JP3037947B2 - 無線システム、情報信号送付システム、ユ―ザ端末及びクライアント/サ―バ・システム - Google Patents

無線システム、情報信号送付システム、ユ―ザ端末及びクライアント/サ―バ・システム

Info

Publication number
JP3037947B2
JP3037947B2 JP11110133A JP11013399A JP3037947B2 JP 3037947 B2 JP3037947 B2 JP 3037947B2 JP 11110133 A JP11110133 A JP 11110133A JP 11013399 A JP11013399 A JP 11013399A JP 3037947 B2 JP3037947 B2 JP 3037947B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
user
audio
information
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11110133A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000004485A (ja
Inventor
レオン・ルメルスキイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JP2000004485A publication Critical patent/JP2000004485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3037947B2 publication Critical patent/JP3037947B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/329Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L13/00Speech synthesis; Text to speech systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/04Protocols specially adapted for terminals or networks with limited capabilities; specially adapted for terminal portability
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/58Message adaptation for wireless communication

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤレス通信シス
テム及びその方法に関する。さらに具体的には、本発明
はインタラクティブに制御されたコンテンツの作成、貯
蔵、及びディジタル・ワイヤレス通信インフラを介する
ワイヤレス・ネットワーク・コンピュータ(携帯又は輸
送機関へ搭載可能な)への人間音声品質での送付を含
む、インタラクティブな個人化無線通信サービスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】これまで無線放送業界において、利用可
能な帯域幅を移動性の顧客へ拡張し、幾つかのインタラ
クティブな制御機能を付加し、受信を改善し、無線プロ
グラミングに英数字データを組み込ませる各種の技術的
進歩が数多くなされてきた。移動無線は追加的サブシス
テム(例えば、輸送機関の位置座標を決定する米国全地
球測位システム(GPS)受信器、歌詞、ページングな
どの英数字データを表示するか共同位置決定CD−RO
Mから検索された地域マップのような図形情報を表示す
るLCD画面)の組み込みを開始した。
【0003】しかし、基本的な無線技術は、その起源以
来ほとんど変わっていない。それは依然としてチャネル
放送の原始的概念に基礎を有し、聴取者へのカスタマイ
ズをほとんど提供しない。すなわち、聴取者は非常に限
られた帯域幅によって制限される少数のチャネルを選択
できるだけである。
【0004】近年、情報技術に革命的変化が起こった。
例えば、(1)インターネットその他類似のリポジトリ
の出現によって、大量の情報が利用可能となった。
(2)セルラ電話、衛星通信などワイヤレス・テクノロ
ジの出現によって、移動性のコンシューマは全体として
十分な通信帯域幅を利用できるようになった。
【0005】現在、この膨大な量の情報は主としてコン
ピュータ画面で可視表示されるように適合化されてい
る。コンピュータ・ユーザと同じように、無線の聴取者
も、何を受信し何時それを受信するかについて選択でき
る能力の必要性を、定常的にますます強く感じるように
なっている。
【0006】これまでに、情報のオーディオ表現をオン
デマンド形式でコンピュータ・ユーザへ送付するコンピ
ュータ・ベースの試みがなされた。それを達成する伝統
的方法はオーディオ圧縮技術を使用しているが、その方
法は全く単純直裁なものである。まず、テキスト情報が
人間によって読まれ、人間の音声がオーディオ・ファイ
ルの中へ捕捉される。次に、オーディオ・ファイルが圧
縮され、ネットワーク・ベースのコンシューマ用情報リ
ポジトリに記憶される。リポジトリと同じ有線ネットワ
ークへ配線された再生装置が、圧縮されたオーディオ・
ファイルをリポジトリから検索し、伸張し、再生する。
【0007】そのような方式を使用して、リアル・オー
ディオ(Real Audio)テクノロジは、クライアントがリ
アル・オーディオ・サーバと約14Kbps(キロビット/
秒)で通信するとき、AM品質のオーディオ(音声又は
音楽)を送り、利用可能な伝送レートが約28Kbps又はそ
れより良好であるときFM品質のオーディオを提供す
る。AM品質の音声圧縮は、より低いレートで達成する
ことができる。圧縮率と復元オーディオ品質との間に
は、明らかにトレードオフ関係が存在する。今日、ワイ
ヤレス電話業界で受け入れられる最大音声圧縮は約7〜
8Kbpsである。例えば、ディジタル・セルラ電話標準I
S−54によって圧縮方式が使用され、それは7.95Kbps
データ・レートを達成するベクトル合計励起線形予測
(vector-sum excited linear prediction、すなわちV
SELP)符号化テクニックに基づいている。
【0008】しかし、この伝統的なオンデマンド型無線
方式は、長時間にわたる(すなわち、何時間にも及ぶ)
大量のディジタル・オーディオ・データの伝送を仮定し
ている。ディジタル・オーディオ伝送の場合、比較的に
安価な通信コストの有線使用が、経済的に受け入れられ
る。通常、顧客は単一の市内電話回線上で14.4Kbps又は
28.8Kbpsのモデムを使用することによってインターネッ
ト及びその他の類似サービスへ接続される。従って、F
M品質のオーディオでも顧客へ非常に安価に提供され
る。通常、費用は市内電話の呼び出しコスト(普通は、
基本の電話接続コストに対して追加料金は生じない)及
びインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)へ
支払われる料金部分を含む。もしISPサービス料金が
均一であれば、後者はゼロ(追加料金なし)と考えてよ
い。
【0009】代替的に、広く使用されているAMPS
(アナログ・セルラ電話によって使用されるワイヤレス
・ネットワークである先進移動電話サービス(Advanced
Mobile Phone Service))モデムに基づく現今のシス
テムといえども、信頼性をもって送付できるレートは、
輸送機関の速度、地域の地理的状況、及び利用可能なロ
ーカル帯域幅を同時に共用するユーザの数に依存して、
依然として約4Kbpsから8Kbpsにすぎない。
【0010】全体的には、ワイヤレス・データ伝送のコ
ストは、通常、有線データ伝送の場合よりも約1桁又は
2桁高価である。明らかに、圧縮された音声を伝送する
そのような方法は、最初にワイヤレス通信を使用する意
図を挫折させる。なぜなら、圧縮された音声はワイヤレ
ス電話チャネルを介して伝送することのできるデータ帯
域幅と少なくとも同じ大きさの帯域幅を取るからであ
る。言い換えれば、AMPSによるディジタル音声伝送
のコストは、圧縮されていないアナログ・ソースの伝送
とほぼ同じである。
【0011】ユーザがワイヤレス・データ伝送のコスト
を分担できるようにするため、幾つかの会社がいわゆる
セルラ・ディジタル・パケット・データ(Cellular Dig
italPacket Data、すなわちCDPD)テクニックを導
入した。それによって、複数のユーザがアイドルのAM
PSチャネルを共用しそれらチャネル間をホッピングす
ることによって、IP(インターネット・プロトコル)
ネットワークへ永久的に接続される。CDPD当たりの
平均データ・レートは、チャネルを共用するユーザの数
に依存する。例えば、もし20のユーザが1つのチャネル
を介してデータを同時に送受信すれば、個々の平均デー
タ・レートは約400bpsとなり、これはeメールその他の
比較的短いメッセージに対して十分である。バイト当た
りの伝送コストはAMPSを使用する場合よりも幾分高
いが、データ伝送へパケット方式を適用することによっ
て、プロバイダは接続時間ではなく伝送されたデータ量
についてユーザへ課金することができる。しかし、前述
した伝統的な圧縮オーディオ伝送方式は、CDPDネッ
トワークを介してオーディオ・ソースへ接続されたユー
ザが利用できる帯域幅よりもはるかに大きな帯域幅を必
要とする。
【0012】数年の内に、パーソナル移動通信システム
(PCS)はAMPS及びCDPDよりも幾分良好なデ
ィジタル・データ伝送レートを有することが予想される
が、依然として長時間のワイヤレス・ディジタル・オー
ディオ伝送には経済的ではないであろう。
【0013】これまでの説明から、大量のディジタル・
オーディオ・データを無線装置へ伝送する伝統的方法
は、費用がかかり過ぎて使用できないことが明らかであ
る。なぜなら、ワイヤレス通信媒体のコストは、比較的
短い伝送(例えば、通常の電話呼又は電子メール)に対
して最適化されているからである。予測可能な将来、既
知の方法は、受け入れ可能な放送オーディオ品質を提供
しながらワイヤレス回線上でオーディオ・データの経済
的伝送に必要な圧縮率を実現することはできないであろ
う。
【0014】今日、大量のデータをワイヤレスで送付す
る唯一の既知の方法は、音声合成の方法を使用すること
である。テキスト/音声(TTS)変換技術を使用すれ
ば、低いビット率を実現することができる。普通のテキ
ストは秒当たり約8〜20文字で表されるか、最大160bps
の伝送データ率を必要とする。しかし、結果の音声は受
け入れ可能な人間のイントネーションを伝達しない。
【0015】自由になされる音声変換は韻律規則、統
語、及び形態構造解析に基づいて行われるが、人間の話
し手レベルの音声品質は、これまでのところ達成されて
いない。無線伝送の要件の1つは、話し手のイントネー
ションを正確に伝達することである。なぜなら、話し手
の韻律はその人の個性の或る局面及び心理状態を反映す
るからである。音声圧縮は話し手のイントネーションを
正確に伝達するが、自由になされる音声合成は伝達しな
い場合が多い。
【0016】実験によれば、そのような「合成」イント
ネーションは大多数の無線聴取者に受け入れられない。
その結果、大多数の無線聴取者は、通常、数分間でいら
いらするか注意力を失ってしまう。これが、まさに、メ
ッセージがeメール又は株式相場のように短い場合を除
いて、これまでTTSが広く使用されなかったことの理
由である。
【0017】これまで説明した多くの欠点、及び特に言
及しなかった他の欠点があるにも関わらず、幾つかの無
線通信サービス・システムが提案された。以下に述べる
ものは、そのような従来型の無線通信サービス・システ
ムの例である。
【0018】Noreenらへの米国特許第5,303,393号は、
FMチャネル及びページングの全国的放送という基本的
な特徴を含むいわゆるラジオサット(RadioSat)システ
ムを説明している。ページングのようないくつかのラジ
オサット・データ通信サービスは、地上通信(例えば、
PCS)を使用することによって実現可能であるが、著
しい数の追加的FMチャネルを全国的に提供できるの
は、衛星放送による伝送のみである。さらに、ディジタ
ル・オーディオのように、かなりの数量のデータをモバ
イル・ラジオサット端末へ伝送するには、衛星を介して
のみ可能である。双方向音声通信を含む多くの重要なイ
ンタラクティブ・ラジオサット・アプリケーションは、
衛星が戻りチャネル(移動体から衛星への)を提供する
ことを必要とするが、多くの国内衛星システムはそれを
提供していない。米国の中ですら、完全なラジオサット
・サービスを提供するのに必要な衛星インフラは、これ
から構築しなければならない。次に、ユーザ・インタフ
ェース及び情報の送付はタッチ・スクリーン方式に基づ
いていが、これは危険である。なぜなら、ユーザは、情
報を受け取るかコマンドを出すために、その注意力を道
路から端末画面へ頻繁に切り換える必要があるからであ
る。そして最後に、最小の問題というわけではないが、
ラジオサット・サービスの範囲及び趣旨は本質的に無線
放送である。ラジオサットの技術は利用可能なチャネル
の数を単に拡張したに過ぎない。こうして、各MSAT
は、約166のFM品質のチャネル、又はトーク・チャネ
ル(AM品質)の4倍をサポートすることができる。何
百何千という移動性ユーザへの個人化されたサービス
は、Noreenらのシステムによってはおそらく提供される
ことができない。
【0019】米国放送業者の米国ディジタル無線協会
(USA Digital Radio foundation)は、放送業界AMセ
グメントのインフラ及び投資を維持しながら、コンパク
ト・ディスク品質の放送無線を導入するため、インバン
ド・オンチャネル(in-band on-channel、すなわちIB
OC)ディジタル・オーディオ放送(DAB)の送付シ
ステムを開発した。制限されたAMバンド割り当ての中
でIBOC DABを実現する鍵となるのは、強力なソ
ース圧縮アルゴリズムである。AM IBOCオーディ
オ・ソース符号化方式はMUSICAM(登録商標)に
基づいているが、これはオーディオ・サブバンド符号化
用のISO/MPEG オーディオ層(ISO 11172-
3)標準に基づく。この標準は、心理音響学モデルの開
発により、音楽が16ビット・ステレオを15KHzオーディ
オ帯域幅で再生するために96Kbpsのレートでトランスコ
ードされる点まで進められた。結果の96Kbpsビット・ス
トリームは、圧縮された音楽のほかに2.4Kbpsの補助デ
ータ・ストリームを含む。音楽を96Kbpsへ圧縮すること
によって、AM割り当てで得られる狭い帯域幅の上で、
DABを放送することが可能となる。
【0020】AMは高品質オーディオ放送施設の容易に
利用可能なネットワークをDABに提供し、従って、そ
のデータ送付能力は、歌曲の題名、アーティスト及びア
ルバムの名前と歌詞、交通気象情報、緊急警報、ページ
ング・サービス、株式相場、などを伝送するために使用
することができる。しかし、IBOC DABは、本質
的には個人化されインタラクティブに行われるデータ又
はオーディオ伝送には使用できない放送技術である。
【0021】さらに、ラジオ放送データ・システム(Ra
dio Broadcast Data System、すなわちRBDS)と呼
ばれる他のアプローチによって、FM局は、現在市場に
現れつつある「スマート・ラジオ」の新しい世代のため
に補助データを伝送することができる。RBDS標準は
米国ラジオ市場のために開発され、ヨーロッパでしばら
くの間使用されたRDSを発展させたものである。RB
DS信号は、1187.5bpsの全体的データ・レートで前方
誤り訂正(forward error correction)を含む二位相符
号化信号として57kHzの副搬送波上をFM局によって伝
送される。使用可能なデータ・レートは730bpsである。
信号は16のデータ・グループから構成される。各グルー
プは異なったアプリケーションのためにデータを送付す
る。こうして、GPS衛星単独ベースの位置の正確性を
増進するために、1つのグループが差分GPS(Differ
ential GPS)データに使用される。他の1つのグループ
は無線ページングに使用される。さらに、他のグループ
は局の識別に使用される。或る他のグループは、受信が
フェージングするときユーザが同じ番組への同調を保つ
ことができるように交替局周波数を列挙する。幾つかの
グループは、64文字のメッセージ受信を許すラジオ・テ
キスト・グループ及びラジオ・ページング・グループの
ように、テキスト伝送に使用される。列挙は完全ではな
く、RDS標準とRBDS標準では幾分異なる。米国R
BDS版は、局のオーナーがサービス・プロバイダへレ
ンタルするためにグループ3、5、6、及び7を予約してい
る。例えば、コンテンツ・プロバイダは新聞及び雑誌、
販売促進メッセージ及び広告、アーティストの名前、及
び歌曲の題名を伝送することができる。
【0022】結局、単一グループ用の有用なデータ伝送
レートは45.6bpsである。このデータ・レートは主とし
てLCD画面上でテキスト・メッセージ(例えば、歌
詞)をスクロールするために使用できる。さらに、既知
の事実として、ビデオ画像が運転者の注意をそらすため
に、ラジオ・テキスト機能は自動車の受信器では使用さ
れる可能性がないことをRDS標準の作成者が認めてい
る。
【0023】RDS/RBDS標準に典型的なデータ伝
送レートは、明らかにオーディオ関連アプリケーション
には遅すぎる。さらに、インタラクティブなアプリケー
ションは完全にこれら標準の範囲外にある。結果とし
て、RBDS又はRDS標準は放送サービスを実質的に
拡張するが、依然としてそれらは個人化され完全にイン
タラクティブなオーディオ・コンテンツ伝送をユーザに
提供しない。
【0024】他のアプローチはMartinezへの米国特許第
5,321,514号に説明されている。この特許は、現在使用
できない「タブー」の周波数を、コンシューマのディジ
タル受信器とテレビジョン送信器との間の双方向データ
伝送に実用的に使用することを提案している。いわゆる
「T−NET」システムは、空きのテレビジョン・チャ
ネル上で双方向ディジタル通信を提供するために、スペ
クトラム拡散アプローチを使用する。総計のアップスト
リーム・データ・レートは、約6マイルのサービス・エ
リア半径で約3Mbpsを達成することができ、従ってT−
NETシステムは、約10,000のユーザへ、ユーザ当たり
約300bpsの個人的アップストリーム・データ・レートを
提供し、ユーザ当たり約200bpsのダウンストリーム・デ
ータ・レートを提供する。このアプローチは個人化され
インタラクティブに行われるデータ・サービスを提供す
るが、インタラクティブなオーディオ・サービスは、依
然としてそのようなシステムの範囲外にある。さらに、
そのような周波数を使用すると、公共テレビジョン・チ
ャネルに許容できない干渉を発生し、そのような使用
は、米国連邦通信委員会(FCC)が定石どおり徹底し
て許可しないであろう。
【0025】ベル・アトランティック社は、セルラ電話
のユーザが前もって記録された音声メッセージを受け取
ることができるサービスを提供している。これらのメッ
セージはローカル・ニュース、天気、株式市況、交通そ
の他の情報に関するものである。ユーザは、まず特定の
番号を呼び出し、次に前もって記録された音声によって
提供されるメニユーをブラウズするために電話のキーを
押すことによって、情報を要求する。しかし、セルラ呼
び出しの高いコストを考えると、そのような情報システ
ムは、一日に数分を超えて使用される場合、高すぎて利
用できない。さらに、セルラ電話を介して送られる音声
の品質は典型的にはAM音声の品質よりも低い。
【0026】ゼネラル・モーターズ社は、1997年型
キャデラックにそのオンスター(OnStar)システムを導
入した。自動車のセルラ電話を全地球測位衛星へリンク
することによって、オンスターは立ち往生又は障害を受
