JP3039076U - インスタントカメラ用フィルムの現像補助装置 - Google Patents
インスタントカメラ用フィルムの現像補助装置Info
- Publication number
- JP3039076U JP3039076U JP1996013200U JP1320096U JP3039076U JP 3039076 U JP3039076 U JP 3039076U JP 1996013200 U JP1996013200 U JP 1996013200U JP 1320096 U JP1320096 U JP 1320096U JP 3039076 U JP3039076 U JP 3039076U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- film
- lid
- opening
- holding surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03D—APPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
- G03D9/00—Diffusion development apparatus
- G03D9/006—Diffusion development apparatus using heat
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/48—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus
- G03B17/50—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus with both developing and finishing apparatus
- G03B17/52—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus with both developing and finishing apparatus of the Land type
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一定の品質の仕上がりが得られる現像補助装
置を提供する。 【解決手段】 ケース本体2の前面にケース側挟持面6
を設ける。このケース側挟持面6に開閉蓋3を開閉可能
に枢着する。この開閉蓋3の内面に蓋側挟持面16を設け
る。前記ケース本体2内に加熱手段7を設ける。ケース
側挟持面6または蓋側挟持面16のうちケース側挟持面6
を加熱してこれら挟持面6,16間に加圧挟持したインス
タントカメラ用フィルム1を保温する。加圧挟持された
フィルム1を加熱保温手段により保温するため、ムラの
無い均一な現像をすることができる。
置を提供する。 【解決手段】 ケース本体2の前面にケース側挟持面6
を設ける。このケース側挟持面6に開閉蓋3を開閉可能
に枢着する。この開閉蓋3の内面に蓋側挟持面16を設け
る。前記ケース本体2内に加熱手段7を設ける。ケース
側挟持面6または蓋側挟持面16のうちケース側挟持面6
を加熱してこれら挟持面6,16間に加圧挟持したインス
タントカメラ用フィルム1を保温する。加圧挟持された
フィルム1を加熱保温手段により保温するため、ムラの
無い均一な現像をすることができる。
Description
【0001】
本考案は、ネガフィルムとポジペーパーを備えたインスタントカメラ用フィル ムの現像に用いるインスタントカメラ用フィルムの現像補助装置に関する。
【0002】
この種のインスタントカメラでは、ネガフィルム、ポジペーパーを備えたフィ ルムを、撮影後、カメラから抜き取り、この抜き取りの際、カメラ側のローラー により処理剤の袋が破れてネガフィルム、ポジペーパーの間に広がり、所定時間 経過後に現像されたポジペーパーが得られるものなどがあり、例えばそのフィル ムとしては、ポラロイドフィルム(商標名:ポラロイド社製)などが知られてい る。また、ポジペーパーだけの所謂モノシートタイプのフィルムも知られている 。
【0003】 そして、従来では、カメラから取り出したフィルムを、手で擦るようにして暖 めたり、温風機に当てて暖めたり、あるいは湯につけるなどして暖めることが行 われている。
