JP3042275U - 建築用板材 - Google Patents
建築用板材Info
- Publication number
- JP3042275U JP3042275U JP1997003800U JP380097U JP3042275U JP 3042275 U JP3042275 U JP 3042275U JP 1997003800 U JP1997003800 U JP 1997003800U JP 380097 U JP380097 U JP 380097U JP 3042275 U JP3042275 U JP 3042275U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum foil
- fluororesin film
- fluororesin
- film
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来から建築用材の表面に弗素樹脂フィルムを
表面に貼着することにより、表面に付着した汚れが雑巾
などで払拭することにより容易に落ちる。しかし、弗素
樹脂フィルムは建築用材の基板との接着性が悪く、基板
表面に特殊の表面処理をする必要があった。この場合表
面処理が適切でないと、弗素樹脂が剥離し易くなり耐候
性、耐久性を欠如することになる。本考案は簡単に弗素
樹脂を貼着できて、かつ、耐候性、耐久性を向上すると
ともに、化粧面の美観を保持しようとする。 【解決手段】基板1にポリエチレン・テレフタレート・
フィルム2を貼着して表面処理して、アルミ箔3を貼着
し、該アルミ箔3表面に粘着剤vを介して、弗素樹脂フ
ィルム4を積層固定しており化粧模様5が弗素樹脂フィ
ルム4にバックプリントされているか、アルミ箔3表面
に印刷されている、建築用板材。
表面に貼着することにより、表面に付着した汚れが雑巾
などで払拭することにより容易に落ちる。しかし、弗素
樹脂フィルムは建築用材の基板との接着性が悪く、基板
表面に特殊の表面処理をする必要があった。この場合表
面処理が適切でないと、弗素樹脂が剥離し易くなり耐候
性、耐久性を欠如することになる。本考案は簡単に弗素
樹脂を貼着できて、かつ、耐候性、耐久性を向上すると
ともに、化粧面の美観を保持しようとする。 【解決手段】基板1にポリエチレン・テレフタレート・
フィルム2を貼着して表面処理して、アルミ箔3を貼着
し、該アルミ箔3表面に粘着剤vを介して、弗素樹脂フ
ィルム4を積層固定しており化粧模様5が弗素樹脂フィ
ルム4にバックプリントされているか、アルミ箔3表面
に印刷されている、建築用板材。
Description
【0001】
建築物の内装用、外装用に用いられる弗素樹脂フィルムを表面に貼着した建築 用板材。
【0002】
従来から建築用材の表面に弗素樹脂フィルムを貼着する試みは多くなされてい る。弗素樹脂フィルムを表面に貼着することにより、表面に付着した汚れが雑巾 などで払拭することにより容易に落ちるからである。
【0003】 しかし、弗素樹脂フィルムは建築用材の基板との接着性が悪く、基板表面に特 殊の表面処理をする必要があった。この場合表面処理が適切でないと、弗素樹脂 フィルムが剥離し易くなる。また、弗素樹脂フィルムは静電気を帯電する傾向が あり、この帯電部に汚れが発生し、化粧面の美観を損なうことがある。
【0004】
表面に弗素樹脂フィルムを貼着した建築用材において、弗素樹脂フィルムを特 殊の表面処理を施すことなく、建築用板材表面に貼着して耐候性、耐久性を向上 すること。 貼着した弗素樹脂フィルムは静電気が帯電するのを防止すること。 化粧表面を美しくすること。
【0005】
基板1にポリエチレン・テレフタレート・フィルム2を貼着して表面処理して 、アルミ箔3を貼着し、 該アルミ箔3表面に粘着剤vを介して、弗素樹脂フィルム4を積層固定してお り、 化粧模様5が弗素樹脂フィルム4にバックプリントされているか、アルミ箔3 表面に印刷されている、建築用板材。
【0006】
▲a▼基板1の表面をポリエチレン・テレフタレート・フィルム2で表面処理 した後、アルミ箔3を接着するので、アルミ箔3と基板1の接着が確実である。 さらにアルミ箔3表面に粘着剤vを介して、弗素樹脂フィルム4を貼着するので 、弗素樹脂フィルム4の板材表面への貼着が、特殊の表面処理を必要としないで 可能となる。そして確実に耐候性、耐薬品性、耐久性が向上する。
【0007】 ▲b▼弗素樹脂フィルム4の下層にアルミ箔3を有するので、静電気がアルミ 箔3に流れ、帯電することがない。
【0008】 ▲c▼アルミ箔3は化粧模様5のバックとして美観を増大する。
【0009】 ▲d▼弗素樹脂フィルム4は耐薬品性、耐候性、耐汚染性に富むので、長時間 化粧性を保つことができる。
【0010】
以下、本考案の実施の形態について説明する。 図1において、1は基板で、一般にスラグセメント板、その他の無機質材料か ら作られる。2はポリエチレン・テレフタレート(PET)フィルムで、3はア ルミ箔で、ポリエチレン・テレフタレート・フィルム2で表面処理された基板1 に接着される。
【0011】 ポリエチレン・テレフタレート・フィルム2は基板1表面の凹凸を吸収すると ともに、そのクラックを防止する。 また粘着剤で、ポリエチレン・テレフタレート・フィルム2およびアルミ箔3 をそれぞれ貼着してもよい。
【0012】 つぎに、アルミ箔3表面に弗素樹脂フィルム4を粘着剤で貼着する。 粘着剤の一例として次のものが用いられる。 樹脂 ポリイソブレン 100wt% ロジン 10〜25wt% 充填剤 酸化亜鉛 1〜2wt% スラアリン酸 0.1〜0.5wt% 老化防止剤 ハイドロキノン系 0.1〜0.3wt% 溶剤 トルエンあるいはペブタン剤 適 量
