JP3036274U - 筆記芯の出没操作によって可動するキャラクター部を備えたシャープペンシル - Google Patents

筆記芯の出没操作によって可動するキャラクター部を備えたシャープペンシル

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JP3036274U
JP3036274U JP1996010491U JP1049196U JP3036274U JP 3036274 U JP3036274 U JP 3036274U JP 1996010491 U JP1996010491 U JP 1996010491U JP 1049196 U JP1049196 U JP 1049196U JP 3036274 U JP3036274 U JP 3036274U
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JP
Japan
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retracting
mechanical pencil
writing
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996010491U
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English (en)
Inventor
雅宣 坂本
Original Assignee
坂本文具株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by 坂本文具株式会社 filed Critical 坂本文具株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスコット的キャラクター部を取り付けたシ
ャープペンシルの筆記芯の出没操作に伴う動作を該マス
コット的キャラクター部の可動部分に伝えて可動せし
め、それにより使用者に楽しみを与えて趣味性を高めた
シャープペンシルを提供する。 【構成】 筆記芯4の出没操作を行う操作部3を外筒軸
12の側面に設けたシャープペンシルにおいて、該操作
部3の出没操作に伴う筆記軸5の上下運動を該外筒軸1
2上方に取り付けたキャラクター部1に伝達し、該キャ
ラクター部1の可動部分9を可動せしめる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はマスコット的キャラクター部を取り付けたシャープペンシルの考案に かかり、筆記芯の出没操作に伴う動作を該マスコット的キャラクター部の可動部 分に伝えて可動せしめ、それにより使用者に楽しみを与えて趣味性を高めたシャ ープペンシルを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
シャープペンシルの外筒軸側面に筆記芯の出没操作部を設けたいわゆるサイド ノック式シャープペンシルとしては実開昭58−36559号などがあり、また マスコット的キャラクターを取り付けたシャープペンシルは観光地や遊園地、テ ーマパークなどの販売店においてそれなりに販売されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、実開昭58−36559号のものはサイドノック式シャープペ ンシルであるというだけであってマスコット的キャラクター部は有しておらず、 趣味性に対する配慮がなされてなく、また、従来一般のマスコット的キャラクタ ー部を備えたシャープペンシルは殊更に可動部分を設けたものは少なく、可動部 分を有するとしてもシャープペンシルの筆記芯の出没操作と該可動部分の可動と が連動したものではなく、特にサイドノック式シャープペンシルの出没操作部分 の操作動作とキャラクター部の動作とが連動したものは存在していなかった。
【0004】 したがって、マスコット的キャラクターを取り付けることにより使用者にそれ なりの趣味性を与えていたとしても単にそれだけで、シャープペンシルの筆記操 作に付随する動きを該キャラクターに与える如きものではなく、その趣味性は充 分なものではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記したような従来のものにおける課題を解決するべく検討を重ねて 考案されたものであって、筆記芯の出没操作部の操作による動作をマスコット的 キャラクター部の可動部分に伝達し可動せしめることによってシャープペンシル の使用者により高次元の趣味性を与えるものであって以下の如くである。
【0006】 (1) 筆記芯の出没操作を行う操作部を外筒軸の側面に設けたシャープペンシ ルにおいて、該操作部の出没操作に伴う筆記軸の上下運動を該外筒軸上方に取り 付けたキャラクター部に伝達し、該キャラクター部の可動部分を可動せしめるこ とを特徴とした筆記芯の出没操作によって可動するキャラクター部を備えたシャ ープペンシル。
【0007】 (2) 筆記芯の出没操作を行う操作部を外筒軸上部に取付けられたクリップ部 の下側に位置せしめ、かつ該クリップ部をキャラクター部の脚部としたことを特 徴とする前記(1)項に記載の筆記芯の出没操作によって可動するキャラクター 部を備えたシャープペンシル。
【0008】
【考案の実施の形態】
