JP3038537U - 水中メガネ - Google Patents

水中メガネ

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JP3038537U
JP3038537U JP1996012982U JP1298296U JP3038537U JP 3038537 U JP3038537 U JP 3038537U JP 1996012982 U JP1996012982 U JP 1996012982U JP 1298296 U JP1298296 U JP 1298296U JP 3038537 U JP3038537 U JP 3038537U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着用して快適である水中メガネの提供。 【解決手段】 ブリッジ腹部に横に跨設するよう可撓性
板体が植え込まれ、可撓性板体がブリッジに随意に弯曲
する特性を付与し、水中メガネ着用前にブリッジを個人
の鼻梁に符合するよう調整できて密着して着用でき、着
用して快適であるものとされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の水中メガネに関し、特に、レンズフレーム、ブリッジ及びパッ ドが一体式とされ、ブリッジ部分が比較的鼻梁に密着でき、着用して快適であり 、また、比較的良好な引張り強さを有し、超軟性材料で成形されて、パッドが非 常に柔軟で着用者の顔に接触して快適であるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
本考案者は、すでに、レンズフレーム、ブリッジ及びパッドが一体式とされた 一種の水中メガネを提供しており、それは、硬度の要求の異なるレンズフレーム 、ブリッジ及びパッドを、共同で一つの軟材料で成形できるようにすると共に、 着用時の変形による浸水がないようにするために、ブリッジ、レンズフレーム、 及びレンズフレームに組み合わされるヘッドバンドに新たな設計をなしたもので あり、図1から図3は、その構造を示している。図1に示されるように、本考案 者によるこの周知の水中メガネは、ブリッジ60の縦断面中間部分を両側より厚 く設けたことで、抗引張り力を提供しており、図2に示されるように、パッド6 1はレンズフレーム内縁に一体に形成した一つの環状カバーとされ、レンズフレ ーム62の外端部分に連接孔621を設け、連接孔621に隣接して係止部62 2を設けてあり、さらに図3に示されるように、ヘッドバンド装置の調整留め具 63を、逆U形の開口両端を延伸してレンズフレーム面と密着可能とした押し板 631としてあり、以上の構造の特徴により、適当な軟度を有する材料で、フレ ーム、パッド及びブリッジが一体成形できるものとされ、着用して水泳する時、 ヘッドバンドが引っ張られてもレンズフレームやブリッジに変形を生じないもの とされていた。
【0003】 ただし、上述の技術の構造によると、そのブリッジは、抗引張り力を有するが 、その形状を固定し、軟性材料を使用して抗引張り力を有するものとするために ブリッジ全体が相当厚くされる必要があることから、実際に着用すると硬く感じ られ、異なる使用者の鼻梁に符合することできないほか、着用して快適でなかっ た。
【0004】 一般に、図4のような、ブリッジとレンズフレームが一体成形された水中メガ ネ、或いは図5のような、ブリッジが調整バンドでレンズフレームと連結された 水中メガネは、いずれも異なる使用者の鼻梁に符合することができず、このため 着用して快適でなかった。さらに、図4に示される水中メガネ5は、そのブリッ ジ50が一体成形方式でレンズフレームと連結されているため、着用する時調整 不能であるほか、ブリッジとレンズフレームを一体成形する時に採用する材料は 、レンズフレーム上のレンズの水圧抵抗力の不足を防ぎ、着用時の変形を防ぐた めに、硬質のポリカーボネート材料を使用せねばならず、ゆえに、調整不能であ り硬質材料を使用しているために、使用者が着用して快適でなかった。また図5 に示される水中メガネ5’の調整バンド50’の連結方式は、調整の機能を有し ているとはいえ、調整バンドが独立した部品とされているため、組み立て上手作 業を経る必要があり、このため、製造コストがかかり、組み立て作業が煩雑とな り、また、実際の調整上、非常に有限であり、異なる使用者の鼻梁に適合するこ とはできなかった。
