JP3037186B2 - 周波数変調信号復調判別装置 - Google Patents

周波数変調信号復調判別装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多値変調したデ
ィジタル信号を復調する受信機の周波数変調(以下、F
Mという)信号復調判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、FM変調した多値のディジタル信
号を復調する手段として、ディスクリミネータを使用し
てFM変調信号を電圧に変換して、復調するものがあ
る。また、n個の多値のディジタル信号(nは2以上の
整数)を判別する手段としては、手動の可変抵抗等で一
定調整した基準電圧をもとにn−1個の判定レベルを設
定して、ディスクリミネータで周波数―電圧変換された
信号を多値判別する方法や、特開平7―154433号
公報に記載されて、送信周波数の変動,受信機の温度変
化および電源電圧変動等による検波信号の中心電圧変動
がある場合にも、プリアンブル信号検出時の検波信号の
平均値を求め、この検波信号の平均値を判定回路の基準
レベルとして、これを基準に4値判別を行う方法が提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の多値のディジタル信号の判別方法にあっては、温
度,電源電圧変動,部品個体差などによるディスクリミ
ネータの周波数―インピーダンス特性(f−z特性)の
変動、すなわち、インピーダンスが最も高くなる周波数
(反共振周波数fa)、およびインピーダンスが最も小
さくなる周波数(共振周波数fr)と反共振周波数fa
との周波数差Δf(Δf=fa−fr)のばらつきに伴
い、復調回路部の周波数―電圧特性(f−v特性)が変
動する。なお、一般に、判別手段としてf−v変換され
た多値のディジタル信号をある基準電圧をもとに分割し
た判定基準を定めており、その際、基準電圧を手動式の
可変抵抗等で一定値に調整しているケースが多い。従っ
て、前記のようなディスクリミネータの各特性fa,f
a−frの変動に対して、ディスクリミネータの出力電
圧振幅値が変動し、判定基準を定める基準電圧振幅との
間で誤差が生じ、この結果として多値の判別が困難にな
り、正確なディジタル信号の復調を行えなくなる場合が
あるという課題があった。
【0004】この発明は前記のような課題を解決するも
のであり、ディスクリミネータの反共振周波数、および
共振周波数と反共振周波数との周波数差の各変動に伴う
復調回路部の周波数―電圧特性の変動に対し、判定レベ
ルを前記反共振周波数およびこの反共振周波数およびこ
の反共振周波数と共振周波数との周波数差の自動調整を
行うことにより、多値のディジタル信号の誤判定を防止
することができるFM信号復調判別装置を得ることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
請求項1の発明にかかるFM信号復調判別装置は、無線
部で受信した送信信号から得た中間周波信号をディスク
リミネータの周波数−位相特性および周波数−インピー
ダンス特性を利用して周波数−電圧変換するFM復調回
路部と、前記送信信号中の特定信号を設定回数認識し、
このときの認識開始信号および前記特定信号の終了信号
を送出する信号検出回路部と、前記FM復調回路部の電
圧出力を基準電圧によりオフセットしたディジタル信号
に変換する第1のアナログ/ディジタル(以下、A/D
という)コンバータ部と、該第1のA/Dコンバータ部
の出力を前記特定信号が検出されている期間中サンプリ
ングし、このサンプリングデータの最大値および最小値
を演算して記憶する演算回路部と、該演算回路部に記憶
した過去のサンプリングデータの最大値および最小値
を、前記基準電圧によりオフセットした電圧値にそれぞ
れ変換する各一のディジタル/アナログ(以下、D/A
という)コンバータ部とを有し、第2のA/Dコンバー
タ部に、前記FM復調回路部の電圧出力を、前記各D/
Aコンバータ部で変換された各電圧値をもとに設定され
た復調信号判定基準に従って多値のディジタル信号とし
て判別させ、前記信号検出回路部による前記特定信号の
未検出時間をカウントするタイムカウント回路を設け、
