JP3041550U - 新聞書見器 - Google Patents
新聞書見器Info
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- JP3041550U JP3041550U JP1997001819U JP181997U JP3041550U JP 3041550 U JP3041550 U JP 3041550U JP 1997001819 U JP1997001819 U JP 1997001819U JP 181997 U JP181997 U JP 181997U JP 3041550 U JP3041550 U JP 3041550U
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- JP
- Japan
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- newspaper
- pole
- arm
- arm member
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 新聞紙を読むときに新聞紙を支持し、かつそ
の縦横を規制することができて、読み易く、しかも鞄の
中に収納できて携帯に便利であり、電車内や屋外等でも
使用可能な新聞書見器を提供すること。 【解決手段】 手で持つことが可能な軽量材料からなる
ポール1と、このポールの一端部に基端部が固着され、
かつ先端部がポールの他端部近くまで並行に延びてポー
ルとの間で新聞紙の中央折れ部を挾むことが可能なクリ
ップ3と、ポールの一端部に基端部が枢支され、新聞紙
の横方向を規制する第1アーム12及び新聞紙の縦方向を
規制する第2アーム17とからなるアーム部材5とを具え
たことを特徴とする。
の縦横を規制することができて、読み易く、しかも鞄の
中に収納できて携帯に便利であり、電車内や屋外等でも
使用可能な新聞書見器を提供すること。 【解決手段】 手で持つことが可能な軽量材料からなる
ポール1と、このポールの一端部に基端部が固着され、
かつ先端部がポールの他端部近くまで並行に延びてポー
ルとの間で新聞紙の中央折れ部を挾むことが可能なクリ
ップ3と、ポールの一端部に基端部が枢支され、新聞紙
の横方向を規制する第1アーム12及び新聞紙の縦方向を
規制する第2アーム17とからなるアーム部材5とを具え
たことを特徴とする。
Description
【0001】
この考案は、新聞書見器、更に詳しくは鞄の中に収納して例えば電車などに持 ち込み、新聞紙を読むのに適している携帯に便利な新聞書見器に関するものであ る。
【0002】
従来、この種の新聞書見器として、新聞紙の中央折れ部を長尺状の挾み板で挾 んで綴じ込むものが一般的に知られており、これは新聞紙を綴じ込んだ挾み板の 両端部を新聞架台に懸架することができるようになっている。
【0003】
ところで、前記従来のものは、挾み板で新聞紙の中央折れ部を綴じ込むだけで あり、新聞紙を支持するものが何もなく、かつまた新聞紙の縦横を規制するもの もないため、読むときに新聞紙の裏面を足の膝や机など何かで支持しなければな らず、読むことに関しては不便なものであった。また、携帯性には適さず、あく までも室内用としての用途しかなかった。
【0004】 そこで、この考案は前記従来の問題点を解決し、新聞紙を読むときに新聞紙を 支持し、かつその縦横を規制することができて、読み易く、しかも鞄の中に収納 できて携帯に便利であり、電車内や屋外等でも使用可能な新聞書見器を提供する ことを目的とする。
【0005】
前記目的を達成するため、請求項1の考案の新聞書見器は、手で持つことが可 能な軽量材料からなり、少なくとも新聞紙の縦長さの半分程度の長さを有するポ ールと、このポールの一端部に基端部が固着され、かつ先端部がポールの他端部 近くまで並行に延びてポールとの間で新聞紙の中央折れ部を挾むことが可能なク リップと、少なくとも新聞紙の横長さの半分程度の長さを有し、前記ポールの一 端部に基端部が枢支され、ポールに接近した位置とポールから略直角ほど離間し た位置とに位置可能なように折畳み可能になっており、離間した位置で新聞紙を 支持して新聞紙の横方向を規制する第1アーム及びこの第1アームの先端部に基 端部が枢支され、第1アームと同程度の長さを有し、第1アームに接近した位置 と第1アームから略直角ほど離間した位置とに位置可能なように折畳み可能にな っており、離間した位置で新聞紙を支持して新聞紙の縦方向を規制する第2アー ムとからなるアーム部材とを具えたことを特徴とする。
【0006】 請求項2の考案の新聞書見器は、請求項1の考案において、ポールの一端部に アーム部材と同様な構造の第2アーム部材がポールの軸方向に隣接して取り付け られている。請求項3の考案の新聞書見器は、請求項1又は2の考案において、 アーム部材の第1アームと第2アーム及び第2アーム部材の第1アームと第2ア ームがそれぞれ平板状の透明材料からなっている。請求項4の考案の新聞書見器 は、請求項1ないし3のいずれかの考案において、ポールに筆記具又は拡大鏡取 付用ゴム部材が取り付けられている。
【0007】
