JP3039095U - 空気の浄化装置 - Google Patents
空気の浄化装置Info
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- JP3039095U JP3039095U JP1996013649U JP1364996U JP3039095U JP 3039095 U JP3039095 U JP 3039095U JP 1996013649 U JP1996013649 U JP 1996013649U JP 1364996 U JP1364996 U JP 1364996U JP 3039095 U JP3039095 U JP 3039095U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- air
- filter
- attached
- fan box
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は粉塵等を100%に近く捕集し排除し
た清浄空気を室内等に供給する高性能の空気の浄化装置
を提供することを目的とするものである。 【構成】 本考案は円筒形状若しくは逆円錐形状にて形
成する集塵タンクの側面上部に外部空気の吸込筒を取付
け、該集塵タンクの上面中心に清浄空気の吹出筒を串挿
取付け、且つ該吹出筒に接続して吸引ファンボックスを
取付け、該吸引ファンボックスの前部または後部に残存
粉塵等を捕集する中性能エアフィルターまたはHEPA
フィルターを交換自在に取付けたことを特徴とする空気
の浄化装置にある。
た清浄空気を室内等に供給する高性能の空気の浄化装置
を提供することを目的とするものである。 【構成】 本考案は円筒形状若しくは逆円錐形状にて形
成する集塵タンクの側面上部に外部空気の吸込筒を取付
け、該集塵タンクの上面中心に清浄空気の吹出筒を串挿
取付け、且つ該吹出筒に接続して吸引ファンボックスを
取付け、該吸引ファンボックスの前部または後部に残存
粉塵等を捕集する中性能エアフィルターまたはHEPA
フィルターを交換自在に取付けたことを特徴とする空気
の浄化装置にある。
Description
【0001】
この考案は空気の浄化装置、詳しくは外部空気を室内等に取入れるに際して中 性能エアフィルターまたはHEPAフィルターを用いて空気中の粉塵を捕集して 空気を清浄化する装置に関するものである。
【0002】
従来より中性能エアフィルター(粒径が5μmより小さい粒子に対してすぐれ た粒子捕集率をもつ。JIS比色法効率90%以上)やHEPAフィルター(粒径 が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもつ)を用いて空気 中の粉塵等を捕集して空気を清浄化することが行われているが、前記フィルター を単独で使用すると著しく短期間で目詰まりしてしまうためフィルターの前に予 備清浄をする低性能のフィルターを設けるようにしている。
【0003】
しかしながら低性能のフィルターはその粉塵捕集率が60%程度にとどまるた め、中性能エアフィルターやHEPAフィルターはやはり比較的短い時間で目詰 まりを起こすこととなるので早めに交換しなければならないという課題がある。 また低性能のフィルター自体も頻繁に清掃し若しくは交換をしなければならない という課題がある。
【0004】
本考案は円筒形状にて形成する集塵タンクの側面上部に外部空気の吸込筒を取 付け、該集塵タンクの上面中心に清浄空気の吹出筒を串挿取付け、且つ該吹出筒 に接続して吸引ファンボックスを取付け、該吸引ファンボックスの前部または後 部に残存粉塵等を捕集する中性能エアフィルターまたはHEPAフィルターを交 換自在に取付けするようにして、かかる課題を解決するようにしたのである。
【0005】
以下図面に基づいて説明する。
【0006】 円筒形状の集塵タンク1aと該集塵タンク1の側面上部に外部空気の吸込筒2を 偏向取付けし、集塵タンク1aの上面4の中心部に深く串挿取付けした吹出筒3を 設けてなるサイクロン方式の集塵装置を形成する。吹出筒3の配管の中間に吸引 ファン5を内部に装備した吸気ファンボックス6を取付け、該ボックス6を挟ん だ吹出筒3の前部または後部位置に粉塵等の捕集率にすぐれた中性能エアフィル ターまたはHEPAフィルター7を交換自在に取付ける。8は集塵タンク1aの下 端絞細部下に設ける粉塵等の回収用ボックスである。
【0007】 しかして吸気ファン5を作動して集塵タンク1a内を吸気すると吸込筒2より外 部空気が集塵タンク1a内に流入して、図1に示す渦流Aとなって降下する。この 際空気中に含まれる粉塵は集塵タンク1aの側壁内面にそって降下して回収用ボッ クス8内に落入して回収されることとなる。実測によれば吸入する外部空気中の 80%程度の粉塵等を予備的に捕集することができた。
【0008】 このようにして粉塵等を80%程度にて捕集し排除した空気は吹出筒3内に流入 し、そこで吸気ファンボックス6の前または後部に設ける中性能エアフィルター またはHEPAフィルター7にてさらに残存する粉塵等を捕集し排除して100% 近くに粉塵等を捕集した清浄空気にして室内等に供給することとなる。なおフィ ルター7はボックス6の前後近傍に取付ける必要はなく、集塵タンク1aの近くや 吹出口の近くに取付けて、汚れた際の交換を容易にできるようにする。
