JP3039718U - 鼻咽喉ファイバースコープ洗浄器排水ケース - Google Patents

鼻咽喉ファイバースコープ洗浄器排水ケース

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JP3039718U
JP3039718U JP1996012210U JP1221096U JP3039718U JP 3039718 U JP3039718 U JP 3039718U JP 1996012210 U JP1996012210 U JP 1996012210U JP 1221096 U JP1221096 U JP 1221096U JP 3039718 U JP3039718 U JP 3039718U
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pipe
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fiberscope
case
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JP1996012210U
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English (en)
Inventor
隆嗣 板橋
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隆嗣 板橋
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】鼻咽喉ファイバースコープ洗浄器を、シンク以
外の場所や小テーブルなどドライエリアに設置して使用
することができるようにする。 【解決手段】透明な舛型のケース1において、底板2の
上面は中央に向かって傾斜が付けてあり中心に開けられ
た排水口3より排水管4を通ってケース内に溜まった水
が残らず流れだす構造になっている。ケースには四隅に
足5を備え、底板の下面にある排水管の出口にはL字型
パイプ6が接続され、さらにここに排水ホース7が接続
されて流し台のシンクなど排水すべき場所に至る。底板
の中央に向かって傾斜を付けてある上面にはファイバー
スコープ洗浄器を設置するための4個の洗浄器台座8を
備え、ケース側面の下方には洗浄器の排出管の外径と同
じ直径を持つ排出管貫通口9を開けてあり、ここを通し
て洗浄器の排出をシンクなどの排水すべき場所に導く。

