JP3040987B1 - 身体障害者用入浴装置 - Google Patents

身体障害者用入浴装置

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JP3040987B1 JP11062417A JP6241799A JP3040987B1 JP 3040987 B1 JP3040987 B1 JP 3040987B1 JP 11062417 A JP11062417 A JP 11062417A JP 6241799 A JP6241799 A JP 6241799A JP 3040987 B1 JP3040987 B1 JP 3040987B1
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Abstract

【要約】 【課題】 身体障害者用入浴装置におけるリクライニン
グ角度の調整容易化とコストアップの防止を図る。 【解決手段】 浴槽3と、浴槽3の上方に配置される載
置台Tとの少なくともいずれか一方が昇降されて載置台
T上の入浴者Mを入浴状態にする。載置台Tに、載置台
Tに対して傾動自在な背もたれ部13を設け、浴槽3
に、背もたれ部13の傾斜角度を調整する傾斜角調整機
構17を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体障害者(ここ
でいう身体障害者は、例えば手足等が麻痺している老人
等も含む広い意味である)を入浴させるために用いら
れ、特に身体障害者を載置台の上面に載せた状態で入浴
させる身体障害者用入浴装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、体の不自由な身体障害者等を入
浴させる場合、多くの困難がつきものであるが、この種
の身体障害者用入浴装置としては、例えば、実開平7−
28546号公報に開示されているように、浴槽を昇降
式とし、身体障害者を座部および背もたれ部を有するを
ストレッチャーに載せたまま、浴槽を上昇させることに
より、身体障害者を動かさずに入浴させるようにしたも
のが知られている。
【0003】ところが、上記の身体障害者用入浴装置に
おいては、身体障害者の上半身を支える傾動可能な背も
たれ部の下面と昇降式浴槽の傾斜底面とが当接して、浴
槽の上昇に伴って背もたれ部が漸次起立することによ
り、仰臥状態にある身体障害者をリクライニングの状態
に起立させる構成となっており、この場合、背もたれ部
の傾斜角度、いわゆるリクライニング角度は、浴槽とス
トレッチャーとの相対位置のみで決まってしまい、入浴
時に身体障害者が最適な位置に調整することができなか
った。
【0004】このような不具合を解消するものとして
は、例えば、実開平3−88525号公報に示すものが
開示されている。これは、担架の一部に形成された起立
自在のリクライニング部を、担架架台の下部に設けられ
た駆動手段により起立させるものであり、身体障害者は
この駆動手段を操作することによりリクライニング部を
最適な位置に調整することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の身体障害者用入浴装置には、以下のよう
な問題が存在する。駆動手段が担架架台の下部に設けら
れているため、浴槽の深さを必要以上に大きくする必要
がある。そのため、浴槽に溜められるお湯が多量になっ
てしまいランニングコストが増加するという不具合があ
った。
【0006】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、コストアップになることなく、リクライニ
ング角度を容易に調整することができる身体障害者用入
浴装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、以下の構成を採用している。請求項1記
載の身体障害者用入浴装置は、浴槽と、該浴槽の上方に
配置され、入浴者が乗せられた載置台との少なくともい
ずれか一方が昇降されて前記載置台上の入浴者を入浴状
態にする身体障害者用入浴装置において、前記載置台に
は、該載置台に対して傾動自在な背もたれ部が設けら
れ、前記浴槽には、前記背もたれ部の傾斜角度を調整す
る傾斜角調整機構が設けられ、該傾斜角調整機構は、前
記浴槽に設けられて、前記背もたれ部に対して離間、接
近自在に配されるロッドと、該ロッドの先端に設けら
れ、前記背もたれ部に当接して少なくとも一方向に転動
する回転ローラと、前記ロッドの側面にその長さ方向に
沿って設けられるラック部と、該ラック部と係合するピ
ニオンと、該ピニオンを回転駆動する駆動モータとを備
え、前記傾斜角調整機構は、前記浴槽の傾斜壁に固定的
に設けられて前記ロッドが挿入されてこれを支持する略
円筒形状のシリンダを有し、該シリンダは、その長さ方
向に沿って形成されて、前記ロッドのラック部を前記ロ
ッドの周方向への移動を制限しつつ該ロッドの長さ方向
に沿って案内するスリットを有し、前記ラック部と前記
