JP3035523B2 - 車輛乗員保護装置 - Google Patents
車輛乗員保護装置Info
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- JP3035523B2 JP3035523B2 JP10215420A JP21542098A JP3035523B2 JP 3035523 B2 JP3035523 B2 JP 3035523B2 JP 10215420 A JP10215420 A JP 10215420A JP 21542098 A JP21542098 A JP 21542098A JP 3035523 B2 JP3035523 B2 JP 3035523B2
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/26—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
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- B60R2021/26094—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow characterised by fluid flow controlling valves
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、膨張式車輛乗員保
護デバイスを展開するための装置に関する。
護デバイスを展開するための装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】エアバッグ等の膨張式車輛乗員保護デバ
イスは、車輛の衝突が起こったときに展開される。エア
バッグは、衝突センサ及び膨張器を含む装置の一部であ
る。衝突センサは、衝突が起こったことを示す車輛状態
を検出する。衝突センサが、少なくとも所定の閾値レベ
ルの衝突を示す状態を検出したとき、膨張器が付勢され
る。膨張器は、次いで、膨張流体を放出し、エアバッグ
を車輛の客室内に膨張する。エアバッグは、このように
展開されたとき、車輛の乗員が衝突により車輛の部品に
叩き付けられないように保護するのを助ける。車輛乗員
の移動に影響を及ぼすエアバッグ膨張方法には、乗員が
エアバッグに対して移動する力及びエアバッグ内の膨張
流体の圧力等の要因により影響が及ぼされる。これらの
要因には、衝突の激しさ（severity）等の車輛状態及び
／又は乗員の体格、体重、及び姿勢等の車輛乗員の状態
により影響が及ぼされる。
イスは、車輛の衝突が起こったときに展開される。エア
バッグは、衝突センサ及び膨張器を含む装置の一部であ
る。衝突センサは、衝突が起こったことを示す車輛状態
を検出する。衝突センサが、少なくとも所定の閾値レベ
ルの衝突を示す状態を検出したとき、膨張器が付勢され
る。膨張器は、次いで、膨張流体を放出し、エアバッグ
を車輛の客室内に膨張する。エアバッグは、このように
展開されたとき、車輛の乗員が衝突により車輛の部品に
叩き付けられないように保護するのを助ける。車輛乗員
の移動に影響を及ぼすエアバッグ膨張方法には、乗員が
エアバッグに対して移動する力及びエアバッグ内の膨張
流体の圧力等の要因により影響が及ぼされる。これらの
要因には、衝突の激しさ（severity）等の車輛状態及び
／又は乗員の体格、体重、及び姿勢等の車輛乗員の状態
により影響が及ぼされる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、膨張
式車輛乗員保護デバイスを展開するための新規な装置を
提供することである。
式車輛乗員保護デバイスを展開するための新規な装置を
提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本願の一つの発明は、膨
張流体源を含む圧力容器であって、出口流開口を有する
デフューザーを含む膨張器を備える膨張可能車両乗員保
護デバイスの一部である圧力容器と、前記圧力容器から
の前記膨張流体の流出流を調節するバルブであって、通
常は、初期の流出流面積を提供する開放状態にあり、前
記圧力容器と前記出口流開口との間に配置されたバルブ
と、複数の異なる状態に対応する複数の異なる工程のう
ちの選択された一つの工程で前記バルブを制御すること
によって、車輛の衝突に対して応答するための制御手段
とを備え、前記異なる工程には、前記制御手段が前記バ
ルブを前記開放位置から移動しない工程、及び前記制御
手段が前記バルブを更に大きく開放した状態まで移動
し、流出流面積を前記初期の流出流面積よりも大きくす
る工程が含まれ、前記バルブの前記移動が前記バルブに
作用する膨張流体圧力に影響されないように構成されて
いる。本願の他の発明は、圧力容器と、前記圧力容器か
らの流体の流れを阻止しかつ流体が前記圧力容器から流
れる得るように破断可能なバーストディスクと、前記膨
張器から膨張流体の流出流を差し向ける複数の出口開口
部を有するディフューザーと、前記圧力容器と前記デフ
ューザーの出口開口部との間で前記流出流を調節するバ
ルブとを有し、前記バルブは、通常は、初期の流出流面
積を提供する開放状態を有し、前記バルブが前記圧力容
