JP3042437U - 超音波発音式犬のムダ吠え防止装置 - Google Patents
超音波発音式犬のムダ吠え防止装置Info
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- JP3042437U JP3042437U JP1996011666U JP1166696U JP3042437U JP 3042437 U JP3042437 U JP 3042437U JP 1996011666 U JP1996011666 U JP 1996011666U JP 1166696 U JP1166696 U JP 1166696U JP 3042437 U JP3042437 U JP 3042437U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 興奮して無駄吠えをしている犬を黙らせる装
置 【解決手段】 超音波発音部を組み込んだ受信装置と、
この受信装置を操作する発信装置とからなり、犬に装着
した受信装置を発信装置で遠隔操作し、犬に超音波音を
聞かせてムダ吠えをやめさせる超音波発音式犬のムダ吠
え防止装置。
置 【解決手段】 超音波発音部を組み込んだ受信装置と、
この受信装置を操作する発信装置とからなり、犬に装着
した受信装置を発信装置で遠隔操作し、犬に超音波音を
聞かせてムダ吠えをやめさせる超音波発音式犬のムダ吠
え防止装置。
Description
【0001】
本考案は犬のムダ吠えを静める手段の提供と更にそれを利用した訓練用システ ムに使用する超音波発音式犬のムダ吠え防止装置に関するものである。
【0002】
犬は興奮して吠え続けると飼い主の叱り声も耳に入らなくなってしまう。マン ションや密集した住宅地等ではこの無駄吠えを止めることが重要である。この無 駄吠えを止めさせるしつけ用、或いは訓練用の各種器具が知られている。代表的 な物として、オンオフスイッチ操作を無線方式で出来る小型スタンガンを犬の首 に取り付け、無駄吠えする犬に電気ショックを与えるものがある。また同様に無 線によるスイッチ操作、或いは犬の吠え声に反応する作動スイッチにより首輪に 取り付けたスプレーガンを作動させて犬の嫌う香りを放散するものがある。また 犬が興奮して吠えている時に、犬に当たらぬように空き缶を5−6ケ紐で束ねた ものを投げつけ大きな音をさせて犬の注意をそらせることも行われている。
【0003】
しかしながら前記のような電気ショック方式は与える電気ショックの程度が難 しく且つ的確に選定出来たとしても犬に与える影響は大きく犬と人間の信頼関係 を失う恐れが大きいと言う問題がある。 香水の香りを放散させる方式もすぐに香りに慣れてしまい、又屋内の場合臭い がこもると言う問題がある。 また空き缶投げつけ方式は空き缶の投げ方が悪いと窓や家具を破損させたり犬 に怪我をさせてしまう等の問題がある。
【0004】
本考案は上記の課題を解決し、犬に特別の負担を課することなく深夜の集合住 宅でも静粛にムダ吠えを止めさせる躾を行うことが出来、且つ又犬笛等と併用訓 練を行った場合更に高度の目的にも使うことの出来る犬の無駄吠え防止装置を提 供することを目的とする。
【0005】
本考案は上記の問題を解決するため考案したもので、超音波発音部を組み込ん だ受信装置と、この受信装置を操作する発信装置とからなり、犬に装着した受信 装置を発信装置で遠隔操作し、犬に超音波音を聞かせてムダ吠えをやめさせる超 音波発音式犬のムダ吠え防止装置である。
【0006】 興奮して吠え続けると犬は飼い主の叱り声も耳に入らなくなってしまうが、こ の興奮して吠え続けている犬にも耳元で鳴る音には反応し一瞬黙る。この音に超 音波を選定すれば人間の耳にはほとんど聞こえない超音波音も犬にとっては十分 に可聴範囲であり、周囲の人間に対しては無音状態で訓練がおこなえる。興奮が 中断された時にすかさず「黙れ」と命令してやる事の反復訓練により耳元の音を 聞くだけで「黙れ」と判断し吠えるのをやめるようになる。本方式はこの様な訓 練を基本にしているのでその他の訓練にも応用出来る。
【0007】
以下に本考案の実施例を図面により詳細に説明する。
【0008】 まず、本考案の構成につき説明する。 図1は犬と送信装置と受信装置との関係を示す図で、1は訓練する人が操作す る送信装置、2は犬11に装着する受信装置で、この受信装置内には超音波発音 部3が組み込まれている。なお、図中4は送信装置1から発射される操作信号で ある。図2は送信装置1の外観図で、電源スイッチ8を入れ、信号発信用のスイ ッチ6をONにすると操作信号がアンテナ7から発射される。図3、図4は犬に 装着する首輪10で、この首輪には図2に示す送信装置1から発射される信号を 受信して作動する受信装置2が取り付けられており、この受信装置2には超音波 発音部3が組み込まれている。5は超音波発音部3の発信音を犬に聞かせるスピ ーカー、9は受信アンテナである。
【0009】 犬の首に図3または図4に示す首輪10を装着し、訓練する人が電源スイツチ 8をON状態にした送信装置1の信号発信スイッチ6を押すと、送信装置1のア ンテナ7から操作信号4が発射される。送信装置1から発射された操作信号4を アンテナ9で受信すると、受信装置2が超音波発音部3の回路を閉にして、超音 波発音部3から超音波が発信され、この音がスピーカー5から犬の耳に入る。 また吠え癖のある対象犬は小型犬であることが多いので受信装置2及び超音波 発音部3は極力IC等を利用し小型化する。超音波発音部3の取り付け位置は、 犬の耳との距離が重要であるが首輪、胴輪に取り付いている限り、耳からは至近 距離であるので装着中に身体の周りで肩或いは腹に移動しても問題無い。受信装 置2にはアンテナを必要とする事が多いので電線をアンテナ9とし首輪、胴輪に 巻き付けるのが良い。音の大きさは小さ過ぎると効果は減少してしまうし、大き 過ぎると犬をおびえさせてしまうのでテストの段階で適当な範囲で調整するのが 望ましい。
