JP2547553Y2 - 加飾筆記具 - Google Patents
加飾筆記具Info
- Publication number
- JP2547553Y2 JP2547553Y2 JP6435391U JP6435391U JP2547553Y2 JP 2547553 Y2 JP2547553 Y2 JP 2547553Y2 JP 6435391 U JP6435391 U JP 6435391U JP 6435391 U JP6435391 U JP 6435391U JP 2547553 Y2 JP2547553 Y2 JP 2547553Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrel
- gap
- writing
- spiral body
- writing unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願に係わる考案は、軸筒内に収
容した装飾用物体が軸筒の長手方向で移動する加飾筆記
具の改良に関する。
容した装飾用物体が軸筒の長手方向で移動する加飾筆記
具の改良に関する。
【０００２】
【従来技術と本案が解決しようとする問題点】従来か
ら、筆記状態における筆記者の倦怠感や、疲労感をいや
す観点から、軸筒内の一部に移動物体を収容した筆記具
の存在は広く知られている。この種の筆記具は先記のと
おり、筆記者を慰労するという実用上の効果を有するも
のであるが、従来のものは、収容物体が単に、軸筒内を
ガイド部材にそって移動するだけで、それ自体は変化せ
ず、筆記者への刺激力にいま一つ欠けるという欠点があ
った。
ら、筆記状態における筆記者の倦怠感や、疲労感をいや
す観点から、軸筒内の一部に移動物体を収容した筆記具
の存在は広く知られている。この種の筆記具は先記のと
おり、筆記者を慰労するという実用上の効果を有するも
のであるが、従来のものは、収容物体が単に、軸筒内を
ガイド部材にそって移動するだけで、それ自体は変化せ
ず、筆記者への刺激力にいま一つ欠けるという欠点があ
った。
【０００３】
【問題解決のための手段】本願に係わる考案は、この従
来技術の状態に鑑みてなされたものであって、一つの考
案は、軸筒内に装着した筆記ユニットに一定の間隔を設
けて形成したらせん体を筆記ユニットとの間に間隙部が
できるように取り付けるとともに、らせん体の間隔幅よ
り小径でかつ、らせん体と筆記ユニットとの間の間隙部
より大径の球形重りを当該間隙部に係合させて軸筒内に
収容することをもって、問題解決のための手段としてい
る。また、他の考案は、一定の間隔を設けて形成したら
せん体を筆記ユニットに、当該筆記ユニットと軸筒内側
面との間に間隙部ができるように取り付け、この間隙部
に、らせん体の間隔幅より小径でかつ、当該間隙部より
大径の球形重りを係合させて軸筒内に収容することをも
って、問題解決のための手段としている。
来技術の状態に鑑みてなされたものであって、一つの考
案は、軸筒内に装着した筆記ユニットに一定の間隔を設
けて形成したらせん体を筆記ユニットとの間に間隙部が
できるように取り付けるとともに、らせん体の間隔幅よ
り小径でかつ、らせん体と筆記ユニットとの間の間隙部
より大径の球形重りを当該間隙部に係合させて軸筒内に
収容することをもって、問題解決のための手段としてい
る。また、他の考案は、一定の間隔を設けて形成したら
せん体を筆記ユニットに、当該筆記ユニットと軸筒内側
面との間に間隙部ができるように取り付け、この間隙部
に、らせん体の間隔幅より小径でかつ、当該間隙部より
大径の球形重りを係合させて軸筒内に収容することをも
って、問題解決のための手段としている。
【０００４】
【作用】本願での一つの考案は、球形重りを筆記ユニッ
トとらせん体の間の間隙部に係合させて軸筒内に収容し
たので、球形重りはらせん体にそって、らせん体と筆記
ユニットの間を回転しながら移動する。また、他の考案
での球形重りは、らせん体と軸筒内側面との間の間隙部
に係合して軸筒内に収容してあるので、球形重りは、ら
せん体にそって、軸筒内側面とらせん体の間を回転しな
がら移動する。いずれの考案においても球形重りは、３
６０度の範囲で自在に回転しながら移動できるので、透
明軸筒に適宜、装飾をほどこすことによって、奇抜性の
ある変化に富んだ加飾筆記具が得られることになる。球
形重りが透明軸筒に接して移動する考案では、加飾に工
夫をこらすことで、更に一味違った加飾筆記具の実現を
可能にする。
トとらせん体の間の間隙部に係合させて軸筒内に収容し
たので、球形重りはらせん体にそって、らせん体と筆記
ユニットの間を回転しながら移動する。また、他の考案
での球形重りは、らせん体と軸筒内側面との間の間隙部
に係合して軸筒内に収容してあるので、球形重りは、ら
せん体にそって、軸筒内側面とらせん体の間を回転しな
がら移動する。いずれの考案においても球形重りは、３
６０度の範囲で自在に回転しながら移動できるので、透
明軸筒に適宜、装飾をほどこすことによって、奇抜性の