スリットとは、前記ロッドの回転を防止する回転防止機
構を構成していることを特徴とするものである。
【0008】従って、本発明の身体障害者用入浴装置に
おいては、入浴状態において傾斜角調整機構の駆動モー
タを操作することで駆動モータによって回転駆動される
ピニオンの回転がラック部を通じてロッドに伝達され、
これによってロッドが背もたれ部に接近移動して、ロッ
ドの先端に設けられる回転ローラが背もたれ部に当接さ
れて、これによって背もたれ部がロッドによって支持さ
れる。そして、ロッドの接近移動が続くと、ロッドが背
もたれ部を押圧して傾動中心軸回りに傾動させる。そし
て、任意の位置でロッドの接近移動を停止させることに
より、そのときの背もたれ部の傾斜角が維持される。こ
の傾動の際には、回転ローラが背もたれ部に当接して背
もたれ部を案内するように転動される。また、回転防止
機構を構成するロッドのラック部が、同じく回転防止機
構を構成するシリンダのスリットによってロッドの周方
向への移動が制限されて、ロッドおよびロッドに設けら
れるローラもロッドの軸を中心とする回転を制限され
る。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の身体障害者用入浴
装置の実施の形態を、図1ないし図4を参照して説明す
る。図1において、符号1は身体障害者用入浴装置であ
る。身体障害者用入浴装置1は、架台2と、該架台2の
上方に配置された浴槽3と、該浴槽3の上方に配置され
入浴者Mが載せられた担架(載置台)Tと、浴槽3を昇
降させる昇降機構4とを備えている。
【0011】昇降機構4は、架台2に固定される下部フ
レーム5と浴槽3の底板に固定される上部フレーム6と
の間に、アーム7,7が互いの中央部をピン結合されて
X字状に組まれた平行リンク機構8と、両アーム7,7
間に介装された油圧シリンダ9によって構成されてい
る。昇降機構4は、図1に示すように、架台2上に配設
される制御装置15によってその動作を制御されるもの
である。
【0012】アーム7,7の一端側は、前記フレーム
5,6の内側に沿って図中左右方向にスライド自在とさ
れている。架台2の略中央には、浴槽3の底板をシール
機構10を介して水密に貫通する支柱11が立設されて
いて、該支柱11の上端に担架台12が固定されてい
る。
【0013】担架台12には、レール部36と図示しな
いストッパーが設けられ、担架Tは、下側に突出状態で
設けられた車輪Taがレール部36上を案内されながら
走行することにより、かつ適宜箇所でストッパーにその
動きを規制されることにより、ストレッチャー(図示せ
ず)から担架台12へ、あるいは担架台12からストレ
ッチャーへスムーズに受け渡しが行われる。
【0014】また、担架Tには、入浴者Mの上半身を支
持する背もたれ部13が設けられており、この背もたれ
部13は、担架Tに対して中心軸(傾動中心軸)14回
りに傾動自在な構成とされている。
【0015】一方、浴槽3の傾斜壁16には、背もたれ
部13の傾斜角度を調整する傾斜角調整機構17が設け
られている。図2に示すように、傾斜角調整機構17
は、傾斜壁16に取付板18を介して固定される略円筒
形状のシリンダ19と、シリンダ19内に挿入されかつ
背もたれ部13に対して離間、接近自在に配されるロッ
ド20と、ロッド20の先端に設けられ、回転軸22の
軸線回りに回転自在な回転ローラ23とを備えている。
ここで、回転軸22と背もたれ部13の中心軸14と
は、その軸線方向が合致している。
【0016】図3に示すように、シリンダ19は、浴槽
3の傾斜壁16に固定的に設けられて、ロッド20が挿
入されてこれを支持するもので、その側部にシリンダ1
9の長さ方向に沿って形成されるスリット19aを有し
ている。また、図4に示すように、シリンダ19は、ス
リット19aの長さ方向の両端近傍にそれぞれ設けられ
て、ロッド20の操作子20a(後述)によって操作さ
れる前進限側リミットスイッチ19b、後退限側リミッ
トスイッチ19cとを有している。これら前進限側リミ
ットスイッチ19b、後退限側リミットスイッチ19c
は、操作子20aによって操作されることでロッド20
を駆動する駆動モータ30(後述)の動作を停止するよ
う前記制御装置15に信号を送るものである。スリット
19aは、その縁部によってロッド20の側面に突出さ
れるラック27(後述)のロッド20の側方への移動を
制限しつつ、ロッド20の長さ方向に沿って案内するも
のである。
【0017】図3に示すように、前記ロッド20は断面
円形とされ、背もたれ部13に対して離間、接近自在に
移動すると共に、シリンダ19内にOリング等のシール
材24を介して水密を確保された状態で挿入されてい
る。また、ロッド20のシリンダ19内に挿入されてい
る側の端部には、シリンダ19のスリット19aを通じ
てシリンダ19の側方に突出される操作子20aが取り
付けられており、ロッド20の同端部側の側面には、ロ
ッド20の長さ方向に沿って、かつロッド20の側面か
らシリンダ19のスリット19a内に突出するようにし
