JP3043527B2 - 構内用無線内線着信転送方式 - Google Patents
構内用無線内線着信転送方式Info
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- JP3043527B2 JP3043527B2 JP27216492A JP27216492A JP3043527B2 JP 3043527 B2 JP3043527 B2 JP 3043527B2 JP 27216492 A JP27216492 A JP 27216492A JP 27216492 A JP27216492 A JP 27216492A JP 3043527 B2 JP3043527 B2 JP 3043527B2
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は構内用電子交換機におけ
る構内用無線内線の着信転送方式に関する。
る構内用無線内線の着信転送方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の構内用無線内線の着信転送では、
構内用無線内線が対応する接続装置の電波圏外へ移動し
て呼出不可状態の場合に、発信者がこの構内用無線内線
に対し内線呼出を行うと、呼出不可状態であるにもかか
わらず呼出音が送出される。
構内用無線内線が対応する接続装置の電波圏外へ移動し
て呼出不可状態の場合に、発信者がこの構内用無線内線
に対し内線呼出を行うと、呼出不可状態であるにもかか
わらず呼出音が送出される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の構内用無線
内線の着信転送では構内用無線内線が電波圏外へ移動し
呼出不可状態になった場合、この呼出不可状態の構内用
無線内線への着信を他の構内用無線内線，構内用有線内
線，中継台，トーキー装置および外線へ転送することが
できず、発信者が呼出を途中放棄するまで呼出音の送出
が続けられるため、潜在的に不完了呼が増加するという
問題点があった。
内線の着信転送では構内用無線内線が電波圏外へ移動し
呼出不可状態になった場合、この呼出不可状態の構内用
無線内線への着信を他の構内用無線内線，構内用有線内
線，中継台，トーキー装置および外線へ転送することが
できず、発信者が呼出を途中放棄するまで呼出音の送出
が続けられるため、潜在的に不完了呼が増加するという
問題点があった。
【０００４】本発明の目的は、電波圏外へ移動した構内
用無線内線に着信があったとき、この構内用無線内線を
収容していた接続装置を介してその構内用無線内線を呼
び出すのではなく、直接、予め登録した転送先へ着信を
転送し潜在的な不完了呼の増加を回避する構内用無線内
線着信転送方式を提供することにある。
用無線内線に着信があったとき、この構内用無線内線を
収容していた接続装置を介してその構内用無線内線を呼
び出すのではなく、直接、予め登録した転送先へ着信を
転送し潜在的な不完了呼の増加を回避する構内用無線内
線着信転送方式を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の構内無線内線着
信転送方式は、移動可能な複数の構内用無線内線と、分
担する電波圏内に在圏する複数の前記構内用無線内線を
接続する複数の接続装置とを収容した構内交換機におけ
る構内用無線内線着信転送方式において、前記構内用無
線内線が各各どの前記接続装置の電波圏内に在圏するか
を示す位置情報と前記構内用無線内線が電波圏内から圏
外へ移動したときの移動先を示す転送先情報とを前記構
内用無線内線対応に登録するメモリを備え、前記構内用
無線内線が前記電波圏外に移動し呼び出し不可状態とな
ったときこの構内用無線内線が移動前に在圏した電波圏
内の前記接続装置が前記構内用無線内線の圏外移動を検
出して前記構内交換機が具備する中央制御装置に通知
し、前記メモリから対応する位置情報を消去し、圏外に
移動し位置情報が消去された前記構内用無線内線に着信
があったとき前記メモリに予め登録されている転送先情
報を読み出し、その転送先情報に従って着信転送するこ
とを特徴とする
信転送方式は、移動可能な複数の構内用無線内線と、分
担する電波圏内に在圏する複数の前記構内用無線内線を
接続する複数の接続装置とを収容した構内交換機におけ
る構内用無線内線着信転送方式において、前記構内用無
線内線が各各どの前記接続装置の電波圏内に在圏するか
を示す位置情報と前記構内用無線内線が電波圏内から圏
外へ移動したときの移動先を示す転送先情報とを前記構
内用無線内線対応に登録するメモリを備え、前記構内用
無線内線が前記電波圏外に移動し呼び出し不可状態とな
ったときこの構内用無線内線が移動前に在圏した電波圏
内の前記接続装置が前記構内用無線内線の圏外移動を検
出して前記構内交換機が具備する中央制御装置に通知
し、前記メモリから対応する位置情報を消去し、圏外に
移動し位置情報が消去された前記構内用無線内線に着信
があったとき前記メモリに予め登録されている転送先情
報を読み出し、その転送先情報に従って着信転送するこ
とを特徴とする
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００７】図１は本発明の一実施例のブロック図であ
る。構内用電子交換機は、時分割スイッチ１と、これに
接続され構内用無線内線１０〜１５を各々の電波圏内１
６〜１９に収容可能な接続装置６〜９を制御する回線制
御装置４〜５とから構成され、これらは記憶装置３内の
情報にしたがって中央制御装置２により集中制御され
る。図２は本発明で使用する記憶装置３の構内用無線内
線メモリ２０のメモリ構成の一例である。構内用無線内
線メモリ２０は、構内電子交換機が収容する無線内線の