器からの流体の流れの方向を横切る方向に移動可能であ
る膨張器と、前記バルブを更に開放した状態まで移動し
て流出流面積を前記初期の流出流面積よりも大きくする
ことによって車輌の衝突に応答するための手段とを備
え、前記バルブの前記移動は、前記バルブに作用する膨
張流体の圧力による影響を受けないように構成されてい
る。以上
張流体源を含む圧力容器であって、出口流開口を有する
デフューザーを含む膨張器を備える膨張可能車両乗員保
護デバイスの一部である圧力容器と、前記圧力容器から
の前記膨張流体の流出流を調節するバルブであって、通
常は、初期の流出流面積を提供する開放状態にあり、前
記圧力容器と前記出口流開口との間に配置されたバルブ
と、複数の異なる状態に対応する複数の異なる工程のう
ちの選択された一つの工程で前記バルブを制御すること
によって、車輛の衝突に対して応答するための制御手段
とを備え、前記異なる工程には、前記制御手段が前記バ
ルブを前記開放位置から移動しない工程、及び前記制御
手段が前記バルブを更に大きく開放した状態まで移動
し、流出流面積を前記初期の流出流面積よりも大きくす
る工程が含まれ、前記バルブの前記移動が前記バルブに
作用する膨張流体圧力に影響されないように構成されて
いる。本願の他の発明は、圧力容器と、前記圧力容器か
らの流体の流れを阻止しかつ流体が前記圧力容器から流
れる得るように破断可能なバーストディスクと、前記膨
張器から膨張流体の流出流を差し向ける複数の出口開口
部を有するディフューザーと、前記圧力容器と前記デフ
ューザーの出口開口部との間で前記流出流を調節するバ
ルブとを有し、前記バルブは、通常は、初期の流出流面
積を提供する開放状態を有し、前記バルブが前記圧力容
器からの流体の流れの方向を横切る方向に移動可能であ
る膨張器と、前記バルブを更に開放した状態まで移動し
て流出流面積を前記初期の流出流面積よりも大きくする
ことによって車輌の衝突に応答するための手段とを備
え、前記バルブの前記移動は、前記バルブに作用する膨
張流体の圧力による影響を受けないように構成されてい
る。以上
【０００５】本発明によれば、本装置は、圧力容器及び
ソレノイドバルブを含む。圧力容器は、膨張流体源を含
む。ソレノイドバルブは、圧力容器からの膨張流体の流
出流を調節し、通常は、初期流出流面積を提供する開放
状態にある。
ソレノイドバルブを含む。圧力容器は、膨張流体源を含
む。ソレノイドバルブは、圧力容器からの膨張流体の流
出流を調節し、通常は、初期流出流面積を提供する開放
状態にある。
【０００６】本装置は、ソレノイドバルブを複数の異な
る状態に対応する複数の異なる工程のうちの選択された
一つの工程で制御することによって車輛の衝突に応答す
るための制御手段を更に有する。異なる工程には、制御
手段がソレノイドバルブを開放位置から移動しない工程
が含まれる。異なる工程には、制御手段がソレノイドバ
ルブを更に大きく開放した状態まで移動し、流出流面積
を初期流出流面積よりも大きくする工程が更に含まれ
る。
る状態に対応する複数の異なる工程のうちの選択された
一つの工程で制御することによって車輛の衝突に応答す
るための制御手段を更に有する。異なる工程には、制御
手段がソレノイドバルブを開放位置から移動しない工程
が含まれる。異なる工程には、制御手段がソレノイドバ
ルブを更に大きく開放した状態まで移動し、流出流面積
を初期流出流面積よりも大きくする工程が更に含まれ
る。
【０００７】本発明の以上の及び他の特徴は、本発明の
以下の説明を添付図面を参照して読むことにより、本発
明が属する分野の当業者に明らかになるであろう。
以下の説明を添付図面を参照して読むことにより、本発
明が属する分野の当業者に明らかになるであろう。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の第１実施例を構成する車
輛乗員保護装置１０を図１に概略に示す。装置１０は、
膨張式車輛乗員保護デバイス１２を含む。本発明の第１
実施例では、保護デバイス１２はエアバッグである。本
発明に従って使用できる他の膨張式車輛乗員保護デバイ
スには、例えば、膨張式シートベルト、膨張式ニーボル
スター（knee bolster）、膨張式ヘッドライナ又はサイ
ドカーテン、及び膨張式エアバッグによって作動される
ニーボルスターが含まれる。装置１０は、エアバッグ１
２を膨張するための膨張流体源を構成する膨張器１４を
更に有する。エアバッグ１２を膨張させると、エアバッ
グは車室（図示せず）内に延び、車輛の乗員が衝突によ
り車輛の部品に叩き付けられることから保護するのを助
ける。
輛乗員保護装置１０を図１に概略に示す。装置１０は、
膨張式車輛乗員保護デバイス１２を含む。本発明の第１
実施例では、保護デバイス１２はエアバッグである。本
発明に従って使用できる他の膨張式車輛乗員保護デバイ
スには、例えば、膨張式シートベルト、膨張式ニーボル
スター（knee bolster）、膨張式ヘッドライナ又はサイ
ドカーテン、及び膨張式エアバッグによって作動される
ニーボルスターが含まれる。装置１０は、エアバッグ１
２を膨張するための膨張流体源を構成する膨張器１４を
更に有する。エアバッグ１２を膨張させると、エアバッ
グは車室（図示せず）内に延び、車輛の乗員が衝突によ
り車輛の部品に叩き付けられることから保護するのを助
ける。
