JP3039441U - 紙製組立箱 - Google Patents

紙製組立箱

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送時等における内容物同士の衝突による破
損を確実に防止することができると共に、展示効果も高
めることができる紙製組立箱を提供する。 【解決手段】 上面開口部11を有する矩形箱体12
と、矩形箱体12内に整列状態に収納されると共に上面
に内容物10を支持する複数の中枠箱13と、一部が矩
形箱体12の底板15に貼着されると共に、蓋形成部7
0、71と蓋形成部70、71に連設される仕切り壁形
成部72、73を有する屈曲自在な横長の帯状カバー1
4とからなり、蓋形成部70、71で矩形箱体12の上
面開口部11をカバーしながら、中枠箱13の内側の
右、左箱側壁52、51間に仕切り壁形成部72、73
を圧入することによって内容物10をそれぞれ独立して
収納できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、矩形箱体と、矩形箱体に巻き付けられる帯状カバーとからなる紙製 組立箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、紙製組立箱として、図17及び図18に示す形態の紙製組立箱 Bがある。なお、紙製組立箱Bは、ここでは、酒瓶80を2本収納可能な贈答用 の包装容器として示されている。 図示するように、紙製組立箱Bは、上面が開口された有底の矩形箱体81と、 下面が開口された矩形蓋82とからなる。 矩形箱体81は、矩形形状の底板83の4周縁に二重構造の側壁84〜87の 下縁を連設すると共に、側壁84〜87の端部同士も、相互に連結することによ って構成されている。
【0003】 また、矩形箱体81内には、矩形箱体81と略同一面積を有すると共に高さを 略半分とした中枠箱88が設けられている。中枠箱88はプラスチック製であり 、通常射出成形によって成形される。中枠箱88の上壁88aには、酒瓶80の 下半分の形状に合わせた形状で一対の凹部89、89aが形成されており、この 凹部89、89aに酒瓶80が嵌入保持され、凹部89、89a間には中間仕切 り部88bが形成される。
【0004】 また、紙製組立箱として、図19〜図21に示す形態の紙製組立箱Cがある。 この場合も、紙製組立箱Cは酒瓶90を2本収納可能な贈答用の包装容器として 示されている。 図示するように、紙製組立箱Cは、上面が開口された有底の矩形箱体91と、 矩形箱体91の裏面に中央部が接着されると共に、両側部分が矩形箱体91の前 面に重合状態に載置され、矩形箱体91を被覆することになる帯状カバー92と からなる。
【0005】 即ち、矩形箱体91において、矩形形状の底板93の4周縁には二重構造の側 壁94〜97の下縁が連設されており、側壁94〜97の端部同士も、相互に連 結されている。一方、帯状カバー92は、その中央部分をなす箱体貼着部98と 、箱体貼着部98の両側縁にそれぞれ連設されると共に側壁94、95と同じ高 さと長さを有する側壁保護部99、100と、側壁保護部99、100の側縁に それぞれ連設されると共に前面と同じ高さと長さを有する前面保護部101、1 02とから形成されている。そして、帯状カバー92の箱体貼着部98には、矩 形箱体91の底板93が貼着されている。
【0006】 また、矩形箱体91の内部には、図21に示すように、底板93と一体をなす と共に、内部空間を左右に2分割することができる中間仕切り壁103が設けら れており、中間仕切り壁103の高さは、側壁94〜97の高さの略半分となっ ている。 かかる構成によって、図20に示すように、2本の酒瓶90を矩形箱体91内 に収納した後、帯状カバー92の両側部をなす前面保護部101、102によっ て矩形箱体91の前面を被覆することによって、図19に示すような形態の紙製 組立箱Cを形成することができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、紙製組立箱Bと紙製組立箱Cとは、いずれも、未だ、以下の解決すべ き課題を有していた。 即ち、図17及び図18に示す紙製組立箱Bの場合、中枠箱88の凹部89、 89aにそれぞれ収納された酒瓶80は中間仕切り部88bでしか仕切られてい ないため、紙製組立箱Bが上下さかさまにテーブル上に載置された場合や、矩形 蓋82が矩形箱体81に緩く嵌着されている場合や、膨張変形した場合等に、酒 瓶80が中枠箱88から飛び出し、酒瓶80同士が接触して壊れるおそれがある 。