【0004】 しかし、前記処理剤による現像は、化学反応であるから、温度管理が重要であ り、従来の方法では、季節による温度差などにより、処理剤の反応に適した温度 で処理をすることができない。また、処理剤はカメラ側のローラーにより、ネガ フィルムとポジペーパーとの間に広がるものであるが、ローラーの劣化などによ り、処理剤が均一に行き渡らない場合もあり、手で擦って加圧しても処理剤が均 一に行き渡らない。したがって、従来の方法では、現像場所の温度やローラーの 劣化などによる処理剤の不均一により、現像ムラが発生し、一定の品質の仕上が りを得ることが難しかった。
【0005】 そこで、本考案は、一定の品質の仕上がりが得られるインスタントカメラ用フ ィルムの現像補助装置を提供することを目的とする。
【0006】
請求項1の考案は、インスタントカメラ用フイルムを挟んで挟持する開閉可能 な一対の挟持面と、これら挟持面間に挟んだフィルムを保温する加熱保温手段と を備えたものであり、挟持面間に挟んだフィルムを保温するため、一定条件で現 像が行われる。
【0007】 また、請求項2の考案は、ケース本体に設けられたケース側挟持面と、このケ ース側挟持面に開閉可能に設けられた開閉蓋と、この開閉蓋の内面に設けられ前 記ケース側挟持面と対向する蓋側挟持面と、前記ケース側挟持面または前記蓋側 挟持面を加熱してこれら挟持面間に挟持したインスタントカメラ用フィルムを保 温する加熱保温手段とを備えるものであり、開閉蓋を外して又は開いてケース側 挟持面と蓋側挟持面との間にフィルムを入れ、開閉蓋を閉めてセットし、この挟 持されたフィルムを加熱保温手段により保温する。
【0008】 さらに、請求項3の考案は、前記開閉蓋を前記ケース本体に開閉可能に枢着し 、前記加熱保温手段は、前記ケース側挟持面を加熱する加熱手段と、この加熱手 段により加熱した前記ケース側挟持面を一定温度に保つ保温制御手段とを備え、 これら加熱手段及び保温制御手段を前記ケース本体内に内蔵し、前記開閉蓋に前 記フィルムを加圧する弾性加圧手段を設けたものであり、ケース本体に枢着され た開閉蓋を開いてケース側挟持面と蓋側挟持面との間にフィルムを入れ、開閉蓋 を閉めてセットし、加熱手段によりケース側挟持面を加熱すると共に、この加熱 温度を保温制御手段により一定温度に保つ。また、ケース側挟持面と蓋側挟持面 との間に挟持したフィルムは、弾性加圧手段により一定圧で挟持される。
【0009】 さらにまた、請求項4の考案は、前記ケース本体の前面に、前記ケース側挟持 面を前側に突出して設け、前記開閉蓋の下部を前記ケース本体の前面下部に枢着 し、前記弾性加圧手段は、前記開閉蓋の内面に前後方向移動可能に設けられた前 記蓋側挟持面と、この蓋側挟持面を後側に付勢する弾性付勢手段とからなるもの であり、開閉蓋の下部をケース本体の前面下部に枢着したから、開閉蓋を前に倒 すようにしてフィルムを簡便にセットすることができる。また、開閉蓋を閉める と、前側に突出したケース側挟持面により、蓋側挟持面側が前側に押されると共 に、弾性付勢手段により蓋側挟持面が後側に付勢され、これによりフィルムを確 実に確実かつ均一に加圧することができる。
【0010】 しかも、請求項5の考案は、前記ケース側挟持面の温度を設定する温度設定手 段と、前記ケース側挟持面の温度を表示する温度表示部と、時間計測可能なタイ マーとを備えるものであり、温度設定手段により所望の温度でフィルムを保温し 、この保温温度を温度表示部により確認することができる。また、タイマーを用 いて所定時間経過後にフィルムを取り出し、保温時間を一定にして現像する。
【0011】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1ないし図3は本考 案の第1実施例を示し、図1などに示すインスタントカメラ用フィルム1は、撮 影後、カメラ(図示せず)から取り出したものであり、ネガフィルムとポジペー パーとが重ね合わされており、両者の間に図示しない現像用の処理剤が設けられ ている。
【0012】 前記フィルム1の現像補助装置は、矩形のケース本体2と、開閉蓋3とを備え 、この開閉蓋3は、その下部を枢着部4により前記ケース本体2の前面下部に枢 着して開閉可能に設けられている。前記ケース本体2の前面には、アルミ板など の伝熱性に優れた前板5が設けられ、この前板5の中央には、前記フィルム1に 対応して、前側に突出するケース側挟持面6が設けられている。また、前記前板 5の後部には、電熱ヒータなどの加熱手段7が設けられ、この例では電熱ヒータ 7には、電熱線をセラミックで被覆したセラミックヒータを用い、また、前記電 熱ヒータ7の加熱を制御する保温制御手段8が設けられ、この保温制御手段8は 、制御用電子部品などを備えた回路基盤9と前記前板5の温度を計測する温度セ ンサ10とから構成されており、前記ケース本体2の側面に設けた操作摘みなどの 温度設定手段11により設定した温度に、前記ケース側挟持面6の温度を保温する ように制御するものである。