けた運転者の位置を確定して救援を送ることができる。
救援は、自動車のエア・バッグが展開されたことをオン
スターが検出すると直ちに医療援助を送ることを含む。
オンスター・サービス・センターの要員はオンスター・
システムを装備した自動車の位置座標を受け取り、セル
ラ電話で方向を継続的に指示して、そのユーザをナビゲ
ートすることができる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、有線
通信に匹敵する価格及び通常の無線に匹敵する音声品質
で、大量の情報を無線聴取者へワイヤレスで送付するシ
ステム及び方法を提供することである。
【0028】本発明の他の目的は、アナログ放送サービ
スをセルラ電話及びディジタル・データ通信サービスと
統合し、自動車無線やウォークマン(Walkman(ソニー
社の商標))のような通常の移動無線装置と機械的に取
って代わり機能的にそれらを拡張する低コストの音声ベ
ース・ワイヤレス・ネットワーク・コンピュータ端末を
移動性ユーザへ提供するシステム及び方法を提供するこ
とである。
【0029】さらに、本発明の他の目的は、広範なイン
タラクティブ無線サービス(例えば、インターネットの
ブラウジング、英数字及び音声によるページング、ルー
ト・ガイダンス、オーディオ・ブック、地方気象及び交
通情報、株式相場、新聞及び雑誌コンテンツなど、ディ
ジタル化された音声及びデータ・リポジトリへのアクセ
ス)を移動性ユーザへ提供するシステム及び方法を提供
することである。
【0030】さらに、本発明の他の目的は、手を使う必
要のない音声ベースのモバイル端末インタフェースを輸
送機関の使用者へ提供することによって、使用者の安全
を改善するシステム及び方法を提供することである。こ
のようなインタフェースは、例えば、放送局へのチュー
ニング、セルラ電話のダイアリング、利用可能な各種ア
プリケーション間の切り替えを含む。
【0031】さらに、本発明の他の目的は、音声レート
制御、オーディオ再生レベル、逆方向、順方向、及び順
方向早送りコマンドのような音声能動コマンドを組み込
むことによって、オーディオ再生制御へ先進機能を導入
するシステム及び方法を提供することである。音声レベ
ル機能を除いて、そのような機能は無線放送ではなくデ
ィジタル・オーディオ再生へ適用することができる。
【0032】さらに、本発明の他の目的は、テキスト情
報(例えば、電子メール、又はインターネット・ウェブ
・サイトから受け取られたテキスト・ファイル)を音声
ベースで検索するシステム及び方法を提供することであ
る。
【0033】さらに、本発明の他の目的は、キーボード
が無いかそれを使用することができないために、また安
全上の理由から、電子メールを音声で作成することをユ
ーザに許すシステム及び方法を提供することである。
【0034】さらに、本発明の他の目的は、すべてのユ
ーザのために個人仮想無線局を作り出すシステム及び方
法を提供することである。そのような仮想無線局は、ユ
ーザが関心情報の最新リストを定義し、情報が利用可能
になると直ちにそれをプリフェッチすることを可能に
し、システムは、要求されると、そのような情報をユー
ザのモバイル端末へ送付する。
【0035】さらに、本発明の他の目的は、それぞれの
国で発達している各種のワイヤレス通信ネットワークを
使用することによって、インタラクティブ無線サービス
の地理的カバレッジを増進するシステム及び方法を提供
することである。例えば、米国ではAMPSテクノロジ
が最も使用されるワイヤレス・ネットワークであるが、
ヨーロッパではGSM(Global System for Mobile Com
munications)が最も一般に使用されている。
【0036】さらに、本発明の他の目的は、非常に低い
音声圧縮率を達成し蓄積交換技術を使用することによっ
て、信頼性を改善すると共にディジタルの音声及びデー
タを送付するワイヤレス・データ通信テクノロジの使用
コストを削減するシステム及び方法を提供することであ
る。
【0037】さらに、本発明の他の目的は、新しいイン
タラクティブ無線アプリケーションの作成を容易にする
ために、標準及び業界承認のツール、プロトコル、及び
インタフェースを使用することによって、開放されたア
プリケーション開発プラットフォームを提供するシステ
ム及び方法を提供することである。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの局面によ
れば、情報信号送付システムは、情報コンテンツ・プロ
バイダから受け取られたデータに応答して音声符号化オ
ーディオ情報信号を発生する情報信号発生手段、前記音
声符号化オーディオ情報信号を記憶するため前記情報信
号発生手段へ動作的に結合された記憶手段、システム・
ユーザから要求されたとき前記記憶手段からの前記音声
符号化オーディオ情報信号の少なくとも一部分を検索す
るため有線通信ネットワークを介して前記記憶手段へ動
作的に結合された情報信号検索手段、及びワイヤレス通
信ネットワークを介して前記情報信号検索手段へ動作的
に結合された情報要求送付手段を備え、前記情報要求送
付手段は、前記音声符号化オーディオ情報信号の前記少
なくとも一部分を送るように前記ユーザが要求した要求
を発生及び送信する手段及び前記情報コンテンツ・プロ
バイダから受け取られたデータの少なくとも一部分を表
すオーディオ信号を発生して前記ユーザへ再生するため
に前記符号化オーディオ情報信号の前記少なくとも一部
分を受信及びデコードする手段を含み、さらに前記情報
要求送付手段は、前記ユーザによって聞き取られた前記
オーディオ信号に関連づけられる複数の口述音声の1つ
を選択する手段を含む。
【0039】本発明の他の局面によれば、少なくとも1
つの情報信号コンテンツ・プロバイダ及び少なくとも1
つのユーザ端末を含むワイヤレス情報信号送付システム
において、前記ユーザ端末は、制御処理手段、前記制御
処理手段へ動作的に結合されたメモリ手段、前記少なく
とも1つの情報信号コンテンツ・プロバイダによって提
供されたオーディオ・ベースのデータを表す受信音声符
号化情報信号を復調しユーザ開始信号を変調するため前
記メモリ手段へ動作的に結合されたワイヤレス・モデム
手段、ユーザによって与えられた発声を受け取るための
音声入力手段を有し前記制御処理手段へ動作的に結合さ
れた音声認識手段、前記復調された音声符号化情報信号
に応答して合成された音声信号を発生するため前記メモ
リ手段へ動作的に結合された音声合成手段、及び前記合
成された音声信号に応答してオーディオ信号を発生しユ
ーザへ再生するために前記音声合成手段へ動作的に結合
されたオーディオ再生手段を備え、前記発声は少なくと
も前記少なくとも1つの情報信号コンテンツ・プロバイ
ダによって提供されたオーディオ・ベースのデータに対
する要求を表し、前記音声認識手段は前記発声をデコー
ドすると共にデコードされた前記発声を前記制御処理手
段へ与え、前記制御処理手段はそれに応答してユーザ開
始信号を発生し、前記音声合成手段は前記ユーザへの再
生中に複数の口述音声の1つを前記合成された音声信号
へ与えるために選択的に使用される複数の前もって記録
された音声単位辞書を含む。
【0040】さらに、本発明の他の局面によれば、クラ
イアント/サーバ・システムは、ユーザから要求された
ときユーザ開始信号を発生するように適合化された少な
くとも1つのクライアント端末及び多様なタイプのデー
タを含むデータ・サーバを有する広域ネットワークへ動
作的に結合されると共にワイヤレス通信ネットワークを
介して少なくとも1つのクライアント端末へ動作的に結
合された情報検索送付サーバを備え、前記情報検索送付
サーバは、メモリ手段及び前記メモリ手段へ動作的に結
合された処理手段を含み、前記処理手段は、前記少なく
とも1つのクライアント端末からユーザ関連情報を受信
し前記ユーザ関連情報を前記メモリ手段に記憶する手
段、前記ユーザ関連情報の受信記憶手段に応答して前記
広域ネットワーク上の少なくとも1つのデータ・サーバ
からデータを検索し前記データを前記メモリ手段に記憶
する手段及び前記検索されたデータを前記少なくとも1
つのクライアント端末へ伝送する手段を含む。
【0041】本発明のこれら及び他の目的、特徴、及び
利点は、以下に示す実施例の詳細な説明から明らかとな
るであろう。この説明は添付の図面と組み合わせて読む
べきであり、それらの図面を通して、同一又は類似の構
成要素を示すためには同一の参照番号が使用されてい
る。
【0042】
【発明の実施の形態】まず、図1を参照すると、シング
ルキャスト・インタラクティブ無線システム100の実
施例の概略ブロック図が示される。後で明らかになるよ
うに、「シングルキャスト」の用語は、本発明が、情報
コンテンツ・プロバイダとシステム・ユーザとの間で独
特に確立されたシングル無線チャネルを介して膨大な量
の情報をインタラクティブに送受する能力をユーザに提
供する事実から由来する。シングルキャスト・インタラ
クティブ無線システム100は3つの主な構成要素を含
む。すなわち、オーサリング・システム101は、高度
に圧縮された音声コンテンツを制作する能力をコンテン
ツ・プロバイダに与える。個人無線局サーバ(PRS
S)201は、ユーザの要求を検出し、オーディオ・デ
ータを組み立ててユーザへ送る。ユーザ端末301は伝
送を開始し、オーディオ・データを解凍し、あらかじめ
ロードされたいくつかの「音声」の1つを使用してオー
ディオ・データをユーザへプレイバックする。以下、本
システム及びその構成要素の、これら及び他の機能を詳
細に説明する。さらに、ただ1つのユーザ端末301が
示されるが、シングルキャスト・インタラクティブ無線
システム100は複数の同様なユーザ端末を含むことを
理解されたい。同様に、ただ1つのオーサリング・シス
テム101及びPRSS201が図1に示されるが、シ
ングルキャスト・インタラクティブ無線システム100
は複数のオーサリング・システム101及びPRSS2
01を含んでもよい。
【0043】シングルキャスト・インタラクティブ無線
システム100は、次のように相互接続されるのが望ま
しい。オーサリング・システム101はデータ・リポジ
トリ401へ動作的に結合される。データ・リポジトリ
401は、既存の有線広域データ通信ネットワーク40
2(例えば、インターネット上のワールド・ワイド・ウ
ェブ・サーバ)の一部であるデータ・ネットワーク・サ
ーバであることが望ましい。また、図1には1つだけの
データ・リポジトリ401が示されるが、概念的には、
そのようなリポジトリの数に制限はない。PRSS20
1はデータ・リポジトリ401と同じ有線広域データ通
信ネットワーク402へ動作的に結合される。さらに、
有線広域データ通信ネットワーク402は、通常のデー
タ・ルータ404を介してワイヤレス・データ通信ネッ
トワーク403へ動作的に結合される。複数のデータ・
ルータ404の間のリンクは、有線又はワイヤレスであ
ってよい。ワイヤレス・データ通信ネットワーク403
は、既存のネットワーク(例えば、AMPS、GSM、
PCS)であることが望ましく、モバイル・データ基地
局405を介して複数のユーザ端末301と通信するよ
うに働く。明示的には示されていないが、複数の同様な
基地局を使用して、ユーザとサービス・プロバイダとの
間で双方向のデータ及び音声通信を提供してよい。
【0044】概略的には、シングルキャスト・インタラ
クティブ無線システム100は、ディジタル化されたオ
ーディオ・ベースのコンテンツを、加入者の要求に応じ
て、経済的及び人間の音声品質で加入者へ提供する。言
及したように、シングルキャスト・インタラクティブ無
線システム100は、1つまたは複数のPRSS20
1、複数のユーザ端末301、及びオーサリング・シス
テム101によって提供されるコンテンツ・オーサリン
グ・ツールを含むことが望ましい。さらに、シングルキ
ャスト・インタラクティブ無線システム100は、伝送
媒体として既存のワイヤレス・データ通信ネットワーク
の1つを使用することが望ましい。コンテンツ・オーサ
リング・ツールによって、コンテンツ作成者(例えば、
ニュース・サービス・プロバイダ)は高度に圧縮された
音声ベースの情報コンテンツを制作することができ、こ
のコンテンツはデータ・リポジトリ401のようなデー
タ・ネットワーク(例えば、インターネット)サーバ上
に記憶される。PRSS201は、複数の加入者のプロ
フィルを個人的興味のトピックと共に記憶し、トピック
に従ってコンテンツ素材をいろいろのウェブ・サイトか
ら組み立て、加入者の要求に応じて、ワイヤレス・デー
タ通信ネットワーク403を介してコンテンツを加入者
のユーザ端末301へ伝送する。ユーザ端末301は、
AM無線音声品質又はそれより良好な品質で音声ベース
の素材を復元する。有利な点として、そのような素材の
伝送コストは、少なくとも選択された圧縮アルゴリズム
の結果として、既存の音声通信方法と比較して非常に安
い。
【0045】ユーザ端末301はコンピュータ・ベース
の端末である。この端末は通常の無線をセルラ電話機器
と電気的及び機械的に統合したものであることが望まし
い。ユーザ端末はモバイルであることが望ましいが、代
替的に、固定位置端末(例えば、輸送機関又は据え置き
場所に固定されている)であることができる。さらに、
ユーザは手を使わないで音声コマンドだけでシステム機
能を制御することができる。そのような機能は、セルラ
電話の音声によるダイアリングと制御、音声識別に基づ
いたネットワーク・ログオンの確保、通常の無線局への
手を使わないチューニング、オーディオ再生レベルの変
更、及び機能間の切り換えを含むが、これらに限られな
い。そのようなハンドフリー機能は使用の容易性を提供
するのみならず使用中の安全をも増進する。特に、ユー
ザが自動車を動かしているとき、ユーザ端末がユーザに
よって操作されるときにそうである。さらに、各々のユ
ーザ端末301はインターネット又は他のデータ・デポ
ジトリからテキスト素材を検索し、その素材をコンピュ
ータ発生音声として再生し、ユーザからの音声応答をデ
ィジタル化し、有線ネットワークを含む関連ネットワー
クを介してその音声応答を他のeメール・アドレスへ送
付する。
【0046】さらに、シングルキャスト・インタラクテ
ィブ無線システム100のオーサリング・システム10
1は、一般的に、移植された韻律を有するテキスト/音
声(TTS)変換に基づく音声圧縮手段を含む。理解す
べきは、実効音声データ・レートは、採用されるTTS
変換テクニック、符号化の精度、特定の言語に対する秒
当たり音素平均数その他のパラメータに依存することで
ある。例えば、Benbassatへの米国特許第4,912,768号
(その開示は参照してここに組み込まれる)は、移植さ
れた韻律パラメータを有する発話の音声表示又は異音表
示のための最大データ・レートが400bpsよりも低く、12
0bpsに達する可能性があることを論じている。ベルギー
のレルノー・ホースピー・スピーチ・プロダクト社(Le
rnout andHauspie Speech Products)によって実現され
た韻律移植を有する他のTTSシステムは、約300bpsの
データ・レートを有する。しかし、本発明のシングルキ
ャスト・インタラクティブ無線システムでは、これら及
び他のTTSテクニックを使用することができる。
【0047】それにもかかわらず、高度のTTS圧縮に
よって提供されるそのようなデータ・レートは、ワイヤ
レス・データ通信のコストの面で大きな転機となる。図
1のシステムに関連して、次のような仮定を適用する
が、本発明はこれらの仮定に限定されないことを理解す
べきである。これらの仮定は実施例の幾つかの特徴を例
示するために設けたものにすぎない。すなわち、仮定と
して(1)合成符号化音声(CES)の最大データ・レ
ートは約400bpsとする。(2)AMPSアナログ・セル
ラ・チャネル上の通信データ・レートは約8kbpsとす
る。(3)約20のユーザがCDPDチャネルを同時に共
用しており、従って統合されたデータ・レートは、ユー
ザのコンテンションのために、約19.2kbpsから約8kbps
へ低下するものとする。
【0048】約8kbpsのデータ・レートを有するAMP
Sアナログ・セルラ・ネットワークのようなワイヤレス
・データ・ネットワークでデータを送付することは、記
憶されたデータの再生時間よりも約20倍も速い。従っ
て、市内通話のコストが分当たり約30セントであれば、
本発明によるシングルキャスト無線伝送のコストは分当
たり約1.5セントである。例えば、1時間のサービスで
は、顧客のコストはわずか約90セントである。これは、
インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)が今
日インターネットへの有線接続に対して請求する現行料
金と競争できる。
【0049】CDPDネットワークで音声を送付する場
合、約20のユーザが約400bpsのデータ・レートでサービ
スされる。CDPDの顧客は送付された情報バイトごと
に課金され、従ってユーザ当たりの料金は比例的に低下
する。CDPDの料金はプロバイダによってまちまちで
あるが、可能性として、顧客へのコストは、等しいデー
タ量を伝送するのにAMPSを使用する場合よりも等し
いか安くなる。
【0050】さらに、本発明のシングルキャスト無線シ
ステムは、既存のワイヤレス・ネットワークのインフラ
を拡張することなく、既存の音声送付用ワイヤレス・ネ
ットワークを使用することのできるユーザ数を実際に増
倍する。1990年代のアナログ・セルラ・システム
は、60度セクター・アンテナを使用し、各セクターは約
30のチャネルにサービスすることができる。アンテナの
各方向で本発明のシングルキャスト無線システムの30の
追加ユーザにサービスするためには、約1.5チャネル又
は約5%の余分な能力があれば十分である。通常、ネッ
トワークは、そのような増加を容易にカバーするように
余分の能力を設計されている。
【0051】その結果、本発明は、有線通信に匹敵する
価格及び通常の無線に匹敵する音声品質で大量の情報を
無線聴取者へワイヤレスで送付することのできるシステ
ムを有利に提供する。
【0052】図1に関する以下の説明は、シングルキャ
スト・インタラクティブ無線システム100の全体的機
能について説明し、残りの図面に関するその後の説明
は、このシステムの3つの主な構成要素(すなわち、オ
ーサリング・システム、PRSS、及びユーザ端末)の
詳細を説明するものである。
【0053】図1は、発話者の音声及び発話者によって
読まれているテキストがオーサリング・システム101
へ送られることを示している。具体的には、音声及びテ
キストは圧縮エンジン111へ与えられ、そこで音声及
びテキストは2つの独立したデータ・ストリームへ変換
される。理解すべきは、発話者は情報/ニュース・サー
ビス・プロバイダによって雇用された人物であってよい
ことである。その人物は、エンド・ユーザが申し込んだ
か欲している特定のデータ(例えば、情報又はニュー
ス)のテキスト表記を読んでいる。最初のストリームは
音素ストリング115であって、これは圧縮エンジン1
11の一部として与えられたTTSシステム(例えば、
以下に説明するようなシステム、又はBenbassatのTT
Sシステム、又はLernout及びHauspieのTTSシステ
ム)によってテキスト113から発生される。第2のデ
ータ・ストリーム116は発話者の音声の少なくとも1
つの物理的又は韻律的変動パラメータ(音高、周波数、
振幅、持続時間、など)を表す。韻律変動データは、T
TSベースの音声シンセサイザによって発生された合成
音声と特定のデータの発話者版とのスペクトル比較から
引き出され、これは圧縮エンジン111で実行される。
スペクトル比較の結果は、後に説明するように、補正フ
ィードバックを介してデータのTTS音声表示を調整す
るために使用される。こうして、韻律パラメータを有す
る調整済みTTS音声符号化データは、CESエディタ
112へ与えられる合成符号化音声(CES)シーケン
ス117を形成する。発話者は、CESストリームを観
察し、CESエディタ112を使用することによって、
そのパラメータの任意のものを補正することができる。
CESシーケンスを編集するエディタの例は、1992
年のフィリップス・ジェイ・レビュー47(Philips J.
