JP3035506B2 - データ型変換装置 - Google Patents

データ型変換装置

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JP3035506B2
JP3035506B2 JP7007597A JP7007597A JP3035506B2 JP 3035506 B2 JP3035506 B2 JP 3035506B2 JP 7007597 A JP7007597 A JP 7007597A JP 7007597 A JP7007597 A JP 7007597A JP 3035506 B2 JP3035506 B2 JP 3035506B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コード体系つま
りデータ型の異なるコンピュータシステム間でデータを
伝送するために、伝送元のデータのデータ型を伝送先の
データ型に変換するデータ型変換装置に関する。特に、
コンピュータシステム間で伝送するデータは、複数のフ
ァイルに記憶されており、複数のファイルに記憶されて
いるデータのデータ型を任意の指定するデータ型に変換
して、伝送先の複数のファイルに型変換したデータを出
力するデータ型変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来例1.あるコード体系の中には、独自のデータ型が
存在する。また、別なコード体系の中には、別な独自の
データ型が存在する。コード体系が異なれば、同じ文字
を示すためのコードは異なるため互換性がない。また、
コード体系が異なれば、データ型の概念や表現が異な
り、やはり互換性がない。従来、コード体系(以下、単
にデータ型ともいう)が異なるコンピュータシステム間
でデータを伝送する場合、伝送しようとしているコンピ
ュータシステムに合わせて専用のデータ型変換プログラ
ムを作成している。そして、データ型変換プログラムを
介して異なるデータ型のコンピュータシステム間でデー
タを伝送している。或いは、自動的にデータ型を変換す
るプログラムが存在していても、1つのファイルを入力
して1つのファイルを出力するプログラムであった。ま
た、ファイルが複数のフィールドより構成されている場
合、全てのフィールドのデータについてデータ型を変換
して、変換後の全てのフィールドのデータを出力側のフ
ァイルに記憶していた。このため、ユーザが任意のフィ
ールドを選択して、選択したフィールドに格納されてい
るデータのデータ型を変換し、変換後のフィールドのデ
ータを出力側のファイルに記憶させることができなかっ
た。
【0003】従来例2.また、従来のデータ型変換装置
として、「特開平6−348453」の「データコンバ
ージョンプログラム自動生成方式」がある。「特開平6
−348453」の発明は、異機種のコンピュータ間で
データのコンバージョンを行う場合、自動的にデータコ
ンバージョンプログラムを作成できるようにする。図3
7に、従来例2の異機種コンピュータ間でのデータコン
バージョンの一例を示す。図37において、データコン
バージョン自動生成ツール101は、コンバージョンデ
ータのレコードレイアウト102を入力して、コンバー
ジョンデータのレコードレイアウト102に記述されて
いるレコードを構成する各フィールドのデータ型を判断
する。その後、予め用意しているデータコンバージョン
プログラム103のスケルトン104に出力データ定義
105、コード変換処理106を与え、データコンバー
ジョンプログラム103を完成させる。具体的なデータ
のコンバージョン例として、図38を示す。図38のコ
ンバージョンデータのレコードレイアウト110は、G
COS(あるオペレーティングシステム)におけるデー
タ定義である。また、出力データ定義111は、ACO
S(別なオペレーティングシステム)におけるデータ定
義である。図38に示す例では、データの型変換を行う
前のレコードのレイアウトを入力し、入力したレコード
のレイアウトに基づいてデータの型変換後のレコードレ
イアウトを、データコンバージョン自動生成ツール10
1によって自動生成している。つまり、「特開平6−3
48453」の発明は、特定のコンピュータ間における
データ型変換を可能にする発明である。そして、入力す
るレコードのレイアウト、つまり、入力レコードを構成
するフィールドのデータ型に対応して出力するレコード
のレイアウト、つまり、出力レコードを構成するフィー
ルドのデータ型は、データコンバージョン自動生成ツー
ル101が入力するレコードのレイアウトに基づいて自
動的に生成するため、ユーザは、入力するデータのデー
タ型を任意のデータ型に変換するよう指定できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来例1のデ
ータ型変換装置は、伝送しようとしているコンピュータ
システムに合わせてユーザが専用のデータ型変換プログ
ラムを作成しなければならないため、プログラムが完成
するまでの時間及びコストがかかるという問題がある。
また、自動的にデータ型を変換するプログラムであって
も、1つのファイルを入力して複数のファイルを出力す
ることができないという問題がある。また、入力ファイ
ルが複数のフィールドより構成されている場合、ユーザ
が任意のフィールドを選択して、選択したフィールドに
格納されているデータのデータ型を変換し、変換後のフ
ィールドデータを出力ファイルに記憶させることができ
ないという問題がある。
【0005】更に、上記した従来例2のデータコンバー
ジョンプログラム自動生成方式は、特定のコンピュータ
間におけるデータ型の変換を実現する発明である。この
ため、特定のコンピュータ以外には使用することができ
ないという問題がある。また、出力レコードを構成する
フィールドのデータ型は、入力レコードを構成するフィ
ールドのデータ型に基づいて、データコンバージョンプ
ログラム自動生成方式が生成する。このため、ユーザは
出力するレコードのレイアウトを、任意のレイアウトに
することができないという問題がある。
【0006】この発明のデータ型変換装置は、上記の問
題を解決し、以下に記載することを可能にする。データ
型変換装置を用いることができるコンピュータは特定し
ない。また、ユーザはデータ型の変換を行うプログラム
を作成することなく、データ型変換装置にパラメータを
与えてデータ型の変換を行う。また、複数のファイルを
入力可能にするとともに、複数のファイルを出力可能に
して、パラメータにより入力するファイルと出力するフ
ァイルの特定を行う。また、入力ファイルが複数のフィ
ールドより構成される場合は、任意のフィールドをデー
タ型変換の対象にして、上記任意のフィールドを出力フ
ァイルを構成するフィールドとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1のデータ
を入力し、上記第1のデータのデータ型を変換して第2
のデータを生成して出力するデータ型変換装置は、以下
の要素を有することを特徴とする。 (a)変換元データ記憶部が、上記第1のデータを記憶
し、(b)変換定義情報記憶部が、上記第1のデータを
第2のデータに変換するための定義情報を記憶し、
(c)型変換部が、上記変換定義情報記憶部に記憶され
ている定義情報を入力し、上記定義情報に基づいて上記
変換元データ記憶部より第1のデータを入力し、上記入
力した第1のデータを上記定義情報に基づいて第2のデ