【0008】 このことは、図19及び図20に示す紙製組立箱Cにおいても同様である。即 ちこれらの図に示すように、矩形箱体91の内部空間を左右に2分割する中間仕 切り壁103の高さは側壁94〜97の高さの略半分となっているので、紙製組 立箱Cが上下さかさまにテーブル上に載置された場合や、帯状カバー92が矩形 箱体91に緩やかに巻き付けられている場合には、酒瓶90が矩形箱体91から 飛び出し、酒瓶90同士が接触して壊れるおそれがあった。
【0009】 さらに、紙製組立箱Cについては、酒瓶90を展示する上で、以下の問題を有 していた。 即ち、陳列棚に並べて展示販売する場合において、図20に示すように、内容 物を示すため帯状カバー92を展開した状態では、帯状カバー92が大きな展示 空間を必要とし、邪魔になり、また、外観的にも紙製組立箱Cの見栄えを悪くす ることになっていた。 本考案は、このような事情に鑑みなされたものであり、搬送時等における内容 物同士の衝突による破損を確実に防止することができると共に、展示効果も高め ることができる紙製組立箱を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の紙製組立箱は、矩形形状の底板の4周縁にそれ ぞれ左、右箱側壁及び前、後箱側壁を連設すると共に該箱側壁の端部同士を相互 に連結することによって形成される上面開口部を有する矩形箱体と、前記矩形箱 体内に隙間なく整列状態に収納されると共に、それぞれ、上面に内容物を支持す る複数の中枠箱と、前記矩形箱体の底板に貼着される箱体貼着部、該箱体貼着部 の両外側縁にそれぞれ左右対称に連設されると共に前記矩形箱体の箱側壁と同じ 高さと長さを有する一対の箱側壁被覆部、該箱側壁被覆部の両外側縁にそれぞれ 左右対称に連設されると共に前記矩形箱体の上面開口部と長さを同じくするが幅 を半分とする一対の蓋形成部、及び該蓋形成部の両外側縁にそれぞれ左右対称に 連設されると共に、前記箱側壁と略同じ高さと長さを有する一対の仕切り壁形成 部とからなる横長の帯状カバーとを具備し、前記両箱側壁被覆部をそれぞれ前記 左、右箱側壁に当接させると共に、前記両蓋形成部でそれぞれ前記矩形箱体の上 面開口部の左右半分をカバーし、さらに、前記両仕切り壁形成部を前記両中枠箱 の内側の右、左箱側壁間に圧入することによって形成される。
【0011】 請求項2記載の紙製組立箱は、請求項1記載の紙製組立箱において、一方の前 記蓋形成部と前記仕切り壁形成部の連設部に差し込み足が突設されると共に、他 方の前記蓋形成部と前記仕切り壁形成部の連設部に差し込み孔が形成され、前記 両仕切り壁形成部が前記両中枠箱の内側の右、左箱側壁間に圧入される際に、前 記差し込み足が前記差し込み孔に差し込まれる。
【0012】 請求項3記載の紙製組立箱は、請求項1記載の紙製組立箱において、前記帯状 カバーの仕切り壁形成部が、それぞれ、前記矩形箱体の左箱側壁と該左箱側壁に 隣接する前記中枠箱の左箱側壁との間、及び、前記右箱側壁と該右箱側壁に隣接 する前記中枠箱の右箱側壁との間に圧入されると共に、前記箱側壁被覆部と前記 蓋形成部が、左右対称に、側面視で三角形状をなすように側方に突出される。
【0013】 請求項4記載の紙製組立箱は、請求項2記載の紙製組立箱において、前記帯状 カバーの仕切り壁形成部が、それぞれ、前記矩形箱体の左箱側壁と該左箱側壁に 隣接する前記中枠箱の左箱側壁との間、及び、前記右箱側壁と該右箱側壁に隣接 する前記中枠箱の右箱側壁との間に圧入されると共に、前記箱側壁被覆部と前記 蓋形成部が、左右対称に、側面視で三角形状をなすように側方に突出される。 請求項5記載の紙製組立箱は、請求項3記載の紙製組立箱において、前記蓋形 成部の表面に表示部が形成される。 請求項6記載の紙製組立箱は、請求項4記載の紙製組立箱において、前記蓋形 成部の表面に表示部が形成される。
【0014】 請求項7記載の紙製組立箱は、縦長の長方形の底板の各辺に折れ目を介して左 、右箱側壁及び前、後箱側壁がそれぞれ内側に折り曲げ自在に連設されており、 前記左、右箱側壁及び前、後箱側壁の外辺には折れ目を介して内側へ折り曲げ自 在に折り返し片が連設され、隣接する前記箱側壁の互いに対向する端部には、前 記箱側壁間を連結して、前記底板側の角部を始点に折れ目が形成された連結部が 設けられ、前記底板には、該底板の一方の対角同士を結ぶ切れ目と、前記底板の 他方の対角から前記折れ目の延長線を伸延して前記切れ目に達する一対の折れ目 とが形成され、前記切れ目に沿って折り畳み・組み立て自在な矩形箱体と、前記 