Description

【考案の詳細な説明】
図1、図2、図3、図4 において(1)はアクリルなどの透明な天板のない 250mm(W)×360mm(H)×210mm(D)の舛型のケースであり 底板(2)の上面は中央に向かって傾斜が付けてあり中心に開けられた排水口( 3)より排水菅(4)を通ってケース内の水が残らず流れだす構造になっている 。ケースには四隅に高さ25mmの足(5)を備え、底板(2)の下面にある排 水管(4)の出口にはL字型パイプ(6)が接続され、さらにここに排水ホース (7)が接続されて流し台のシンクなど排水すべき場所に至る。底板(2)の中 央に向かって傾斜を付けてある上面にはファイバースコープ洗浄器を設置するた めの4個の洗浄器台座(8)を備え、洗浄器本体下部の四隅の形態に合わせてあ り、これを水平に固定している。ケース側面の下方には洗浄器の配出管の外径と 同じ直径を持つ配出管貫通口(9)を開けてあり、ここを通して洗浄器の配出管 をシンクなどの排水すべき場所に導く。
【0001】
【産業上の利用分野】
耳鼻咽喉科診療用の鼻咽喉ファイバースコープの洗浄器(高研製)が市販され て2年あまりになるが、ファイバースコープを介する細菌やウイルスの感染が懸 念される今日、その必要性が認識されても診察室の流し台にスペースがなく設置 できない施設も多い。この洗浄器は水道の蛇口にホースを連結して縦型の洗浄パ イプのなかにファイバースコープをセットし、洗浄パイプの中に水道水を流して 洗浄を行なうものであり、洗浄パイプの上端から水が溢れる流量を維持する必要 がある。したがってこの洗浄器は流し台のシンクの中に設置することが一般的で ある。しかしながら耳鼻咽喉科診療においては診療器具の洗浄のためにシンクが 占有されてしまい、洗浄器を置くスペースがとれないことが多い。この鼻咽喉フ ァイバースコープ洗浄器排水ケースは流し台のシンク以外の場所や小テーブルな どドライエリアに設置し、この中で洗浄器を使用することができるようにしたも のである。
【0002】
【従来の技術】
鼻咽喉ファイバースコープ洗浄器を使用するには、上水道から洗浄パイプに流 入させた流水がファイバースコープを洗浄したのち排出菅から排出される他に、 流水を洗浄パイプの上端から十分に溢れさせる必要がある。したがって周囲を水 浸しにしないためには洗浄器を流し台のシンクに設置して使用しなければならな かった。このため流し台のシンクのスペースに余裕の無い施設では洗浄器の必要 性を認識しながらこれを使用することができなかった。1995年に洗浄器を2 重管構造にして溢れた水を排水する洗浄器が考案されたが、構造の複雑さのため 高価なものとなり量産は不能であった。また洗浄するファイバースコープによっ て洗浄管の長さを変更できないため1機種のファイバースコープ専用の洗浄器と され、他の機種への応用は不可能であった。
【0003】
【考案の内容】
市販の鼻咽喉ファイバースコープ洗浄器を用いて耳鼻咽喉科外来診療中のファ イバースコープの消毒を行なうためには、洗浄器の上端から溢れた水を排水する ために流し台のシンクの中に洗浄器を設置する必要があった。この考案は溢れた 水をケースに受け、排水ホースにてシンクなどの排水ヵ所に導くことにより洗浄 器をシンクの外に設置することを可能にしたものである。図5、図6に市販のフ ァイバースコープ洗浄器を考案の洗浄器排水ケースに設置した状態を示した。4 個の洗浄器台座(8)に設置された洗浄器において(イ)の水道水流入口から( ロ)の洗浄パイプに入って来た流水は一方では下方に流れ落ちて洗浄パイプ内を 満たし、ファイバースコープを洗浄したのち(ハ)の排出口より(ニ)の排出菅 を通して排出される。また一方で(イ)の水道水流入口からの流水は(ロ)の洗 浄パイプを満たしながら上行し、ファイバースコープ上方を洗浄したのち(ホ) の洗浄パイプ上端をも洗浄しつつパイプ外に溢れ出る。この溢れ出る流水は洗浄 パイプ上端を清潔に保つために必要なものであるが、このために洗浄器本体は水 浸しになる。本考案ではこの溢れ出た水を排水ケース底板(2)上面の傾斜によ り、中央に設けた排水口(3)に導き、配水管(4)とL字管(6)により適当 な方向に排水ホース(7)を導いてシンクなどの排水ヵ所に排水を行なう。また 洗浄器の排出菅(ニ)は、洗浄ケースの側板に設けた排出管貫通口(9)を通し て排水ヵ所に排水することになる。
【0004】
【考案の実施例および効果】
流し台のシンクなどの近くのドライエリアに鼻咽喉ファイバースコープ洗浄器 排水ケースを置きこの中に鼻咽喉ファイバースコープ洗浄器を設置する。図5に おいて上水道からホースにて洗浄器の洗浄パイプ(ロ)に導かれた流水の大部分 は洗浄パイプを下行してファイバースコープを洗浄し、排出菅(ニ)に流れる。 また一部は洗浄パイプ(ロ)を上行してファイバースコープの上方を洗浄して洗 浄パイプ上端(ホ)から溢れ、洗浄器周囲にこぼれる。こぼれた水は排水ケース 底板上面の傾斜によって中央の排水口(3)に入り排水ホースを通してシンクな どの排水ヵ所に導かれる。洗浄器の排出菅(ニ)は排水ケース側板に設けられた 排出管貫通口(9)を通して排水ケース外に出て、これもまた排水ヵ所に導かれ る。これによってドライエリアに置いた洗浄器においてファイバースコープ洗浄 に用いられた流水は全て排水ヵ所に排水されることから、鼻咽喉ファイバースコ ープ洗浄器を流し台のシンクに設置する必要がなくなり、シンクを器械洗いなど 本来の目的で広く使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の鼻咽喉ファイバースコープ洗浄器排水
ケースの正面図(一部透視図)である。
【符号の説明】
(1)透明ケース (2)底板 (3)排水口 (4)
配水管 (5)足 (6)L字型パイプ (7)排水ホース
(8)洗浄器台座 (9)排出管貫通口
【図2】本考案の右側面図(一部透視図)である。
【符号の説明】
(1)透明ケース (2)底板 (3)排水口 (4)
配水管 (5)足 (6)L字型パイプ (7)排水ホース
(8)洗浄器台座 (9)排出管貫通口
【図3】本考案の上面図である。
【符号の説明】
(1)透明ケース (2)底板 (3)排水口 (8)
洗浄器台座
【図4】本考案の下面図である。
【符号の説明】
(2)底板 (5)足 (6)L字型パイプ (7)排
水ホース
【図5】本考案の鼻咽喉ファイバースコープ洗浄器排水
ケースにファイバースコープ洗浄器を設置した場合の正
面図(一部透視図)である。
【符号の説明】
(1)透明ケース (2)底板 (3)排水口 (4)
配水管 (5)足 (6)L字型パイプ (7)排水ホース
(8)洗浄器台座 (9)排出管貫通口 (イ)水道水
流入口 (ロ)洗浄パイプ (ハ)排出口 (ニ)排出
管 (ホ)洗浄パイプ上端 (ヘ)水道連結ホース
(ト)消毒液用パイプ (チ)支柱 (リ)ファイバー
スコープ保持装置
【図6】本考案の鼻咽喉ファイバースコープ洗浄器排水
ケースにファイバースコープ洗浄器を設置した場合の右
側面図(一部透視図)である。
【符号の説明】
(1)透明ケース (2)底板 (3)排水口 (4)
配水管 (5)足 (6)L字型パイプ (7)排水ホース
(8)洗浄器台座 (9)排出管貫通口 (イ)水道水
流入口 (ロ)洗浄パイプ (ハ)排出口 (ニ)排出
管 (ホ)洗浄パイプ上端 (ヘ)水道連結ホース
(ト)消毒液用パイプ (チ)支柱 (リ)ファイバー
スコープ保持装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)市販の鼻咽喉ファイバースコープ洗
    浄器を収納し、この中で洗浄器を使用することにより、
    洗浄器より溢れた流水を受け、これをホースなどにて導
    き、流し台のシンクなどの排水ヵ所に排水するための容
    器。 (ロ)ケースの底板上面は中央に向かって傾斜が付けて
    あり、その中心は孔となり底板下面に貫通する。ここに
    排水用ホースが連結される。 (ハ)ケースの側板には洗浄器の排出管を通すため、排
    出管外径と同径にて開窓されている。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6317869B1 (ja) * 2017-08-11 2018-04-25 アルビート株式会社 細径内視鏡洗浄消毒装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6317869B1 (ja) * 2017-08-11 2018-04-25 アルビート株式会社 細径内視鏡洗浄消毒装置
JP2019033840A (ja) * 2017-08-11 2019-03-07 アルビート株式会社 細径内視鏡洗浄消毒装置

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