【0005】 上述の各タイプの水中メガネのブリッジ部分とレンズフレームの連接方式は、 実際の使用上、改善すべき欠点を有していることを鑑み、本考案が生じるにいた った。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主な目的は、水中メガネのブリッジ部分を改善し、ブリッジを随意に 変形できる特色を有するものとし、使用者が着用して水泳する時に、ブリッジが 自分の鼻梁に沿って弯曲できて鼻梁と密着するようにし、ゆえに快適に着用でき るようにすることにある。
【0007】 本考案は次に、水中メガネのブリッジを特殊な構造として抗引張り力を有する ものとすることで、レンズフレーム、ブリッジ及びパッドを一体成形した水中メ ガネを超軟質材料を使用して成形できるようにし、パッド部分をさらに柔軟とし 、着用者の顔ブリッジとの接触がさらに快適に行えるようにすることを課題とし ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、レンズ位置決め用の内周縁が設けられた二つのレンズフレ ームと、二つのレンズフレームの間に設けられ、二つのレンズフレームを連結す るブリッジと、二つのレンズフレームの外側縁に設けられたヘッドバンド装置と 、前述のレンズフレームの内周縁にそれぞれ取り付けられた二つのレンズとを備 え、ブリッジ腹部に可撓性板体が横に跨がるよう植え込まれ、可撓性板体により ブリッジが随意に弯曲する特性を有して、水中メガネ着用前にブリッジが個人の 鼻梁に符合するよう調整でき、着用上、快適であることを特徴とする、水中メガ ネとしている。
【0009】 請求項2の考案は、請求項1に記載の水中メガネで、その中、可撓性板体が、 銅板、アルミ板或いはその他の可撓性金属板とされた、水中メガネとしている。
【0010】 請求項3の考案は、請求項1に記載の水中メガネで、その中、可撓性板体が、 シリコーンゴム、天然ゴム或いは射出成形されたポリ塩化ビニル、ポリプロピレ ン、ナイロン或いはその他の可撓性板体ゴムとされたことを特徴とする、水中メ ガネとしている。
【0011】 請求項4の考案は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の水中メガネで、 その中、可撓性板体が、ブリッジに横に跨がるよう設けられたU形体とされ、ブ リッジの顔との当接面の、該U形体の中空部分に対応する位置に、凹弧が設けら れ、該凹弧により着用時に鼻梁に密着するブリッジに、緩衝を行う弾性が付与さ れ、着用上快適とされたことを特徴とする、水中メガネとしている。
【0012】 請求項5の考案は、請求項4に記載の水中メガネで、その中、レンズフレーム にパッドが設けられたことを特徴とする、水中メガネとしている。
【0013】 請求項6の考案は、請求項5に記載の水中メガネで、その中、ブリッジとパッ ドとレンズフレームの三者が一体成形されている、水中メガネとしている。
【0014】 請求項7の考案は、請求項6に記載の水中メガネで、U形体の四個の隅部に、 金型上のピンに係合させられ、金型中での位置決めに用いられる円孔が設けられ て、該円孔に隣接する部分が延伸されて当接面が形成され、該当接面が、レンズ フレームのレンズを係止している内周縁の下方の端縁に位置づけられ、レンズの レンズフレーム内周縁に係止された強固性を利用し、該U形体の一側が該当接面 によりレンズに押さえられ、もう一側が金型上のピンで押さえられることで、U 形体が既定の位置に押さえられて、一体射出成形によりU形体がブリッジの腹部 に位置決めされたことを特徴とする、水中メガネとしている。
【0015】 請求項8の考案は、請求項7に記載の水中メガネで、レンズフレームの外側に 、レンズフレーム面に沿って連接孔が穿たれ、該連接孔に隣接して一つの係止部 が設けられ、ヘッドバンド装置の調整留め具が逆U形の、開口両端が延伸されて レンズフレーム面と密着できる押し板とされたことを特徴とする、水中メガネと している。
