JP3037501U - 歩行器用オールプラスチック消音キャスター - Google Patents

歩行器用オールプラスチック消音キャスター

Info

Publication number
JP3037501U
JP3037501U JP1996012599U JP1259996U JP3037501U JP 3037501 U JP3037501 U JP 3037501U JP 1996012599 U JP1996012599 U JP 1996012599U JP 1259996 U JP1259996 U JP 1259996U JP 3037501 U JP3037501 U JP 3037501U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axle
wheel
wheel body
molded
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996012599U
Other languages
English (en)
Inventor
征治 石塚
Original Assignee
株式会社リコー化成
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社リコー化成 filed Critical 株式会社リコー化成
Priority to JP1996012599U priority Critical patent/JP3037501U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3037501U publication Critical patent/JP3037501U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Legs For Furniture In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 樹脂を利用した歩行器用消音キャスターを提
供する。 【解決手段】 車輪は双輪とし車輪本体1と車輪外周2
で形成する 車輪本体1と支柱4はHDPEで成形する
車軸外周2は車輪本体1をインサート成形しエラスト
マーで二重成形する。車軸3はPOMで成形する。一方
の車輪本体1の車軸嵌合ボス穴aに車軸3を差込み車軸
溝が車軸嵌合ボス穴aの中に有る車軸溝受bに圧入する
車軸3に支柱4の車軸受穴を通し他方の車輪本体1を
前記と同様に圧入して固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 [産業上の利用分野] この考案は幼児の乗る歩行器が走行した床面にキズをつけず作動中の騒音を和ら げ消音効果を得られるキャスター
【0002】 [従来の技術] 従来のキャスターは 車輪を樹脂で成形し 軸は金属でつなぎ その端をカシメ て止め合わせていた
【0003】 [考案が解決しようとする課題] これらは次のような欠点があった (イ)車輪をささえる金属の軸はカシメることで力が安定せず軸が曲が ったり 車輪とのすき間が均等におさえられず 作動性が悪くな ることがあった (ロ)2つの車輪を金属の軸でカシメるので内側外側の車輪が軸により 固定され一体となって回転していた 又体重をかけて走行すると 車輪が回転せず止まった状態で滑って走行するので床にキズがつ いた (ハ)車輪は樹脂性であるが硬度の高いものを使用していたので走行す ると 床とこすれる音が発生した 本考案はその欠点を除くために すべての部品を樹脂で成形 軸のカシメをなく して寸法精度を出し 硬度の低い樹脂で車輪をくるみ 床との接地面を小さくし て騒音の出ない 組立てやすいキャスターを考えた
【0004】 [課題を解決するための手段] アイゾット衝撃強度0.5kg cm/cm以上(試験方法 ASTM D25 6)ロックウェルの硬さR85〜R110(試験方法ASTM D785)以上 の樹脂を使用し 車輪本体1を成形する 車輪本体1の外周にアイゾット衝撃強度 折れず(試験方法 ASTM D25 6)硬度(試験方法 JTS K6301)瞬間値50〜60のオレフィン系熱 可塑性樹脂を二重成形し 車輪外周3を車輪本体1にかぶせ 車輪外周3をR状 に成形する 車軸3はアイゾット衝撃強度 4.5kg cm/cm以上(試験方法 AST MD256)硬度 M70〜M90(試験方法 ASTM D785)の樹脂で 車軸3を成形する 支柱4は アイゾット衝撃強度 0.5kg cm/cm以上(試験方法 AS TMD256)の樹脂で 支柱4を成形する 車輪本体1の車軸嵌合ボス穴aに車軸3を入れ 車軸溝cが車軸受bを通過し固 定する位置まで圧入する 次に支柱4の車軸受穴dを車軸3に通し さらに車輪 本体1を前記と同様に圧入する
【0005】 [作用] 車輪本体1 車輪外周2 車軸3 支柱4は すべて樹脂で成形し組立てるので キャスターの動作が滑らかになる さらに車輪本体1 車軸3 支柱4は互いに フリーの状態で固定している
【0006】 [実施例] 以下本案の実施例について説明する (イ)車輪本体1をHDPEで成形する (ロ)車輪本体1をインサートして車輪外周2を二重成形し 車輪Aを 形成する (ハ)車軸3をPOMで成形する (ニ)支柱4をHDPEで成形する (ホ)車輪Aの車輪本体1に立てられた車軸嵌合ボス穴aに車軸3の車 軸溝cを圧入する (ヘ)支柱4の車軸受穴dを車軸3に通し さらに車輪Bを圧入する
【0007】 [考案の効果] 本考案は以上のような構造で 車輪外周2はゴム質のプラスチックで成形してい るため滑らかさが有り 車軸3は硬質のプラスチックなので 部品どうしの摩擦 がなくなった このようにすべての部品がプラスチックで成形していることで以 下のことが解消された (イ)車輪A 車輪Bの車輪外周2が ゴム質のプラスチックで成形さ れているので接地面にキズがつきにくくなった (ロ)車輪外周2が軟質の為キャスターが走行しても音の発生が小さく なった (ハ)車軸3は従来金属で作成され端をプレスでカシメていたので 軸 が曲がったり車輪本体1と支柱4のすき間がなくなりカジリが生 じて作動しにくいものがあったが圧入の嵌合により一定の間隔を たもてるようになった 本考案は幼児の歩行器のキャスターで使用する為に考えたもので歩行の滑らかさ がえられ騒音が消されフローリングにキズをつけずに走行することができた(考 案の効果)
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の組立側面図
【図2】本考案の組立断面図
【図3】本考案の車輪の側面図
【図4】本考案の車軸の斜視図
【図5】本考案の支柱の斜視図
【符号の説明】
Aは車輪 Bは車輪 1は車輪本体 2は車輪外周 3は車軸 4は支柱 aは車軸嵌合ボス穴 bは車軸溝受 cは車軸溝 dは車軸受穴