ータを生成して出力し、(d)変換後データ記憶部が、
上記型変換部により出力された第2のデータを記憶す
る。
【0008】また、この発明のデータ型変換装置は、上
記第1のデータが複数のフィールドからなり、上記第1
のデータの各フィールドが複数のデータ型のうちいずれ
かのデータ型の値を持ち、上記第2のデータが複数のフ
ィールドからなり、上記第2のデータの各フィールドが
複数のデータ型のうちのいずれかのデータ型の値を持
ち、上記定義情報は、少なくとも上記第1のデータの各
フィールドのデータ型と上記第1のデータの各フィール
ドに対応する上記第2のデータの各フィールドのデータ
型を定めた情報であり、上記型変換部が、上記定義情報
に基づいて上記第1のデータの各フィールドのデータ型
の値を上記第2のデータの各フィールドのデータ型の値
に変換して第2のデータを生成して出力することを特徴
とする。
【0009】また、この発明のデータ型変換装置は、上
記変換定義情報記憶部が、第1のデータの各フィールド
のうち任意のフィールドの位置を定義する入力位置情報
と、上記任意のフィールドのデータ型を定義する変換前
型情報と、上記任意のフィールドに対応する上記第2の
データのフィールドのデータ型を定義する変換後型情報
と、上記第2のデータのフィールドの位置を定義する出
力位置情報とを定義情報として記憶することを特徴とす
る。
【0010】また、この発明のデータ型変換装置は、上
記型変換部が、上記入力位置情報に基づいて上記第1の
データのフィールドの値を文字列型(String)と
して入力し、上記文字列型として入力した上記第1のデ
ータのフィールドの値を上記変換前型情報と上記変換後
型情報とに従いデータ型を変換して、変換後の値を文字
列型(String)として上記出力位置情報に基づい
て編集して上記第2のデータを生成し出力することを特
徴とする。
【0011】また、この発明のデータ型変換装置は、上
記第1のデータを記憶する変換元データ記憶部が複数存
在し、上記変換定義情報記憶部が記憶する入力位置情報
は、変換元データ記憶部を識別する入力識別情報を含
み、上記型変換部が、上記入力識別情報に基づいて指定
されている変換元データ記憶部より第1のデータを入力
することを特徴とする。
【0012】更に、この発明のデータ型変換装置は、上
記第2のデータを記憶する変換後データ記憶部が複数存
在し、上記変換定義情報記憶部が記憶する出力位置情報
は、変換後データ記憶部を識別する出力識別情報を含
み、上記型変換部が、上記出力識別情報に基づいて指定
されている変換後データ記憶部に第2のデータを出力す
ることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】これから説明するデータ型変換装
置は、一例として、Microsoft社のVISUA
L BASIC Version2.0(VISUAL
BASICはMicrosoft社の登録商標)を用
いて作成するものとする。このため、説明にでてくるコ
マンドは、VISUAL BASIC Version
2.0のコマンドとする。
【0014】実施の形態1.以下、この発明のデータ型
変換装置を図について説明する。図1は、データ型変換
装置の一例を示す構成図である。図1において、データ
型変換装置1は、入力ファイルA4と型変換部2と出力
ファイルA6と変換定義情報記憶部3より構成される。
型変換部2は、入力ファイルA4を入力し、変換定義情
報記憶部3に記憶されている定義情報に基づいて出力フ
ァイルA6を生成する。
【0015】図2は、この発明のデータ型変換装置にお
いて、変換可能なデータ型の一例を示す図である。図2
に示すように、この発明のデータ型変換装置で扱うデー
タ型は、Ebcdic(Extended Binar
y Coded Decimal Interchan
ge Codeの略)型とパック型とアンパック型とJ
IS8型とInteger型とLong型の6種類のデ
ータ型を扱うものとする。そして、Ebcdic型は、
JIS8型に変換を行うことができ、パック型は、JI
S8型とInteger型とLong型、また、アンパ
ック型は、JIS8型とInteger型とLong
型、また、JIS8型は、Ebcdic型とパック型と
アンパック型とInteger型とLong型、また、
Integer型は、パック型とアンパック型とJIS
8型、また、Long型は、パック型とアンパック型と
JIS8型にそれぞれ変換可能である。この発明のデー
タ型変換装置は、図2より分かるように、汎用機で用い
るデータ型とパーソナルコンピュータで用いるデータ型
とをそれぞれ相互に型変換可能にし、汎用機系とパーソ
ナルコンピュータ系のデータの送受信を可能にするもの
である。
【0016】図3は、データ型変換装置が扱うデータ型
間の関係を示す図である。図3によれば、データ型変換
装置は、パック型及びアンパック型から他のデータ型へ
変換したり、他のデータ型からパック型及びアンパック
型へデータを変換する場合は、一度Long型へ変化し
てから指定されるデータ型変換する。パック型及びアン
パック型以外のデータ型間の変換は、直接データ型変換
用のコマンドを用いる。例えば、Long型からJIS
8型への変換は、コマンド「CStr」を用いる。ま
た、JIS8型からLong型への変換は、コマンド
「CLng」を用いる。また、JIS8型からInte
ger型への変換は、コマンド「CInt」を用いて、
Integer型からJIS8型への変換は、コマンド
「CStr」を用いる。コマンド「CStr」は、指定
する文字列式、或いは、数式を文字列型に変換するVI
SUAL BASICの関数である。また、「CLn
g」は、指定する文字列式、或いは、数式を長整数型で
あるLong型に変換するVISUAL BASICの
関数である。また、「CInt」は、指定する文字列
式、或いは、数式を整数型であるInteger型に変
換するVISUAL BASICの関数である。
【0017】図4は、この発明の変換定義情報のフォー
マットと変換式に用いるコードとを示す図である。変換
定義情報は、変換定義情報記憶部3に記憶されている情
報である。変換定義情報は、図4(A)に示すように、
連番と出力ファイルのフィールドの長さと変換式と入力
ファイルのフィールドの開始位置と入力ファイルのフィ
ールドの長さにより構成されている。また、それぞれの
項目の桁数は、連番は3桁、出力ファイルのフィールド
の長さは3桁、変換式は8桁であり、Toを間に挟み左
側に変換前のデータ型を3桁のコードで示して、右側に
変換後のデータ型を3桁のコードにより示す。データ型
を示すコードは、図4(B)の通りである。また、入力
ファイルのフィールドの開始位置は3桁、入力ファイル
のフィールドの長さは3桁とする。図4(A)に示した
変換定義情報を構成する各項目の長さは一例であり、例
えば、連番は3桁であるので、最大999項の変換定義
情報を指定できるが、それ以上の変換定義情報を指定す
る場合も考えられるので、その場合は連番の桁数を4
桁、5桁と増やすことも可能である。
【0018】図5は、入力ファイルAと出力ファイルA
のレコードフォーマットを示す図である。図5(A)
は、入力ファイルAのレコードフォーマットを示してお
り、入力ファイルAは、in11からin17の7個の
フィールドにより1レコードが構成されている。そし
て、in11からin17の各フィールドのデータ型と
桁数は、図5(A)に示す通りである。また、図5
