パイプと、立パイプの表面 の上端部近傍に設けられる後タブであって、前タブと下タブと後タブとのそれぞ れが三角形の各頂点に位置するようになっている後タブと、前タブと後タブとの 間に配置され、両端部で前タブと後タブとのそれぞれに上下方向へ回動可能に取 付けられるテレスコピック形伸縮管とを具備したことを特徴とする自転車のシー ト姿勢調整機構を提供する。
【0006】 さらに本考案は、上記シート姿勢調整機構において、テレスコピック形伸縮管 が、一端部が前タブに回動可能に取付けられるとともに、他端部に軸方向へ延び るスリットが形成されて径方向へ拡縮可能となっている外管と、一端部が外管の 他端部に挿入されるとともに、他端部が後タブに回動可能に取付けられる内管と 、外管の他端部に着脱自在に取付けられ、内管を外管に対し所望の挿入位置に固 定するための締付けバンドとから構成される自転車のシート姿勢調整機構を提供 する。 さらに本考案は、上記シート姿勢調整機構において、立パイプの上端部が軸方 向へ延びるスリットを有して径方向へ拡縮可能となっており、立パイプのスリッ トを有する位置に、シートポストを所望の挿入位置で固定するための締付けバン ドが取付けられる自転車のシート姿勢調整機構を提供する。
【0007】
【考案の実施の形態】
次に、図面を参照して、本考案の実施形態を説明する。図1は、本考案の実施 形態による自転車のシート姿勢調整機構を自転車のフレームと共に示す分解斜視 図であり、図2は、図1の実施形態をシートを取付けた状態で示す組立斜視図で あり、図3は、図2の実施形態においてシート姿勢を変更した状態を示す斜視図 である。 図に示すように、自転車のフレーム10は、自転車の前部からほぼ中央部まで 斜めに下がるように設けられた主パイプ11を備える。主パイプ11の前端部に は、ヘッドパイプ(図示せず)を挿通してハンドルバーや前ホーク等(図示せず )を取付けるためのヘッドラグ12が設けられる。主パイプ11の後端部にはハ ンガ13が設けられ、ハンガ13と主パイプ11の下側面のヘッドラグ12寄り の位置との間に副パイプ14が湾曲して延設される。ハンガ13の後方側には後 ホーク15が設けられる。このようなフレーム10の構成は従来のものと同様で あるので詳述しない。
【0008】 本考案の実施形態によるシート姿勢調整機構20は、主パイプ11の上面のほ ぼ中央部に設けた前タブ16と、主パイプ11の上面の後端部寄りに設けた下タ ブ17と、立パイプ21と、テレスコピック形伸縮管組体22,23とから構成 される。立パイプ21は上端部に開口を有し、この上端開口からシートポスト3 0を挿入することによりシート40を示持するものであり(図2又は図3参照) 、下端部で主パイプ11の下タブ17に前後方向へ回動自在に取付けられる。立 パイプ21の前面の上端部寄りには後タブ211が設けられる。したがって前タ ブ16と下タブ17と後タブ211とは、ほぼ三角形の各頂点に配置される。前 タブ16と後タブ211との間には、テレスコピック形伸縮管組体22,23が 配設される。テレスコピック形伸縮管組体22,23は、その両端部のいずれも が上下方向へ回動できるように、前タブ16及び後タブ211のそれぞれに枢支 される。また、立パイプ21の上端部にはその軸方向に延びるスリット210が 形成され、それにより上端部が径方向へ拡張収縮可能になっている。さらに、立 パイプ21のスリット210を形成した位置には、シートポスト30を所望の挿 入位置で固定するための締付けバンド24が取付けられる。
【0009】 テレスコピック形伸縮管組体22,23は、一端部で前タブ16に上下方向へ 回動可能に枢支されるとともに、他端部で開口しかつその軸方向へ延びるスリッ ト220が形成されて径方向へ拡張収縮可能となっている外管22と、一端部で 外管22の開口他端部に摺動自在に挿入されるとともに、他端部で後タブ211 に上下方向へ回動可能に枢支される内管23とから構成される。外管22のスリ ット220付きの他端部には、締付けバンド25が着脱自在に取付けられ、内管 23を外管22に対し所望の挿入位置で固定できるようになっている。
【0010】 本考案のように構成されたシート姿勢調整機構は、上記実施形態のように自転 車のフレーム10に採用した場合、図2及び図3に示すように、締付けバンド2 4を一旦緩めてシートポスト30の立パイプ21に対する挿入位置を変更するこ とにより、シート40の高低位置を調整することができるだけでなく、締付けバ ンド25を一旦緩めてテレスコピック形伸縮管組体の内管23の外管22に対す る挿入位置を変更することにより、シート40をシートポスト30及び立パイプ 21と共に前後方向へ回動して、自転車の前後方向におけるシート40の位置を 調整することができる。 このような作用効果を有する本考案のシート姿勢調整機構に合わせて、従来の シート自体に設けられた傾斜角度調整機構を使用すると、理想的なシート姿勢の 調整を完全に行なえる自転車を提供することができる。
