JP3040712U - 室内用空気入れ遊戯具 - Google Patents

室内用空気入れ遊戯具

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JP3040712U
JP3040712U JP1997000831U JP83197U JP3040712U JP 3040712 U JP3040712 U JP 3040712U JP 1997000831 U JP1997000831 U JP 1997000831U JP 83197 U JP83197 U JP 83197U JP 3040712 U JP3040712 U JP 3040712U
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JP1997000831U
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Inventor
武志 五十嵐
Original Assignee
株式会社イガラシ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】幼児の体力や運動神経の向上を図る室内遊戯具
は、木製やプラスチックなどで形成されているため、体
の一部が当たると幼児にとって衝撃が強く事故につなが
ることもあった。また、収納するときに嵩張り、大きな
収納スペースを必要とした。さらに、滑り台など幼児が
遊び方になれて勢い良く滑ると材質が木やプラスチック
など堅いため、幼児の臀部や腰を強打することがあり危
険であった。 【解決手段】空気の充填排気で膨張収縮する一方の空気
入れ容器2と、前記一方の空気入れ容器の上端側に係合
する空気の充填排気で膨張収縮する他方の空気入れ容器
3と、前記両空気入れ容器の下端側を離間させて係合す
るシート状の係合部材6と、前記両方の空気入れ容器の
少なくとも一方の下端側に設けた空気の充填排気で膨張
収縮する緩衝用空気入れ容器5とからなる室内用空気入
れ遊戯具として構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、室内で幼児が使用して遊ぶ遊戯具に係り、特に、収納が容易で、 かつ、安全性に優れた室内用空気入れ遊戯具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、室内で幼児が使用して遊ぶ遊戯具は、様々なものが提案されており、 特に、幼児が体を動かして遊ぶことで、幼児の体力の向上や、運動神経を向上さ せる室内遊戯具として、例えば、木製やプラスチックで形成された滑り台などが 知られている。
【0003】 図4で示すように、前記木製の滑り台50は、幼児が昇る階段51と、この階 段51に設けた手摺り52と、前記階段の上端から所定角度で設けた滑り面53 とから構成されている。そのため、幼児が、その滑り台50の手摺り52を握り ながら階段51を使用して上端位置まで登り、滑り面53に臀部をつけた状態で 滑り降りて遊ぶことができるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の室内遊戯具は、以下のような問題点があった。 幼児の体力や運動神経の向上を図る室内遊戯具は、木製やプラスチックな どで形成されているため、幼児が使用するときに、その室内遊戯具に体の一部が 当たると幼児にとって衝撃が強く、ときには打撲、切り傷や骨折などの大きな事 故につながることもあった。
【0005】 室内遊戯具は、収納するときに全体が大きく嵩張り、大きな収納スペース を必要とした。また、木製の室内遊戯具では、各部分がビス等で結合されている ため、そのビスをドライバーなどで取り外して分解して収納できるものもあるが 、使用あるいは収納する際に、いちいち組み立て分解する手間が大変で、まして ビス等の小さな部品の管理が面倒であった。
【0006】 室内遊戯具で特に滑り台などの使用者である幼児を、ある程度のスピード で滑り台に沿って移動させる遊戯具は、幼児が遊び方になれて勢い良く滑ると材 質が木やプラスチックなど堅い部材で形成しているため、幼児の臀部や腰を強打 することがあり危険であった。
【0007】 この考案は、上記の問題点に鑑み創案されたものであり、収納スペースが小さ くて済み、取り扱いが容易で、安全性に優れた室内用空気入れ遊戯具を提供する ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する手段として、この考案は、空気の充填排気で膨張収縮する 一方の空気入れ容器と、前記一方の空気入れ容器の上端側に係合する空気の充填 排気で膨張収縮する他方の空気入れ容器と、前記両空気入れ容器の下端側を離間 させて係合するシート状の係合部材と、前記両方の空気入れ容器の少なくとも一 方の下端側に設けた空気の充填排気で膨張収縮する緩衝用空気入れ容器とからな る室内用空気入れ遊戯具として構成した。
【0009】 また、空気の充填排気で膨張収縮する一方の空気入れ容器と、前記一方の空気 入れ容器の上端側に係合する空気の充填排気で膨張収縮する他方の空気入れ容器 と、前記両空気入れ容器の下端側を離間させて係合するシート状の係合部材と、 前記一方の空気入れ容器の下端側に設けた空気の充填排気で膨張収縮する緩衝用 空気入れ容器とから構成され、前記他方の空気入れ容器の厚み方向には、使用者 の足掛け穴を一か所以上凹状に形成した室内用空気入れ遊戯具として構成した。