【０００９】膨張器１４は、大量の膨張ガスを発生する
ための材料を発生する点火性ガスを収容する。膨張器１
４は、変形例では、所定量の加圧膨張流体を収容してい
てもよいし、加圧膨張流体とこの膨張流体を加熱するた
めの点火性材料の組み合わせを収容していてもよい。例
えば、本発明の好ましい実施例では、膨張器１４は、エ
アバッグ１２を膨張させるための膨張流体を構成する燃
焼性ガス混合物を加圧状態で収容する圧力容器１６を含
む。
ための材料を発生する点火性ガスを収容する。膨張器１
４は、変形例では、所定量の加圧膨張流体を収容してい
てもよいし、加圧膨張流体とこの膨張流体を加熱するた
めの点火性材料の組み合わせを収容していてもよい。例
えば、本発明の好ましい実施例では、膨張器１４は、エ
アバッグ１２を膨張させるための膨張流体を構成する燃
焼性ガス混合物を加圧状態で収容する圧力容器１６を含
む。
【００１０】膨張器１４は、圧力容器１６からエアバッ
グ１２へ流出する膨張流体の流れを開始し且つ調節する
ように協働する複数の部品を有する。図１に概略に示す
ように、これらの部品には、起爆装置２０、点火器２
２、及びバルブ２４が含まれる。制御装置２６は、衝突
センサ２８から受け取った展開信号に応じて、起爆装置
２０、点火器２２、及びバルブ２４を作動する。
グ１２へ流出する膨張流体の流れを開始し且つ調節する
ように協働する複数の部品を有する。図１に概略に示す
ように、これらの部品には、起爆装置２０、点火器２
２、及びバルブ２４が含まれる。制御装置２６は、衝突
センサ２８から受け取った展開信号に応じて、起爆装置
２０、点火器２２、及びバルブ２４を作動する。
【００１１】圧力容器１６内に収容された燃焼性ガス混
合物は、一次ガス及び燃料ガスを含む。燃料ガスは、一
次ガスを加熱する燃焼熱を提供する。このガス混合物
は、当該技術分野で周知の任意の適当な組成を持つが、
好ましくは、ブルメンタールその他（Blumenthal et a
l. ）に賦与された「ガス混合物を使用して車輛乗員拘
束装置を膨張するための装置」という標題の米国特許第
５，３４８，３４４号に記載された発明による組成を持
つ。この特許は、ＴＲＷ車輛安全システム社に譲渡され
ている。従って、一次ガスは、好ましくは、エアバッグ
１２を膨張するための不活性ガス及び燃料ガスの燃焼を
支持するための酸化剤ガスを含む。不活性ガスは、好ま
しくは、圧力容器１６内に収容されたエアバッグ１２を
膨張するための膨張流体の大部分を占め、窒素、アルゴ
ン、又は窒素及びアルゴンの混合物である。例えば、一
次ガスが空気である場合には、酸化剤ガスはこの空気中
の酸素である。燃料ガスは、水素、メタン、又は水素及
びメタンの混合物である。好ましくは、燃料ガスは水素
である。ガス混合物の好ましい組成は、水素が約１３重
量％であり、空気が約８７重量％である。貯蔵圧力は変
化してもよいが、その範囲は、好ましくは、約１５００
psig乃至５０００psigであり、最も好ましくは、約３０
００psigである。
合物は、一次ガス及び燃料ガスを含む。燃料ガスは、一
次ガスを加熱する燃焼熱を提供する。このガス混合物
は、当該技術分野で周知の任意の適当な組成を持つが、
好ましくは、ブルメンタールその他（Blumenthal et a
l. ）に賦与された「ガス混合物を使用して車輛乗員拘
束装置を膨張するための装置」という標題の米国特許第
５，３４８，３４４号に記載された発明による組成を持
つ。この特許は、ＴＲＷ車輛安全システム社に譲渡され
ている。従って、一次ガスは、好ましくは、エアバッグ
１２を膨張するための不活性ガス及び燃料ガスの燃焼を
支持するための酸化剤ガスを含む。不活性ガスは、好ま
しくは、圧力容器１６内に収容されたエアバッグ１２を
膨張するための膨張流体の大部分を占め、窒素、アルゴ
ン、又は窒素及びアルゴンの混合物である。例えば、一
次ガスが空気である場合には、酸化剤ガスはこの空気中
の酸素である。燃料ガスは、水素、メタン、又は水素及
びメタンの混合物である。好ましくは、燃料ガスは水素
である。ガス混合物の好ましい組成は、水素が約１３重
量％であり、空気が約８７重量％である。貯蔵圧力は変
化してもよいが、その範囲は、好ましくは、約１５００
psig乃至５０００psigであり、最も好ましくは、約３０
００psigである。
【００１２】衝突センサ２８は、衝突が起こったことを
示す車輛状態を検出する周知の装置である。衝突センサ
２８が検出した車輛状態が所定の閾値レベル又はそれ以
上である場合、これは、少なくとも所定の閾値レベルの
激しさの衝突が起こったことを示す。衝突の激しさ（cr
ush severity）の閾値レベルは、車輛乗員を保護するた
めにエアバッグ１２を膨張させることが望ましいレベル
である。この場合、衝突センサ２８は、制御装置２６に
展開信号を与える。
示す車輛状態を検出する周知の装置である。衝突センサ
２８が検出した車輛状態が所定の閾値レベル又はそれ以
上である場合、これは、少なくとも所定の閾値レベルの
激しさの衝突が起こったことを示す。衝突の激しさ（cr
ush severity）の閾値レベルは、車輛乗員を保護するた
めにエアバッグ１２を膨張させることが望ましいレベル
である。この場合、衝突センサ２８は、制御装置２６に
展開信号を与える。
【００１３】クラッシュセンサすなわち衝突センサ（cr
