JP3040572U - 洗剤不要の左右共用ミトン型タワシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 繊維を編成又は縫合した特徴を利用して、洗
剤を必要とせず環境保護や公害防止に役立ち、保持動作
を必要としない左右共用のタワシである。 【構成】 本考案は素材構造の柔軟性に加えて硬く編ん
だ密な部分と角部を設けることで、洗剤を必要とせずに
洗浄を可能とする作用を利用し、洗浄効果をあげ手や指
の細かい動作を洗浄する対称物に伝えやすいミトン型に
編成又は縫合等して形成した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は洗剤をほとんど使用せずに器物等のシミやアク、油の洗浄が水洗い で簡単にしかも安全にできる左右共用ミトン型タワンに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

（イ）器物等の洗浄には洗剤を必要とした。 （ロ）タワシを握ったり掴んだりして、保持するために片手を使用しなから作 業するので握力を必要とした。 （ハ）細部の汚れを落としにくい。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来品のタワシだけでは油汚れが落ちず、洗剤や漂泊剤を必要としたため、手 荒れや洗剤アレルギー、それに伴った環境汚染を引き起こしたり、タワシを保持 する為に手や指の不自由な人や高齢者は使いにくく能率が悪い、このタワシは以 上のことを解決しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）洗削や漂白剤を使用せずに細部の洗浄効果を上げるため硬質部（密なと ころ）と軟質部（粗いところ）をつくり、汚れを捕らえやすくした。 （ロ）タワシを握ったり掴んだりする動作を省略し、作業の能率と安定を増す ためミトン型で洗浄できる表面積を多くし、左右共用型とした。 （ハ）手の動作を伝え易いミトン型にすることで更に洗浄力が増強され、広範 囲な対称物（陶器、金属、ガラス、その他の素材）や小さい物の細部や 凹部の洗浄に適合出来る。 （ニ）ニット編成あるいは網状でサイズを選ばず、左右両用の使用も無理なく 手になじみ指先の硬質部の両端を角にし、細部の隅々や凹みにもタワシ が密着し洗浄効果と作業能率をあげ労働負担を軽くする。

【０００５】

【作用】

（イ）繊維等で汚れを捕らえたり掻き落とすことで、洗剤や漂泊剤を使用せず に器物等の洗浄が可能となる （ロ）洗浄の対称物又は親指部分と４本指挿入部分の使い分けで洗浄対称物の 大小が限定されずに使用出来、シミやアクを取り除く為に角部の硬質部 分を利用する等応用範囲が拡がる。 （ハ）洗浄する対称物をタワシを手にはめたまま掴めるため、器物等を破損さ せにくく、はめたまま物を移動させる等の違った動作も可能にする。 （ニ）シミやアクを取り除くためには角部の硬質部を利用する。以上（図３）

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って説明すると、１は本体の先端部分で繊維素材で汚れを かきおとす為の密に編成又は縫合された硬質部分 ２は親指の先端部分で密に編 成又は縫合された硬質部分 ３は繊維素材であらくく編成又は縫合された軟質部 ４は摩擦を強くした硬質部分 ５は繊維素材で編成又は縫合され設けた四角い角 部分 ６は吊下げ水切り用のループ

【０００７】

【考案の効果】

この考案は握力の弱い者が無理にタワシを持つ必要がなく、洗浄しようとする 対称物をはめている手で保持することも出来るため、器物を破損させにくくはめ たままで物を移動させることなど、違った動作が安全にでき洗剤や漂白剤を使用 せずに汚れを落とせる。洗いとすすぎが一動作で作業時間の短縮と能率が上がり 、日常的に環境汚染が防げる。広範囲（陶器、金属、ガラス、塗り物等）に使用 でき使いかたも応用多数であるため、違う色の物を数個揃えて専用に使用すると 衛生的に区別でき、色彩効果により作業を楽しくする物である。

【提出日】平成９年３月１３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】 【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は洗剤をほとんど使用せずに器物等のシミやアク、油の洗浄が水洗い で簡単にしかも安全にできる左右共用ミトン型タワシに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

