JP3039342U - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP3039342U
JP3039342U JP1997000015U JP1597U JP3039342U JP 3039342 U JP3039342 U JP 3039342U JP 1997000015 U JP1997000015 U JP 1997000015U JP 1597 U JP1597 U JP 1597U JP 3039342 U JP3039342 U JP 3039342U
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JP
Japan
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footrest
storage space
chair
holding
state
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Application number
JP1997000015U
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English (en)
Inventor
清 安田
Original Assignee
刈谷木材工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 足乗せ台を、不使用時に美観を損ねないよう
に収納する。 【解決手段】 座部10の下面に、前側が開口する水平
状の収納空間11を設ける。収納空間11に、足乗せ台
14を水平状態に摺動可能に備え、その足乗せ台14の
前部14cを座部10の前面より出入可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は椅子に関するもので、より詳しくは、足乗せ台を有する椅子に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、車椅子において、その車椅子に使用者が着座し第三者に押してもらって 移動する場合には、使用者の足を床面又は地表面から上げる必要がある。そのた め、車椅子には着座した状態でその足を乗せるための足乗せ台が付設されている 。
【0003】 このような足乗せ台において、その足乗せ台を椅子の座部前部に起伏可能に備 え、不使用時にはこれを起立し、使用時には倒伏するようにしたものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のように座部前面に起伏可能に備えた足乗せ台においては、その 足乗せ台を起立して不使用状態にした場合に、その全体が露出して外視され、美 観上好ましくない。
【0005】 そこで本考案は足乗せ台を、その不使用時には美観を損なわないように椅子本 体内へ収納できる椅子を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1記載の第1の考案は、座部(10)の 下面に、前側が開口する水平状の収納空間(11)を設け、該収納空間(11) に、足乗せ台(14)を水平状態に摺動可能に備え、その足乗せ台(14)の前 部(14c)を座部(10)の前面より出入可能にしたことを特徴とするもので ある。
【0007】 請求項2記載の第2の考案は、座部(10)の下面に、前側が開口する水平状 の収納空間(11)を設け、該収納空間(11)の両側面には案内溝(12)を 前後方向に形成し、板状の足乗せ台(14)を、その両側面に形成した案内突条 (15)を上記案内溝(15)に摺動可能に嵌合して収納空間(11)に水平状 態に備え、その足乗せ台(14)の前部(14c)を座部(10)の前面より出 入可能とし、更に、足乗せ台(14)の収納位置と引き出し位置を保持する保持 手段を設けたことを特徴とするものである。
【0008】 請求項3記載の第3の考案は、上記第2の考案において、収納状態を保持する 保持手段が、足乗せ台(14)の後端面と、該後端面に対向する収納空間(11 )側の面との一方に永久磁石(16)を、他方に上記永久磁石(16)に吸着す る吸着部材(17)を設けてなり、引き出し状態を保持する保持手段が、足乗せ 台(14)の両側面と、該両側面に対向する収納空間(11)側の面との一方に 突出方向に付勢された球体(18)と、他方に上記球体(18)が嵌合する穴( 21)とを設けてなるものである。
【0009】 そして請求項4記載の第4の考案は、上記第1又は第2又は第3の考案におい てキャスターを付設したものである。
【0010】
【考案の実施の形態】
図の実施例に基づいて本考案の実施の形態について説明する。 本実施例は、ダイニングルームやリビング等において使用する一般家庭用でか つキャスター付きの椅子に適用した例を示す。
【0011】 図において両側下部には台板1,2が並設され、その下面の前後にキャスター 3,4が付設されている。上記両台板1,2間の後部には、図4に示すように連 結枠5が配置され、該連結枠5の両側面に台板1,2がボルト6により固着され ている。6aは連結ピンを示す。
【0012】 そして、上記両台板1,2上には肘掛け7,8が固着され、連結枠5上には背 もたれ9が固着され、両肘掛け7,8間には座部10が固着されている。また、 背もたれ9の後部には押し用の握りレバー9aが固設されている。
【0013】 上記連結枠5の前後長は、上記両台板1,2の前後長よりかなり短く形成され 、座部10の下面前半部に、上記両台板1,2の内側面と連結枠5の前枠5aの 前側面で囲まれた水平状の収納空間11が形成され、該収納空間11は前側が開 口している。
【0014】 上記空間部11における上記両台板1,2の内側面には案内溝12が、前後方 向の長溝で形成され、図5に示すように、該案内溝12の後端12aは上記前枠 5aの前面位置に、前端12bは両台板11の前端より若干後部の位置に設定さ れている。
【0015】 上記収納空間11内には板状の足乗せ台14が水平状態に配置されているとと もに該足乗せ台14の両側面には案内突条15が前後方向に設けられ、該案内突 条15を上記案内溝12内に摺動可能に嵌合して足乗せ台14が水平状態で前後 方向に移動可能に備えられている。尚、該足乗せ台14の組み付けは、その両案 内突条15を両案内溝12に嵌合して両台板1,2間に足乗せ台14を介在した 後に、両台板1,2間に連結枠5を介在してボルト6で連結する。