ush sensor）２８が検出する車輛状態には、好ましく
は、衝突により生じる車輛の突然の減速が含まれる。衝
突センサ２８は、減速の大きさ及び持続時間を計測す
る。減速の大きさ及び持続時間が所定の閾値レベルに達
したか或いはこれを越えた場合には、これらは、所定の
閾値レベルの衝突の激しさに達したか或いはこれを越え
た衝突が起こったことを示す。次いで、このような衝突
が起こったことを示す展開信号が制御装置２６に伝達さ
れる。展開信号は、車輛の減速の大きさ及び持続時間が
対応する閾値レベルをどれ程越えているのかの程度を示
す値を有する。かくして、展開信号は、衝突が起こった
こと、及び衝突の激しさがエアバッグ１２を膨張させる
程度であることの両方を示す。
ush sensor）２８が検出する車輛状態には、好ましく
は、衝突により生じる車輛の突然の減速が含まれる。衝
突センサ２８は、減速の大きさ及び持続時間を計測す
る。減速の大きさ及び持続時間が所定の閾値レベルに達
したか或いはこれを越えた場合には、これらは、所定の
閾値レベルの衝突の激しさに達したか或いはこれを越え
た衝突が起こったことを示す。次いで、このような衝突
が起こったことを示す展開信号が制御装置２６に伝達さ
れる。展開信号は、車輛の減速の大きさ及び持続時間が
対応する閾値レベルをどれ程越えているのかの程度を示
す値を有する。かくして、展開信号は、衝突が起こった
こと、及び衝突の激しさがエアバッグ１２を膨張させる
程度であることの両方を示す。
【００１４】周知のマイクロプロセッサを含む制御装置
２６は、衝突センサ２８から展開信号を受け取ったとき
に、起爆装置２０を付勢する。制御装置２６は、衝突セ
ンサ２８から受け取った展開信号の値に従って点火器２
２及びバルブ２４を付勢する。かくして、制御装置２６
は、衝突が起こったこと及び衝突の激しさの両方に従っ
て制御装置２６が選択した工程で車輛の衝突に応答す
る。以下に詳細に説明するように、衝突が起こったと
き、これによって、圧力容器１６から膨張流体の流出を
開始し、衝突の激しさに合わせて補正した流量で膨張流
体を圧力容器１６から流し、エアバッグ１２がこれに従
って展開される。
２６は、衝突センサ２８から展開信号を受け取ったとき
に、起爆装置２０を付勢する。制御装置２６は、衝突セ
ンサ２８から受け取った展開信号の値に従って点火器２
２及びバルブ２４を付勢する。かくして、制御装置２６
は、衝突が起こったこと及び衝突の激しさの両方に従っ
て制御装置２６が選択した工程で車輛の衝突に応答す
る。以下に詳細に説明するように、衝突が起こったと
き、これによって、圧力容器１６から膨張流体の流出を
開始し、衝突の激しさに合わせて補正した流量で膨張流
体を圧力容器１６から流し、エアバッグ１２がこれに従
って展開される。
【００１５】膨張器１４は図２に例として示す構造を有
する。従って、膨張器１４は、ディフューザー４０及び
バルブハウジング４２を更に有する。ディフューザー４
０はディフューザーチャンバ４４を形成し、膨張流体を
膨張器１４からエアバッグ１２に差し向ける複数の膨張
流体出口開口部４６を有する。バルブハウジング４２
は、バルブ２４を、圧力容器１６とディフューザー４０
との間の所定の位置に支持する。
する。従って、膨張器１４は、ディフューザー４０及び
バルブハウジング４２を更に有する。ディフューザー４
０はディフューザーチャンバ４４を形成し、膨張流体を
膨張器１４からエアバッグ１２に差し向ける複数の膨張
流体出口開口部４６を有する。バルブハウジング４２
は、バルブ２４を、圧力容器１６とディフューザー４０
との間の所定の位置に支持する。
【００１６】圧力容器１６は、燃焼性ガス混合物を収容
する貯蔵チャンバ５２を形成する円筒形タンク５０を含
む。好ましくは周知の構造のバーストディスク（burst
disk）からなる破裂可能な閉鎖体壁５４がタンク５０の
端壁５８の出口開口部５６を閉鎖する。起爆装置２０
（概略に示す）は、当該技術分野で周知の任意の適当な
起爆デバイスである。起爆装置２０は、その付勢時にバ
ーストディスク５４を破裂し、圧力容器１６を開放す
る。次いで、膨張により、貯蔵チャンバ５２から出口開
口部５６を通って外方に向かう流れが始まる。
する貯蔵チャンバ５２を形成する円筒形タンク５０を含
む。好ましくは周知の構造のバーストディスク（burst
disk）からなる破裂可能な閉鎖体壁５４がタンク５０の
端壁５８の出口開口部５６を閉鎖する。起爆装置２０
（概略に示す）は、当該技術分野で周知の任意の適当な
起爆デバイスである。起爆装置２０は、その付勢時にバ
ーストディスク５４を破裂し、圧力容器１６を開放す
る。次いで、膨張により、貯蔵チャンバ５２から出口開
口部５６を通って外方に向かう流れが始まる。
【００１７】点火器２２は、当該技術分野で周知の任意
の適当な構造を備えているが、好ましくは、起爆管とし
て周知の特定の種類の電気付勢式デバイスからなる。か
くして、点火器２２は、少量の火工材料（pyrotechnic
material）が入った円筒形ケーシング６０を有する。ケ
ーシング６０は、タンク５０の端壁６４に設けられた穴
６２にぴったりと嵌まってこれを貫通しており、端壁６
４から貯蔵チャンバ５２内に突出している。
の適当な構造を備えているが、好ましくは、起爆管とし
て周知の特定の種類の電気付勢式デバイスからなる。か
