JP3037477B2 - アクティブフィルタ - Google Patents

アクティブフィルタ

Info

Publication number
JP3037477B2
JP3037477B2 JP3239797A JP23979791A JP3037477B2 JP 3037477 B2 JP3037477 B2 JP 3037477B2 JP 3239797 A JP3239797 A JP 3239797A JP 23979791 A JP23979791 A JP 23979791A JP 3037477 B2 JP3037477 B2 JP 3037477B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harmonic
component
ref
van
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3239797A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0583858A (ja
Inventor
喜久 平根
昭 隈元
知史 多田
清司 奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Electric Power Co Inc, Nissin Electric Co Ltd filed Critical Kansai Electric Power Co Inc
Priority to JP3239797A priority Critical patent/JP3037477B2/ja
Publication of JPH0583858A publication Critical patent/JPH0583858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3037477B2 publication Critical patent/JP3037477B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/40Arrangements for reducing harmonics

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電力系統に存在する
高調波電圧歪を低減するアクティブフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】図1にアクティブフィルタを適用した一
般的な系統の等価回路を示す。系統は高調波成分Vsn
を含んだ電圧源1、電源インピーダンスZsn、高調波
電流Ilnを発生する負荷4、高調波電流Ifnを吸収
するLCフィルタ3、および高調波電流Ianを注入
(吸収)するアクティブフィルタ2から構成される。
【0003】図1に示したアクティブフィルタ2の制御
部の一般的な構成をブロック図として図2に示す。高調
波検出部5はアクティブフィルタ連系点の電圧Vaの高
調波成分を検出し、その出力信号Van(n:高調波次
数)を振幅位相調整回路6へ与える。また高調波検出部
7はアクティブフィルタ連系点の電流Idの高調波成分
を検出し、その出力信号Idn(n:高調波次数)を振
幅位相調整回路8へ与える。振幅位相調整回路6,8の
Kv,Kiはそれぞれ制御ゲイン(ベクトル)であり、
それぞれIvnref (以下これを電圧補償成分と言
う。)とIinref (以下これを電流補償成分と言
う。)を得る。そして、両者を加算して高調波電流注入
基準信号Ianref を求める。なお、図2に示す制御部
は高調波次数nごとに設けられるため、前記Kv,Ki
も正確にはKvn,Kinと表すべきであるが、ここで
は単にKv,Kiとしている。
【0004】図1に示したアクティブフィルタ2の駆動
部のブロック図を図6に示す。図6において加算器9は
高調波電流注入基準瞬時値信号iarefとアクティブフ
ィルタに流れる瞬時値電流iaとの差成分を求める。ゲ
イン制御回路10は前記差成分に定数Kを乗じる。PW
M制御回路11はゲイン制御回路10の出力信号をパル
ス幅制御してインバータ12に対し制御信号を与える。
インバータ12はその制御信号に応じて連系点に電流を
注入する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図1において、高調波
発生負荷4より出力される高調波電流Ilnは電源1側
とLCフィルタ3側とに分流し、アクティブフィルタ連
系点の高調波電圧VanはZsn・Isnで定まる。ア
クティブフィルタ2はKi・Idnなる電流を吸収し
て、電源へ流れる高調波成分Isnを低減し、その結果
としてVanの高調波成分を低減する。
【0006】一方、電源側に高調波電圧源が存在する
と、LCフィルタ3に回路インピーダンス(Zsn+Z
fn)に応じた電流が流れ込み、Zsn≒−Zfnとな
ると過大な電流が流れて、LCフィルタが過負荷とな
り、また系統への高調波障害等を及ぼすおそれがある。
そこで、連系点の高調波電圧Vanに対してKv(ベク
トル量)を乗じた電流信号に応じてアクティブフィルタ
で電流を吸収させる。その場合、Kvは等価アドミッタ
ンスに相当し、系統のインピーダンス状態を変えて、前
述の障害(共振)を抑制する。
【0007】しかし、通常の系統では、LCフィルタは
随時開閉され、電源インピーダンスも随時変化している
ため、図2に示した振幅位相調整回路の補償ゲインK
v,Kiを常にマニュアル調整する必要があった。
【0008】この発明の目的は、アクティブフィルタの
制御部における補償ゲインを自動調整して前述の問題を
解消したアクティブフィルタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るアクティブフィルタは、電力系統に高調波電流を注入
することによって高調波電圧歪を低減するアクティブフ
ィルタにおいて、連系点の電圧信号Vaと電流信号Id
を測定する手段と、前記電圧信号Vaと電流信号Idの
高調波成分をそれぞれ抽出する手段と、前記電流信号の
