JP3039109B2 - 自動車4モード試験の運転指示装置 - Google Patents

自動車4モード試験の運転指示装置

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JP3039109B2
JP3039109B2 JP4044178A JP4417892A JP3039109B2 JP 3039109 B2 JP3039109 B2 JP 3039109B2 JP 4044178 A JP4044178 A JP 4044178A JP 4417892 A JP4417892 A JP 4417892A JP 3039109 B2 JP3039109 B2 JP 3039109B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の4モード走
行性能試験を、試験装置に搭載した自動車で行う場合の
運転指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の運転性能を試験する場合の運転
モードとしては、10の運転モードを組み合わせた10
モード試験が主として行われていたが、自動車排出ガス
を測定するために、10モード試験を簡略化した4モー
ド試験が行われるようになってきた。
【0003】図3は4モード試験の運転パターンを示し
たグラフであって、横軸は時間(単位:秒)、縦軸は速
度(単位:km/H)を表している。この4モード試験の試
験運転時間は停止状態でのアイドリング期間が第1所定
時間として17秒間、停止状態から時速40kmまでを第
2所定時間としての14秒間で直線的に増速する加速期
間、時速40kmで走行する定速走行期間が第3所定時間
として15秒間、及び時速40kmから停止までを第4所
定時間としての14秒間で直線的に減速する減速期間で
構成していて、合計した試験運転期間は60秒である。
この図3において速度指示値はAなる実線で示してい
る。尚Bなる一点鎖線は速度指示値に許容される上限値
(+2km/H)であり、Cなる破線は速度指示値に許容さ
れる下限値(−2km/H)である。
【0004】図4は図3に図示の運転パターンを実現す
るための自動車試験装置の概略を示した構成図である。
この図4において、回転ローラ22に自動車20を搭載
して運転すると、自動車20が走行する代わりにこの自
動車のタイヤ21が回転ローラ22を回転させる。この
回転ローラ22には電力変換装置24から電力の供給を
受けている電動機23を結合しており、4モードコント
ローラ25からの指令でこの電力変換装置24を制御
し、電動機23を電動機運転或いは発電機運転させると
共に電動機23の電力量を制御して図3の運転パターン
を実現させている。尚26は4モード試験の開始信号を
与えるスタートスイッチ、27は電源であり、30は運
転指示装置である。
【0005】前述したように従来は10モード試験が主
流であり、自動車の性能試験のための10モード試験用
運転指示装置は既に使用中である。4モード試験は10
モード試験を簡略化したものであることから、特別に4
モード試験用運転指示装置を設置せずに従来の10モー
ド試験用運転指示装置を流用していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】自動車排気ガスを測定
するために、図3で既述の4モード運転パターンでの試
験をする機会は、従来の10モード試験よりもはるかに
多くなるが、その場合に10モード試験用運転指示装置
を流用していたのでは、この運転指示装置には余分な装
置が装着されているために大形且つ高価になってしま
い、極めて不経済なものとなる欠点を有していた。
【0007】そこでこの発明の目的は、自動車の4モー
ド試験に適した小形で見やすい運転指示装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明の自動車4モード試験の運転指示装置は、
自動車を試験装置に搭載し、速度零の状態で第1所定時
間継続してアイドリング運転させるアイドリング期間
と、このアイドリング期間が終了すれば第2所定時間を
かけて所定速度まで直線的に増速させる加速期間と、こ
の加速期間が終了すれば前記所定速度での走行を第3所
定時間継続する定速走行期間と、この定速走行期間が終
了すれば第4所定時間をかけて速度零まで直線的に減速
させる減速期間とでなる試験運転期間を前記自動車に課
して、当該自動車の性能試験を行う自動車4モード試験
装置において、前記アイドリング期間の残り時間を表示
するアイドリング残り時間表示手段と、前記定速走行期
間の残り時間を表示する定速走行残り時間表示手段と、
前記試験運転期間中の前記自動車の速度指示値を表示す
る指示速度表示手段と、この自動車の速度実際値を表示
する実速度表示手段と、この速度実際値の速度指示値か
らの偏差が許容値以内であるか否かを判定して表示する
速度判定表示手段とを備えるものとするが、前記アイド