くして、点火器２２は、少量の火工材料（pyrotechnic
material）が入った円筒形ケーシング６０を有する。ケ
ーシング６０は、タンク５０の端壁６４に設けられた穴
６２にぴったりと嵌まってこれを貫通しており、端壁６
４から貯蔵チャンバ５２内に突出している。
【００１８】点火器２２を付勢すると、ケーシング６０
内の火工材料に点火し、熱及び高温粒子を含む燃焼生成
物を発生する。燃焼生成物は、ケーシング６０から貯蔵
チャンバ５２内に噴出し、貯蔵チャンバ５２内のガス混
合物に点火する。燃料ガスの燃焼によって生じた熱によ
り、貯蔵チャンバ５２内の流体圧力が貯蔵圧力よりもか
なり高いレベルにまで急速に上昇する。圧力レベルの上
昇により、出口開口部５６から流出する膨張流体の流量
がこれに対応して上昇する。
内の火工材料に点火し、熱及び高温粒子を含む燃焼生成
物を発生する。燃焼生成物は、ケーシング６０から貯蔵
チャンバ５２内に噴出し、貯蔵チャンバ５２内のガス混
合物に点火する。燃料ガスの燃焼によって生じた熱によ
り、貯蔵チャンバ５２内の流体圧力が貯蔵圧力よりもか
なり高いレベルにまで急速に上昇する。圧力レベルの上
昇により、出口開口部５６から流出する膨張流体の流量
がこれに対応して上昇する。
【００１９】上述のように、制御装置２６は、衝突セン
サ２８から展開信号を受け取ったときに起爆装置２０を
付勢する。制御装置２６は、次いで、展開信号が示す衝
突の激しさに関して選択された時期に点火器２２を付勢
する。例えば、展開信号が、車輛が激しくない衝突に遭
遇していることを示す場合には、制御装置２６は、起爆
装置２０の付勢後所定の遅延時間の経過後、点火器２２
を付勢する。遅延時間は、点火器２２の付勢により流出
流量が増大する前のエアバッグ１２の膨張量を対応して
「柔らか」にする。制御装置２６は、経験的に得られた
衝突の激しさの値に基づいたルックアップ表から選択す
ることによって遅延時間を決定できる。制御装置２６
は、別の態様では、衝突の激しさと遅延時間との間の所
定の関数関係に基づいた計算により遅延時間を決定でき
る。いずれの場合でも、遅延時間は、点火器２２の付勢
時にチャンバ５２内に残る燃料ガスの量に影響を及ぼ
し、かくして、上昇した圧力レベル及び点火器２２の付
勢に続いて得られる流出流量に影響を及ぼす。
サ２８から展開信号を受け取ったときに起爆装置２０を
付勢する。制御装置２６は、次いで、展開信号が示す衝
突の激しさに関して選択された時期に点火器２２を付勢
する。例えば、展開信号が、車輛が激しくない衝突に遭
遇していることを示す場合には、制御装置２６は、起爆
装置２０の付勢後所定の遅延時間の経過後、点火器２２
を付勢する。遅延時間は、点火器２２の付勢により流出
流量が増大する前のエアバッグ１２の膨張量を対応して
「柔らか」にする。制御装置２６は、経験的に得られた
衝突の激しさの値に基づいたルックアップ表から選択す
ることによって遅延時間を決定できる。制御装置２６
は、別の態様では、衝突の激しさと遅延時間との間の所
定の関数関係に基づいた計算により遅延時間を決定でき
る。いずれの場合でも、遅延時間は、点火器２２の付勢
時にチャンバ５２内に残る燃料ガスの量に影響を及ぼ
し、かくして、上昇した圧力レベル及び点火器２２の付
勢に続いて得られる流出流量に影響を及ぼす。
【００２０】展開信号が、車輛がより激しい衝突に遭遇
したことを示す場合には、制御装置２６は、起爆装置２
０及び点火器２２を同時に付勢する工程、即ち遅延時間
がゼロの工程を選択する。これにより貯蔵チャンバ５２
内の流体圧力が高いレベルに達し、これに対応して流出
流量が更に迅速に大きくなる。
したことを示す場合には、制御装置２６は、起爆装置２
０及び点火器２２を同時に付勢する工程、即ち遅延時間
がゼロの工程を選択する。これにより貯蔵チャンバ５２
内の流体圧力が高いレベルに達し、これに対応して流出
流量が更に迅速に大きくなる。
【００２１】バルブハウジング４２は、出口開口部５６
からディフューザーチャンバ４６まで延びる流体流れ空
間７０を形成する。流体流れ空間７０の一部７２は導管
７２を形成する。導管７２は、一部がバルブハウジング
４２の円筒形の内面７４によって形成され、一部がバル
ブハウジング４２の円錐形内面７６によって形成され
る。円錐形の内面７６は、円筒形内面７４に凹所を形成
する。バルブハウジング４２の別の円筒形内面７８は、
円錐形内面７６と向き合った位置で導管７２から延びる
円筒形ボア８０を形成する。
からディフューザーチャンバ４６まで延びる流体流れ空
間７０を形成する。流体流れ空間７０の一部７２は導管
７２を形成する。導管７２は、一部がバルブハウジング
４２の円筒形の内面７４によって形成され、一部がバル
ブハウジング４２の円錐形内面７６によって形成され
る。円錐形の内面７６は、円筒形内面７４に凹所を形成
する。バルブハウジング４２の別の円筒形内面７８は、
円錐形内面７６と向き合った位置で導管７２から延びる
円筒形ボア８０を形成する。
【００２２】バルブ２４は、高速作動ソレノイドバルブ
である。図２に示すように、バルブ２４は、バルブハウ
ジング４２のボア８０に受け入れられている。特定的に
は、バルブ２４は、ボア８０内にぴったりと受け入れら
れた円筒形ケーシング８２を有する。アーマチュア８４
はケーシング８２から突出し且つソレノイド８６がケー
