JP3039861U - 物干し装置 - Google Patents

物干し装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】軒先のない場所に簡易に取付け、物干し竿落下
の危険性がなく、高所に安全に設置することのできる物
干し装置を提供する。 【解決手段】家屋の壁面に水平状に突設させたフレーム
に沿って物干し竿が進退するように設けた物干し竿進退
機構の上部に、フレームの上面に配置される前支持部材
及び後支持部材と、後支持部材を適宜な高さに支持する
高さ調節部材と、フレームの前支持部材と後支持部材に
それぞれ横架される一対のガイド部材と、両ガイド部材
上に被着される適宜な幅の天板とからなる庇構成体を設
置する。物干し竿はワイヤーなどの連結部材を介して装
置の一部に連結しておく。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、天候の変化に応じて洗濯物を自動的に干したり取り込んだりするこ とのできる物干し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種従来の物干し装置としては、雨避けとなる軒下などに一対の支柱を立設 し、それぞれにモータなどにより伸縮自在となした摺動腕部を水平状に取付け、 この両腕部に先端部をU字形に屈曲したガイド部材を吊り下げ、屋根などの雨が 落ちる場所に降雨センサーを設置し、ガイド部材先端部に洗濯物を吊るした物干 し竿を掛止し、降雨センサーの出力信号に応じて摺動腕部を伸縮させることによ り洗濯物の日干しと取り込みを自動で行わせるようにしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の物干し装置は、降雨時に摺動腕部を縮ませ、物干し竿を軒下まで移動さ せることにより洗濯物が濡れるのを防止するようになっており、雨避けとなり得 る十分な幅で突出する軒先や庇の下側に設置する必要がある。 しかし、昨今、住宅の密集化が進み、軒先や庇がない家屋も増加しており、と りわけアパートやマンションなどの集合住宅にあっては、室内空間をできる限り 広くし、且つ室内の採光量を多くするために軒先やベランダを狭くすることが多 く、上記装置を設置できないことが多かった。 また、従来のものは物干し竿がガイド部材先端部に掛止されるが、洗濯物が強 風に煽られたときなどに物干し竿が簡単に脱落しやすく、洗濯物が地面に落ちて 汚れたり、装置が高所に設置されているときには落下した物干し竿が歩行者に当 たるなどの事故を誘発したりする虞れがあった。
【0004】 そこで本考案は、上記問題点を踏まえ、軒先のない場所や狭い場所にも簡易に 取付け、洗濯物の日干しと取り込みを自動で行なうことができ、また、物干し竿 落下の危険性がなく、高所に安全に設置することのできる物干し装置を提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案の物干し装置は、水平状に設置されたフレーム に無端環状動力伝達部材を張架し、物干し竿を掛止する掛鉤が装着された複数の 掛鉤支持部材を無端環状動力伝達部材と平行に摺動自在に設けると共に隣接する 掛鉤支持部材同士を一定間隔内で接近隔離自在となるように配設し、且つフレー ム先端部側の掛鉤支持部材を無端環状動力伝達部材に接続してなる物干し竿進退 機構を形成し、この物干し竿進退機構の上部に、当該機構を適宜な幅で覆う庇構 成体を設置したことを特徴としてなるものである。
【0006】 上記構成において、庇構成体は、フレームの上面の先端部及び基部に配置され る前支持部材及び後支持部材と、後支持部材を適宜な高さに支持する高さ調節部 材と、フレームの前支持部材と後支持部材にそれぞれ横架される一対のガイド部 材と、両ガイド部材上に被着される天板とからなり、後支持部材の配置高さを高 さ調節部材により調節して、ガイド部材に被着した天板の傾斜角度を調節し得る ように設けることが好ましい。
【0007】 また、掛鉤は、一つの掛鉤支持部材に複数個を高さを変えて多段に装着するこ とができ、このようにすれば、洗濯物の大きさた種類など、洗濯物を干すときの 条件に応じて物干し竿の配置高さを変えることができる。