てラック27(ラック部)が取り付けられている。ラッ
ク27は、その背面をボルト24によりボルト止めされ
ることでロッド20に固定されている。図4に示すよう
に、ラック27には、ラック27と係合するピニオン2
8が接続され、ピニオン28にはギアボックス29を介
して回転駆動する駆動モータ30が接続されている。ピ
ニオン28は、その回転軸28aをギアボックス29内
に挿通され、ギアボックス29を介して駆動モータ30
の駆動軸(図示せず)と接続されている。ギアボックス
29は、駆動モータ30の駆動軸の回転速度を適切な速
度に減速させてピニオン28の回転軸28aに伝達する
ものである。駆動モータ30は、制御装置15に接続さ
れてその動作を制御されるものである。
【0018】上記の構成において、シリンダ19のスリ
ット19aと、ロッド20に設けられるラック27と
は、ロッド20がその軸回りに回転することを防止する
回転防止機構25を構成している。
【0019】上記の構成の身体障害者用入浴装置1を用
いて入浴者Mを入浴させる手順について説明する。ま
ず、昇降機構4によりあらかじめ浴槽3を下降限界位置
まで下げておく。即ち、制御装置15を操作して油圧シ
リンダ9のロッド35を引き込ませ、平行リンク機構8
を介して浴槽3を水平状態を保ったまま下降させてお
く。
【0020】次に、ストレッチャーを浴槽3に横付け
し、入浴者Mをストレッチャーから担架Tごと担架台1
2に移し換える。この際、担架Tの車輪Taが担架台1
2のレール部36に案内され、ストッパーで位置決めさ
れることで担架Tは所定位置に配置される。
【0021】そして、制御装置15を操作することによ
り、油圧シリンダ9のロッド35を伸張させる。これに
より、平行リンク機構8を介して浴槽3が水平状態を保
ったまま上昇して、図1に示すように、入浴者Mが入浴
状態になる位置に到達する。この状態で、傾斜角調整機
構17によって背もたれ部13の傾斜角を調整する。
【0022】即ち、背もたれ部13を現状よりも起立さ
せるときには、制御装置15を操作して駆動モータ30
を回転駆動させ、駆動モータ30の駆動軸の回転をギア
ボックス29を通じてピニオン28の回転軸28aに伝
達し、これによってピニオン28を回転させる。そして
ピニオン28の回転をラック27に伝達してロッド20
をその軸方向に移動させ、ロッド20を背もたれ部13
に接近移動させて回転ローラ23を背もたれ部13に当
接させる。
【0023】なおもロッド20を接近移動させると、背
もたれ部13が中心軸14の軸線回りに傾動して、担架
Tに対する背もたれ部13の傾斜角が大きくなるように
変動する。
【0024】この傾動に伴って、背もたれ部13と回転
ローラ23との当接位置も変動するが、回転ローラ23
が背もたれ部13上を転動するため、ロッド20に大き
な抵抗力が加わることはない。さらに、回転防止機構2
5を構成するシリンダ19のスリット19aによってラ
ック27のロッド20の周方向への移動が制限されるの
で、ロッド20が軸線回りに回転してしまうことはな
い。
【0025】また、背もたれ部13が最大傾斜角になっ
たとき、即ち、ロッド20が前進限へ到達したときに
は、ロッド20に設けられる操作子20aによってシリ
ンダ19に設けられる前進限側リミットスイッチ19b
が操作され、これによって駆動モータ30の動作が停止
されてロッド20の前進が停止される。
【0026】さらに、背もたれ部13の中心軸14と回
転ローラ23の回転軸22とは、その軸線方向が合致し
ているので、回転ローラ23はその軸線と直交する方向
に転動し、背もたれ部13を案内する。
【0027】即ち、回転ローラ23は、背もたれ部13
を所望の角度に傾動させる位置までを最短距離で転動す
ることになる。そして、背もたれ部13が所望の傾斜角
になったときに、制御装置15を操作して駆動モータ3
0の動作を停止させてその位置を維持させる。
【0028】一方、背もたれ部13を現状よりも寝かせ
るときには、制御装置15を操作して駆動モータ30を
逆転させることで、ピニオン28を逆転させてラック2
7をロッド20を前進させる場合とは逆方向に移動させ
て、これによってロッド20を背もたれ部13から離間
する方向に移動させる。
【0029】このとき、前進の場合と同様に、ロッド2
0が後退限に到達したときには、ロッド20に設けられ
る操作子20aによってシリンダ19に設けられる後退
限側リミットスイッチ19cが操作され、これによって
駆動モータ30の動作が停止されてロッド20の後退が
停止される。
【0030】そして、所望の傾斜角になったときに、制
御装置15を操作して駆動モータ30の動作を停止させ
ることでロッド20のを停止させ、背もたれ部13の傾
斜角を維持させる。
【0031】かくして、身体障害者用入浴装置1におい
て、傾斜角調整機構17による背もたれ部13の傾斜角
調整が完了する。
【0032】本実施の形態の身体障害者用入浴装置によ
れば、傾斜角調整機構17により容易に背もたれ部13
を、入浴者Mにとって最適な傾斜角、即ちリクライニン