シング８２内で発生する磁界の作用で長さ方向に移動で
きる。
である。図２に示すように、バルブ２４は、バルブハウ
ジング４２のボア８０に受け入れられている。特定的に
は、バルブ２４は、ボア８０内にぴったりと受け入れら
れた円筒形ケーシング８２を有する。アーマチュア８４
はケーシング８２から突出し且つソレノイド８６がケー
シング８２内で発生する磁界の作用で長さ方向に移動で
きる。
【００２３】円筒形バルブヘッド８８がアーマチュア８
４とともに移動するようにアーマチュア８４の端部に取
り付けられている。バルブヘッド８８は、ボア８０から
導管７２内に突出している。バルブヘッド８８の円錐形
端面９０は、バルブハウジング４２の円錐形内面７６と
向き合っている。円錐形表面７６及び９０は同じ輪郭を
有し、そのため、円錐形内面７６はバルブヘッド８８用
の弁座として機能できる。
４とともに移動するようにアーマチュア８４の端部に取
り付けられている。バルブヘッド８８は、ボア８０から
導管７２内に突出している。バルブヘッド８８の円錐形
端面９０は、バルブハウジング４２の円錐形内面７６と
向き合っている。円錐形表面７６及び９０は同じ輪郭を
有し、そのため、円錐形内面７６はバルブヘッド８８用
の弁座として機能できる。
【００２４】バルブ２４は常開である。かくして、バル
ブ２４は、バルブヘッド表面９０と弁座表面７６との間
に導管７２を通る初期流出流面積を形成する。バルブ２
４は、例えば、通常は、図２に示す開放状態にある。こ
の際、バルブヘッド表面９０は弁座表面７６が形成する
凹所内に僅かに突出している。しかしながら、バルブヘ
ッド表面９０を弁座表面７６から更に大きく離間し、こ
れに対応して初期流出流面積を大きくすることができ
る。
ブ２４は、バルブヘッド表面９０と弁座表面７６との間
に導管７２を通る初期流出流面積を形成する。バルブ２
４は、例えば、通常は、図２に示す開放状態にある。こ
の際、バルブヘッド表面９０は弁座表面７６が形成する
凹所内に僅かに突出している。しかしながら、バルブヘ
ッド表面９０を弁座表面７６から更に大きく離間し、こ
れに対応して初期流出流面積を大きくすることができ
る。
【００２５】別の態様では、バルブ２４は常閉であり、
バルブヘッド表面９０が弁座表面７６と係合している。
この場合、バルブヘッド８８が導管７２を完全に横切っ
て延びており、導管７２を通る膨張流体の流れを遮断す
る。しかしながら、本発明の好ましい実施例のバルブ２
４は、上文中に説明したように、常開状態である。
バルブヘッド表面９０が弁座表面７６と係合している。
この場合、バルブヘッド８８が導管７２を完全に横切っ
て延びており、導管７２を通る膨張流体の流れを遮断す
る。しかしながら、本発明の好ましい実施例のバルブ２
４は、上文中に説明したように、常開状態である。
【００２６】車輛が衝突して起爆装置２０が付勢された
とき、バルブ２４が最初に提供する流出流面積は、導管
７２を通る流出流量を制限することによって柔らかな膨
張工程を維持するのを助ける。衝突の激しさが比較的低
い場合には、制御装置２６はバルブ２４を付勢されてい
ないままにする、即ちその常開状態に置く。しかしなが
ら、制御装置２６は、衝突の激しさがひどい場合に対
し、バルブ２４を付勢してバルブヘッド８８をボア８０
内に引っ込めることによって応答する。この場合、バル
ブヘッド表面９０は、弁座表面７６から更に大きく移動
される。かくして、バルブ２４を更に大きく開放した状
態まで移動する。この状態では、バルブは、初期流出流
面積よりも大きな流出流面積を提供する。これにより、
膨張流体は、点火器２２の付勢に続いて貯蔵チャンバ５
２内で得られる高い圧力レベルの作用で、導管７２を通
って外方に対応する大きな流量で流れることができる。
とき、バルブ２４が最初に提供する流出流面積は、導管
７２を通る流出流量を制限することによって柔らかな膨
張工程を維持するのを助ける。衝突の激しさが比較的低
い場合には、制御装置２６はバルブ２４を付勢されてい
ないままにする、即ちその常開状態に置く。しかしなが
ら、制御装置２６は、衝突の激しさがひどい場合に対
し、バルブ２４を付勢してバルブヘッド８８をボア８０
内に引っ込めることによって応答する。この場合、バル
ブヘッド表面９０は、弁座表面７６から更に大きく移動
される。かくして、バルブ２４を更に大きく開放した状
態まで移動する。この状態では、バルブは、初期流出流
面積よりも大きな流出流面積を提供する。これにより、
膨張流体は、点火器２２の付勢に続いて貯蔵チャンバ５
２内で得られる高い圧力レベルの作用で、導管７２を通
って外方に対応する大きな流量で流れることができる。
【００２７】制御装置２６は、所定の時期に流出流面積
を所定量だけ増大するようにバルブ２４に指示できる。
制御装置２６は、別の態様では、衝突センサ２８から受
け取った展開信号が示す衝突の激しさに関して決定され
た所定量だけ／又は所定の時期に流出流面積を増大する
ようにバルブ２４を指示できる。更に、制御装置２６
は、起爆装置２０又は点火器２２の付勢後、所定の遅延
時間の経過後にバルブ２４を付勢する。このような遅延
時間は、点火器２２の付勢に関して上文中に説明したの
と同じ方法で決定できる。重要なことは、バルブヘッド
８８の移動が制御装置２６の指示の下でのみ行われ、導