前記未検出時間が設定時間を経過したとき、前記信号検
出回路部に、予め設定しておいた最小電圧初期データお
よび最大電圧初期データを前記各D/Aコンバータ部へ
送出させるようにしたものである。
【0006】また、請求項2の発明にかかるFM信号復
調判別装置は、前記最小電圧初期データおよび最大電圧
初期データを、前記ディスクリミネータ出力の平均的な
振幅値をもとに設定するようにしたものである。
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1はこの発明のFM信号復調判
別装置を示すブロック図であり、同図において、10は
受信した高周波信号から中間周波信号を得る無線部で、
この無線部にはその中間周波信号をディスクリミネータ
21の特性に応じて周波数―直流電圧変換するFM復調
回路部20が接続されている。22は電圧変換された出
力中の高周波ノイズを除去する低域フィルタ、23は低
域フィルタ22の出力を最大値および最小値の判定基準
値で多値判定する第2のA/Dコンバータ部である。
【0009】また、30は第2のA/Dコンバータ部2
3を通して得られる特定信号を信号検出回路部31に認
識させ、この認識開始信号および特定信号終了時の終了
信号を演算回路部25に送出させる制御部であり、この
演算回路部25は、前記低域フィルタ22の出力を基準
電圧28でオフセットしたディジタル信号である第1の
A/Dコンバータ部24の出力を、前記特定信号が検出
されている期間中サンプリングして、このサンプリング
データの最大値および最小値を演算して記憶するもので
ある。26,27は演算回路部25内の演算レジスタな
どに記憶させてある過去のサンプリングデータの最大
値,最小値を、前記基準電圧によりオフセットした電圧
値に変換する各一のD/Aコンバータ部である。
【0010】次に動作について説明する。まず、送信側
の基地局から送信される多値信号が無線部10で受信さ
れ、この無線部10では、受信した高周波信号を増幅
し、発振回路の出力との混合を行って中間周波に変換す
る。この中間周波信号はFM復調回路部20でディスク
リミネータ21の周波数―位相(f−θ)特性,周波数
―インピーダンス(f−z)特性を利用して、中間周波
信号を周波数―直流電圧(f−v)変換する。低域フィ
ルタ22は周波数―直流電圧変換された電圧から余分な
高周波ノイズを除去し、第2のA/Dコンバータ部23
はその低域フィルタ22の出力信号をD/Aコンバータ
部26,27から出力される最小値および最大値の各基
準電圧VRT,VRTをもとに設定された判定基準に従
って、多値のディジタル信号として判別する。一般に、
基地局からの送信信号には自己のアドレスおよびメッセ
ージ情報が含まれているが、これらは非同期の信号のた
め、同期を合わせる目的でアドレスやメッセージ等の情
報信号の前に、「1」,「0」,「1」,「0」・・・
を繰り返す特定信号(プリアンブル信号)が存在する。
【0011】一方、第1のA/Dコンバータ部24にも
第2のA/Dコンバータ部23に入力されるのと同じ信
号が入力され、この第1のA/Dコンバータ部24で
は、基準電圧28のVSTB(V)により低域フィルタ
22の出力信号をオフセットしたディジタル信号に変換
する。さらに、制御部30は第2のA/Dコンバータ部
23にてディジタル化された特定信号Nを受けると、信
号検出回路部31に「1」,「0」の繰り返し信号をn
回認識した時点で特定信号と認識させ、同時に認識開始
信号を、また特定信号終了時には終了信号を、それぞれ
演算回路部25に送出させる。
【0012】そして、この演算回路部25で、特定信号
が検出されている間(認識開始信号から終了信号が出力
される間)出力データのサンプリングを行い、このサン
プリングデータの最大値および最小値を演算し、各々の
データを演算回路部25内部の演算レジスタに記憶させ
る。さらに、この演算回路部25では、認識開始信号に
より演算して記憶された過去の2つのデータ(最大値デ
ータ,最小値データ)をD/Aコンバータ部26,D/
Aコンバータ部27にそれぞれ送出する。これらのD/
Aコンバータ部26,27では、前記第1のA/Dコン
バータ部24と同様に、基準電圧VSTB(V)で演算