【0016】 請求項9の考案は、請求項8に記載の水中メガネで、レンズフレームのレンズ より離れた位置に、着用時にレンズフレームにかかる引張り力を減少するための 抗引張り装置が設けられ、該抗引張り装置が、レンズフレーム外側縁より一体に 延伸された前段部と、中段部と、後段部を包括し、その中、前段部がレンズフレ ーム側縁に凹弧部を形成し、中段部が前段部の凹弧の一端より延伸され、後段部 が中段部よりさらに延伸された一つの小段部とされ、後段部に一つの結合体が設 けられて、該結合体がヘッドバンド装置と連結され得るものとされたことを特徴 とする、水中メガネとしている。
【0017】 請求項10の考案は、請求項9に記載の水中メガネで、その中、抗引張り装置 の中段部に全体の抗引張り力が増すための少なくとも一つの凹孔が設けられたこ とを特徴とする、水中メガネとしている。
【0018】 請求項11の考案は、レンズフレームとブリッジ及びパッドが一体式に設置さ れた水中メガネであって、 二つのレンズフレームとされ、それぞれレンズ位置決め用の内周縁が設けられ 、レンズより離れた所に、着用時にレンズフレームにかかる引張り力を減少しう る抗引張り装置が設けられ、該抗引張り装置が、レンズフレーム外側縁より一体 に延伸された前段部と、中段部と、後段部を包括し、その中、前段部がレンズフ レーム側縁に凹弧部を形成し、中段部が前段部の凹弧の一端より延伸され、後段 部が中段部よりさらに延伸された一つの小段部とされ、後段部に一つの結合体が 設けられたものと、 一つのブリッジとされ、それぞれパッドを備えた二つのレンズフレームの間に 設けられ、二つのレンズフレームを連結するものと、 一つのヘッドバンド装置とされ、前述の二つのレンズフレームの外側縁に設け られ、レンズフレームの抗引張り装置の結合体と連結され得るものと、 二つのレンズとされ、前述のレンズフレームの内周縁にそれぞれ設けられるも の、以上を備え、 ブリッジ腹部に可撓性板体が横に跨がるよう植え込まれ、可撓性板体によりブ リッジが随意に弯曲する特性を有して、水中メガネ着用前にブリッジが個人の鼻 梁に符合するよう調整でき、着用上、快適であることを特徴とする、水中メガネ としている。
【0019】 請求項12の考案は、請求項11に記載の水中メガネで、その中、可撓性板体 が、銅板、アルミ板或いはその他の可撓性金属板とされた、水中メガネとしてい る。
【0020】 請求項13の考案は、請求項11に記載の水中メガネで、その中、可撓性板体 が、シリコーンゴム、天然ゴム或いは射出成形されたポリ塩化ビニル、ポリプロ ピレン、ナイロン或いはその他の可撓性板体ゴムとされたことを特徴とする、水 中メガネとしている。
【0021】 請求項14の考案は、請求項12又は請求項13に記載の水中メガネで、その 中、可撓性板体が、ブリッジに横に跨がるよう設けられたU形体とされ、U形体 の四個の隅部に、金型上のピンに係合させられ、金型中での位置決めに用いられ る円孔が設けられて、該円孔に隣接する部分が延伸されて当接面が形成され、該 当接面が、レンズフレームのレンズを係止している内周縁の下方の端縁に位置づ けられ、レンズのレンズフレーム内周縁に係止された強固性を利用し、該U形体 の一側が該当接面によりレンズに押さえられ、もう一側が金型上のピンで押さえ られることで、U形体が既定の位置に押さえられて、一体射出成形によりU形体 がブリッジの腹部に位置決めされたことを特徴とする、水中メガネとしている。
【0022】 請求項15の考案は、請求項14に記載の水中メガネで、その中、ブリッジの 顔との当接面の、U形体の中空部分に対応する位置に、凹弧が設けられ、該凹弧 により着用時に鼻梁に密着するブリッジに、緩衝を行う弾性が付与され、着用上 快適とされたことを特徴とする、水中メガネとしている。
【0023】
【考案の実施の形態】
本考案の水中メガネは、レンズ位置決め用の内周縁が設けられた二つのレンズ フレームと、二つのレンズフレームの間に設けられ、二つのレンズフレームを連 結するブリッジと、二つのレンズフレームの外側縁に設けられたヘッドバンド装 置と、前述のレンズフレームの内周縁にそれぞれ取り付けられた二つのレンズと を備え、ブリッジ腹部に横に跨設するよう可撓性板体が植え込まれ、可撓性板体 がブリッジに随意に弯曲する特性を付与し、水中メガネ着用前にブリッジを個人 の鼻梁に符合するよう調整できて密着して着用でき、着用して快適であるものと されている。また、ブリッジが可撓性板体に植え込まれて、抗引張り力を有する ため、レンズフレームとブリッジ及びパッドが一体に成形されたメガネとして、 超軟質素材を用いて成形され得て、またパッド部分がさらに柔軟となり、着用者 の顔部に快適さを以て接触することができる。
