JP3040908U - 吸着保持装置 - Google Patents

吸着保持装置

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JP3040908U
JP3040908U JP1997001039U JP103997U JP3040908U JP 3040908 U JP3040908 U JP 3040908U JP 1997001039 U JP1997001039 U JP 1997001039U JP 103997 U JP103997 U JP 103997U JP 3040908 U JP3040908 U JP 3040908U
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refueling
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tank lid
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JP1997001039U
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Inventor
壮伊知 丸山
Original Assignee
株式会社梅鉢屋
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】給油タンクの蓋を簡単に一時保管できるように
する。 【解決手段】給油ホース12への装着手段21と、この
装着手段21の外側に固定された吸着手段22とで構成
される。吸着手段22には、その表面に燃料タンク用蓋
などの金属体を吸着保持できるマグネット25が埋設さ
れている。給油ホースに装置20が装着される。給油中
は燃料タンクのタンク蓋18を吸着手段22に吸着保持
させておく。マグネットの強さを選ぶことによって、タ
ンク蓋18を簡単には外せないようにすることができ
る。給油が終了した段階で、蓋18を外して閉蓋する。
こうすることによって、蓋が地面に落下して砂や埃を蓋
に付着させてしまうこともなければ、蓋を傷つけること
もない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ガソリンスタンドなどの給油設備に適用して好適な吸着保持装置 に関する。詳しくは、燃料キャップなどのような金属体を一時的に保管するに当 たり、給油ホースなどに装着した状態でこの装着手段に取り付けられた吸着手段 にこの金属体を吸着保持させることによって、金属体の落下や置き忘れなどを防 止できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車にガソリンや軽油などの燃料を給油する場合には、図8に示すようなガ ソリンスタンドで行うことが多い。ガソリンスタンドには給油装置10が備えら れ、給油装置10から延びる給油ホース12の先端部に取り付けられた給油制御 装置である給油ガン14を、自動車16の後側部に位置する給油タンク蓋(燃料 蓋)を外してここに差し込みながら給油を行うことになる。
【0003】 タンク蓋(フェール・キャップ)は通常本体から外れるようになっている場合 が多く、給油中は自動車18のトランクや天井の上、あるいは給油装置10の本 体頂部などにこのタンク蓋を置いている。図8では天井にタンク蓋18を置いた 場合を示す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このように給油中タンク蓋18は従業員(給油作業者)によって様 々な場所に一時的に置かれる場合が多く、特に定められた場所に一時保管するよ うなマニュアルとはなっていないのが殆どである。
【0005】 そのため、図8のように自動車16の天井にタンク蓋18を置いて給油してい るときでは、誤ってこのタンク蓋18を地上に落とす事故が起きやすい状況下に ある。地上に落としたりすると砂、泥、塵埃などがタンク蓋18に付着し易く、 砂などが燃料タンク内に混入するおそれがある。場合によっては、タンク蓋18 を傷つけ、燃料タンクを液密に閉蓋できなくなることもある。置き忘れもよく発 生する。
【0006】 もちろん、給油装置10の頂部に置いたり、自動車16のトランクの上などに 置いて給油する場合も同じような問題をもっている。
【0007】 そこで、この考案はこのような従来の課題を解決したものであって、タンク蓋 18を一時的に保管できる吸着保持装置を提案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、この考案に係る吸着保持装置は、ホースへの装着 手段と、 この装着手段の外側に固定された吸着手段とで構成され、 この吸着手段には、その表面に金属体を吸着保持できるマグネットが埋設され てなることを特徴とする。