(B)は、出力ファイルAのレコードフォーマットを示
しており、出力ファイルAは、out11からout1
7の7個のフィールドにより1レコードが構成されてい
る。そして、out11からout17の各フィールド
のデータ型と桁数は、図5(B)に示す通りである。こ
の実施の形態1では、in11からout11へ、in
12からout12へ、in13からout13へ、i
n14からout14へ、in15からout15へ、
in16からout16へ、in17からout17へ
格納されているデータのデータ型を変換する変換定義情
報を定義する。
【0019】図6は、図5に示した入力ファイルAから
出力ファイルAを生成するための変換定義情報を示す図
である。図6に示す変換定義情報は、図4(A)に示し
た変換定義情報のフォーマットに従い定義している。例
えば、図6の1行目は、連番は「000」と3桁であ
り、出力ファイルのフィールドの長さは「010」と3
桁であり、変換式は、Ebcdic型からJIS8型へ
の変換を示す「EbcToChr」である。そして、入
力ファイルのフィールドの開始位置は「001」と3桁
であり、フィールドの長さは「010」と3桁で指定し
ている。
【0020】図7は、データ型変換装置における型変換
手順を示す流れ図である。図7において、型変換部2
は、変換定義情報記憶部3より変換定義情報を入力し
て、定義されている全ての変換定義情報を取得する(S
1)。続いて、入力ファイルA4と出力ファイルA6を
オープンする(S2)。その後、型変換部2は、入力フ
ァイルA4に記憶されているレコードを1件ずつ読み込
み(S3)、データ型の変換を行う(S4)。データ型
の変換を行った後、出力ファイルA6に1レコード分の
書き込みを行う(S5)。上記S3〜S5までの処理を
繰り返し行い、入力ファイルA4に格納されている全て
のレコードについてデータ型の変換を行ったら、入力フ
ァイルA4と出力ファイルA6をクローズして(S
6)、型変換処理を終了する。
【0021】図8は、図7におけるデータ型の換処理の
詳細な処理手順を示す流れ図である。図8に示すデータ
型の変換処理では、始めに変数“I”の初期値を‘1’
にセットする(S10)。変数“I”は、以下に説明す
るS11〜S22までの処理を何回繰り返し行ったかを
カウントする変数である。1つの変換定義情報は、1つ
のフィールドの型変換を定義する情報である。このた
め、変換定義情報記憶部に複数の変換定義情報が定義さ
れている場合は、変数“I”の値が定義されている変換
定義情報の数(図8のS11では「項目数」で示してい
る)になるまで、型変換処理を繰り返す(S11)。例
えば、図6に示す変換定義情報は7個あり、連番000
〜006の順に、以下に説明するS12〜S22の処理
を7回繰り返し行う。S12では、入力したレコードよ
り型変換するデータを文字列型(String型)とし
て取得する(S12)。変換定義情報には、入力レコー
ド開始位置と、上記開始位置からの長さが定義されてい
るので、この2つの定義情報に基づいて、入力レコード
よりデータを取得する。例えば、図6の連番「000」
には、入力ファイルのフィールドの開始位置「001」
とフィールドの長さ「010」とあるので、入力ファイ
ルA4のレコードの001桁目から10桁分のデータを
文字列型として取得する。次に、変換定義情報の変換式
を参照し、型変換処理を決定する(S13)。この実施
の形態1では、図2に示したように、18通りのデータ
型変換を可能にしている。このため、S13では、変換
式に基づいて18通りの変換処理に分岐する(S14〜
Sn)。変換後のデータは、文字列型(String
型)として、例えば、変数“Field”に格納されて
いる。変数“Field”に格納されているデータは、
出力ファイルA6の1レコード中の所定の位置の1フィ
ールド分のデータであるため、S21では、変数“Fi
eld”に格納されているデータが1レコード中の所定
の位置に格納されるように編集する。例えば、変数“R
ecord”に1レコード分のデータを格納する場合
は、S21の処理は、「Record=Record+
Field」という編集式になる。左記の式では、変数
“Record”に、変数“Field”に格納されて
いるデータを接続している。
【0022】次に、図9〜図29を用いて、上記S14
〜Snで行われる型変換処理を説明する。図9は、Eb
cdic型からJIS8型へデータの型を変換する手順
を示す流れ図である。図10は、Ebcdicコードか
らJIS8コードへ変換するための対応表を示す図であ
る。図11及び図12は、EbcdicコードからJI
S8コードへ変換する具体的な値を示す図である。図9
では、始めに型変換処理を行うための前準備処理を行う
(S30)。前準備処理では、上記図8のS12で取得
したデータのデータ長を求め、変数“L”にデータ長を
格納する。また、S31以降の処理は、上記図8のS1
2で取得したデータを1バイトずつEbcdicコード
からJIS8コードへ変換するため、何バイト目を処理
しているのかカウントするためのカウント値を変数
“i”に格納する。変数“i”の初期値は、‘1’にす
る。更に、変数“Tmp”と変数“Field”の初期
化を行う。変数“Tmp”は、1バイトのEbcdic
コードに対応する1バイトのJIS8コードを格納する
ための変数である。変数“Field”は、変換後の1
フィールド分のデータを格納するための変数である。S
32〜S35は、1バイトのEbcdicコードを1バ
イトのJIS8コードに変換する処理であり、上記図8
のS12で取得したデータのバイト数分を繰り返し行
う。或いは、入力フィールドの長さよりも出力フィール
ドの長さの方が小さい場合もあるので、変数“i”が出
力フィールドの長さよりも大きくなるまで繰り返しS3
2〜S35の処理を行う。出力フィールドの長さは、変
換定義情報より取得する。
【0023】図11に示す具体的な値を用いて、S32
〜S35の処理内容を説明する。図11に示すように、
型を変換する前の値は「abc」であり、これは、Eb
cdicコードでは「626364」である。S32の
処理では、i番目の文字の内部コードを“m”に代入し
ている。iは、始め‘1’であるので、左から1番目の
コード「62」が“m”に代入される。次に、S33の
処理でコード「62」を10進数に変換して(コード
「62」は10進数にすると「98」になる)、図10
に示すEbcdicコード→JIS8コード対応表を参
照する。Ebcdicコード→JIS8コード対応表
は、Ebcdicコード順に並べられており、各Ebc
dicコードに対応するJIS8コードが示されてい
る。図10の対応表より「98」番目のEbcdicコ
ードに対するJIS8コードを求めると、JIS8コー
ドは「61」である。このJIS8コードを変数“Tm
p”に代入する。変数“Tmp”には、1バイトのJI
S8コードが格納されており、S34において、変数
“Field”に入力データ長分のJIS8コードを連
結して格納する。S33において、変数“Tmp”には
「61」が格納さているので、i=1のとき、図12
(A)のように、変数“Field”には「61」が格
納される。上記S32〜S34の処理は、i>Lになる
まで、つまり、入力データ長分繰り返し行う。i=2の
とき、図12(B)のように、変数“Field”は
「6162」となる。また、i=3のとき、図12
(C)のように、変数“Field”は「61626
3」となり、i=4のとき、S31の処理でYESに分
