JP3042211U - 給餌装置 - Google Patents

給餌装置

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JP3042211U
JP3042211U JP1996013198U JP1319896U JP3042211U JP 3042211 U JP3042211 U JP 3042211U JP 1996013198 U JP1996013198 U JP 1996013198U JP 1319896 U JP1319896 U JP 1319896U JP 3042211 U JP3042211 U JP 3042211U
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liquid feed
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清弘 熊坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 餌料原材料、取り分け、水産養殖、種苗栽培
において、稚仔魚類のための生物餌料、例えば、動物性
プランクトン、藻類などを生存状態で維持し、対象生物
に、一定濃度で定常的に投与し得る構成で、しかも、給
餌作業の前の流通段階においても、容器としての取扱い
が容易である給餌装置を提供する。 【解決手段】 分散状液体餌料を収容する容器には、前
記液体餌料を投入する注入口と、空気流通口と、前記容
器内底部に開口する通気管と、前記液体餌料を前記容器
から流出させる排出口と、該排出口に連結した通液管
と、該通液管に装備されて前記液体餌料の流出量を調節
するためのバルブとが装備されており、更に、容器内温
度を所要温度範囲に保持する保温手段と、前記通気管に
空気を供給する手段とを具備したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、餌料原材料を水あるいは培養液に分散して液状とした分散状液体餌 料を取り扱う際に利用される給餌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、水産や畜産の分野において、魚介類・動物などの飼育に、種々の餌料 あるいは飼料(以下、単に餌料という)が用いられていが、これらの餌料は、当 然のことながら、給餌の対象となる生物およびその成育段階によって、組成や形 態が異なる。特に、水産分野における種苗や養殖の場合、魚類、甲殻類、貝類な どの対象生物が成体 (adult)、あるいは、これに近い成育段階のものでは、炭水 化物、蛋白質、脂質、繊維質、ミネラルなどの栄養成分、これらを含む原材料( 魚粉、脱脂粕、酵母粕など)、その他の餌料用原料を適量混合して、塊状、ペレ ット状、顆粒状、粉状などに成形した固体の配合餌料が主として使用される。
【0003】 しかし、成体に至る前の成育段階のもの、すなわち、稚仔魚、稚エビ、稚貝な ど(以下、これらをまとめて稚仔魚類という)では、前記固体状餌料のほかに、 ワムシ、アルテミア、ミジンコなどの動物性プランクトンやクロレラ、ケイソウ などの藻類を、水あるいはその培養液に分散させた液体餌料を、生物餌料として 与えている。特に、動物性プランクトンを稚仔魚類の生物餌料として利用する場 合、その培養生産には、クロレラ、ケイソウ、ユーグレナ、スピルリナなどの植 物性プランクトン(いわゆる藻類)が餌料として使用される。この場合の餌料は 、通常、前記藻類を水に分散させた液体餌料、あるいは、前記藻類の培養物また はこれを濃縮した液体餌料である。
【0004】 前記の固体餌料は、そのままを対象生物の養殖あるいは培養水域に直接投与す ることもあるが、予め、養殖あるいは培養に用いる水溶液(淡水、海水、培地溶 液など)または水と混合して、対象生物が摂餌し易いように分散状態にし、これ を餌料として与えることが多い。また、前記の液体餌料は、そのまま、あるいは 前記水溶液、または、水で希釈して使用するが、これも分散状態の餌料である。
【0005】 このように、餌料原材料や成分を水あるいは培養液に分散した状態の餌料(以 下、これを分散状液体餌料、または、単に液体餌料という)を対象生物に給餌す るが、その給餌方法は、通常、調製した液体餌料を容器に汲み、そこから一度に 投与し、あるいは、一定時間毎に必要量を投与するというものである。そして、 その際に用いる容器は、一般的なバケツのようなものであり、特に、工夫をこら したものは見当たらない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、餌料の供給方法としては、上述のように、対象生物が必要とする量の 液体餌料を一度にまとめて投与すれば、摂餌されないで残った餌料が、水中で堆 積し、それが腐敗して、養殖あるいは培養水域の汚染を誘発するおそれがある。 そこで、これを解消するため、必要量の液体餌料を一定時間毎に投与したり、一 定流速で投与したりする給餌装置が提唱されている。