【0010】 さらに、空気の充填排気で膨張収縮する一方と他方の空気入れ容器と、前記両 空気入れ容器の上端側に介在して接続する空気の充填排気で膨張収縮する介在空 気入れ容器と、前記両空気入れ容器の下端側を係合するシート状の係合部材と、 前記一方の空気入れ容器の下端側に設けた空気の充填排気で膨張収縮する緩衝用 空気入れ容器とから構成され、前記他方の空気入れ容器の厚み方向には、使用者 の足掛け部を一か所以上その他方の空気入れ容器の表面から段差を設けて形成し 、前記介在空気入れ容器には、使用者が把持できる把持部を設けた室内用空気入 れ遊戯具として構成した。
【0011】
【考案の実施の態様】
以下、この考案による室内空気入れ遊戯具を図面に基づいて説明する。 図1は室内空気入れ遊戯具の使用状態を示す斜視図、図2は室内空気入れ遊戯 具の断面図、図3は室内空気入れ遊戯具の平面図である。
【0012】 図1および図2で示すように、室内空気入れ遊戯具1は、空気の充填排気で膨 張収縮する一方と他方の空気入れ容器としての空気入れマット2、3と、前記両 空気入れマット2、3の上端2a,3aに介在して接続する空気の充填排気で膨 張収縮する円柱状の介在空気入れ容器4と、前記両空気入れマット2、3の下端 側2b,3bを離間させた状態で接続するシート状の係合部材6と、前記一方の 空気入れマット2の下端側2bに設けた空気の充填排気で膨張収縮する緩衝用空 気入れ容器5とから構成されている。
【0013】 図1および図2で示すように、前記一方の空気入れマット2は、その幅方向に 一定間隔で絞り2cが形成されており、幅方向に緩やかな凹凸面を形成している 。前記一方の空気入れマット2に絞り2cを形成することで、その一方の空気入 れマット2の強度を向上させている。そして、前記空気入れマット2は、その気 室数を図面では一気室として空気の給排気を行うバルブ2dを所定位置に設けて いる。この一方の空気入れマット2は、滑り台の滑り面として使用される。さら に、前記一方の空気入れマット2の下端2bは、緩衝用空気入れ容器5の一端5 bと接続している。前記緩衝用空気入れ容器5は、一方の空気入れマット2を使 用者が滑り面として使用したとき、着地位置に設置される緩衝用のクッションの 役割を果たすものである。
【0014】 図1および図2で示すように、前記他方の空気入れマット3は、その幅方向に 一定の間隔で絞り3cが形成されており、幅方向に緩やかな凹凸面を形成してい る。そして、その他方の空気入れマット3の所定位置で、厚み方向に陥没させて 形成した足掛け穴3eを一箇所(図面では三箇所)以上備えている。前記足掛け 穴3eは、図2で示すように、他方の空気入れマット3の表面側から深く陥没さ せて形成した表面凹部3fの底面と、その裏面から浅く凹状に形成した裏面凹部 3gの底面とを接合させて形成し、前記表面凹部3fおよび裏面凹部3g表面に は、補強用のシート3hを接合して構成している。前記他方の空気入れマット3 は、その気室数を1気室として所定位置にバルブ3dを形成している。
【0015】 前記介在空気入れ容器4は、その上面位置に、把手4a,4aを取り付けてい る。前記把手4a,4aは、底面にシート状の接続部を介して前記介在空気入れ 容器4の上面に接着されている。また、前記係合部材6は、前記一方と他方の空 気入れマット2、3と同質の材料で形成されると都合が良く、前記一方と他方の 空気入れマット2、3の幅とほぼ同じ幅寸法に形成されている。
【0016】 つぎに、室内空気入れ遊戯具1の使用手順を図面に基づいて説明する。 はじめに、各バルブ2d,3d,4b、5aからポンプや肺活量などで空気を 充填して両空気入れマット2、3と、介在空気入れ容器4および緩衝用空気入れ 容器5を膨らませる。室内空気入れ遊戯具1の全体に空気が充填されて使用の準 備ができる。
【0017】 使用者である幼児は、滑り台の遊びをする場合は、図1で示すように、幼児が 他方の空気入れマット3の足掛け穴3eに足を掛けて介在空気入れ容器4まで登 る。このとき、幼児は介在空気入れ容器4の把手4aを握って登ると安全である 。そして、介在空気入れ容器4まで登ったら、一方の空気入れマット2の上面側 に臀部を乗せて前記把手4aから手を放すと、一方の空気入れマット2の傾斜角 度に沿って滑り降り、一方の空気入れマット2の下部側に配置した緩衝用空気入 れ容器5に幼児の臀部が衝突して止まる。このとき、緩衝用空気入れ容器5によ り滑落した衝撃を吸収して緩和している。
【0018】 また、室内空気入れ遊戯具1は、一方と他方の空気入れマット2、3の下方に 空間が形成されており、この空間を幼児が潜って遊ぶことができる構成としてい る。一方と他方の空気入れマット2、3の間を潜って遊ぶときは、シート状の係 合部材6が幅方向に設けられているため、幼児の膝などが直接床と接することが なく、幼児の膝を保護することができる。なお、使用者が二人いる場合は、一人 が滑り台として使用し、他の一人は、一方と他方の空気入れマット2、3の間を 潜って遊ぶことが可能となる。
【0019】 なお、前記室内空気入れ遊戯具は、介在空気入れ容器を介在させることなく、 両空気入れマットの上端側を接合して構成しても良く、また、両空気入れマット の下端側に緩衝用空気入れ容器を設ける構成としても構わない。