そして、前記加熱手段7と保温制御手段8は、前記 ケース本体2内に内蔵されている。また、前記ケース本体2内には、冷却ファン 12が設けられ、この冷却ファン12によりケース本体2内を強制冷却するようにし ている。また、前記ケース本体2の上下面及び後面には通気孔13が穿設されてお り、後面の通気孔13は冷却ファン12に対応して網目状に形成されている。また、 本考案の現像補助装置は、家庭用交流電源により駆動するが、前記前記ケース本 体2内には、直流を交流に変換する変換器14が設けられ、これにより、車載バッ テリーに接続しても駆動可能に構成されている。そして、前記加熱手段7と保温 制御手段8とにより、フィルム1を保温する加熱保温手段Hを構成している。
【0013】 前記開閉蓋3は後面側に開口部15を有する中空に形成され、この開口部15に平 板状の蓋側挟持面16が前後方向移動可能に設けられ、この蓋側挟持面16の後部に は、弾性付勢手段たる板ばね17が設けられ、この板ばね17は中央を前記開閉蓋3 の前板内面に固定し、上,下片部17U,17Dの先端を前記蓋側挟持面16に固着し ている。尚、前記板ばね17の弾性変形前の状態で、前記蓋側挟持面16は前記開閉 蓋3の内面とほぼ面一に配置されている。そして、開閉蓋3の内面に前後方向移 動可能に設けられた前記蓋側挟持面16と弾性付勢手段たる前記板ばね17とにより 弾性加圧手段Kを構成している。また、前記蓋側挟持面16の上部には左右方向の 固定板18が設けられ、この固定板18はアクリル板などの硬質材料からなり、その 固定板18の下部に位置して、前記蓋側挟持面16には、他の例の弾性加圧手段たる スポンジ19が貼られている。また、前記固定板18と前記ケース側挟持面6の上部 には、下側を折った保持シート20の上部がそれぞれ固定されている。尚、挟持面 6,16間にフィルム1を挟持すると、スポンジ19が弾性変形し、その弾性復元力 でフィルム1を加圧する。
【0014】 また、前記ケース本体2の上面には、温度計21とタイマー22とが設けられ、そ の温度計21は、前記前板5の後面に適宜箇所に設けたセンサ21Aにより、その温 度を温度表示部21Bに表示するものであり、前記タイマー22は、時間表示部22A に経過時間等を表示し、スタートから設定時間経過後にブザーなどにより報知す るものである。
【0015】 また、前記ケース本体2と開閉蓋3の上部には、相互に係脱可能な開閉止め具 23,23Aが設けられ、さらに、前記ケース本体2と開閉蓋3との側部間は開閉ひ んじ24が設けられている。さらに、ケース本体2の上部には、装置を駆動するた めの電源スイッチ25が設けられ、このスイッチ25をオンにすると発光するパイロ ットランプ26が設けられている。
【0016】 次に、前記装置の使用方法につき説明すると、まず、電源スイッチ25をオンに して装置を駆動し、温度設定手段11により所望の温度に設定する。尚、フィルム 1の種類によっても異なるが、通常は摂氏35〜40度程度に設定することが好 ましく、この装置では、設定温度のプラスマイナス0.5度程度の誤差で温度制 御がなされる。また、ケース側挟持面6が設定温度になったかどうかは、温度表 示部21Bによる目視で確認でき、所望温度になったら、保持シート20内にフィル ム1を配置し、開閉蓋3を閉め、開閉止め具23,23Aにより固定する。この場合 、開閉蓋3を閉めると、ケース側挟持面6の突出寸法及びフィルム1の厚さに対 応して、蓋側挟持面16が前方に押され、板ばね17の上,下片部17U,17Dが弾性 変形し、同時にこの板ばね17の弾性復元力に対応して、蓋側挟持面16が後側に付 勢され、同時にスポンジ19も弾性変形し、これにより挟持面6,16間でフィルム 1が一定の状態で加圧される。この加圧状態で保温制御手段8により一定の温度 で保温される。そして、所定時間、例えば1分程度経過したら、開閉蓋3を開い て、フィルム1を取り出し、常法により、ネガフィルム1Nを剥がすと、現像さ れたポジペーパー1Pが得られる。尚、ネガフィルムを剥がさないモノシートタ イプのフィルムでは、ポジペーパーに写した像が鮮明に現れる。そして、このよ うに一定の力で加圧することにより、処理剤が均一に作用し、また、一定の温度 を保つことにより、ムラの無い現像ができる。
【0017】 このように本実施例では、請求項1に対応して、インスタントカメラ用フイル ム1を挟んで挟持する開閉可能な一対の挟持面6,16と、これら挟持面6,16間 に挟んだフィルム1を保温する加熱保温手段Hとを備えたものであるから、挟持 面6,16に挟んだフィルム1を保温するため、一定条件で現像が行われ、ムラの 無い一定の品質の仕上がりが得られる。尚、フィルムにはモノシートタイプのも のも含まれる。