リング残り時間表示手段及び定速走行残り時間表示手段
はいずれも残り時間をデジタル量で表示するデジタル表
示手段で構成するものとし、前記指示速度表示手段は前
記自動車の速度指示値を所定の単位速度で区分してこの
各単位速度を一列に配列した複数の点灯表示手段のそれ
ぞれと対応させ、速度指示値に対応した前記点灯表示手
段を点灯又は点滅させ、前記実速度表示手段は前記自動
車の速度実際値を所定の単位速度で区分してこの各単位
速度を一列に配列した複数の点灯表示手段のそれぞれと
対応させ、速度実際値に対応した前記点灯表示手段を点
灯又は点滅させ、これら指示速度表示手段と実速度表示
手段とは並べて設置するものとする。
【0009】
【作用】この発明は、アイドリング期間の残り時間を表
示するアイドリング残り時間表示手段、定速走行期間の
残り時間を表示する定速走行残り時間表示手段、速度指
示値を表示する指示速度表示手段、速度実際値を表示す
る実速度表示手段、及び速度実際値が速度指示値に許容
範囲内で一致しているか否かを判定して表示する速度判
定表示手段とを備えて運転指示装置を構成する。アイド
リング残り時間表示手段と定速走行残り時間表示手段及
び指示速度表示手段は図3に示した運転パターンに従っ
てその表示値を変化させている。よって試験装置に搭載
している自動車の速度実際値を実速度表示手段と速度判
定表示手段とを監視して速度指示値に追従させる運転を
行う。運転指示装置に装備した各種表示手段はデジタル
量での表示、デジタル量の点滅表示等により監視が容易
になる構成にしている。
【0010】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を表した運転指示
装置の表面機器取付け図である。4モード試験を開始す
るとアイドリング残り時間表示器2がアイドリング期間
の残り時間を表示し、この残り時間が零になると指示速
度表示器5は時速40kmへ増速する際の速度変化を表示
するので、試験装置上の自動車を操作して実速度表示器
6に現れる速度実際値を指示速度表示器5の表示値に一
致させるが、速度実際値が許容範囲を越えて速度指示値
と一致しなくなれば速度判定表示器4が不一致を表示す
る。時速40kmに達すれば定速走行残り時間表示器3が
定速走行期間の残り時間を表示し、この残り時間が零に
なると指示速度表示器5は速度零へ減速する際の速度変
化を表示するので、試験装置上の自動車を操作して実速
度表示器6に現れる速度実際値を指示速度表示器5の表
示値に一致させるが、速度実際値が許容範囲を越えて速
度指示値と一致しなくなれば速度判定表示器4が不一致
を表示するのは、前述の増速の場合とおなじである。速
度零で減速期間は終了し、試験運転期間も終了となる。
尚、7は変速レバー位置表示器である。
【0011】図2は本発明の第2実施例を表した運転指
示装置の表面機器取付け図であるが、この第2実施例に
装着している各機器の用途と機能は図1で既述の第1実
施例の場合と同じであるから、その説明は省略する。こ
の第2実施例では運転指示装置に取りつけている各種表
示装置のの読み取りを容易にする工夫がなされている。
即ちアイドリング期間と定速走行期間はいずれも2桁の
時間であるから、それぞれデジタル表示が2桁のものと
してもよいが、取付け面積の縮小と部品価格の低減を図
るためにデジタル表示は1桁のものとし、アイドリング
残り時間表示器12と定速走行残り時間表示器13は残
り時間が2桁の時は任意の数字例えば9を点滅させてお
き、残り時間が1桁に減少すればこの点滅を中止して9
からその値を零まで低減させる。
【0012】指示速度表示器15と実速度表示器16は
例えば時速1kmと発光ダイオード1個とを対応させてお
き、この発光ダイオードを一列に並べ、速度指示値或い
は速度実際値が時速35kmならば35番目の発光ダイオ
ードを点灯させる。ここで指示速度表示器15と実速度
表示器16とを並べて設置すれば、速度指示値にたいし
て速度実際値がどのような値になっているかを素早く認
識することが出来る。更に指示速度表示器15は速度指
示値とその許容範囲内の速度に対応した発光ダイオード
とを点灯させることで、速度実際値がどのようになって
いるかを速度判定表示器14を見なくても認識出来る。
図2は定速走行期間でその残り時間が7秒であり、指示
速度表示器15は時速38kmから時速42kmまで5個の
発光ダイオードが点灯(これは時速40kmで許容範囲が
プラス・マイナス2kmであることを意味している)し、
実速度表示器16は時速40kmの発光ダイオードが点灯
している。尚17は変速レバー位置表示器である。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、自動車の4モード試
験をする場合に4モード試験専用の運転指示装置を設け
ることで、従来の10モード試験用運転指示装置を大幅
に小形化し価格を低下させることが出来る。さらにアイ
ドリング残り時間表示手段と定速走行残り時間表示手段
とをデジタル量表示とし、指示速度表示手段と実速度表
示手段もこの両者を対比して監視が容易になる構成にす
ることで、自動車の速度実際値を速度指示値に追従させ
る操作が容易になる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を表した運転指示装置の表
面機器取付け図
【図2】本発明の第2実施例を表した運転指示装置の表
面機器取付け図
【図3】4モード試験の運転パターンを示したグラフ
【図4】図3に図示の運転パターンを実現するための自
動車試験装置の概略を示した構成図
【符号の説明】
2 アイドリング残り時間表示器 3 定速走行残り時間表示器 4 速度判定表示器 5 指示速度表示器 6 実速度表示器 7 変速レバー位置表示器 12 アイドリング残り時間表示器 13 定速走行残り時間表示器 14 速度判定表示器 15 指示速度表示器 16 実速度表示器 17 変速レバー位置表示器 20 自動車 21 タイヤ 22 回転ローラ 23 電動機 24 電力変換装置 25 4モードコントローラ 26 スタートスイッチ 27 電源 30 運転指示装置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車を試験装置に搭載し、速度零の状態
    で第1所定時間継続してアイドリング運転させるアイド
    リング期間と、このアイドリング期間が終了すれば第2
    所定時間をかけて所定速度まで直線的に増速させる加速
    期間と、この加速期間が終了すれば前記所定速度での走
    行を第3所定時間継続する定速走行期間と、この定速走
    行期間が終了すれば第4所定時間をかけて速度零まで直
    線的に減速させる減速期間とでなる試験運転期間を前記
    自動車に課して、当該自動車の性能試験を行う自動車4
    モード試験装置において、 前記アイドリング期間の残り時間を表示するアイドリン
    グ残り時間表示手段と、前記定速走行期間の残り時間を
    表示する定速走行残り時間表示手段と、前記試験運転期
    間中の前記自動車の速度指示値を表示する指示速度表示
    手段と、この自動車の速度実際値を表示する実速度表示
    手段と、この速度実際値の速度指示値からの偏差が許容
    値以内であるか否かを判定して表示する速度判定表示手
    段とを備えていることを特徴とする自動車4モード試験
    台の運転指示装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の運転指示装置において、
    前記アイドリング残り時間表示手段及び定速走行残り時
    間表示手段はいずれも残り時間をデジタル量で表示する
    デジタル表示手段で構成することを特徴とする自動車4
    モード試験装置の運転指示装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の運転指示装置において、
    前記アイドリング残り時間表示手段及び定速走行残り時
    間表示手段はいずれも残り時間を1桁のデジタル量で表
    示するデジタル表示手段で構成し、残り時間が2桁以上
    のときは零から9までの任意の数字を点滅させ、残り時
    間が1桁になれば数字の点滅を停止して残り時間の表示
    をする構成とすることを特徴とする自動車4モード試験
    装置の運転指示装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の運転指示装置において、
    前記指示速度表示手段は前記自動車の速度指示値を所定
    の単位速度で区分してこの各単位速度を一列に配列した
    複数の点灯表示手段のそれぞれと対応させ、速度指示値
    に対応した前記点灯表示手段を点灯又は点滅させ、前記
    実速度表示手段は前記自動車の速度実際値を所定の単位
    速度で区分してこの各単位速度を一列に配列した複数の
    点灯表示手段のそれぞれと対応させ、速度実際値に対応
    した前記点灯表示手段を点灯又は点滅させ、これら指示
    速度表示手段と実速度表示手段とは並べて設置すること
    を特徴とする自動車4モード試験装置の運転指示装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の運転指示装置において、
    前記指示速度表示手段は前記自動車の速度指示値を所定
    の単位速度で区分してこの各単位速度を一列に配列した
    複数の点灯表示手段のそれぞれと対応させ、速度指示値
    とその前又は後ろに許容された速度偏差値に対応した前
    記点灯表示手段点灯又は点滅させることを特徴とする自
    動車4モード試験装置の運転指示装置。
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