JP3038619U - 蒸気発生装置における結露水分離装置 - Google Patents

蒸気発生装置における結露水分離装置

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JP3038619U
JP3038619U JP1996013824U JP1382496U JP3038619U JP 3038619 U JP3038619 U JP 3038619U JP 1996013824 U JP1996013824 U JP 1996013824U JP 1382496 U JP1382496 U JP 1382496U JP 3038619 U JP3038619 U JP 3038619U
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JP
Japan
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steam
dew condensation
condensation water
steam generator
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JP1996013824U
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Inventor
有司 角矢
純一 増田
知史 堀尾
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Takara Belmont Corp
Original Assignee
Takara Belmont Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気発生部からの薬液等が混合した蒸気が冷
やされて発生した結露水が本体内の蒸気発生部や管路な
どを腐食しないようにし、且つ結露水を簡単に捨てるこ
とができるようにする。 【解決手段】 蒸気発生装置本体1内に設けられ、蒸気
を発生させる蒸気発生部2に連通される吐出管4と蒸気
発生装置本体1の外部に設けられる逆U字状部を有する
導通管5とを連通させ、導通管5の他端が結露水タンク
6に連通し、逆U字状部の導通管5の結露水タンク6側
に蒸気吐出口5bを設ける。また前記結露水タンク6を
透明もしくは半透明の部材で構成し、且つ着脱自在とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、理容院、美容院で使用される、頭髪に蒸気または蒸気を含んだ空気 の混合蒸気を吹き付けて頭髪を湿潤させ、頭髪のパーマネントやヘアカラーを促 進させる蒸気発生装置の結露水分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の蒸気発生装置は、図4に示すように、蒸気発生部12に設けら れるヒータや超音波(図示せず)で発生した蒸気が、蒸気発生装置本体に設けら れ、蒸気発生部12に連通した蒸気吐出管13を通って吐出される。
【0003】 吐出された蒸気は、吐出管13、導通管14および蒸気吐出部15を経由して 蒸気発生装置本体の外部に設けられるフード16に送り込まれ、フード16内に 挿入された頭髪に吹き付けられるように構成されている。 ここで蒸気発生部12から発生した蒸気は、本体外のフード16に至るまで吐 出管13、導通管14および蒸気吐出部15およびフード16などが冷やされて 結露水が発生する。
【0004】 本体内の吐出管13での結露水は蒸気発生部12または本体内に設けられる結 露水の溜め水タンク(図示せず)などに戻るようになっているが、本体から外へ 出た蒸気はパーマ液やヘアダイなどの薬液と混合し、フード16などが冷やされ て前記したパーマ液やヘアダイなどが混合した蒸気が結露水となって管壁などに 付着し、本体内の吐出管13、導通管14および蒸気発生部15まで戻り、本体 もしくは吐出管13、導通管14および蒸気吐出部15などを腐食させ、本体自 体に大きな影響を与え、製品寿命を短くしていた。
【0005】 また従来の他の結露水の処理としては、図4に示すように、結露水が蒸気発生 部12に戻るように形成され、結露水が溜まれば排水調整ツマミ18によって排 水口17を開口し結露水を排水するようにしていたが、薬液が混合した結露水が 蒸気発生部12に入り込むという問題は解消できなかった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前記したように、従来の蒸気発生装置における結露水分離装置は、頭髪などに 使用した薬液(パーマ液やヘアダイなど)がフード内に蒸気と混合され冷やされ ると蒸気とともに結露水が発生し、吐出管、導通管、蒸気吐出口もしくはフード などに結露水が本体内の管路などに付着し、蒸気発生部に入り込むことによって 内部が汚染されたり、吐出管や導通管などに付着し且つ吐出管や導通管に逆流し て蒸気発生部を腐食させるという問題があった。 また、従来のものに結露水を排水または結露水を溜めるためのタンクが本体内 に内蔵されているものはあるが、結露水の溜まった量が確認できないという問題 があった。
【0007】 本考案は、前記した問題点を解決せんとするもので、蒸気発生部からの蒸気が 薬液と混合し、冷やされて発生する結露水が本体内の蒸気発生部や管路に入り込 まないようにする。 また結露水の量が簡単に確認でき、且つ簡易に排水できるように従来の欠点を 除去するようにした蒸気発生装置における結露水分離装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の蒸気発生装置における結露水分離装置は、前記目的を達成せんとする もので、その手段としては、ヒータまたは超音波によって蒸気を発生させる蒸気 発生装置において、本体内に設けられ蒸気を発生させる蒸気発生部と、該蒸気発 生部に連通される吐出管と、該吐出管の出口側に連通される逆U字状部を有する 導通管と、該導通管の逆U字状部の先端に連通される結露水タンクと、前記導通 管の該逆U字状部の結露水タンク側に接続された蒸気吐出部を設けた。 また前記結露水タンクは、透明もしくは半透明の部材で構成され、且つ本体に 対して着脱自在に設けられるようにする。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る蒸気発生装置における結露水分離装置の実施の形態を図1 〜図3で説明する。 なお、図1は要部のみを示し、蒸気を発生させるためのヒータや超音波などの 諸装置は省略して示す。