【0018】 また、このように本実施例では、請求項2に対応して、ケース本体2に設けら れたケース側挟持面6と、このケース側挟持面6に開閉可能に設けられた開閉蓋 3と、この開閉蓋3の内面に設けられケース側挟持面6と対向する蓋側挟持面16 と、ケース側挟持面6または蓋側挟持面16のうちケース側挟持面6を加熱してこ れら挟持面6,16間に挟持したインスタントカメラ用フィルム1を保温する加熱 保温手段Hとを備えるものであるから、開閉蓋3を外して又は開いてケース側挟 持面6と蓋側挟持面16との間にフィルム1を入れ、開閉蓋3を閉めてセットし、 この挟持されたフィルム1を加熱保温手段Hにより保温するため、ムラの無い均 一な現像をすることができる。
【0019】 さらに、このように本実施例では、請求項3に対応して、開閉蓋3をケース本 体2に開閉可能に枢着し、加熱保温手段Hは、ケース側挟持面6を加熱する加熱 手段7と、この加熱手段7により加熱したケース側挟持面16を一定温度に保つ保 温制御手段8とを備え、これら加熱手段7及び保温制御手段8をケース本体2内 に内蔵し、開閉蓋3にフィルム1を加圧する弾性加圧手段Kまたは弾性加圧手段 であるスポンジ19を設けたものであるから、ケース本体2に枢着された開閉蓋3 を開いてケース側挟持面6と蓋側挟持面16との間にフィルム1を入れ、開閉蓋3 を閉めてセットし、加熱保温手段Hによりケース側挟持面6を加熱すると共に、 この加熱温度を保温制御手段8により一定温度に保ち、また、ケース側挟持面6 と蓋側挟持面16との間に挟持したフィルム1は、板ばね17を備える弾性加圧手段 Kまたは弾性加圧手段であるスポンジ19により一定圧で挟持されるため、温度と 加圧が一定の状態で現像をすることにより、ムラの無い、一定の品質の仕上がり が得られる。
【0020】 さらにまた、このように本実施例では、請求項4に対応して、ケース本体2の 前面に、ケース側挟持面6を前側に突出して設け、開閉蓋3の下部をケース本体 2の前面下部に枢着し、弾性加圧手段Kは、開閉蓋3の内面に前後方向移動可能 に設けられた蓋側挟持面16と、この蓋側挟持面16を後側に付勢する弾性付勢手段 たる板ばね17とからなるものであり、開閉蓋3の下部をケース本体2の前面下部 に枢着したから、開閉蓋3を前に倒すようにしてフィルム1を簡便にセットする ことができ、また、開閉蓋3を閉めると、前側に突出したケース側挟持面6によ り、蓋側挟持面16が前側に押されると共に、板ばね17により蓋側挟持面16が後側 に付勢され、これにより挟持面6,16間のフィルム1を確実かつ均一に加圧する ことができる。
【0021】 しかも、このように本実施例では、請求項5に対応して、ケース側挟持面6の 温度を設定する温度設定手段11と、ケース側挟持面6の温度を表示する温度表示 部21Bと、時間計測可能なタイマー22とを備えるものであるから、温度設定手段 11により所望の温度でフィルム1を保温し、この保温温度を温度表示部21Bによ り確認することができる。また、タイマー22を用いて所定時間経過後にフィルム 1を取り出し、保温時間を一定にして現像することができる。
【0022】 図4は本発明の第2実施例を示し、上記第1実施例と同一部分に同一符号を付 し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、開閉蓋3の内部に加熱 手段7と保温制御手段8を設けており、ケース本体2に設けられたケース側挟持 面6と、このケース側挟持面6に開閉可能に設けられた開閉蓋3と、この開閉蓋 3の内面に設けられケース側挟持面6と対向する蓋側挟持面16と、ケース側挟持 面6または蓋側挟持面16のうち蓋側挟持面16を加熱してこれら挟持面6,16間に 挟持したインスタントカメラ用フィルム1を保温する加熱保温手段Hとを備える ものであるから、開閉蓋3を外して又は開いてケース側挟持面6と蓋側挟持面16 との間にフィルム1を入れ、開閉蓋3を閉めてセットし、この挟持されたフィル ム1を加熱保温手段Hにより保温するため、ムラの無い均一な現像をすることが できる。図3及び図4における白抜き矢印は、熱が伝わる方向である。
【0023】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内に おいて種々の変形実施が可能であり、例えば、ケース本体の形状は適宜選定可能 である。また、弾性付勢手段は、板ばねにがぎらずコイルスプリング、ゴムばね 、空気ばねなどでもよい。さらに、加熱手段は、電熱ヒータに限らず、各種の加 熱手段を用いることができる。また、弾性加圧手段Kと弾性加圧手段であるスポ ンジ19のどちらか一方のみを用いるようにしてもよい。さらに、フィルムの挟持 面に対する表裏向きは、ポジペーパーがケース側挟持面と蓋側挟持面のどちらに 向いていてもよい。
