JP3035567B2 - キャニュレイテッドスクリュー - Google Patents

キャニュレイテッドスクリュー

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    • A61B17/8877Screwdrivers, spanners or wrenches characterised by the cross-section of the driver bit

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨折した骨を接合
するために使用するキャニュレイテッドスクリュー、及
びこのキャニュレイテッドスクリューを捩込むために使
用するドライバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されてきたキャニュレイテ
ッドスクリュー1は、図1及び図2に示すように、その
全長にわたってガイドピンが貫通するガイドピン貫通孔
1aが形成され、表面にネジ山1bを形成した差込み部
1cと頭部1dとからなり、頭部1dの部分にのみキャ
ニュレイテッドスクリューを捩込むためのドライバーと
嵌合する六角形の嵌合溝1eを形成したものである。ド
ライバー2は、ドライバー部2aと把持部2bとからな
り、その全長にわたってガイドピン貫通孔2cが形成さ
れたものである。ドライバー部2aは前記キャニュレイ
テッドスクリューの嵌合溝1eに嵌合する断面六角形状
をなすものであって、その長さは嵌合溝1eの溝深さに
適合している。
【0003】キャニュレイテッドスクリュー1の骨に対
する捩込みの手順は、まず、図3に示すように骨折面A
にほぼ直交する線上にガイドピン3を差込み、図4に示
すように捩込まれるキャニュレイテッドスクリュー1の
外径に適合するドリル4により、このガイドピン3に沿
ってキャニュレイテッドスクリュー捩込み用孔Bを骨内
に形成する。そして、図5に示すようにガイドピン3の
露出端部3aをキャニュレイテッドスクリュー1のガイ
ドピン貫通孔1aに挿入して、キャニュレイテッドスク
リュー1の先端1fを骨皮質Cに当接させる。そして、
ドライバー2のドライバー部2aをキャニュレイテッド
スクリュー1の頭部1dの六角形の嵌合溝1eに嵌め込
んでドライバー2を回転させる。そうすると図6に示す
ようにキャニュレイテッドスクリュー1は、回転しなが
らガイドピン3に沿って骨の内部に捩込まれていく。そ
して、図7に示すようにキャニュレイテッドスクリュー
1の捩込みを開始した始端側の骨皮質Cに対する終端側
の骨皮質Dにキャニュレイテッドスクリュー1の先端1
fが到達すれば捩込みが完了し、ドライバー2とガイド
ピン3とを抜取ると骨接合が完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のキャニュレイテッドスクリュー1は、その頭部1
dの部分とのみドライバー2が嵌合するため、ドライバ
ー2によりキャニュレイテッドスクリュー1を回転させ
ると、厳密にいえば、ドライバー2を回転させることに
よって、キャニュレイテッドスクリュー1の頭部1dに
回転力が加わって回転し、この回転に追随して差込み部
1cに回転力が伝達すると、キャニュレイテッドスクリ
ュー1の差込み部1cが骨内に捩込まれていくことにな
る。また、抜釘する場合においても、同様にドライバー
2を回転させることによって、キャニュレイテッドスク
リュー1の頭部1dに回転力が加わって回転し、この回
転に追随して差込み部1cに回転力が伝達して、差込み
部1cが抜き出てくるようになる。
【0005】通常は上記のようにドライバー2によって
キャニュレイテッドスクリュー1を回転させると、頭部
1dと差込み部1cとは共に回転して捩込まれ、また抜
き出すことができる。しかし、キャニュレイテッドスク
リュー1を捩込む際、又は抜き出す際に何らかの障害に
より差込み部1cの回転が妨げられる場合には、その障
害を乗越えるためにさらに強い回転力が頭部1dに加え
られる。そのときに頭部1dと差込み部1cとの間で、
ねじりによる剪断応力により差込み部1cが捩じ切れた
り、また頭部1dに形成した嵌合溝1eが変形してキャ
ニュレイテッドスクリュー1を回転させることが不可能
になる場合があり、その場合には骨接合手術を中断せざ
るを得ない。特に差込み部1cが捩じ切れてその一部が
骨内に残存した場合には、それを取出すことは容易でな