【0008】 さらに、掛鉤と、これに掛止される物干し竿とを、鎖やワイヤーなどの連結部 材で連結すれば、掛鉤から外れた物干し竿が不用意に落下することを防止するこ とができより好ましい。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の好適な実施例を図面を用いて説明する。 図1は物干し装置を取付けた状態の外観図、図2は物干し装置を一部を破断し て示す分解斜視図、図3はその要部拡大側面図であり、図中、1は家屋、2は物 干し竿進退機構3及び庇構成体4からなる本例の物干し装置であり、図示の如く 、本例の物干し装置2は、軒先のない家屋1の壁面1aなどに設置されるもので ある。
【0010】 先ず、図4〜図9を参照して物干し竿進退機構3の構成を説明する。 物干し竿進退機構3は、壁面1aに適宜な間隔を開けて一対のフレーム11, 11を水平状に突設し、図4に示されているように、両フレーム11に、駆動ス プロケット12、従動スプロケット13、無端環状のローラチェーン14、掛鉤 支持部材15a,15b,15c、掛鉤ガイド16,16,16及び掛鉤17, 17,17などの部材を配置して構成してある。なお、以下の説明では、図示さ れない他方のフレームも同様の構成を具備し、同様に動作するものとする。
【0011】 フレーム11は、例えばステンレスやアルミニウム、プラスチックなどの耐錆 性に優れた硬質材を用いて長尺筒形となし、その両側面にガイド溝11aを設け て形成してある。フレーム11の長さは設置場所に応じて適宜に選定することが できる。
【0012】 駆動スプロケット12は、フレーム11の基端側に配置して、その回転軸をフ レーム11に隣接設置されたモータ18の駆動軸に連結し、従動スプロケット1 3はフレーム11の先端側に配置して、その回転軸をフレーム内で回転自在に枢 支してあり、これら両スプロケット間を循環するようにローラチェーン14が張 架してある。
【0013】 掛鉤支持部材15a,15b,15cは、フレーム11内でローラチェーン1 4の張架方向と平行に並置されており、各々両側部に軸支されたガイドローラ1 9,19をフレーム11の左右側部のガイド溝11a内に嵌め入れて、フレーム 11に沿って摺動自在に形成してある。 フレーム先端側の掛鉤支持部材15aは固定金具20を介してローラチェーン 14に一体に固着し、また、それぞれ隣接する掛鉤支持部材15a及び15b, 15b及び15c同士は一定間隔範囲内で接近隔離自在となるように、互いにロ ッド21,21により連結してあり、ローラチェーン14の循環に伴って、フレ ーム内をチェーンと一体に移動するように設けてある。
【0014】 掛鉤ガイド16,16,16は、図5〜図7に示されているように、各々角筒 状の断面を有する基体22の上部に滑車23を軸支し、下部にフック24を突出 させて形成されており、フレーム11の両側に突出した各掛鉤支持部材のガイド ローラ19,19の軸部に固着された連結板25,25を介し、各掛鉤支持部材 と一体に連結してフレーム11の直下に吊設してある。 上記滑車23には、一端部に握り玉26と係止リング27とが固着され、他端 部に基体22内に装入可能な形状を有する弾性材製の摺動片28が固着された、 適宜長さのワイヤー29を巻回してある。摺動片28は、基体22内を大抵抗で 摺動し得るように形成してあり、その下端部には掛鉤17をネジ止め固定してあ る。
【0015】 掛鉤17,17,17は、板材を側面視略J字状に湾曲してなり、各掛鉤ガイ ド16に巻回されたワイヤー29の端部に固定され、各掛鉤ガイド16に沿って ガイドされつつ、滑車23を軸とする釣瓶のように握り玉26と対称的に上下に 移動するように設けてある。すなわち、握り玉26を下げて掛鉤17を上昇させ 、そのまま係止リング27をフック24に係止すれば掛鉤17は当該高さ位置に 固定され、この状態から係止リング27をフック24から外せば、掛鉤17は再 び上下移動自在となり、握り玉26の操作により掛鉤17の上下位置を手動で操 作できるようになっている。