【0024】
請求項1の考案は、インスタントカメラ用フイルムを挟んで挟持する開閉可能 な一対の挟持面と、これら挟持面間に挟んだフィルムを保温する加熱保温手段と を備えたものであり、一定の品質の仕上がりが得られるインスタントカメラ用フ ィルムの現像補助装置を提供することができる。
【0025】 また、請求項2の考案は、ケース本体に設けられたケース側挟持面と、このケ ース側挟持面に開閉可能に設けられた開閉蓋と、この開閉蓋の内面に設けられ前 記ケース側挟持面と対向する蓋側挟持面と、前記ケース側挟持面または前記蓋側 挟持面を加熱してこれら挟持面間に挟持したインスタントカメラ用フィルムを保 温する加熱保温手段とを備えるものであり、一定の品質の仕上がりが得られるイ ンスタントカメラ用フィルムの現像補助装置を提供することができる。
【0026】 さらに、請求項3の考案は、前記開閉蓋を前記ケース本体に開閉可能に枢着し 、前記加熱保温手段は、前記ケース側挟持面を加熱する加熱手段と、この加熱手 段により加熱した前記ケース側挟持面を一定温度に保つ保温制御手段とを備え、 これら加熱手段及び保温制御手段を前記ケース本体内に内蔵し、前記開閉蓋に前 記フィルムを加圧する加圧手段を設けたものであり、一定の品質の仕上がりが得 られるインスタントカメラ用フィルムの現像補助装置を提供することができる。
【0027】 さらにまた、請求項4の考案は、前記ケース本体の前面に、前記ケース側挟持 面を前側に突出して設け、前記開閉蓋の下部を前記ケース本体の前面下部に枢着 し、前記加圧手段は、前記開閉蓋の内面に前後方向移動可能に設けられた前記蓋 側挟持面と、この蓋側挟持面を後側に付勢する弾性付勢手段とからなるものであ り、一定の品質の仕上がりが得られるインスタントカメラ用フィルムの現像補助 装置を提供することができる。
【0028】 しかも、請求項5の考案は、前記ケース側挟持面の温度を設定する温度設定手 段と、前記ケース側挟持面の温度を表示する温度表示部と、時間計測可能なタイ マーとを備えるものであり、一定の品質の仕上がりが得られるインスタントカメ ラ用フィルムの現像補助装置を提供することができる。
【図1】本考案の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す開閉蓋を開いた状態
の斜視図である。
の斜視図である。
【図3】本考案の第1実施例を示すフィルムを挟持面間
に挟持した状態の拡大断面図である。
に挟持した状態の拡大断面図である。
【図4】本考案の第2実施例を示すフィルムを挟持面間
に挟持した状態の拡大断面図である。
に挟持した状態の拡大断面図である。
1 インスタントカメラ用フィルム 2 ケース本体 3 開閉蓋 6 ケース側挟持面 7 加熱手段 8 保温制御手段 H 加熱保温手段 11 温度設定手段 16 蓋側挟持面 17 板ばね(弾性付勢手段) K 弾性加圧手段 19 スポンジ(弾性加圧手段) 21B 温度表示部 22 タイマー
Claims (5)
- 【請求項1】 インスタントカメラ用フイルムを挟んで
挟持する開閉可能な一対の挟持面と、これら挟持面間に
挟んだフィルムを保温する加熱保温手段とを備えたこと
を特徴とするインスタントカメラ用フィルムの現像補助
装置。 - 【請求項2】 ケース本体に設けられたケース側挟持面
と、このケース側挟持面に開閉可能に設けられた開閉蓋
と、この開閉蓋の内面に設けられ前記ケース側挟持面と
対向する蓋側挟持面と、前記ケース側挟持面または前記
蓋側挟持面を加熱してこれら挟持面間に挟持したインス
タントカメラ用フィルムを保温する加熱保温手段とを備
えることを特徴とするインスタントカメラ用フィルムの
現像補助装置。 - 【請求項3】 前記開閉蓋を前記ケース本体に開閉可能
に枢着し、 前記加熱保温手段は、前記ケース側挟持面を加熱する加
熱手段と、この加熱手段により加熱した前記ケース側挟
持面を一定温度に保つ保温制御手段とを備え、 これら加熱手段及び保温制御手段を前記ケース本体内に
内蔵し、 前記開閉蓋に前記フィルムを加圧する弾性加圧手段を設
けたことを特徴とする請求項2記載のインスタントカメ
ラ用フィルムの現像補助装置。 - 【請求項4】 前記ケース本体の前面に、前記ケース側
挟持面を前側に突出して設け、前記開閉蓋の下部を前記
ケース本体の前面下部に枢着し、 前記弾性加圧手段は、前記開閉蓋の内面に前後方向移動
可能に設けられた前記蓋側挟持面と、この蓋側挟持面を
後側に付勢する弾性付勢手段とからなることを特徴とす
