JP3039628U - 肢体保持器 - Google Patents

肢体保持器

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JP3039628U JP1997000133U JP13397U JP3039628U JP 3039628 U JP3039628 U JP 3039628U JP 1997000133 U JP1997000133 U JP 1997000133U JP 13397 U JP13397 U JP 13397U JP 3039628 U JP3039628 U JP 3039628U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長管骨骨折の創外固定術において、術者がX
線により被爆することなく骨折部を支持できる器具を提
供する。 【解決手段】 一方の手で取り扱う第1の器具(10)
と、他方の手で取り扱う第2の器具(30)とからな
り、肢体の一部を不動に保持可能な肢体保持器であっ
て、第1の器具は、把持すべき第1の把持部を有する第
1の柄と、肢体の術者側を支持する、第1の把持部と反
対の側を向いて凹形状となっている第1の保持部とを備
え、第2の器具は、把持すべき第2の把持部を有する第
2の柄と、肢体の術者と反対の側を支持する、第2の把
持部を向く側において凹形状となっている第2の保持部
とを備え、第1及び第2の保持部により肢体の周囲の全
部又は一部を囲うことにより肢体を不動に保持可能であ
ることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、長管骨を有する肢体の一部を保持することに用いる肢体保持器に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、長管骨の骨折を治療する手段の一つとして創外固定術がある。図7は、 創外固定術により、骨折した長管骨を固定しているところを示す模式図である。 骨折した長管骨101及び102には、それぞれ2本のピン(103及び104 、105及び106)が体外より刺入され、固定されている。さらにピン103 〜106は、体外において、長管骨101、102と平行に配置された板状の固 定部材107にその先端部を固定されている。これにより、長管骨101、10 2は、固定部材107に対し平行に固定され、長管骨101と102との接合部 が動くことはない。
【0003】 図8は、創外固定術により長管骨骨折を治療している様子を示す模式図である 。創外固定術では、X線透視下において骨片を整復した後に、術者の一人がその まま骨片(上腕等の肢体の一部)を両手で押さえ込み、その間に他の術者がピン (103等)を刺入し、長管骨101、102に固定するという作業を行ってい た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の創外固定術では、上記のように骨片を手で押さえ込むために、 術者の手がX線により被爆することが不可避であり、このために、術者が短期間 に多数の手術を行うことができないという問題があった。
【0005】 本考案は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、長管骨骨折の創外 固定術において、術者がX線により被爆することなく骨折部を支持できるよう適 切な器具を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、請求項1に係る考案は、一の術者が一方の手で取 り扱う第1の器具と、他方の手で取り扱う第2の器具とからなり、前記第1及び 第2の器具を組み合わせて用いることにより長管骨を有する肢体の一部を不動に 保持可能な肢体保持器であって、前記第1の器具は、所定の長さであって一方の 端部に把持すべき第1の把持部を有する第1の柄と、前記第1の柄の他方の端部 に取り付けられ、前記肢体の前記術者側を支持する、前記第1の把持部と反対の 側を向いて凹形状となっている第1の保持部とを備え、前記第2の器具は、所定 の長さであって一方の端部に把持すべき第2の把持部を有する第2の柄と、前記 第2の柄の他方の端部に取り付けられ、前記肢体の前記術者と反対の側を支持す る、前記第2の把持部を向く側において凹形状となっている第2の保持部とを備 え、前記第1及び第2の保持部により前記肢体の周囲の全部又は一部を囲うこと により前記肢体を不動に保持可能であることを特徴とする。
【0007】 請求項2に係る考案は、請求項1に記載の肢体保持器において、前記第2の保 持部は、創外固定術に使用するピンを前記肢体に刺入することが可能な開口部を 有することを特徴とする肢体保持器。 請求項3に係る考案は、請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の肢体保 持器において、前記第1及び第2の保持部は、保持してる前記肢体の長管骨をX 線撮影により観察可能とする開口部を有することを特徴とする。 請求項4に係る考案は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の肢 体保持器において、前記第1及び第2の保持部は、X線を透過可能な部材よりな ることを特徴とする。
【0008】 請求項5に係る考案は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の肢 体保持器において、前記第1の保持部は、長さが全円周の略半分である2つの円 弧部と、前記2つの円弧部を接続する互いに略平行な2つの直線部とからなる枠 体であって、前記2つの直線部の中央部において中心角が180度より小さい円 弧に曲げられた部材であることを特徴とする。 請求項6に係る考案は、請求項5に記載の肢体保持器において、前記第1の柄 は、前記2つの直線部の略中央部において前記第1の保持部に取り付けられてい ることを特徴とする。