【0013】 化粧模様5が、弗素樹脂フィルム4にバックプリントされるか、あるいはアル ミ箔3表面に印刷される。 本考案板材は、まづ、アルミ箔3を基板1をポリエチレン・テレフタレート・ フィルム2で表面処理して、接着するので、アルミ箔3が確実に基板1に接着さ れる。
【0014】 つぎにアルミ箔3に、弗素樹脂フィルム4を粘着剤vで貼着するので、特に板 材表面に特殊な表面処理を施すことなく、弗素樹脂フィルム4の表面への積層が 可能となる。
【図1】 本考案建築用板材の断面図、
1:基板、2:ポリエチレン・テレフタレート・フィル
ム、3:アルミ箔、4:弗素樹脂フィルム、5:化粧模
様、v:粘着剤。
ム、3:アルミ箔、4:弗素樹脂フィルム、5:化粧模
様、v:粘着剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04F 13/18 8913−2E E04F 13/18 A
Claims (1)
- 【請求項1】 基板1にポリエチレン・テレフタレート
・フィルム2を貼着して表面処理して、アルミ箔3を貼
着し、 該アルミ箔3表面に粘着剤vを介して、弗素樹脂フィル
ム4を積層固定しており、 化粧模様5が弗素樹脂フィルム4にバックプリントされ
ているか、アルミ箔3表面に印刷されている、建築用板
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997003800U JP3042275U (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 建築用板材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997003800U JP3042275U (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 建築用板材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3042275U true JP3042275U (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=43176773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997003800U Expired - Lifetime JP3042275U (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 建築用板材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3042275U (ja) |
-
1997
- 1997-04-07 JP JP1997003800U patent/JP3042275U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8247054B2 (en) | Adhesive backed preformed thermoplastic sheeting | |
JPH0941612A (ja) | ポリエチレン樹脂防食被膜のコンクリート面への施工法 | |
JP3042275U (ja) | 建築用板材 | |
JPH07109130B2 (ja) | 防水工法 | |
ES2124220T3 (es) | Material compuesto en forma de pelicula que tiene un adhesivo reposicionable mediante el cual puede quedar unido permanentemente a un sustrato plastificado. | |
CN213988031U (zh) | 一种不干胶标签贴标 | |
JPS62152945A (ja) | 磁石入りトツプトリム | |
JP2534064B2 (ja) | 目地付粘着シ−ト及びその使用方法 | |
JP3032499U (ja) | 積層立体文字基板 | |
CN216738146U (zh) | 一种组合型防尘灰双面胶 | |
CN220400122U (zh) | 一种便捷式不干胶标签 | |
CN214937193U (zh) | 一种高强度耐磨装饰膜 | |
CN212984410U (zh) | 一种高性能工业涂料涂层 | |
CN213803619U (zh) | 一种彩钢板专用自粘保护膜 | |
JPH01139248A (ja) | 簡易貼着式光反射性シート状成形物 | |
JP3814674B2 (ja) | 化粧用石材 | |
JP2623182B2 (ja) | 表装材と目地部材およびこれらを用いて仕上げる方法 | |
JPH0229154Y2 (ja) | ||
JP2877713B2 (ja) | 表装材 | |
KR20040083783A (ko) | 금속층이 구비된 마킹 및 데코레이션 시트 | |
JP3083607B2 (ja) | アスファルト防水構造物とその施工法 | |
JPH08260652A (ja) | 表装材とこれを利用する仕上げ方法 | |
CN2261996Y (zh) | 信封 | |
JPH08266389A (ja) | 積層タイルカーペット | |
JPS6172160A (ja) | 塗材を用いて建築物壁面に幾何学的模様を作成する方法とこれに使用する型紙 |