矩形箱体内に隙間なく整列状態に収納されると共に、それぞれ、上面に内容物嵌 入保持部が形成されている複数の中枠箱と、前記矩形箱体の底板に貼着される箱 体貼着部、該箱体貼着部の両外側縁にそれぞれ左右対称に連設されると共に前記 矩形箱体の箱側壁と同じ高さと長さを有する一対の箱側壁被覆部、該箱側壁被覆 部の両外側縁にそれぞれ左右対称に連設されると共に前記矩形箱体の上面開口部 と長さを同じくするが幅を半分とする一対の蓋形成部、及び該蓋形成部の両外側 縁にそれぞれ左右対称に連設されると共に、前記箱側壁と略同じ高さと長さを有 する一対の仕切り壁形成部とからなる横長の帯状カバーとを具備し、前記矩形箱 体の底板の一部を前記帯状カバーの箱体貼着部に貼着し、前記矩形箱体を組み立 てた後、前記帯状カバーの両箱側壁被覆部をそれぞれ前記左、右箱側壁に当接さ せると共に、前記両蓋形成部でそれぞれ前記矩形箱体の上面開口部の左右半分を カバーし、さらに、前記両仕切り壁形成部を前記両中枠箱の内側の右、左箱側壁 間に圧入することによって形成される。
【0015】
【考案の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説 明し、本考案の理解に供する。 まず、図1〜図10を参照して、本考案の一実施の形態に係る紙製組立箱Aの 構成について説明する。なお、本実施の形態は、紙製組立箱Aに収納される内容 物が酒瓶10の場合について説明する。
【0016】 図1〜図6に示すように、本考案の一実施の形態に係る紙製組立箱Aは、上面 開口部11を有する有底の矩形箱体12と、矩形箱体12内に収納されると共に それぞれ内容物の一例である酒瓶10を嵌入保持する2つの中枠箱13と、中央 部が矩形箱体12の底面に貼着されると共に、両側部が矩形箱体12の上面開口 部11をカバーし、矩形箱体12と協働して矩形箱体12内に強固に酒瓶10を 固定保持する帯状カバー14とから構成されている。 次に、紙製組立箱Aの各部の構成について詳細に説明する。
【0017】 (矩形箱体12) 図5及び図6から最も明らかなように、矩形箱体12は、矩形形状の底板15 の4周縁にそれぞれ左、右箱側壁16、17及び前、後箱側壁18、19を連設 すると共にこれらの箱側壁16、17、18、19の端部同士が相互に連結され ることによって形成される。 このような矩形箱体12は、図9に展開状態で示す板紙20から容易に組み立 てることができる。
【0018】 即ち、図9に示す板紙20において、縦長の長方形の底板15の各辺には、折 れ目15a〜15dにより、左、右箱側壁16、17及び前、後箱側壁18、1 9がそれぞれ内側に折り曲げ自在に連設されており、それぞれの左、右箱側壁1 6、17及び前、後箱側壁18、19の外辺には折れ目16a、17a、18a 、19aにより、内側へ折り曲げ自在に折り返し片21〜24が連設されている 。この折り返し片21〜24の幅は、折り返し時に左、右箱側壁16、17及び 前、後箱側壁18、19上にきれいに重なるように、これらの箱側壁16〜19 と略同じ長さになっている。また、隣接する箱側壁16〜19の互いに対向する 端部には、箱側壁16〜19間を連結して、底板15側の角部を始点に折れ目2 5a〜28aが形成された連結部25〜28が設けられている。
【0019】 底板15には、この底板15の一方の対角29、30を結ぶ切れ目31と、底 板15の他方の対角32、33から折れ目26a、27aの延長線を伸延して切 れ目31に達する折れ目34、35とが形成されている。 底板15に設けられた折れ目15dと、切れ目31の後部と、折れ目35によ って区画形成された三角形状の部分には貼着部36が形成されており、この貼着 部36を介して展開状態の板紙20が後述する帯状カバー14の箱体貼着部67 に連結されることになる。
【0020】 さらに、左、右箱側壁16、17の折り返し片21、22の両端部には、それ ぞれ、折れ目16b、16c、17b、17cを介して内側へ折り曲げ自在に端 部折り返し片38〜41が連設されている。そして、折れ目16b、16c、1 7b、17cの外縁部には、それぞれ、舌片嵌入スリット42〜45が設けられ ている。一方、前、後箱側壁18、19の折り返し片23、24の両端部の外縁 部には、上記した舌片嵌入スリット42、43、44、45に嵌入される舌片4 6、48、47、49が突設されている。