【0009】 請求項7に係る考案は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の肢 体保持器において、第2の保持部は、長さが全円周の略半分である2つの円弧部 と、前記2つの円弧部を接続する互いに略平行な2つ直線部とからなる枠体であ って、前記円弧部の一方を含む領域を中心角が略180度となる円弧に曲げられ た部材であることを特徴とする。 請求項8に係る考案は、請求項7に記載の肢体保持器において、前記第2の柄 は、前記第2の保持部の他方の前記円弧部に取り付けられていることを特徴とす る。
【0010】 請求項9に係る考案は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の肢 体保持器において、前記第1の柄は、前記第1の保持部を前記肢体に押しつける ときに、前記第一の把持部において手が滑ることを防止する第1の滑り止め部を 有することを特徴とする。 請求項10に係る考案は、請求項9に記載の肢体保持器において、前記第1の 滑り止め部は、前記第1の把持部に設けられた突出部であることを特徴としてい る。
【0011】 請求項11に係る考案は、請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載 の肢体保持器において、前記第2の柄は、前記第2の保持部を前記肢体に掛け、 前記第2の器具を術者側に引くときに、前記第2の把持部において手が滑ること を防止する第2の滑り止め部を有することを特徴とする。 請求項12に係る考案は、請求項11に記載の肢体保持器において、前記第2 の滑り止め部は、前記第2の把持部に設けられた、前記第2の保持部と反対の側 に向けて幅が広がるテーパー部であることを特徴とする。
【0012】 請求項13に係る考案は、請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載 の肢体保持器において、前記第1及び第2の器具は、ステンレスよりなることを 特徴とする。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本考案に係る肢体保持器の一実施形態である長管骨 骨折透視下整復器(以下「整復器」と略す)について説明する。
【0014】 図1は、本考案に係る整復器の斜視図である。図1に示されるように、本考案 に係る整復器1は、第1器具10と第2器具20より構成されている。整復器1 は、第1器具10及び第2器具30を組み合わせて使用することにより、上腕、 大腿等の長管骨を有する肢体における骨折部を保持するための器具である。
【0015】 図2は、第1器具10の三面図、図3は、第2器具30の三面図である。はじ めに、図2、図3を用いて第1器具10及び第2器具30の構成について説明す る。 第1器具10及び第2器具30は、ともに保持部(以下、第1器具10の保持 部を「第1保持部12」、第2器具30の保持部を「第2保持部32」という) と、それら保持部に取り付けられた柄部24、44とから構成されている。第1 保持部12及び第2保持部32は、前後から挟むようにして骨折部に押し当てら れることにより、その骨折部を動かないように保持するための部位である。また 、柄部24、44は、術者がこれを把持するための部位である。
【0016】 第1保持部12及び第2保持部32は、いずれも、図4に示される枠体と類似 又は相似の形状をした部材(以下「枠体4」という)を曲げ加工等して得られる 部材である。枠体4は、その長さが全円周の半分である2つの円弧部5、6を2 つの相互に平行な直線部7、8によって接続した形状を有する。
【0017】 第1保持部12は、枠体4の中央部を円弧に曲げたものである。したがって、 第1保持部12は、側面(図2(b))から見ると、円弧形状の部位(以下「円 弧形状部」という)14と、その円弧形状部14の両端から伸びる直線部16、 18とを有する。円弧形状部14の中心角は180度よりやや小さく、このため に、直線部16と18との間の幅は、先端へ行くほど広がっている。
【0018】 なお、円弧部14の曲率半径Bは26〜53mmが好ましく、本実施形態では 40mmに設定している。また、直線部16と18の先端における間隔Cは、5 8〜116mmが好ましく、本実施形態では87mmに設定している。さらに、 第1保持部12を上側から見たとき(図2(a))の幅Dは、32〜64mmが 望ましく、本実施形態では、48mmとしている。
【0019】 また、円弧形状部14の中央には、枠体4に直角に交わるように2つの梁20 、22が設置されている(図2(c)参照)。この梁20、22は、柄部24の 一端を固定するための部位である。
【0020】 柄部24は、全長が309mmの棒状部材である。柄部24の、第1保持部1 2が取り付けられているのと反対の端部から106mmの部位は、術者が手で握 りしめるための把持部26となっている。把持部26は、握りしめやすいように 横にやや膨らんでおり、第1保持部を骨折部へ押しつけるときに手が第1保持部 12側へ滑ることを防止するための突出部28を有する。また、把持部26は、 第1保持部を引くときに把持部26が手から抜けることを防止するために、端部 に向かって広がるテーパー部29を有する。
