JP3042872U - ハンドストラップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 止め具に貫通孔を設けて、体裁良く、鍵，小
形飾り物などの小物を簡単にぶら下げることができるよ
うにする。 【解決手段】 手首に掛けるためのループ状の部分を有
する手提げ紐（１）と、前記手提げ紐と吊り下げられる
べき物の間を繋ぐための取付け紐（２）と、手提げ紐と
取付け紐の外見上の境界となる部分を覆うようにして固
定する止め具（３）とからなり、前記止め具（３）に、
飾り物などの小物類を結合するための貫通孔（４）を設
ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、携帯電話機やカメラなどの携行品を吊り下げるためのストラップに 関し、特に、前記携行品とともに鍵や小さな飾り物などを一緒にぶら下げて楽し むことができるハンドストラップに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種のストラップは、単にその機能を果たすだけでなく、手に馴染み やすく体裁の良いものが強く希望される傾向にある。そのような要望に応えるた め、紐や止め具のデザイン、色彩などに種々工夫を凝らし、また吊り下げる物に 応じた充分な強度を持たせたものがある。 図４は、従来のハンドストラップの一例を示す斜視図である。図４において１ は、手に掛けるためのループ状の手提げ紐である。２は、手提げ紐と吊り下げら れるべき物の間を繋ぐための取付け紐である。５は、手提げ紐１と取付け紐２の 境界部を覆い、かつ固定する止め具である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

一方、手提げ携行品とともに、鍵類，小さな人形，彫刻品，その他マスコット などの小物を一緒にくっつけて携行することが、若い人を中心に遊び心で喜ばれ ることが多い。ところが、従来のハンドストラップには、これらの小形飾り物を ぶら下げる工夫がされていないので、手提げ携行品のどこか別の部分にくっつけ る他はなかった。 本発明の課題は、体裁良く、鍵，小形飾り物などの小物を簡単にぶら下げるた めの構造を備えたハンドストラップを提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

前記の課題を解決するため、本考案のハンドストラップは、手首に掛けるため のループ状の部分を有する手提げ紐（１）と、前記手提げ紐と吊り下げられるべ き物（１０）の間を繋ぐための取付け紐（２）と、前記手提げ紐（１）と前記取 付け紐（２）の外見上の境界となる部分を覆うようにして固定する止め具（３） とからなり、前記止め具（３）に、飾り物などの小物類（１１，１２，２１，２ ２など）を結合するための貫通孔（４）を設けた構成とする。

【０００５】

【考案の実施の形態】

次に本考案の実施形態について、図面を参照して詳しく説明する。 図１は本考案の一実施形態を示す斜視図である。 図１に示すように、本考案のハンドストラップは、手首に掛けるためのループ 状の手提げ紐１と、手提げ紐１と吊り下げられるべき物の間を繋ぐための取付け 紐２と、手提げ紐１と取付け紐２の外見上の境界となる部分を覆うようにして固 定する止め具３とから構成されている。

【０００６】 ただし、従来の図４に示すハンドストラップの止め具５には孔が一切設けられ ていないが、本考案の実施形態は、止め具３に、飾り物などの小物を結合するた めの貫通孔４が設けられている。 貫通孔４を設ける位置，大きさ，形などについては、図１に示すものは単にそ の一例に過ぎず、体裁がよければ何処でも何でも良い。

【０００７】 なお、止め具３の覆う位置は、手提げ紐１と取付け紐２の外見上の境界となる 部分であれば良く、例えば吊り下げ強度を大きくするため、手提げ紐を袋状にし 、取付け紐を手提げ紐より長くして、その一部を手提げ紐の中に通した場合でも 、手提げ紐の端部から取付け紐が外部に見える境目の位置に、止め具３を配置す ればよい。

【０００８】 図２および図３は、図１の実施形態の使用例の要部を示す斜視図である。 図２および図３において、１０および２０は、本考案のハンドストラップによ って吊り下げられる物（カメラ，携帯電話機など）である。 １１，１２，２１，２２は、カメラ，携帯電話機などとともに止め具３により 吊り下げられる小物類である。

【０００９】 図２の場合は、止め具３の貫通孔４を貫通するリング１３には、リング１４が 結合されている。鍵１１はリング１４に結合されている。マスコット１２も、リ ング１４に鎖１５を介して結合されている。 リング１４は一本の針金の輪を二重にして他の輪や孔の開いたものに対し、結 合、取外しが自由にできるので、鍵１１やマスコット１２は、他の小物との交換 が容易である。

【００１０】 図３の場合は、なすかん２４の孔と止め具３の貫通孔４を貫通するリング２３ によって、なすかん２４は止め具３に結合されている。鎖２６のついた鈴２１や 、鎖２８のついたマスコット２２は、それぞれリング２５やリング２７を介して 、なすかん２４に結合される。 リング２５やリング２７は、なすかん２４からの取外し自在であるので、鈴２ １やマスコット２２は、他の小物との交換が容易である。

【００１１】

【考案の効果】

以上詳しく説明したように、本考案によれば、手首に掛けるための手提げ紐と 、吊り下げられるべき物と手提げ紐の間を繋ぐ取付け紐の境い目を覆い固定する 止め具に、貫通孔を設けることにより、この貫通孔を利用して、鍵，マスコット など、小形装飾品その他の小物を取りつけることができるという効果がある。 したがって、本考案のハンドストラップを使用すれば、カメラ，携帯電話機な ど、日頃よく携行する物と一緒に、好みの小物を簡単にぶら下げることができる ので、遊び心を生かして外出時の楽しみを一層楽しくすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施形態を示す斜視図である。

【図２】図１の実施形態の使用例を示す斜視図である。

【図３】図１の実施形態の他の使用例を示す斜視図であ
る。

【図４】従来のハンドストラップの例を示す斜視図であ
る。

【符号の説明】

１ 手提げ紐 ２ 取付け紐 ３，５ 止め具 ４ 貫通孔 １０，２０ 吊り下げられる物 １１，１２，２１，２２ 小物類

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 手首に掛けるためのループ状の部分を有
   する手提げ紐と、 前記手提げ紐と吊り下げられるべき物の間を繋ぐための
   取付け紐と、 前記手提げ紐と前記取付け紐の外見上の境界となる部分
   を覆うようにして固定する止め具とからなり、 前記止め具に、飾り物などの小物類を結合するための貫
   通孔を設けたことを特徴とするハンドストラップ。