各高調波成分Idnに電流補償ゲインKiを乗じて電流
補償成分Iinref を求める手段と、与えられた各高調
波の電圧設定値Vanref と前記測定電圧信号の各高調
波成分Vanとの差を求め、その差成分を系統合成イン
ピーダンスの推定値βn’で除して、電圧補償成分Iv
ref の出力誤差成分を求める手段と、前記各高調波の
電圧設定値Vanref と前記測定電圧信号の各高調波成
分Vanおよび前記出力誤差成分を入力して、前記電圧
補償成分Ivnref を増減させ、これによって前記出力
誤差成分を減少させる、ゲイン自動制御手段と、前記電
流補償成分Iinref と前記電圧補償成分Ivnref
合成して、電力系統に対する高調波電流注入基準信号I
anref を求める手段とを設けたことを特徴とする。
【0010】請求項2に係るアクティブフィルタは、電
力系統に高調波電流を注入することによって高調波電圧
歪を低減するアクティブフィルタにおいて、連系点の電
圧信号Vaを測定する手段と、この測定電圧信号の高調
波成分Vanを抽出する手段と、与えられた各高調波の
電圧設定値Vanref と前記測定電圧信号の各高調波成
分Vanとの差を求めるとともに、その差信号を系統合
成インピーダンスの推定値βn’で除して、出力誤差成
分を求める手段と、前記電圧設定値Vanref と前記出
力誤差成分を入力して、注入すべき高調波電流の基準信
号Ianref を増減させ、これによって前記出力誤差成
分を減少させる、ゲイン自動制御手段とを設けたことを
特徴とする。
【0011】
【作用】図1において、高調波発生負荷4より発生され
る高調波電流Ilnと、電源側に存在する高調波電圧V
snとにより、アクティブフィルタ連系点の高調波電圧
Vanは、各インピーダンスとの関係により、次式で与
えられる。
【0012】
【数1】
【0013】一方、図2に示したように、アクティブフ
ィルタに流れる電流Ianは次式で与えられるように
IanがIan ref に略等しくなるように制御される。
【0014】
【数2】
【0015】
【数1】においてIlnによる電圧歪Vanは、Iln
成分のうち、電源へ流
【0016】出する成分Idを
【数2】のIinで補償するため、
【数2】のIinref にて
【0017】ほぼ相殺されると考えられる。よって
【数1】,
【数2】より
【0018】
【数3】
【0019】と表すことができる。
【0020】一方、Vanの設定値Vanref を次式で
定義する。
【0021】
【数4】
【0022】ここで、αn’はαnの推定値、βn’は
βnの推定値である。
【数3】,
【数4】より、αn=αn’、βn=βn’の場合、
【0023】
【数5】
【0024】となる。すなわち、Vanref =Vanを
成立させるためには、
【0025】
【数6】
【0026】が成立すればよい。しかし、実際にはα
n,βnのマッチング度合い、制御誤差等によって、V
anref とVanとの間に差異が生じる。そこで、前記
ゲイン自動制御手段は、各高調波の電圧設定値Van
ref と測定電圧信号の高調波成分Vanとの差成分を系
統合成インピーダンスの推定値βn’で除した出力誤差
【0027】分(
【数5】の右辺第1項)と、Vanref およびVanを
入力して、前記出力誤差成分が減少する方向に電圧補償
成分Ivnref を増減させ。このことにより、図2に
示した電圧補償ゲインKv自動制御る。
【0028】請求項2記載のアクティブフィルタでは、
連系点の電圧のみ検出する。ここで、系統の等価回路を
図7に、またアクティブフィルタの制御部の構成を図8
に示す。図7に示した等価回路においては次式が成り立
つ。
【0029】
【数7】
【0030】この時、連系点における電圧高調波歪をV
anref に一致させるためのIanの設定値をIan
ref とする。
【0031】先ず、ゲイン自動制御手段によって、Ia
nをIanrefに追従させることを考える。すなわち、
Ianをゲイン自動制御手段の出力信号、Ianref
ゲイン自動制御手段に与える教師信号と考えればよい
が、Ianref を決定する理論的根拠は与えられない。
しかし、実際にゲイン自動制御手段の学習に必要となる
のは、教師信号そのものではなく、教師信号と出力信号
との差、すなわち、出力誤差であり、Ianref −Ia
nに相当する。
【0032】今、与えられる情報は、高調波電圧歪Va
nと、その設定値Vanref であり、これらについて次
式が与えられる。
【0033】
【数8】
【0034】
【数8】と
【数7】の2式の差をとって、
【0035】
【数9】
【0036】となる。これによって既知量から出力誤差
が得られる。請求項2に係るゲイン自動制御手段は、各
高調波の電圧設定値Vanref と測定電圧信号の各高調
波成分Vanとの差を系統合成インピーダンスβnの推
定値βn’で除した出力誤差成分と、Vanref を入力
して、前記出力誤差成分が減少する方向に、注入すべき
高調波電流の基準信号Ianref を増減させ。このよ
うにして図8に示した制御ゲインK自動制御る。
【0037】
【実施例】第1の実施例であるアクティブフィルタの制
御部の主要部の構成を図3〜図5に示す。第1の実施例
に係るアクティブフィルタは、請求項1記載のアクティ
ブフィルタの実施例であり、アクティブフィルタ全体の
構成は図2および図6に示したものと同一であり、図3
〜図5は図2における振幅位相調整回路6の具体的な構
成例である。
【0038】図3において14は連系点の高調波電圧V
anをサンプリングタイミング毎に遅延させる回路であ
る。加算器15は測定電圧Van(k)(ここでkはサ
ンプリング次数である。)と電圧設定値Vanref との
差成分を求める。また、図において16は系統の推定並
列インピーダンスβn’の逆数を乗じる乗算回路であ
る。また18はVanとその遅延信号およびVanref
を入力して補正信号ΔIを出力するニューラルネットワ
ークである。このニューラルネットワーク18は入力
層、中間層および出力層によって構成される。加算器1
9は補正信号ΔIと乗算回路16より出力される出力誤
差成分と加算して、電圧補償成分Ivnref (k+1)