【0021】 図3に示される第2保持部32は、図4において説明した枠体4の一端を、長 さが全円周のほぼ半分である円弧となるように曲げ(以下、この部位を「半円弧 部34」という)、その他端を柄部44に固定したものである。なお、半円弧部 34の曲率半径Eは、第1保持部12の円弧形状部14の曲率半径に対応させて 20〜52mmの範囲とするのが好ましく、本実施形態では39mmとしている 。また、半円弧部34の幅Fは、円弧形状部14の幅Dに対応させて32〜64 mmの範囲とするのが好ましく、本実施形態では48mmとしている。さらに、 第2保持部32の全長Gは、曲率半径Eに対応させて59〜117mmの範囲と するのが好ましく、本実施形態では88mmとしている。
【0022】 なお、第2保持部32に取り付けられている柄部44は、図2において説明し た柄部24と同一のものであるので、その説明を省略する。
【0023】 第1器具10及び第2器具30は、医療器具として十分な殺菌を行うことが可 能であり、かつ、適度な剛性を有する材料から製造する。本実施形態では、例え ばステンレス(SUS)を使用したが、上記条件を満たす材料であれば、チタン 合金など他の部材を使用することであってもよい。さらに、長管骨の創外固定術 は、骨折箇所をX線透視下で行うものであるので、第1器具10及び第2器具3 0は、硬質プラスチック等、X線を透過しやすい材質より製造することであって もよい。
【0024】 次に、本考案に係る整復器1の使用方法について説明する。 図5は、整復器1を用いて長管骨骨折の創外固定術を実施している様子を示す 模式図である。また、図6は、創外固定術を実施しているところを示す斜視図で ある。
【0025】 図5において、断面が示されている患者の上腕70は、手術台72の上に置か れている。手術台72の左には整復器1を用いて上腕70を固定する術者74が 、また、手術台72の右には、上腕70にピン(103等)を刺入する術者76 が立っている。さらに、手術台72の上側には、上腕70を透視するためのX線 撮影装置78が備えてある。
【0026】 術者74は、一方の手で第1器具10を把持し、上腕70に対し、第1保持部 12を術者76の方向へ押しつける。このとき、第1保持部12は、先端が広が った形状を有するので、上腕70に容易にその凹形状部分に配置することが可能 である。また、第1保持部12の先端部は、円弧の形状となっており(図2、及 び図4の円弧5、6参照)、鋭角の角部などが存在しないので、これを上腕70 に押しつける際に誤って上腕70を傷つけることはない。
【0027】 また、術者74は、他方の手で第2器具30を把持し、第2保持部32の半円 弧部34を上腕70にひっかけ、自己の方へ引き寄せるようする。前述のように 、半円弧部34は、その長さが全円周のほぼ半分の円弧であるので、その最先端 は、上腕70の側面まで十分に回り込み、上腕70が不用意に外れることを防止 する。また、第2保持部32は、第1保持部12と同様に鋭角の角部等を有さな いので、操作中に誤って上腕70を傷つけることはない。
【0028】 上記のように操作を行う結果、上腕70は、第1保持部12と第2保持部32 によりその周囲を囲まれるように保持・固定され、動くことがない。
【0029】 上記のように上腕70が固定された状態において、術者76は、ピン103を 上腕の長管骨に刺入する(図6参照)。ピン103は、第2保持部32を形成す る枠体の間(開口部)から、術者74の立っている方向へ向けて刺入される。こ のとき、ピン103から上腕70に作用する力と、第1保持部12から上腕70 に作用する力とは、同一直線上にあってその方向が反対となる。したがって、ピ ン103が上腕70に作用させる力は、第1保持部12により打ち消され、ピン 刺入時に上腕70が不用意に動くことはない。
【0030】 ここで、上腕70を保持する第1保持部12及び第2保持部32は、既に説明 したように、枠体4を曲げ加工等して得られたものであって中央部に部材がない 、すなわち、中央部が開口部となっているので、術者76は、ピン刺入位置を確 実に視認でき、作業を安全に実行できる。同時に、X線撮影装置78から放射さ れるX線も、枠体の間を通過して長管骨に達することができるので、ピンと長管 骨の位置関係も容易に確認される。
【0031】 また、整復器1は、約300mmの柄部を有し、術者74は、柄部の端部を把 持しているので、術者74の手の位置はX線装置78から放射される一次の放射 線が通過する領域の外に置かれる。したがって、手術中に上腕70を動かぬよう 押さえるべき術者74は、従来のように放射線により被爆することはない。
【0032】
【考案の効果】
以上詳しく説明したように、本考案によれば、長管骨骨折に対する創外固定術 を行う際に、術者は、被爆することなく、骨折箇所の肢体を不動に保持すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る長管骨骨折整復器の斜視図であ
る。
【図2】第1器具10の三面図である。
【図3】第2器具30の三面図である。
【図4】第1保持部12及び第2保持部32のもととな
る枠体の模式図である。
【図5】長管骨骨折整復器を用いて長管骨骨折の創外固
定術を実施している様子を示す模式図である。
【図6】創外固定術を実施しているところを示す斜視図
である。
【図7】創外固定術により長管骨を固定しているところ
を示す模式図である。
【図8】創外固定術により長管骨骨折を治療している様
子を示す模式図である。
【符号の説明】
1 長管骨骨折整復器 4 枠体 10 第1器具 12 第1保持部 14 円弧形状部 16、18 直線部 20、22 梁 24 柄部 26 把持部 28 突出部 29 テーパー部 30 第2器具 32 第2保持部 44 柄部 101、102 長管骨 103〜106 ピン