岐し、スペースパディング処理を行う(S36)。スペ
ースパディング処理では、入力ファイルのフィールドの
長さより、出力ファイルのフィールドの長さが長いフィ
ールドについては、データを補う必要があるため、長さ
部分にスペースを挿入する。例えば、入力ファイルのフ
ィールドの長さが3バイトであり、出力ファイルのフィ
ールドの長さが6バイトである場合、図12(D)のよ
うに、4バイト目から3バイト分にJIS8コードのス
ペースを示すコード「A0」を挿入する。また、入力フ
ァイルのフィールドの長さよりも、出力ファイルのフィ
ールドの長さが短い場合は、S31の分岐処理により、
結果的には変数“Field”の右側のJIS8コード
が切り離される。例えば、入力ファイルのフィールド長
が3バイトであり、出力ファイルのフィールド長が2バ
イトである場合は、S31の分岐処理により、i>出力
項目長が判断され、S32〜S35の処理は2回行われ
る。その結果、変数“Field”には、2バイトのコ
ード「6162」が格納されることになる。
【0024】次に、JIS8型からEbcdic型への
型変換処理を説明する。図13は、JIS8型からEb
cdic型へデータの型を変換する手順を示す流れ図で
ある。図13のS40〜S46の処理は、先に説明した
図9のEbcdic型からJIS8型へデータの型を変
換する手順と類似している。異なる処理は、S43にお
いて、10進数に変換したJIS8コードに対応するE
bcdicコードをJIS8コード→Ebcdicコー
ド対応表を参照して取得することである。JIS8コー
ド→Ebcdicコード対応表は、JIS8コード順
に、各JIS8コードに対応するEbcdicコードを
示す表である。S43の処理以外の処理は、図9の処理
と同じ内容である。
【0025】次に、パック型からLong型への型変換
処理を説明する。図14は、パック型からLong型へ
のデータの型を変換する手順を示す流れ図である。図1
5は、パック型からLong型へのデータの型変換処理
を具体的に説明する図である。図14では、始めに入力
データを上位4ビットずつテーブルに格納する(S5
0)。例えば、図15(A)のように、入力データがパ
ック型で「123F」という値であったとする。「12
3F」を上位4ビットずつ“TBL”という変数名のテ
ーブルに格納すると、図15(B)のようになる。各テ
ーブルに格納する値を2進数で示すと、TBL(1)=
0001、TBL(2)=0010、TBL(3)=0
011、TBL(4)=1111となる。続いて、S5
1では、これから使用する変数を初期化する。図15を
例にすると、変数“Max”は‘4’となる。このた
め、S52の判断により、S53,S54の処理は3回
繰り返される。jが1〜3までカウントされるとき、S
53で求めるLong型の変数“Num”の値を16進
数で示すと、図15(C)のようになる。図15(C)
によると、j=1のときNum=1000、j=2のと
きNum=C000、j=3のときNum=B700と
なる。上記のように、Long型の値を求めた後、更に
S55で符号を求める。符号は、jが示す値の変数“T
BL(j)”に格納されている。図15の例では、TB
L(4)に符号を示すデータが格納されている。TBL
(4)は「1111」であるため、プラスと判断し、S
56の1を掛ける処理を行う。マイナスと判断すると、
S57の−1を掛ける処理を行う。符号付きの変換後デ
ータは、Numに格納されているので(NumはLon
g型の変数)文字列型に変換して変数“Field”に
格納する(S58)。S58の処理は、Lsetステー
トメントを用いる。また、S50〜S57までの処理は
ビット情報を扱うため、処理内容は、C言語(C言語
は、AT&Tベル研究所が開発したプログラミング言語
である)でプログラミングする。
【0026】次に、Long型からパック型への型変換
処理を説明する。図16は、Long型からパック型へ
データの型を変換する手順を示す流れ図である。図17
は、Long型からパック型へデータの型を変換する具
体例を説明する図である。図16では、始めに変数“I
N_DATA”に入力データを格納する。そして、以降
の処理で使用する変数の値を初期化する(S60)。変
数“IN_DATA”の値が0より小さいか判断し(S
61)、0より小さい場合、つまり、変数“IN_DA
TA”の値がマイナスである場合、変数“OUT_DA
TA”にマイナス記号を4ビットで右詰にセットする
(S62)。また、変数“IN_DATA”の値が0以
上である場合、つまり、変数“IN_DATA”の値が
プラスである場合、変数“OUT_DATA”にプラス
記号を4ビットで右詰でセットする(S63)。符号を
求めた後、指定桁数(指定桁数は、変換定義情報の出力
ファイルのフィールドの長さである)分S65〜S67
の処理を繰り返し行い、変数“OUT_DATA”に変
換後の値を格納する。変換方法は、変数“IN_DAT
A”を10で割り、あまり(あまりは変数“A”に格納
する)と解(解は変数“B”に格納する)を求める(S
65)。あまり(変数“A”)は、変数“OUT_DA
TA”に4ビットで右詰にセットする(S66)。解
(変数“B”)は、変数“IN_DATA”に格納し
(S67)、S65からの処理を繰り返す。
【0027】図17に具体値を示す。入力データは、図
17(A)のように、「+123」であるとする。この
ため、S61では、プラスと判断されるので、プラス記
号を変数“OUT_DATA”に4ビットで右詰めでセ
ットする(S63)。例えば、この実施の形態では、プ
ラス記号を16進数で「F」とする。続いて、変数“O
UT_DATA”にS65〜S67の手順で変換後の値
を格納する。j=1のとき、変数“OUT_DATA”
は「3F」(16進数)となる。j=2のとき、変数
“OUT_DATA”は「23F」(16進数)とな
る。j=3のとき、変数“OUT_DATA”は「12
3F」(16進数)となる。なお、上記した変数“OU
T_DATA”の値は、16進数である。求めた変換後
の値は、変数“Field”に文字列として格納する
(S68)。
【0028】次に、アンパック型からLong型への型
変換処理を説明する。図18は、アンパック型からLo
ng型へデータの型を変換する手順を示す流れ図であ
る。図19は、アンパック型からLong型へデータの
型を変換する具体例を説明する図である。図18では、
始めに入力データを上位8ビットずつテーブルに格納す
る(S70)。例えば、図19(A)に示す入力データ
「F1F2F3」(この入力データは16進数で表現し
ている)を上位8ビットずつテーブル変数“TBL”に
格納すると、図19(B)に示すように格納される。図
19(B)では、TBL(1)=F1、TBL(2)=
F2、TBL(3)=F3と格納している(TBLに格
納されている値は、16進数表現である)。次に、S7
1で、これから使用する変数の初期値化を行う。S70
で入力データを格納したテーブルは、変数“TBL”
(1)からTBL(3)であった。このため、変数“M
ax”には3が格納される。従って、S73,S74の
処理は3回繰り返す。S73の処理では、変数“Nu
m”に変換後の値を格納している。変換方法は、変数
“TBL(j)”に格納されている下位4ビットの値と
変数“Num”に格納されている値を10倍した値を加
算し、変数“Num”に代入する方法である。例えば、
変数“TBL”に格納されている値が図19(B)のよ