この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は使用する際にアーム 部材を開放した状態、図2は携帯する際にアーム部材を閉じて折り畳んだ状態を それぞれ示す斜視図であり、両図において1は新聞書見器で、手で持つことが可 能な丸いプラスチック製の軽量材料からなるポール2を具えている。ポール2の 長さは図3から明らかのように一般的な日刊新聞紙Pの縦長さの半分程度の長さ となっている。ポール2の一端部にはステンレス製のクリップ3の基端部が固着 されている。この基端部が固着されたクリップ3は先端部がポール2の他端部近 くまで並行に延びてポール2との間で新聞紙Pの中央折れ部を挾めるようになっ ている。
【0008】 またポール2の一端部にはそれぞれプラスチック製のアーム部材5とアーム部 材(第2アーム部材)6がポール2の軸方向に隣接して取り付けられている。す なわち、クリップ3の基端部よりやや軸央側のポール2の一端部にはそれぞれ取 付部7,8を径方向に張出して設けた回動リング10,11がポール2とほぼ同径に 嵌合して設けられ、これら回動リング10,11の取付部7,8には新聞紙Pの横長 さの半分程度の長さを有する第1アーム12,13の基端部がピン15,16で枢支され 、ポール2に接近した位置とポール2から略直角ほど離間した位置とに位置可能 なように折畳み可能になっており、かつ第1アーム12,13の先端部には第1アー ムと同程度の長さを有する第2アーム17,18の基端部がピン20,21で枢支され、 第1アーム12,13に接近した位置と第1アーム12,13から略直角ほど離間した位 置とに位置可能なように折畳み可能になっている。
【0009】 ピン15,16及びピン20,21での枢支においては第1アーム12,13がポール2か ら、また第2アーム17,18が第1アーム12,13からそれぞれ直角を超える角度開 かないように図示しないストッパピン等により規制されている。そして、第1ア ーム12,13は離間した位置で新聞紙Pを支持して新聞紙の横方向を規制し、第2 アーム17,18は離間した位置で新聞紙Pを支持して新聞紙の縦方向を規制するよ うになっている。第1アーム12,13と第2アーム17,18はそれぞれ平板状の透明 材料からなっている。
【0010】 図1で23はポール2の一端部に取り付けられた筆記具又は拡大鏡取付用ゴム部 材であり、実施の形態では輪状になっていて、その先端部に例えば螢光ペン等の 筆記具25が取り付けられている。この筆記具25は例えば新聞を読むとき大事な記 事又は注意する記事等に記しを付けたり、メモをとったりするときに使用する。 この筆記具25とともに、又はこれに代えて拡大鏡を取り付けてもよい。
【0011】 前記のような構成からなる新聞書見器1は使用しないときは図2のようにアー ム部材5とアーム部材6が折り畳まれた状態にされ、例えば鞄の中などに折り畳 み傘のように収納されて携帯される。使用するときは図1のようにアーム部材5 とアーム部材6を折り畳んだ状態から開放した状態にした後、あるいはこの開放 と並行して新聞紙Pの中央折れ部を図1の矢示Aのようにクリップ3に下から挿 入して挾むようにする。そして新聞紙Pの裏面側をアーム部材5の第1アーム12 と第2アーム17で支持するとともに、第1アーム12で新聞紙の横方向を規制し、 第2アーム17で新聞紙の縦方向を規制する。また、アーム部材6の第1アーム13 と第2アーム18が当初は新聞紙の表面側に載るような状態にされる。
【0012】 前記のような状態では図3に示すように新聞書見器1は新聞紙Pの右上の略1 /4程度の面積に位置するような形となり、この際に使用者は右手でポール2の 下端部(他端部)を握って持つこととなる。そして、新聞書見器1が位置しない 新聞紙Pの全頁左半部は邪魔になるため裏側、つまりアーム部材5側に折る(図 4A)。この状態から順次頁の半部ごとに読み進ことになる。1頁目の右半部を 読んだらそのまま新聞書見器1を前後反転させる。これにより1頁目の左半部が 使用者を向くようになり、該部を読むことができる。次に2頁目の右半部を読む ときは再び図4Aの状態にしたうえ、1頁目の左半部をアーム部材6側に折る( 図4B)。
【0013】 2頁目の左半部を読むときはこの折られた1頁をポール2を中心として360° アーム部材5側に回わすとともに、新聞書見器1を前後反転させる。これにより 2頁目の左半部が使用者を向くようになり、該部を読むことができる(図4C) 。3頁目の右半部を読むときはそのまま新聞書見器1を前後反転させる。このよ うにして順次、新聞紙Pをアーム部材5とアーム部材6でしっかり支持し、かつ きちんと新聞紙Pの縦横を規制した状態で読むことができる。読むときにアーム 部材5及びアーム部材6が邪魔になるようなことがあっても、これらは透明材料 からなるので、十分にその下の文字を読め、これら部材5,6の位置をずらす必 要がない。