回路部25の出力信号をオフセットした電圧値に変換
し、最小電圧値は第2のA/Dコンバータ部23のVR
B端子へ、最大電圧値はVRT端子へ基準電圧値として
それぞれ入力される。そして、第2のA/Dコンバータ
部23ではこれらの基準電圧値をもとに設定された判定
基準に従って、多値のディジタル信号として判別され
る。
【0013】図2は多値としての4値の受信信号(メッ
セージ信号)と、特定信号検出タイミングと、第2のA
/Dコンバータ部23の最大値の基準電圧VRTおよび
最小値の基準電圧VRBの設定タイミングとの関係を示
すタイミングチャートである。このタイミングチャート
によれば、特定信号Nを信号検出回路部31で検出する
と、この信号検出回路部31は演算回路部25に認識開
始信号を送出する。この演算回路部25ではその認識開
始時から特定信号終了までの期間中、その特定信号の最
大値および最小値を演算し、この結果を演算レジスタに
記憶する。そして、特定信号が終了次第、前記演算レジ
スタにて記憶してある過去の2つのデータ(最大値,最
小値)を基準電圧として、これらに対応する各D/Aコ
ンバータ部26,27でアナログ変換し、第2のA/D
コンバータ部23のVRB端子およびVRT端子にそれ
ぞれ入力する。
【0014】第2のA/Dコンバータ部23では、各基
準電圧VRBおよびVRTより判定レベルを設定する。
特定信号Nをもとに設定された判定レベルは、次の特定
信号N+1を検出するまで保持し、次の特定信号N+1
を検出すると、前記同様に特定信号N+1をもとに設定
された判定レベルに切り換えられる。
【0015】図3はこの発明の実施の他の形態を示すブ
ロック図である。これは制御部30にタイムカウント回
路32を有し、信号検出回路部31にて特定信号を認識
してからのタイムカウント動作を行う。このタイムカウ
ントにより設定された時間t(sc)以上経過しても
特定信号を認識しない場合は、前記制御部30より予め
任意に設定してある最小電圧初期データVRBFおよび
最大電圧初期データVRTFを各一のD/Aコンバータ
部26,27にそれぞれ送出し、前記同様に、第2のA
/Dコンバータ部23のVRB端子およびVRT端子に
入力する。こうすることで、環境変化等で前回の特定信
号をもとに設定された第2のA/Dコンバータ部23の
判定レベルと、その後に受信される特定信号の振幅とに
大きな誤差を生じた時に、予め設定してある振幅値に切
り換えることとなる。よって、その大きな誤差を補正し
てその後に受信される特定信号を正常に認識することが
可能となる。ここで最小電圧初期データVRBFおよび
最大電圧初期デーVRTFはディスクリミネータ2
の出力の振幅値における、それぞれ標準的な(平均的
な)最小電圧および標準的な(平均的な)最大電圧をも
とに設定する。
【0016】図4は前記制御部30にタイムカウント回
路32を有するFM復調判別装置の受信信号と、特定信
号検出タイミングと、タイムカウント情報,制御部初期
設定情報および第2のA/Dコンバータ部23の最大値
および最小値の基準電圧VRB,VRTの設定タイミン
グとの関係を示すタイミングチャートである。これによ
れば、前記同様、特定信号N−1で設定された判定レベ
ルで検出された次の特定信号Nにより、以下のメッセー
ジ信号からは前記特定信号Nをもとに判定レベルが設定
される。ここで、次の特定信号N+1を検出するまでの
時間(特定信号Nの検出終了時から特定信号N+1の検
出開始までの時間)が予め設定されたt(sec)以上
の場合には、前記制御部30にて予め設定してある最小
電圧初期値データVRBFおよび最大電圧初期データV
RTFをD/Aコンバータ部26,27に送出して、第
2のA/Dコンバータ部23の判定レベルを切り換え
る。その後、特定信号N+1を検出すると、この特定信
号N+1をもとに第2のA/Dコンバータ部23で判定
レベルを設定し、以下のメッセージ信号においては特定
信号N+1にて設定された判定レベルで判定を行う。
【0017】ディスクリミネータ21は、通常、図5に
示す周波数―インピーダンス特性を有しており、一般的
に、反共振周波数fa、および共振周波数frと反共振
周波数faの周波数差Δfの各変動が、ディスクリミネ
ータ21の個別差および環境条件等により生じる。前記