（イ）器物等の洗浄には洗剤を必要とした。 （ロ）タワシを握ったり掴んだりして、保持するために片手を使用しながら作 業するので握力を必要とした。 （ハ）細部の汚れを落としにくい。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来品のタワシだけでは油汚れが落ちず洗剤や漂泊剤を必要としたため、手荒 れや洗剤アレルギー、それに伴った環境汚染を引き起こしたり、タワシを保持す る為に手や指の不自由な人や高齢者は使いにくく能率が悪い、このタワシは以上 のことを解決しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）洗剤や漂白剤を使用せずに細部の洗浄効果を上げるため硬質部で密なと ころと軟質部で粗いところをつくり、汚れを捕らえやすくした。 （ロ）タワシを握ったり掴んだりする動作を省略し、作業の能率と安定を増す ためミトン型で洗浄できる表面積を多くし、左右共用型とした。 （ハ）手の動作を伝え易いミトン型にすることで更に洗浄力が増強され、広範 囲な対称物である陶器、金属、ガラス、その他の素材や小さい物の細部 や凹部の洗浄に適合出来る。 （ニ）ニット編成あるいは網状でサイズを選ばず、左右両用の使用も無理なく 手になじみ指先の硬質部の両端を角にし、細部の隅々や凹みにもタワシ が密着し洗浄効果と作業能率をあげ労働負担を軽くする。

【０００５】

【作用】

（イ）繊維等で汚れを捕らえたりかき落とすことで、洗剤や漂泊剤を使用せず に器物等の洗浄が可能となる。 （ロ）洗浄の対称物又は親指部分と４本指挿入部分の使い分けで洗浄対称物の 大小が限定されずに使用でき、シミやアクを取除くために角部の硬質部 分を利用する等応用範囲が拡がる。 （ハ）洗浄する対称物をタワシを手にはめたまま掴めるため、器物等を破損さ せにくく、はめたまま物を移動させる等の違った動作も可能にする。 （ニ）シミやアクを取除くためには角部の硬質部を利用する。以上（図２）

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って説明すると、１は繊維素材で汚れをかき落すため密に 編成又は縫合した本体先端硬質部、２は密に編成又は縫合した親指先端硬質部、 ３は繊維素材であらく編成又は縫合した動き易い軟質部、４は密に編成又は縫合 した内股硬質部、５は繊維素材で編成又は縫合し設けた先端の角部 、６は水切り 用の吊下げループ。

【０００７】

【考案の効果】

この考案は握力の弱い者が無理にタワシを持つ必要がなく、洗浄しようとする 対称物をはめている手で保持することも出来るため、器物を破損させにくくはめ たままで物を移動させることなど、違った動作が安全にでき洗剤や漂白剤を使用 せずに汚れを落とせる。洗いとすすぎが一動作で作業時間の短縮と能率が上がり 、日常的に環境汚染が防げる。広範囲に陶器、金属、ガラス、塗り物等に使用で き使いかたも応用多数であるため、違う色の物を数個揃えて専用に使用すると衛 生的に区別でき、色彩効果により作業を楽しくする物である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の左右共用ミトン型タワシの実施例を示
す斜視図である。

【図２】本ミトン型タワシを平面図にしたものである。

【図３】本ミトン型タワシの作用の具体的な説明図であ
る。〜

【符号の説明】

１ 本体の先端部分 硬質部で編目、縫目等が密となる ２ 親指の先端部分 硬質部で編目、縫目等が密となる ３ 軟質部分 編目、縫目等を粗くする ４ 硬質部分 編目、縫目等が密となる ５ 四角く角を付けた部分 ６ 吊下げるためのループ

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【手続補正書】

【提出日】平成９年３月１３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】 明細書

【考案の名称】 洗剤不要の左右共用ミトン型タワシ

【実用新案登録請求の範囲】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の左右共用ミトン型タワシの実施例を示
す斜視図である。

【図２】本ミトン型タワシの作用の具体的な説明図であ
る。

【符号の説明】 １ 本体先端硬質部 ２ 親指先端硬質部 ３ 軟質部 ４ 内股硬質部 ５ 先端の角部 ６ 吊下げループ ７ 食器の把手など細部を洗浄する場合の使用例 ８ 従来のコップ洗いと同じように底や隅を洗浄する場
合の使用例 ９ 小物を洗浄する場合の使用例 １０ 鍋などの内側の曲面を洗浄する場合の使用例 １１ 手にはめずに底の深い物を洗浄する場合の使用例 １２ 手にはめずに平な物を洗浄する場合の使用例

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 このタワシは親指の部分だけが分かれた
   二股の手袋の形をしたミトン型で繊維又は編目や縫目に
   汚れがひっかかり、ほとんど洗剤を必要とせずに油汚れ
   も落せるよう編目や縫目等を密な部分（硬い）と粗であ
   る部分（軟らかい）で構成されている。４本指を入れる
   指先の先端部分、親指を挿入する内側部分とその先端は
   硬質部とし、親指の位置を左右の中心につくり左右両用
   とさせ各々の指を挿入する先端の両はしは直角もしくは
   角をつけて構成し、編成又は縫合等で形成することを特
   徴とする左右共用のミトン型タワシである。