【0010】 1は蒸気発生装置本体、2はヒータまたは超音波などで蒸気を発生させるため の蒸気発生部、3は蒸気発生部に水を溜め水しておくための水タンクである。 4は前記蒸気発生部に連通している吐出管であり、5は蒸気発生装置本体1の 外部に設けられる逆U字状部を有する導通管であり、前記吐出管4と導通管5は 連結部5a(1a)で連通されている。 従って、水タンク3からの水が蒸気発生部2に送り込まれ、蒸気発生部2に組 み込まれるヒータまたは超音波発生部(図示せず)などで蒸気を発生させ吐出管 4に送り込み、導通管5に送り込まれるように構成されている。
【0011】 6は透明もしくは半透明部材の樹脂等で形成される結露水タンクであり、前記 導通管5の他端が、本体側壁に設けられる結露水を溜めるための結露水タンク6 に連通するように取り付けられている。 7は本体に固定されるロッドブラケットであり、該ロッドブラケット7にはス プリング8が内蔵され、前記結露水タンク6を支持するためのロッド9を上方に 付勢するように設けられている。
【0012】 従って、前記結露水タンク6を本体に装着している状態では、前記したスプリ ング8の上方への付勢によって支持係止されており、結露水タンク6を取り外す 際は結露水タンク6を下方へ押し下げると結露水タンク6を簡易に外すことがで きるようになっている。 また前記した導通管5の結露水タンク6側に蒸気吐出口5bが形成され、蒸気 吐出口5bには、頭髪等に蒸気を吹き付けるためのフード11が先端部に取り付 けられた連通管10の連結部10aで連通するように設けられている。
【0013】 以上のように構成されているため、蒸気発生部2で発生した蒸気は、吐出管4 、導通管5および蒸気吐出口5bを経由してフード11に吐出され頭髪等に吹き 付けられる。 従って、パーマ液やヘアダイなどの薬液と混合した蒸気がフード11内もしく は連通管10等で冷やされて発生した結露水は、導通管5の蒸気吐出口5bに流 れ込み、結露水タンク6側へ流れるように構成されているため、本体内の蒸気発 生部2やそれぞれの管路などに入り込むことなく結露水タンク6に溜まるように なる。 結露水タンク6の結露水が満水になれば、簡単に本体からタンクを取り外すこ とができるため結露水を容易に捨てることができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案の蒸気発生装置における結露水分離装置は、以上のように構成されてい るので、薬液などが混合した蒸気が冷やされた結露水が本体内の蒸気発生部や管 路などに流れることなく、本体側壁に設けられる結露水タンクに溜まるため、内 部への腐食等の問題が解消され、製品寿命が短くなることはない。 また結露水タンクが透明もしくは半透明な部材で形成され且つ本体側壁に簡単 に取り付けられ、本体に対して着脱自在に取り付けられているために溜まった結 露水の水量が簡単に確認でき且つ溜まった結露水を容易に排水処理できるように なっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態における蒸気発生装置の結
露水分離装置を示す側部断面図である。
【図2】本考案の実施の形態における蒸気発生装置の結
露水分離装置を示す背面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】従来の蒸気発生装置を示す側部断面図である。
【符号の説明】
1 蒸気発生装置本体 2 蒸気発生部 3 水タンク 4 吐出管 5 導通管 5a 蒸気吐出口 6 結露水タンク 7 ロッドブラケット 8 スプリング 9 ロッド 10 連通管 11 フード

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータまたは超音波によって蒸気を発
    生させる蒸気発生装置において、本体内に設けられ蒸気
    を発生させる蒸気発生部と、該蒸気発生部に連通される
    吐出管と、該吐出管の出口側に連通される逆U字状部を
    有する導通管と、該導通管の逆U字状部の先端に連通さ
    れる結露水タンクと、前記導通管の該逆U字状部の結露
    水タンク側に接続された蒸気吐出部を設けたことを特徴
    とする蒸気発生装置における結露水分離装置。
  2. 【請求項2】 前記結露水タンクは、透明もしくは半
    透明な部材で構成され、且つ本体に対して着脱自在に設
    けられることを特徴とする請求項1記載の蒸気発生装置
    における結露水分離装置。
JP1996013824U 1996-12-10 1996-12-10 蒸気発生装置における結露水分離装置 Expired - Lifetime JP3038619U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211081U (ja) * 1988-07-07 1990-01-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211081U (ja) * 1988-07-07 1990-01-24

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