を求める。正規化回路7は乗算回路16より出力される
信号を正規化してニューラルネットワーク18に対し誤
差信号(教師信号)を与える。ニューラルネットワーク
18はその誤差信号が0となるようにバックプロパゲー
ションによって学習を行う。従って、図3の動作は次式
で表される。
【0039】
【数10】
【0040】なお、この図3に示した振幅位相調整回路
は高調波次数nごとに設けている。
【0041】図3ではベクトル量を一本の信号ラインで
表したが、実際には振幅と位相とに分けて処理を行う。
また、ニューラルネットワークに対する入力信号は正規
化され、出力信号は逆正規化される。図4および図5に
これらの関係を示す。図4においてベクトル分解回路2
0は、入力されたベクトル量を振幅成分と位相成分に分
解する。正規化回路21,22はそれぞれ振幅成分と位
相成分をシグモイド関数等により0〜1の信号に正規化
してニューラルネットワークの入力層に与える。図5に
おいて、逆正規化回路25,26はニューラルネットワ
ークの出力層24の出力信号を一定レベル範囲内の振幅
信号と位相信号に変換する。ベクトル合成回路27は振
幅信号と位相信号をベクトル量に合成する。
【0042】図3に示した、電圧誤差から電流誤差を求
めるための係数1/βn’は、系統の合成インピーダン
スβnによって定まる値であるが、ニューラルネットワ
ーク側から考えると、バックプロパゲーション法におけ
る学習係数と同様の働きをしている。ここで、学習係数
とは、結合荷重やしきい値を出力誤差に応じて更新する
際に、出力誤差にかけられる係数である。これは学習効
率を決めるもので、収束時間には影響するが、収束値に
は影響を与えない。したがって、図3に示した係数1/
βn’が必ずしも系統の合成インピーダンスβnと一致
していなくても、Vanref とVanとの誤差は減少
し、最終的に一致する。
【0043】次に、第2の実施例に係るアクティブフィ
ルタの制御部の主要部の構成を図9に示す。第2の実施
例に係るアクティブフィルタは、請求項2記載のアクテ
ィブフィルタの実施例であり、全体の構成は図7および
図8と同様であり、図9は図8における振幅位相調整回
路13の構成を示す。図9において28は連系点の電圧
Vanの振幅成分に対し係数Kaを乗じて設定値Van
ref を求める回路である。ここで係数Kaは0≦Ka<
1であり、ベクトル分解回路30はVanref を振幅成
分と位相成分に分解する。正規化回路31,32は振幅
信号と位相信号をそれぞれ0〜1の正規化された信号に
変換する。33はニューラルネットワークであり、正規
化された振幅信号と位相信号を入力して、注入すべき高
調波電流の基準信号Ianref の振幅成分と位相成分を
出力する。逆正規化回路36,37はこれを所定レベル
範囲内の振幅信号と位相信号に変換する。ベクトル合成
回路38はこれをベクトル量としてIanref を求め
る。加算器29はVanとVanref との差成分を求め
る。34はその差成分に対し1/βn’を乗じる乗算回
路であり、これにより電圧誤差から電流誤差を求める。
正規化回路35は電流誤差信号を正規化してニューラル
ネットワーク33に対し誤差信号(教師信号)として与
える。ニューラルネットワーク33はその誤差信号が0
となるようにバックプロパゲーション法によって学習す
る。ここで、VanとVanref との振幅成分間には一
定の係数Kaが存在するため、Ianref −Ianは厳
密には0とはならないが、極限値として0となる。
【0044】なお、第1・第2の実施例では、制御部に
ニューラルネットワークを用いたが、その他にファジイ
推論による制御系やPID制御系等の適応制御系を用い
てもよい。
【0045】
【発明の効果】
【0046】請求項1に係るアクティブフィルタによれ
ば、
【数3】に示したαn,βnのマッチング度合いおよび
Iinの補償誤差によってVanとVanref との間に
差異が生じるが、その誤差分が自動的に減少する。した
がって、LCフィルタが随時開閉され、電源インピーダ
ンスが随時変化しても、アクティブフィルタ連系点での
高調波電圧歪は設定値まで抑制される。
【0047】請求項2に係るアクティブフィルタでは、
アクティブフィルタの連系点における電流Idnの検出
が不要となり、計器用変圧器を用いるだけでよいため、
変流器の設置も不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例が適用されるアクティブフィルタ
の設置された一般的な系統の等価回路図である。
【図2】図1に示すアクティブフィルタ内の制御部のブ
ロック図である。
【図3】第1の実施例に係るアクティブフィルタの制御
部の主要部の構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示すニューラルネットワークに対する入
力部の構成を示すブロック図である。
【図5】図3に示すニューラルネットワークからの出力
部の構成を示すブロック図である。
【図6】アクティブフィルタの一般的な駆動部のブロッ
ク図である。
【図7】第2の実施例に係るアクティブフィルタを用い
た系統の等価回路図である。
【図8】図7に示すアクティブフィルタの制御部のブロ
ック図である。
【図9】第2の実施例に係るアクティブフィルタの制御
部の主要部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1−電源 3−LCフィルタ 4−高調波発生負荷 6,8−振幅位相調整回路 18,33−ニューラルネットワーク
フロントページの続き (72)発明者 奥 清司 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西 電力株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−140626(JP,A) 特開 昭61−150621(JP,A) 特開 平4−140022(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 3/01

