JP3042930U - 貴金属製装身具の留め金具 - Google Patents

貴金属製装身具の留め金具

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JP3042930U
JP3042930U JP1997002344U JP234497U JP3042930U JP 3042930 U JP3042930 U JP 3042930U JP 1997002344 U JP1997002344 U JP 1997002344U JP 234497 U JP234497 U JP 234497U JP 3042930 U JP3042930 U JP 3042930U
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spring
necklace
metal fitting
fastener
present
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Inventor
和彦 晴▲まき▼
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株式会社桑山貴金属
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貴金属製装身具のうち例えばネックレス等
の両端部をつなぎ留め脱着する留め金具の構造に於い
て、金具の係合いを脱すための押しボタン部が金具正面
方向を向いて取り付けられていることから、他のネック
レスを構成するパーツの形状と異なり、ネックレスをつ
なぎ留めた際ネックレス全体の外観を損ねていた。 【解決手段】留め金具の構造に於いて、差し込み凸部に
取り付けるバネ作用部品両端押しボタン部を金具側面左
右方向それぞれに向けたものにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、貴金属製装身具の留め金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
貴金属製装身具のうち例えばネックレス等をつなぎ止める留め金具に於いて、 雌部材と雄部材とで構成された、しかも差し込み構造であるものがあった(例え ば、特開平08−256810参照)。 これはネックレス等の両端部に取り付けられ、差し込みバネ片を持った雄部をシ リンダ状の雌部に差し込むことにより、バネ作用部品のバネ力にて係合凹部が係 り止め突部に係合してネックレス等の両端部を連結した状態にするものであった 。 構造を見るとバネ作用部品の係止突部は金具正面方向を向いて設置されていた。 又、バネ作用部品がバネ性部品が1枚で構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来技術例の内容にもある様に、従来の構造では係止突部が金具正面方向を向 いているため、ネックレス等をつなぎ止めた際使用中に金具の押しボタン部を誤 って押してしまい、金具の係り留めが脱れてしまうという課題があった。 又、金具雄部材に取り付けたバネ性部品が1枚であることから、そのバネ力が弱 く雌部材との係合が脱れやすく、ネックレス等をつなぎ止めるのに不安が残ると いう課題も有していた。 本発明は、上記課題を解決すべく鑑みたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1に記載した通り、留め金具の構造で差し込み 凸部のバネ作用部品両端の押しボタン部2カ所を金具側面左右方向それぞれに向 けて取り付けた。又、請求項2に記載した通り、差し込み金具雄部材のバネ性部 品2枚を合わせて構成した。
【0005】
【作用】
本考案による構造を持った留め金具は、バネ作用部両端の押しボタン部2カ所 を同時に押し圧しないと係り合いが脱れないことから、使用中片側一カ所のみを 押しただけでははずれない。
【0006】 又、押しボタン部を金具側面左右方向それぞれに向けて取り付けたことで、金具 正面・背面両方向どちらでも脱着使用可能となった。
【0007】 又、バネ片2枚を合わせたことでバネ作用部品の持つバネ性が強くなり、金具雌 部に係合する係り合いが強くなった。
【0008】 又、本留め金具はネックレスを形成するパーツの一部を使用していること、そし て押しボタン部を金具両側面左右方向それぞれに向けて取り付けたことでパーツ 正面・背面から見ると他のネックレスを構成するパーツと形状が変わらないこと から、ネックレス全体の外観を損ねるということがない。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例について図面を用いて説明する。
【実施例】
図1・2に於いて本考案留め金具をネックレス(1)に使用した場合、ネック レス(1)を構成するパーツの一部(2)を使用し他のネックレスを構成するパ ーツと形状が変わらないことから、ネックレス(1)全体の外観を損ねることが ないのがわかる。
【0010】 又、図3・4に於いて本考案の留め金具差し込み凸部バネ性部品(5,6)の形 状を表し、バネ作用材(7,8)2枚を合わせて構成しているのを示す。そして このバネ性部品両端押しボタン部を金具側面方向に向けて取り付けているのがわ かる。
【0011】 本考案留め金具凸部(3)を凹部(4,9)に差し込み、凸部(3)に施した バネ性部品(5,6)が凹部(4,9)の内部に係り合い、凸部バネ性部品(5 ,6)がそのバネ力によって凹部(4,9)内で開こうとする、その係合によっ てネックレス(1)端部をつなぎ止める。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上説明した様な構造を持つ留め金具によって、使用中に誤って押し ボタンを押してネックレスを脱すということがなく、金具の係り合いが強いこと から、従来のつなぎ止める際の不安が解消される。
【0013】
【提出日】平成9年5月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、貴金属製装身具の留め金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