【0016】 また、図7に示されているように、各掛鉤ガイド16の側部には適宜長さの係 合片22aを取付け、同図(B)に示す如く、掛鉤17に物干し竿30を掛止し 、これを引き上げたときに、係合片22aが物干し竿30の上面に交差状態で当 接し、物干し竿30を係合片22aと掛鉤17とにより挟持状態で保持し、物干 し竿30が掛鉤17から脱落するのを防止するように設けてもよい。 さらに、図8(A)に示されているように、各掛鉤ガイド16の側部に、折曲 端部31aを掛鉤の摺動領域内に臨ませた係合片31を取付ける共に、上記折曲 端部31aにリング状の押圧部材32をピン33及びバネ体34により下方に弾 圧付勢して装着することにより、同図(B)に示す如く、上方に引き上げられた 物干し竿30に押圧部材32を接面させてこれを下方に押圧し、掛鉤17との間 で物干し竿30を確実に挟持し、保持するように設けてもよい。この場合、各掛 鉤17の湾曲頂部Tの直上に押圧部材32を配設することにより、物干し竿30 の外径寸法に係わりなく、押圧部材32を物干し竿に当接させることができ、物 干し竿30の脱落防止がより確実となる。 さらにまた、図9に示されているように、物干し竿30の端部に装着された係 止リング35を介して、掛鉤17と物干し竿30とを、適宜な長さを有する鎖や ワイヤーなどの連結部材36で連結しておけば、例え物干し竿30が掛鉤17か ら脱落したとしても、物干し竿30が不用意に地面に落下するのを確実に防止す ることができ、洗濯物が接地して汚れるのを防ぎ、同時に物干し竿30が高所か ら落下することにより誘発される事故の発生も防ぐことができる。
【0017】 このように構成された物干し竿進退機構2は、掛鉤17に掛止された物干し竿 30に洗濯物を吊り下げ、握り玉26を操作して掛鉤17を掛鉤ガイド16に沿 って上昇させ、所定の高さに係止固定して洗濯物を日干し、また、握り玉26を 操作して掛鉤17を低位置まで降ろし、洗濯物の取り込みを行なう。 そして、掛鉤ガイド16に物干し竿30を支持させた状態で図示されない操作 スイッチを操作すれば、制御回路(図示せず)から駆動信号が出力されてモータ 18を駆動し、駆動スプロケット12及び従動スプロケット13間でローラチェ ーン14を循環させて、これに連結した掛鉤支持部材15a,15b,15cを フレーム11に沿って摺動移動せしめ、物干し竿30が掛止された各掛鉤ガイド 16をフレーム11の先端部側の所定位置まで移動させ、また、図示されない降 水センサーが降水を検知し、同じく図示されない光センサーが日没を検知し、又 は洗濯物を取り込むため操作スイッチを操作すれば、モータ18によりローラチ ェーン14が上記とは逆方向に循環し、図6に示されているように、各掛鉤ガイ ド16をフレーム11の基部側の所定位置まで移動させるようになっている。
【0018】 次に、図2及び図3を参照して庇構成体4の構成を説明する。 庇構成体4は、各ブレーム11の上面に取付け部材41を設置し、その上方に 支持部材42,43、高さ調節部材44、ガイド部材45,46及び天板47な どの部材を配置して構成してある。
【0019】 取付け部材41は、庇構成体4をフレーム11上に固定するためのものであり 、略四角形の断面を有する長尺筒形に形成され、フレーム11の上面に一体に固 着してある。取付け部材41の上面部には、その両端部間に渡って溝部41aが 設けてあり、この溝部41a内に支持部材42及び高さ調節部材44の下部を係 止させ、且つ当該溝に沿って適宜に摺動させて所望の取付け位置に固定できるよ うに設けてある。
【0020】 支持部材42,43は、板材を略コ字状に折り曲げてなる基部42a,43a と受部42b,43bとからなり、それぞれ互いに開口が向き合うように配置し 、重合する端部同士を螺子止めして形成してある。フレーム11の先端側に配置 された前支持部材42は、取付け部材41の先端部に基部42aを係止固定し、 フレーム11の基端側に配置された後支持部材43は、高さ調節部材44の支持 片50に基部43aを螺子止めして固定してある。
【0021】 高さ調節部材44は、周面に螺子条が形成された適宜な長さの螺子棒48と、 螺子棒48を適宜な高さに支持する脚部49と、螺子棒48に螺着される支持片 50とからなり、脚部49を取付け部材41の後端部に係止固定してフレーム1 1上に立設してある。 脚部49は、取付け部材41に係止される取付け面部49aの上方に支持面部 49bを配置してなり、支持面部49bに設けた開孔に螺子棒48を螺挿し、そ の両側をナット51,51で締めつけて螺子棒48を固持するように設けてある 。 支持片50は、L字状に折り曲げた板材の一面に後支持部材43の基部43a を固着し、他面を螺子棒48に螺合して設置してあり、螺子棒48に対する螺合 深さを調節することにより、後支持部材43を所望の高さ位置に配置できるよう になっている。 また、螺子棒48の上端部にはLアングル52が螺着され、このLアングル5 2の他面部を家屋1の壁面1aに固着して、高さ調節部材44を位置固定できる ようになっている。