上記したような本考案によるものの具体的実施態様を添附する図面に示すもの について説明すると以下の如くである。すなわち、図1にあるように本考案に採 用するマスコット的キャラクター1としては、タヌキ、ウサギ、ブタ、サルなど の各種動物やその他があり、外筒軸12の上部に取り付けるようになっている。 この図1のものは上記各キャラクターの目の部分を可動部分とし、操作部3の押 圧による筆記芯4の出没操作に伴って目を開いたり閉じたりして、あたかもマス コット的キャラクター1がまばたきをしているが如き動きを示すようにしている ものである。
【0009】 図2はマスコット的キャラクター1としてクマを採用した場合を示しており、 可動部材9の動きを外部にあらわすキャラクター1の顔部分にくり抜かれて窓状 とされた目10、10が閉じた状態を示している。また、この場合におけるマス コット的キャラクター1のまばたき動作を図3に示す断面図にしたがって説明す ると、マスコット的キャラクター1の脚部を兼ねたクリップ2の下側に位置せし められた筆記芯4の出没操作を行う操作部3に対してクリップ2を押すことで押 圧操作を行うと、操作部3の下端部は筆記軸5の上部に設けられた傾斜面部6を 滑りながら押すこととなり、結果として筆記軸5は下方に移動し、操作部3の押 圧を止めると筆記軸5の下方に設置されたスプリング(図示せず)の反撥力によ って上方に戻ることとなり、このような上下動を介して筆記芯4の出没操作を行 わしめることとなる。
【0010】 このような筆記軸5の上下動は該筆記軸5に接続された伝達部材7にそのまま 伝えられ、該伝達部材7はマスコット的キャラクター1の内部を上下動すること となる。この伝達部材7の上下動はそのまま伝達部材7の上部に設けられている 直線上歯車8の上下動となり、該直線上歯車8の上下動が図4に示す如き形状の 可動部材9の半円状歯車11の回転運動に変換されることとなる。このような回 転運動により図3にあるような場合には約60°の幅で可動部材9が往復回転運 動を行うことになり、キャラクター1に施された窓状の目10、10を介して見 られる可動部材9の表面も上下に往復変化することとなるので、該可動部材9の 表面に施された絵柄によってキャラクター1の目がまばたきするように見えるこ ととなるものである。
【0011】 このように筆記芯4の出没操作を行う操作部3の押圧動作に伴う伝達部材7の 上下運動を歯車を介して回転運動に変換する関係は図示されたようなキャラクタ ー1のまばたき運動とされる場合に限られるものではなく、例えばこの回転運動 を介してキャラクター1の耳や腕を可動部分となしこれを可動せしめることも当 然に可能である。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したような本考案によるときは、シャープペンシルの使用に際して不 可避的に必要な筆記芯の出没操作に伴わせて該シャープペンシルと一体化したマ スコット的キャラクターの可動部分を可動せしめ、使用者に楽しみを与えてその 趣味性を高めることができ、またその構成も比較的簡易なものとして実現できる ものであるからその効果が大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案において採用し得る各種マスコット的キ
ャラクターを本考案シャープペンシルに取り付けている
状態を示した図面であり、可動部であるキャラクターの
目部分が開いたり閉じたりする場合を説明的に示したも
のである。
【図2】本考案において採用し得る別の形態のマスコッ
ト的キャラクターのシャープペンシルへの取付け状態を
示した図面である。
【図3】図2に示したもののA−A線における断面図で
ある。
【図4】本考案で採用される可動部材を示した図面であ
る。
【符号の説明】
1 本考案で採用されるマスコット的キャラクター 2 マスコット的キャラクターの脚部を兼ねたクリップ
部 3 操作部 4 筆記芯 5 筆記軸 6 傾斜面部 7 伝達部材 8 直線状歯車 9 可動部材 10 キャラクターの目(窓状にくり抜かれた) 11 半円状歯車 12 外筒軸

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記芯の出没操作を行う操作部を外筒軸
    の側面に設けたシャープペンシルにおいて、該操作部の
    出没操作に伴う筆記軸の上下運動を該外筒軸上方に取り
    付けたキャラクター部に伝達し、該キャラクター部の可
    動部分を可動せしめることを特徴とした筆記芯の出没操
    作によって可動するキャラクター部を備えたシャープペ
    ンシル。
  2. 【請求項2】 筆記芯の出没操作を行う操作部を外筒軸
    上部に取付けられたクリップ部の下側に位置せしめ、か
    つ該クリップ部をキャラクター部の脚部としたことを特
    徴とする請求項1に記載の筆記芯の出没操作によって可
    動するキャラクター部を備えたシャープペンシル。
JP1996010491U 1996-09-27 1996-09-27 筆記芯の出没操作によって可動するキャラクター部を備えたシャープペンシル Expired - Lifetime JP3036274U (ja)

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ID=43171045

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010234626A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Sakamoto Co Ltd サイドノック式の筆記具

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