【0024】
【実施例】
図6は本考案の水中メガネの第1実施例を示し、該実施例の水中メガネは、レ ンズフレーム、ブリッジ及びパッドの三者が一体に成形された形態をとり、該水 中メガネ1は、二つのレンズフレーム10、11、一つのブリッジ12、一つの ヘッドバンド装置13(図6には表示せず、図7参照されたし)及び二つのパッ ド16、17を備えている。その中、各レンズフレーム10、11はレンズ14 、15の位置決めに用いられる内周縁101、111を備え、ブリッジ12は二 つのレンズフレーム10、11の間に設けられて二つのレンズフレーム10、1 1の連結を行い、図9に示されるように、該ブリッジ12の腹部に、一つの可撓 性板体が植え込まれ、該実施例ではこの可撓性板体は一つのU形体20とされ、 その材料は銅とされるが、実施には、可撓性金属、例えば、アルミ板、或いは可 撓性プラスチックやゴム、例えば、シリコーンゴム、天然ゴム或いは射出成形し たポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ナイロン等が使用される。また、ブリッジ の顔との当接面の、U形体20の中空部分に対応する位置に、一つの凹弧121 が設けられ、着用時の適当な圧迫弾性を提供することができる。
【0025】 本考案では特に、U形体20をブリッジ腹部に正確に位置決めすることが必要 であり、そのため、製造時に、U形体20を如何にして金型内に位置決めし、揺 動や、位置ずれ、或いは脱落を生じさせないかが非常に重要である。本考案では 、該U形体20の四つの隅部に円孔201が設けられ、該円孔201が雄形金型 上に設けられた四つのピン(図には未表示)に組み合わされて、金型が合わされ る前に、U形体20が雄形金型の四つのピンに掛け置かれて、射出成形後の揺動 、位置ずれ、或いは脱落の心配がないものとされている。また、金型を合わせた 後、材料を射出するとき、材料が流動する衝撃力が非常に大きいため、U形体2 0がすでにピンに位置決めされているとはいえ定位置よりずれる心配があるため 、U形体20の円孔201に隣接する部分には一つの当接面202が設けられ、 該当接面202がレンズフレームの内周縁101、111の下方の端縁に位置さ せられ、レンズ14、15の、レンズフレーム10、11の内周縁101、11 1に係止された安定性を利用し、U形体20の一側が当接面202によりレンズ 14、15に支承され、もう一側が四つの円孔201で雄形金型のピンに突き上 げられて、U形体20が既定位置に押しつけられ、射出成形することを以て、該 U形体20が水中メガネのブリッジ腹部に内蔵される。
【0026】 また、図7に示されるように、レンズフレーム10、11の、レンズ14、1 5から離れた所に、着用時にレンズフレーム10、11に加わる引っ張り力を減 少させるための抗引張り装置3が設けられ、該抗引張り装置3は、レンズフレー ム外側縁より一体に延伸された前段部30、中段部31及び後段部32を備え、 該前段部30の凹弧の一端が延伸されて外向きに伸出し中段部31に続き(該中 段部31は実際の実施時に、若干の凹孔を有するものとされて全体の抗引張り力 を増加する形態とされ得る)、後段部32は、図8に示されるように、中段部3 1よりさらに延伸されて設けられ、二つの階段321、322を備えた一つの小 段を有し、また後段部32の末端に、ヘッドバンド装置13と連結されて一体と される結合体4が設けられている。該結合体4は、基本的には、相互に係止可能 で、共同で後段部32を挟み付けると共に、抗引張り装置3をヘッドバンド装置 13に連接させるのに用いられる、第1連接部材10と第2連接部材41を包括 し、図8に示されるように、該第1連接部材40と第2連接部材41はフック4 01、402及び411、412の係合により相互に固定され、その中、フック 401、411はさらに後段部32の二つの階段321、322の間を貫通し、 第1連接部材40と第2連接部材41を固定する。結合体4の後端にはヘッドバ ンド装置13を通して掛けるための空間が形成され、図8に示される点線の矢印 は、ヘッドバンド装置13の固定調整方向を示す。当然、上述の結合体は、図9 に示されるような、もう一種の周知の結合体4’とされ得て、この場合は上述の 結合体4とヘッドバンド装置を通して引く方向が違っている。