Rev.47)の15〜34ページに記載される「今日及び明日
の音声合成」(Speech Synthesis Today and Tomorro
w)と題するCollierらの記事に説明されている。オーサ
リング・システム101及びCES符号化シーケンスの
更なる詳細は、図2及び図3との関連で後に説明され
る。
【0054】次に、符号化された音声ファイルは、所定
の構造を有するデータ・ファイル(例えば、HTMLド
キュメント)としてデータ・リポジトリ401に記憶さ
れる。そのようなドキュメントの無制限のコレクション
が、コンテンツ・プロバイダによって作成され記憶され
てよい。オーサリング・システムによって作成できる情
報及びデータのタイプは様々であり、概念的には無制限
であることを理解すべきである。当技術分野に通常の知
識を有する者は、本発明のオーサリング・システムを使
用する多くのアプリケーションが、本明細書で教示を与
えられることが分かるであろう。
【0055】次に、ユーザは、ユーザ端末301からP
RSS201へ発呼することによってCESベースのド
キュメントを要求する。PRSSは後に説明するように
関心トピックの個人リストを含むユーザ・プロフィル・
データベース・ストア211を維持する。PRSSディ
レクトリ・サービスを介する情報検索の方法としては、
2つの別個の方法が存在することが望ましい。ここで
「ディレクトリ・サービス」の用語は、PRSSを介し
てユーザ及びユーザ関連エントリーを確定するために使
用されるメカニズム(すなわち、電話会社のいわゆる
「ホワイト・ページ」に類似したもの)を指す。サーバ
・ベースの環境で使用されるディレクトリ・サービス構
成は、いくつかのものが知られている。1つの方法は、
関心トピックのすべてについて情報を組み立てることに
基礎を有する。すべての個々の加入者は、最初のセット
アップ通信セッションでそのようなプロフィルを設定
し、後続のセッションでリストを変更することができ
る。後続のセッションが開始されたとき、ユーザはユー
ザ・リストにリストされたすべての情報を受け取るが、
ユーザが選択した関心トピックに関連した情報のみを使
用することができる。第2の方法を実行するとき、ユー
ザは一時的に設定された探索基準に従ってすべてのCE
Sドキュメントをブラウズすることができる。方法の組
み合わせも使用することができる。例えば、ユーザは登
録された関心トピックに関する追加情報を要求し、従っ
てブラウズ・プロセスを開始することができる。PRS
Sを介する前記の探索及びブラウズ方法は、インターネ
ットを探索及びブラウズする通常の方法と同じ考え方で
実行することができる。例えば、「プッシュ」技術によ
って、ユーザはプロフィルを作成することができ、前に
設定された探索基準を介してそのプロフィル中に指定さ
れたトピックに関する情報を受け取ることができること
が知られている。しかし、インターネット・ユーザは一
時的な探索基準を介してインターネットを探索又はブラ
ウズすることができることも知られている。例えば、ユ
ーザはオンライン・セッションの間に特定の探索用語
(例えば、「天気」)を入力する。PRSSは、CES
ベースのファイルを自動的また手作業で取得してユーザ
端末上で再生するために、そのような探索及びブラウズ
方法をサポートする。
【0056】さらに、PRSS201はCESベースの
ファイルを暗号化するエンクリプタ213を含むのが望
ましい。このようにして、登録されたユーザのみが、適
切な解読能力(例えば、図1のデクリプタ310)を有
するユーザ端末301を用いてCESベースのファイル
を聴取することができる。通常の任意の暗号書記方式を
使用することができる。
【0057】さらに、PRSSは、後に説明するように
システム・キャッシュを含むことが望ましい。システム
・キャッシュは、情報が入手可能となったとき、それを
プリフェッチし、ログオン時にその情報をユーザ端末へ
クイック・バーストで送付することを可能にする。クイ
ック・バーストは再生時間の短い小部分であってよい。
そのようなアプローチはワイヤレスでの送付を非常に効
率的なものにする。なぜなら、伝送時間が短く、デッド
・スポット及びフェードアウトに出会う可能性が小さい
からである。PRSS201の更なる詳細は、図4との
関連で後に説明する。
【0058】ユーザは、ユーザ端末301中の制御プロ
セッサ317へログオン・コマンドを出すことによっ
て、通信セッションを開始する。ユーザのコマンドは音
声コマンドであってよく(これは、輸送機関に取り付け
られた端末では最も適切な方法である)、又はユーザが
ユーザ端末上の適切な制御キー(図示されていない)を
押してもよい。ユーザ端末の制御プロセッサ317は、
無線送受信器312からワイヤレス・データ通信ネット
ワーク403を介して、ログオン要求をPRSS201
へ送る。従って、要求データ・パケットは最も近いモバ
イル・データ基地局405によって登録され、ワイヤレ
ス・データ通信ネットワーク403(例えば、AMP
S、GSM、PCS、など)及び有線広域データ通信ネ
ットワーク402(例えば、インターネット)を介して
PRSS201へ送られる。PRSS201は、要求デ
ータ・パッケージの一部であるユーザ・ネットワーク・
アドレスを決定し、ユーザ認証及び許可プロセスを実行
し、有線広域データ通信ネットワーク402及びワイヤ
レス・データ通信ネットワーク403を介して適切なC
ESベースのファイルをユーザ端末301へ渡す。
【0059】使用される認証及び許可プロセスは本発明
にとって重要ではなく、従って任意の適切なプロセスを
実行してよい。例えば、ユーザ端末は、ユーザ特定情報
(例えば、ユーザ名、ユーザID、ユーザ・パスワード
など)を含むスマートカードを受け入れるように適合さ
れてよく、これらの情報は端末によって読み取られ前述
したようにPRSS201へ転送される。さらに、例え
ば、それぞれのユーザ端末に、システム・メモリに記憶
され伝送信号へ自動的に付加されるユーザ端末独自の端
末ID番号を与えることによって、ユーザID情報が各
伝送信号へ永久的に符号化されるようにしてもよい。さ
らに、例えば、音声認識を使用して、ユーザがパスワー
ドを発声し、このパスワードがPRSSで解読されて、
前もってユーザの発声を記憶した発声音響サンプルと比
較するようにしてもよい。もちろん、これらの認証及び
許可のアプローチは単なる例であって、本発明はそれに
限定されるものではない。
【0060】ユーザ端末301はワイヤレス通信アンテ
ナ311及び無線送受信器312を介してCESファイ
ルを受け取り、デクリプタ310を介して暗号化された
CESファイルを解読する。次に、ユーザ端末301は
受け取られたCESファイルをシステム・メモリ313
へ記憶する。制御プロセッサ317及びシステム・メモ
リ313へ動作的に結合された解凍エンジン314は、
ユーザによって個別的に選択されてよい1つまたは複数
の異音記録辞書315を使用して音声を合成する。理解
すべきは、異音が前後の音声に基づく音素の変化例であ
ることである。異音はテキスト/音声変換合成に使用さ
れるのが望ましいが、他の任意形式の音節又は発音単位
を使用することができる。幾つかのそのような辞書を、
ユーザ端末の読み取り専用メモリ(図示されていない)
へ前もってロードしておくことができる。異音記録辞書
315は音声合成のプロセスで使用される。すなわち、
辞書に記録された異音は、それぞれ発話者の優先選択音
声316を定義し、ユーザはそれらの1つを選択してよ
い。言い換えれば、ユーザは、音声コマンドを介して、
要求された解凍情報を語らせたい「音声」のタイプを前
もって選択することができ、その選択に従って適切な異
音辞書が使用され、情報が音声合成される。対応するコ
マンドを制御プロセッサ317へ出すことによって(口
頭によるのが望ましい)、ユーザは相互交換的に使用さ
れる辞書のいくつかを選択できるだけでなく、後に説明
するように再生レート、レベル、反復、前方早送り、次
ファイルへのスキップ、その他任意の同様な再生関連機
能を制御することができる。
【0061】追加的特徴として、MIDI(Musical In
strument Digital Interface)ファイルとして圧縮され
PRSSによってアクセスされるデータ・リポジトリに
記憶された音楽も、CESデータと混合された後、ユー
ザ端末301によって解凍され再生されることができ
る。さらに、ユーザ端末301は一般放送の信号(例え
ば、公共放送音楽周波数帯)を受け取り、インタラクテ
ィブなオーディオ・データが再生される間にオーディオ
・バックグラウンドとして使用することができる。ユー
ザ端末301の更なる詳細は、図5との関連で後に説明
される。
【0062】ここで図2及び図3を参照すると、それぞ
れTTS韻律ベースのオーサリング・システム101の
実施例のブロック図及び関連フローチャートが示されて
いる。理解すべきは、テキストから音声への変換は、2
つの方法(すなわち、操作者を援助する方法と援助しな
い方法)でなされていることである。ある種のニッチな
アプリケーション(例えば、音声メール・アプリケーシ
ョン)又はダウ・ジョーンズ・ニュース速報では、既存
のテキスト/音声(TTS)変換システム(例えば、P
ROSE、DEC、Infovox、AT&Tネットワ
ーク・システムス、及びコンバーサント(Conversant)
システムス)は、無制約のテキストを音声へ変換する。
そのような合成音声は高度に理解可能であるが、時折の
発音の誤り、特定の「機械アクセント」によって損なわ
れ、男性の声及び中性アクセントで最良に発声される。
本発明のシングルキャスト・インタラクティブ無線シス
テムは、オリジナルの音声を入手できない階層アプリケ
ーション(例えば、電子メール(eメール))の簡単な
TTSシステムを利用する。その場合、不必要な情報
(例えば、メッセージが送られるゲートウエイのリス
ト、挨拶、など)を除去し、テキストの優先順位を決定
し、名前、件名、及びエッセンスを抽出するソフトウェ
ア・フィルタを設ける必要があることに注意されたい。
「エッセンス」とは、eメール・メッセージの実際の重
要な本体のことである。
【0063】しかし、多くのアプリケーション(例え
ば、広告、ニュース・サービス、電子ブック、教育教材
など)では、感情に訴えるコンテンツの不在及び単調な
制作物が潜在的ユーザの反感を買う可能性がある。ユー
ザはメッセージを誤解したり、メッセージを理解するの
に必要な注意レベルを喪失する可能性がある。
【0064】本発明のシングルキャスト・インタラクテ
ィブ無線システムは、テキスト/音声変換の品質を実質
的にライブの無線放送品質へ近づける人間的オーサリン
グTTSシステムを提供する。このシステムは、再生音
声の性、年齢、及びアクセント特徴を変動させ混合する
ことが可能である。さらに、それはオリジナルの話し手
の韻律に非常に近い音声を提供する。サンプルされたオ
ーディオを伝送することによって同様な音声品質が得ら
れるが、前述したようにサンプルされたオーディオを高
度に圧縮しても、伝送に必要な帯域幅は現在のセルラ・
ワイヤレス通信テクノロジにとって大きすぎる。
【0065】本発明のオーサリング・システムは、イン
トネーションを補正し、感情に訴える内容をオーディオ
に付け加えて送付する。このオーサリング・システム
は、高い声でテキストを読む操作者(発話者)によって
生成されたオーディオを、同じテキストから人工的に合
成された音声と比較する音声処理システムを具現化す
る。比較結果はテキストの音声表示を改善するために使
用される。続いて、韻律情報がテキスト・データの音声
表示と共に顧客の端末へ送られる。顧客の端末では、必
要な「人間性」を結果のオーディオ出力へ付け加えるよ
うに韻律情報が使用される。
【0066】人間は、「韻律」を個々の音素へ付け加え
ることによって音声の理解度を高める。「韻律」とは、
音声における基本的な音の高さ、大きさ、及び持続時間
の変動を意味する。さらに、韻律は2つの部分から構成
されているものと特徴づけることができる。すなわち、
音高変動によって特徴づけられる「イントネーション」
と、持続時間及び振幅における音の変動関数である「リ
ズム」である。従って、もし韻律変数が自然の音声から
引き出され、テキストの音声表示と共に伝送されるなら
ば、音声合成システムはオリジナルの音声に非常に近い
イントネーション及びリズムを有する音声を発生する。
【0067】従って、オーサリング・システムの1つの
目的は、個々の音声に基づいて韻律パラメータを発生
し、次にユーザ端末における音声合成でそれら韻律パラ
メータを使用することである。オーサリング・システム
は一般的に3つのプロセスを含む。第1に、オーサリン
グ・システムはメッセージの言語構造に従って韻律的特
徴を発生し、それらを使用して合成音声を作成すること
である。第2に、オーサリング・システムは合成音声と
実際に話された(自然の)音声とを比較し、韻律変数へ
の補正フィードバックを決定する。第3に、オーサリン
グ・システムは、韻律的特徴とオリジナルのテキストか
ら引き出された音素との最終的組み合わせを発生して、
ユーザ端末によって記憶され、伝送され、合成される準
備が整ったシーケンスとする。
【0068】まず、図2を参照すると、発話者120は
メッセージ121(例えば、ニュース)の発話版をオー
サリング・システム101へ与える。この発話はマイク
ロホン107によって電気信号へ変換され、この電気信
号はディジタル化され音声アナライザ122によって解
析される。音声アナライザ122は、通常のフーリエ変
換又は線形予測解析法を使用して発話の音声スペクトル
・パラメータ133を与える。音声アナライザ122の
出力音声信号は発話者の音声に関して音高曲線、持続時
間、及び大きさのような情報を渡すのが望ましい。任意
タイプの音高曲線パターン(例えば、Collierらの記事
に説明された音高曲線パターン)を発生することができ
る。
【0069】メッセージの正確なテキスト版125は、
メッセージのテキスト/音声変換音声表示(音素)を形
成するために、韻律アナライザ126によって音素へ変
換される。さらに、韻律パラメータが韻律アナライザ1
26を介して発生される。これらのパラメータは、後に
説明するように補正フィードバックの間に調整される。
メッセージのテキスト版は多くの方法で与えることがで
きることを理解されたい。例えば、図示されるように、
メッセージのテキスト版は発話者のコンピュータ105
から直接に標準テキスト・ファイルとして読み取られ
る。発話者のコンピュータは標準の独立型パーソナル・
コンピュータ又はワークステーションであってよく、ま
た代替的に、オーサリング・システムの他の機能又は特
徴を実行するために使用されるコンピュータと一体化さ
れたものであってもよい。
【0070】次に、異音文脈テーブル・コンバータ12
8は、既知のテクニックに従って、韻律アナライザ12
6の出力データ(音素)を異音へ変換する。そのような
既知の変換テクニックは、例えば、Malsheenらへの米国
特許第4,979,216号(その開示は参照してここに組み込
まれる)に説明されるように、文脈依存の異音を使用し
て指定されたテキスト・ストリングを子音及び母音音素
の対応するストリングへ変換するテキスト/音声変換シ
ステムを含む。次に、異音文脈テーブル・コンバータ1
28はいくつかの異音記録辞書129及び130(すな
わち、辞書A及びB)への参照を与え、前記異音を、異
音文脈テーブル・コンバータ128によって出力された
異音と照合することによって、前もって記録された異音
が選択される。前もって記録された異音は、後に説明す
るように、発話者によって選択された辞書ストアによっ
て音声シンセサイザ124へ出力される。音声合成のタ
イプに依存して、異音はシンセサイザへ送られる前に或
るパラメータ形式へ変換されなければならない。この事
例は図3に示される。
【0071】オーサリング・システムのスタートアップ
手順の間、発話者は発話者制御線134へ与えられる切
り替え制御信号を出す。切り替え制御信号はスイッチ1
31を制御する。切り替え制御信号は、コンピュータ1
05へ動作的に結合された入力装置106(例えば、キ
ーボード、マウス、など)によって受け取られた発話者
の入力コマンドに応答して、コンピュータ105によっ
て発生される。発話者は、ここで説明されるような利用
可能な各種のオプションを選択するために(例えば、異
音辞書の選択)、そのコンピュータ・ディスプレイ上に
オプション・メニューを表示させることができる。
【0072】スイッチ131は、異音記録辞書129
(辞書A)又は130(辞書B)のいずれが音声シンセ
サイザ124へ出力されるかを決定する。要求されたメ
ッセージをユーザ端末で話すために優先選択「音声」を
選択するユーザと同じく、発話者120は、ヘッドセッ
ト108を介して合成音声を聴取するための「音声」を
選択することができる。多くの場合、現在の発話者の、
前もって記録された音声(記録された異音)に基づいて
辞書(例えば、辞書A)が選択される。しかし、発話者
が異なった辞書(例えば、辞書B)を使用したい場合、
結果の合成音声は発話者の音声とは異なったものとなる
が、発話者の韻律的特徴を有する(例えば、他人の声色
を使う場合)。例えば、男性の発話者は音声の生成に女
性の音声を使うように望んでもよい。従って、発話者制
御線134上で与えられる切り替え制御信号は、他の異
音辞書に代えて1つの異音辞書を使用したい発話者の要
望を示し、制御信号に応答するスイッチは、要望された
辞書を音声シンセサイザ124へ選択的に接続する。
【0073】音声シンセサイザ124は選択された異音
記録辞書129又は130によって出力された信号の合
成版を発生する。音声シンセサイザ124の機能を実行
するためには、任意の既知の音声コーダ/デコーダ(コ
ーデック)を使用することができる。次に、メッセージ
の合成版(合成音声信号)はコンバータ/増幅器136
へ与えられ、コンバータ/増幅器136は発話の合成版
をアナログ形式へ変換し、ヘッドセット108を介して
発話者120へ再生する。さらに、音声シンセサイザ1
24によって出力されたメッセージの合成版はスペクト
ル・コンパレータ123へ与えられる。スペクトル・コ
ンパレータ123は、音声アナライザ122によって出
力された「発話」版の音声スペクトル・パラメータ13
3を、音声シンセサイザ124によって出力されたメッ
セージの「合成」版と比較し、「発話」版と「合成」版
の時間フレームのスペクトル距離を計算する。その結
果、韻律変動信号137が計算され、CESエディタ1
12へ与えられる。韻律変動信号137は、音声アナラ
イザ122によって抽出された韻律パラメータと合成音
声に関連した韻律パラメータ(例えば、音の高さ、大き
さ、持続時間)との間の距離尺度を表す。
【0074】スペクトル・コンパレータ123からの韻
律変動信号137と共に、韻律アナライザ126からの
音素(TTS音声表示)が、CESエディタ112への
入力として使用される。CESエディタ112はこれら
データ信号のすべてをCESシーケンス117(CES
信号)へフォーマットする。さらに、発話者制御線13
4がCESエディタ112へ動作的に結合されており、
発話者がコマンドを出して希望したCESシーケンスを
編集できるようになっている。もしCESエディタが発
話者のコンピュータ105で実現されるならば、そのコ
ンピュータ表示画面は必要な編集環境を提供する。CE
S信号は、Collierらの記事に記載されるように富化さ
れた音声表記と等しい形式であってよいことを理解すべ
きである。しかし、信号の形式は本発明にとって重要で
はなく、信号の内容が重要である。(TTS音声表示と
韻律パラメータ)。次に、前述したように、CESシー
ケンス117が1つまたは複数のデータ・リポジトリ4
01に記憶される(図1)。
【0075】韻律変動信号はCESエディタ112へ与
えられるので、発話者が望むならば、その情報を観察し
て編集することができる。しかし、続いて韻律変動信号
は補正フィードバック信号として韻律アナライザ126
へ与えられる。韻律アナライザ126はこの情報を使用
して、音声表示を更に正確なものへ調整する。次に、合
成及び比較プロセスが再び実行され、発話者によって与
えられた情報の発話版をより近く表す韻律パラメータを
含む音声シーケンスが発生される。この補正フィードバ
ック・プロセスは、発話者が正確度に満足するか、所定
の正確度しきい値に合致するまで反復することができ
る。
【0076】さらに、補助データ(例えば、MIDIデ
ータ)をCESシーケンス117(CES表記)に入れ
ることができる。このデータの源は変えることができ
る。しかし、図示されるところでは、データは標準MI
DIファイルとしてコンピュータ105へ記憶され読み
取られる。さらに、MIDIデータはMIDIプレーヤ
135によってオーディオへ変換され、ヘッドセット1
08を介して発話者へフィードバックされる「合成」音
声版へのバックグラウンド音楽として再生することがで
きる。さらに、音楽は「合成」音声版と同期又は独立し
て発話者へ再生することができる。
【0077】前述したように、発話者120は、発話者
制御線134を介して制御コマンドをCESエディタ1
12へ出すことによって(スイッチ131を制御する制
御信号を出すように)、CESシーケンス117(CE
Sデータ)を編集することができる。編集機能は特定の
単語又は文の強勢、スピードアップ、又はスローダウ
ン、他の発話者によって生成された文の付加、幾つかの
音声による対話の準備を含むことができるが、それらに
限られない。
【0078】記憶されるデータの音声表示及び韻律パラ
メータに関して、コンピュータ端末(ユーザ・インタフ
ェース)で発話者へ与えられる情報のタイプは、概念的
には無制限である。すなわち、音声アナライザ122及
び韻律アナライザ126はデータから各種タイプの他の
情報を抽出して、それをCESエディタ112へ与える
ことができる。そのような各種タイプの情報は当業者に
知られている。例えば、前述したCollierらの記事は、
解析された音声から抽出される情報タイプの例を開示し
ている。情報はグリッド形式で与えられ、次のような情
報が提供される。すなわち、文の範囲とタイプ、イント
ネーション句の範囲、各単語の品詞、文の中のアクセン
ト、各単語の形態構造、各単語の音節構造と強勢パター
ン、音素、それらのセグメント持続時間(ミリ秒単
位)、及び関連した音高移動パラメータなどである。
【0079】本発明のCESエディタは、発話者へ与え
られた情報を編集する多くの能力を発話者へ提供する。
エディタによって、発話者は、韻律解析プロセス及びス
ペクトル比較プロセスの結果を見るために、情報(例え
ば、グリッド)を検査することができる。すなわち、発
話者は、情報のいくつかの入力要素を挿入、削除、又は
変更することができ、またシステムによって発生された
結果に発話者が満足するか否かに係わらず、発話者自身
の入力要素を与えることができる。編集はタイプイン・
コマンドを使用して実行されてよいが、エディタは、編
集機能を制御するためにグラフィックス指向ツールを使
用することによって、本明細書で説明される他の能力と
同じように、前記の能力を発話者に提供することが望ま
しい。当業者は、エディタが提供することのできる他の
能力及び機能(例えば、Collierらの記事に説明されて
いるもの)がどのようなものかを察知できるであろう。
図2に示される構成要素は、CESエディタを除いて、
一般的に図1に示される圧縮エンジン111を形成する
ことを理解されたい。
【0080】ここで図3を参照すると、図2のオーサリ
ング・システム101の構成要素の或るものによって実
行される特定のプロセスを詳細に示すフローチャートが
示される。ASCIIコードによって表されるテキスト
版125が到着すると、それは韻律解析セクションへ送
られる(すなわち、図2の韻律アナライザ126によっ
て実行される)。そのテキストは普通の略語、ナンバー
・シーケンス、頭字語などを伸張するために正規化され
る(ブロック150)。伸張は特定の情報クラス(例え
ば、財務、電子、証券市場、など)に基づいてなされる
が、後にオリジナルの音声源に基づいてプロセス中で補
正することができる。
【0081】次に、テキストは、各単語の品詞を識別し
て同じスペルを有する異なった単語が適切に発音される
ようにするため、統語論的に解析される(ブロック15
1)。さらに、解析ステップは句の中心を得るために文
法構造を定義する。これは予備的イントネーション・パ
ターンを割り当てるために必要である。さらに、テキス
トの句の階層を設定するため、統語論的解析の間に意味
解析が実行される。なぜなら、テキストを統語論的に正
確に解析するためには、或る程度のテキスト理解が必要
だからである。
【0082】次に、通常の接辞除去アルゴリズムと組み
合わせた形態(語根)辞書153を使用して、形態構造
解析が実行される(ブロック152)。形態発音が形態
辞書に記憶され、語根、接頭辞、及び接尾辞解析に基づ
いて、全体的な単語発音が定義される(ブロック154
の「イエス」)。形態は、外国語、普通名詞、及びアプ
リケーションに特定の例外をカバーする基本辞書及び幾
つかの追加的辞書に記憶されてよいことに注意された
い。もし接辞除去アルゴリズムが失敗するならば(すな
わち、単語又は略語が辞書でカバーされておらず、形態
変形単語がリストされていなければ)(ブロック154
の「ノー」)、その発音及び強勢の割り当てを「推定」
するために、文字/発音変換規則が適用される(ブロッ
ク155)。
【0083】次に、韻律合成ステップ(ブロック15
6)が、韻律規則を使用してパラグラフにおける文と意
味との関係を定量化する。このタイプの解析は、韻律的
特徴を単語及び句へ割り当てるときの助けとなり、また
広範な内容で意味を明瞭にする助けとなる。このステッ
プは、ポーズが挿入される場所、及び強調が挿入され又
は除去される場所を識別する。さらに、このステップ
で、CESエディタからの補正フィードバックが実行さ
れる。すなわち、テキスト・メッセージの音声表示の正
確性を改善するために、韻律変動情報が使用される。
【0084】この時点で、テキスト/音声変換プロセス
は音素、韻律、及び音節情報を表す一連の音声及び韻律
記号を発生する。この音声表記は、自由になされるテキ
スト/音声変換発生の一般的な場合にそうであるよう
に、クライアントへ伝送する準備を整えられたものと考
えられる。しかし、音声をより自然なものにするため、
音声表記は音声個人化プロセスを受ける。
【0085】個人化プロセスは音声合成プロセスによっ
て音声を発生する(図2の音声シンセサイザ124、異
音文脈テーブル・コンバータ128、及び異音記録辞書
129及び130に従って)ことから始まる。音声合成
プロセスの構築ブロックは、前もって記録された異音辞
書(異音記録辞書129及び130)に記憶される。各
辞書は、一般的に単一の人間主体によって生成される音
節単位(例えば、異音)のパラメータ解析版の包括的集
合(英語の場合、約10,000)を保持する。図2に関連し
て前述したように、異音文脈テーブル・コンバータ12
8からの異音は、辞書から対応する異音を検索するため
に使用される(ステップ157)。次に、選択された異
音が連結(すなわち、結合)される(ステップ15
9)。線形予測符号化(LPC)を使用するのが望まし
いので、知られているように、異音は予測パラメータ係
数へ変換されなければならない(ステップ160)。次
に、LPC合成が実行される(ステップ161)。LP
Cの代わりに、他の方法(例えば、マルチパルス励起線
