JP3039937U - テレホンカード、プリペイドカード等いわゆる磁気カードの 変造防止システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この考案は、変造防止として情報を磁気だ
けでなく、ＣＤ技術を利用した物理的な凹凸部にして情
報を記憶させたテレホンカード、プリペイドカード等い
わゆる磁気カードに関するものである。 【構 成】 カード（１）に従来の磁気によって記憶さ
れている情報（２）とＣＤ技術を利用し物理的に凹凸部
にして記憶された情報（３）。そして、情報（３）の一
部断面図拡大図において、屈折率のある基材（４）の内
部とコーティング層（５）の間に情報内容を物理的な凹
凸部にして記憶する。凹凸部表面は、反射膜（６）でコ
ーティングする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、変造防止として情報を磁気だけでなく、ＣＤ技術を利用した物理 的な凹凸部にして情報を記憶させたテレホンカード、プリペイドカード等いわゆ る磁気カードに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、情報が磁気だけのために変造されやすく不適当であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題点】

本案は、その欠点を補って、変造されないテレホンカード、プリペイドカード 等いわゆる磁気カードを、開発しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いまその解決手段を図面に追いながら説明すれば、 （イ）カード（１）に従来の磁気によって記憶されている情報（２）と、ＣＤ技 術を利用し物理的に凹凸部にして記憶された情報（３）。 （ロ）情報（３）の一部断面図拡大図において、屈折率のある基材（４）の内部 とコーティング層（５）の間に情報内容を物理的な凹凸部にして記憶する。 凹 凸部表面は反射膜（６）でコーティングする。

【０００５】

【作用と実施例】

本案は、以上のような構造であるからこれを使用し読み取るときは、磁気によ り記憶されている情報（２）は磁気ヘッドで読み取り、ＣＤ技術により物理的に 凹凸部にして記憶された情報（３）は、レーザー光を対物レンズ（７）を通して 情報面に焦点を結ばせ反射膜（６）にて反射させる。 情報面からの反射光は、凹凸部の状態により輝度変調を受け受光部へ導かれ電気 信号に変換し読み取る。

【０００６】

【考案の効果】

したがって、ＣＤ技術を利用した物理的な凹凸面は、非常に複雑で、又、マイ クロ単位の小さな変化で構成されているために、使用途中で使用済みのところに 穴明けをしたり物理的な力を加えれば、再生できず変造されない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図

【図２】本考案の情報（３）の部分の断面図と一部拡大
図

【図３】本考案の情報（３）の部分の構造と読み取りの
図

【符号の説明】

１は、カード ２は、磁気により記憶されてい
る情報 ３は、ＣＤ技術により物理的に凹凸部にして記憶された
情報 ４は、屈折率のある基材 ５は、コーティ
ング層 ６は、反射膜 ７は、対物レンズ

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【手続補正書】

【提出日】平成９年３月３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】カード内に磁気情報とは、又、別に情報と
   してＣＤ技術を利用し情報内容を物理的に凹凸部にして
   記憶させる。 カード情報読み取りとして磁気的と物理
   的両方から読み取る。以上の如く構成されたカード変造
   防止システム。