【0009】 この考案では、弾性を有する装着部21を給油ホース12に取り付ける。取り 付け位置は給油制御部である給油ガン14に近いところの方が好ましい。給油ホ ース12には吸着部22が上方を向くように装着部21が装着される。吸着部2 1にはその表面に露呈するようにマグネット23が埋設されているので、給油中 にはタンク蓋18がこの吸着面に載置される。そうすると、マグネット23の作 用でタンク蓋18が吸着部22に吸着され、その状態で保持される。
【0010】 給油が終了し、給油ホース12を給油装置10にしまうとき、吸着部22から タンク蓋18を外して燃料タンクを閉蓋する。このように給油中は吸着装置20 を用いてタンク蓋18を吸着保持することによって、給油作業中にタンク蓋18 を誤って落としたりすることがないので、砂などが給油タンク内に混入したり、 タンク蓋18を損傷したりするおそれはない。
【0011】
【考案の実施の形態】
続いて、この考案に係る吸着保持装置の一実施形態を自動車のタンク蓋保持装 置に適用した場合について図面を参照して詳細に説明する。
【0012】 図1はこの考案に係る吸着保持装置20の一例を示すもので、装着手段として の装着部21と、その外表面の一部に取り付け固定された吸着手段としての吸着 部22とでこの吸着保持装置20が構成される。
【0013】 装着部21は図示するように所定の内径を有し、その一部が開口され、断面が ほぼΩ状体となされている。装着部21の内径は装着すべき給油ホース12の外 径とほぼ等しいか、これよりも僅かに細いものが使用される。通常のガソリンス タンドにおける給油装置では26mmか若しくは30mmの給油ホース12が使 用されているので、装着部21としてもこれら内径に即した外形に選定される。
【0014】 また装着部21は弾性体でしかも錆びにくい材質のもので構成される。弾性を 持たせたのは給油ホース12にしっかりと装着され、ずり落ちないようにするた めである。錆びにくい材質を選んだのは室外で使用される場合が殆どであるから である。
【0015】 そのため、この装着部21はステンレス材などの鋼材(例えば、SUS304 H鋼)やガソリンに対し難溶性を示すポロエチレン系樹脂などのプラスチック材 を用いて加工される。装着部21の開口部21bの開口幅Wは図2に示すように 1cmから2cm程度が好ましく、さらに開口端部21cは外側に僅かに屈曲さ せている。これは給油ホース12への着脱を容易にするためである。
【0016】 装着部21の長さは適宜な長さとすることができる。本例では5〜10cm程 度に選ばれている。その厚みは0.5mm程度で充分である。
【0017】 装着部21のほぼ中央上部には吸着手段として機能する吸着部22が取り付け 固定される。吸着部22はその長さが装着部21とほぼ同じ長さで、所定の幅を もった上述したと同様なプラスチック材などで形成された板状の本体23を有し 、本体23には図3に示すようにその長手方向に沿って数条、本例では4条に亘 って溝24(24a〜24d)が形成される。溝24はその表側が幅狭となされ た凸状凹条溝であって、ここにその断面が凸形状のマグネット25(25a〜2 5d)が装着されている。凸形状としたのは、溝24から脱落しないようにする ためである。
【0018】 マグネット25の突出部は溝24から外部に露呈するように挿入されるが、装 着状態においてマグネット25が溝24内で僅かながら上下左右に自由に動ける ように溝24とマグネット25の大きさが選定されている。
【0019】 溝24内に装着されたマグネット25は図1および図4にそれぞれ示すような クリック付きのL字状蓋26によって封止されて、マグネット25が外部に飛び 出さないようにしている。溝24の数、マグネット25の形状などは適宜選択で きる。
【0020】 図5はL字状蓋26を使用しないでマグネット25を本体23に収納できる例 であって、同図Cに示すように本体23には4条のマグネット25を整列させる ことができる広さの凹部30が形成される。これに対して板面に同図Dに示すよ うなスリット32(32a〜32d)を有し、その下面には同図Aのような突出 体33(33a〜33c)が一体形成された整列固定用蓋34(同図A)が使用 される。そして凸出体33に接着剤などを塗布しておき、凸条マグネット25を 挟むようにして組立てて固定すれば、図4と同様な吸着部22を構成できる。
【0021】 本体23の裏面側は装着部21の外形に合うような形状となされ、装着部21 のほぼ中央部の位置で接着剤などを使用してこの装着部21に取り付け固定され ている。