うであると、j=1のとき変数“Num”=1となり、
j=2のとき変数“Num”=12となり、j=3のと
き変数“Num”=123となる。続いて、S75の処
理で、TBL(3)の上位4ビットに格納されている符
号を確認し(S75)、プラスである場合は、変数“N
um”に格納されている値に1を掛け、変数“Num”
に格納する(S76)。また、TBL(3)の上位4ビ
ットに格納されている値の符号がマイナスである場合
は、Num変数に格納されている値に−1を掛け、結果
を変数“Num”に代入する(S77)。これによっ
て、アンパック型の入力データをLong型の出力デー
タに変換することができる。最後に、変数“Num”に
格納されている値を文字列に変換し、変数“Fiel
d”に格納する(S78)。
【0029】次に、Long型からアンパック型への型
変換処理を説明する。図20は、Long型からアンパ
ック型への型変換処理の手順を示す流れ図である。図2
1は、Long型からアンパック型への型変換処理を具
体的に説明する図である。図20では、始めに入力デー
タを変数“IN_DATA”に格納し、これから使用す
る変数に初期値をセットする(S80)。次に、変数
“IN_DATA”に格納されている値が正の値である
か負の値であるかを確認し(S81)、負の値である場
合は、変数“SignCode”にマイナス記号を示す
4ビットの値をセットする。例えば、マイナス記号が1
6進数で「D」である場合は、「D」を示すビットデー
タ「1101」をセットする(S82)。また、正の値
である場合は、変数“SignCode”にプラス記号
を示す4ビットの値をセットする。例えば、プラス記号
が16進数で「C」である場合は、「C」を示すビット
データ「1100」をセットする(S83)。次に、変
数“IN_DATA”に格納されている値を10で割
り、あまりである1の位の値を算出し(S84)、算出
した変数“OUT_DATA”に4ビットで右詰にセッ
トする(S85)。例えば、図21(A)に示す「+1
23」が変数“IN_DATA”に格納されているとす
る。そうすると、S84で求められる変数“A”の値は
「3」であり、「3」を変数“OUT_DATA”に格
納する。更に、変数“SignCode”を変数“OU
T_DATA”に右詰にセットする。その結果は、図2
1(B)のj=1のときの「C3」となる。続いて、S
88〜S91の処理をj=2からjが出力ファイルの出
力フィールドの長さより大きくなるまで、繰り返し行う
(S87)。S88では、上記S84で求めた変数
“B”を変数“IN_DATAに格納し、jに1を加算
する。そして、変数“IN_DATA”に格納されてい
る値を10で割り、1の位の値を取り出し、変数“OU
T_DATA”に4ビットで右詰にセットする(S8
9,S90)。この後、16進数の「F」を変数“OU
T_DATA”に右詰でセットする(S91)。このS
89〜S91の処理で1バイト分のコードを生成する。
例えば、j=2のとき変数“OUT_DATA”に格納
されている値は、「F2C3」となり、j=3のとき変
数“OUT_DATA”に格納されている値は「F1F
2C3」となる。変数“OUT_DATA”に格納され
ている型変換後の値は文字列に変換して、変数“Fie
ld”に格納する(S92)。なお、上記に説明した型
変換処理は関数として定義し、引数を用いることによ
り、所定の型変換処理を行うようにする。
【0030】次に、Integer型からアンパック型
への型変換処理を説明する。図22は、Integer
型からアンパック型へのデータ型を変換する手順を示す
流れ図である。図22では、始めに入力データを既存の
データ型変換関数でLong型に変換する。例えば、V
ISUL BASICの「CLng」関数を用いて入力
データをLong型に変換する(S100)。そして、
図20において説明したLong型からアンパック型へ
の変換関数を用いて、アンパック型に変換した値を求め
る(S101)。
【0031】次に、アンパック型からInteger型
への型変換処理を説明する。図23は、アンパック型か
らInteger型へデータの型を変換する手順を示す
流れ図である。図23では、始めに上記図18において
説明したアンパック型からLong型への変換関数を用
いて、一旦アンパック型の値をLong型の値へ変換す
る(S110)。そして、Long型に変換した値を既
存のデータ型変換関数を用いてInteger型に変換
する。例えば、VISUAL BASICでは、「CI
nt」関数を用いてInteger型の値に変換するこ
とができる(S111)。そして、Integer型に
変換した値を文字列に変換し、変数“Field”に格
納する(S112)。
【0032】次に、Integer型からパック型へデ
ータ型を変換する型変換処理を説明する。図24は、I
nteger型からパック型へデータ型を変換する処理
手順を説明する流れ図である。図24では、始めに入力
データを既存のデータ型変換関数を用いてLong型の
値へ変換する(S120)。例えば、VISUAL B
ASICでは、「CLng」関数を用いて入力データを
Long型に変換する。そして、上記図16で説明した
Long型からパック型へデータの型を変換する関数を
用いて、パック型へ入力データを変換する(S12
1)。
【0033】次に、パック型からInteger型へデ
ータの型を変換する型変換処理について説明する。図2
5は、パック型からInteger型へデータの型を変
換する型変換処理の処理手順を示す流れ図である。図2
5では、始めに上記図14において説明したパック型か
らLong型へデータの型を変換する変換関数を用い
て、Long型の値を求める(S130)。続いて、変
換したLong型の値を既存のデータ型変換関数を用い
て、Integer型に変換する(S131)。例え
ば、VISUAL BASICでは、「CInt」関数
でInteger型に変換する。そして、変換した値を
文字列に変換して変数“Field”に格納する(S1
32)。
【0034】次に、JIS8型からアンパック型へのデ
ータ型を変換する型変換処理を説明する。図26は、J
IS8型からアンパック型へデータを変換する型変換処
理手順を示す流れ図である。図26では、始めに入力デ
ータを既存のデータ型変換関数を用いて、Long型に
変換する(S140)。例えば、VISUAL BAS
ICでは、「CLng」関数を用いて、Long型に変
換する。そして、上記図20で説明したLong型から
アンパック型への変換関数を用いて、アンパック型の値
を算出する。
【0035】次に、アンパック型からJIS8型へのデ
ータ型を変換する型変換処理を説明する。図27は、ア
ンパック型からJIS8型へのデータの変換手順を示す
流れ図である。図27では、始めに上記図18で説明し
たアンパック型からLong型へのデータ型を変換する
関数を用いて、Long型の値に変換する(S15
0)。そして、Long型に変換した値を既存のデータ
型変換関数で文字列型に変換する。例えば、VISUA
L BASICでは、「CStr」関数を用いて文字列
型に変換する。変換した文字列型の値を変数“Fiel
d”に格納する。
【0036】次に、JIS8型からパック型への型変換
処理を説明する。図28は、JIS8型からパック型へ
データの型を変換する手順を示す流れ図である。図28
では、始めに入力データを既存のデータ型変換関数でL
ong型に変換する(S160)。例えば、VISUA