グ角度に調整することが可能である。また、この傾斜角
調整機構17が浴槽3に設けられているので、浴槽3の
深さを必要以上に大きくする必要がなく、使用するお湯
も少量で済ませることができる。
【0033】さらに、傾斜角調整機構17に、ロッド2
0が回転してしまうことを防止する回転防止機構25が
設けられているため、傾斜角調整時、回転ローラ23
が、背もたれ部13を所望の角度に傾動させる位置まで
転動する際に、中心軸14と回転軸22との合致した軸
線方向がずれることなく維持され、回転ローラ23によ
る背もたれ部13の案内を安定して行うことができる。
【0034】なお、上記実施の形態において、載置台を
担架とする構成としたが、これに限られることなく、例
えば、背もたれ部が設けられたストレッチャーのような
ものでもよく、この場合、ストレッチャーを直接浴槽の
上方に配置した後に浴槽を上昇させて入浴者を入浴させ
ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る身
体障害者用入浴装置によれば、載置台に傾動自在な背も
たれ部が設けられ、浴槽に背もたれ部の傾斜角度を調整
する傾斜角調整機構が設けられる構成となっている。こ
れにより、入浴者にとって最適なリクライニング角度に
容易に調整できると共に、使用するお湯を少量で済ませ
ることができるのでコストダウンになるという優れた効
果を奏するものである。そして、傾斜角調整機構は、浴
槽に設けられて背もたれ部に離間、接近自在に移動する
ロッドと、ロッドの先端に設けられ、背もたれ部を少な
くとも一方向に転動する回転ローラとを備え、ロッドが
ラックとピニオンを介して伝達される駆動モータの動力
によって駆動される構成となっている。これにより、傾
斜角調整機構を簡単な構成で実現することができ、コス
トダウンが実現すると共に、回転ローラによって背もた
れ部が案内されることによって傾斜角調整時にロッドに
大きな抵抗が加わることを防止できるという優れた効果
を奏する。
【0036】また、本願の請求項1に係る発明は、傾斜
角調整機構に、背もたれ部に対するロッドの回転を防止
する回転防止機構が付設される構成となっている。これ
により、ロッドの回転軸線方向がずれないので、回転ロ
ーラによる背もたれ部の案内を安定して行うことができ
るという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す図であって、身体
障害者用入浴装置を構成する浴槽に、傾斜角調整機構が
設けられた断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態を示す図であって、傾斜
角調整機構の要部の拡大詳細図である。
【図3】 本発明の実施の形態を示す図であって、傾斜
角調整機構の要部の拡大側面図である。
【図4】 本発明の実施の形態を示す図であって、傾斜
角調整機構の要部を下方からの視点で表した拡大平面図
である。
【符号の説明】
1 身体障害者用入浴装置 3 浴槽 13 背もたれ部 14 中心軸(傾動中心軸) 17 傾斜角調整機構 19 シリンダ 20 ロッド 23 回転ローラ 25 回転防止機構 27 ラック(ラック部) 28 ピニオン 29 ギアボックス 30 駆動モータ M 入浴者 T 担架(載置台)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 33/00 310

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽と、 該浴槽の上方に配置され、入浴者が乗せられた載置台と
    の少なくともいずれか一方が昇降されて前記載置台上の
    入浴者を入浴状態にする身体障害者用入浴装置におい
    て、 前記載置台には、該載置台に対して傾動自在な背もたれ
    部が設けられ、 前記浴槽には、前記背もたれ部の傾斜角度を調整する傾
    斜角調整機構が設けられ、 該傾斜角調整機構は、前記浴槽に設けられて、前記背も
    たれ部に対して離間、接近自在に配されるロッドと、 該ロッドの先端に設けられ、前記背もたれ部に当接して
    少なくとも一方向に転動する回転ローラと、 前記ロッドの側面にその長さ方向に沿って設けられるラ
    ック部と、 該ラック部と係合するピニオンと、 該ピニオンを回転駆動する駆動モータとを備え、前記傾斜角調整機構は、前記浴槽の傾斜壁に固定的に設
    けられて前記ロッドが挿入されてこれを支持する略円筒
    形状のシリンダを有し、 該シリンダは、その長さ方向に沿って形成されて、前記
    ロッドのラック部を前記ロッドの周方向への移動を制限
    しつつ該ロッドの長さ方向に沿って案内するスリットを
    有し、 前記ラック部と前記スリットとは、前記ロッドの回転を
    防止する回転防止機構を構成している ことを特徴とする
    身体障害者用入浴装置。
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