【0022】 ガイド部材45,46は、アルミ型材を用い、両フレーム11,11間に架設 し得る長さに形成してある。さらに詳しくは、図3に示されているように、前ガ イド部材45は固定面部45aより突出した鉤状の係止突部45bに隣接させて 溝部45cを並設して形成されており、また、後ガイド部材46は、固定面部4 6aの一端に下向きの折り返し部46bを連ねて形成されており、それぞれ前ガ イド部材45は固定面部45aを前支持部材42の受部42bに固着し、後ガイ ド部材46は固定面部46aを後支持部材43の受部43bに固着して取付けて ある。
【0023】 天板47は、少なくとも前後ガイド部材45,46の配置間隔よりも長い奥行 きと両フレーム11,11間に横架可能な長さとを有する矩形のプラスチック板 を用い、これを先端が前ガイド部材45の溝部45cと重なるように位置合わせ して前後ガイド部材45,46上に載せ、先端部を前ガイド部材45の係止突部 45bに係止したL字形の固定具53を螺子止めし、後端部も同様に後ガイド部 材46の折り返し部46bにおいて螺子止めして、前後ガイド部材45,46上 に固定してある。 なお、天板47と高さ調節部材44の螺子棒48との交差部は、天板47に孔 部又は切り欠き部を形成し、ここに螺子棒48を挿通した上で、その周囲にコー キング材を充填して漏水しないように処理してある。
【0024】 このように構成された庇構成体4は、天板47によりフレーム11,11の配 置間隙上方を覆い、降雨時に物干し竿30に吊るされた洗濯物が濡れるのを防ぐ ようになっている。 また、天板47を支持する前後支持部材42,43の配置間隙を取付け部材4 1の係止固定位置を変えて、また、後支持部材43の配置高さを高さ調節部材4 4の支持片50の螺合深さを変えて簡易に調節できるので、適宜な長さ寸法の天 板47を取付け場所に応じた所望の位置及び傾斜角度に調節して取付け可能であ り、さらに、天板47の先端を前ガイド部材45の溝部45cと重なるように位 置合わせすることにより、天板47を流れ落ちる水滴を溝部45cを通じてフレ ーム11の側部に導水させ、庇構成体4の真下に水滴が落ちるのを防止するよう になっている。
【0025】 本例の物干し装置2は、上述した物干し竿進退機構3と庇構成体4により構成 されているので、屋根の軒先のない或いは軒先の短い場所であっても取付け可能 であり、洗濯物を雨に濡らさすことなく日干しし、乾燥させることができる。 上記庇構成体4は、雨避けとなる天板47の設置位置及び角度を適宜に調節可 能なので、これを取付け場所に応じた雨が吹き込まない位置角度、及び十分に室 内採光が採れる位置角度に設定することができる。 また、物干し竿進退機構3に掛止される物干し竿30は、鎖などの連結部材3 6で掛鉤17と連結してあるので、洗濯物が風で煽られて物干し竿30が掛鉤1 7から脱落したとしても、物干し竿30は地面に落下せず所定の高さ位置に保持 され、落下に伴う洗濯物の汚れや不慮の事故の発生などを防止することができる 。
【0026】 図10及び図11は第2実施の物干し装置を示しており、これは、掛鉤ガイド を介さず、掛鉤61,62,63を掛鉤支持部材15a,15b,15cに各々 直に吊設して構成したものである。 各掛鉤は、掛鉤62,63を略同寸に、掛鉤61をこれらよりも長く設けてそ れぞれ形成し、掛鉤61と掛鉤63には、その下端部から上方に適宜な間隔離し た位置に、物干し竿を掛止し得る短尺の掛鉤64,65が固着してある。掛鉤6 4は、掛鉤62,63と略同高さとなる位置に取付けてある。 また、掛鉤62,64,65には、適宜な長さの連結部材36及び係止リング 35を介して物干し竿30が連結してあり、各掛鉤との掛止が外れたときでも物 干し竿30が落下しないように設けてある。 本例の構成によれば、フレーム先端側の掛鉤支持部材15aとフレーム基端側 の掛鉤支持部材15cにそれぞれ二つの掛鉤61及び64,63及び65を高さ を変えて上下二段に配置して装着してあるので、例えばシーツなどの長い洗濯物 を干す場合に物干し竿30を上段の掛鉤64,65に掛止するなど、洗濯物を干 すときの条件に応じて高さを適宜に選択して物干し竿30を配置することができ る。また、フレーム先端側に配置される掛鉤61を他のものよりも長く形成して あり、図11に示される如く、この掛鉤61、掛鉤62及び掛鉤65に物干し竿 30を各々掛止することにより、各物干し竿を段違いに配置して各々の洗濯物に 太陽光を隈なく照射させることができ、洗濯物の乾きを早くせしめ、同時に各洗 濯物の殺菌が可能となる。 各掛鉤は、高さを変えて二段以上、多段に装着することができる。