【0021】 (中枠箱13) 図7及び図8に示すように、矩形箱体12内に整列状態に装着される一対の中 枠箱13は、それぞれ、縦長の長方形の上部載置壁50と、上部載置壁50の4 周縁から下方に垂下状態に連設される左、右箱側壁51、52と前、後箱側壁5 3、54及び、これらの箱側壁51、52の下端から内側に伸延する分割底壁5 5、56とから形成されている。 また、上部載置壁50の中央部には、酒瓶10を、その下半部の形状に合わせ て嵌入支持するための内容物嵌入保持部57が設けられている。
【0022】 図10に示すように、矩形箱体12内に装着される中枠箱13は、板紙58か ら容易に組み立てることができる。 即ち、図10に示す板紙58において、縦長の長方形の上部載置壁50には、 折れ目50a〜50dにより、左、右箱側壁51、52及び前、後箱側壁53、 54がそれぞれ外側に折り曲げ自在に連設されており、それぞれの左、右箱側壁 51、52の外辺には折れ目51a、52aにより、外側へ折り曲げ自在に分割 底壁55、56が連設されている。また、隣接する箱側壁51〜54の互いに対 向する端部には、箱側壁51〜54間を連結して、上部載置壁50側の角部を始 点に折れ目55a〜58aが形成された連結部55b〜58bが設けられている 。
【0023】 また、中枠箱13の上部載置壁50に設けられた内容物嵌入保持部57は、図 10に示すように、上部載置壁50の前、後端縁の中央部を切欠することによっ てそれぞれ形成された台形舌片59と三角形状舌片60を除いて、上部載置壁5 0を縦長スリット61により二分割し、縦長スリット61を中心にして左、右対 称に、酒瓶10の形状に沿って折れ目62、63、64、64aを設け、かつ、 縦方向に間隔をあけて、切れ目65、65a、66、66aを設けることによっ て形成されている。
【0024】 (帯状カバー14) 図1、図2、図5及び図6に示すように、矩形箱体12は全体にわたって帯状 カバー14によってカバーされている。 即ち、矩形箱体12の底板15が貼着される矩形形状の箱体貼着部67の両側 にはそれぞれ矩形箱体12の左、右箱側壁16、17に当接される一対の箱側壁 被覆部68、69が連設されている。この箱側壁被覆部68、69の上縁にはそ れぞれ矩形箱体12の上面開口部11の略半分をカバーする一対の蓋形成部70 、71の外縁が連設されている。また、蓋形成部70、71の内縁には、矩形箱 体12内に整列状態に載置されている一対の中枠箱13の右、左箱側壁52、5 1間に圧入される仕切り壁形成部72、73の上縁が連設されている。
【0025】 かかる帯状カバー14は、図11に示す板紙74から容易に形成することがで きる。 即ち、図11に示すように、縦長の長方形の箱体貼着部67には、折れ目67 a、67bにより箱側壁被覆部68、69がそれぞれ内側に折り曲げ自在に連設 されており、箱側壁被覆部68、69の外辺には、それぞれ折れ目68a、69 aにより、内側へ折り曲げ自在に蓋形成部70、71が連設されている。蓋形成 部70、71の外辺には、それぞれ折れ目70a、71aにより、それぞれ、内 側に折り曲げ自在に仕切り壁形成部72、73が連設されている。
【0026】 また、図11に示すように、箱体貼着部67の表面前部には、両面接着テープ 74aが取付けられている。 さらに、図11に示すように、一方の蓋形成部70と仕切り壁形成部72の連 設部である折れ目70aには、前後方向に間隔をあけて差し込み足75、76が 突設されている。一方、他方の蓋形成部71と仕切り壁形成部73の連設部であ る折れ目71aには、前後方向に間隔をあけて差し込み孔77、78が形成され ている。そして、両仕切り壁形成部72、73が両中枠箱13の右、左箱側壁5 2、51間に圧入される際に、差し込み足75、76が差し込み孔77、78に 差し込まれることになる。
【0027】 次に、上記した構成を有する紙製組立箱Aの組み立て手順及び内容物の梱包手 順について、図5、図6及び図12〜図16を参照して説明する。
【0028】 (矩形箱体12の組み立て) まず、工場において、図9、図12及び図13に示すように、矩形箱体12を 、以下の手順で組み立てる。 (1)底板15に対して左、右箱側壁16、17を直角に立てる。 (2)左、右箱側壁16、17に連設されている折り返し片21、22を内側 に折り曲げ、左、右箱側壁16、17と重合状態にする。 (3)左、右箱側壁16、17の折り返し片21、22の前端に連設されてい る端部折り返し片38、40を中側に折り曲げる。 (4)連結部25、26の折れ目25a、26aを中側に折り曲げる。 (5)底板15に対して前箱側壁18を直角に立てる。