【0020】
【考案の効果】
この考案は、上記の構成により以下に示す優れた効果を奏する。 、室内用空気入れ遊戯具は、空気の充填排気で、膨張収縮するため、空気を 抜いて折り畳んで収納できるため、大きな収納スペースを取る必要がなく、収納 に便利である。また、空気圧で遊戯具を膨らませて使用するため、使用者である 幼児が体の一部をぶつけても痛くなくかつ安全である。
【0021】 室内用空気入れ遊戯具は、他方の空気入れ容器に足掛け穴を形成している ため、使用者の幼児が登り易く、また、一方の空気入れ容器の傾斜面に沿って滑 り降りても緩衝用空気入れ容器が設けてあるため、滑り降りた衝撃を緩和し、安 全性も高い。
【0022】 室内用空気入れ遊戯具は、一方と他方の空気入れ容器を介在空気入れ容器 を介して接続し、その介在空気入れ容器に把手を設けているため、使用者である 幼児が、その把手を握って他方の空気入れ容器を登ることが可能となり、安全性 が向上される。
【0023】 室内用空気入れ遊戯具は、一方と他方の空気入れ容器の上端側を介在空気 入れ容器を介して接続し、それぞれの空気入れ容器の下端側をシート状の係合部 材で離間させて係合しているため、滑り台として使用できると共に、両空気入れ 容器の間を潜って遊ぶことができる構成としており、幼児の遊びの幅を広げるこ とができ、幼児の運動神経や体力の向上に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の室内用空気入れ遊戯具の使用状態を
示す斜視図である。
【図2】この考案の室内用空気入れ遊戯具の断面図であ
る。
【図3】この考案の室内用空気入れ遊戯具の平面図であ
る。
【図4】従来の室内遊戯具の一例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 室内用空気入れ遊戯具 2 一方の空気入れマット(一方の空気入れ容器) 2a 上端部 2b 下端部 2c 絞り 2d バルブ 3 他方の空気入りマット(他方の空気入れ容器) 3a 上端部 3b 下端部 3c 絞り 3d バルブ 3e 足掛け穴 3f 表面凹部 3g 裏面凹部 3h 補強用のシート 4 介在空気入れ容器 4a 把手 4b バルブ 5 緩衝用空気入れ容器 5a バルブ 6 係合部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気の充填排気で膨張収縮する一方の空気
    入れ容器と、前記一方の空気入れ容器の上端側に係合す
    る空気の充填排気で膨張収縮する他方の空気入れ容器
    と、前記両空気入れ容器の下端側を離間させて係合する
    シート状の係合部材と、前記両方の空気入れ容器の少な
    くとも一方の下端側に設けた空気の充填排気で膨張収縮
    する緩衝用空気入れ容器とから構成されたことを特徴と
    する室内用空気入れ遊戯具。
  2. 【請求項2】空気の充填排気で膨張収縮する一方の空気
    入れ容器と、前記一方の空気入れ容器の上端側に係合す
    る空気の充填排気で膨張収縮する他方の空気入れ容器
    と、前記両空気入れ容器の下端側を離間させて係合する
    シート状の係合部材と、前記一方の空気入れ容器の下端
    側に設けた空気の充填排気で膨張収縮する緩衝用空気入
    れ容器とから構成され、 前記他方の空気入れ容器の厚み方向には、使用者の足掛
    け穴を一か所以上凹状に形成したことを特徴とする室内
    用空気入れ遊戯具。
  3. 【請求項3】空気の充填排気で膨張収縮する一方と他方
    の空気入れ容器と、前記両空気入れ容器の上端側に介在
    して接続する空気の充填排気で膨張収縮する介在空気入
    れ容器と、前記両空気入れ容器の下端側を係合するシー
    ト状の係合部材と、前記一方の空気入れ容器の下端側に
    設けた空気の充填排気で膨張収縮する緩衝用空気入れ容
    器とから構成され、 前記他方の空気入れ容器の厚み方向には、使用者の足掛
    け部を一か所以上その他方の空気入れ容器の表面から段
    差を設けて形成し、前記介在空気入れ容器には、使用者
    が把持できる把持部を設けたことを特徴とする室内用空
    気入れ遊戯具。
JP1997000831U 1997-02-19 1997-02-19 室内用空気入れ遊戯具 Expired - Lifetime JP3040712U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101300608B1 (ko) * 2011-09-01 2013-08-28 (주)디자인스킨 하우스로 변형 가능한 매트
KR200483069Y1 (ko) * 2015-10-23 2017-04-10 정창희 복합놀이매트

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101300608B1 (ko) * 2011-09-01 2013-08-28 (주)디자인스킨 하우스로 변형 가능한 매트
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