L BASICでは、「CLng」関数を用いてLon
g型に変換する。Long型に変換した値を基に、上記
図16において説明したLong型からパック型へのデ
ータ型を変換する関数を用いて、Long型からパック
型へデータの型を変換する(S161)。
【0037】更に、パック型からJIS8型へのデータ
型変換処理手順を説明する。図29は、パック型からJ
IS8型へのデータ型変換処理の処理手順を示す流れ図
である。図29では、始めに上記図14に示したパック
型からLong型への変換関数を用いて、Long型の
値を求める(S170)。そして、Long型の入力デ
ータを既存のデータ型変換関数で文字列型に変換する
(S171)。例えば、VISUAL BASICで
は、「CStr」関数を用いて文字列型に変換する。そ
して、変換した値を変数“Field”に格納する(S
172)。
【0038】なお、上記に説明した所定のデータ型から
他のデータ型へ変換する処理は関数として用いることが
できるようにプログラミングされ、型変換処理を行う場
合は、必要な引数を設定して関数を呼び出すことにより
実行する。
【0039】以上のように、上記実施の形態1では、出
力ファイルのフィールドの長さと変換式と入力ファイル
のフィールドの開始位置と入力ファイルのフィールドの
長さを変換定義情報に指定することにより、異なるコー
ド体系をしているシステム間で用いるファイルを、容易
にそのシステムに合わせたコード体系をしているファイ
ルに変換することができる。例えば、パーソナルコンピ
ュータ系のシステムで作成したファイルを、この発明の
データ型変換装置を用いて汎用機系のシステムで使用す
るファイルにユーザがプログラムを専用に作成すること
なく、ファイル移行を行うことができる。
【0040】実施の形態2.上記実施の形態1では、1
つの入力ファイルを基に、1つの出力ファイルを生成し
た。しかし、変換定義情報に指定する情報を変更するこ
とにより、複数のファイルを入力し、入力した各ファイ
ルが有するフィールドの内、任意のフィールドを指定し
て出力ファイルを生成する例を説明する。
【0041】図30は、実施の形態2におけるデータ型
変換装置の構成を示す図である。図30において、型変
換部2は、入力ファイルA4と入力ファイルB5を入力
して、変換定義情報記憶部3に記憶されている変換定義
情報を参照し、変換定義情報に従い出力ファイルA6と
出力ファイルB7を生成する。図31は、実施の形態2
における入力ファイルAとB、出力ファイルAとBのレ
コードフォーマットを示す図である。図31において、
入力ファイルAのレコードは、in11、in12、i
n13、in14の4つのフィールドより構成されてい
る。また、入力ファイルBのレコードは、in21、i
n22、in23のフィールドより構成されている。ま
た、出力ファイルAのレコードは、out11、out
12、out13、未使用のフィールドより構成されて
いる。更に、出力ファイルBのレコードは、out2
1、out22、out23、未使用のフィールドより
構成されている。出力ファイルAのレコードを構成する
各フィールドは、以下のように入力ファイルA及び入力
ファイルBのレコードを構成するフィールドより生成さ
れる。 出力ファイルA out11←入力ファイルA in1
1 出力ファイルA out12←入力ファイルB in2
2 出力ファイルA out13←入力ファイルB in1
4 出力ファイルA 未使用フィールド←スペースを格納 出力ファイルB out21←入力ファイルA in1
1 出力ファイルB out22←入力ファイルB in2
3 出力ファイルB out23←入力ファイルA in1
3 出力ファイルB 未使用フィールド←スペースを格納 上記したように、出力ファイルA,Bの各フィールドを
生成するが、入力ファイル、出力ファイルがともに複数
あるので、変換定義情報に入力ファイルと出力ファイル
を識別する情報を付加する。
【0042】図32に実施の形態2における変換定義情
報のフォーマットを示す。図32に示した変換定義情報
のフォーマットは、先に説明した実施の形態1における
図4の(A)の変換定義情報のフォーマットに対して、
出力ファイルの指定10桁と入力ファイルの指定10桁
を新たに追加したものである。出力ファイルの指定及び
入力ファイルの指定には、ファイルを識別できるような
情報を定義する。例えば、入力ファイル名や出力ファイ
ル名を定義する。
【0043】図33は、実施の形態2における変換定義
情報の一例を示す図である。図33に示した変換定義情
報の定義内容は、図31に示した入力ファイルAと入力
ファイルBより出力ファイルAと出力ファイルBを生成
する定義情報である。例えば、入力ファイルAのファイ
ル名は「INFA」であり、入力ファイルBのファイル
名は「INFB」とし、また、出力ファイルAのファイ
ル名は「OUTFA」とし、また、出力ファイルBのフ
ァイル名は「OUTFB」として変換定義情報の入力フ
ァイル及び出力ファイルの指定に定義している。更に、
出力ファイルA及び出力ファイルBは、ともに未使用の
フィールドを備えており、この未使用のフィールドに
は、スペースを格納するように図31において説明し
た。このため、変換定義情報には、未使用のフィールド
にスペースを格納するように定義する。例えば、連番が
「003」の定義情報では、出力ファイルA(出力ファ
イルAのファイル名は「OUTFA」である)の未使用
フィールドにスペースを格納するよう変換式に「Con
sthex」を定義して、入力ファイルの指定と入力フ
ァイルのフィールドの開始位置と入力ファイルのフィー
ルドの長さに該当する箇所に格納したい値を16進数表
現をして、ダブルコーテーションで囲い定義している。
図33の例では、「Consthex、“A0A0A0
A0A0A0A0A0A0A0A0A0”」のように定
義する。このように、スペースを16進数表現した値
「A0」を、セットしたい桁数(ここでは12桁)だけ
定義する。このように、出力ファイルの所定のフィール
ドに固定の文字列を格納する場合は、交換式に「Con
sthex」を定義し、更に、変換式の後に「、」で区
切って「”」で固定の文字列を囲んで定義する。また、
無変換にしたい場合は、変換式に「Movestrg」
にすると、入力ファイルの指定したフィールドの値が、
そのまま出力ファイルの指定したフィールドに無変換で
格納される。
【0044】図33に示した変換定義情報を型変換部2
が参照すると、型変換部2は、入力ファイルの指定に定
義される入力ファイルより該当するデータを取り出し、
変換式に基づいてデータの型を変換する。変換する手順
は、上記実施の形態1で説明した変換手順と同じであ
る。そして、変換したデータは、出力用レコードに格納
される。出力用レコードを構成する全てのフィールドに
変換後データが格納されたら、変換定義情報に定義され
ている出力ファイルへレコードを出力する。上記実施の
形態1では、出力ファイルは1つであったため、出力用
レコードは1つであったが、複数の出力ファイルが存在
する場合は、出力用レコードは複数になる。このため、
変換後のデータを出力用レコードに格納するとき、変換
定義情報より出力ファイルの指定を参照し、該当する出
力ファイルの出力用レコードに変換後のデータを格納す
る。また、変換定義情報の変換式に「Consthe
x」が定義されていたら、この変換式は、所定の文字列
をフィールドに格納する定義であるため、型変換部2
は、所定の文字列を特定のフィールドに格納する命令を
用いて固定の文字列を所定のフィールドに格納する。ま
た、変換定義情報の変換式に「Movestrg」が定
義されていたら、この変換式は無変換を意味するため、
型変換部2は、入力ファイルの所定のフィールドの値
を、そのまま出力ファイルの所定のフィールドへ格納す
る。
【0045】以上のように、図33に示した変換定義情
報のように、定義情報の中に出力ファイルの指定と入力
ファイルの指定を項目を新たに設けることによって、デ
ータ型変換装置は、複数の入力ファイルが備えるフィー
ルドを基に、そのフィールドに格納されているデータの
型を変換し、複数の出力ファイルを生成することができ
る。また、特定のフィールドに所定の文字列を格納する
こともできるので、入力ファイルを構成するフィールド
に関係なく、出力ファイルの特定のフィールドにユーザ
が任意の値を格納することができる。
【0046】実施の形態3.この実施の形態3では、更
に、型変換部2が2バイトのコードを指定の型の2バイ
トのコードに変換する例を説明する。図34は、実施の
形態3における入力ファイルと出力ファイルのフィール
ドの関係を示す図である。図34において、入力ファイ
ルAのフィールドin11は、JIS型のフィールドで
あり、フィールドの長さは10桁とする。JIS型のフ
ィールドに格納されているデータは、2バイトコードに
より構成されており、フィールドの長さが10桁という
ことは10バイトであることを示しているが、2バイト
コードであるため、実際には5桁のデータが格納されて
いることを意味している。また、出力ファイルAのフィ
ールドout11は、入力ファイルAのin11のフィ
ールドに格納されているデータの型を変換して生成する
フィールドである。out11は、フィールドの長さが
10桁であり、SJIS(Shifted JISCo
deの略)型のフィールドである。SJISのフィール
ドは、2バイトコードにより構成されており、フィール
ドの長さが10桁であるということは10バイトである
が、実際には5桁のデータが格納されることになる。
【0047】図35は、実施の形態3における変換定義
情報の一例を示す図である。図35に示す変換定義情報
は、1つの入力ファイルから1つの出力ファイルを生成
するための変換定義情報とする。図35によれば、連番
「001」には、入力ファイルAの1桁目から10桁目
に該当するフィールドより、出力ファイルAの1桁目か
ら10桁目に該当するフィールドを生成することを示し
ている。また、変換式は、JISの2バイトコードより
SJISの2バイトコードに変換することを示してい
る。
【0048】図36は、JISコードとSJISコード
の具体例を示す図である。この実施の形態では、
「(株)Σ」のJISコードである「82392D7
4」を、SJISコードの「F2488794」に変換
する例を説明する。JISコードからSJISコードに
変換する方法は、上記実施の形態1におけるEbcdi
cコードからJIS8コードへ変換する手順と基本的に
は同じである。図9に、EbcdicコードからJIS
8コードに変換する処理手順を示した。図9のS32で
は、変数“i”が1,2,3,・・・と1つずつカウン
トアップされるため、変数“m”に格納されるコード
は、1バイトずつ内部コードが格納される。しかし、2
バイトコードを変換する場合は、変数“i”を1,3,
5,・・・と2ずつカウントアップする。そして、変数
“m”には、2バイト分の内部コードを格納する。そし
て、S33では、Ebcdicコード順に並べられたE
bcdicコード→JIS8コード対応表を参照し、J
IS8コードを取得し、取得したJIS8コードを変数
“Tmp”に格納していた。このJISコードからSJ
ISコードへ変換する場合も、JISコード順に並べら
れたJISコード→SJISコード対応表を型変換部2
が予め備えており、型変換部2は、上記対応表を参照し
てJISコードに対応するSJISコードを求め、変数
“Tmp”に格納する。また、S35では、変数“i”
に1を加算しているが、このJISコードからSJIS
コードへ変換する場合は、2バイト毎に変換を行うた
め、変数“i”には2を加算する。
【0049】上記に説明したように、例えば、JISコ
ードの2バイトコードからSJISコードの2バイトコ
ードへ、この発明のデータ型変換装置を用いて行うこと
ができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、この発明のデータ型変換
装置は、変換定義情報記憶部に第1のデータを第2のデ
ータに変換するための定義情報を記憶する。そして、型
変換部は、上記定義情報に基づいて、第1のデータより
第2のデータを生成する。このため、従来のように、デ
ータ型を変換するためのプログラムを入力するファイル
や出力するファイルに依存して作成することなく、定義
情報を変更することにより、汎用的にデータ型を変換す
ることができる効果がある。
【0051】また、第1のデータを構成するフィールド
の内、任意のフィールドを選択してデータ型の変換を行
い、第2のデータを生成することができる。このため、
ユーザのニーズに応じた第2のデータを、容易に生成す
ることができる効果がある。
【0052】また、変換定義情報は、入力位置情報と変
換前型情報と変換後型情報と出力位置情報を定義情報と
して記憶している。このため、上記の定義情報を変更す
ることにより、ユーザ毎に任意のフィールドにより構成
される第2のデータを生成できる効果がある。更に、第
2のデータが同じ種類のフィールドにより構成されてい
ても、変換後型情報を異なる型情報に定義すれば、同じ
種類のフィールドであっても、異なるデータ型である第
2のデータを容易に生成できる効果がある。
【0053】また、型変換部は、第1のデータのフィー
ルドの値を文字列型として入力する。また、型変換部に
おいて、変換した後の値を文字列型として出力する。こ
のため、型変換部に入力されるデータは全て文字列型で
あり、また、型変換部より出力されるデータも文字列型
であるため、変換前型情報と変換後型情報を考慮して、
型変換部に入力するデータや型変換部より出力するデー
タの型を考慮する必要がない。このため、変換前型情報
と変換後型情報に基づいて、処理対象とする型変換処理
を変更することによって様々な型変換処理を行うことが
できる効果がある。
【0054】また、変換元データ記憶部は複数存在する
ことが可能であり、上記変換定義情報記憶部が記憶する
定義情報中に変換元データ記憶部を識別する入力識別情
報を含む。このため、複数の変換元データ記憶部を構成
する複数のフィールドより任意のフィールドを選択し
て、第2のデータを生成することができる。これによ
り、ユーザが第2のデータとして必要とするフィールド
が複数の変換元データ記憶部にバラバラに格納されてい
ても、定義情報に入力識別情報を定義するれば、容易に
任意のフィールドより構成された第2のデータを生成す
ることができる効果がある。
【0055】更に、変換後データ記憶部は複数存在する
ことが可能であり、変換定義情報記憶部が記憶する定義
情報の中に変換後データ記憶部を識別するための出力識
別情報を含む。このため、ユーザが必要とする第2のデ
ータを複数の記憶部に分散して記憶させる必要がある場
合、定義情報に出力識別情報を定義することによって変
換したデータを任意の変換後データ記憶部に格納するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1におけるデータ型変換装置の一