貴金属製装身具のうち例えばネックレス等をつなぎ止める留め金具に於いて、 雌部材と雄部材とで構成された、しかも差し込み構造であるものがあった(例え ば、特開平08−256810参照)。 これはネックレス等の両端部に取り付けられ、差し込みバネ片を持った雄部をシ リンダ状の雌部に差し込むことにより、バネ作用部品のバネ力にて係合凹部が係 り止め突部に係合してネックレス等の両端部を連結した状態にするものであった 。構造を見るとバネ作用部品の係止突部は金具正面方向を向いて設置されていた 。又、バネ作用部品がバネ性部品が1枚で構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術例の内容にもある様に、従来の構造では係止凸部が金具正面方向を向 いているため、ネックレス等をつなぎ止めた際使用中に金具の押しボタン部を誤 って押してしまい、金具の係り留めが脱れてしまうという課題があった。
【0005】 又、金具雄部材に取り付けたバネ性部品が1枚であることから、そのバネ力が弱 く雌部材との係合が脱れやすく、ネックレス等をつなぎ止めるのに不安が残ると いう課題も有していた。 本考案は、上記課題を鑑みたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1に記載した通り、留め金具の構造で差し込み 凸部のバネ性部品両端の押しボタン部2カ所を、金具側面左右方向それぞれに向 けて取り付けた。
【0007】又、請求項2に記載した通り、差し込み金具バネ性部品を、バネ作用材を2枚貼 り合わせて構成した。
【0008】
【作用】
本考案による構造を持った留め金具は、バネ性部品両端の押しボタン部2カ所 を同時に押し圧しないと係り合いが脱れないことから、使用中片側一カ所のみを 押しただけでははずれない。
【0008】 又、押しボタン部を金具側面左右方向それぞれに向けて取り付けたことで、金具 正面・背面両方向どちらでも脱着使用可能となった。
【0009】又、バネ作用材を2枚貼り合わせたことで、 バネ作用部品の持つバネ性が強くな り、金具雌部に係合する係り合いが強くなった。
【0010】又、本考案留め金具は、パーツ正面・背面から見ると他のネックレスを構成する パーツと形状が変わらないことから、ネックレス全体の外観を損ねるということ がない。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例について図面を用いて説明する。
【実施例】 図1・2に於いて本考案留め金具は、ネックレス(1)を構成するパーツの一 部を使用し、他のネックレスを構成するパーツと形状が変わらないことから、ネ ックレス(1)全体の外観を損ねることがないのがわかる。
【0012】又、図3・4に於いて本考案の留め金具差し込み凸部バネ性部品(5)の形状を 表し、バネ作用材(6)を2枚貼り合わせて構成しているのを示す。そしてこの バネ性部品両端押しボタン部を、金具側面左右方向それぞれに向けて取り付けて いるのがわかる。
【0013】 本考案留め金具凸部(3)を凹部(4)に差し込み、凸部(3)に施したバネ 性部品(5)が凹部(4)の内部に係り合い、凸部バネ性部品(5)がそのバネ 力によって凹部(4)内で開こうとする、その係合によってネックレス(1)端 部をつなぎ止めている。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上説明した様な構造を持つ留め金具によって、使用中に誤って押し ボタンを押してネックレスを脱すということがなく、金具の係り合いが強いこと から、従来のつなぎ止める際の不安が解消される。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をネックレスに使用した場合の参考使
用例正面図である。
【図2】 本発明を図1の様なネックレスを構成するパ
ーツの一部に使用した場合の参考使用例正面図である。
【図3】 本発明を構成する差し込み凸部バネ性部品形
状を表した正面及び側面図である。
【図4】 本発明を構成する差し込み凸部バネ性部品形
状に於いて、バネ作用材2枚を合わせた状態を表した正
面図である。
【図5】 本発明を構成する凹部底面図である。
【符号の説明】
1・・・参考使用例のネックレスの一部 2・・・本発明留め金具 3・・・金具差し込み凸部 4・・・金具凹部 5・・・差し込み凸部バネ性部品正面図 6・・・差し込み凸部バネ性部品側面図 7・・・バネ作用材1 8・・・バネ作用材2 9・・・金具凹部底面図
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 貴金属製装身具の留め金具
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案をネックレスに使用した場合の参考使
用例正面図。
【図2】 本考案を図1に記載のネックレスを構成する
パーツの一部に使用した場合の参考使用例正面図。
【図3】 本考案を構成する差し込み凸部バネ性部品の
正面及び側面図。
【図4】 本考案差し込み凸部バネ性部品を構成する、
バネ作用材2枚の正面図。
【図5】 本考案を構成する凹部底面図。
【符号の説明】 1…参考使用例のネックレスの一部 2…本考案留め金具 3…金具差し込み凸部 4…金具凹部 5…差し込み凸部バネ性部品 6…バネ性部品を構成する、バネ作用材
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貴金属製装身具のうち例えばネックレス
    (1)等の両端部をつなぎ留め着脱する留め金具に於い
    て、一端部(4,9)が開口した中空部を要した凹状を
    なし、該中空部の凹部に向けて係り留める為の挿入凸部
    (3)がもう一端に設けられている。この凸側の挿入部
    品(3)に係り留める為のバネ片(7,8)が取り付け
    られており、このバネ作用部品(5,6)の両端押しボ
    タン部が金具側面左右方向それぞれに向けて構成されて
    いることを特徴とする貴金属製装身具の留め金具。
  2. 【請求項2】 請求項1にして、金具挿入凸部(3)を
    バネ性部品(7,8)2枚で構成することを特徴とする
    貴金属製装身具の留め金具。
JP1997002344U 1997-04-02 1997-04-02 貴金属製装身具の留め金具 Expired - Lifetime JP3042930U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628525U (ja) * 1992-09-02 1994-04-15 三井造船株式会社 氷スラリー貯蔵装置におけるスラリー配管構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628525U (ja) * 1992-09-02 1994-04-15 三井造船株式会社 氷スラリー貯蔵装置におけるスラリー配管構造

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