管７２内でバルブヘッド８８に作用する膨張流体圧力に
よる影響を受けないということである。これにより、流
出流面積は、制御装置２６が決定する所定の時期及び所
定量だけ増大する。
を所定量だけ増大するようにバルブ２４に指示できる。
制御装置２６は、別の態様では、衝突センサ２８から受
け取った展開信号が示す衝突の激しさに関して決定され
た所定量だけ／又は所定の時期に流出流面積を増大する
ようにバルブ２４を指示できる。更に、制御装置２６
は、起爆装置２０又は点火器２２の付勢後、所定の遅延
時間の経過後にバルブ２４を付勢する。このような遅延
時間は、点火器２２の付勢に関して上文中に説明したの
と同じ方法で決定できる。重要なことは、バルブヘッド
８８の移動が制御装置２６の指示の下でのみ行われ、導
管７２内でバルブヘッド８８に作用する膨張流体圧力に
よる影響を受けないということである。これにより、流
出流面積は、制御装置２６が決定する所定の時期及び所
定量だけ増大する。
【００２８】本発明の第２実施例を構成する車輛乗員保
護装置１００を図３に概略に示す。装置１００は、図１
の衝突センサ２８の他に乗員状態センサ１０２及び温度
センサ１０４を含む。装置１００は、この他は、図３及
び図１で同じ参照番号を使用して示してあるように、装
置１０と同じである。
護装置１００を図３に概略に示す。装置１００は、図１
の衝突センサ２８の他に乗員状態センサ１０２及び温度
センサ１０４を含む。装置１００は、この他は、図３及
び図１で同じ参照番号を使用して示してあるように、装
置１０と同じである。
【００２９】乗員状態センサ１０２は、例えば乗員の体
格、体重、及び／又は姿勢等の車輛乗員の状態を示す信
号を提供する任意の周知のデバイスを含む。車輛乗員の
この他の状態には、乗員が車輛内に居るかどうか、乗員
がシートベルトを着用しているかどうかが含まれ、これ
は、シートベルトのバックルスイッチ等によって示され
る。各場合において、センサ１０２は制御装置２６に追
加の展開信号を提供する。制御装置２６は、起爆装置２
０、点火器２２、及びソレノイドバルブ２４を付勢する
ための工程を選択する上で、この信号を衝突センサ２８
から受け取った展開信号とともに使用する。
格、体重、及び／又は姿勢等の車輛乗員の状態を示す信
号を提供する任意の周知のデバイスを含む。車輛乗員の
この他の状態には、乗員が車輛内に居るかどうか、乗員
がシートベルトを着用しているかどうかが含まれ、これ
は、シートベルトのバックルスイッチ等によって示され
る。各場合において、センサ１０２は制御装置２６に追
加の展開信号を提供する。制御装置２６は、起爆装置２
０、点火器２２、及びソレノイドバルブ２４を付勢する
ための工程を選択する上で、この信号を衝突センサ２８
から受け取った展開信号とともに使用する。
【００３０】温度センサ１０４は、膨張器１４の周囲温
度を表示する展開信号を提供する。膨張器１４の周囲温
度は、圧力容器１６内に収容された膨張流体の圧力に影
響を及ぼすので、圧力容器１６を出る膨張流体の流速に
影響を及ぼす。かくして、第２実施例の制御装置２６
は、起爆装置２０、点火器２２、及びソレノイドバルブ
２４についての付勢工程を、車輛の衝突の発生及び車輛
の衝突の激しさ、及び車輛乗員の状態及び／又は膨張器
１４の周囲温度を参照して選択できる。
度を表示する展開信号を提供する。膨張器１４の周囲温
度は、圧力容器１６内に収容された膨張流体の圧力に影
響を及ぼすので、圧力容器１６を出る膨張流体の流速に
影響を及ぼす。かくして、第２実施例の制御装置２６
は、起爆装置２０、点火器２２、及びソレノイドバルブ
２４についての付勢工程を、車輛の衝突の発生及び車輛
の衝突の激しさ、及び車輛乗員の状態及び／又は膨張器
１４の周囲温度を参照して選択できる。
【００３１】当業者は、本発明の以上の説明から、改
良、変更、及び変形を思いつくであろう。例えば、セン
サ２８、１０２、及び１０４が検出した展開条件は単な
る例示である。他の車輛状態又は車輛乗員状態を、本発
明による起爆装置アッセンブリ付勢工程を選択するため
の展開条件として使用できる。当該技術分野の技術の範
疇のこのような改良、変更、及び変形は、特許請求の範
囲に含まれる。
良、変更、及び変形を思いつくであろう。例えば、セン
サ２８、１０２、及び１０４が検出した展開条件は単な
る例示である。他の車輛状態又は車輛乗員状態を、本発
明による起爆装置アッセンブリ付勢工程を選択するため
の展開条件として使用できる。当該技術分野の技術の範
疇のこのような改良、変更、及び変形は、特許請求の範
囲に含まれる。
【図１】本発明の第１実施例を構成する車輛乗員保護装
置の概略図である。
置の概略図である。
【図２】図１の装置の部分の部分断面側面図である。
【図３】本発明の第２実施例を構成する車輛乗員保護装
置の概略図である。
置の概略図である。
１０ 車輛乗員保護装置 １２ エアバ
ッグ １４ 膨張器 １６ 圧力容
器 ２０ 起爆装置 ２２ 点火器 ２４ ソレノイドバルブ ２６ 制御装
置 ２８ 衝突センサ
ッグ １４ 膨張器 １６ 圧力容
器 ２０ 起爆装置 ２２ 点火器 ２４ ソレノイドバルブ ２６ 制御装
