JP3039484U - 逆立ちボトルと遠赤外線ツルキャップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防腐剤・酸化防止剤・防カビ剤等の保存物質
が添加されていない化粧品の開封後の常温での長期保存
を可能にする。 【解決手段】 無添加化粧品の容器となる円筒状の耐熱
ガラス瓶の底面を凸型に加工し、逆さまにしなければ立
てられない形状にすることにより、開封後は遠赤外線効
果を持たせた中栓ツルキャプを装着し、ガラス瓶を常に
逆さまに置くことで、遠赤外線が内容液に放射され、常
温で開封後も長期保存が可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は常温で、円筒状の耐熱ガラス瓶に入っている化粧液及び、水溶液を長 期間腐敗防止するものである。

【０００２】

【従来の技術】

１．従来は化学合成により、防腐剤・酸化防止剤・殺菌剤・防カビ剤・顔料・ 色素・香料を加え、腐敗防止していたが、数多くの皮膚障害やトラブルを招いて いる。 ２．上記の添加物を除いた無添加化粧品は、腐敗をしていく為、長期保存が出 来ず、冷蔵庫等の使用を勧めている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べたもののうち、前者１は多量の添加物が混入されている為に 起きる、皮膚障害やトラブルを解決しようとしている。後者２は無添加化粧品で あっても保存が難しかったり、冷蔵庫に入れたりでは現実的でない為、常温で添 加物を入れず、長期間保存可能な状態を保つ為に考案したものである。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

上記目的を達成する為に、本考案における「逆立ちボトルと遠赤外線ツルキャ ップ」は、赤外線から放射されている３ミクロンから２０ミクロンの電磁波によ って、常温で長期間保存が可能となる。遠赤外線セラミック微粉末を混入した中 栓ツルキャップを装着し、中栓ツルキャップを底面にして置く事で、内容物が遠 赤の放射効果によって腐敗を防止する。

【０００５】

【考案の実施の形態】

考案実施の形態について図面を参照して説明する。 図１は、塩化ビニール樹脂に遠赤外線セラミック微粉末を混入した中栓ツルキ ャップである。 図２は、円筒状の耐熱ガラス瓶の底の部分を丸くして、逆さまにしないと置け ない形状にした。

【０００６】

【考案の効果】

図２の耐熱ガラス瓶に化粧水を入れ、遠赤中栓ツルキャップを装着し、試験し た。検査成績書によると、平成７年８月２２日、第51-07-00801-001号 (財)広島 県環境保健協会生活科学センター、食品衛生法に基づく指定検査機関 〒７３０ 広島市中区広瀬北町９−１に於いて、当社のベースローション（化粧水）フェ イスパック（パック）を検査したところ、保存温度２５±１.０ (℃)で３週間保 存し、１日目の一般細菌数 （10/ml）３０以下の数値が３週間後に於いても、同 数値を示しており、防腐効果を示している。検査方法には衛生試験法注解（１９ ９０）日本薬理学会編による。

【提出日】平成８年８月１６日

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００４

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

上記目的を達成する為に、薬用耐熱カラス瓶の底を凸型に加工して、遠赤外線 セラミック微粉末を混入した中栓ツルキャップをその瓶に装着する。

【手続補正５】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００５

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００５】

【考案の実施の形態】

考案実施の形態について図面を参照して説明する。 図１〜３は、塩化ビニール樹脂に遠赤外線セラミック微粉末を混入した中栓ツル キャップである。 図４の円筒状の耐熱ガラス瓶の底の部分を丸くして、逆さにしないと置けない 形状にした瓶の６ｎ部分に前記中栓ツルキャップを装着すると、必然的に図６の ４の部分を下にして瓶を置くことになる。