形予測(Multipulse-Excited Linear Prediction、すな
わちMPLP)又は符号励起線形予測(Code Excited L
inear Prediction、すなわちCELP)を使用すること
ができる。パラメータ表示は、後の処理を容易にするた
め、それらの韻律内容に関して正規化される。LPC合
成ステップの出力は合成音声を表す。音声合成の通常の
同様なプロセスの例が、1985年のケンブリッジ大学
プレス(Cambridge University Press)の97〜105ペー
ジに、R.Linggardによって「音声の電子合成」(Electr
onic Synthesis of Speech)と題して説明されている。
【0086】さらに、スペクトル比較プロセス(すなわ
ち、図2のスペクトル・コンパレータ123によって実
行される)が、合成音声及びオリジナルの発話者提供音
声(すなわち、図2の音声アナライザ122から与えら
れるもの)のスペクトル及びタイミング・パラメータを
解析するために使用される。スペクトル比較プロセス
は、音声及びポーズの音高パターン(ブロック16
2)、大きさ(ブロック163)、及び持続時間(ブロ
ック164)の強勢変動を比較するのが望ましい。発話
者は異音辞書の寄与者とは異なるかも知れないが、前述
したように、変動データを測定し、それを使用して韻律
合成プロセス(ブロック156)によって発生された韻
律情報を補正することができる。変動データは音声シン
セサイザ124による音声合成プロセスを同期するため
にも使用できる。
【0087】スペクトル比較プロセスと韻律合成プロセ
スとの間で補正フィードバックが数回繰り返され、オリ
ジナルの音声と合成された音声との誤差が最小化された
後、合成符号化シーケンス・エディタ(図2のCESエ
ディタ112)は、韻律を調整された音声表記データを
受け取る(ブロック165)。前述したように、CES
編集プロセス(ブロック165)は、解析データを端末
画面(図2のコンピュータ105のディスプレイ)上で
発話者又は操作者に対して表現するために、すべての解
析データを便利な形式に組み立てるグラフィック・エデ
ィタ又はテキスト・エディタを使用する。データは任意
の形式で発話者へ提供されてよく、そのような形式は本
発明にとって重要ではない。1つの例示的な方法は、デ
ータを、韻律パラメータを伴った文から構成されるテン
プレート(例えば、グリッド)として表示することであ
る。前述したように、グリッドの例もCollierらの記事
に見いだされる。トレーニングを受けた操作者(又は発
話者)は、韻律変数の自動抽出結果に完全には満足でき
ないとき、パラメータのいくつか又はすべてを補正(再
タイプ)することができる。操作者又は発話者は、この
決定(すなわち、韻律パラメータに満足できるかどう
か)を、そのヘッドセット108における再生中に行う
ことができる。CES編集プロセスの第2の機能は、前
もって設定されたデータ構造に従って音素、強勢、持続
時間、及び音高の各パラメータをデータ・ストリームへ
形成及び混合し、そのデータ・ストリームをユーザ端末
301の音声シンセサイザが理解できるようにすること
である。CESシーケンスに含まれる情報の実際のフォ
ーマットは本発明にとって重要ではなく、重要なのは情
報のタイプである。CES編集プロセスの第3の機能
は、補正フィードバックとして韻律シンセサイザへ与え
られる韻律変動データの編集能力を、発話者へ提供する
ことである(ブロック156)。その場合にも、データ
のフォーマットは本発明にとって重要ではない。
【0088】この独特の音声オーサリング・プロセスの
結果として、ユーザ端末で出力された音声信号は、異音
辞書のベースとなった人物によって発音された音声のよ
うに聞こえる。理解すべきは、追加の異音辞書(異音記
録辞書129、130、など)を作成することによっ
て、幾つかの異なった音声をシステムで発生し、それを
発話者へ再生できることである。
【0089】理解すべきは、図3のフローチャートで示
されるプロセスは、ホスト・コンピュータ又はワークス
テーション上で、対応するソフトウェア・モジュールに
よって実行されるのが望ましいことである。ソフトウェ
ア・コードを実行するコンピュータ又はワークステーシ
ョンは、ソフトウェア・モジュールを通常のように記憶
し、ロードし、実行するための関連メモリ(例えば、R
AM、ROM、コンピュータ・バスを介してプロセッサ
へ動作的に結合された大容量記憶装置)を有する1つま
たは複数のプロセッサ(CPU)を含むことができる。
しかし、音声アナライザ122の機能及びスペクトル・
コンパレータ123の機能は、他の機能ソフトウェアに
基づいたプロセスを実行するコンピュータ又はワークス
テーション・プロセッサへ動作的に結合された通常の専
用ハードウェア(例えば、1つまたは複数のディジタル
信号プロセッサ(DSP))によって実行されるのがよ
り便利である。
【0090】図3に例示されるフローチャートは異音と
共に動作するのが望ましいことに注意されたい。この異
音は、本発明の場合、前もって記録された音声のセグメ
ントを表す。これらのセグメントは非常に短いか(例え
ば、異音)、ダイフォン(diphones)又は単語のように
大きなセグメントである。しかし、異音を使用する場
合、辞書を記憶するのに必要なメモリは数百キロバイト
である。なぜなら、特定の言語の異音の数は全く限られ
ているからである。大きなセグメントを記憶する場合、
数十メガバイトのメモリを必要とし、そのようなシステ
ムは実質的により高価となる。もちろん、変換の忠実度
は長い音声セグメントを使用した場合に幾分良好にな
る。優先選択の問題として、本発明はMalsheenらの米国
特許第4,979,216号で説明され図2及び図5に例示され
るような異音文脈テーブル及び辞書を使用する。
【0091】ここで図4を参照すると、個人無線局サー
バ(PRSS)201の実施例が示される。そのような
サーバによって、システムのユーザ(加入者)は自分の
個人無線局を作ることができる。簡単な対話風のインタ
フェースを使用して、ユーザは自分に興味のある情報の
クラスを定義する。PRSS201はPRSSプロセッ
サ202、PRSSプロセッサ202へ動作的に結合さ
れたローカル・プロセッサ・メモリ204、及びローカ
ル・プロセッサ・メモリ204へ動作的に結合されたP
RSSシステム・メモリ206を含む。PRSSシステ
ム・メモリ206は各種の機能ソフトウェア・モジュー
ル及びデータベースを入れる記憶能力を有することが望
ましい。PRSSがここで説明された機能を実行すると
き、PRSSプロセッサ202は、ローカル・プロセッ
サ・メモリ204(例えば、RAM)と協動して実行さ
れる適切なモジュールをPRSSシステム・メモリ20
6から選択(ロード)する。さらに、必要に応じて、適
切なデータがPRSSシステム・メモリ206から検索
されると共に記憶される。
【0092】PRSS201は次のような機能モジュー
ル及び関連データ・ストアを含むことが望ましい。すな
わち、プロフィル・マネージャ・モジュール211A及
びユーザ・プロフィル・データベース・ストア211、
キャッシュ・マネージャ・モジュール212A及びシス
テム・キャッシュ212(これはRAM形式であること
が望ましい)、ログオン・マネージャ・モジュール21
3A及びユーザ・データベース・ストア213、情報ス
ペシャリスト・モジュール214A及びアクセス履歴ス
トア214、ワイヤレス通信マネージャ・モジュール2
15、及びインターネット通信マネージャ・モジュール
216である。
【0093】次に、PRSS201によって実行される
例示的管理機能を説明する。新しいユーザがシングルキ
ャスト・インタラクティブ無線システム100に登録さ
れたとき、そのユーザは新しいユーザID及びパスワー
ドを受け取る。これらの情報はログオン・マネージャ・
モジュール213Aによって処理され、ユーザ・データ
ベース・ストア213に記憶される。ユーザ名の重複は
許さない方がよい。逆に、登録されたユーザはシステム
から除去することができる(例えば、ユーザがそのサー
ビスをもはや利用しないとき)。そのような場合、ユー
ザID及びパスワードはユーザ・データベース・ストア
213から単純に除去される。PRSS201へのアク
セスを有するシステム操作者(図示されていない)が、
他の関連機能と同じくその機能を実行することができ
る。
【0094】次に、PRSS201によって実行される
例示的プロフィル管理機能を説明する。各ユーザには、
ユーザの関心トピックのカテゴリーを定義するプロフィ
ルが関連づけられている。このプロフィルは典型的には
トピック・カテゴリー(例えば、国際ニュース、スポー
ツ・ニュース、ビジネス・ニュース、など)のリストと
して定義される。この情報はプロフィル・マネージャ・
モジュール211Aによって処理され、そのようなプロ
フィルはユーザ・プロフィル・データベース・ストア2
11に記憶される。ユーザは望むままにそのプロフィル
の定義を変更することができる。ユーザ端末は、メニユ
ー選択の中からトピックを選択するように、ユーザに音
声で促すことが望ましい。しかし、ユーザがオーディオ
表現ではなく可視表現でトピック選択を行うように、ユ
ーザ端末にディスプレイを設けてよい。変更が起こる度
に、古い定義は新しい定義と置換される。今日、市場で
はポイント通信ネットワーク(Point Communication Ne
twork(PCN))のようなプロフィル管理モジュールがいく
つか利用されているが、そのような通常のプロフィル・
マネージャでは、本発明とは異なり、ユーザ・プロフィ
ルはサーバではなくクライアント端末に記憶される。
【0095】次に、PRSS201によって実行される
例示的情報(例えば、ニュース)検索機能を説明する。
ユーザが最初にログオンしたとき、又は要求を出したと
き、PRSS201はユーザの関心トピックに関する情
報をデータ・リポジトリ401から検索し、それをユー
ザへ送付する。後に説明するように、プリフェッチ・プ
ロセスが実行されるならば、ユーザの関心情報はすでに
PRSSに記憶されているかも知れない。これは情報ス
ペシャリスト・モジュール214Aによって処理され
る。ユーザ・プロフィル・データベース・ストア211
に記憶されたユーザ・プロフィルは、検索用のニュース
を選択するために使用される。しかし、PRSS201
は同じ情報をユーザへ繰り返して送らない方がよい。従
って、ユーザが情報を要求する度に、その情報の記録が
アクセス履歴ストア214に維持される。このようにし
て、PRSSは、ユーザが情報を検索した最後の時から
以後に作成又は変更された情報のみを送付する。さら
に、市場では、いくつかの情報サービスが利用されてい
る(例えば、ポイントキャスト(PointCast))。これ
らの機能を実行するために使用できる同様のアプローチ
が存在する。
【0096】次に、PRSS201によって実行される
例示的キャッシュ管理機能を説明する。PRSSは、好
ましくはいろいろのユーザによって検索される情報を含
むシステム・キャッシュ212を維持する。理解すべき
は、PRSSによって検索される情報はシステム・パフ
ォーマンスをスピードアップするためにシステム・キャ
ッシュ212に記憶されることである。しかし、アプリ
ケーションによっては、コンテンツ・プロバイダからの
データは単にPRSSを通過してユーザ端末へ送付され
る。キャッシュ・マネージャ・モジュール212Aはシ
ステム・キャッシュ212のメンテナンス(例えば、デ
ータの記憶及び検索)を処理する。キャッシュの使用に
よって、システムはユーザの共通関心情報を利用するこ
とができる。すなわち、一度、特定のデータがインター
ネット・リポジトリから一人のユーザのPRSSへ渡さ
れると、そのデータはシステム・キャッシュ212に記
憶される。従って、他のユーザが同じデータを要求する
と、その同じデータについて有線広域データ通信ネット
ワーク402にアクセスするのではなく、キャッシュに
アクセスしてデータを検索し、ユーザへ応答するだけで
よい。データは2つの方法の1つでシステム・キャッシ
ュ212に記憶されるのが望ましい。すなわち、それら
の方法とは(1)ユーザ要求の結果として検索されたデ
ータを記憶するか、(2)プリフェッチ・メカニズム、
すなわち、ユーザのプロフィル及び顕著なアクセス・パ
ターンを使用して、PRSSが近い将来関心事となる情
報を予想して、そのようなデータを検索し、ユーザが要
求したときそのデータがPRSSで利用可能となるよう
にしておくことである。理解すべきは、キャッシュの使
用はシステムの応答時間を著しく改善するのに役立つこ
とである。同様に、今日、市場には本発明で使用するこ
とのできる幾つかのキャッシュ・ベース・システム(例
えば、ネットスケープ(NetScape))が存在する。
【0097】理解すべきは、インターネット通信マネー
ジャ・モジュール216は、PRSS201と有線広域
データ通信ネットワーク402との間の通信機能を制御
して、データがそのネットワークからアクセスされるよ
うにし、ワイヤレス通信マネージャ・モジュール215
は、PRSS201とワイヤレス・データ通信ネットワ
ーク403との間の通信機能を制御して、データ及び制
御情報がPRSSとユーザ端末との間を転送されるよう
にすることである。これらのモジュールは通常の通信機
能を実行するので、本発明を理解するための詳細な説明
は不要である。
【0098】ここで図5を参照すると、ユーザ端末30
1の実施例が示される。ユーザ端末301は2つのアン
テナを有することが望ましい。すなわち、放送無線アン
テナ330及びワイヤレス通信アンテナ311である。
無線送受信器312によって受け取られたワイヤレス・
データは、ワイヤレス・モデム320によって復調さ
れ、システム・メモリ313に記憶される。制御プロセ
ッサ317は記憶されたデータからテキスト情報、CE
S、及びMIDI関連シーケンスを抽出する。CESデ
ータはシステム・メモリ313から検索され、異音文脈
テーブル・コンバータ321、切り替え可能な異音記録
辞書315、及び音声シンセサイザ323によって順次
に処理される。異音文脈テーブル・コンバータ321、
切り替え可能な異音記録辞書315、及び音声シンセサ
イザ323の機能は、一般的に図1に示される解凍エン
ジン314を形成し、本質的にオーサリング・システム
101の同様な構成要素に関して説明した音声合成プロ
セスの反復である。従って、その説明はここで繰り返さ
ない。そのような機能をユーザ端末で実行するために、
同様な構成要素を使用することができる。すなわち、伝
送されたデータの音声表示及び韻律パラメータを含むC
ESシーケンスは、図2で示したように異音文脈テーブ
ル・コンバータへ与えられる。
【0099】理解すべきは、図5のユーザ端末では、前
もって記録された異音辞書構成を示すために、1つのブ
ロック315のみが例示されたが、それはオーサリング
・システム101(図2)の構成と同じであることが望
ましい。すなわち、ユーザ制御スイッチ(ブロック31
5の内部にある)が複数の辞書の間に設けられ、データ
を音声シンセサイザへ与えるために使用される異音辞書
の選択が可能となる。オーサリング・システムと同じ
く、ユーザ端末内の選択された辞書は、要求されたデー
タを再生中にユーザへ提供するために使用される音声を
決定する。しかし、ユーザ端末では、後に説明するよう
に、音声認識エンジン329によってデコードされる音
声コマンドを与えることによって、ユーザは所望の音声
を選択することができる。音声認識エンジン329は適
切な辞書を選択するために制御信号をスイッチへ送る。
もちろん、音声で認識する代わりに、ユーザ端末は同じ
機能を達成するため代替的に制御ボタンを備えることが
できる。
【0100】テキスト・データ(例えば、eメール又は
ウェブ・ページのテキスト・コンテンツ)は、通常のT
TSモジュール(図示されていない)を使用して制御プ
ロセッサ317によりCESデータへ変換され、続いて
音声合成のために異音文脈テーブル・コンバータ321
へ与えられる。MIDIデータはMIDIプレーヤ33
2によってアナログ・ミュージックへ変換される。MI
DIプレーヤ332及び音声シンセサイザ323からの
信号は増幅器/再生コントローラ324によって混合さ
れ、増幅器/再生コントローラ324は要求されたデー
タをユーザへ与えるために拡声器325を駆動する。
【0101】ユーザ端末301によって処理されるオー
ディオ信号源として、2つの追加的源があることが望ま
しい。すなわち、放送無線とセルラ電話である。AM/
FMチューナ331は、制御プロセッサ317の制御の
もとで、ユーザが所望の無線局周波数に同調することを
可能にする。無線局から受け取られたオーディオ信号は
増幅器/再生コントローラ324へ与えられ、続いて拡
声器325へ与えられる。電話による会話の場合、通常
のワイヤレス・モデム320はアナログ信号を通常のワ
イヤレス電話インタフェース326へ渡す。次に、ワイ
ヤレス電話インタフェース326は電話信号を通常のよ
うに増幅器/再生コントローラ324を介して拡声器3
25へ与える。ユーザからの電話音声データは、通常の
ようにマイクロホン327、音声バッファ328、シス
テム・メモリ313、ワイヤレス・モデム320、及び
無線送受信器312を通して処理され、ワイヤレス通信
アンテナ311へ達する。増幅器/再生コントローラ3
24は4つの無線信号出力(すなわち、音声シンセサイ
ザ323、MIDIプレーヤ332、AM/FMチュー
ナ331、及びワイヤレス電話インタフェース326か
らの信号出力)のすべてを混合し、ユーザによって開始
されたアプリケーションに従って再生信号をユーザへ与
えることを理解されたい。
【0102】マイクロホン327を介して話すことによ
り、ユーザは対話プロセスを開始し、制御コマンドを制
御プロセッサへ出す。前述したように、ユーザ音声は音
声バッファ328でサンプルされる。次に、サンプルさ
れた音声は通常の音声認識エンジン329によって認識
される。音声認識エンジン329は音声をデコードし、
認識された制御コマンドを制御プロセッサ317へ与え
る。ユーザが所望の情報を検索するために要求をシング
ルキャスト・インタラクティブ無線システム100へ与
える場合、発話形式のその要求は音声バッファ328に
よってサンプルされ、音声認識エンジン329によって
デコードされ、制御プロセッサ317へ送られる。制御
プロセッサ317は要求信号をワイヤレス・モデム32
0へ与え、適切なワイヤレス通信プロトコルを使用して
無線送受信器312を介してワイヤレス通信アンテナ3
11から伝送されるようにする。次に、システム・ログ
オン手順のユーザに関して適切な識別及び許可情報(シ
ステム・メモリ313に記憶される)を含むその要求信
号は、要求された情報を検索又は処理するためにワイヤ
レス・データ通信ネットワーク403及び有線広域デー
タ通信ネットワーク402を介してPRSS201へ伝
送される。次に、PRSS201は、前に説明したよう
に情報を検索し、2つのネットワーク(有線広域データ
通信ネットワーク402及びワイヤレス・データ通信ネ
ットワーク403)を介してユーザ端末301へ逆方向
にデータを送る。
【0103】ユーザの音声入力が電子メールへの音声添
付として送付されなければならない場合、音声バッファ
328の出力がシステム・メモリ313に記録され、e
メール・データの残りと共にワイヤレス・モデム320
によって処理され、適切なワイヤレス通信プロトコルを
使用して無線送受信器312からワイヤレス通信アンテ
ナ311を介して伝送される。eメール・メッセージは
ユーザ端末上の英数字キー(図示されていない)によっ
て入力することができる。さらに、ユーザ端末はeメー
ル及びユーザによって生成された他のテキスト・メッセ
ージを見るためのディスプレイ(図示されていない)を
有することができる。さらに、PRSS201へ伝送さ
れる音声開始ユーザ要求は、本発明に従ってPRSS2
01に記憶された音声合成eメール又は他のテキスト・
メッセージ(例えば、他のインターネット・ウェブ・サ
イトから得られたもの)に対する要求を含むことができ
る。
【0104】ユーザがオーディオ再生を制御するために
音声励起コマンドを与える場合、要求に関して前述した
音声デコード経路と同じ経路が取られる。しかし、制御
プロセッサ317は、ユーザの音声制御に応答して制御
信号を発生し、これらの制御信号を増幅器/再生コント
ローラ324へ与える。それらの音声励起制御機能は音
声レート制御、オーディオ再生レベル、逆方向、順方
向、前方早送りの各機能を含むことができるが、それら
に限られない。次に、増幅器/再生コントローラ324
は、制御プロセッサ317からの制御信号に応答して、
与えられたオーディオ信号上で適切な機能を実行する。
【0105】従って、本発明のシングルキャスト・イン
タラクティブ無線システムは、従来のシステムでは得ら
れなかった多くの機能及び利点を提供することが分か
る。例えば、本発明のシステムは、有線通信に匹敵する
価格及び従来の無線に匹敵する音声品質で大量の情報を
無線受話者へ提供し、移動性ユーザに対しては低コスト
音声ベースのワイヤレス・ネットワーク端末を提供す
る。この端末は好ましくはアナログ放送サービスとセル
ラ電話及びディジタル・データ通信サービスとを統合し
たもので、また好ましくは従来のモバイル無線装置に機
械的に取って代わり、またそれを機能的に拡張したもの
である。さらに、本発明のシステムは、移動性ユーザに
対して広範囲のインタラクティブ無線サービス(例え
ば、インターネット・ブラウズ、英数字及び音声ページ
ング、ルート・ガイダンス、ディジタル音声及びオーデ
ィオ・ブックのようなデータ・リポジトリへのアクセ
ス、地方気象及び交通情報、株価の引き合い、新聞及び
雑誌の内容)を提供することができる。また、輸送機関
の使用者に、手を使わない音声ベースのユーザ・モバイ
ル端末インタフェースを提供することによって使用者の
安全を改善する。このインタフェースは、例えば、放送
局へのチューニング、セルラ電話のダイアル操作、利用
可能な各種アプリケーション間の切り替えを含む。ま
た、本発明のシステムは、音声レート制御、オーディオ
再生レベル、逆方向、順方向、及び前方早送りコマンド
のような音声励起コマンドを組み込むことによって、先
進機能をオーディオ再生制御に導入し、テキスト情報
(例えば、電子メール又はインターネット・ウェブ・サ
イトから受け取られたテキスト・ファイル)の音声ベー
ス検索を提供し、キーボードが無いかその使用が不可能
であるとき、又は安全上の見地から、ユーザが音声で電
子メールを生成できるようにし、すべてのユーザのため
に個人的仮想無線局を作り出す。そのような仮想無線局
は、ユーザが興味のある情報のホット・リストを定義
し、情報が利用可能となったとき直ちにそれをプリフェ
ッチし、システムがそのような情報をユーザのモバイル
端末へ要求に応じて渡すことを可能にする。また、本発
明のシステムは、各国で拡大する各種のワイヤレス通信
ネットワークを使用することによって、インタラクティ
ブ無線サービスの地理的カバレッジを増進し、非常に低
い音声圧縮率を達成し蓄積交換技術を使用することによ
って、ディジタル音声及びデータを渡すワイヤレス・デ
ータ通信技術の信頼性を増大し使用コストを低減する。
また、本発明のシステムは、コンテンツ・プロバイダが
簡単なオーサリング・ツールを用いて高度に圧縮された
音声コンテンツを提供できるようにし、新しいインタラ
クティブ無線アプリケーションの作成を容易にするため
に、標準及び業界承認のツール、プロトコル、及びイン
タフェースを使用することによって、開放されたアプリ
ケーション開発プラットフォームを提供する。
【0106】本発明の実施例が添付の図面を参照して説
明されたが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の範囲又は趣旨から逸脱することなく
当業者によって各種の変更がなされてよいことを理解す
べきである。
【0107】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)情報コンテンツ・プロバイダから受け取られたデ
ータに応答して音声符号化オーディオ情報信号を発生す
るオーサリング・システムと、前記音声符号化オーディ
オ情報信号を記憶するため、前記オーサリング・システ
ムへ動作的に結合されたデータ・リポジトリと、システ
ム・ユーザによって要求されたとき前記データ・リポジ
トリから前記音声符号化オーディオ情報信号の少なくと
も一部分を検索するため、有線通信ネットワークを介し
て前記データ・リポジトリへ動作的に結合された個人無
線システム・サーバと、ワイヤレス通信ネットワークを
介して前記個人無線システム・サーバへ動作的に結合さ
れた少なくとも1つのユーザ端末とを備え、前記ユーザ
端末は、前記音声符号化オーディオ情報信号の前記少な
くとも一部分を送付するように前記システム・ユーザが
要求した要求を発生及び送信すると共に前記情報コンテ
ンツ・プロバイダから受け取られたデータの少なくとも
一部分を表すオーディオ信号を合成して前記システム・
ユーザへ再生するために前記符号化されたオーディオ情
報信号の前記少なくとも一部分を受信及びデコードし、
さらに前記ユーザ端末は、前記システム・ユーザへの再
生中に前記オーディオ信号へ複数の口述音声の1つを与
えるために選択的に使用される複数の前もって記録され
た音声単位辞書を含む、シングルキャスト・インタラク
ティブ無線システム。 (2)前記音声符号化オーディオ情報信号が音声韻律デ
ータを含む、上記(1)に記載のシングルキャスト・イ
ンタラクティブ無線システム。 (3)前記ワイヤレス通信ネットワークが少なくとも1
つの先進移動電話サービス(AMPS)チャネルを含
む、上記(1)に記載のシングルキャスト・インタラク
ティブ無線システム。 (4)前記ワイヤレス通信ネットワークが少なくとも1
つのセルラ・ディジタル・パケット・データ(CDP
D)チャネルを含む、上記(1)に記載のシングルキャ
スト・インタラクティブ無線システム。 (5)前記ユーザ端末が移動用に適合化された、上記
(1)に記載のシングルキャスト・インタラクティブ無
線システム。 (6)前記ユーザ端末が据え置き用に適合化された、上
記(1)に記載のシングルキャスト・インタラクティブ
無線システム。 (7)前記ユーザ端末が放送無線信号を処理するための
放送帯域無線チューナを含む、上記(1)に記載のシン
グルキャスト・インタラクティブ無線システム。 (8)前記ユーザ端末が電話関連信号を送受信するため
のワイヤレス電話インタフェースを含む、上記(1)に
記載のシングルキャスト・インタラクティブ無線システ
ム。 (9)前記電話関連信号が音声信号及びデータ信号の1
つを含む、上記(8)に記載のシングルキャスト・イン
タラクティブ無線システム。 (10)情報コンテンツ・プロバイダから受け取られた
データに応答して音声符号化オーディオ情報信号を発生
する情報信号発生手段と、前記音声符号化オーディオ情
報信号を記憶するため、前記情報信号発生手段へ動作的
に結合された記憶手段と、システム・ユーザから要求さ
れたとき前記記憶手段から前記音声符号化オーディオ情
報信号の少なくとも一部分を検索するため、有線通信ネ
ットワークを介して前記記憶手段へ動作的に結合された
情報信号検索手段と、ワイヤレス通信ネットワークを介
して前記情報信号検索手段へ動作的に結合された情報要
求送付手段とを備え、前記情報要求送付手段は、前記音
声符号化オーディオ情報信号の前記少なくとも一部分を
送るように前記システム・ユーザが要求した要求を発生