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂車輪の外周にゴム又は硬度の低い樹脂
    瞬間値50〜60(試験方法 JIS K6301)を
    二重成形したキャスター
  2. 【請求項2】2つの車輪を 樹脂 衝撃強度 4.5k
    g cm/cm以上で(試験方法ASTM D256)
    成形した軸で継ぎ合わせたキャスター
JP1996012599U 1996-11-06 1996-11-06 歩行器用オールプラスチック消音キャスター Expired - Lifetime JP3037501U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996012599U JP3037501U (ja) 1996-11-06 1996-11-06 歩行器用オールプラスチック消音キャスター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996012599U JP3037501U (ja) 1996-11-06 1996-11-06 歩行器用オールプラスチック消音キャスター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3037501U true JP3037501U (ja) 1997-05-20

Family

ID=43172218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996012599U Expired - Lifetime JP3037501U (ja) 1996-11-06 1996-11-06 歩行器用オールプラスチック消音キャスター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3037501U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018052484A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 川口 明 全方向車輪ユニット、及びそれを用いたスーツケース

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018052484A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 川口 明 全方向車輪ユニット、及びそれを用いたスーツケース

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05126147A (ja) 特にステアリングコラム用の転がり軸受
JP3037501U (ja) 歩行器用オールプラスチック消音キャスター
JP2004015889A5 (ja)
DE60108367D1 (de) Lagergehäuse und walzenwelledichtung
US20070241526A1 (en) Vehicle stabilizer bar bushing assembly
JP3897609B2 (ja) ダイナミックダンパ及びプロペラシャフト
JPH1178963A (ja) 車両安定化バーの支持および位置決め装置、並びに同装置を含む車両安定化システム
EP1319534A3 (en) Vehicle suspension bush
CN111051081B (zh) 悬浮式自行车轮毂结合结构
JP3521394B2 (ja) ベアリングシール
JPS6128140Y2 (ja)
JPS5818151U (ja) テンシヨンプ−リ−用軸受
CN204828288U (zh) 一种推力杆联接关节轴承
JP2571670Y2 (ja) スライド式ゴムブッシュ
JPH0587327U (ja) 高トルク転がり軸受
JP2005140187A (ja) センサ付きシール装置およびそれを用いた転がり軸受装置
JP2525795Y2 (ja) 回転速度検出装置
JP3938711B2 (ja) 防振装置
JPH0248432U (ja)
WO2023079898A1 (ja) ローラおよび車輪
JPS6217409U (ja)
JPH089456Y2 (ja) 屈曲回転軸の軸受
JPH01275926A (ja) ブッシュ組立体
KR200440378Y1 (ko) 컨베이어 롤러
JPS6236716Y2 (ja)