【0029】 (6)前箱側壁18に連設されている折り返し片23を中側に折り曲げ、前箱 側壁18と重合状態にする。この際、舌片46、47が舌片嵌入スリット42、 44に弾性的に嵌入されることになる。 (7)左、右箱側壁16、17の折り返し片21、22の後端に連設されてい る端部折り返し39、41を中側に折り曲げる。 (8)連結部27、28の折れ目27a、28aを中側に折り曲げる。 (9)底板15に対して後箱側壁19を直角に立てる。 (10)後箱側壁19に連設されている折り返し片24を中側に折り曲げ、後 箱側壁19と重合状態にする。この際、舌片48、49が舌片嵌入スリット43 、45に弾性的に嵌入され、矩形箱体12が組み立てられる。
【0030】 (紙製組立箱Aの搬送) (1)上記した要領で組み立てられた矩形箱体12は、図14に示すように、 帯状カバー14に合体される。合体は、矩形箱体12の貼着部36を接着剤によ って帯状カバー14の箱体貼着部67の後部に貼着することによって行われる。 (2)その後、紙製組立箱Aは、このようにして合体された矩形箱体12及び 帯状カバー14と、さらに、矩形箱体12内に装着される展開状態の中枠箱13 と共に、工場から所望のユーザーまで搬送されることになる。しかし、矩形箱体 12と帯状カバー14からなる合体物を組み立て状態のまま搬送したのでは、搬 送できる数が限られることになる。 (3)そこで、図15に示すように、帯状カバー14に対して矩形箱体12を 起こした後、図16に示すように、帯状カバー14上に偏平に展開する。このよ うにすることによって、矩形箱体12、帯状カバー14及び中枠箱13を全て偏 平状態で搬送することができ、搬送効率を高めることができる。
【0031】 (紙製組立箱Aの組み立て) (1)ユーザー先において、ユーザーは、図16に示すように展開状態にある 矩形箱体12の一部を摘んで単に引き起こすことによって、容易に、図14に示 すように矩形箱体12を組み立てることができる。 (2)その後、図10に示すように展開状態にある中枠箱13を、図7に示す ように組み立てた後、矩形箱体12内に整列状態に一対の中枠箱13を載置する 。 (3)内容物である酒瓶10を中枠箱13の内容物嵌入保持部57内に嵌入さ せ、保持する。
【0032】 (4)その後、図5に示すように展開状態にある帯状カバー14の両仕切り壁 形成部72、73を掴んで持ち上げると共に、両仕切り壁形成部72、73を一 対の中枠箱13の隣接する右、左箱側壁52、51間に圧入して仕切り壁を形成 すると共に、一方の仕切り壁形成部72の基部に設けられた差し込み足75、7 6を他方の仕切り壁形成部73の差し込み孔77、78に差し込むことによって 内容物である酒瓶10の梱包を完了する。
【0033】 このように、本実施の形態に係る紙製組立箱Aにおいては、酒瓶10は、両仕 切り壁形成部72、73によって完全に仕切られており、かつ、仕切り壁形成部 72、73から形成される仕切り壁は中枠箱13の弾発力によって強力に挟持さ れているので、紙製組立箱Aに衝撃が加わった場合でも、酒瓶10同士が接触し て破損するといった事故を確実に防止することができる。
【0034】 また、帯状カバー14は観音開きで開閉することができるので、開閉動作が優 雅となり、商品価値を高めることができる。 また、本実施の形態では、一方の仕切り壁形成部72の基部に設けられた差し 込み足75、76を他方の仕切り壁形成部73の差し込み孔77、78に差し込 むようにしているので、紙製組立箱Aに衝撃が加わった場合でも、帯状カバー1 4が緩むのを可及的に防止することができ、この面からも、酒瓶10の破損をさ らに確実に防止することができる。
【0035】 さらに、本実施の形態では、図3及び図4に示すように、帯状カバー14の仕 切り壁形成部72、73を、中枠箱13の隣接する右、左箱側壁52、51間で はなく、それぞれ、矩形箱体12の左箱側壁16の折り返し片21と隣接する中 枠箱13の左箱側壁51との間、及び、右箱側壁17の折り返し片22と隣接す る中枠箱13の右箱側壁52との間に圧入することによって、帯状カバー14の 箱側壁被覆部68、69と蓋形成部70、71とを、左右対称に、側面視で三角 形状をなすように側方に突出させている。 このように帯状カバー14を翼状にすることによって、陳列ケース等において 内容物を展示する際、紙製組立箱Aのインテリア効果を高めることができる。さ らに、蓋形成部70、71の表面を表示部として用い、表示部に所望のデザイン を施すことによって、さらに、インテリア効果を高めることができる。