及び送信する手段及び前記情報コンテンツ・プロバイダ
から受け取られたデータの少なくとも一部分を表すオー
ディオ信号を発生して前記システム・ユーザへ再生する
ために前記符号化オーディオ情報信号の前記少なくとも
一部分を受信及びデコードする手段を含み、さらに前記
情報要求送付手段は、前記システム・ユーザによって聞
き取られた前記オーディオ信号に関連づけられる複数の
口述音声の1つを選択する手段を含む、情報信号送付シ
ステム。 (11)前記情報信号検索手段及び前記記憶手段が、そ
れぞれ前記有線通信ネットワーク上の通信に適合化され
たネットワーク・サーバである、上記(10)に記載の
情報信号送付システム。 (12)前記ワイヤレス通信ネットワークが少なくとも
1つの先進移動電話サービス(AMPS)チャネルを含
む、上記(10)に記載の情報信号送付システム。 (13)前記ワイヤレス通信ネットワークが少なくとも
1つのセルラ・ディジタル・パケット・データ(CDP
D)チャネルを含む、上記(10)に記載の情報信号送
付システム。 (14)前記情報要求送付手段が移動ユーザ端末を含
む、上記(10)に記載の情報信号送付システム。 (15)前記情報要求送付手段が固定ユーザ端末を含
む、上記(10)に記載の情報信号送付システム。 (16)前記情報要求送付手段が通常の放送無線局信号
を受信し復調する手段を含む、上記(10)に記載の情
報信号送付システム。 (17)前記情報要求送付手段が電話関連信号を送受信
する手段を含む、上記(10)に記載の情報信号送付シ
ステム。 (18)前記電話関連信号が音声信号及びデータ信号の
1つを含む、上記(17)に記載の情報信号送付システ
ム。 (19)少なくとも1つの情報信号コンテンツ・プロバ
イダ及び少なくとも1つのユーザ端末を含むワイヤレス
情報信号送付システムにおいて、前記ユーザ端末が、制
御プロセッサと、前記少なくとも1つの情報信号コンテ
ンツ・プロバイダによって提供されたオーディオ・ベー
スのデータを表す受信音声符号化情報信号を復調しユー
ザ開始信号を変調するため、前記制御プロセッサへ動作
的に結合されたワイヤレス・モデムと、ユーザによって
与えられた発声を受け取るための音声入力部分を有し前
記制御プロセッサへ動作的に結合された音声認識手段
と、前記復調された音声符号化情報信号に応答して合成
音声信号を発生する音声合成システムと、前記合成音声
信号に応答してオーディオ信号を発生しユーザへ再生す
るために、前記音声合成システムへ動作的に結合された
オーディオ再生手段とを備え、前記発声は少なくとも前
記少なくとも1つの情報信号コンテンツ・プロバイダに
よって提供されるオーディオ・ベースのデータに対する
要求を表し、前記音声認識手段は前記発声をデコードし
てデコードされた前記発声を前記制御プロセッサへ与
え、前記制御プロセッサはそれに応答してユーザ開始信
号を発生し、前記音声合成システムは前記ユーザへの再
生中に複数の口述音声の1つを前記合成音声信号へ与え
るために選択的に使用される複数の前もって記録された
音声単位辞書を含む、ユーザ端末。 (20)前記ワイヤレス・モデムによって受信された電
話関連通信を処理して前記再生手段によって出力し、前
記ユーザによって与えられた電話関連通信を発生して前
記ワイヤレス・モデムによって伝送するためのワイヤレ
ス電話インタフェースを含む、上記(19)に記載のユ
ーザ端末。 (21)通常の放送無線信号を処理して前記オーディオ
再生手段によって出力するために、前記制御プロセッサ
及び前記オーディオ再生手段へ動作的に結合された放送
無線信号チューナを含む、上記(19)に記載のユーザ
端末。 (22)前記通常の放送無線信号チューナがAMチュー
ナ及びFMチューナの1つを含む、上記(21)に記載
のユーザ端末。 (23)前記音声符号化情報信号と共に含まれるバック
グラウンド・オーディオ信号を処理して前記合成音声信
号から発生された前記オーディオ信号と共に前記ユーザ
へ再生するために、前記オーディオ再生手段へ動作的に
結合されたバックグラウンド・オーディオ混合手段を含
む、上記(19)に記載のユーザ端末。 (24)前記バックグラウンド・オーディオ信号が楽器
ディジタル・インタフェース(MIDI)フォーマット
である、上記(23)に記載のユーザ端末。 (25)前記音声合成システムが、前記復調された音声
符号化情報信号に関連した音素を異音へ変換する音素/
異音変換手段を含み、前記複数の前もって記録された音
声単位辞書は、ユーザ応答切り替え手段を介して前記音
素/異音変換手段へ動作的に結合されると共に前記口述
音声にそれぞれ関連づけられ前もって記録された異音を
記憶し、前記異音変換手段によって与えられた前記異音
と実質的に一致する前記前もって記録された異音が選択
され、さらに、前記音声合成システムは、前記選択され
た辞書からの前記前もって記録された異音に応答して前
記情報信号を表す前記合成音声信号を発生するため、前
記複数の前もって記録された音声単位辞書へ動作的に結
合された音声コーデックとを含む、上記(19)に記載
のユーザ端末。 (26)前記発声がオーディオ再生コマンドを表し、前
記音声認識手段が前記発声をデコードすると共にデコー
ドされた前記発声を前記制御プロセッサへ与え、前記制
御プロセッサは、それに応答して、前記オーディオ再生
を制御するために制御信号を発生して前記制御信号を前
記オーディオ再生手段へ与える、上記(19)に記載の
ユーザ端末。 (27)少なくとも1つの情報信号コンテンツ・プロバ
イダ及び少なくとも1つのユーザ端末を含むワイヤレス
情報信号送付システムにおいて、前記ユーザ端末が、制
御処理手段と、前記制御処理手段へ動作的に結合された
メモリ手段と、前記少なくとも1つの情報信号コンテン
ツ・プロバイダによって提供されたオーディオ・ベース
のデータを表す受信音声符号化情報信号を復調しユーザ
開始信号を変調するため、前記メモリ手段へ動作的に結
合されたワイヤレス・モデム手段と、ユーザによって与
えられた発声を受け取るための音声入力手段を有し、前
記制御処理手段へ動作的に結合された音声認識手段と、
前記復調された音声符号化情報信号に応答して合成され
た音声信号を発生するため、前記メモリ手段へ動作的に
結合された音声合成手段と、前記合成された音声信号に
応答してオーディオ信号を発生しユーザへ再生するため
に、前記音声合成手段へ動作的に結合されたオーディオ
再生手段とを備え、前記発声は少なくとも前記少なくと
も1つの情報信号コンテンツ・プロバイダによって提供
されたオーディオ・ベースのデータに対する要求を表
し、前記音声認識手段は前記発声をデコードすると共に
デコードされた前記発声を前記制御処理手段へ与え、前
記制御処理手段はそれに応答してユーザ開始信号を発生
し、前記音声合成手段は前記ユーザへの再生中に複数の
口述音声の1つを前記合成された音声信号へ与えるため
に選択的に使用される複数の前もって記録された音声単
位辞書を含む、ユーザ端末。 (28)前記ワイヤレス・モデム手段によって受信され
た電話関連通信を処理して前記再生手段によって出力す
ると共に前記音声入力手段で前記ユーザによって与えら
れた電話関連通信を発生して前記ワイヤレス・モデム手
段によって伝送するため、前記音声入力手段、前記ワイ
ヤレス・モデム手段、及び前記オーディオ再生手段へ動
作的に結合されたワイヤレス電話手段を含む、上記(2
7)に記載のユーザ端末。 (29)通常の放送無線信号を処理して前記オーディオ
再生手段によって出力するため、前記制御処理手段及び
前記オーディオ再生手段へ動作的に結合された通常の放
送無線信号処理手段を含む、上記(27)に記載のユー
ザ端末。 (30)前記通常の放送無線信号処理手段がAMチュー
ナ及びFMチューナの1つを含む、上記(29)に記載
のユーザ端末。 (31)前記音声符号化情報信号と共に含まれるバック
グラウンド・オーディオ信号を処理して前記合成された
音声信号から発生された前記オーディオ信号と共に前記
ユーザへ再生するため、前記メモリ手段及び前記オーデ
ィオ再生手段へ動作的に結合されたバックグラウンド・
オーディオ混合手段を含む、上記(27)に記載のユー
ザ端末。 (32)前記バックグラウンド・オーディオ信号が楽器
ディジタル・インタフェース(MIDI)フォーマット
である、上記(31)に記載のユーザ端末。 (33)前記音声合成手段が、前記復調された音声符号
化情報信号に関連づけられた音素を異音へ変換するため
に前記メモリ手段へ動作的に結合された音素/異音変換
手段を備え、前記複数の前もって記録された音声単位辞
書はユーザ応答切り替え手段を介して前記音素/異音変
換手段へ動作的に結合されると共に前記口述音声にそれ
ぞれ関連づけられ前もって記録された異音を記憶し、前
記異音変換手段によって与えられた異音と実質的に一致
する前記前もって記録された異音が選択され、さらに前
記音声合成手段は、前記選択された辞書からの前記前も
って記録された異音に応答して前記情報信号を表す前記
合成音声信号を発生するために、前記辞書へ動作的に結
合される音声デコード手段を備えた、上記(27)に記
載のユーザ端末。 (34)前記発声がオーディオ再生コマンドを表し、前
記音声認識手段が前記発声をデコードすると共にデコー
ドされた前記発声を前記制御処理手段へ与え、前記制御
処理手段はそれに応答して制御信号を発生すると共に前
記オーディオ再生を制御するために前記制御信号を前記
オーディオ再生手段へ与える、上記(27)に記載のユ
ーザ端末。 (35)ユーザが要求したときユーザ開始信号を発生す
るように適合化された少なくとも1つのクライアント端
末と、多様なタイプのデータを含むデータ・サーバを有
する広域ネットワークへ動作的に結合され、またワイヤ
レス通信ネットワークを介して前記少なくとも1つのク
ライアント端末へ動作的に結合された情報検索送付サー
バとを備え、前記情報検索送付サーバは、メモリ手段
と、前記メモリ手段へ動作的に結合された処理手段とを
含み、前記処理手段は、前記少なくとも1つのクライア
ント端末からユーザ関連情報を受信し、前記ユーザ関連
情報を前記メモリ手段に記憶する手段と、前記ユーザ関
連情報の前記受信記憶手段に応答して前記広域ネットワ
ーク上の少なくとも1つのデータ・サーバからデータを
検索し、前記データを前記メモリ手段に記憶する手段
と、前記検索されたデータを前記少なくとも1つのクラ
イアント端末へ伝送する手段とを備えた、クライアント
/サーバ・システム。 (36)前記データ検索手段が前記ユーザの前記要求に
基づいて前記ネットワークからデータを検索する、上記
(35)に記載のクライアント/サーバ・システム。 (37)前記データ検索手段が前記ネットワークからデ
ータを自律的に検索する、上記(35)に記載のクライ
アント/サーバ・システム。 (38)前記処理手段が、前記ユーザ開始信号に応答し
て、前記情報サーバが前記ネットワークからデータを検
索する前に前記ユーザを識別し前記ユーザに許可を与え
るユーザ識別許可手段を含む、上記(35)に記載のク
ライアント/サーバ・システム。 (39)前記処理手段が、新しく要求されたデータを前
記ネットワークから検索する前に、1つのユーザのため
に前記情報サーバによって検索されたデータを、他のユ
ーザによって要求されたデータと比較する手段を含む、
上記(35)に記載のクライアント/サーバ・システ
ム。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従ったシングルキャスト・インタラク
ティブ無線システムのブロック図である。
【図2】本発明に従ったオーサリング・システムのブロ
ック図である。
【図3】図2のオーサリング・システムに関連した処理
のフローチャートである。
【図4】本発明に従った個人無線局サーバのブロック図
である。
【図5】本発明に従ったユーザ端末のブロック図であ
る。
【符号の説明】 100 シングルキャスト・インタラクティブ無線
システム 101 オーサリング・システム 105 コンピュータ 106 入力装置 107 マイクロホン 108 ヘッドセット 111 圧縮エンジン 112 CESエディタ 113 テキスト 115 音素ストリング 116 データ・ストリーム 117 CESシーケンス 120 発話者 121 メッセージ 122 音声アナライザ 123 スペクトル・コンパレータ 124 音声シンセサイザ 125 テキスト版 126 韻律アナライザ 128 異音文脈テーブル・コンバータ 129 異音記録辞書 130 異音記録辞書 131 スイッチ 133 音声スペクトル・パラメータ 134 発話者制御線 135 MIDIプレーヤ 136 コンバータ/増幅器 137 韻律変動信号 201 個人無線局サーバ(PRSS) 202 PRSSプロセッサ 204 ローカル・プロセッサ・メモリ 206 PRSSシステム・メモリ 211 ユーザ・プロフィル・データベース・スト
ア 211A プロフィル・マネージャ・モジュール 212 システム・キャッシュ 212A キャッシュ・マネージャ・モジュール 213 ユーザ・データベース・ストア 213A ログオン・マネージャ・モジュール 214 アクセス履歴ストア 214A 情報スペシャリスト・モジュール 215 ワイヤレス通信マネージャ・モジュール 216 インターネット通信マネージャ・モジュー
ル 301 ユーザ端末 310 デクリプタ 311 ワイヤレス通信アンテナ 312 無線送受信器 313 システム・メモリ 314 解凍エンジン 315 異音記録辞書 316 優先選択音声 317 制御プロセッサ 320 ワイヤレス・モデム 321 異音文脈テーブル・コンバータ 323 音声シンセサイザ 324 増幅器/再生コントローラ 325 拡声器 326 ワイヤレス電話インタフェース 327 マイクロホン 328 音声バッファ 329 音声認識エンジン 330 放送無線アンテナ 331 AM/FMチューナ 332 MIDIプレーヤ 401 データ・リポジトリ 402 有線広域データ通信ネットワーク 403 ワイヤレス・データ通信ネットワーク 404 データ・ルータ 405 モバイル・データ基地局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−31116(JP,A) 特開 平11−27290(JP,A) 特開 平10−161848(JP,A) 特開 平10−22846(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/00 G10L 3/00 H04B 7/26 H04Q 7/00

Claims (39)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報コンテンツ・プロバイダから受け取ら
    れたデータに応答して音声符号化オーディオ情報信号を
    発生するオーサリング・システムと、 前記音声符号化オーディオ情報信号を記憶するため、前
    記オーサリング・システムへ動作的に結合されたデータ
    ・リポジトリと、 システム・ユーザによって要求されたとき前記データ・
    リポジトリから前記音声符号化オーディオ情報信号の少
    なくとも一部分を検索するため、有線通信ネットワーク
    を介して前記データ・リポジトリへ動作的に結合された
    個人無線システム・サーバと、 ワイヤレス通信ネットワークを介して前記個人無線シス
    テム・サーバへ動作的に結合された少なくとも1つのユ
    ーザ端末とを備え、 前記ユーザ端末は、前記音声符号化オーディオ情報信号
    の前記少なくとも一部分を送付するように前記システム
    ・ユーザが要求した要求を発生及び送信すると共に前記
    情報コンテンツ・プロバイダから受け取られたデータの
    少なくとも一部分を表すオーディオ信号を合成して前記
    システム・ユーザへ再生するために前記符号化されたオ
    ーディオ情報信号の前記少なくとも一部分を受信及びデ
    コードし、さらに前記ユーザ端末は、前記システム・ユ
    ーザへの再生中に前記オーディオ信号へ複数の口述音声
    の1つを与えるために選択的に使用される複数の前もっ
    て記録された音声単位辞書を含む、 シングルキャスト・インタラクティブ無線システム。
  2. 【請求項2】前記音声符号化オーディオ情報信号が音声
    韻律データを含む、請求項1に記載のシングルキャスト
    ・インタラクティブ無線システム。
  3. 【請求項3】前記ワイヤレス通信ネットワークが少なく
    とも1つの先進移動電話サービス(AMPS)チャネル
    を含む、請求項1に記載のシングルキャスト・インタラ
    クティブ無線システム。
  4. 【請求項4】前記ワイヤレス通信ネットワークが少なく
    とも1つのセルラ・ディジタル・パケット・データ(C
    DPD)チャネルを含む、請求項1に記載のシングルキ
    ャスト・インタラクティブ無線システム。
  5. 【請求項5】前記ユーザ端末が移動用に適合化された、
    請求項1に記載のシングルキャスト・インタラクティブ
    無線システム。
  6. 【請求項6】前記ユーザ端末が据え置き用に適合化され
    た、請求項1に記載のシングルキャスト・インタラクテ
    ィブ無線システム。
  7. 【請求項7】前記ユーザ端末が放送無線信号を処理する
    ための放送帯域無線チューナを含む、請求項1に記載の
    シングルキャスト・インタラクティブ無線システム。
  8. 【請求項8】前記ユーザ端末が電話関連信号を送受信す
    るためのワイヤレス電話インタフェースを含む、請求項
    1に記載のシングルキャスト・インタラクティブ無線シ
    ステム。
  9. 【請求項9】前記電話関連信号が音声信号及びデータ信
    号の1つを含む、請求項8に記載のシングルキャスト・
    インタラクティブ無線システム。
  10. 【請求項10】情報コンテンツ・プロバイダから受け取
    られたデータに応答して音声符号化オーディオ情報信号
    を発生する情報信号発生手段と、 前記音声符号化オーディオ情報信号を記憶するため、前
    記情報信号発生手段へ動作的に結合された記憶手段と、 システム・ユーザから要求されたとき前記記憶手段から
    前記音声符号化オーディオ情報信号の少なくとも一部分
    を検索するため、有線通信ネットワークを介して前記記
    憶手段へ動作的に結合された情報信号検索手段と、 ワイヤレス通信ネットワークを介して前記情報信号検索
    手段へ動作的に結合された情報要求送付手段とを備え、 前記情報要求送付手段は、前記音声符号化オーディオ情
    報信号の前記少なくとも一部分を送るように前記システ
    ム・ユーザが要求した要求を発生及び送信する手段及び
    前記情報コンテンツ・プロバイダから受け取られたデー
    タの少なくとも一部分を表すオーディオ信号を発生して
    前記システム・ユーザへ再生するために前記符号化オー
    ディオ情報信号の前記少なくとも一部分を受信及びデコ
    ードする手段を含み、さらに前記情報要求送付手段は、
    前記システム・ユーザによって聞き取られた前記オーデ
    ィオ信号に関連づけられる複数の口述音声の1つを選択
    する手段を含む、 情報信号送付システム。
  11. 【請求項11】前記情報信号検索手段及び前記記憶手段
    が、それぞれ前記有線通信ネットワーク上の通信に適合
    化されたネットワーク・サーバである、請求項10に記
    載の情報信号送付システム。
  12. 【請求項12】前記ワイヤレス通信ネットワークが少な
    くとも1つの先進移動電話サービス(AMPS)チャネ
    ルを含む、請求項10に記載の情報信号送付システム。
  13. 【請求項13】前記ワイヤレス通信ネットワークが少な
    くとも1つのセルラ・ディジタル・パケット・データ
    (CDPD)チャネルを含む、請求項10に記載の情報
    信号送付システム。
  14. 【請求項14】前記情報要求送付手段が移動ユーザ端末
    を含む、請求項10に記載の情報信号送付システム。
  15. 【請求項15】前記情報要求送付手段が固定ユーザ端末
    を含む、請求項10に記載の情報信号送付システム。
  16. 【請求項16】前記情報要求送付手段が通常の放送無線
    局信号を受信し復調する手段を含む、請求項10に記載
    の情報信号送付システム。
  17. 【請求項17】前記情報要求送付手段が電話関連信号を
    送受信する手段を含む、請求項10に記載の情報信号送
    付システム。
  18. 【請求項18】前記電話関連信号が音声信号及びデータ
    信号の1つを含む、請求項17に記載の情報信号送付シ
    ステム。
  19. 【請求項19】少なくとも1つの情報信号コンテンツ・
    プロバイダ及び少なくとも1つのユーザ端末を含むワイ
    ヤレス情報信号送付システムにおいて、前記ユーザ端末
    が、 制御プロセッサと、 前記少なくとも1つの情報信号コンテンツ・プロバイダ
    によって提供されたオーディオ・ベースのデータを表す
    受信音声符号化情報信号を復調しユーザ開始信号を変調
    するため、前記制御プロセッサへ動作的に結合されたワ
    イヤレス・モデムと、 ユーザによって与えられた発声を受け取るための音声入
    力部分を有し前記制御プロセッサへ動作的に結合された
    音声認識手段と、 前記復調された音声符号化情報信号に応答して合成音声
    信号を発生する音声合成システムと、 前記合成音声信号に応答してオーディオ信号を発生しユ
    ーザへ再生するために、前記音声合成システムへ動作的
    に結合されたオーディオ再生手段とを備え、 前記発声は少なくとも前記少なくとも1つの情報信号コ
    ンテンツ・プロバイダによって提供されるオーディオ・
    ベースのデータに対する要求を表し、前記音声認識手段
    は前記発声をデコードしてデコードされた前記発声を前
    記制御プロセッサへ与え、前記制御プロセッサはそれに
    応答してユーザ開始信号を発生し、前記音声合成システ
    ムは前記ユーザへの再生中に複数の口述音声の1つを前
    記合成音声信号へ与えるために選択的に使用される複数
    の前もって記録された音声単位辞書を含む、 ユーザ端末。
  20. 【請求項20】前記ワイヤレス・モデムによって受信さ
    れた電話関連通信を処理して前記再生手段によって出力
    し、前記ユーザによって与えられた電話関連通信を発生
    して前記ワイヤレス・モデムによって伝送するためのワ
    イヤレス電話インタフェースを含む、請求項19に記載
    のユーザ端末。
  21. 【請求項21】通常の放送無線信号を処理して前記オー
    ディオ再生手段によって出力するために、前記制御プロ
    セッサ及び前記オーディオ再生手段へ動作的に結合され
    た放送無線信号チューナを含む、請求項19に記載のユ
    ーザ端末。
  22. 【請求項22】前記通常の放送無線信号チューナがAM
    チューナ及びFMチューナの1つを含む、請求項21に
    記載のユーザ端末。
  23. 【請求項23】前記音声符号化情報信号と共に含まれる
    バックグラウンド・オーディオ信号を処理して前記合成
    音声信号から発生された前記オーディオ信号と共に前記
    ユーザへ再生するために、前記オーディオ再生手段へ動
    作的に結合されたバックグラウンド・オーディオ混合手
    段を含む、請求項19に記載のユーザ端末。
  24. 【請求項24】前記バックグラウンド・オーディオ信号
    が楽器ディジタル・インタフェース(MIDI)フォー
    マットである、請求項23に記載のユーザ端末。
  25. 【請求項25】前記音声合成システムが、前記復調され
    た音声符号化情報信号に関連した音素を異音へ変換する
    音素/異音変換手段を含み、 前記複数の前もって記録された音声単位辞書は、ユーザ
    応答切り替え手段を介して前記音素/異音変換手段へ動
    作的に結合されると共に前記口述音声にそれぞれ関連づ
    けられ前もって記録された異音を記憶し、前記異音変換
    手段によって与えられた前記異音と実質的に一致する前
    記前もって記録された異音が選択され、 さらに、前記音声合成システムは、前記選択された辞書
    からの前記前もって記録された異音に応答して前記情報
    信号を表す前記合成音声信号を発生するため、前記複数
    の前もって記録された音声単位辞書へ動作的に結合され
    た音声コーデックとを含む、 請求項19に記載のユーザ端末。
  26. 【請求項26】前記発声がオーディオ再生コマンドを表
    し、前記音声認識手段が前記発声をデコードすると共に
    デコードされた前記発声を前記制御プロセッサへ与え、
    前記制御プロセッサは、それに応答して、前記オーディ
    オ再生を制御するために制御信号を発生して前記制御信
    号を前記オーディオ再生手段へ与える、請求項19に記
    載のユーザ端末。
  27. 【請求項27】少なくとも1つの情報信号コンテンツ・
    プロバイダ及び少なくとも1つのユーザ端末を含むワイ
    ヤレス情報信号送付システムにおいて、前記ユーザ端末
    が、 制御処理手段と、 前記制御処理手段へ動作的に結合されたメモリ手段と、 前記少なくとも1つの情報信号コンテンツ・プロバイダ
    によって提供されたオーディオ・ベースのデータを表す
    受信音声符号化情報信号を復調しユーザ開始信号を変調
    するため、前記メモリ手段へ動作的に結合されたワイヤ
    レス・モデム手段と、 ユーザによって与えられた発声を受け取るための音声入
    力手段を有し、前記制御処理手段へ動作的に結合された
    音声認識手段と、 前記復調された音声符号化情報信号に応答して合成され
    た音声信号を発生するため、前記メモリ手段へ動作的に
    結合された音声合成手段と、 前記合成された音声信号に応答してオーディオ信号を発
    生しユーザへ再生するために、前記音声合成手段へ動作
    的に結合されたオーディオ再生手段とを備え、 前記発声は少なくとも前記少なくとも1つの情報信号コ
    ンテンツ・プロバイダによって提供されたオーディオ・
    ベースのデータに対する要求を表し、前記音声認識手段
    は前記発声をデコードすると共にデコードされた前記発
    声を前記制御処理手段へ与え、前記制御処理手段はそれ
    に応答してユーザ開始信号を発生し、前記音声合成手段
    は前記ユーザへの再生中に複数の口述音声の1つを前記
    合成された音声信号へ与えるために選択的に使用される
    複数の前もって記録された音声単位辞書を含む、 ユーザ端末。
  28. 【請求項28】前記ワイヤレス・モデム手段によって受
    信された電話関連通信を処理して前記再生手段によって
    出力すると共に前記音声入力手段で前記ユーザによって
    与えられた電話関連通信を発生して前記ワイヤレス・モ
    デム手段によって伝送するため、前記音声入力手段、前
    記ワイヤレス・モデム手段、及び前記オーディオ再生手
    段へ動作的に結合されたワイヤレス電話手段を含む、請
    求項27に記載のユーザ端末。
  29. 【請求項29】通常の放送無線信号を処理して前記オー
    ディオ再生手段によって出力するため、前記制御処理手
    段及び前記オーディオ再生手段へ動作的に結合された通
