JP3037599U - フック付きタッピングねじ - Google Patents
フック付きタッピングねじInfo
- Publication number
- JP3037599U JP3037599U JP1996004737U JP473796U JP3037599U JP 3037599 U JP3037599 U JP 3037599U JP 1996004737 U JP1996004737 U JP 1996004737U JP 473796 U JP473796 U JP 473796U JP 3037599 U JP3037599 U JP 3037599U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tapping screw
- hook
- round
- anchor
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フック付きタッピングねじのねじ山を強化し
て,焼き入れ鉄板などの透孔にもねじ込めるようにす
る。 【解決手段】 タッピングねじと,その頭部に連なる丸
型又はL型のフックとを一体成形してなるフック付きタ
ッピングねじの全体に焼き入れを施す。
て,焼き入れ鉄板などの透孔にもねじ込めるようにす
る。 【解決手段】 タッピングねじと,その頭部に連なる丸
型又はL型のフックとを一体成形してなるフック付きタ
ッピングねじの全体に焼き入れを施す。
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は,フック付きタッピングねじに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】 従来のタッピングねじには,その頭部上面に−型の溝又は +型の溝を設けたものであって,タッピングねじ全体に熱処理,即ち焼き入れが 施されたものと,焼き入れが施されていないものとがあるが,タッピングねじと ,その頭部に連なる丸型又はL型のフックとを一体成形してなるフック付きタッ ピングねじには,焼き入れが施されたものは,未だ見られず,焼き入れが施され ていないもののみしか見られない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 上記の従来のフック付きタッピングねじ は,木材などへのねじ込みには使えるが,例えば,焼き入れが施された鉄板であ って,ねじ,釘などの使用ができないボード壁板に打ち込まれるように成形され たアンカーにねじ込もうとすると,ねじ山の強度がアンカーの強度に比し弱いた めに,ねじ山が変形したり,欠けたりしてねじ込むことができないという欠点が あった。 本考案は,そのような欠点を解消しうるフック付きタッピングねじを提供する ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために,本考案は, タッピングねじと,その頭部に連なる丸型又はL型のフックとを一体成形してな るフック付きタッピングねじの全体に焼き入れを施すことを特徴とするものであ る。
【0005】
【考案の実施の形態】 タッピングねじと,その頭部に連なる丸型又はL型 のフックとを一体成形する。このフック付きタッピングねじの全体に焼き入れを 施すことにより,タッピングねじのねじ山の強度を強化する。そして,例えば, 焼き入れが施されている鉄板に穿設された透孔にタッピングねじの部分をねじ込 めるようにする。
【0006】
【実施例】 以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明すると,図1にお いて,1は丸型フック付きタッピングねじで,タッピングねじ2と,その頭部に 連なる丸型フック3とを一体成形し,この丸型フック付きタッピングねじ1の全 体に焼き入れを施す。その後で,メッキ仕上げをする。
【0007】 図2において,4はL型フック付きタッピングねじで,タッ ピングねじ5と,その頭部に連なるL型フック6とを一体成形し,このL型フッ ク付きタッピングねじ4の全体に焼き入れを施す。その後で,メッキ仕上げをす る。
【0008】 図3ないし図5において,7はアンカーで,薄い鉄板をT字 型になるように折曲し,垂直部分8の中間部から下端にかけて鋭く尖るように成 形した先鋭部9を設け,水平部分10の中心部には,タッピングねじ2,5の先 端を差し込む透孔11を穿設してなる。
【0009】 アンカー7は,図6に示すように,ねじ,釘などの使用でき ないボード壁板12にハンマーなどで打ち込んでいき,水平部分10をボード壁 板12の表面に押し付けるようにして固定する。
【0010】 そして,図7に示すように,例えば,丸型フック付きタッピ ングねじ1の先端を透孔11に差し込んで,丸型フック3を指でつまみながら, アンカー7の垂直部分8の2枚の鉄板13,14を押し開きつつねじ込んでいき ,丸型フック付きタッピングねじ1のボード壁板12に対する取付けを完了する 。取付け後は,タッピングねじ2が2枚の鉄板13,14で支えられるため,安 定した保持力が得られる。
【0011】
【考案の効果】 本考案は,叙上のように構成したから,丸型フック付きタ ッピングねじ又はL型フック付きタッピングねじを,それらのねじ山を傷めるこ となく,焼き入れ鉄板その他の硬質材料に穿設された孔へねじ込んで固定するこ とができる効果を奏するものである。
【図1】 丸型フック付きタッピングねじの側面図であ
る。
る。
【図2】 L型フック付きタッピングねじの側面図であ
る。
る。
【図3】 アンカーの正面図である。
【図4】 アンカーの側面図である。
【図5】 アンカーの平面図である。
【図6】 アンカーをボード壁板に打ち込む状態を示す
図である。
図である。
【図7】 上記アンカーに丸型フック付きタッピングね
じをねじ込んだ状態を示す図である。
じをねじ込んだ状態を示す図である。
1 丸型フック付きタッピングねじ 2 タッピングねじ 3 丸型フック 4 L型フック付きタッピングねじ 5 タッピングねじ 6 L型フック
Claims (1)
- 【請求項1】 タッピングねじと,その頭部に連なる丸
型又はL型のフックとを一体成形してなるフック付きタ
ッピングねじの全体に焼き入れを施すことを特徴とする
フック付きタッピングねじ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996004737U JP3037599U (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | フック付きタッピングねじ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996004737U JP3037599U (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | フック付きタッピングねじ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3037599U true JP3037599U (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=43172314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996004737U Expired - Lifetime JP3037599U (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | フック付きタッピングねじ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3037599U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013043277A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-03-04 | Yasuaki Ueno | L型フック回し |
-
1996
- 1996-05-01 JP JP1996004737U patent/JP3037599U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013043277A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-03-04 | Yasuaki Ueno | L型フック回し |
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