ある変化に富んだ加飾筆記具が得られることになる。球
形重りが透明軸筒に接して移動する考案では、加飾に工
夫をこらすことで、更に一味違った加飾筆記具の実現を
可能にする。
【０００５】
【実施例】以下、図面に基づき、本願に係わる考案の実
施例を説明する。
施例を説明する。
【０００６】図（１）乃至図（２）は、球形重り４が筆
記ユニット２とらせん体３との間に形成した間隙部Ｓを
らせん体３にそって、回転移動する例に関するものであ
る。透明性をもった軸筒１内には、筆記ユニット２が装
着してあり、この筆記ユニット２の長手方向の部位に一
定の間隔Ｗを設けて形成したらせん体３が、筆記ユニッ
ト２との間に間隙部Ｓができるように取り付けてある。
筆記ユニット２は、ここでは、筆記端部２ａとインキ収
容部２ｂを一体に形成したボ−ルペンレフィルを利用し
たが、これに限るものではなく、万年筆やサインペンと
いった長手方向で一定の長さを有する軸体を具備する筆
記体であれば、どんな種類のものでもよい。
記ユニット２とらせん体３との間に形成した間隙部Ｓを
らせん体３にそって、回転移動する例に関するものであ
る。透明性をもった軸筒１内には、筆記ユニット２が装
着してあり、この筆記ユニット２の長手方向の部位に一
定の間隔Ｗを設けて形成したらせん体３が、筆記ユニッ
ト２との間に間隙部Ｓができるように取り付けてある。
筆記ユニット２は、ここでは、筆記端部２ａとインキ収
容部２ｂを一体に形成したボ−ルペンレフィルを利用し
たが、これに限るものではなく、万年筆やサインペンと
いった長手方向で一定の長さを有する軸体を具備する筆
記体であれば、どんな種類のものでもよい。
【０００７】間隙部Ｓには、球形重り４が係合するが、
この球形重り４はらせん体３の間隔Ｗ幅よりは小径でか
つ、当該間隙部Ｓより大径のものであることが必要であ
る。筆記ユニット２の長手方向に取り付けられるらせん
体３は、球形重り４の可視的移動量が多くなる観点から
すると、軸筒１の透明部分全長にわたる部位に取り付け
られるのが好ましい。
この球形重り４はらせん体３の間隔Ｗ幅よりは小径でか
つ、当該間隙部Ｓより大径のものであることが必要であ
る。筆記ユニット２の長手方向に取り付けられるらせん
体３は、球形重り４の可視的移動量が多くなる観点から
すると、軸筒１の透明部分全長にわたる部位に取り付け
られるのが好ましい。
【０００８】軸筒１をほぼ垂直状にすると、球形重り４
は筆記ユニット２とらせん体３の間の間隙部Ｓを自重に
よって、自転しながら移動することになり、軸筒１や、
球形重り４への加飾によって、奇抜性のある筆記具の外
装が得られることになる。
は筆記ユニット２とらせん体３の間の間隙部Ｓを自重に
よって、自転しながら移動することになり、軸筒１や、
球形重り４への加飾によって、奇抜性のある筆記具の外
装が得られることになる。
【０００９】また、図（３）乃至図（４）は、球形重り
４が軸筒１の内側面１ａとらせん体３との間の間隙部Ｓ
1 に係合し、らせん体３にそって軸筒１内を移動する例
を説示するものである。軸筒１内に装着した筆記ユニッ
ト２には、一定の間隔Ｗ1 を設けて形成したらせん体３
が、軸筒内側面１ａとの間に間隙部Ｓ1 ができるように
取り付けてある。
４が軸筒１の内側面１ａとらせん体３との間の間隙部Ｓ
1 に係合し、らせん体３にそって軸筒１内を移動する例
を説示するものである。軸筒１内に装着した筆記ユニッ
ト２には、一定の間隔Ｗ1 を設けて形成したらせん体３
が、軸筒内側面１ａとの間に間隙部Ｓ1 ができるように
取り付けてある。
【００１０】間隙部Ｓ1 には、この間隙部Ｓ1 より大径
でかつ、らせん体３の間隔Ｗ1 幅より小径の球形重り４
が係合する。球形重り４は、軸筒１をほぼ垂直状にする
と、軸筒内側面１ａとらせん体３の間を自転しながら移
動することになり、軸筒１をとおして外部から、球形重
り４の全容が直視できる点とあいまって、加飾に工夫を
こらせば極めて、特異な外装を具備した加飾筆記具が簡
便に実現する。なお、図中５は、筆記ユニット２を保持
して軸筒開口部に嵌着した尾栓でありまた、６は筆記ユ
ニット２の筆記端部２ａを保護するキャップである。
でかつ、らせん体３の間隔Ｗ1 幅より小径の球形重り４
が係合する。球形重り４は、軸筒１をほぼ垂直状にする
と、軸筒内側面１ａとらせん体３の間を自転しながら移
動することになり、軸筒１をとおして外部から、球形重
り４の全容が直視できる点とあいまって、加飾に工夫を
こらせば極めて、特異な外装を具備した加飾筆記具が簡
便に実現する。なお、図中５は、筆記ユニット２を保持
して軸筒開口部に嵌着した尾栓でありまた、６は筆記ユ
ニット２の筆記端部２ａを保護するキャップである。
【０００１１】
【効果】以上のとおり、本願における考案は、球形重り
がらせん体と筆記ユニットの間または、らせん体と軸筒
内側面との間で自転しながら移動する構成にしてあるの
で、いずれの例の場合でも、球形重りの３６０度の範囲
での自転作用とあいまって、軸筒や、球形重りへの加飾
の仕様によっては、極めて、意外性の強い、加飾筆記具