く極めて深刻な事態となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は、上記
の課題を解決するために、骨折した骨を接合固定するた
めに骨折部に捩込まれるキャニュレイテッドスクリュー
であって、該キャニュレイテッドスクリューは、その全
長にわたってキャニュレイテッドスクリューを捩込むた
めのドライバーと嵌合する中空部を有する中空軸より構
成され、該中空部の断面内周形状は、キャニュレイテッ
ドスクリューの全長にわたって同一の非円形をなしてい
るキャニュレイテッドスクリューを開発した。
【0007】上記のようにキャニュレイテッドスクリュ
ーを構成したことにより、キャニュレイテッドスクリュ
ーの中空部の内周形状と形状及び長さにおいて嵌合する
ドライバーを使用すれば、該ドライバーはキャニュレイ
テッドスクリューの全長にわたって挿入嵌合することが
できるので、ドライバーの回転力がキャニュレイテッド
スクリューの全長にわたって同時に伝えることができ
る。したがって、従来のキャニュレイテッドスクリュー
のように捩じ切れたり、頭部の嵌合溝が変形したりする
ことがない。なお、非円形とは、六角形や四角形等の多
角形、楕円や半円等の曲線のみあるいは曲線と直線の組
合せによって形成される形状、及び+や−等の特殊形状
が含まれるものであり、真円でないことを意味する。
【0008】また、本発明者は、該キャニュレイテッド
スクリューの全長にわたってキャニュレイテッドスクリ
ューを捩込むためのドライバーが挿入可能な中空部を有
する中空軸より構成され、頭部と先端部とにおける中空
部は前記ドライバーと嵌合する構成とし、頭部と先端部
とを除く中間部における中空部はドライバーと嵌合しな
い構成とし、頭部及び先端部における中空部の断面内周
形状は同一の非円形の形状をなし、中間部における中空
部の断面内周形状は頭部における中空部の断面内周形状
を囲む形状をなしているキャニュレイテッドスクリュー
を開発した。
【0009】このように、キャニュレイテッドスクリュ
ーの頭部と先端部とにおける中空部だけをドライバーと
嵌合し得る構成とし、中間部における中空部はドライバ
ーが挿入し得る構成であればよいので加工が容易とな
る。
【0010】さらに、本発明者は、頭部と差込み部とか
らなり、その全長にわたってキャニュレイテッドスクリ
ューを捩込むためのドライバーと嵌合する中空部を有す
る中空軸より構成され、該中空部の断面内周形状は、差
込み部においてはその全長にわたって同一の非円形をな
し、頭部においては前記差込み部における断面内周形状
を囲む非円形をなしているキャニュレイテッドスクリュ
ーを開発した。
【0011】キャニュレイテッドスクリューは、骨折の
箇所及び状態によって細いものを使用する場合がある。
その場合、キャニュレイテッドスクリューの中空部は、
さらに細く形成しなければならず、そうするとこのキャ
ニュレイテッドスクリューの中空部に嵌合するドライバ
ーも非常に細いものを使用しなければならない。しかし
ドライバーを過度に細くすると、ドライバー自体が回転
時に捩じ切れるおそれがある。そこで、本発明者は、上
記のような構成のキャニュレイテッドスクリューを開発
し、キャニュレイテッドスクリューの頭部に、差込み部
に形成される非円形より大きい非円形の中空部を形成し
たことにより、キャニュレイテッドスクリューの差込み
部を細く形成したことに伴う捩込み時及び抜釘時におけ
るドライバーの捩切れの問題を解決した。
【0012】さらにまた、本発明者は、その全長にわた
ってキャニュレイテッドスクリューを捩込むためのドラ
イバーが挿入可能な中空部を有する中空軸より構成さ
れ、頭部と先端部とにおける中空部は前記ドライバーと
嵌合する構成とし、頭部と先端部とを除く中間部におけ
る中空部はドライバーと嵌合しない構成とし、先端部に
おける中空部の断面内周形状は非円形の形状をなし、中
間部における中空部の断面内周形状は先端部における中
空部の断面内周形状を囲む形状をなし、頭部における中
空部の断面内周形状は非円形の形状であって先端部にお
ける中空部の断面内周形状を囲む形状をなしているキャ
ニュレイテッドスクリューを開発した。
【0013】このように、キャニュレイテッドスクリュ
ーの頭部と先端部とにおける中空部だけをドライバーと
嵌合し得る構成とし、中間部における中空部はドライバ
ーとは嵌合せず、単にドライバーが挿入し得る構成であ
ればよいので加工が容易となる。
【0014】そして、本発明者は、骨折した骨を接合固
定するためのキャニュレイテッドスクリューを骨折部に
捩込むために使用するドライバーであって、該キャニュ
レイテッドスクリューは、その全長にわたって中空部を
有する中空軸より構成され、該ドライバーはドライバー
部とその端部に固定した把持部とからなり、ドライバー
の軸方向全長にわたって1本の貫通孔が形成されてお
り、ドライバー部は、前記キャニュレイテッドスクリュ
ーの全長にわたって挿入し得る長さを有し、前記キャニ
ュレイテッドスクリューにおける中空部に嵌合する形状
に形成したドライバーを開発した。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な実施例を、
図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0016】図8は第1の実施例を示し、図において1
1はキャニュレイテッドスクリューであって、骨折した
骨を接合固定するために骨折部に捩込まれるものであ
る。このキャニュレイテッドスクリュー11は、その全
体が中空部11aを有する中空軸であって、先端側の表
面にはネジ山11bが形成され、頭部11dはやや径大
に形成されている。そして、中空部11aの断面内周形
状は、キャニュレイテッドスクリュー11の頭部11d
から先端11fにわたって同一大の六角形をなすもので
ある。
【0017】図9は、上記のキャニュレイテッドスクリ
ュー11に適合するドライバー12であり、ドライバー
部12aとその端部に固定した把持部12bとからな
る。そしてドライバー12には、その軸方向全長にわた
ってガイドピンが貫通するガイドピン貫通孔12cが形
成されている。ドライバー部12aは、その全長がほぼ
キャニュレイテッドスクリューの長さと同一か又は長く
形成されており、ドライバー部12aの外形は、キャニ
ュレイテッドスクリュー11における中空部11aの形
状とほぼ一致してこの中空部11aに嵌合する形状をな
している。すなわち、ドライバー部12aは、キャニュ
レイテッドスクリュー11に形成されている六角形の非
円形中空部11aに適合するように、全長にわたってそ
の断面が六角形に形成されている。
【0018】図10は、キャニュレイテッドスクリュー
11にドライバー12を挿入した状態を示す断面図であ
る。
【0019】上記のようにキャニュレイテッドスクリュ
ー11を構成したことにより、図3〜図7に示すキャニ
ュレイテッドスクリューの骨に対する捩込みを行なった
場合でも、キャニュレイテッドスクリュー11の中空部
11aの内周形状と形状及び長さにおいて嵌合するドラ
イバー12を使用すれば、該ドライバー12はキャニュ
レイテッドスクリュー11の全長にわたって挿入嵌合す
ることができるので、ドライバー12の回転力をキャニ
ュレイテッドスクリュー11の頭部のみならずその全長
にわたって同時に伝えることができ、キャニュレイテッ
ドスクリュー11にねじりによる剪断応力が作用しな
い。したがって、従来のキャニュレイテッドスクリュー
のように頭部のみがドライバーと嵌合するようにしたも
のにおいて、キャニュレイテッドスクリューが捩じ切れ
たり、頭部の嵌合溝が変形したりすることがない。
【0020】なお、本実施例においては、キャニュレイ
テッドスクリュー11の中空部11aの断面内周形状を
六角形にしているが、それに限られず、四角形や八角形
等の多角形、楕円や半円等の曲線のみあるいは曲線と直
線の組合せによって形成される形状、及び+や−等の特
殊形状であってもその効果は達成される。また、本実施
例におけるキャニュレイテッドスクリュー11は頭部を
径大にしているが、頭部から先端部にかけて同径のもの
を使用してもよい。
【0021】図11は第2の実施例を示し、図において
21はキャニュレイテッドスクリューであって、骨折し
た骨を接合固定するために骨折部に捩込まれるものであ
る。このキャニュレイテッドスクリュー21は、その全
体が中空部21aを有する中空軸であって、先端側の表
面にはネジ山21bが形成され、頭部21dはやや径大
に形成されている。そして、中空部21aの断面内周形
状は、キャニュレイテッドスクリュー21の頭部側の中
空部21a及び先端部側の中空部21aが同一大で
同一形状の六角形をなしており、その中間部におけ中空
部21aは、ドライバー22が頭部側の中空部21a
から先端部側の中空部21aまで挿入し得るように
中空部21a及び中空部21aの断面内周形状を囲
む断面円形の形状にくりぬかれている。
【0022】図12は、上記のキャニュレイテッドスク
リュー21に適合するドライバー22であり、ドライバ
ー部22aとその端部に固定した把持部22bとからな
る。そしてドライバー22には、その軸方向全長にわた
ってガイドピンが貫通するガイドピン貫通孔22cが形
成されている。ドライバー部22aは、その全長がほぼ
キャニュレイテッドスクリューの長さと同一か又は長く
形成されており、ドライバー部22aの外形は、キャニ
ュレイテッドスクリュー21における中空部21aの内
部形状とほぼ一致してこの中空部21aに嵌合する形状
をなしている。すなわち、ドライバー部22aは、その
基部22aがキャニュレイテッドスクリュー21の頭
部側における六角形の非円形中空部21aと、また先
端部22aがキャニュレイテッドスクリュー21の先
端部側における六角形の非円形中空部21aと、それ
ぞれ適合するようにその断面が六角形に形成されてお
り、中間部22aは、ドライバー22が、キャニュレ
イテッドスクリュー21における頭部側の中空部21a
から先端部側の中空部21aまで挿入し得るよう
に、基部22a及び先端部22aよりも細い円柱状
をなしている。
【0023】図13は、キャニュレイテッドスクリュー
21にドライバー22を挿入した状態を示す断面図であ
る。
【0024】上記のようにキャニュレイテッドスクリュ
ー21を構成したことにより、図3〜図7に示すキャニ
ュレイテッドスクリューの骨に対する捩込みを行なった
場合でも、前記ドライバー22を使用すれば、該ドライ
バー22はキャニュレイテッドスクリュー21の頭部側
中空部21aとドライバー22の基部22aとが嵌
合し、キャニュレイテッドスクリュー21の先端部側中
空部21aとドライバー22の先端部22aとが嵌
合するので、ドライバー22の回転力をキャニュレイテ
ッドスクリュー21の頭部から先端部まで同時に伝える
ことができ、キャニュレイテッドスクリュー21にねじ
りによる剪断応力が作用しない。したがって、従来のキ
ャニュレイテッドスクリューのように頭部にのみドライ
バーと嵌合するようにしたものにおいて、キャニュレイ
テッドスクリューが捩じ切れたり、頭部の嵌合溝が変形
したりすることがない。
【0025】なお、本実施例においては、キャニュレイ
テッドスクリュー21の頭部及び先端部における中空部
の断面内周形状を六角形にしているが、それに限られ
ず、四角形や八角形等の多角形、楕円や半円等の曲線の
みあるいは曲線と直線の組合せによって形成される形
状、及び+や−等の特殊形状であってもその効果は達成
される。また、本実施例におけるキャニュレイテッドス
クリュー21は頭部を径大にしているが、頭部から先端
部にかけて同径のものを使用してもよい。
【0026】図14は第3の実施例を示し、図において
31はキャニュレイテッドスクリューであって、骨折し
た骨を接合固定するために骨折部に捩込まれるものであ
る。このキャニュレイテッドスクリュー31は、その全
体が中空部31aを有する中空軸であって、先端側の表
面にはネジ山31bが形成され、頭部31dはやや径大
に形成されている。そして、中空部31aの断面内周形
状は、キャニュレイテッドスクリュー31の頭部31d
を除く差込み部31cにおける中空部31aは先端3
1fに至るまで同一大の六角形の非円形に形成されてい
る。頭部31dにおける中空部31aの断面内周形状
は、前記差込み部31cにおける六角形の断面内周形状
を囲む非円形の大きい六角形に形成されている。
【0027】図15は、上記のキャニュレイテッドスク
リュー31に適合するドライバー32であり、ドライバ
ー部32aとその端部に固定した把持部32bとからな
る。そしてドライバー32には、その軸方向全長にわた
ってガイドピンが貫通するガイドピン貫通孔32cが形
成されている。ドライバー部32aは、その全長がほぼ
キャニュレイテッドスクリューの長さと同一か又は長く
形成されており、ドライバー部32aの外形は、キャニ
ュレイテッドスクリュー31における中空部の内部形状
とほぼ一致してこの中空部に嵌合する形状をなしてい
る。すなわち、ドライバー部32aにおける把持部32
b側の基部32aは、キャニュレイテッドスクリュー
31の頭部31dにおける中空部31aの断面内周形
状である大なる六角形に適合するように、その断面が大
なる六角形に形成されている。またドライバー部32a
における基部32aに連続して形成されている進入部
32aは、キャニュレイテッドスクリュー31の差込
み部31cにおける中空部31aの断面内周形状であ
る小なる六角形に適合するように、その断面が小なる六
角形に形成されている。
【0028】図16は、キャニュレイテッドスクリュー
31にドライバー32を挿入した状態を示す断面図であ
る。キャニュレイテッドスクリュー31及びドライバー
32を上記のように構成したことにより、図3〜図7に
示すキャニュレイテッドスクリューの骨に対する捩込み
を行なった場合でも、該ドライバー32はキャニュレイ
テッドスクリュー31の全長にわたって挿入嵌合するこ
とができるので、ドライバー32の回転力をキャニュレ
イテッドスクリュー31の頭部のみならずその全長にわ
たって同時に伝えることができ、キャニュレイテッドス
クリュー31にねじりによる剪断応力が作用しない。ま
た、キャニュレイテッドスクリュー31の差込み部31
cとして径の小さいものを使用した場合は、差込み部3
1cの中空部31aも細く形成しなければならない
が、キャニュレイテッドスクリュー31の頭部31dに
おける中空部31aを大きく形成しているので、この
キャニュレイテッドスクリュー31の頭部31dにおけ
る中空部31aに適合する太い基部32aを有する
ドライバー32を使用すると、ドライバー32の回転力
が、基部32aからキャニュレイテッドスクリュー3
1の頭部31dに伝わると共に進入部32aからキャ
ニュレイテッドスクリュー31の差込み部31cに伝わ
るため、キャニュレイテッドスクリュー31の差込み部
31cにねじれによる剪断応力が生じないばかりでな
く、ドライバー32の進入部32aにもねじれによる
剪断応力が生じないので、ドライバー自体が回転時に捩
じ切れるおそれがない。
【0029】なお、本実施例においては、キャニュレイ
テッドスクリュー31の中空部31aの断面内周形状を
六角形にしているが、それに限られず、四角形や八角形
等の多角形、楕円や半円等の曲線のみあるいは曲線と直
線の組合せによって形成される形状、及び+や−等の特
殊形状であってもその効果は達成される。また、本実施
例におけるキャニュレイテッドスクリュー31は頭部を
径大にしているが、頭部から先端部にかけて同径のもの
を使用してもよい。
【0030】図17は第4の実施例を示し、図において
41はキャニュレイテッドスクリューであって、骨折し
た骨を接合固定するために骨折部に捩込まれるものであ
る。このキャニュレイテッドスクリュー41は、その全
体が中空部41aを有する中空軸であって、先端側の表
面にはネジ山41bが形成され、頭部41dはやや径大
に形成されている。そして、中空部41aの断面内周形
状は、キャニュレイテッドスクリュー41の頭部側の中
空部41aは大きい六角形をなしており、先端部側の
中空部41aは、前記頭部側の中空部41aと同心
で小さい六角形をなしており、その中間部における中空
部41aは、ドライバー42が頭部側の中空部41a
から先端部側の中空部41aまで挿入し得るように
中空部41aの断面内周形状を囲む断面円形の形状に
くりぬかれている。
【0031】図18は、上記のキャニュレイテッドスク
リュー41に適合するドライバー42であり、ドライバ
ー部42aとその端部に固定した把持部42bとからな
る。そしてドライバー42には、その軸方向全長にわた
ってガイドピンが貫通するガイドピン貫通孔42cが形
成されている。ドライバー部42aは、その全長がほぼ
キャニュレイテッドスクリューの長さと同一か又は長く
形成されており、ドライバー部42aの外形は、キャニ
ュレイテッドスクリュー41における中空部の内部形状
とほぼ一致してこの中空部に嵌合する形状をなしてい
る。すなわち、ドライバー部42aは、その基部42a
がキャニュレイテッドスクリュー41の頭部側におけ
る中空部41aの断面内周形状である大なる六角形と
適合するようにその断面が大なる六角形に形成されてお
り、また先端部42aがキャニュレイテッドスクリュ
ー41の先端部側における中空部41aの断面内周形
状である小なる六角形と適合するようにその断面が小な
る六角形に形成されており、中間部42aは、ドライ
バー42が、キャニュレイテッドスクリュー41におけ
る頭部側の中空部41aから先端部側の中空部41a
まで挿入し得るように、頭部側の中空部41a及び
中間部における中空部41aよりも細い円柱状をなし
ている。
【0032】図19は、キャニュレイテッドスクリュー
41にドライバー42を挿入した状態を示す断面図であ
る。キャニュレイテッドスクリュー41及びドライバー
42を上記のように構成したことにより、図3〜図7に
示すキャニュレイテッドスクリューの骨に対する捩込み
を行なった場合でも、前記ドライバー42を使用すれ
ば、該ドライバー42はキャニュレイテッドスクリュー
41の頭部側中空部41aとドライバー42の基部4
2aとが嵌合し、キャニユレイテッドスクリュー41
の先端部側中空部41aとドライバー42の先端部4
2aとが嵌合するので、ドライバー42の回転力をキ
ャニュレイテッドスクリュー41の頭部から先端部まで
同時に伝えることができ、キャニュレイテッドスクリュ
ー41にねじりによる剪断応力が作用しない。また、キ
ャニュレイテッドスクリュー41として径の小さいもの
を使用した場合は、キャニュレイテッドスクリュー41
の頭部41dにおける頭部非円形中空部41aを大き
く形成しているので、ドライバー42の回転力が、基部
42aからキャニュレイテッドスクリュー41の頭部
41dに伝わると共に先端部42aからキャニュレイ
テッドスクリュー41の先端部41aに伝わるため、
キャニュレイテッドスクリュー41にねじれによる剪断
応力が生じないばかりでなく、ドライバー42の中間部
42aにもねじれによる剪断応力が生じないので、ド
ライバー自体が回転時に捩じ切れるおそれがない。
【0033】なお、本実施例においては、キャニュレイ
テッドスクリュー41の頭部及び先端部における中空部
の断面内周形状を六角形にしているが、それに限られ
ず、四角形や八角形等の多角形、楕円や半円等の曲線の
みあるいは曲線と直線の組合せによって形成される形
状、及び+や−等の特殊形状であってもその効果は達成
される。また、本実施例におけるキャニュレイテッドス
クリュー41は頭部を径大にしているが、頭部から先端
部にかけて同径のものを使用してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明に係るキャニュレイテッドスクリ
ューは、その全長にわたってキャニュレイテッドスクリ
ューを捩込むためのドライバーと嵌合する中空部を有す
る中空軸より構成され、該中空部の断面内周形状は、キ
ャニュレイテッドスクリューの全長にわたって同一の非
円形をなしているため、該キャニュレイテッドスクリュ
ーの中空部の内周形状と形状及び長さにおいて嵌合する
ドライバーを使用すれば、該ドライバーはキャニュレイ
テッドスクリューの全長にわたって挿入嵌合することが
できるので、ドライバーの回転力がキャニュレイテッド
スクリューの全長にわたって同時に伝えることができ
る。したがって、従来のキャニュレイテッドスクリュー
のように捩じ切れたり、頭部の嵌合溝が変形したりする
ことがない。
【0035】また、本発明に係るキャニュレイテッドス
クリューは、該キャニュレイテッドスクリューの全長に
わたってキャニュレイテッドスクリューを捩込むための
ドライバーが挿入可能な中空部を有する中空軸より構成
され、頭部と先端部とにおける中空部は前記ドライバー
と嵌合する構成とし、頭部と先端部とを除く中間部にお
ける中空部はドライバーと嵌合しない構成とし、頭部及
び先端部における中空部の断面内周形状とは同一の非円
形の形状をなし、中間部における中空部の断面内周形状
は頭部における中空部の断面内周形状を囲む形状をなし
ているため、キャニュレイテッドスクリューの頭部と先
端部とにおける中空部だけをドライバーと嵌合し得る構
成とし、中間部における中空部はドライバーが挿入し得
る構成であればよいので加工が容易となる。
【0036】さらに、本発明に係るキャニュレイテッド
スクリューは、頭部と差込み部とからなり、その全長に
わたってキャニュレイテッドスクリューを捩込むための
ドライバーと嵌合する中空部を有する中空軸より構成さ
れ、該中空部の断面内周形状は、差込み部においてはそ
の全長にわたって同一の非円形をなし、頭部においては
前記差込み部における断面内周形状を囲む非円形をなし
ているため、キャニュレイテッドスクリューとして径の
細いものを使用した場合に、該キャニュレイテッドスク
リューに適合するドライバーとして、ドライバー部とそ
の端部に固定した把持部とからなり、ドライバー部は、
把持部に近接する基部をキャニュレイテッドスクリュー
の頭部非円形中空部に嵌合する形状に形成し、基部に連
続する進入部をキャニュレイテッドスクリューの差込み
部非円形中空部に嵌合する形状に形成したドライバーを
使用すれば、ドライバーのドライバー部を過度に細くし
ても、ドライバー自体が回転時に捩じ切れるおそれがな
い。
【0037】さらにまた、本発明に係るキャニュレイテ
ッドスクリューは、その全長にわたってキャニュレイテ
ッドスクリューを捩込むためのドライバーが挿入可能な
中空部を有する中空軸より構成され、頭部と先端部とに
おける中空部は前記ドライバーと嵌合する構成とし、頭
部と先端部とを除く中間部における中空部はドライバー
と嵌合しない構成とし、先端部における中空部の断面内
周形状は非円形の形状をなし、中間部における中空部の
断面内周形状は先端部における中空部の断面内周形状を
囲む形状をなし、頭部における中空部の断面内周形状は
非円形の形状であって先端部における中空部の断面内周
形状を囲む形状をなしているため、キャニュレイテッド
スクリューの頭部と先端部とにおける中空部だけをドラ
イバーと嵌合し得る構成とし、中間部における中空部は
ドライバーとは嵌合せず、単にドライバーが挿入し得る
構成であればよいので加工が容易となる。
【0038】また、本発明に係るドライバーは、骨折し
た骨を接合固定するためのキャニュレイテッドスクリュ
ーを骨折部に捩込むために使用するドライバーであっ
て、該キャニュレイテッドスクリューは、その全長にわ
たって中空部を有する中空軸より構成され、該ドライバ
ーはドライバー部とその端部に固定した把持部とからな
り、ドライバーの軸方向全長にわたって1本の貫通孔が
形成されており、ドライバー部は、前記キャニュレイテ
ッドスクリューの全長にわたって挿入し得る長さを有
し、前記キャニュレイテッドスクリューにおける中空部
に嵌合する形状に形成したため、キャニュレイテッドス
クリューの全長にわたって挿入でき、ドイバーの回転力
がキャニュレイテッドスクリューの全長に及ぶので、キ
ャニュレイテッドスクリューが捩込み時や抜釘時に捩子
機れるおそれがなく、またドライバー自体も破損しない
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のキャニュレイテッドスクリューの断面斜
視図である。
【図2】従来のキャニュレイテッドスクリューとドライ
バーの嵌合状態を示す概略斜視図である。
【図3】骨折した骨にキャニュレイテッドスクリューを
捩込む手順を示す概略図である。
【図4】骨折した骨にキャニュレイテッドスクリューを
捩込む手順を示す概略図である。
【図5】骨折した骨にキャニュレイテッドスクリューを
捩込む手順を示す概略図である。
【図6】骨折した骨にキャニュレイテッドスクリューを
捩込む手順を示す概略図である。
【図7】骨折した骨にキャニュレイテッドスクリューを
捩込む手順を示す概略図である。
【図8】本発明に係る第1の実施例であるキャニュレイ
テッドスクリューの断面斜視図である。
【図9】本発明に係る第1の実施例であるキャニュレイ
テッドスクリューに使用するドライバーの概略斜視図で
ある。
【図10】本発明に係る第1の実施例であるキャニュレ
イテッドスクリューとドライバーの嵌合状態を示す概略
断面図である。
【図11】本発明に係る第2の実施例であるキャニュレ
イテッドスクリューの断面斜視図である。
【図12】本発明に係る第2の実施例であるキャニュレ
イテッドスクリューに使用するドライバーの概略斜視図
である。
【図13】本発明に係る第2の実施例であるキャニュレ
イテッドスクリューとドライバーの嵌合状態を示す概略
断面図である。
【図14】本発明に係る第3の実施例であるキャニュレ
イテッドスクリューの断面斜視図である。
【図15】本発明に係る第3の実施例であるキャニュレ
イテッドスクリューに使用するドライバーの概略斜視図
である。
【図16】本発明に係る第3の実施例であるキャニュレ
イテッドスクリューとドライバーの嵌合状態を示す概略
断面図である。
【図17】本発明に係る第4の実施例であるキャニュレ
イテッドスクリューの断面斜視図である。
【図18】本発明に係る第4の実施例であるキャニュレ
イテッドスクリューに使用するドライバーの概略斜視図
である。
【図19】本発明に係る第4の実施例であるキャニュレ
イテッドスクリューとドライバーの嵌合状態を示す概略
断面図である。
【符号の説明】
1…………キャニュレイテッドスクリュー 1a………
ガイドピン貫通孔 1b………ネジ山 1c………
差込み部 1d………頭部 1e………
嵌合溝 1f………先端 2…………ドライバー 2a………
ドライバー部 2b………把持部 2c………
ガイドピン貫通孔 3…………ガイドピン 3a………
ガイトピンの露出部 4…………ドリル A…………骨折面 B…………
捩込み用孔 C…………骨皮質 D…………
骨皮質 11………キャニュレイテッドスクリュー 11a……
中空部 11b……ネジ山 11d……
頭部 11f……先端 12………ドライバー 12a……
ドライバー部 12b……把持部 12c……
ガイドピン貫通孔 21………キャニュレイテッドスクリュー 21a……
中空部 21a…頭部側中空部 21a
先端部側中空部 21a…中間部側中空部 21b……
ネジ山 21d……頭部 22………ドライバー 22a……
ドライバー部 22a…基部 22a
先端部 22a…中間部 22b……
把持部 22c……ガイドピン貫通孔 31………キャニュレイテッドスクリュー 31a……
中空部 31a…頭部側中空部 31a
差込み部側中空部 31b……ネジ山 31c……
差込み部 31d……頭部 31f……
先端 32………ドライバー 32a……
ドライバー部 32a…基部 32a
進入部 32b……把持部 32c……
ガイドピン貫通孔 41………キャニュレイテッドスクリュー 41a……
中空部 41a…頭部側中空部 41a
先端部側中空部 41a…中間部側中空部 41b……
ネジ山 41d……頭部 42………ドライバー 42a……
ドライバー部 42a…基部 42a
先端部 42a…中間部 42b……
把持部 42c……ガイドピン貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−24051(JP,A) 特開 昭63−43654(JP,A) 特開 平8−299362(JP,A) 特開 平5−103795(JP,A) 特開 平8−71083(JP,A) 特開 平8−66410(JP,A) 特開 平7−255740(JP,A) 特表 平6−503488(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 17/56 - 17/92

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】骨折した骨を接合固定するために骨折部に
    捩込まれるキャニュレイテッドスクリューであって、該
    キャニュレイテッドスクリューは、その全長にわたって
    キャニュレイテッドスクリューを捩込むためのドライバ
    ーが挿入可能な中空部を有する中空軸より構成され、頭
    部と先端部とにおける中空部は前記ドライバーと嵌合す
    る構成とし、頭部と先端部とを除く中間部における中空
    部はドライバーと嵌合しない構成とし、頭部及び先端部
    における中空部の断面内周形状は同一の非円形の形状を
    なし、中間部における中空部の断面内周形状は頭部にお
    ける中空部の断面内周形状を囲む形状をなしていること
    を特徴とするキャニュレイテッドスクリュー。
  2. 【請求項2】骨折した骨を接合固定するために骨折部に
    捩込まれるキャニュレイテッドスクリューであって、該
    キャニュレイテッドスクリューは、頭部と差込み部とか
    らなり、その全長にわたってキャニュレイテッドスクリ
    ューを捩込むためのドライバーと嵌合する中空部を有す
    る中空軸より構成され、該中空部の断面内周形状は、差
    込み部においてはその全長にわたって同一の非円形をな
    し、頭部においては前記差込み部における断面内周形状
    を囲む非円形をなしていることを特徴とするキャニュレ
    イテッドスクリュー。
  3. 【請求項3】骨折した骨を接合固定するために骨折部に
    捩込まれるキャニュレイテッドスクリューであって、該
    キャニュレイテッドスクリューは、その全長にわたって
    キャニュレイテッドスクリューを捩込むためのドライバ
    ーが挿入可能な中空部を有する中空軸より構成され、頭
    部と先端部とにおける中空部は前記ドライバーと嵌合す
    る構成とし、頭部と先端部とを除く中間部における中空
    部はドライバーと嵌合しない構成とし、先端部における
    中空部の断面内周形状は非円形の形状をなし、中間部に
    おける中空部の断面内周形状は先端部における中空部の
    断面内周形状を囲む形状をなし、頭部における中空部の
    断面内周形状は非円形の形状であって先端部における中
    空部の断面内周形状を囲む形状をなしていることを特徴
    とするキャニュレイテッドスクリュー。
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