【0036】 以上、本考案を、一実施の形態を参照して説明してきたが、本考案は何ら上記 した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範 囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変容例も含 むものである。
【0037】
【考案の効果】
請求項1〜6記載の紙製組立箱においては、上面開口部を有する矩形箱体内に 複数の中枠箱を隙間なく整列状態に収納し、中枠箱の上面に内容物を載置し、一 部を矩形箱体の底板に貼着した帯状カバーの両側部分にそれぞれ設けた一対の蓋 形成部によって矩形箱体の上面開口部をカバーし、さらに、蓋形成部に連設され た一対の仕切り壁形成部を共に中枠箱の内側の右、左箱側壁間に圧入することに よって形成される。
【0038】 このように、紙製組立箱内において、複数の内容物は、それぞれ、仕切り壁に よって完全に仕切られて一個ずつ独立して収納され、しかも、紙製の仕切り壁は 中枠箱の弾発力によって弾性的に挟持された状態となっているので、紙製組立箱 に衝撃が加わった場合であっても、内容物同士が接触して破損するといった事故 を確実に防止することができる。 また、蓋形成部は観音開きなので、優雅に帯状カバーを開閉することができ、 商品価値を高めることができる。
【0039】 請求項2記載の紙製組立箱においては、一方の蓋形成部と仕切り壁形成部の連 設部に差し込み足が突設されると共に、他方の蓋形成部と仕切り壁形成部の連設 部に差し込み孔が形成され、両仕切り壁形成部が両中枠箱の内側の右、左箱側壁 間に圧入される際に、差し込み足が差し込み孔に差し込まれるようにしている。 従って、紙製組立箱に衝撃が加わった場合でも、帯状カバーが緩むのを可及的 に防止することができ、この面から、内容物の破損をさらに確実に防止すること ができる。
【0040】 請求項3及び4記載の紙製組立箱においては、帯状カバーの仕切り壁形成部を 、それぞれ、左箱側壁と隣接する中枠箱との間、及び、右箱側壁と隣接する中枠 箱との間に圧入すると共に、箱側壁被覆部と蓋形成部とを、左右対称に、側面視 で三角形状をなすように側方に突出させている。 このように帯状カバーを翼状にすることによって、陳列ケース等において内容 物を展示する際、紙製組立箱のインテリア効果を高めることができる。
【0041】 請求項5及び6記載の紙製組立箱においては、蓋形成部の表面に表示部が形成 されているので、表示部に所望のデザインを施すことによって、さらに、インテ リア効果を高めることができる。
【0042】 請求項7記載の紙製組立箱は、縦長の長方形の底板の各辺に折れ目を介して左 、右箱側壁及び前、後箱側壁がそれぞれ内側に折り曲げ自在に連設されており、 左、右箱側壁及び前、後箱側壁の外辺には折れ目を介して内側へ折り曲げ自在に 折り返し片が連設され、隣接する箱側壁の互いに対向する端部には、箱側壁間を 連結して、底板側の角部を始点に折れ目が形成された連結部が設けられ、底板に は、底板の一方の対角同士を結ぶ切れ目と、底板の他方の対角から折れ目の延長 線を伸延して切れ目に達する一対の折れ目とが形成され、切れ目に沿って折り畳 み・組み立て自在な矩形箱体と、矩形箱体内に隙間なく整列状態に収納されると 共に、それぞれ、上面に内容物嵌入保持部が形成されている複数の中枠箱と、矩 形箱体の底板に貼着される箱体貼着部、箱体貼着部の両外側縁にそれぞれ左右対 称に連設されると共に矩形箱体の箱側壁と同じ高さと長さを有する一対の箱側壁 被覆部、箱側壁被覆部の両外側縁にそれぞれ左右対称に連設されると共に矩形箱 体の上面開口部と長さを同じくするが幅を半分とする一対の蓋形成部、及び蓋形 成部の両外側縁にそれぞれ左右対称に連設されると共に、箱側壁と略同じ高さと 長さを有する一対の仕切り壁形成部とからなる横長の帯状カバーとを具備し、矩 形箱体の底板の一部を前記帯状カバーの箱体貼着部に貼着し、矩形箱体を組み立 てた後、帯状カバーの両箱側壁被覆部をそれぞれ左、右箱側壁に当接させると共 に、両蓋形成部でそれぞれ矩形箱体の上面開口部の左右半分をカバーし、さらに 、両仕切り壁形成部を両中枠箱の内側の右、左箱側壁間に圧入することによって 形成される。
【0043】 従って、紙製組立箱内において、複数の内容物は、それぞれ、仕切り壁によっ て完全に仕切られて一個ずつ独立して収納され、しかも、紙製の仕切り壁は中枠 箱の弾発力及び矩形箱体の左、右箱側壁に連設されている折り返し片の弾発力に よって弾性的に挟持された状態となっているので、紙製組立箱に衝撃が加わった 場合であっても、内容物同士が接触して破損するといった事故を確実に防止する ことができる。 また、矩形箱体は、一方の対角同士を結ぶ切れ目に沿って容易に折り畳み・組 み立てすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態に係る紙製組立箱の通常