反共振周波数faおよび周波数差Δfの変動により、図
6に示すように、FM復調回路部20のf−v変換特性
が変動する。
【0018】例えば、図5において曲線Aに示す特性
(反共振周波数faA,周波数差ΔfA)をもったディ
スククミネータ21を有するFM復調回路部20のf−
v変換特性は、図6の共線Aに示す特性(振幅VA)と
なる。この特性を持つFM受信機では、信号検出回路部
31で特定信号を認識すると、前記信号検出回路部31
にて認識開始信号を演算回路部25に送出する。また、
低域フィルタ22を通過した前記特定信号は、第1のA
/Dコンバータ部24でディジタル化され、演算回路部
25で振幅の最大値および最小値を演算し、この結果を
記憶する。前記演算回路部25で記憶された最大値と最
小値の差(振幅)は、図6のVA(V)と等しくなり、
演算回路部25では特定信号が終了次第、最小値データ
VRBAをD/Aコンバータ部26に、最大値データ
(VRTA)をD/Aコンバータ部27に、それぞれ入
力する。
【0019】受信した特定信号の振幅は、曲線Aに示す
特性を有したディスクリミネータで周波数―電圧変換さ
れているため、最大電圧初期データVRTAおよび最小
電圧初期データVRBAの電圧差(振幅)は曲線Aに示
す特性の変調周波数範囲fo±x(KHz)での振幅値
と等しくなる。第2のA/Dコンバータ部23ではその
振幅値を分割して判定レベルを決定するため、特定信号
の後に送出されるメッセージ等の情報信号判別を正確に
行う。一例として、ディジタル信号が4値の場合は、第
1のA/Dコンバータ部24の入力信号、このA/Dコ
ンバータ部24の出力信号および第2のA/Dコンバー
タ部23の判定基準振幅の関係が、図7に示すようにな
り、4値判別が可能となる。
【0020】また、環境変化等によりディスクリミネー
タ21が、図5の曲線Bに示す特性(反共振周波数fa
B,周波数差ΔfB)に変動した場合や、他受信機に図
5の曲線Bに示す特性のディスクリミネータ21を使用
した場合においては、図6に示す曲線Bの特性(振幅V
B)のような周波数―電圧変換特性となり、前記同様
に、曲線Bに示す特性で復調された特定信号の認識を得
れば、第2のA/Dコンバータ部23に最大電圧初期デ
ータVRTBおよび最小電圧初期データVRBBが入力
される。従って、電圧差(振幅)はディスクリミネータ
21の曲線Bに示す特性で得られるVB(V)と等しく
なる。従って、図7の場合と同様に、ディジタル信号を
4値としたとき、第1のA/Dコンバータ部24の入力
信号、第1のA/Dコンバータ部24の出力信号および
第2のA/Dコンバータ部23の判定基準振幅の関係
は、図8に示すようになり、正確に4値判別が可能にな
る。
【0021】また、周波数―電圧特性が図5の曲線Cに
示す特性に変動した場合や、他受信機にその曲線に示す
C特性(反共振周波数faC,周波数差ΔfC)のディ
スクリミネータ21を使用した場合においては、図6に
曲線Cで示す特性のような周波数―電圧変換特性(振幅
VC)となり、前記同様に曲線C特性で復調された特定
信号の認識を得れば、第2のA/Dコンバータ部23に
最大電圧初期データVRTCおよび最大電圧初期データ
VRBCが入力される。
【0022】従って、電圧値(振幅)はディスクリミネ
ータ21の曲線で示す特性で得られるVB(V)と等し
くなる。この場合にも図7と同様に、ディジタル信号を
4値としたとき、第1のA/Dコンバータ部24の入力
信号,第1のA/Dコンバータ部24の出力信号および
第2のA/Dコンバータ部23の判定基準幅の関係は、
図9に示すようになり、正確に4値判別が可能になる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ディ
スクリミネータの反共振周波数、および共振周波数と反
共振周波数との周波数差の各変動に伴うFM復調回路部
の周波数―電圧特性の変動に対し、判定レベルを前記反
共振周波数、およびこの反共振周波数と共振周波数との
周波数差の自動調整調整をすることにより、多値のディ
ジタル信号の誤判定を防止できるほか、特定信号が設定
時間を超えて検出されない場合には、別途用意した最小
電圧初期データおよび最大電圧初期データを第2のA/
