JP3035540U - 2気筒同時爆発型カムシャフト - Google Patents
2気筒同時爆発型カムシャフトInfo
- Publication number
- JP3035540U JP3035540U JP1996003712U JP371296U JP3035540U JP 3035540 U JP3035540 U JP 3035540U JP 1996003712 U JP1996003712 U JP 1996003712U JP 371296 U JP371296 U JP 371296U JP 3035540 U JP3035540 U JP 3035540U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- cam
- present
- torque fluctuation
- camshaft
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】これまで常識とされてきたスムーズなトルク変
動よりも、適度にトルク変動があったほうがタイヤのグ
リップが良く、ライダーもコントロールしやすいという
ことが発見されたことから、本考案であるカム山(1)
の作用位置を改めたカムシャフトにより、爆発間隔を改
め、従来以上のトルク変動を目的とした。 【構成】吸気用、排気用のそれぞれのカムシャフトにお
いて、全てのカム山を同一方向に設定した。
動よりも、適度にトルク変動があったほうがタイヤのグ
リップが良く、ライダーもコントロールしやすいという
ことが発見されたことから、本考案であるカム山(1)
の作用位置を改めたカムシャフトにより、爆発間隔を改
め、従来以上のトルク変動を目的とした。 【構成】吸気用、排気用のそれぞれのカムシャフトにお
いて、全てのカム山を同一方向に設定した。
Description
【0001】 [産業上の利用分野] 内燃焼機関の部品
【0002】 [従来の技術] 多気筒化により高回転高出力を図ってはいるものの、スムーズさを求めなが らも爆発順序から生じるトルク変動(7)と関連するトラクションにはダイレク ト感がなく、コントロールに感覚的な楽しさが感じられない。
【0003】 [考案が解決しようとする課題] 近年、これまで常識とされてきたスムーズなトルク変動よりも、適度にト ルク変動があったほうがタイヤのグリップが良く、ライダーもコントロールしや すいということが発見されたことから、躍動感にあふれたトルク特性を求めて、 従来の爆発間隔を改めることにした。
【0004】 [課題を解決するための手段] エンジンの回転バランスを考慮した結果、1本づつの吸気用カムシャフト と排気用カムシャフトを共用する1番シリンダーと3番シリンダー、2番シリン ダーと4番シリンダーを同時爆発とすることとして、それぞれのカムシャフトに ついては、シリンダー間のカム山に180度の作用角度差がある従来のカムシャ フトにかえて、本考案であるカム山を全て同一の方向に向けてカム山の作用角度 差を無くしたカムシャフトを使用する。
【0005】 [作用] 本考案を使用することにより、1番シリンダー(2)と3番シリンダー( 4)が同時に爆発し、2番シリンダー(3)と4番シリンダー(5)が同時に爆 発する。
【0006】 [実施例] (イ)1番シリンダーと3番シリンダーについては、本考案のカム山を3 番シリンダーの従来のカム山の位置に合わせ、2番シリンダーと4番シリンダー についても、本考案のカム山を、4番シリンダーの従来のカム山の位置に合わせ て設定する。 (ロ)1番シリンダーと3番シリンダーについては、本考案のカム山を1 番シリンダーの従来のカム山の位置に合わせ、2番シリンダーと4番シリンダー についても、本考案のカム山を、2番シリンダーの従来のカム山の位置に合わせ て設定する。
【0007】 [考案の効果] (イ)及び(ロ)のどちらの設定方法でも、1番シリンダーと3番シリン ダーの2気筒同時爆発から450度後に、2番シリンダーと4番シリンダーが2 気筒同時爆発し、それから270度後に、再び1番シリンダーと3番シリンダー の同時爆発が可能になった。その結果、爆発から爆発までの間隔がこれまでより 長くなったことから、V型2気筒エンジンと同様な躍動感にあふれたトルク特性 (6)を作り出すことができた。
【図1】 本考案のカム山の位置を示した平面図であ
る。
る。
【図2】 本考案のカム山の位置を示した側面図であ
る。
る。
【図3】 従来のカム山の位置を示した平面図である。
【図4】 従来のカム山の位置を示した側面図である。
【図5】 本考案を使用できるシリンダー配置図であ
る。
る。
【図6】 本考案を使用できるエンジン例の透視図であ
る。
る。
【図7】 本考案による爆発順序とトルク変動、及び、
従来の爆発順序によるトルク変動の簡易図である。
従来の爆発順序によるトルク変動の簡易図である。
1はカム山 2は1番シリンダー 3は2番シリンダー
4は3番シリンダー 5は4番シリンダー 6は本考
案形 7は従来形
4は3番シリンダー 5は4番シリンダー 6は本考
案形 7は従来形
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 2気筒同時爆発型カムシャフト
Claims (1)
- 【請求項1】この考案は、4サイクルV型4気筒ガソリ
ンエンジンの2気筒同時爆発に必要なカムシャフトに関
するものである。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996003712U JP3035540U (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 2気筒同時爆発型カムシャフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996003712U JP3035540U (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 2気筒同時爆発型カムシャフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3035540U true JP3035540U (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=43170351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996003712U Expired - Lifetime JP3035540U (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 2気筒同時爆発型カムシャフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035540U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05221466A (ja) * | 1992-02-07 | 1993-08-31 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感熱記録紙の包装体 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP1996003712U patent/JP3035540U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05221466A (ja) * | 1992-02-07 | 1993-08-31 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感熱記録紙の包装体 |
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