【手続補正６】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００６

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００６】

【考案の効果】

図６の耐熱ガラス瓶に遠赤外線セラミック微粉末を混入した中栓ツルキャップ を装着した容器に入っている内容液は常に中栓ツルキャップに接触する状態で保 管されることになる。それにより、遠赤外線３ミクロンから２０ミクロンの電磁 波が内溶液に放射されることによって、常温で開封後も長期保存が可能となる。 平成７年８月２２日、食品衛生法に基づく指定検査機関、第５１−０７−００８ ０１−００１号（財）広島県環境保険協会生活科学センター（〒７３０広島市中 区広瀬北町９−１）に於いて、内容液に指定成分を含まない化粧水とフェイスパ ックを使用して検査した。保存温度２５±１．０（℃）で３週間保存したところ 、１日目の一般細菌数（１０／ｍｌ中）３０以下の数値が３週間後に於いても同 数値を示しており、防腐効果のあることが認められた。検査方法は衛生試験法注 解（１９９０）日本薬理学会編による。

【図面の簡単な説明】

【図１】遠赤外線ツルキャップの側面図

【図２】遠赤外線ツルキャップのガラス瓶接着面側の正
面図

【図３】遠赤外線ツルキャップの装着部と蓋部の接着面
側の正面図

【図４】遠赤外線ツルキャップを円筒状耐熱ガラス瓶に
装着し、蓋を閉じた状態の側面図

【図５】遠赤外線ツルキャップを円筒状耐熱ガラス瓶に
装着し、蓋を開けた状態の側面図

【図６】円筒状耐熱ガラス瓶の側面図

【符号の説明】

１．遠赤外線ツルキャップ装着部のガラス瓶との接着面 ２．遠赤外線ツルキャップ装着部の蓋部との接着面 ３．遠赤外線ツルキャップ蓋部の装着部との接着面 ４．遠赤外線ツルキャップ蓋部の台等への設置面 ５．円筒状耐熱ガラス瓶 ６．円筒状耐熱ガラス瓶のキャップ装着部

【手続補正書】

【提出日】平成８年８月１６日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

【手続補正４】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図４

【補正方法】変更

【補正内容】

【図４】

【手続補正７】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図６

【補正方法】変更

【補正内容】

【図６】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】薬用耐熱ガラスのパイプを円筒状の瓶に加
   工するとともに，底面を凸型に加工し，逆さにしなけれ
   ば立てられない形状にする。その目的は、通常化粧品の
   製造に於いて合成される、防腐剤・酸化防止剤・防カビ
   剤・顔料・色素・香料等の化学物質は皮膚及び内臓等に
   悪影響を与え、物質によっては発ガン性の物まである。
   これ等を除去し、人体の細胞の栄養分であるブドウ糖
   （アミノ酸）を主原料とした化粧水及び乳液を前記の瓶
   に注入、ゴムパッキンで密閉し、更にアルミ缶によって
   締め、１２８℃の熱処理を行い完全滅菌を施し製品化す
   る。この場合、これ等の原料はすべてがアミノ酸と植物
   性及び動物性の物以外、一切化学物質が含まれていない
   為（原料基準の指定成分なし）開封後保存期間が短い。
   この解決方法は、遠赤外線セラミックの筒を通した水を
   化粧品製造に使用する精製水として使用し、長期防腐効
   果を持たせ、更に開封後は遠赤外線セラミックを微粉末
   にして加工した中栓ツルキャップを装着し、「前記のボ
   トル」を逆さまにして置くことで、遠赤外線３ミクロン
   から２０ミクロンの電磁波が、内容液に放射されること
   によって、常温で開封後も長期保存が可能である。
2. 【請求項２】通常の形状の瓶は底面が平たくなってお
   り、生活習慣として底面を下に立てる為、中栓ツルキャ
   ップの遠赤外線効果を期待出来ません。よって、円筒状
   の耐熱ガラス瓶の底面を（図１）のように丸い形状に
   し、通常の状態では立てることが出来ないようにした。
   これによって必然的に中栓ツルキャップを装着し、逆さ
   まに立て遠赤外線効果によって、内容物の防腐効果を維
   持する。