    常の放送無線信号処理手段を含む、請求項27に記載の
    ユーザ端末。
  30. 【請求項30】前記通常の放送無線信号処理手段がAM
    チューナ及びFMチューナの1つを含む、請求項29に
    記載のユーザ端末。
  31. 【請求項31】前記音声符号化情報信号と共に含まれる
    バックグラウンド・オーディオ信号を処理して前記合成
    された音声信号から発生された前記オーディオ信号と共
    に前記ユーザへ再生するため、前記メモリ手段及び前記
    オーディオ再生手段へ動作的に結合されたバックグラウ
    ンド・オーディオ混合手段を含む、請求項27に記載の
    ユーザ端末。
  32. 【請求項32】前記バックグラウンド・オーディオ信号
    が楽器ディジタル・インタフェース(MIDI)フォー
    マットである、請求項31に記載のユーザ端末。
  33. 【請求項33】前記音声合成手段が、前記復調された音
    声符号化情報信号に関連づけられた音素を異音へ変換す
    るために前記メモリ手段へ動作的に結合された音素/異
    音変換手段を備え、 前記複数の前もって記録された音声単位辞書はユーザ応
    答切り替え手段を介して前記音素/異音変換手段へ動作
    的に結合されると共に前記口述音声にそれぞれ関連づけ
    られ前もって記録された異音を記憶し、前記異音変換手
    段によって与えられた異音と実質的に一致する前記前も
    って記録された異音が選択され、 さらに前記音声合成手段は、前記選択された辞書からの
    前記前もって記録された異音に応答して前記情報信号を
    表す前記合成音声信号を発生するために、前記辞書へ動
    作的に結合される音声デコード手段を備えた、請求項2
    7に記載のユーザ端末。
  34. 【請求項34】前記発声がオーディオ再生コマンドを表
    し、前記音声認識手段が前記発声をデコードすると共に
    デコードされた前記発声を前記制御処理手段へ与え、前
    記制御処理手段はそれに応答して制御信号を発生すると
    共に前記オーディオ再生を制御するために前記制御信号
    を前記オーディオ再生手段へ与える、請求項27に記載
    のユーザ端末。
  35. 【請求項35】ユーザが要求したときユーザ開始信号を
    発生するように適合化された少なくとも1つのクライア
    ント端末と、 多様なタイプのデータを含むデータ・サーバを有する広
    域ネットワークへ動作的に結合され、またワイヤレス通
    信ネットワークを介して前記少なくとも1つのクライア
    ント端末へ動作的に結合された情報検索送付サーバとを
    備え、 前記情報検索送付サーバは、 メモリ手段と、 前記メモリ手段へ動作的に結合された処理手段とを含
    み、 前記処理手段は、 前記少なくとも1つのクライアント端末からユーザ関連
    情報を受信し、前記ユーザ関連情報を前記メモリ手段に
    記憶する手段と、 前記ユーザ関連情報の前記受信記憶手段に応答して前記
    広域ネットワーク上の少なくとも1つのデータ・サーバ
    からデータを検索し、前記データを前記メモリ手段に記
    憶する手段と、 前記検索されたデータを前記少なくとも1つのクライア
    ント端末へ伝送する手段とを備えた、 クライアント/サーバ・システム。
  36. 【請求項36】前記データ検索手段が前記ユーザの前記
    要求に基づいて前記ネットワークからデータを検索す
    る、請求項35に記載のクライアント/サーバ・システ
    ム。
  37. 【請求項37】前記データ検索手段が前記ネットワーク
    からデータを自律的に検索する、請求項35に記載のク
    ライアント/サーバ・システム。
  38. 【請求項38】前記処理手段が、前記ユーザ開始信号に
    応答して、前記情報サーバが前記ネットワークからデー
    タを検索する前に前記ユーザを識別し前記ユーザに許可
    を与えるユーザ識別許可手段を含む、請求項35に記載
    のクライアント/サーバ・システム。
  39. 【請求項39】前記処理手段が、新しく要求されたデー
    タを前記ネットワークから検索する前に、1つのユーザ
    のために前記情報サーバによって検索されたデータを、
    他のユーザによって要求されたデータと比較する手段を
    含む、請求項35に記載のクライアント/サーバ・シス
    テム。
JP11110133A 1998-04-28 1999-04-16 無線システム、情報信号送付システム、ユ―ザ端末及びクライアント/サ―バ・システム Expired - Fee Related JP3037947B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/067,878 US6246672B1 (en) 1998-04-28 1998-04-28 Singlecast interactive radio system
US09/067878 1998-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000004485A JP2000004485A (ja) 2000-01-07
JP3037947B2 true JP3037947B2 (ja) 2000-05-08

Family

ID=22079016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11110133A Expired - Fee Related JP3037947B2 (ja) 1998-04-28 1999-04-16 無線システム、情報信号送付システム、ユ―ザ端末及びクライアント/サ―バ・システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6246672B1 (ja)
JP (1) JP3037947B2 (ja)
KR (1) KR100303411B1 (ja)
GB (1) GB2336974B (ja)

Families Citing this family (228)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8352400B2 (en) 1991-12-23 2013-01-08 Hoffberg Steven M Adaptive pattern recognition based controller apparatus and method and human-factored interface therefore
US10361802B1 (en) 1999-02-01 2019-07-23 Blanding Hovenweep, Llc Adaptive pattern recognition based control system and method
AU3086497A (en) * 1996-06-25 1999-01-04 Telecom Ptt System and method for coding and broadcasting voice data
US10839321B2 (en) * 1997-01-06 2020-11-17 Jeffrey Eder Automated data storage system
JPH1168685A (ja) * 1997-08-21 1999-03-09 Sony Corp 無線情報通信方法及びその装置
US20020002039A1 (en) 1998-06-12 2002-01-03 Safi Qureshey Network-enabled audio device
JP4484172B2 (ja) * 1998-04-28 2010-06-16 ソニー株式会社 移動体通信装置および移動体通信装置を用いた情報提供システム
US6446040B1 (en) * 1998-06-17 2002-09-03 Yahoo! Inc. Intelligent text-to-speech synthesis
US6654367B1 (en) * 1998-08-19 2003-11-25 Lucent Technologies Inc. Internet audio appliance
US7769620B1 (en) 1998-09-01 2010-08-03 Dennis Fernandez Adaptive direct transaction for networked client group
US7904187B2 (en) 1999-02-01 2011-03-08 Hoffberg Steven M Internet appliance system and method
US6901604B1 (en) 1999-02-19 2005-05-31 Chaincast, Inc. Method and system for ensuring continuous data flow between re-transmitters within a chaincast communication system
US7610607B1 (en) 1999-02-19 2009-10-27 Chaincast Networks, Inc. Chaincast method and system for broadcasting information to multiple systems within the internet
US6249810B1 (en) * 1999-02-19 2001-06-19 Chaincast, Inc. Method and system for implementing an internet radio device for receiving and/or transmitting media information
US6480819B1 (en) * 1999-02-25 2002-11-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Automatic search of audio channels by matching viewer-spoken words against closed-caption/audio content for interactive television
US6567796B1 (en) * 1999-03-23 2003-05-20 Microstrategy, Incorporated System and method for management of an automatic OLAP report broadcast system
US8321411B2 (en) 1999-03-23 2012-11-27 Microstrategy, Incorporated System and method for management of an automatic OLAP report broadcast system
JP4299911B2 (ja) * 1999-03-24 2009-07-22 株式会社東芝 情報転送システム
US6502194B1 (en) * 1999-04-16 2002-12-31 Synetix Technologies System for playback of network audio material on demand
US6879665B1 (en) * 1999-04-27 2005-04-12 International Business Machines Corporation Method and apparatus for sending messages in a data processing system
US8607138B2 (en) 1999-05-28 2013-12-10 Microstrategy, Incorporated System and method for OLAP report generation with spreadsheet report within the network user interface
US9208213B2 (en) 1999-05-28 2015-12-08 Microstrategy, Incorporated System and method for network user interface OLAP report formatting
US8099330B1 (en) * 1999-06-04 2012-01-17 Joseph Bach System and method for soliciting and receiving merchandise orders
DE19933318C1 (de) * 1999-07-16 2001-02-01 Bayerische Motoren Werke Ag Verfahren zur drahtlosen Übertragung von Nachrichten zwischen einem fahrzeuginternen Kommunikationssystem und einem fahrzeugexternen Zentralrechner
US6742019B1 (en) * 1999-07-23 2004-05-25 International Business Machines Corporation Sieved caching for increasing data rate capacity of a heterogeneous striping group
US20020023123A1 (en) * 1999-07-26 2002-02-21 Justin P. Madison Geographic data locator
US6462264B1 (en) * 1999-07-26 2002-10-08 Carl Elam Method and apparatus for audio broadcast of enhanced musical instrument digital interface (MIDI) data formats for control of a sound generator to create music, lyrics, and speech
JP2001043064A (ja) * 1999-07-30 2001-02-16 Canon Inc 音声情報処理方法、装置及び記憶媒体
US6578000B1 (en) * 1999-09-03 2003-06-10 Cisco Technology, Inc. Browser-based arrangement for developing voice enabled web applications using extensible markup language documents
US8130918B1 (en) 1999-09-13 2012-03-06 Microstrategy, Incorporated System and method for the creation and automatic deployment of personalized, dynamic and interactive voice services, with closed loop transaction processing
US20050223408A1 (en) * 1999-09-13 2005-10-06 Microstrategy, Incorporated System and method for real-time, personalized, dynamic, interactive voice services for entertainment-related information
US6964012B1 (en) * 1999-09-13 2005-11-08 Microstrategy, Incorporated System and method for the creation and automatic deployment of personalized, dynamic and interactive voice services, including deployment through personalized broadcasts
US6658093B1 (en) * 1999-09-13 2003-12-02 Microstrategy, Incorporated System and method for real-time, personalized, dynamic, interactive voice services for travel availability information
DE19948974A1 (de) * 1999-10-11 2001-04-12 Nokia Mobile Phones Ltd Verfahren zum Erkennen und Auswählen einer Tonfolge, insbesondere eines Musikstücks
US6456973B1 (en) * 1999-10-12 2002-09-24 International Business Machines Corp. Task automation user interface with text-to-speech output
US6560445B1 (en) * 1999-10-22 2003-05-06 General Dynamics Decision Systems, Inc. Radio communication system and method of operation
US20030225919A1 (en) * 1999-10-22 2003-12-04 Dengler Christopher A. Apparatuses for digital multimedia transmission with receiver requests
EP1236354A4 (en) 1999-11-10 2009-04-22 Yahoo Inc INTERNET RADIO AND BROADCASTING METHOD
US7454509B2 (en) * 1999-11-10 2008-11-18 Yahoo! Inc. Online playback system with community bias
SG123599A1 (en) * 1999-12-08 2006-07-26 Ntt Docomo Inc Portable telephone and terminal equipment
US6628928B1 (en) * 1999-12-10 2003-09-30 Ecarmerce Incorporated Internet-based interactive radio system for use with broadcast radio stations
KR20000012680A (ko) * 1999-12-17 2000-03-06 홍정우 눈으로 보는 라디오 시스템 및 그 구성 방법
SE520919C2 (sv) * 1999-12-29 2003-09-16 Volvo Technology Corp System och metod för kommunikation mellan en central station och ett på avstånd beläget objekt
US6389467B1 (en) * 2000-01-24 2002-05-14 Friskit, Inc. Streaming media search and continuous playback system of media resources located by multiple network addresses
US6519648B1 (en) * 2000-01-24 2003-02-11 Friskit, Inc. Streaming media search and continuous playback of multiple media resources located on a network
US7281034B1 (en) 2000-01-24 2007-10-09 Friskit, Inc. System and method for media playback over a network using links that contain control signals and commands
US20020010000A1 (en) * 2000-01-25 2002-01-24 Vincent Chern Knowledge-based information retrieval system and method for wireless communication device
DE10004284A1 (de) * 2000-02-01 2001-08-16 Micronas Munich Gmbh Tragbares Datenaufnahme- und/oder Datenwiedergabegerät
EP1277200A4 (en) * 2000-02-02 2005-09-14 Famoice Technology Pty Ltd VOICE SYSTEM
CA2333338A1 (en) * 2000-02-04 2001-08-04 3Com Corporation Internet-based enhanced radio
US20020055844A1 (en) * 2000-02-25 2002-05-09 L'esperance Lauren Speech user interface for portable personal devices
US7076561B1 (en) * 2000-03-08 2006-07-11 Music Choice Personalized audio system and method
US7783722B1 (en) * 2000-03-08 2010-08-24 Music Choice Personalized audio system and method
US7275256B1 (en) 2001-08-28 2007-09-25 Music Choice System and method for providing an interactive, visual complement to an audio program
US8463780B1 (en) 2000-03-08 2013-06-11 Music Choice System and method for providing a personalized media service
US7028082B1 (en) 2001-03-08 2006-04-11 Music Choice Personalized audio system and method
US7856485B2 (en) 2000-03-08 2010-12-21 Music Choice Systems and methods for providing customized media channels
US7325043B1 (en) 2000-03-08 2008-01-29 Music Choice System and method for providing a personalized media service
US7320025B1 (en) 2002-03-18 2008-01-15 Music Choice Systems and methods for providing a broadcast entertainment service and an on-demand entertainment service
US8396100B2 (en) * 2001-07-17 2013-03-12 Impulse Radio, Inc. System and method for transmitting digital multimedia data with analog broadcast data
US7908172B2 (en) 2000-03-09 2011-03-15 Impulse Radio Inc System and method for generating multimedia accompaniments to broadcast data
US6654800B1 (en) 2000-03-14 2003-11-25 Rieger, Iii Charles J. System for communicating through maps
US7136915B2 (en) * 2000-03-14 2006-11-14 Rieger Iii Charles J System for communicating through maps
US7213027B1 (en) 2000-03-21 2007-05-01 Aol Llc System and method for the transformation and canonicalization of semantically structured data
US7103563B1 (en) * 2000-03-21 2006-09-05 America Online, Inc. System and method for advertising with an internet voice portal
US7187947B1 (en) 2000-03-28 2007-03-06 Affinity Labs, Llc System and method for communicating selected information to an electronic device
US6662163B1 (en) * 2000-03-30 2003-12-09 Voxware, Inc. System and method for programming portable devices from a remote computer system
US8271341B2 (en) * 2000-04-12 2012-09-18 Music Choice Media content delivery systems and methods
US6879963B1 (en) 2000-04-12 2005-04-12 Music Choice Cross channel delivery system and method
US6853894B1 (en) 2000-04-24 2005-02-08 Usa Technologies, Inc. Global network based vehicle safety and security telematics
US6615186B1 (en) * 2000-04-24 2003-09-02 Usa Technologies, Inc. Communicating interactive digital content between vehicles and internet based data processing resources for the purpose of transacting e-commerce or conducting e-business