【0010】 犬がムダ吠えを始めたら送信装置1の信号発信スイッチ6を押し受信装置2の 超音波発音部3の回路を閉にして超音波発音部3を作動させる。犬はその音に驚 いて吠えるのを止めるのですかさず「黙れ」と命令し黙らせる。この繰返し訓練 により超音波発音部3の音だけで犬は黙るようになる。使用する超音波は吠え続 ける犬の関心を瞬時引けば良く、実験の結果では音の高低(周波数の違い)は効 果に影響を持たなかった。
【0011】 送信装置1、受信装置2は一般の子供用玩具として使用されているリモコン用 途の物、或いは赤外線発射方式の物でよい。赤外線発射方式より電波方式の方が 屋内より屋外に居る犬に向け信号を送ることが出来るのでより適当である。
【0012】 以上示したように本考案は従来の空き缶を投げつけて犬自身や他の家具等を破 損するリスクを有する野蛮な方式や、犬との信頼関係を損なう恐れのある電気シ ョック方式、或いは家中臭いだらけになる香水噴射方式の各種問題を補い、また 発音部に人間の耳には無音の超音波を使用するので深夜の集合住宅や住宅密集地 でも有効に使用出来る。
【0013】 その他超音波発音部3の音の鳴らし方で、例えば短く一度鳴らせば「吠えるの を止めてここに来い」、二度鳴らせば「自分の小屋に退避せよ」、長く鳴らせば 「そこで待て」等犬笛と併用して教えこんで訓練することもできる。音の近似性 のある犬笛と併用することにより短期間で効果的に教えこむことが出来る。
【0014】
超音波発音部3を使用した本方式では、例え深夜の集合住宅でも人間の耳には ほぼ無音で、且つ犬に特別な負担をかけることなく犬の興奮を中断させ躾が行え る。静かに犬のムダ吠えを叱り又訓練を行うことが出来るので、従来悩みの種で あった住宅密集地や集合住宅での例え深夜でも犬の飼育が可能になった。 又超音波発音は犬笛と共通性があるので、犬自身本方式の訓練には何ら違和感 も不快感も示さず極めて自然に訓練できる事も本方式の特徴である。犬笛と併用 して訓練するとこれまで素人には困難であった各種犬の訓練が容易に出来るよう になる。
【図1】犬と送信装置、受信装置と超音波発音部の関係
を示す図である。
を示す図である。
【図2】送信装置の外観図である。
【図3】犬の首輪に付けた受信装置と超音波発音部の状
態の外観図である。
態の外観図である。
【図4】犬の首輪に付けた受信装置と超音波発音部の状
態の外観図である。
態の外観図である。
1 送信装置 2 受信装置 3 超音波発音部 4 信号 5 発音スピーカー 6 送信装置の信号発信スイツチ 7 送信装置のアンテナ 8 送信装置の電源スイツチ 9 受信装置のアンテナ線 10 犬の首輪 11 犬
Claims (1)
- 【請求項1】 超音波発音部を組み込んだ受信装置と、
この受信装置を操作する発信装置とからなり、犬に装着
した受信装置を発信装置で遠隔操作し、犬に超音波音を
聞かせてムダ吠えをやめさせる超音波発音式犬のムダ吠
え防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996011666U JP3042437U (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | 超音波発音式犬のムダ吠え防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996011666U JP3042437U (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | 超音波発音式犬のムダ吠え防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3042437U true JP3042437U (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=43176928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996011666U Expired - Lifetime JP3042437U (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | 超音波発音式犬のムダ吠え防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3042437U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015149969A (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-24 | 古野電気株式会社 | 動物監視システム |
-
1996
- 1996-08-14 JP JP1996011666U patent/JP3042437U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015149969A (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-24 | 古野電気株式会社 | 動物監視システム |
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