が簡便に実現し、筆記状態での筆記者の倦怠感や疲労感
をいやす効果が安直に得られることになる。
がらせん体と筆記ユニットの間または、らせん体と軸筒
内側面との間で自転しながら移動する構成にしてあるの
で、いずれの例の場合でも、球形重りの３６０度の範囲
での自転作用とあいまって、軸筒や、球形重りへの加飾
の仕様によっては、極めて、意外性の強い、加飾筆記具
が簡便に実現し、筆記状態での筆記者の倦怠感や疲労感
をいやす効果が安直に得られることになる。
【図１】筆記具全体を説示した側断面図であって、球形
重りが筆記ユニットとらせん体との間の間隙部に係合し
て軸筒内に収容された加飾筆記具に関するものである。
重りが筆記ユニットとらせん体との間の間隙部に係合し
て軸筒内に収容された加飾筆記具に関するものである。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図であって、球形重りが筆記
ユニットとらせん体との間の間隙部に係合して軸筒内に
収容された加飾筆記具に関するものである。
ユニットとらせん体との間の間隙部に係合して軸筒内に
収容された加飾筆記具に関するものである。
【図３】筆記具全体を説示した側断面図であって、球形
重りがらせん体と軸筒内側面との間の間隙部に係合して
軸筒内に収容された加飾筆記具に関するものである。
重りがらせん体と軸筒内側面との間の間隙部に係合して
軸筒内に収容された加飾筆記具に関するものである。
【図４】図３のＢ−Ｂ断面図であって、球形重りがらせ
ん体と軸筒内側面との間の間隙部に係合して軸筒内に収
容された加飾筆記具に関するものである。
ん体と軸筒内側面との間の間隙部に係合して軸筒内に収
容された加飾筆記具に関するものである。
１ 透明性軸筒 １ａ 軸筒内側面 ２ 筆記ユニット ３ らせん体 ４ 球形重り Ｗ らせん体の間隔 Ｗ1 らせん体の間隔 Ｓ 間隙部 Ｓ1 間隙部
Claims (2)
- 【請求項１】 透明性のある軸筒内に装飾用移動物体を
収容してなる筆記具において、前記軸筒（１）内に装着
した筆記ユニット（２）の長手方向の部位に一定の間隔
部（Ｗ）を設けて、形成したらせん体（３）を筆記ユニ
ット（２）との間に間隙部（Ｓ）ができるように、取り
付けるとともに、らせん体（３）の間隔（Ｗ）幅より小
径でかつ、らせん体（３）と筆記ユニット（２）との間
の間隙部（Ｓ）より大径の球形重り（４）を当該間隙部
（Ｓ）に係合させて軸筒（１）内に収容した加飾筆記
具。 - 【請求項２】 透明性のある軸筒内に装飾用移動物体を
収容してなる筆記具において、前記軸筒（１）内に装着
した筆記ユニット（２）の長手方向の部位に一定の間隔
（Ｗ1 ）を設けて、形成したらせん体（３）を軸筒内側
面（１ａ）との間に間隙部（Ｓ1 ）ができるように、取
り付けるとともに、らせん体（３）の間隔（Ｗ1 ）幅よ
り小径でかつ、らせん体（３）と、軸筒内側面（１ａ）
との間の間隙部（Ｓ1 ）より大径の球形重り（４）を当
該間隙部（Ｓ1 ）に係合させて軸筒（１）内に収容した
加飾筆記具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6435391U JP2547553Y2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 加飾筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6435391U JP2547553Y2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 加飾筆記具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059991U JPH059991U (ja) | 1993-02-09 |
| JP2547553Y2 true JP2547553Y2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=13255803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6435391U Expired - Lifetime JP2547553Y2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 加飾筆記具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547553Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP6435391U patent/JP2547553Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH059991U (ja) | 1993-02-09 |
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