内線番号対応ブロック２１−１〜２１−ｎより成り、無
線内線番号対応ブロック２１−１〜２１−ｎは位置登録
情報格納エリア２２−１〜２２−ｎと転送情報格納エリ
ア２３−１〜２３−ｎとから構成される。無線内線番号
対応ブロック２１−３が構内用無線内線１３の無線内線
番号に対応するブロックであったとする。
る。構内用電子交換機は、時分割スイッチ１と、これに
接続され構内用無線内線１０〜１５を各々の電波圏内１
６〜１９に収容可能な接続装置６〜９を制御する回線制
御装置４〜５とから構成され、これらは記憶装置３内の
情報にしたがって中央制御装置２により集中制御され
る。図２は本発明で使用する記憶装置３の構内用無線内
線メモリ２０のメモリ構成の一例である。構内用無線内
線メモリ２０は、構内電子交換機が収容する無線内線の
内線番号対応ブロック２１−１〜２１−ｎより成り、無
線内線番号対応ブロック２１−１〜２１−ｎは位置登録
情報格納エリア２２−１〜２２−ｎと転送情報格納エリ
ア２３−１〜２３−ｎとから構成される。無線内線番号
対応ブロック２１−３が構内用無線内線１３の無線内線
番号に対応するブロックであったとする。
【０００８】構内用無線内線１３が今、接続装置８の電
波圏内１８に収容されており、接続装置８はこれを検出
して回線制御装置５を経由し、位置登録要求を中央制御
装置２へ伝える。中央制御装置２は位置登録要求に応答
して記憶装置３内の構内用無線内線メモリ２０の構内用
無線内線１３の内線番号に対応した無線内線番号対応ブ
ロック２１−３の位置登録情報格納エリア２２−３へ、
構内用無線内線１３をその電波圏内１８に収容する接続
装置８の情報を書込み、位置登録を行う。また、無線内
線番号対応ブロック２１−３の転送情報格納エリア２３
−３へは保守端末や中継台等の釦操作等あるいは構内用
有線や無線内線等からの特番操作等により予め、電波圏
外移動時の転送先情報を登録するもので、転送情報格納
エリア２３−３には転送先情報として構内用無線内線１
０の無線内線番号が登録されているものとする。
波圏内１８に収容されており、接続装置８はこれを検出
して回線制御装置５を経由し、位置登録要求を中央制御
装置２へ伝える。中央制御装置２は位置登録要求に応答
して記憶装置３内の構内用無線内線メモリ２０の構内用
無線内線１３の内線番号に対応した無線内線番号対応ブ
ロック２１−３の位置登録情報格納エリア２２−３へ、
構内用無線内線１３をその電波圏内１８に収容する接続
装置８の情報を書込み、位置登録を行う。また、無線内
線番号対応ブロック２１−３の転送情報格納エリア２３
−３へは保守端末や中継台等の釦操作等あるいは構内用
有線や無線内線等からの特番操作等により予め、電波圏
外移動時の転送先情報を登録するもので、転送情報格納
エリア２３−３には転送先情報として構内用無線内線１
０の無線内線番号が登録されているものとする。
【０００９】この状態で構内用無線内線１３に着信があ
った場合、中央制御装置２は記憶装置３内の構内用無線
内線メモリ２０の無線内線番号対応ブロック２１−３を
参照し、位置登録情報格納エリア２２−３から構内用無
線内線１３を収容する接続装置が接続装置８であること
を識別した後、回線制御装置５を経由して接続装置８へ
構内用無線内線１３の呼出しを指示する。
った場合、中央制御装置２は記憶装置３内の構内用無線
内線メモリ２０の無線内線番号対応ブロック２１−３を
参照し、位置登録情報格納エリア２２−３から構内用無
線内線１３を収容する接続装置が接続装置８であること
を識別した後、回線制御装置５を経由して接続装置８へ
構内用無線内線１３の呼出しを指示する。
【００１０】次に構内用無線内線１３が移動して電波圏
内１８を含むすべての電波圏内１６〜１９からはずれ、
電波圏外の状態となったとする。接続装置８は位置登録
時と同様にこれを検出し位置削除要求を中央制御装置２
へ伝える。中央制御装置２は位置削除要求に応答して、
無線内線番号対応ブロック２１−３の位置登録情報格納
エリア２２−３の内容を消去し、位置登録抹消を行う。
内１８を含むすべての電波圏内１６〜１９からはずれ、
電波圏外の状態となったとする。接続装置８は位置登録
時と同様にこれを検出し位置削除要求を中央制御装置２
へ伝える。中央制御装置２は位置削除要求に応答して、
無線内線番号対応ブロック２１−３の位置登録情報格納
エリア２２−３の内容を消去し、位置登録抹消を行う。
【００１１】この状態で構内用無線内線１３に着信があ
った場合、中央制御装置２は位置登録情報格納エリア２
２−３を検索するが位置登録情報格納エリア２２−３の
内容は消去されているため、次に転送情報格納エリア２
３−３を参照し転送先情報として構内用無線内線１０の
無線内線番号を読出す。更に中央制御装置２は構内用無
線内線１０の無線内線番号対応の無内線番号対応ブロッ
ク２１−１の位置登録情報格納エリア２２−１の内容を
読出す。この位置登録情報格納エリア２２−１には接続
装置６の情報が格納されているため、中央制御装置２は
回線制御装置４を経由して接続装置６へ構内用無線内線
１０の呼出を指示する。
った場合、中央制御装置２は位置登録情報格納エリア２
２−３を検索するが位置登録情報格納エリア２２−３の
内容は消去されているため、次に転送情報格納エリア２
３−３を参照し転送先情報として構内用無線内線１０の
無線内線番号を読出す。更に中央制御装置２は構内用無
線内線１０の無線内線番号対応の無内線番号対応ブロッ
ク２１−１の位置登録情報格納エリア２２−１の内容を
読出す。この位置登録情報格納エリア２２−１には接続
装置６の情報が格納されているため、中央制御装置２は
回線制御装置４を経由して接続装置６へ構内用無線内線
１０の呼出を指示する。
【００１２】また、構内用無線内線１３が電波圏内１６
〜１９の何れかへ移動した場合は、再びその電波圏内の