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力系統に高調波電流を注入することによ
    って高調波電圧歪を低減するアクティブフィルタにおい
    て、 連系点の電圧信号Vaと電流信号Idを測定し、それぞ
    の高調波成分Van,Idnを抽出する手段と、 前記電流信号Idの各高調波成分Idnに電流補償ゲイ
    ンKiを乗じて電流補償成分Iinref を求める手段
    と、 与えられた各高調波の電圧設定値Vanref と前記測定
    電圧信号の各高調波成分Vanとの差を求め、その差成
    分を系統合成インピーダンスの推定値βn’で除して、
    電圧補償成分Ivnref の出力誤差成分を求める手段
    と、 前記各高調波の電圧設定値Vanref と前記測定電圧信
    号の各高調波成分Vanおよび前記出力誤差成分を入力
    して、前記出力誤差成分を減少させる方向に前記電圧補
    償成分Ivnref を増減させゲイン自動制御手段と、 前記電流補償成分Iinref と前記電圧補償成分Ivn
    ref を合成して、電力系統に対する高調波電流注入基準
    信号Ianref を求める手段とを設けたことを特徴とす
    るアクティブフィルタ。
  2. 【請求項2】電力系統に高調波電流を注入することによ
    って高調波電圧歪を低減するアクティブフィルタにおい
    て、 連系点の電圧信号Vaを測定し、該測定電圧信号の高調
    波成分Vanを抽出する手段と、 与えられた各高調波の電圧設定値Vanref と前記測定
    電圧信号の各高調波成分Vanとの差を求めるととも
    に、その差信号を系統合成インピーダンスの推定値β
    n’で除して、出力誤差成分を求める手段と、 前記電圧設定値Vanref と前記出力誤差成分を入力し
    て、前記出力誤差成分を減少させる方向に、注入すべき
    高調波電流の基準信号Ianref を増減させゲイン自
    動制御手段とを設けたことを特徴とするアクティブフィ
    ルタ。
JP3239797A 1991-09-19 1991-09-19 アクティブフィルタ Expired - Fee Related JP3037477B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3239797A JP3037477B2 (ja) 1991-09-19 1991-09-19 アクティブフィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3239797A JP3037477B2 (ja) 1991-09-19 1991-09-19 アクティブフィルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0583858A JPH0583858A (ja) 1993-04-02
JP3037477B2 true JP3037477B2 (ja) 2000-04-24