US6810379B1 (en) * 2000-04-24 2004-10-26 Sensory, Inc. Client/server architecture for text-to-speech synthesis
US7003289B1 (en) 2000-04-24 2006-02-21 Usa Technologies, Inc. Communication interface device for managing wireless data transmission between a vehicle and the internet
US6856820B1 (en) * 2000-04-24 2005-02-15 Usa Technologies, Inc. In-vehicle device for wirelessly connecting a vehicle to the internet and for transacting e-commerce and e-business
US7502672B1 (en) 2000-04-24 2009-03-10 Usa Technologies, Inc. Wireless vehicle diagnostics with service and part determination capabilities
US6895310B1 (en) 2000-04-24 2005-05-17 Usa Technologies, Inc. Vehicle related wireless scientific instrumentation telematics
US7010537B2 (en) * 2000-04-27 2006-03-07 Friskit, Inc. Method and system for visual network searching
US7162482B1 (en) 2000-05-03 2007-01-09 Musicmatch, Inc. Information retrieval engine
US8352331B2 (en) 2000-05-03 2013-01-08 Yahoo! Inc. Relationship discovery engine
US7251665B1 (en) 2000-05-03 2007-07-31 Yahoo! Inc. Determining a known character string equivalent to a query string
US6658231B2 (en) * 2000-05-09 2003-12-02 Sony Corporation Receiver for user-demand information and entertainment system using wide area digital broadcast
US7668936B1 (en) * 2000-05-26 2010-02-23 Krikorian Thomas M Continuous media playback system controlled over a distributed communication system
KR100411931B1 (ko) * 2000-05-29 2003-12-18 주식회사 아이에스에스 위성통신 및 인터넷을 이용한 가상 오디오 방송국 시스템
US6510413B1 (en) * 2000-06-29 2003-01-21 Intel Corporation Distributed synthetic speech generation
US20020013784A1 (en) * 2000-07-31 2002-01-31 Swanson Raymond H. Audio data transmission system and method of operation thereof
US20020019782A1 (en) * 2000-08-04 2002-02-14 Arie Hershtik Shopping method
US6609096B1 (en) * 2000-09-07 2003-08-19 Clix Network, Inc. System and method for overlapping audio elements in a customized personal radio broadcast
US7058694B1 (en) 2000-09-07 2006-06-06 Clix Network, Inc. Method for comparing two trinary logic representations in the process of customizing radio broadcasting
US7840691B1 (en) 2000-09-07 2010-11-23 Zamora Radio, Llc Personal broadcast server system for providing a customized broadcast
US7886006B1 (en) * 2000-09-25 2011-02-08 Avaya Inc. Method for announcing e-mail and converting e-mail text to voice
US20020042754A1 (en) * 2000-10-10 2002-04-11 Del Beccaro David J. System and method for receiving broadcast audio/video works and for enabling a consumer to purchase the received audio/video works
US8271333B1 (en) 2000-11-02 2012-09-18 Yahoo! Inc. Content-related wallpaper
US6950445B2 (en) * 2000-11-16 2005-09-27 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Communication system and method for shared context compression
US6963587B2 (en) * 2000-11-16 2005-11-08 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Communication system and method utilizing request-reply communication patterns for data compression
WO2002046934A1 (fr) * 2000-12-06 2002-06-13 Ntt Docomo, Inc. Appareil et procede de distribution de contenu
US6985913B2 (en) * 2000-12-28 2006-01-10 Casio Computer Co. Ltd. Electronic book data delivery apparatus, electronic book device and recording medium
DE10102591A1 (de) * 2001-01-20 2002-07-25 Deutsche Telekom Ag Webradio
US8458754B2 (en) 2001-01-22 2013-06-04 Sony Computer Entertainment Inc. Method and system for providing instant start multimedia content
US6625576B2 (en) * 2001-01-29 2003-09-23 Lucent Technologies Inc. Method and apparatus for performing text-to-speech conversion in a client/server environment
US8036641B2 (en) * 2001-02-23 2011-10-11 Harman Becker Automotive Systems Gmbh Method for operating a playback unit in a vehicle, for playing back data stored on a data medium
US20020183102A1 (en) * 2001-04-21 2002-12-05 Withers James G. RBDS method and device for processing promotional opportunities
US6848542B2 (en) * 2001-04-27 2005-02-01 Accenture Llp Method for passive mining of usage information in a location-based services system
US6944447B2 (en) 2001-04-27 2005-09-13 Accenture Llp Location-based services
US7437295B2 (en) * 2001-04-27 2008-10-14 Accenture Llp Natural language processing for a location-based services system
US7698228B2 (en) * 2001-04-27 2010-04-13 Accenture Llp Tracking purchases in a location-based services system
US7970648B2 (en) * 2001-04-27 2011-06-28 Accenture Global Services Limited Advertising campaign and business listing management for a location-based services system
US6751454B2 (en) * 2001-05-29 2004-06-15 Leap Wireless International, Inc. System and method for sampling audio recordings on a wireless communication device
WO2002096023A1 (en) * 2001-05-21 2002-11-28 Leap Wireless International, Inc. System and method for sampling audio recordings on a wireless communication device
JP2002358092A (ja) * 2001-06-01 2002-12-13 Sony Corp 音声合成システム
AU2002316435B2 (en) 2001-06-27 2008-02-21 Skky, Llc Improved media delivery platform
US20030027544A1 (en) * 2001-08-01 2003-02-06 Donovan David H. Remote radio receiver
US20030114206A1 (en) * 2001-08-24 2003-06-19 United Parcel Service Of America, Inc. Portable data acquisition and management system and associated device and method
US20030054831A1 (en) * 2001-09-18 2003-03-20 Julia Bardmesser Intelligent receiver using GPS
US7054653B2 (en) * 2001-10-04 2006-05-30 Nokia Corporation Two channel communication system based on RDS datastream broadcasting and the integration of digital mobile terminal and VHF/FM radio receiver
US6937870B2 (en) * 2001-10-04 2005-08-30 Elliott H. Drucker Wireless interactive transaction system
US6862082B1 (en) * 2001-10-05 2005-03-01 Cisco Technology, Inc. System and method for handover execution in a wireless environment
US7721337B2 (en) 2001-10-26 2010-05-18 Ibiquity Digital Corporation System and method for providing a push of background data
US20030083977A1 (en) * 2001-10-26 2003-05-01 Majid Syed System and method for providing electronic bulk buying
US20030093530A1 (en) * 2001-10-26 2003-05-15 Majid Syed Arbitrator system and method for national and local content distribution
US20030083758A1 (en) * 2001-11-01 2003-05-01 Williamson Charles G. Remote updating of intelligent household appliances
US20030080113A1 (en) * 2001-11-01 2003-05-01 Williamson Charles G. Intelligent oven appliance
US20030083028A1 (en) * 2001-11-01 2003-05-01 Williamson Charles G. Remote programming of radio preset stations over a network
MY141150A (en) * 2001-11-02 2010-03-15 Panasonic Corp Channel selecting apparatus utilizing speech recognition, and controling method thereof
US6684157B2 (en) * 2001-12-06 2004-01-27 Yazaki North America, Inc. Method and system for interfacing a global positioning system, other navigational equipment and wireless networks with a digital data network
US7062222B2 (en) * 2001-12-17 2006-06-13 Nokia Corporation Initiating a wireless connection to a broadcast program
US20030120744A1 (en) * 2001-12-20 2003-06-26 Gordon Kessler Method and apparatus for providing downlaoded audio data
US7085383B2 (en) * 2002-01-09 2006-08-01 International Business Machines Corporation Secured cellular telephone communications system, method, and computer program product
US7526090B2 (en) * 2002-01-09 2009-04-28 International Business Machines Corporation Secured radio communications method
US20030149574A1 (en) * 2002-02-05 2003-08-07 Rudman Daniel E. Method for providing media consumers with total choice and total control
US20030158735A1 (en) * 2002-02-15 2003-08-21 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus and method with speech synthesis function
JP3884970B2 (ja) * 2002-02-15 2007-02-21 キヤノン株式会社 情報処理装置および情報処理方法
US7617295B1 (en) 2002-03-18 2009-11-10 Music Choice Systems and methods for providing a broadcast entertainment service and an on-demand entertainment service
US7707221B1 (en) 2002-04-03 2010-04-27 Yahoo! Inc. Associating and linking compact disc metadata
JP2004054915A (ja) * 2002-05-30 2004-02-19 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 情報提供システム
US20020183059A1 (en) * 2002-06-08 2002-12-05 Noreen Gary Keith Interactive system and method for use with broadcast media
US7920590B2 (en) * 2002-07-12 2011-04-05 Spyder Navigations L.L.C. Wireless communications system having built-in packet data compression and support for enabling non-standard features between network elements
US20040039796A1 (en) * 2002-08-08 2004-02-26 Virtual Radio, Inc. Personalized cyber disk jockey and Internet radio advertising
US20040049389A1 (en) * 2002-09-10 2004-03-11 Paul Marko Method and apparatus for streaming text to speech in a radio communication system
US20040098266A1 (en) * 2002-11-14 2004-05-20 International Business Machines Corporation Personal speech font
JP4619792B2 (ja) * 2002-11-15 2011-01-26 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 サービス提供方法、サービス提供サーバ、サービス提供プログラム、サービス提供プログラムを記録した記録媒体、制御装置、端末処理プログラム、端末処理プログラムを記録した記録媒体、サービス提供サーバの制御方法、および、サービス提供システム
WO2004061794A2 (en) * 2003-01-07 2004-07-22 Assistec Ltd. System and method for an audio guidebook
US7379872B2 (en) * 2003-01-17 2008-05-27 International Business Machines Corporation Method, apparatus, and program for certifying a voice profile when transmitting text messages for synthesized speech
US7740644B2 (en) 2003-02-24 2010-06-22 Boston Scientific Scimed, Inc. Embolic protection filtering device that can be adapted to be advanced over a guidewire
US7626609B1 (en) 2003-03-07 2009-12-01 Music Choice Method and system for displaying content while reducing burn-in of a display
US20040215461A1 (en) * 2003-04-24 2004-10-28 Visteon Global Technologies, Inc. Text-to-speech system for generating information announcements
US6968164B2 (en) * 2003-05-19 2005-11-22 Visteon Global Technologies, Inc. Method of controlling filter bandwidth in a radio receiver for a duplicative broadcast signal
US7043215B2 (en) * 2003-05-19 2006-05-09 Visteon Global Technologies, Inc. Method of performing a fast tune for a digital broadcast station in a radio receiver
US6980769B2 (en) * 2003-05-19 2005-12-27 Visteon Global Technologies, Inc. Method for determining the validity of a radio station lookup table
US7817591B2 (en) * 2003-08-22 2010-10-19 Agere Systems Inc. Dedicated local internet radio
JP4624354B2 (ja) 2003-09-10 2011-02-02 ミュージックマッチ インコーポレイテッド 音楽購入及び再生のシステム及び方法
US20050091044A1 (en) 2003-10-23 2005-04-28 Nokia Corporation Method and system for pitch contour quantization in audio coding
US9053299B2 (en) 2003-11-03 2015-06-09 James W. Wieder Adaptive personalized playback or presentation using rating
US11165999B1 (en) 2003-11-03 2021-11-02 Synergyze Technologies Llc Identifying and providing compositions and digital-works
US9053181B2 (en) 2003-11-03 2015-06-09 James W. Wieder Adaptive personalized playback or presentation using count
US7884274B1 (en) 2003-11-03 2011-02-08 Wieder James W Adaptive personalized music and entertainment
US9098681B2 (en) 2003-11-03 2015-08-04 James W. Wieder Adaptive personalized playback or presentation using cumulative time
US8001612B1 (en) 2003-11-03 2011-08-16 Wieder James W Distributing digital-works and usage-rights to user-devices
US8396800B1 (en) 2003-11-03 2013-03-12 James W. Wieder Adaptive personalized music and entertainment
US20150128039A1 (en) 2003-11-03 2015-05-07 James W. Wieder Newness Control of a Personalized Music and/or Entertainment Sequence
US8615157B1 (en) 2003-11-17 2013-12-24 David C. Isaacson System and method for on-demand storage of randomly selected data
US8588582B2 (en) * 2003-11-17 2013-11-19 Diana Lynn Fitzgerald System and method for on-demand storage of randomly selected data
US20050108754A1 (en) * 2003-11-19 2005-05-19 Serenade Systems Personalized content application
US8239446B2 (en) * 2003-11-19 2012-08-07 Sony Computer Entertainment America Llc Content distribution architecture
US6996395B2 (en) * 2003-11-20 2006-02-07 International Business Machines Corporation Voicemail messaging via satellite radio
DE10360656A1 (de) * 2003-12-23 2005-07-21 Daimlerchrysler Ag Bediensystem für ein Fahrzeug
WO2005069203A2 (en) * 2004-01-09 2005-07-28 United Parcel Service Of America, Inc. System, method and apparatus for capturing telematics data with an active rfid tag