【0007】 この場合、前述のように、餌料原材料や相当成分が分散状態にある液体餌料で は、容器内で餌料原材料や相当成分が経時的に沈降し、分散状態、すなわち、濃 度の均一性が失われ、給餌量の正確な調節が困難になる。また、餌料原材料が動 物性プランクトンや藻類の場合には、この状態で、長時間にわたり、給餌作業を 続けると、それ自体が容器内で死滅したり、腐敗する懸念がある。従って、この ような問題点を解決し得る給餌装置の開発が望まれている。
【0008】 本考案は、上記事情に基づいてなされたもので、餌料原材料、取り分け、水産 養殖、種苗栽培において、稚仔魚類のための生物餌料、例えば、動物性プランク トン、藻類などを生存状態で維持し、対象生物に、一定濃度で定常的に投与し得 る構成で、しかも、給餌作業の前の流通段階においても、容器としての取扱いが 容易である給餌装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案では、分散状液体餌料を収容する容器には、前記液体餌料を 投入する注入口と、空気流通口と、前記容器内に開口する通気管と、前記液体餌 料を前記容器から流出させる排出口と、該排出口に連結した通液管と、該通液管 に装備されて前記液体餌料の流出量を調節するためのバルブとが装備されており 、更に、容器内温度を所要温度範囲に保持する保温手段と、前記通気管に空気を 供給する手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】 この場合、前記保温手段は、前記容器を囲む断熱材と前記容器の壁面との間に 蓄冷剤を配置してなるもの、あるいは、断熱材そのもので構成されているもので あるとよい。また、本考案の実施の形態としては、前記注入口を、前記空気流通 口に兼用させることができ、また、前記通気管の開口部の位置および空気供給手 段による空気供給圧を、前記容器内の液体餌料を攪拌し、酸素の分散供給を行う のに必要な条件に設定することができる。
【0011】 更に、前記通気管から容器内への空気供給量は、前記液体餌料が生物餌料であ る場合に、その生存維持に適した容量に調整されることが望ましい。また、前記 通液管には、前記バルブと直列に、開閉コックが装備してあるとよい。
【0012】 また、前記容器内の分散状液体餌料は、動物性プランクトンおよび/または藻 類を分散させた水、あるいは、その培養液であり、好ましくは、その動物性プラ ンクトンが、ワムシ、アルテミアまたはミジンコであり、あるいは、その藻類が 、淡水産クロレラまたは海産クロレラである。
【0013】 更なる実施の形態としては、前記通液管の開口部下に対応して、生物餌料の培 養槽が配置され、前記容器には、液体餌料としてクロレラやその他の動物性プラ ンクトン用餌料を含む水またはその培養液が投入されており、また、前記培養槽 には、前記液体餌料を餌とする動物性プランクトンが培養されており、前記動物 性プランクトンの生存維持のために、前記培養槽に空気供給を行う手段が設けら れているのがよい。
【0014】 このように、分散状液体餌料を容器に収容し、通気管を通して空気を吹き込む ことにより、容器内の液体餌料に空気(酸素)を供給するとともに、発生する気 泡で液体餌料を攪拌し、餌料原材料あるいは相当成分の分散状態を均質に維持し ながら、排出口から定量の液体餌料を、定常的に対象生物の養殖あるいは培養液 中に添加することができる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら、具体的に説明する 。なお、ここで、分散状液体餌料とは、前述のように、公知の餌料原材料や相当 成分が水に分散した状態の餌料のことであり、特に、餌料成分として、澱粉など の炭水化物、蛋白質、脂質、繊維質、ビタミン、ミネラルなど、公知の栄養成分 をあげることができ、餌料原材料としては、前記成分を含む魚粉、魚粕、大豆、 菜種、亜麻種子などの粉砕物、および、これらの脱脂粕、酵母粕を例示できる。 而して、これらを適宜に混合してなる配合餌料が、淡水や海水に分散している液 体餌料である。
【0016】 また、本考案でいう分散状液体餌料には、ワムシ、アルテミア、ミジンコなど の動物性プランクトンや、淡水産クロレラ、海産クロレラ、ケイソウ、ユーグレ ナ、スピルリナ、渦鞭毛藻類(Crypthecodinium 属)、ハプト藻類(Isochrysis 属)、真正眼点藻類(Nannochloropsis 属)などの水産種苗・養殖の餌料として 利用される藻類の生藻体、および、乾燥藻体を、その餌料原材料とすることがで き、これらが水に分散状態となったもの、あるいは、これらを培養して増殖させ て得られる培養液状物、および、該培養物の濃縮物であるとよい。なお、このよ うな液体餌料中の分散物(餌料)の濃度は、任意に設定および調節できる。特に 、本考案の実施の形態においては、前記の動物性プランクトンまたは藻類が分散 している液体餌料(培養液、その濃縮物および希釈物を含む)が好適である。
【0017】 本考案の給餌装置は、基本的には、分散状液体餌料を収納する容器1と、前記 液状餌料を投入する注入口2と、空気流通口3と、容器1の内底部に開口する通 気管4と、前記液体餌料を容器1から流出させる排出口5と、排出口5に連結し た通液管6と、通液管6に装備されて液体餌料の流出量を調節するためのバルブ 7とが装備されたもので、更に、容器1外には、容器1内の温度を所要温度範囲 に保持する保温手段8と、通気管4に空気を供給するエアーコンプレッサなどの 手段9とを具備している。
【0018】 特に、この実施の形態では、容器1は、持ち運びし易いように、立方体、直方 体、円柱などの任意の形状、および、大きさのものであり、その上面に、前述の 空気流通口3が開口しており、また、その側面の下部(底面でも良い)に前述の 排出口5が設けられている。また、容器1の材質は、ポリプロピレン、テフロン などの合成樹脂、ステンレス、その他の金属であり、好ましくは、耐水性がよく 、海水を使用する場合にもあるので、耐塩性のものを使用するのがよい。なお、 本考案に係る容器として、キュービテナ、キュービドールなどの商品名で呼ばれ 、市販されているバッグインボックス(10リットル、20リットルなどの容量 )を利用するのが簡便である。
【0019】 なお、この実施の形態では、保温手段8は、容器1を囲む発泡スチロールや段 ボールなどの断熱材10と容器1の壁面との間に蓄冷剤(図示せず)を配置して なるものである。これは、特に、夏期などの容器内温度を所要範囲に保持するの に有効である。また、この実施の形態では、注入口2を、空気流通口3に兼用さ せており、また、通気管4の開口部の位置および空気供給手段9による空気供給 圧を、容器1内の液体餌料を攪拌し、酸素の分散供給を行うのに必要な条件に設 定することができる。そして、容器1の上部に溜まった空気は、注入口2(空気 流通口3)を介して、外部に放出される。なお、注入口2と空気連通口3とは、 各々、別の位置に設けられてもよい。
【0020】 更に、通気管4から容器1内への空気供給量は、前記液体餌料が生物餌料であ る場合に、その生存維持に適した容量に調整されることが望ましい。また、通液 管6には、バルブ7と直列に、開閉コック11が装備してあるとよい。
【0021】 そして、この実施の形態では、空気流通口3には通気管4が差し込まれ、通気 管4の一端は容器内の液体餌料中に開口し、他端は空気供給手段9に接続されて いる。また、通液管6の材質は、ポリプロピレン、塩化ビニル、シリコンなどの 合成樹脂、ゴム、ガラス、金属の任意のものでよい。
【0022】 このような給餌装置では、注入口2を介して、容器1に分散状液体餌料(個々 の原材料または餌料製品)を収容し、通気管4から空気を吹き込み、これにより 発生する気泡によって、内容物が撹拌され、餌料原材料や成分の分散状態が維持 される。また、空気吹き込みにより、更には、蓄冷剤との併用により、動物性プ ランクトンや藻類の生存期間を延長でき、液体餌料の品質を維持できる。
【0023】 そして、このような給餌装置を、餌料投与の対象生物(稚仔魚類、動物性プラ ンクトン類など)を養殖あるいは培養している適当な水域(あるいは水槽)に配 置し、投与量に見合うように、バルブ7で流量を調節しながら、予め定められた 定時間の開閉コック11の開放時に、液体餌料を排出口5から流出させて、養殖 あるいは培養液中に添加するのである。なお、本考案の給餌装置では、容器内の 液体餌料を完全に流出できるように、容器1の下側にくさび形の架台を設けて、 容器1を排出口5側に前傾させるとよい。
【0024】
【実施例】
特に、本考案の給餌装置を動物性ブランクトンの培養槽12への分散状液体餌 料の供給に採用した事例について、図3を参照して、説明するが、本考案は、こ の実施例により本質的に限定されるものではない。ここでは、分散状液体餌料と して容器1(10リットルまたは20リットル容量)内に、淡水産クロレラまた は海産クロレラの培養液が注入されている。そして、空気流通口3から、通気管 4を差し込にで、一端開口を液体餌料中に、好ましくは、容器1の内部底面に接 近して配置する。その上で、空気供給手段9を駆動し、適当な圧力で、空気を容 器1内に送り、液体餌料中に気泡を発生させる。これにより、液体餌料が撹拌さ れ、餌料原材料(前記クロレラ)が浮遊し、良好な分散状態が維持される。この 際、蓄冷剤(図示せず)の働きで、液体餌料の品温は10℃に保持されている。
【0025】 そして、例えば、定刻毎に一定時間、開閉コック11を開放することで、流出 口より液体餌料(クロレラやその他の動物性プランクトン用餌料の培養液)を培 養槽12に放出する。この培養槽12には、稚仔魚の生物餌料となる動物性プラ ンクトン(ワムシまたはアルテミア)が培養されている。この際、培養液中に添 加される、動物性プランクトンに対する給餌量は、バルブ7の開度調整によって 、液体餌料の流速を任意に設定することにより、例えば、0.1〜20リットル /日の給餌量とすることができる。なお、より一層の微調節が必要な場合には、 バルブに、ピンチコックなどの簡単な部品からなる流量微調節用コックを採用し てもよい。なお、ここでは、培養槽12内での動物性プランクトンの培養のため に、酸素供給手段として、前述と同様に、通気管14を装備しており、培養槽1 2内底部で、多岐に分け、その枝管に設けた開口から泡状に空気を噴出する工夫 がなされている。