Family

ID=17050014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3239797A Expired - Fee Related JP3037477B2 (ja) 1991-09-19 1991-09-19 アクティブフィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3037477B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3042075A1 (fr) * 2015-10-06 2017-04-07 Univ Poitiers Determination d'une pollution harmonique sur un reseau de distribution d'energie electrique

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105305446A (zh) * 2015-10-22 2016-02-03 南京亚派科技股份有限公司 基于智能控制的谐波电流跟踪方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3042075A1 (fr) * 2015-10-06 2017-04-07 Univ Poitiers Determination d'une pollution harmonique sur un reseau de distribution d'energie electrique
WO2017060606A1 (fr) * 2015-10-06 2017-04-13 Université de Poitiers Détermination d'une pollution harmonique sur un réseau de distribution d'énergie électrique
CN108141038A (zh) * 2015-10-06 2018-06-08 普瓦提埃大学 配电网络谐波污染的确定
EP3360222B1 (fr) * 2015-10-06 2020-08-19 Universite De Poitiers Détermination d'une pollution harmonique sur un réseau de distribution d'énergie électrique
US11029350B2 (en) 2015-10-06 2021-06-08 Université de Poitiers Determination of harmonic pollution on an electrical distribution network

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0583858A (ja) 1993-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060149542A1 (en) Methods and apparatus for echo cancellation using an adaptive lattice based non-linear processor
EP0372109B1 (en) Reactive power controller
EP0324029B1 (en) Adaptive noise cancellation in a closed loop control system
JPH05176549A (ja) 電力変換器のための適応制御の方法および装置
US20040136214A1 (en) Parallel inverter system based on tracking of system power reference
EP0680138A2 (en) A motor speed control apparatus
JP3037477B2 (ja) アクティブフィルタ
US5251124A (en) Fuzzy controller apparatus and method for steady state control
Kumar et al. L2 norm enabled adaptive LMS control for grid-connected photovoltaic converters
US4204151A (en) Static VAR generator with non-linear frequency dependent dynamic gain adjuster
JP3818777B2 (ja) アクティブフィルタの制御方法
JP3402117B2 (ja) インバータ
JP3188603B2 (ja) インバータの制御装置
JP3504007B2 (ja) アクティブフィルタの制御方法及び装置
Zhang et al. Multiple-scattering theory with a truncated basis set
JPH09149699A (ja) 交流電動機の制御装置
Shaheed et al. Adaptive line impedance estimation algorithm for DC microgrid systems
Krcmar et al. A fully adaptive normalized nonlinear gradient descent algorithm for nonlinear system identification
JPH0923585A (ja) 無効電力補償の制御方法
JPH0947040A (ja) トランスレスインバータの直流流出補正回路
JP2989029B2 (ja) 無停電電源装置
JP3125354B2 (ja) アクティブフィルタの制御装置
JPH05207659A (ja) インバータの制御装置
JPS58187885A (ja) 放射線計測装置
JPS60218106A (ja) 制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees