JP3036076U - 文字筆形状・文字筆圧認識照合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気カードの固有データーを読み込み、暗証
番号の認識照合に加え、文字入力による文字筆形状・文
字筆圧認識照合機能を加えることにより極めて保安性の
高い錠前装置を得る。 【解決手段】 磁気カードに記憶された暗証番号と文字
データーを読み込み、暗証番号入力装置に文字入力機能
を加え、文字筆形状パターンを認識照合すると同時に文
字筆圧パターンを認識照合する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この発明はセキュリティーを要求される建築物及び金庫等の扉の開閉を司る錠 前装置の改良並びに極秘情報のインプットされたコンピューター管理手段の改良 に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、一般的には暗証番号入力による錠前装置があり、ハイセキュリティーの 要求される分野では、指紋又は眼球紋の照合を行う装置がある。

【０００３】

【従来の技術の問題点】

しかし、暗証番号入力は、今日の小型ビデオカメラの発達及び超小型音声認識 装置の発達した状態での暗証番号盗み取りが容易であること。又、指紋あるいは 眼球紋の照合には、大型コンピューターによる解析が不可欠であることと、誤認 率が高いことで多くの普及をみないでいる。

【０００４】

【問題点を解決するための手段】

上記目的を達成するため、従来の暗証番号照合機能をそのまま使用し、さらに 個人の文字記入（サイン）手段を追加し、個人の文字記入内容を筆形状及び筆圧 力で分析認識する機能を加え、予め個人の暗証番号と文字記入内容を固有データ ーとして記憶する磁気カードを使用し、その磁気カードの内容を読み取り前述の 暗証番号と文字の認識データーとを照合することにより保安性を確実なものにす ることを特徴とする。

【０００５】

【作用】

この発明によれば、きわめて小型で安価で保安性、認識率が高く安定した錠前 装置が得られ、極めて保安性の高い建築物の錠前、又は機密情報が入力されてい るコンピューターのキーワードが経済的に得られる。

【０００６】

【実施例】

図１は、この発明による装置の平面図である。図１において、タッチパネルの 横にはライトペンが収納されており、取り出し収納が容易になっている。ライト ペンの横には磁気カードリーダーが内設されており上から下へ磁気カードをワイ プスルーするようにしてある。 図２は、この発明による装置の右側面図である。図２においてタッチパネルの 下部及びタッチパネルはデーターインプットしやすいように所定の傾斜角を有し ていることを示す。 図３〜図６表示画面実施例を示す。

【０００７】

【考案の効果】

以上説明したように、この発明によれば、取り付けが簡単で、極めて高い保安 性のある建築物の錠前、金庫の錠前あるいは、コンピューターのキーワードの提 供が可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の正面図

【図２】本発明の右側面図

【図３】本発明の表示器の待期時の表示内容

【図４】本発明の表示器の暗証番号入力時の表示内容

【図５】本発明の表示器の文字入力時の表示内容

【図６】本発明の表示器の照合結果の表示内容

【符号の説明】

図１−１ 本装置のケーシング 図１−２ 本装置のタッチパネル 図１−３ 本装置のライトペン 図１−４ 本装置の磁気カードリーダー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】 、
1. 【請求項１】 全体的にアール形状にしたハウジング部
   と該ハウジング部に所定の記述しやすい角度で取り付け
   られた画面上の入力可能な表示器（以下液晶タッチパネ
   ルと言う）と、該液晶タッチパネルを押圧して入力する
   ライトペンと予め固有データーを記憶している専用磁気
   カードと該磁気カードのデーターを読み取る磁気カード
   リーダーとからなる文字筆形状・文字筆圧認識照合装
   置。