JP3039836U - さし込み式霊標 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レールを持たせた枠組みの中に戒名板をさし
込む霊標である。 【解決する手段】 従来のように重い石板を持ち運ばな
くても設置でき、新たに戒名を字彫り彫刻する場合も、
軽くて薄い板のの移動で可能である。又上下のレールで
戒名板を固定しているので強風にも強く、外観も従来型
に比べ豪華に見える。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は、戒名を１人１人字掘り彫刻した石板を用いて作る墓石霊標荷 関する物である。

従来の霊標は、重い１枚の石板に多数名の戒名を字掘り彫刻する物であったの で、一旦、据えつけ後、新たに戒名を彫るには又重い石板を字堀場まで、持ち帰 らなければならなかった。又、石板は、小さい足石で支えられているため、強風 に対して倒壊することがあった。

本考案は、その欠点を取り除くためになされたもので、これを図面について説 明すれば、レール上（１）、レール下（２）、さらに、柱（３）、柱（４）を切 り込み結合し、レール厚みの戒名板（５）を差し込み雪標とする。柱（３）又は 柱（４）には横から石板が入るよう穴あけ加工を施す。ただしそれは柱（３）又 は柱（４）のどちらかとし、穴あけをしない方は止めとして用い、据えつけの際 は、穴あけを施した方は、目立たない方向を向けることとする。又、レールは表 裏使えるよう２本設ける。

本考案は、このような構造であるから、据えつけ作業時にも、分解して持って いけば軽い石材部品で組み立てることができる。又、新たに戒名を字彫りするの も、軽い１枚の板の移動で可能とすることができる。又、上下のレールで板を固 定するため強風に強い強度を示すと考える。又外観も材料量が変わらないのにも 関わらず、額縁、笠石加工を施したような効果があり従来型より豪華に見える。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案のレール上の正面、側面、底面図であ
る。

【図２】 本考案の全体の正面、両側面、平面図であ
る。

【図３】 本考案のレール下の正面、平面、側面図であ
る。

【図４】 本考案の柱（３）の正面、平面、側面図であ
る。

【図５】 本考案の柱（４）の正面、平面、側面図であ
る。

【図６】 本考案の戒名板（５）の正面、平面、側面図
である。

【符号の説明】

（１）はレール下 （２）はレール上 （３）及び
（４）は柱 （５）は戒名板

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 戒名１名を１つの石板に字掘り彫刻し、
   さし込み並べる霊標。