【0027】 なお、上記庇構成体4は、物干し竿進退機構3と組み合わせて用いる他、図1 2に示されているように、支持板54に掛鉤17を装着した掛鉤ガイド16を固 定して吊り下げ、物干し竿30を掛止できるようにした場所にも取付け可能であ る。かかる場所においても、支持板54に掛鉤17を直に装着して用いることが できる。
【0028】
【考案の効果】
本考案の物干し装置によれば、軒先のない或いは狭い場所にも簡易に取付け、 洗濯物の日干しと取り込みを自動で行なうことができ、また、物干し竿が落下す る危険性がなく、高所に安全に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の物干し装置の一実施例を取付けた状態
を示す外観図である。
【図2】図1の物干し装置を一部を破断して天板取付け
要領を示す分解斜視図である。
【図3】図1の物干し装置の天板取付け要領を要部を拡
大して示す側面図である。
【図4】フレームの側断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】掛鉤を家屋側に移動した状態のフレーム内部を
示す図である。
【図7】(A)は掛鉤ガイドに係合片を取付けた状態を
一部を破断して示した外観図、(B)は係合片と掛鉤と
の間に物干し竿を固定する要領を示す図である。
【図8】(A)は掛鉤ガイドの係合片に押圧部材を取付
けたときの部材展開図、(B)は押圧部材と掛鉤との間
に物干し竿を固定した状態を示す図である。
【図9】掛鉤と物干し竿を鎖で連結した状態を示す外観
図である。
【図10】本考案の物干し装置の他の実施例の要部外観
図である。
【図11】図10の掛鉤に段違いに物干し竿を掛止した
状態を示す図である。
【図12】本考案の物干し装置のさらに他の実施例の部
材展開図である。
【符号の説明】
2 物干し装置 3 物干し竿進退機構 4 庇構成体 11 フレーム 16 掛鉤ガイド 17 掛鉤 42,43 支持部材 44 高さ調節部材 45,46 支持ガイド 47 天板

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平状に設置されたフレームに無端環状
    動力伝達部材を張架し、物干し竿を掛止する掛鉤が装着
    された複数の掛鉤支持部材を無端環状動力伝達部材と平
    行に摺動自在に設けると共に隣接する掛鉤支持部材同士
    を一定間隔内で接近隔離自在となるように配設し、且つ
    フレーム先端部側の掛鉤支持部材を無端環状動力伝達部
    材に接続してなる物干し竿進退機構を形成し、この物干
    し竿進退機構の上部に、当該機構を適宜な幅で覆う庇構
    成体を設置したことを特徴とする物干し装置。
  2. 【請求項2】 庇構成体は、フレームの上面の先端部及
    び基部に配置される前支持部材及び後支持部材と、後支
    持部材を適宜な高さに支持する高さ調節部材と、フレー
    ムの前支持部材と後支持部材にそれぞれ横架される一対
    のガイド部材と、両ガイド部材上に被着される天板とか
    らなり、後支持部材の配置高さを高さ調節部材により調
    節して、ガイド部材に被着した天板の傾斜角度を調節し
    得るように設けた請求項1に記載の物干し装置。
  3. 【請求項3】 一つの掛鉤支持部材に複数の掛鉤が装着
    されてなる請求項1又は2に記載の物干し装置。
  4. 【請求項4】 掛鉤と、これに掛止される物干し竿と
    を、鎖やワイヤーなどの連結部材で連結し、掛鉤から外
    れた物干し竿が落下しないように設けた請求項1〜3の
    何れかに記載の物干し装置。
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