る請求項3記載のインスタントカメラ用フィルムの現像
補助装置。 - 【請求項5】 前記ケース側挟持面の温度を設定する温
度設定手段と、前記ケース側挟持面の温度を表示する温
度表示部と、時間計測可能なタイマーとを備えることを
特徴とする請求項4記載のインスタントカメラ用フィル
ムの現像補助装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996013200U JP3039076U (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | インスタントカメラ用フィルムの現像補助装置 |
US08/803,156 US5930548A (en) | 1996-12-27 | 1997-02-19 | Development assisting apparatus for instant camera film |
AU16236/97A AU1623697A (en) | 1996-12-27 | 1997-03-11 | Development assisting apparatus for instant camera film |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996013200U JP3039076U (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | インスタントカメラ用フィルムの現像補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3039076U true JP3039076U (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=11826528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996013200U Expired - Lifetime JP3039076U (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | インスタントカメラ用フィルムの現像補助装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5930548A (ja) |
JP (1) | JP3039076U (ja) |
AU (1) | AU1623697A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7010896B2 (en) * | 2003-11-12 | 2006-03-14 | Sciortino Philip J | Process and apparatus for making corrugated walls |
US7258801B2 (en) * | 2004-09-13 | 2007-08-21 | Heatflex Corporation | System and method for reducing deionized water consumption |
US20070161265A1 (en) * | 2006-01-09 | 2007-07-12 | Lih Duo International Co., Ltd. | Rubber spring connector |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3288047A (en) * | 1965-03-29 | 1966-11-29 | Lumonrint Zindler K G | Apparatus for exposing and developing sensitive sheets |
US3478665A (en) * | 1966-07-27 | 1969-11-18 | Ricoh Kk | Developing apparatus for sensitive paper |
US3608466A (en) * | 1969-08-22 | 1971-09-28 | Minnesota Mining & Mfg | Heat developer |
US3989377A (en) * | 1974-12-23 | 1976-11-02 | Eastman Kodak Company | Exposure and heat development device |