【0027】 上述の本考案の提供する水中メガネは、ブリッジ12の腹部に、可撓性のU形 体20が埋め込まれていることで、これにより水中メガネ1が着用前に着用者の 鼻梁の曲がりに沿って着用者の鼻形に密着でき、着用しての適合感を提供できる 。さらに、本考案により、この種のレンズフレーム、ブリッジ及びパッドが一体 成形された水中メガネに超軟性材料を使用して成形され得て、それは、ブリッジ 部分に比較的良好な抗引張り力を有して影響を受けず、また超軟性材料を使用す るがゆえに、一体成形のパッドが柔軟性を有し、着用者の顔ブリッジとの接触に おいて、良好な適合感を提供できる。以上に紹介したように、本考案はブリッジ 腹部に一つの可撓性板体を植え込んだことで、水中メガネ着用上の適合感と快適 感を提供することができ、また軟性材料を一体成形した眼鏡における抗引張り力 強化の効果を達成している。
【0028】 さらに、図11、12に示されるのは、本考案の第2実施例であり、本実施例 の全体の構造と前述の第1実施例のものとはほぼ同じであるが、異なるところは 、ブリッジの、可撓性のU形体20の中空部分に対応する部分に、第1実施例で 設けた凹弧121を設けていないことであり、言い換えると、第2実施例では、 ブリッジ12の腹部に可撓性板体のU形体20を植え込んだのみであるが、同様 に随意に弯曲する特性を有している。
【0029】 また、図13には本考案の第3実施例が示される。本実施例は、レンズフレー ム、ブリッジ及びパッドが一体成形されたもう一つのタイプの水中メガネにおい て、ブリッジ12’に可撓性板体2を植え込んだものであり、図に示されるよう に、該実施例の水中メガネ1’のブリッジ12’の構造は、上述の第1実施例と 第2実施例に類似であり、ブリッジ12’の腹部に可撓性のU形体20’のみ設 けられているか、或いはさらにブリッジのU形体20’の中空部分に対応する部 分に凹弧が設けられており、レンズフレーム10’、11’の外側に、フレーム 面に沿って連接孔18が穿たれ、また該連接孔18に隣接する部分に係止部19 が設けられ、ヘッドバンド装置13の調整留め具は、逆U形体131の開口両端 が延伸されて、フレーム面と密着可能な押し板132とされている。この一体式 の水中メガネも、本考案のブリッジ12’の特殊機能の補助の下で、良好な着用 上の適合感、快適感を提供することができる。
【0030】
【考案の効果】
本考案の水中メガネは、レンズフレーム、ブリッジ及びパッドが一体式とされ 、ブリッジ部分が比較的鼻梁に密着でき、着用して快適であり、また、比較的良 好な引張り強さを有し、超軟性材料で成形されて、パッドが非常に柔軟で着用者 の顔に接触して快適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案者による周知の技術の構造表示図であ
る。
【図2】本考案者による周知の技術の構造表示図であ
る。
【図3】本考案者による周知の技術の構造表示図であ
る。
【図4】周知のブリッジとレンズフレームが一体成形さ
れた水中メガネの正面図である。
【図5】周知のブリッジが調整バンドでレンズフレーム
と連結された水中メガネの部分断面平面図である。
【図6】本考案の第1実施例の正面図である。
【図7】本考案の第1実施例の横断面図である。
【図8】本考案の第1実施例の結合体の断面図
【図9】本考案の第1実施例のブリッジの断面図であ
る。
【図10】本考案の結合体の別の実施例の断面図であ
る。
【図11】本考案の第2実施例の正面図である。
【図12】本考案の第2実施例の横断面図である。
【図13】本考案の第3実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 水中メガネ 10、11 レンズフレーム 101、111 内周縁 12、12’ ブリッジ 13 ヘッドバンド装置 14、15 レンズ 16、17 パッド 2、2’ 可撓性板体 20、20’ U形体 3 抗引張り装置 30 前段部 31 中段部 32 後段部 4、4’ 結合体 40 第1連接部材 401、402 フック 41 第2連接部材 411、412 フック

Claims (15)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ位置決め用の内周縁が設けられた
    二つのレンズフレームと、二つのレンズフレームの間に