【0016】 上記収納空間11と足乗せ台14の前後方向の長さ関係は、図5の鎖線のよう に、足乗せ台14を、その後端面14aを連結枠5の前枠5aに当接させて収納 した場合には、図2に示すように、その前端14bが座部10の前端面より若干 突出した収納状態になり、図5の実線のように、その案内突条15の前端15a を案内溝12の前端12bに当接させて引き出した場合には、図1に示すように 、その前部14cが足乗せ可能状態に座部10の前端面より突出するように設定 されている。
【0017】 図5において、上記連結枠5における前枠5aの前側面には保持手段である永 久磁石16が固設され、足乗せ台14の後側面には上記永久磁石16に対向する 位置に保持手段である磁性材料からなる吸着部材17が固設されている。
【0018】 更に図5において、上記両台板1,2の内側面の前部には、球体18とこれを 突出方向へ押圧するスプリング19とからなる保持手段である玉しまり部材20 が固設され、足乗せ台14の両側面の前部には、上記球体18が嵌合する保持手 段である穴を形成する鬼目ナット21が固設されている。そして足乗せ台14の 引き出し状態において、上記の球体18が鬼目ナット21に嵌合するようになっ ている。
【0019】 上記足乗せ台14の下面前部には、手掛け用の凹部22が形成されている。 以上の構成において、椅子の使用者が着座して、第三者が握りバー9aを持っ て椅子を押し動かす場合には、足乗せ台14を図1及び図5の実線の如く引き出 し、該足乗せ台14の前部14c上に使用者の足を乗せる。この引き出し状態で は玉しまり部材20の球体18がスプリング19の付勢力によって鬼目ナット2 1内に嵌合し、足乗せ台14の引き出し状態が保持される。
【0020】 また、足乗せ台14の不使用時には、該足乗せ台14を、上記スプリング19 の付勢力に抗した力で後方へ手で押し込んで座部10の下面に収納する。この収 納時には、吸着部材17が永久磁石16に吸着され、その足乗せ台14の収納状 態が保持される。
【0021】 そして、再度、足乗せ台14を引き出す場合には、凹部22に手を掛けて、上 記永久磁石16の吸着力に抗した力で引き出す。 尚、上記実施例では、足乗せ台14の収納時に、その前端14bが座部10の 前面より若干出るようにしたが、その前端14bが座部10の前面より奥に収納 されるようにしてもよい。
【0022】 また、上記実施例は、本考案をキャスター付椅子に適用したものであるが、本 考案はキャスターが付設されていない椅子においても適用できるものである。例 えばキャスターのない通常の椅子において、体の小さい人が着席する椅子にも適 用できるものである。
【0023】
【考案の効果】
以上のようであるから、請求項1記載の考案によれば、足乗せ台の不使用時に は、これを座部下面に収納することにより、従来のような足乗せ台を起立するも のに比べて外観が良く、また邪魔にならない。特に、一般家庭用椅子に適用する 場合には、その椅子の美観を損ねることがない。
【0024】 請求項2記載の考案によれば、簡易な構造で上記の効果を有する椅子を提供で きる。 請求項3記載の考案によれば、足乗せ台の収納位置と引き出し位置の保持が簡 易な構造で確実に行える。
【0025】 請求項4記載の考案によれば、特に足の不自由な人が使用する椅子において上 記の効果を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の椅子を示すもので、足乗せ台
の使用状態の斜視図。
【図2】同じく足乗せ台を収納した状態の斜視図。
【図3】同じく足乗せ台を収納した状態の底面図。
【図4】台板と連結枠と足乗せ台の組み付けを示す分離
した斜視図。
【図5】図4の各部材の組み付け状態を示す一部破断し
た平面図。
【符号の説明】
3,4…キャスター 10…座部 11…収納空間 12…案内溝 14…足乗せ台 15…案内突条 16…永久磁石 17…吸着部材 18…球体 21…穴

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部の下面に、前側が開口する水平状の
    収納空間を設け、該収納空間に、足乗せ台を水平状態に
    摺動可能に備え、その足乗せ台の前部を座部の前面より
    出入可能にしたことを特徴とする椅子。
  2. 【請求項2】 座部の下面に、前側が開口する水平状の
    収納空間を設け、該収納空間の両側面には案内溝を前後
    方向に形成し、板状の足乗せ台を、その両側面に形成し
    た案内突条を上記案内溝に摺動可能に嵌合して収納空間
    に水平状態に備え、その足乗せ台の前部を座部の前面よ
    り出入可能とし、更に、足乗せ台の収納位置と引き出し
    位置を保持する保持手段を設けたことを特徴とする椅
    子。
  3. 【請求項3】 収納状態を保持する保持手段が、足乗せ
    台の後端面と、該後端面に対向する収納空間側の面との
    一方に永久磁石を、他方に上記永久磁石に吸着する吸着
    部材を設けてなり、引き出し状態を保持する保持手段
    が、足乗せ台の両側面と、該両側面に対向する収納空間
    側の面との一方に突出方向に付勢された球体と、他方に
    上記球体が嵌合する穴とを設けてなる請求項2記載の椅
    子。
  4. 【請求項4】 キャスターを付設した請求項1又は2又
    は3記載の椅子。
JP1997000015U 1997-01-07 1997-01-07 椅 子 Expired - Lifetime JP3039342U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041591A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Osada Res Inst Ltd 歯科治療椅子
JP2016506796A (ja) * 2013-02-07 2016-03-07 浙江恒林椅業股▲ふん▼有限公司 椅子用フットレスト

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