接続装置に収容され、上述と同様な位置登録処理が実行
されるため、構内用無線内線１３への着信は転送されず
に構内用無線内線１３を呼出す。なお、転送先が構内用
有線内線，中継台，トーキー装置および外線の場合も同
様に動作することはいうまでもない。
〜１９の何れかへ移動した場合は、再びその電波圏内の
接続装置に収容され、上述と同様な位置登録処理が実行
されるため、構内用無線内線１３への着信は転送されず
に構内用無線内線１３を呼出す。なお、転送先が構内用
有線内線，中継台，トーキー装置および外線の場合も同
様に動作することはいうまでもない。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、構内用無
線内線が電波圏外へ移動し呼出不可となった場合、構内
用無線内線への着信を他の構内用無線内線，構内用有線
内線，中継台，トーキー装置および外線へ転送すること
を可能としたので、発信者が呼出途中放棄を行うまで呼
出音が送出され続け潜在的に不完了呼が増加するという
問題点を回避できるという効果を有する。
線内線が電波圏外へ移動し呼出不可となった場合、構内
用無線内線への着信を他の構内用無線内線，構内用有線
内線，中継台，トーキー装置および外線へ転送すること
を可能としたので、発信者が呼出途中放棄を行うまで呼
出音が送出され続け潜在的に不完了呼が増加するという
問題点を回避できるという効果を有する。
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
【図２】本発明の構内用無線内線メモリの構成図であ
る。
る。
【符号の説明】 １ 時分割スイッチ ２ 中央制御装置 ３ 記憶装置 ４〜５ 回線制御装置 ６〜９ 接続装置 １０〜１５ 構内用無線内線 １６〜１９ 電波圏内 ２０ 構内用無線内線メモリ ２１−１〜２１−ｎ 無線内線番号対応ブロック ２２−１〜２２−ｎ 位置登録情報格納エリア ２３−１〜２３−ｎ 転送情報格納エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−294197（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/04
Claims (1)
- 【請求項１】 移動可能な複数の構内用無線内線と、分
担する電波圏内に在圏する複数の前記構内用無線内線を
接続する複数の接続装置とを収容した構内交換機におけ
る構内用無線内線着信転送方式において、前記構内用無
線内線が各各どの前記接続装置の電波圏内に在圏するか
を示す位置情報と前記構内用無線内線が電波圏内から圏
外へ移動したときの移動先を示す転送先情報とを前記構
内用無線内線対応に登録するメモリを備え、前記構内用
無線内線が前記電波圏外に移動し呼び出し不可状態とな
ったときこの構内用無線内線が移動前に在圏した電波圏
内の前記接続装置が前記構内用無線内線の圏外移動を検
出して前記構内交換機が具備する中央制御装置に通知
し、前記メモリから対応する位置情報を消去し、圏外に
移動し位置情報が消去された前記構内用無線内線に着信
があったとき前記メモリに予め登録されている転送先情
報を読み出し、その転送先情報に従って着信転送するこ
とを特徴とする構内用無線内線着信転送方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27216492A JP3043527B2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 構内用無線内線着信転送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27216492A JP3043527B2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 構内用無線内線着信転送方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06125581A JPH06125581A (ja) | 1994-05-06 |
| JP3043527B2 true JP3043527B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=17509982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27216492A Expired - Lifetime JP3043527B2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 構内用無線内線着信転送方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3043527B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI20010018A (fi) * | 2001-01-05 | 2002-07-06 | Nokia Corp | Tilaajalle soitetun puhelun reitittäminen |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP27216492A patent/JP3043527B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06125581A (ja) | 1994-05-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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