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の術者が一方の手で取り扱う第1の器
    具と、他方の手で取り扱う第2の器具とからなり、前記
    第1及び第2の器具を組み合わせて用いることにより長
    管骨を有する肢体の一部を不動に保持可能な肢体保持器
    であって、 前記第1の器具は、所定の長さであって一方の端部に把
    持すべき第1の把持部を有する第1の柄と、前記第1の
    柄の他方の端部に取り付けられ、前記肢体の前記術者側
    を支持する、前記第1の把持部と反対の側を向いて凹形
    状となっている第1の保持部とを備え、 前記第2の器具は、所定の長さであって一方の端部に把
    持すべき第2の把持部を有する第2の柄と、前記第2の
    柄の他方の端部に取り付けられ、前記肢体の前記術者と
    反対の側を支持する、前記第2の把持部を向く側におい
    て凹形状となっている第2の保持部とを備え、 前記第1及び第2の保持部により前記肢体の周囲の全部
    又は一部を囲うことにより前記肢体を不動に保持可能で
    あることを特徴とする肢体保持器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の肢体保持器において、 前記第2の保持部は、創外固定術に使用するピンを前記
    肢体に刺入することが可能な開口部を有することを特徴
    とする肢体保持器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれか1項に
    記載の肢体保持器において、 前記第1及び第2の保持部は、保持してる前記肢体の長
    管骨をX線撮影により観察可能とする開口部を有するこ
    とを特徴とする肢体保持器。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載の肢体保持器において、 前記第1及び第2の保持部は、X線を透過可能な部材よ
    りなることを特徴とする肢体保持器。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載の肢体保持器において、 前記第1の保持部は、長さが全円周の略半分である2つ
    の円弧部と、前記2つの円弧部を接続する互いに略平行
    な2つの直線部とからなる枠体であって、前記2つの直
    線部の中央部において中心角が180度より小さい円弧
    に曲げられた部材であることを特徴とする肢体保持器。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の肢体保持器において、 前記第1の柄は、前記2つの直線部の略中央部において
    前記第1の保持部に取り付けられていることを特徴とす
    る肢体保持器。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6までのいずれか1
    項に記載の肢体保持器において、 第2の保持部は、長さが全円周の略半分である2つの円
    弧部と、前記2つの円弧部を接続する互いに略平行な2
    つ直線部とからなる枠体であって、前記円弧部の一方を
    含む領域を中心角が略180度となる円弧に曲げられた
    部材であることを特徴とする肢体保持器。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の肢体保持器において、 前記第2の柄は、前記第2の保持部の他方の前記円弧部
    に取り付けられていることを特徴とする肢体保持器。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8までのいずれか1
    項に記載の肢体保持器において、 前記第1の柄は、前記第1の保持部を前記肢体に押しつ
    けるときに、前記第一の把持部において手が滑ることを
    防止する第1の滑り止め部を有することを特徴とする肢
    体保持器。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の肢体保持器におい
    て、 前記第1の滑り止め部は、前記第1の把持部に設けられ
    た突出部であることを特徴とする肢体保持器。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10までのいずれ
    か1項に記載の肢体保持器において、 前記第2の柄は、前記第2の保持部を前記肢体に掛け、
    前記第2の器具を術者側に引くときに、前記第2の把持
    部において手が滑ることを防止する第2の滑り止め部を
    有することを特徴とする肢体保持器。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の肢体保持器におい
    て、 前記第2の滑り止め部は、前記第2の把持部に設けられ
    た、前記第2の保持部と反対の側に向けて幅が広がるテ
    ーパー部であることを特徴とする肢体保持器。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項12までのいずれ
    か1項に記載の肢体保持器において、 前記第1及び第2の器具は、ステンレスよりなることを
    特徴とする肢体保持器。
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