US8028038B2 (en) 2004-05-05 2011-09-27 Dryden Enterprises, Llc Obtaining a playlist based on user profile matching
US8028323B2 (en) 2004-05-05 2011-09-27 Dryden Enterprises, Llc Method and system for employing a first device to direct a networked audio device to obtain a media item
US7529845B2 (en) * 2004-09-15 2009-05-05 Nokia Corporation Compressing, filtering, and transmitting of protocol messages via a protocol-aware intermediary node
US20060128418A1 (en) * 2004-12-14 2006-06-15 Nokia Corporation Phone functions triggered by broadcast data
US7385499B2 (en) * 2004-12-17 2008-06-10 United Parcel Service Of America, Inc. Item-based monitoring systems and methods
US20060141481A1 (en) * 2004-12-27 2006-06-29 Mariani Brian D HSV-1 and HSV-2 primers and probes
US20080189099A1 (en) * 2005-01-12 2008-08-07 Howard Friedman Customizable Delivery of Audio Information
US7467197B2 (en) * 2005-01-20 2008-12-16 International Business Machines Corporation Workflow anywhere: invocation of workflows from a remote device
US7809647B2 (en) * 2005-01-27 2010-10-05 International Business Machines Corporation Processing system for recording media content
US20060179077A1 (en) * 2005-01-27 2006-08-10 Viktors Berstis Receiver content saving system
US7809342B2 (en) 2005-02-08 2010-10-05 E-Radio Usa, Inc. Systems and methods for providing product information over a carrier wave
EP1693829B1 (en) * 2005-02-21 2018-12-05 Harman Becker Automotive Systems GmbH Voice-controlled data system
US20060253279A1 (en) * 2005-05-04 2006-11-09 Sung Chih-Ta S Method and apparatus of wireless audio playback system
US7668538B2 (en) * 2005-06-15 2010-02-23 Music Choice Systems and methods for facilitating the acquisition of content
JP4660299B2 (ja) * 2005-06-29 2011-03-30 三菱電機株式会社 移動体用情報装置
US20070088467A1 (en) * 2005-09-27 2007-04-19 Calspan Corporation Integrated system for providing real-time assistance to aircrew
WO2007050997A2 (en) * 2005-10-26 2007-05-03 Cellscient, Inc. Wireless interactive communication system
US20070097893A1 (en) * 2005-11-03 2007-05-03 International Business Machines Corporation Method of delivering personalized streaming content via satellite radio
DE102006006551B4 (de) * 2006-02-13 2008-09-11 Siemens Ag Verfahren und System zum Bereitstellen von Sprachdialoganwendungen sowie mobiles Endgerät
US7580377B2 (en) * 2006-02-16 2009-08-25 Honeywell International Inc. Systems and method of datalink auditory communications for air traffic control
US10296561B2 (en) 2006-11-16 2019-05-21 James Andrews Apparatus, method and graphical user interface for providing a sound link for combining, publishing and accessing websites and audio files on the internet
US7840340B2 (en) * 2007-04-13 2010-11-23 United Parcel Service Of America, Inc. Systems, methods, and computer program products for generating reference geocodes for point addresses
US8594558B2 (en) * 2007-06-07 2013-11-26 Qualcomm Incorporated Methods and apparatuses of providing multimedia content to a mobile device
US9483405B2 (en) 2007-09-20 2016-11-01 Sony Interactive Entertainment Inc. Simplified run-time program translation for emulating complex processor pipelines
US8396413B2 (en) * 2007-10-25 2013-03-12 Agere Systems Llc Providing a virtual local channel in a satellite broadcast system
US20090150259A1 (en) * 2007-12-09 2009-06-11 Arjun Yetukuri Collection of Magazine Articles
US9015147B2 (en) 2007-12-20 2015-04-21 Porto Technology, Llc System and method for generating dynamically filtered content results, including for audio and/or video channels
US8117193B2 (en) * 2007-12-21 2012-02-14 Lemi Technology, Llc Tunersphere
US8316015B2 (en) 2007-12-21 2012-11-20 Lemi Technology, Llc Tunersphere
US8028201B2 (en) 2008-05-09 2011-09-27 International Business Machines Corporation Leveled logging data automation for virtual tape server applications
US20090298491A1 (en) * 2008-06-03 2009-12-03 United Parcel Service Of America, Inc. Contract Acceptance Systems and Methods
US20100017455A1 (en) * 2008-07-17 2010-01-21 Lemi Technology, Llc Customized media broadcast for a broadcast group
EP2344991A4 (en) 2008-09-09 2013-12-18 United Parcel Service Inc SYSTEMS AND METHODS FOR USING TELEMATIC DATA TO IMPROVE FLEET MANAGEMENT OPERATIONS
US11482058B2 (en) 2008-09-09 2022-10-25 United Parcel Service Of America, Inc. Systems and methods for utilizing telematics data to improve fleet management operations
US8494899B2 (en) 2008-12-02 2013-07-23 Lemi Technology, Llc Dynamic talk radio program scheduling
US8806047B2 (en) 2009-04-29 2014-08-12 Lemi Technology, Llc Skip feature for a broadcast or multicast media station
US7657337B1 (en) 2009-04-29 2010-02-02 Lemi Technology, Llc Skip feature for a broadcast or multicast media station
US8433759B2 (en) 2010-05-24 2013-04-30 Sony Computer Entertainment America Llc Direction-conscious information sharing
US20120046949A1 (en) * 2010-08-23 2012-02-23 Patrick John Leddy Method and apparatus for generating and distributing a hybrid voice recording derived from vocal attributes of a reference voice and a subject voice
US9208626B2 (en) 2011-03-31 2015-12-08 United Parcel Service Of America, Inc. Systems and methods for segmenting operational data
US9953468B2 (en) 2011-03-31 2018-04-24 United Parcel Service Of America, Inc. Segmenting operational data
US8971917B2 (en) * 2011-04-04 2015-03-03 Soundlink, Inc. Location-based network radio production and distribution system
US9240180B2 (en) * 2011-12-01 2016-01-19 At&T Intellectual Property I, L.P. System and method for low-latency web-based text-to-speech without plugins
US9197937B1 (en) 2012-04-26 2015-11-24 Music Choice Automatic on-demand navigation based on meta-data broadcast with media content
US9117451B2 (en) * 2013-02-20 2015-08-25 Google Inc. Methods and systems for sharing of adapted voice profiles
US20140278402A1 (en) * 2013-03-14 2014-09-18 Kent S. Charugundla Automatic Channel Selective Transcription Engine
US9697831B2 (en) * 2013-06-26 2017-07-04 Cirrus Logic, Inc. Speech recognition
US10417601B2 (en) 2013-06-28 2019-09-17 United Parcel Service Of America, Inc. Confidence ratings for delivery of items
US9646613B2 (en) * 2013-11-29 2017-05-09 Daon Holdings Limited Methods and systems for splitting a digital signal
US9805521B1 (en) 2013-12-03 2017-10-31 United Parcel Service Of America, Inc. Systems and methods for assessing turns made by a vehicle
US20150255065A1 (en) * 2014-03-10 2015-09-10 Veritone, Inc. Engine, system and method of providing audio transcriptions for use in content resources
US10219027B1 (en) 2014-10-24 2019-02-26 Music Choice System for providing music content to a user
DE102014017384B4 (de) * 2014-11-24 2018-10-25 Audi Ag Kraftfahrzeug-Bedienvorrichtung mit Korrekturstrategie für Spracherkennung
US9786299B2 (en) * 2014-12-04 2017-10-10 Microsoft Technology Licensing, Llc Emotion type classification for interactive dialog system
US20160334221A1 (en) 2015-05-11 2016-11-17 United Parcel Service Of America, Inc. Determining street segment headings
US10157607B2 (en) * 2016-10-20 2018-12-18 International Business Machines Corporation Real time speech output speed adjustment
US10810510B2 (en) 2017-02-17 2020-10-20 International Business Machines Corporation Conversation and context aware fraud and abuse prevention agent
US10757058B2 (en) 2017-02-17 2020-08-25 International Business Machines Corporation Outgoing communication scam prevention
US10102868B2 (en) * 2017-02-17 2018-10-16 International Business Machines Corporation Bot-based honeypot poison resilient data collection
CN109308892B (zh) * 2018-10-25 2020-09-01 百度在线网络技术(北京)有限公司 语音合成播报方法、装置、设备及计算机可读介质
CN109788360A (zh) * 2018-12-12 2019-05-21 百度在线网络技术(北京)有限公司 基于语音的电视控制方法和装置
KR102615154B1 (ko) * 2019-02-28 2023-12-18 삼성전자주식회사 전자 장치 및 전자 장치의 제어 방법

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2553555B1 (fr) 1983-10-14 1986-04-11 Texas Instruments France Procede de codage de la parole et dispositif pour sa mise en oeuvre
US5177604A (en) 1986-05-14 1993-01-05 Radio Telcom & Technology, Inc. Interactive television and data transmission system
US4979216A (en) 1989-02-17 1990-12-18 Malsheen Bathsheba J Text to speech synthesis system and method using context dependent vowel allophones
US5303393A (en) 1990-11-06 1994-04-12 Radio Satellite Corporation Integrated radio satellite response system and method
US5907793A (en) * 1992-05-01 1999-05-25 Reams; David A. Telephone-based interactive broadcast or cable radio or television methods and apparatus
US5384893A (en) 1992-09-23 1995-01-24 Emerson & Stern Associates, Inc. Method and apparatus for speech synthesis based on prosodic analysis
JP2990992B2 (ja) 1993-03-18 1999-12-13 三菱電機株式会社 衛星通信端末
US5504482A (en) 1993-06-11 1996-04-02 Rockwell International Corporation Automobile navigation guidance, control and safety system
US5544222A (en) 1993-11-12 1996-08-06 Pacific Communication Sciences, Inc. Cellular digtial packet data mobile data base station
US5613191A (en) * 1995-05-01 1997-03-18 Bell Atlantic Network Services, Inc. Customer premise wireless distribution of audio-video, control signals and voice using CDMA
JPH09171396A (ja) * 1995-10-18 1997-06-30 Baisera:Kk 音声発生システム
JPH1022846A (ja) * 1996-07-04 1998-01-23 Daihatsu Motor Co Ltd 情報受信装置
US6084528A (en) * 1996-09-05 2000-07-04 Symbol Technologies, Inc. Intranet scanning terminal system
US5905719A (en) * 1996-09-19 1999-05-18 Bell Communications Research, Inc. Method and system for wireless internet access
US6393014B1 (en) * 1997-06-03 2002-05-21 At&T Wireless Services, Inc. Method and system for providing data communication with a mobile station
US6108706A (en) * 1997-06-09 2000-08-22 Microsoft Corporation Transmission announcement system and method for announcing upcoming data transmissions over a broadcast network
US6119167A (en) * 1997-07-11 2000-09-12 Phone.Com, Inc. Pushing and pulling data in networks
JP4277141B2 (ja) * 1997-07-11 2009-06-10 ソニー株式会社 情報再生端末
KR100456159B1 (ko) * 1997-07-18 2004-12-23 엘지전자 주식회사 Cdpd통신망을이용한음성메세지통신망및그통신단말기
US6081780A (en) * 1998-04-28 2000-06-27 International Business Machines Corporation TTS and prosody based authoring system

Also Published As

Publication number Publication date
US6246672B1 (en) 2001-06-12
GB2336974A (en) 1999-11-03
KR100303411B1 (ko) 2001-09-26
KR19990082755A (ko) 1999-11-25
GB9908965D0 (en) 1999-06-16
GB2336974B (en) 2003-03-05
JP2000004485A (ja) 2000-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3037947B2 (ja) 無線システム、情報信号送付システム、ユ―ザ端末及びクライアント/サ―バ・システム
US6081780A (en) TTS and prosody based authoring system
US5924068A (en) Electronic news reception apparatus that selectively retains sections and searches by keyword or index for text to speech conversion
US7027568B1 (en) Personal message service with enhanced text to speech synthesis
US5943648A (en) Speech signal distribution system providing supplemental parameter associated data
Rabiner Applications of voice processing to telecommunications
US7627471B2 (en) Providing translations encoded within embedded digital information
US6993290B1 (en) Portable personal radio system and method
US7974836B2 (en) System and method for voice user interface navigation
US7230177B2 (en) Interchange format of voice data in music file
US20020072915A1 (en) Hyperspeech system and method
US20090063153A1 (en) System and method for blending synthetic voices
JP2004525412A (ja) 合成された音声の了解度を改善するためのランタイム合成装置適合方法およびシステム
Kamm et al. The role of speech processing in human–computer intelligent communication
KR20010076508A (ko) Mp3 플레이어 겸용 휴대폰에서 음성 인식에 의한 선곡방법
JP2971796B2 (ja) 低ビット速度のオーディオエンコーダおよびデコーダ
JP3473204B2 (ja) 翻訳装置及び携帯端末装置
US6574598B1 (en) Transmitter and receiver, apparatus and method, all for delivery of information
JPH0944189A (ja) テキスト情報の合成音声読み上げ装置及び文字放送受信機
JP4503853B2 (ja) 可変率音声符号化に基づいた音声合成装置
EP1298647A1 (en) A communication device and a method for transmitting and receiving of natural speech, comprising a speech recognition module coupled to an encoder
JP3073293B2 (ja) 音声情報出力システム
JP2003029774A (ja) 音声波形辞書配信システム、音声波形辞書作成装置、及び音声合成端末装置
JP4039620B2 (ja) 音声合成装置および音声合成プログラム
JP2004294813A (ja) 音声合成装置、制御方法、制御プログラムおよび記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080225

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees