JP3036809B2 - マイクロコンピュータにおけるバッファ管理方式 - Google Patents

マイクロコンピュータにおけるバッファ管理方式

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JP3036809B2 JP2249101A JP24910190A JP3036809B2 JP 3036809 B2 JP3036809 B2 JP 3036809B2 JP 2249101 A JP2249101 A JP 2249101A JP 24910190 A JP24910190 A JP 24910190A JP 3036809 B2 JP3036809 B2 JP 3036809B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数のプロセッサより共通のエリアのバッフ
ァをアクセスし得るよう、バス競合調停を行っているマ
イクロコンピュータにおけるバッファ管理方式に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、この種のバッファ管理方式としては、オートイ
ンクリメントポインタ方式がある。すなわち、バッファ
をアクセスするのに先立ち、特定の番地にあるポインタ
の値を読み出し、バッファのアドレスを決定する。ポイ
ンタの値は1回読み出される度に自動的にその値が1増
加され、この値に基づいて次のバッファを指し示すこと
により、同一のバッファを二つのプロセッサが同時にア
クセスしてしまうことを防いでいる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のバッファ管理方式は、そのバッファ管
理のためのオートインクリメントポインタの増加値が1
に固定されている。すなわち、1回のアクセスで利用で
きるバッファの長さが固定されており、1つのバッファ
をあまり短くするとバッファ長より長いデータは数回に
分けてアクセスする必要がある。一方、1つのバッファ
長をあまり長くすると非常に短いデータであっても1つ
のバッファを占有し、バッファの無駄が生じるという問
題がある。
本発明の目的は、種々の長さのデータに応じてそれぞ
れ好適なバッファ動作を可能とし、かつバッファの利用
効率を高めたバッファ管理方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のバッファ管理方式は、複数の中央制御部より
入出力パネルの共通エリアの入出力バッファをアクセス
し得るよう、オートインクリメントポインタ方式で入出
力バッファのアクセス競合調停を行っているマイクロコ
ンピュータにおいて、前記入出力パネルは、各中央制御
部から出力される、転送しようとするデータのデータ長
がその下位ビットに重畳されたポインタアドレスを入力
する手段と、前記各中央制御部からの読出しに対して現
在のポインタ値を出力する可変ポインタとを備え、前記
可変ポインタは、前記読出し後に、前記現在のポインタ
値に前記データ長に応じたポインタ値を加算した値に更
新することを特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、転送しようとするデータのデータ長
をポインタアドレスに重畳されたデータから読み取って
その分ポインタを増加させ、かつ読み取ったデータ長に
応じて対応する長さのバッファを構成することで、種々
の長さのデータにそれぞれ好適なバッファ動作が実現で
きる。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示し、マイクロコンピュ
ータの要部の構成図である。図において、符号1,2,3,4
はそれぞれ中央制御部、5はシステムバス、6はI/Oバ
ス、7は2ポートRAM、8はI/Oパネルである。このI/O
パネル8とデータの送受を行うI/Oインターフェースと
して2ポートRAM7が設けられる。この2ポートRAM7は、
I/Oパネル8の内部より見た時は単なるRAMとして機能
し、アドレス$8000〜$FFFFに割当てられ、読書き自由
に行われる。一方、I/Oバス6よりこの2ポートRAM7を
見た時には、第2図に示すように次の3つのエリア区分
されている。
読書き可のエリア:通常のRAMとして読書きできるエ
リア。
ポインタエリア:読み出しを行うと現在のRAMの値が
読出され、その直後に自動的にRAMの内容が更新される
オートインクリメントポインタエリア。
読書き不可エリア:I/OバスからはアクセスできないI/
Oパネル専用のエリア。I/Oパネル側のワークエリアとし
て使われる。
次に、中央制御部1〜4よりI/Oパネル8にデータを
転送する時の手順を第3図に示す。外部ポインタPTRe
は、予め2ポートRAM7のポインタエリアに割当てられて
いる。外部ポインタPTReの値は2ポートRAM7の読書き可
のエリアに割当てられた送信バッファ(中央制御部から
I/Oパネルへのデータ伝送に使用するバッファ)のポイ
ンタを示している。送信バッファは最小単位を64バイト
とし、これを複数個または単一で可変サイズのバッファ
を構成するので、ポインタは64バイトを単位として示さ
れる。
中央制御部1〜4は転送しようとするデータ長により
ポインタの更新すべき値を決め、その値をアドレスの下
位ビットに重畳して外部ポインタPTReをリードする。中
央制御部1〜4は現在の外部ポインタPTReの値を読み出
し、転送すべき送信バッファの番地を決定し、データ転
送を開始する。外部ポインタPTReは読み出し後、直ちに
重畳されたバッファ長情報を読み取り、その分のポイン
タ値を加算することによって次の送信バッファの値を示
す。Bビットは転送完了のパネル側に知らせるためのフ
ラグである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、転送しようとするデー
タのデータ長をポインタアドレスに重畳されたデータか
ら読み取ってその分ポインタを増加させ、かつ読み取っ
たデータ長に応じて対応する長さのバッファを構成する
ことで、あらゆるデータに対し、その長さに応じたバッ
ファ動作を行うことができ、バッファの利用効率を向上
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部の構成図、第2図は2
ポートRAMのメモリマップ、第3図は本発明の動作説明
図である。 1〜4……中央制御部、5……システムバス、6……I/
Oバス、7……2ポートRAM、8……I/Oパネル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の中央制御部より入出力パネルの共通
    エリアの入出力バッファをアクセスし得るよう、オート
    インクリメントポインタ方式で入出力バッファのアクセ
    ス競合調停を行っているマイクロコンピュータにおい
    て、 前記入出力パネルは、 各中央制御部から出力される、転送しようとするデータ
    のデータ長がその下位ビットに重畳されたポインタアド
    レスを入力する手段と、 前記各中央制御部からの読出しに対して現在のポインタ
    値を出力する可変ポインタとを備え、 前記可変ポインタは、前記読出し後に、前記現在のポイ
    ンタ値に前記データ長に応じたポインタ値を加算した値
    に更新することを特徴とするマイクロコンピュータにお
    けるバッファ管理方式。
JP2249101A 1990-09-19 1990-09-19 マイクロコンピュータにおけるバッファ管理方式 Expired - Fee Related JP3036809B2 (ja)

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