【0014】 そして読んでいる最中にメモ等がしたくなったら筆記具25を使用してメモすれ ばよいし、あるいは読みにくければ拡大鏡を使って読めばよい。この場合、筆記 具25はゴム部材23に取り付けられ、ある程度の伸縮が可能なので便利であるとと もに、筆記具25が常に身近なところにあることにより準備や探す手間も省け使用 し易い。このようにアーム部材5とアーム部材6により新聞紙Pの全面でなく、 半部という限られた面だけをその縦横を規制して読めるため、新聞紙が非常に読 み易くなり、屋内はもとより電車内や屋外等においても大変便利なものとなる。
【0015】 実施の形態で示した新聞書見器1は好ましい一例を示したにすぎず、ポール2 やクリップ3やアーム部材5やアーム部材6などの具体的な形状や構造は、その 実施に際し実用新案登録請求の範囲に記載した技術的事項の範囲内において、種 々に変更、修正が可能である。
【0016】
請求項1ないし3の考案は前記のような構成からなり、新聞紙を読むときにこ の新聞紙をアーム部材又は第2アーム部材で支持し、かつその縦横を規制するこ とができるので、きわめて読み易いものとなる。しかもアーム部材又は第2アー ム部材を折り畳めば鞄の中に収納できて携帯に便利なものとなり、電車内や屋外 等でも使用できるなど従来にない効果が期待できる。請求項4の考案はさらに新 聞を読むときに簡単なメモ等をとることができるなど優れた効果がある。
【図1】この考案の一実施の形態のアーム部材を開放し
た状態を示す斜視図である。
た状態を示す斜視図である。
【図2】同上のアーム部材を閉じて折り畳んだ状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】使用状態を示す斜視図である。
【図4】(A),(B),(C)はそれぞれ新聞紙を順次読ん
でいく過程を示す概略平面図である。
でいく過程を示す概略平面図である。
1 新聞書見器 2 ポール 3 クリップ 5 アーム部材 6 アーム部材 7,8 取付部 10,11 回動リング 12,13 第1アーム 15,16 ピン 17,18 第2アーム 20,21 ピン 23 ゴム部材 25 筆記具
Claims (4)
- 【請求項1】 手で持つことが可能な軽量材料からな
り、少なくとも新聞紙の縦長さの半分程度の長さを有す
るポールと、このポールの一端部に基端部が固着され、
かつ先端部がポールの他端部近くまで並行に延びてポー
ルとの間で新聞紙の中央折れ部を挾むことが可能なクリ
ップと、少なくとも新聞紙の横長さの半分程度の長さを
有し、前記ポールの一端部に基端部が枢支され、ポール
に接近した位置とポールから略直角ほど離間した位置と
に位置可能なように折畳み可能になっており、離間した
位置で新聞紙を支持して新聞紙の横方向を規制する第1
アーム及びこの第1アームの先端部に基端部が枢支さ
れ、第1アームと同程度の長さを有し、第1アームに接
近した位置と第1アームから略直角ほど離間した位置と
に位置可能なように折畳み可能になっており、離間した
位置で新聞紙を支持して新聞紙の縦方向を規制する第2
アームとからなるアーム部材とを具えたことを特徴とす
る新聞書見器。 - 【請求項2】 ポールの一端部にアーム部材と同様な構
造の第2アーム部材がポールの軸方向に隣接して取り付
けられている請求項1記載の新聞書見器。 - 【請求項3】 アーム部材の第1アームと第2アーム及
び第2アーム部材の第1アームと第2アームがそれぞれ
平板状の透明材料からなっている請求項1又は2記載の
新聞書見器。 - 【請求項4】 ポールに筆記具又は拡大鏡取付用ゴム部
材が取り付けられている請求項1ないし3のいずれかに
記載の新聞書見器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997001819U JP3041550U (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 新聞書見器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997001819U JP3041550U (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 新聞書見器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3041550U true JP3041550U (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=43176077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997001819U Expired - Lifetime JP3041550U (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 新聞書見器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3041550U (ja) |
-
1997
- 1997-03-18 JP JP1997001819U patent/JP3041550U/ja not_active Expired - Lifetime
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