【0022】 さて、このように構成された吸着保持装置20を給油装置に適用する場合には 、図6に示すように給油ホース12のうち例えば給油ガン14に近い側にこの装 着部21をはめ込むことによって、吸着保持装置20をこの給油ホース12に取 り付け固定できる。この場合吸着部22が上方を向くようにその取り付け位置が 調整される。
【0023】 自動車16の給油タンクより取り外された蓋(タンク蓋18)は吸着部22の うちマグネット25が露呈した面側に載置される。そうするとこのマグネット2 5の働きでタンク蓋18が吸着部22に吸着保持される。マグネット25の強さ を適宜選んでおけば、タンク蓋18の自重で落下するようなことはない。もちろ ん、作業者がタンク蓋18に触れたとしても外れて落ちるようなこともない。
【0024】 タンク蓋18を吸着するとき、このタンク蓋18の外側は多少カーブしている のが普通であるが、この場合、マグネット25は溝24に対してある程度の自由 度があるため、図7のように中央2条の溝24b、24cに装着されたマグネッ ト25b、25cに対して、外側2条の溝24a、24dに装着されたマグネッ ト25a、25dはタンク蓋18のカーブに沿って多少浮き上がった状態で吸着 される。これによってタンク蓋18をより強固に吸着し保持することができる。
【0025】 タンク蓋18を吸着保持した状態で給油作業が行われる。給油作業が終了すれ ば、保持されたタンク蓋18を取り外して給油タンクが閉蓋される。
【0026】 上述した実施態様では、この考案を給油装置の給油ホース12の装着して使用 する例を説明したが、家庭内暖房装置で灯油などを使用するときでは、灯油タン クの蓋が落ちないように給油具(手動若しくは自動)のホースや柄の部分にこの 吸着保持装置を装着すれば、灯油タンクの蓋を落としたりすることがなくなるの で、上述したと同様な作用効果が得られる。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案では、ホースなどに装着する装着部と、これに取 り付けられた吸着部とで吸着保持装置を構成したので、ホースなどにこの吸着保 持装置を簡単に装着できる。そして、吸着部にタンク蓋などをおけばマグネット の作用でこのタンク蓋を吸着部に確実に固定し、保持することができる。
【0028】 そのため、給油中のときタンク蓋を一定の場所に保管したと同じ効果が得られ るので、タンク蓋が地上に落下して砂などが付着し、これが燃料タンク内に浸入 したりすることがなくなる。もちろん、落下による損傷もなくなる。さらに、給 油が終了すると、身近にあるタンク蓋を吸着保持装置から簡単に外して閉蓋でき るから、給油作業をスムーズに行うことができる。
【0029】 したがってこの発明はガソリンスタンドなどの給油装置などに適用して極めて好 適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る吸着保持装置の一実施態様を示
す要部の斜視図である。
【図2】その正面図である。
【図3】その一部縦断面図である。
【図4】図1の横断面図である。
【図5】他の実施態様を示す図4と同様な横断面図であ
る。
【図6】使用状態の図である。
【図7】吸着状態の一部縦断面図である。
【図8】給油状態を示す図である。
【符号の説明】
10・・・給油装置、12・・・給油ホース、14・・
・給油ガン、16・・・自動車、18・・・タンク蓋、
20・・・吸着保持装置、21・・・装着部、22・・
・吸着部、25・・・マグネット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホースへの装着手段と、 この装着手段の外側に固定された吸着手段とで構成さ
    れ、 この吸着手段には、その表面に金属体を吸着保持できる
    マグネットが埋設されてなることを特徴とする吸着保持
    装置。
  2. 【請求項2】 上記ホースは給油ホースであり、上記金
    属体は燃料キャップであることを特徴とする請求項1記
    載の吸着保持装置。
JP1997001039U 1997-02-25 1997-02-25 吸着保持装置 Expired - Lifetime JP3040908U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0710127A (ja) * 1991-10-19 1995-01-13 Focke & Co Gmbh & Co 包装対象物にブランクを供給するブランク・ユニット装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0710127A (ja) * 1991-10-19 1995-01-13 Focke & Co Gmbh & Co 包装対象物にブランクを供給するブランク・ユニット装置

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