【0026】 なお、本考案に係わる給餌装置は、複数個の容器1を架台13上に並べて、1 個の大型培養槽に対応させ、長時間の給餌が可能となるように、直列方式で使用 したり、1個の容器から通液管6を枝分かれさせて、複数個の小型培養槽に分配 給餌する並列方式で使用することもできる。
【0027】
【考案の効果】
本考案は、以上、説明したように、分散状液体餌料を収容する容器には、前記 液体餌料を投入する注入口と、空気流通口と、前記容器内に開口する通気管と、 前記液体餌料を前記容器から流出させる排出口と、該排出口に連結した通液管と 、該通液管に装備されて前記液体餌料の流出量を調節するためのバルブとが装備 されており、更に、容器内温度を所要温度範囲に保持する保温手段と、前記通気 管に空気を供給する手段とを具備したことにより、その容器としては、簡単な構 造で、搬送や移動などの作業において、取り扱いが容易である上、液体餌料中で 、餌料原材料の良好な浮遊状態を維持でき、分散状液体餌料の品質を均一に保持 できる。しかも、動物性プランクトンや藻類などの、生きた状態の餌料原材料の 場合には、その死滅や腐敗を防止できるのみならず、活力が高く、寿命を延長で きる。また、給餌途中で、餌料の濃度が変化することなく、定常的な投与が可能 となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同じく、保温手段を取り除いた状態の斜視図で
ある。
【図3】この給餌装置を培養槽への給餌に適用した実施
の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 容器 2 注入口 3 空気流通口 4 通気管 5 排出口 6 通液管 7 バルブ 8 保温手段 9 吸気供給手段 10 断熱材 11 開閉コック 12 培養槽 13 架台 14 通気管

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散状液体餌料を収容する容器には、前
    記液体餌料を投入する注入口と、空気流通口と、前記容
    器内に開口する通気管と、前記液体餌料を前記容器から
    流出させる排出口と、該排出口に連結した通液管と、該
    通液管に装備されて前記液体餌料の流出量を調節するた
    めのバルブとが装備されており、更に、容器内温度を所
    要温度範囲に保持する保温手段と、前記通気管に空気を
    供給する手段とを具備したことを特徴とする給餌装置。
  2. 【請求項2】 前記保温手段は、前記容器を囲む断熱材
    と前記容器の壁面との間に蓄冷剤を配置してなることを
    特徴とする請求項1に記載の給餌装置。
  3. 【請求項3】 前記保温手段は、前記容器を囲む断熱材
    で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の給
    餌装置。
  4. 【請求項4】 前記注入口は、前記空気流通口に兼用さ
    れていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載
    の給餌装置。
  5. 【請求項5】 前記通気管の開口部の位置および空気供
    給手段による空気供給圧は、前記容器内の液体餌料を攪
    拌し、酸素の分散供給を行うのに必要な条件に設定され
    ていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の
    給餌装置。
  6. 【請求項6】 前記通気管から容器内への空気供給量
    は、前記液体餌料が生物餌料である場合に、その生存維
    持に適した容量に調整されることを特徴とする請求項5
    に記載の給餌装置。
  7. 【請求項7】 前記通液管には、前記バルブと直列に、
    開閉コックが装備してあることを特徴とする請求項1〜
    6の何れかに記載の給餌装置。
  8. 【請求項8】 分散状液体餌料が、動物性プランクトン
    および/または藻類を分散させた水、あるいは、その培
    養液であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに
    記載の給餌装置。
  9. 【請求項9】 動物性プランクトンが、ワムシ、アルテ
    ミアまたはミジンコであることを特徴とする請求項8に
    記載の給餌装置。
  10. 【請求項10】 藻類が、淡水産クロレラまたは海産ク
    ロレラであることを特徴とする請求項9に記載の給餌装
    置。
  11. 【請求項11】 前記通液管の開口部下に対応して、生
    物餌料の培養槽が配置され、前記容器には、液体餌料と
    してクロレラやその他の動物性プランクトン用餌料を含
    む水またはその培養液が投入されており、また、前記培
    養槽には、前記液体餌料を餌とする動物性プランクトン
    が培養されており、前記動物性プランクトンの生存維持
    のために、前記培養槽に空気供給を行う手段が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の
    給餌装置。
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