JP3038470U - 透明フィルムを加工したチケット入れ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チケット入れの中に入っている札券に記載
されている内容を札券を取り出すことなく確認できるチ
ケット入れがあれば便利である。 【解決手段】 ポリプロピレン、塩化ビニール等の透
明なフィルムを材料に用いて加工したチケット入れにす
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は透明フィルムに印刷する技術と加工する技術を従来のチケット入れに 応用した物である。

【０００２】

【従来の技術】

従来の技術について図案を参照して説明する。 従来のチケット入れは紙に絵、写真、文字等を印刷した物を図４で示した形態 に裁断し、４と６を折り合わせその片端もしくは両端を接着した物の上に２を折 り返して図５の形態に加工した物であり、４と６の間に商品である交通券、金券 、入場券等の札券を入れ保護すると伴に、チケットケースに絵、写真、文字等を 表示することにより宣伝、サービス効果を得る物である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のチケット入れは材料に紙を用いるため札券に記載されている内容を再確 認するには中の商品である券類を取り出して確認するしかない。

【０００４】 従来のチケット入れは材料に紙を用いるため裁断の際に生じる紙の粉が４と６ の間に残る。

【０００５】 従来のチケット入れは材料に紙を用いるため破れやすい。

【０００６】 従来のチケット入れは材料に紙を用いるため折れやすい。

【０００７】 従来のチケット入れは材料に紙を用いるため耐水性がないので中の札券をぬら す可能性がある

【０００８】

【課題を解決するための手段】 従来の紙を材料としたチケット入れは非透明なので、中に入れた札券に記載さ れている内容を確認出来るよう、透明フィルムを用いる。

【０００９】 従来のチケット入れの材料である紙に変えて、裁断の際に生じる紙の粉が残ら ないフィルム材料を用いる。

【００１０】 従来のチケット入れの材料である紙に比べ丈夫で耐水性のあるフィルム材料を 用いる。

【００１１】

【考案の実施の形態】

考案の実施の形態について図案を参照して説明する。 印刷、シール、箔押しで透明フィルム材料の裏表の一部もしくは全面に絵、写 真、文字を、表示した物を、従来の紙のチケット入れと同様の形態にする。ただ し図４、図５の４と６のＡの部分の接着には従来のフィルム接着方法の熱圧着や 超音波圧着を使うと伴に図７、図８、図９で示す加工法を用い接着する。

【００１２】

【考案の効果】

従来の紙を材料としたチケット入れは非透明なので、中にいれた札券に表示さ れた内容を確認するのに取り出す必要があるが、透明フィルムを用いることによ り中に札券をいれた状態で確認することが可能になり使用者の便宜をはかる。

【００１３】 従来のチケット入れの材料である紙には裁断の際に生じる紙の粉が残るため、 磁気を用いた札券を入れると磁気を読みとる機械類に支障をきたしたが、透明フ ィルムを用いれば紙の粉が生じない。

【００１４】 透明フィルムは従来のチケット入れの材料である紙に比べ丈夫なため折れに強 く中に入れた札券を痛めない。

【００１５】 従来のチケット入れの材料である紙に比べ透明フィルムは耐水性に優れている ため中に入れた札券を水気から守る。

【図面の簡単な説明】

【図１】チケットケースの正面図である。（ａ）は片側
接着、（ｂ）は両側接着の図である。

【図２】チケットケースの側面図である。

【図３】チケットケースの背面図である。

【図４】チケットケースの展開図である。

【図５】チケットケースの斜視図である。

【図６】チケットケースに商品（札券）をいれた状態を
示す図である。

【図７】チケットケースの展開図である。接着部の他の
手段として示したのが（ａ）、（ｂ）図である。

【図８】図７の展開図を元に作成したときのチケットケ
ースの背面図である。

【図９】チケットケースのカバーの１例です。（ａ）は
正面図、（ｂ）は（ａ）の展開図である。

【符号の説明】

Ａ 接着部 Ｂ 山折り Ｃ 谷折り Ｄ 商品 Ｅ 差込オス Ｆ 差込メス １ カバー表面 ２ カバー裏面 ３ 受け表面 ４ 受け裏面 ５ 背中表面 ６ 背中裏面

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ポリプロピレン、塩化ビニール等の透
   明なフィルムを材料に用い、透明フィルムの表裏に絵、
   写真、文字を表示したチケット入れ。