US4176273A (en) * | 1976-10-19 | 1979-11-27 | Olympus Optical Company Limited | Light and heat writing pen for photosensitive material |
JPS54153237A (en) * | 1978-05-24 | 1979-12-03 | Hitachi Ltd | Controlling system of ac-dc converter |
JPS61164736A (ja) * | 1985-01-16 | 1986-07-25 | Nec Corp | 自動組立機 |
JPS6255135A (ja) * | 1985-09-03 | 1987-03-10 | Kaneda Kikai Seisakusho:Kk | 刷版移送機 |
US4740074A (en) * | 1987-10-30 | 1988-04-26 | Powell Charles S | Film development system |
US5489961A (en) * | 1993-04-02 | 1996-02-06 | Burbury; Robert L. | Chemical developer sensing system for film processors |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP1996013200U patent/JP3039076U/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-02-19 US US08/803,156 patent/US5930548A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-03-11 AU AU16236/97A patent/AU1623697A/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU1623697A (en) | 1998-07-02 |
US5930548A (en) | 1999-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3738890A (en) | Method of bonding a laminating film to a graphic art object | |
JP3039076U (ja) | インスタントカメラ用フィルムの現像補助装置 | |
JP2005238526A (ja) | 製本装置 | |
US3951724A (en) | Vacuum press | |
US3950210A (en) | Vacuum press | |
JP2002226345A (ja) | 頭髪束の色を変更するための方法及び該方法を実施するための装置 | |
JP6482202B2 (ja) | 肌シートの加熱装置 | |
JP2004065289A (ja) | パン製造機 | |
EP0858770B1 (en) | Device for thermographic analyses of selected organ portions and method for obtaining skin thermographic maps | |
JPH04122952A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3217635B2 (ja) | 画像消去装置 | |
JP3755077B2 (ja) | プラスチックラミネート装置 | |
JPH0631492Y2 (ja) | 静電複写像の定着装置 | |
US3608466A (en) | Heat developer | |
JP4473391B2 (ja) | 携帯用ウェットティッシュ保温容器 | |
KR100647791B1 (ko) | 머그컵 열전사 장치 | |
JP3058456U (ja) | 布製品用プレッサ | |
JP3865964B2 (ja) | ウエットティッシュ容器 | |
JPS6215818Y2 (ja) | ||
JPS5852666A (ja) | 熱定着ロ−ラ | |
JPH0169235U (ja) | ||
JP2004167142A (ja) | インパルス式チューブシーラー | |
JPH10211190A (ja) | 皮膚表面紋様入力装置 | |
JPS6245884Y2 (ja) | ||
SU617764A1 (ru) | Способ термического контактного закреплени изображени |