    設けられ、二つのレンズフレームを連結するブリッジ
    と、二つのレンズフレームの外側縁に設けられたヘッド
    バンド装置と、前述のレンズフレームの内周縁にそれぞ
    れ取り付けられた二つのレンズとを備え、ブリッジ腹部
    に可撓性板体が横に跨がるよう植え込まれ、可撓性板体
    によりブリッジが随意に弯曲する特性を有して、水中メ
    ガネ着用前にブリッジが個人の鼻梁に符合するよう調整
    でき、着用上、快適であることを特徴とする、水中メガ
    ネ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の水中メガネで、その
    中、可撓性板体が、銅板、アルミ板或いはその他の可撓
    性金属板とされた、水中メガネ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の水中メガネで、その
    中、可撓性板体が、シリコーンゴム、天然ゴム或いは射
    出成形されたポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ナイロ
    ン或いはその他の可撓性板体ゴムとされたことを特徴と
    する、水中メガネ。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の水中メガネで、その中、可撓性板体が、ブリッジに横
    に跨がるよう設けられたU形体とされ、ブリッジの顔と
    の当接面の、該U形体の中空部分に対応する位置に、凹
    弧が設けられ、該凹弧により着用時に鼻梁に密着するブ
    リッジに、緩衝を行う弾性が付与され、着用上快適とさ
    れたことを特徴とする、水中メガネ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の水中メガネで、その
    中、レンズフレームにパッドが設けられたことを特徴と
    する、水中メガネ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の水中メガネで、その
    中、ブリッジとパッドとレンズフレームの三者が一体成
    形されている、水中メガネ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の水中メガネで、U形体
    の四個の隅部に、金型上のピンに係合させられ、金型中
    での位置決めに用いられる円孔が設けられて、該円孔に
    隣接する部分が延伸されて当接面が形成され、該当接面
    が、レンズフレームのレンズを係止している内周縁の下
    方の端縁に位置づけられ、レンズのレンズフレーム内周
    縁に係止された強固性を利用し、該U形体の一側が該当
    接面によりレンズに押さえられ、もう一側が金型上のピ
    ンで押さえられることで、U形体が既定の位置に押さえ
    られて、一体射出成形によりU形体がブリッジの腹部に
    位置決めされたことを特徴とする、水中メガネ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の水中メガネで、レンズ
    フレームの外側に、レンズフレーム面に沿って連接孔が
    穿たれ、該連接孔に隣接して一つの係止部が設けられ、
    ヘッドバンド装置の調整留め具が逆U形の、開口両端が
    延伸されてレンズフレーム面と密着できる押し板とされ
    たことを特徴とする、水中メガネ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の水中メガネで、レンズ
    フレームのレンズより離れた位置に、着用時にレンズフ
    レームにかかる引張り力を減少するための抗引張り装置
    が設けられ、該抗引張り装置が、レンズフレーム外側縁
    より一体に延伸された前段部と、中段部と、後段部を包
    括し、その中、前段部がレンズフレーム側縁に凹弧部を
    形成し、中段部が前段部の凹弧の一端より延伸され、後
    段部が中段部よりさらに延伸された一つの小段部とさ
    れ、後段部に一つの結合体が設けられて、該結合体がヘ
    ッドバンド装置と連結され得るものとされたことを特徴