Dコンバータ部の判定基準電圧として入力でき、これに
より4値判別等を正確に行えるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態によるFM信号復調
判別装置を示すブロック図である。
【図2】 図1におけるブロック各部の動作タイミング
を示すタイミングチャートである。
【図3】 この発明の実施の他の形態によるFM信号復
調判別装置を示すブロック図である。
【図4】 図2におけるブロック各部の動作タイミング
を示すタイミングチャートである。
【図5】 この発明におけるディスクリミネータの周波
数―インピーダンス特性である。
【図6】 この発明におけるFM復調回路部の周波数―
電圧特性図である。
【図7】 この発明におけるディスクリミネータが特定
の周波数―インピーダンス特性を持ったときの第1のA
/Dコンバータ部の入出力信号および第2のA/Dコン
バータ部の判定基準振幅を示すタイミングチャートであ
る。
【図8】 この発明におけるディスクリミネータが特定
の周波数―インピーダンス特性を持ったときの第1のA
/Dコンバータ部の入出力信号および第2のA/Dコン
バータ部の判定基準振幅を示すタイミングチャートであ
る。
【図9】 この発明におけるディスクリミネータが特定
の周波数―インピーダンス特性を持ったときの第1のA
/Dコンバータ部の入出力信号および第2のA/Dコン
バータ部の判定基準振幅を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
10 無線部 20 FM復調回路部(周波数変調復調回路部) 21 ディスクリミネータ 22 低域フィルタ 23 第2のA/Dコンバータ部(第2のアナログ/デ
ィジタルコンバータ部) 24 第1のA/Dコンバータ部(第1のアナログ/デ
ィジタルコンバータ部) 25 演算回路部 26,27 D/Aコンバータ部(ディジタル/アナロ
グコンバータ部) 28 VSTB(基準電圧)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線部で受信した送信信号から得た中間
    周波信号をディスクリミネータの周波数−位相特性およ
    び周波数−インピーダンス特性を利用して周波数−電圧
    変換する周波数変調復調回路部と、 前記送信信号中の特定信号を設定回数認識し、このとき
    の認識開始信号および前記特定信号の終了信号を送出す
    る信号検出回路部と、 前記周波数変調復調回路部の電圧出力を基準電圧により
    オフセットしたディジタル信号に変換する第1のアナロ
    グ/ディジタルコンバータ部と、 該第1のアナログ/ディジタルコンバータ部の出力を前
    記特定信号が検出されている期間中サンプリングし、こ
    のサンプリングデータの最大値および最小値を演算して
    記憶する演算回路部と、 該演算回路部に記憶した過去のサンプリングデータの最
    大値および最小値を、前記基準電圧によりオフセットし
    た電圧値にそれぞれ変換する各一のディジタル/アナロ
    グコンバータ部と、 前記周波数変調復調回路部の電圧出力を、前記各ディジ
    タル/アナログコンバータ部で変換された各電圧値をも
    とに設定された復調信号判定基準に従って多値のディジ
    タル信号として判別する第2のアナログ/ディジタルコ
    ンバータ部とを備え 前記信号検出回路部による前記特定信号の未検出時間を
    カウントするタイムカウント回路を設け、前記未検出時
    間が設定時間を経過したとき、前記信号検出回路部に、
    予め設定しておいた最小電圧初期データおよび最大電圧
    初期データを前記各ディジタル/アナログコンバータ部
    へ送出させる ことを特徴とする周波数変調信号復調判別
    装置。
  2. 【請求項2】 前記最小電圧初期データおよび最大電圧
    初期データが、前記ディスクリミネータ出力の平均的な
    振幅値をもとに設定されていることを特徴とする請求項
    1に記載の周波数変調信号復調判別装置。
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