【0009】 図2乃至図3は集塵タンクを逆円錐形状に形成した例を示すものである。この 例では集塵タンク1bは下狭傾斜が付されているために流入する外部空気の渦流A は漸次加速して遠心力作用が強く働いて、前例の円筒形状のものに較べてより多 くの粉塵等が集塵タンク1bの側壁内面にそって降下して回収用ボックス8内に落 入して回収されることとなる。本例では吸入する外部空気中の90%程度の粉塵等 を捕集することができた。その他の構成は前例に同じである。
【0010】
本考案は以上のようにして中性能エアフィルターまたはHEPAフィルターの 前にサイクロン方式の集塵タンクを設けたので、従来の低性能のエアフィルター を使用する場合に較べて事前の予備浄化性能が向上して中性能エアフィルターや HEPAフィルターの効果持続時間を情況に応じて5倍から10倍程に著しく延 長することができるという効果を生ずる。
【0011】 また集塵タンクを逆円錐形状にて形成するときは、吸込み空気の渦流を漸次加 速して遠心力作用を強めて90%程度にて粉塵を捕集することができるので、中性 能エアフィルターやHEPAフィルターの効果持続時間をさらに延長することが できるという効果を生ずる。
【0012】 集塵タンクを逆円錐形状にすると集塵効率を向上したまま縦長を短縮すること ができて、一般家屋の天井裏などの狭いスペースにも取付けることができるとい う効果を生ずる。
【図1】 集塵タンクを円筒形状にて形成した例を示す
縦断正面図である。
縦断正面図である。
【図2】 集塵タンクを逆円錐形状にて形成した例を示
す横断平面図である。
す横断平面図である。
【図3】 同、横断平面図である。
1aは円筒形状の集塵タンク 1bは逆円錐形状の集塵タンク 2は吸込筒 3は吹出筒 4は中空タンクの上面 5は吸引ファン 6は吸気ファンボックス 7はフィルター 8は回収用ボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F24F 7/06 F24F 7/06 Z
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒形状にて形成する集塵タンクの側面
上部に外部空気の吸込筒を取付け、該集塵タンクの上面
中心に清浄空気の吹出筒を串挿取付け、且つ該吹出筒に
接続して吸引ファンボックスを取付け、該吸引ファンボ
ックスの前部または後部に残存粉塵等を捕集する中性能
エアフィルターまたはHEPAフィルターを交換自在に
取付けたことを特徴とする空気の浄化装置。 - 【請求項2】 集塵タンクを逆円錐形状に形成した請求
項1記載の空気の浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996013649U JP3039095U (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 空気の浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996013649U JP3039095U (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 空気の浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3039095U true JP3039095U (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=43173744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996013649U Expired - Lifetime JP3039095U (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 空気の浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3039095U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012037082A (ja) * | 2010-08-04 | 2012-02-23 | Sharp Corp | 電気機器 |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP1996013649U patent/JP3039095U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012037082A (ja) * | 2010-08-04 | 2012-02-23 | Sharp Corp | 電気機器 |
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