    とする、水中メガネ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の水中メガネで、その
    中、抗引張り装置の中段部に全体の抗引張り力が増すた
    めの少なくとも一つの凹孔が設けられたことを特徴とす
    る、水中メガネ。
  11. 【請求項11】 レンズフレームとブリッジ及びパッド
    が一体式に設置された水中メガネであって、 二つのレンズフレームとされ、それぞれレンズ位置決め
    用の内周縁が設けられ、レンズより離れた所に、着用時
    にレンズフレームにかかる引張り力を減少しうる抗引張
    り装置が設けられ、該抗引張り装置が、レンズフレーム
    外側縁より一体に延伸された前段部と、中段部と、後段
    部を包括し、その中、前段部がレンズフレーム側縁に凹
    弧部を形成し、中段部が前段部の凹弧の一端より延伸さ
    れ、後段部が中段部よりさらに延伸された一つの小段部
    とされ、後段部に一つの結合体が設けられたものと、 一つのブリッジとされ、それぞれパッドを備えた二つの
    レンズフレームの間に設けられ、二つのレンズフレーム
    を連結するものと、 一つのヘッドバンド装置とされ、前述の二つのレンズフ
    レームの外側縁に設けられ、レンズフレームの抗引張り
    装置の結合体と連結され得るものと、 二つのレンズとされ、前述のレンズフレームの内周縁に
    それぞれ設けられるもの、以上を備え、 ブリッジ腹部に可撓性板体が横に跨がるよう植え込ま
    れ、可撓性板体によりブリッジが随意に弯曲する特性を
    有して、水中メガネ着用前にブリッジが個人の鼻梁に符
    合するよう調整でき、着用上、快適であることを特徴と
    する、水中メガネ。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の水中メガネで、そ
    の中、可撓性板体が、銅板、アルミ板或いはその他の可
    撓性金属板とされた、水中メガネ。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の水中メガネで、そ
    の中、可撓性板体が、シリコーンゴム、天然ゴム或いは
    射出成形されたポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ナイ
    ロン或いはその他の可撓性板体ゴムとされたことを特徴
    とする、水中メガネ。
  14. 【請求項14】 請求項12又は請求項13に記載の水
    中メガネで、その中、可撓性板体が、ブリッジに横に跨
    がるよう設けられたU形体とされ、U形体の四個の隅部
    に、金型上のピンに係合させられ、金型中での位置決め
    に用いられる円孔が設けられて、該円孔に隣接する部分
    が延伸されて当接面が形成され、該当接面が、レンズフ
    レームのレンズを係止している内周縁の下方の端縁に位
    置づけられ、レンズのレンズフレーム内周縁に係止され
    た強固性を利用し、該U形体の一側が該当接面によりレ
    ンズに押さえられ、もう一側が金型上のピンで押さえら
    れることで、U形体が既定の位置に押さえられて、一体
    射出成形によりU形体がブリッジの腹部に位置決めされ
    たことを特徴とする、水中メガネ。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の水中メガネで、そ
    の中、ブリッジの顔との当接面の、U形体の中空部分に
    対応する位置に、凹弧が設けられ、該凹弧により着用時
    に鼻梁に密着するブリッジに、緩衝を行う弾性が付与さ
    れ、着用上快適とされたことを特徴とする、水中メガ
    ネ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001037911A (ja) * 1999-07-30 2001-02-13 Tabata:Kk スイミングゴーグル
WO2002032510A1 (en) * 1999-07-30 2002-04-25 Tabata Co., Ltd. Swimming goggle

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