使用状態における全体斜視図である。
【図2】図1のI−I線による断面図である。
【図3】本考案の一実施の形態に係る紙製組立箱の内容
物展示状態における全体斜視図である。
【図4】図3のII−II線による断面図である。
【図5】本考案の一実施の形態に係る紙製組立箱の帯状
カバーを展開した状態における全体斜視図である。
【図6】図5のIII −III 線による断面図である。
【図7】中枠箱の内容物を載置保持した状態の全体斜視
図である。
【図8】図7のIV−IV線による断面図である。
【図9】矩形箱体の展開図である。
【図10】中枠箱の展開図である。
【図11】帯状カバーの展開図である。
【図12】矩形箱体の組立手順の説明図である。
【図13】矩形箱体の組立手順の説明図である。
【図14】矩形箱体と帯状カバーの合体状態を示す斜視
図である。
【図15】矩形箱体の折り畳み手順の説明図である。
【図16】帯状カバーの上面に矩形箱体が偏平状態に貼
着されている状態を示す説明図である。
【図17】従来の紙製組立箱の蓋を開けた状態の全体斜
視図である。
【図18】同横断面図である。
【図19】従来の紙製組立箱の全体斜視図である。
【図20】同帯状カバーを展開した状態の全体斜視図で
ある。
【図21】同横断面図である。
【符号の説明】
A 紙製組立箱 10 酒瓶(内
容物) 11 上面開口部 12 矩形箱体 13 中枠箱 14 帯状カバ
ー 15 底板 15a 折れ目 15b 折れ目 15c 折れ目 15d 折れ目 16 左箱側壁 16a 折れ目 16b 折れ目 16c 折れ目 17 右箱側壁 17a 折れ目 17b 折れ目 17c 折れ目 18 前箱側壁 18a 折れ目 19 後箱側壁 19a 折れ目 20 板紙 21 折り返し片 22 折り返し
片 23 折り返し片 24 折り返し
片 25 連結部 25a 折れ目 26 連結部 26a 折れ目 27 連結部 27a 折れ目 28 連結部 28a 折れ目 29 対角 30 対角 31 切れ目 32 対角 33 対角 34 折れ目 35 折れ目 36 貼着部 38 端部折り返し片 39 端部折り
返し片 40 端部折り返し片 41 端部折り
返し片 42 舌片嵌入スリット 43 舌片嵌入
スリット 44 舌片嵌入スリット 45 舌片嵌入
スリット 46 舌片 47 舌片 48 舌片 49 舌片 50 上部載置壁 50a 折れ目 50b 折れ目 50c 折れ目 50d 折れ目 51 左箱側壁 51a 折れ目 52 右箱側壁 52a 折れ目 53 前箱側壁 54 後箱側壁 55 分割底壁 55a 折れ目 55b 連結部 56 分割底壁 56a 折れ目 56b 連結部 57 内容物嵌
入保持部 57a 折れ目 57b 連結部 58 板紙 58a 折れ目 58b 連結部 59 台形舌片 60 三角形状舌片 61 縦長スリ
ット 62 折れ目 63 折れ目 64 折れ目 64a 折れ目 65 切れ目 65a 切れ目 66 切れ目 66a 切れ目 67 箱体貼着部 67a 折れ目 67b 折れ目 68 箱側壁被
覆部 68a 折れ目 69 箱側壁被
覆部 69a 折れ目 70 蓋形成部 70a 折れ目 71 蓋形成部 71a 折れ目 72 仕切り壁
形成部 73 仕切り壁形成部 74 板紙 74a 両面接着テープ 75 差し込み
足 76 差し込み足 77 差し込み
孔 78 差し込み孔

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形形状の底板の4周縁にそれぞれ左、
    右箱側壁及び前、後箱側壁を連設すると共に該箱側壁の
    端部同士を相互に連結することによって形成される上面
    開口部を有する矩形箱体と、 前記矩形箱体内に隙間なく整列状態に収納されると共
    に、それぞれ、上面に内容物をそれぞれ支持する複数の
    中枠箱と、 前記矩形箱体の底板に貼着される箱体貼着部、該箱体貼
    着部の両外側縁にそれぞれ左右対称に連設されると共に
    前記矩形箱体の箱側壁と同じ高さと長さを有する一対の
    箱側壁被覆部、該箱側壁被覆部の両外側縁にそれぞれ左
    右対称に連設されると共に前記矩形箱体の上面開口部と
    長さを同じくするが幅を半分とする一対の蓋形成部、及
    び該蓋形成部の両外側縁にそれぞれ左右対称に連設され