【提出日】平成9年5月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】
自転車は陸上のもっとも便利な人力乗物と言える。特に最近では、人力によら なければならないので、スポーツ用具としてのみならずレクリエーション用とし ても歓迎されており、自車及びオートバイと共存している。もちろん、現在の 自転車は過去の自転車に比べ、機械的構造も人体工学的設計も様々に改良されて いる。具体的な改良点として、機械的構造については、例えば伝動系統、変速機 構、振動吸収機構等が挙げられ、人体工学的設計については、例えば着脱可能な 上パイプ構造の導入、高さ又は傾斜角度の調整ができるシート等が挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態によるシート姿勢調整機構を
自転車のフレームと共に示す分解斜視図である。
【図2】図1の実施形態をシートを取付けた状態で示す
組立斜視図である。
【図3】図2の実施形態においてシート姿勢を変更した
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…フレーム 11…主パイプ 16…前タブ 17…下タブ 20…シート姿勢調整機構 21…立パイプ 210…スリット 211…後タブ 22…外管 220…スリット 23…内管 24…締付けバンド 25…締付けバンド 30…シートポスト 40…シート

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車のシート姿勢を調整するために、
    フレームに設けられてシートポストを前後角度調整自在
    に支持するシート姿勢調整機構であって、 前記フレームに設けられる前タブと、 前記フレームに設けられる下タブと、 上端部に前記シートポストを受容、支持するための開口
    を有するとともに、下端部で前記下タブに前後方向へ回
    動可能に取付けられる立パイプと、 前記立パイプの表面の前記上端部近傍に設けられる後タ
    ブであって、前記前タブと前記下タブと該後タブとのそ
    れぞれが三角形の各頂点に位置するようになっている後
    タブと、 前記前タブと前記後タブとの間に配置され、両端部で該
    前タブと該後タブとのそれぞれに上下方向へ回動可能に
    取付けられるテレスコピック形伸縮管、とを具備したこ
    とを特徴とする自転車のシート姿勢調整機構。
  2. 【請求項2】 前記テレスコピック形伸縮管が、 一端部が前記前タブに回動可能に取付けられるととも
    に、他端部に軸方向へ延びるスリットが形成されて径方
    向へ拡縮可能となっている外管と、 一端部が前記外管の前記他端部に挿入されるとともに、
    他端部が前記後タブに回動可能に取付けられる内管と、 前記外管の前記他端部に着脱自在に取付けられ、前記内
    管を該外管に対し所望の挿入位置に固定するための締付
    けバンド、とから構成される請求項1に記載の自転車の
    シート姿勢調整機構。
  3. 【請求項3】 前記立パイプの前記上端部が軸方向へ延
    びるスリットを有して径方向へ拡縮可能となっており、
    該立パイプの該スリットを有する位置に、前記シートポ
    ストを所望の挿入位置で固定するための締付けバンドが
    取付けられる請求項1又は2に記載の自転車のシート姿
    勢調整機構。
JP1997002699U 1997-04-10 1997-04-10 自転車のシート姿勢調整機構 Expired - Lifetime JP3043629U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010137608A1 (ja) * 2009-05-29 2010-12-02 アルプス電気株式会社 自転車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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