置 ２８ 衝突センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−140134（ＪＰ，Ａ) 特開 昭48−5021（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−175315（ＪＰ，Ａ) 実開 昭55−20282（ＪＰ，Ｕ) 米国特許516177（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60R 21/16 - 21/32 ＰＣＩ（ＤＩＡＬＯＧ)
Claims (9)
- 【請求項１】 膨張流体源を含む圧力容器であって、出
口流開口を有するデフューザーを含む膨張器を備える膨
張可能車両乗員保護デバイスの一部である圧力容器と、 前記圧力容器からの前記膨張流体の流出流を調節するバ
ルブであって、通常は、初期の流出流面積を提供する開
放状態にあり、前記圧力容器と前記出口流開口との間に
配置されたバルブと、 複数の異なる状態に対応する複数の異なる工程のうちの
選択された一つの工程で前記バルブを制御することによ
って、車輛の衝突に対して応答するための制御手段とを
備え、 前記異なる工程には、前記制御手段が前記バルブを前記
開放位置から移動しない工程、及び前記制御手段が前記
バルブを更に大きく開放した状態まで移動し、流出流面
積を前記初期の流出流面積よりも大きくする工程が含ま
れ、前記バルブの前記移動が前記バルブに作用する膨張
流体圧力に影響されない装置。 - 【請求項２】 前記バルブは、前記圧力容器から前記保
護デバイスまで前記バルブを通って延びる膨張流体流路
に配置されている、請求項１に記載の装置。 - 【請求項３】 前記バルブがソレノイドバルブである請
求項１又は２に記載の装置。 - 【請求項４】 前記膨張器が起爆装置及び点火器を備
え、前記制御装置が前記複数の異なる工程にしたがって
前記起爆装置の動作に続く前記点火器の動作の遅れ時間
を制御する請求項１ないし３のいずれかに記載の装置。 - 【請求項５】 前記膨張器が前記圧力容器から前記出口
流開口に伸びる流体流れ空間を画成するバルブハウジン
グを備え、前記起爆装置が前記流体流れ空間内に配置さ
れている請求項４に記載の装置。 - 【請求項６】 圧力容器と、前記圧力容器からの流体の
流れを阻止しかつ流体が前記圧力容器から流れる得るよ
うに破断可能なバーストディスクと、前記膨張器から膨
張流体の流出流を差し向ける複数の出口開口部を有する
ディフューザーと、前記圧力容器と前記デフューザーの
出口開口部との間で前記流出流を調節するバルブとを有
し、前記バルブは、通常は、初期の流出流面積を提供す
る開放状態を有し、前記バルブが前記圧力容器からの流
体の流れの方向を横切る方向に移動可能である膨張器
と、 前記バルブを更に開放した状態まで移動して流出流面積
を前記初期の流出流面積よりも大きくすることによって
車輌の衝突に応答するための手段とを備え、 前記バルブの前記移動は、前記バルブに作用する膨張流
体の圧力による影響を受けない装置。 - 【請求項７】 前記バルブは、ソレノイドバルブであ
る、請求項６に記載の装置。 - 【請求項８】 前記膨張器が起爆装置及び点火器を備
え、前記制御装置が前記複数の異なる工程にしたがって
前記起爆装置の動作に続く前記点火器の動作の遅れ時間
を制御する請求項６又は７に記載の装置。 - 【請求項９】 前記膨張器が前記圧力容器から前記出口
流開口に伸びる流体流れ空間を画成するバルブハウジン
グを備え、前記起爆装置が前記流体流れ空間内に配置さ
れている請求項８に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US906042 | 1997-08-05 | ||
| US08/906,042 US6076852A (en) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | Inflatable restraint inflator with flow control valve |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1199898A JPH1199898A (ja) | 1999-04-13 |
| JP3035523B2 true JP3035523B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=25421846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10215420A Expired - Lifetime JP3035523B2 (ja) | 1997-08-05 | 1998-07-30 | 車輛乗員保護装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6076852A (ja) |
| EP (1) | EP0895905B1 (ja) |
| JP (1) | JP3035523B2 (ja) |
| DE (1) | DE69810209T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS5536541Y2 (ja) * | 1971-06-01 | 1980-08-28 | ||
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