    ると共に、前記箱側壁と略同じ高さと長さを有する一対
    の仕切り壁形成部とからなる横長の帯状カバーとを具備
    し、 前記両箱側壁被覆部をそれぞれ前記左、右箱側壁に当接
    させると共に、前記両蓋形成部でそれぞれ前記矩形箱体
    の上面開口部の左右半分をカバーし、さらに、前記両仕
    切り壁形成部を前記両中枠箱の内側の右、左箱側壁間に
    圧入することによって形成されることを特徴とする紙製
    組立箱。
  2. 【請求項2】 一方の前記蓋形成部と前記仕切り壁形成
    部の連設部に差し込み足が突設されると共に、他方の前
    記蓋形成部と前記仕切り壁形成部の連設部に差し込み孔
    が形成され、前記両仕切り壁形成部が前記両中枠箱の内
    側の右、左箱側壁間に圧入される際に、前記差し込み足
    が前記差し込み孔に差し込まれることを特徴とする請求
    項1記載の紙製組立箱。
  3. 【請求項3】 前記帯状カバーの仕切り壁形成部が、そ
    れぞれ、前記矩形箱体の左箱側壁と該左箱側壁に隣接す
    る前記中枠箱の左箱側壁との間、及び、前記右箱側壁と
    該右箱側壁に隣接する前記中枠箱の右箱側壁との間に圧
    入されると共に、前記箱側壁被覆部と前記蓋形成部が、
    左右対称に、側面視で三角形状をなすように側方に突出
    されることを特徴とする請求項1記載の紙製組立箱。
  4. 【請求項4】 前記帯状カバーの仕切り壁形成部が、そ
    れぞれ、前記矩形箱体の左箱側壁と該左箱側壁に隣接す
    る前記中枠箱の左箱側壁との間、及び、前記右箱側壁と
    該右箱側壁に隣接する前記中枠箱の右箱側壁との間に圧
    入されると共に、前記箱側壁被覆部と前記蓋形成部が、
    左右対称に、側面視で三角形状をなすように側方に突出
    されることを特徴とする請求項2記載の紙製組立箱。
  5. 【請求項5】 前記蓋形成部の表面に表示部が形成され
    ることを特徴とする請求項3記載の紙製組立箱。
  6. 【請求項6】 前記蓋形成部の表面に表示部が形成され
    ることを特徴とする請求項4記載の紙製組立箱。
  7. 【請求項7】 縦長の長方形の底板の各辺に折れ目を介
    して左、右箱側壁及び前、後箱側壁がそれぞれ内側に折
    り曲げ自在に連設されており、前記左、右箱側壁及び
    前、後箱側壁の外辺には折れ目を介して内側へ折り曲げ
    自在に折り返し片が連設され、隣接する前記箱側壁の互
    いに対向する端部には、前記箱側壁間を連結して、前記
    底板側の角部を始点に折れ目が形成された連結部が設け
    られ、前記底板には、該底板の一方の対角同士を結ぶ切
    れ目と、前記底板の他方の対角から前記折れ目の延長線
    を伸延して前記切れ目に達する一対の折れ目とが形成さ
    れ、前記切れ目に沿って折り畳み・組み立て自在な矩形
    箱体と、 前記矩形箱体内に隙間なく整列状態に収納されると共
    に、それぞれ、上面に内容物嵌入保持部が形成されてい
    る複数の中枠箱と、 前記矩形箱体の底板に貼着される箱体貼着部、該箱体貼
    着部の両外側縁にそれぞれ左右対称に連設されると共に
    前記矩形箱体の箱側壁と同じ高さと長さを有する一対の
    箱側壁被覆部、該箱側壁被覆部の両外側縁にそれぞれ左
    右対称に連設されると共に前記矩形箱体の上面開口部と
    長さを同じくするが幅を半分とする一対の蓋形成部、及
    び該蓋形成部の両外側縁にそれぞれ左右対称に連設され
    ると共に、前記箱側壁と略同じ高さと長さを有する一対
    の仕切り壁形成部とからなる横長の帯状カバーとを具備
    し、 前記矩形箱体の底板の一部を前記帯状カバーの箱体貼着
    部に貼着し、前記矩形箱体を組み立てた後、前記帯状カ
    バーの両箱側壁被覆部をそれぞれ前記左、右箱側壁に当
    接させると共に、前記両蓋形成部でそれぞれ前記矩形箱
    体の上面開口部の左右半分をカバーし、さらに、前記両
    仕切り壁形成部を前記両中枠箱の内側の右、左箱側壁間
    に圧入することによって形成されることを特徴とする紙
    製組立箱。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016088566A (ja) * 2014-11-04 2016-05-23 株式会社日栄紙工社 ガラス瓶の梱包装置

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