例を示す構成図である。
【図2】 この発明のデータ型変換装置において変換可
能なデータ型の一例を示す図である。
【図3】 この発明のデータ型変換装置が扱うデータ型
間の関係を示す図である。
【図4】 実施の形態1における変換定義情報のフォー
マットを示す図である。
【図5】 実施の形態1における入力ファイルAと出力
ファイルAのレコードフォーマットを示す図である。
【図6】 実施の形態1における変換定義情報の一例を
示す図である。
【図7】 データ型変換装置における型変換手順を示す
流れ図である。
【図8】 図7におけるデータ型変換処理の詳細な処理
手順を示す流れ図である。
【図9】 Ebcdic型からJIS8型へデータの型
を変換する手順を示す流れ図である。
【図10】 EbcdicコードからJIS8コードへ
変換するための対応表を示す図である。
【図11】 実施の形態1におけるEbcdicコード
からJIS8コードへ変換するための具体例を示す図で
ある。
【図12】 実施の形態1におけるEbcdicコード
からJIS8コードへ変換するための具体例を示す図で
ある。
【図13】 JIS8型からEbcdic型へデータの
型を変換する手順を示す流れ図である。
【図14】 パック型からLong型へデータの型を変
換する手順を示す流れ図である。
【図15】 実施の形態1におけるパック型からLon
g型へデータの型を変換する具体例を示す図である。
【図16】 Long型からパック型へデータの型を変
換する手順を示す流れ図である。
【図17】 実施の形態1におけるLong型からパッ
ク型へデータの型を変換する具体例を示す図である。
【図18】 アンパック型からLong型へデータの型
を変換する手順を示す流れ図である。
【図19】 実施の形態1におけるアンパック型からL
ong型へデータの型を変換する具体例を示す図であ
る。
【図20】 Long型からアンパック型へデータの型
を変換する手順を示す流れ図である。
【図21】 実施の形態1におけるLong型からアン
パック型へデータの型を変換する具体例を示す図であ
る。
【図22】 Integer型からアンパック型へデー
タの型を変換する手順を示す流れ図である。
【図23】 アンパック型からInteger型へデー
タの型を変換する手順を示す流れ図である。
【図24】 Integer型からパック型へデータの
型を変換する手順を示す流れ図である。
【図25】 パック型からInteger型へデータの
型を変換する手順を示す流れ図である。
【図26】 JIS8型からアンパック型へデータの型
を変換する手順を示す流れ図である。
【図27】 アンパック型からJIS8型へデータの型
を変換する手順を示す流れ図である。
【図28】 JIS8型からパック型へデータの型を変
換する手順を示す流れ図である。
【図29】 パック型からJIS8型へデータの型を変
換する手順を示す流れ図である。
【図30】 実施の形態2におけるデータ型変換装置の
一例を示す構成図である。
【図31】 実施の形態2における入力ファイルA、入
力ファイルB、出力ファイルA、出力ファイルBのレコ
ードフォーマットを示す図である。
【図32】 実施の形態2における変換定義情報のフォ
ーマットを示す図である。
【図33】 実施の形態2における変換定義情報の一例
を示す図である。
【図34】 実施の形態3における入力ファイルAと出
力ファイルAのレコードフォーマットを示す図である。
【図35】 実施の形態3における変換定義情報の一例
を示す図である。
【図36】 実施の形態3におけるJISコードからS
JISコードへ変換する具体例を示す図である。
【図37】 従来例2における異機種コンピュータ間で
のデータコンバージョンの一例を示す図である。
【図38】 従来例2における具体的なデータコンバー
ジョン例を示す図である。
【符号の説明】
1 データ型変換装置、2 型変換部、3 変換定義情
報記憶部、4 入力ファイルA、5 入力ファイルB、
6 出力ファイルA、7 出力ファイルB。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−54674(JP,A) 特開 平9−6588(JP,A) 特開 平7−325702(JP,A) 特開 平6−175818(JP,A) 特開 平5−143279(JP,A) 特開 平4−7759(JP,A) 特開 平10−63552(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 5/00 G06F 12/00 511 H03M 7/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のデータを入力し、上記第1のデー
    タのデータ型を変換して第2のデータを生成して出力す
    るデータ型変換装置において、以下の要素を有すること
    を特徴とするデータ型変換装置 (a)上記第1のデータは複数のフィールドからなり、
    各フィールドはEbcdic(Extended Bi
    nary Coded Decimal Interc
    hange Code)型とパック型とアンパック型と
    JIS8型とInteger型とLong型の6種類の
    内いずれかのデータ型の値を持ち、上記第1のデータを
    記憶する変換元データ記憶部、 (b)上記第2のデータは複数のフィールドからなり、
    各フィールドはEbcdic(Extended Bi
    nary Coded Decimal Interc
    hange Code)型とパック型とアンパック型と
    JIS8型とInteger型とLong型の6種類の
    内いずれかのデータ型の値を持ち、上記第1のデータを
    第2のデータに変換するための定義情報として第1のデ
    ータの各フィールドのうち、任意のフィールドの位置を
    定義する入力位置情報と、 上記任意のフィールドのデータ型を定義する変換前型情
    報と、 上記任意のフィールドに対応する上記第2のデータのフ
    ィールドのデータ型を定義する変換後型情報と、 上記第2のデータのフィールドの位置を定義する出力位
    置情報とを 記憶する変換定義情報記憶部、 (c)上記変換定義情報記憶部に記憶されている定義情
    報を入力し、 上記定義情報の上記入力位置情報に基づいて上記第1の
    データのフィールドのデータ型がJIS8型,Ebcd
    ic型,パック型,アンパック型,Integer型,
    Long型のいずれであっても、上記第1のデータのフ
    ィールドの値を文字列型(String)として入力
    し、上記文字列型として入力した上記第1のデータのフ
    ィールドの値を上記変換前型情報と上記変換後型情報と
    に従いデータ型を変換して、変換後の値のデータ型がJ
    IS8型,Ebcdic型,パック型,アンパック型,
    Integer型,Long型のいずれであっても、変
    換後の値を文字列型(String)として上記出力位
    置情報に基づいて編集して上 第2のデータを生成して
    出力する型変換部、 (d)上記型変換部により出力された第2のデータを記
    憶する変換後データ記憶部。
  2. 【請求項2】 上記第1のデータを記憶する変換元デー
    タ記憶部は複数存在し、 上記変換定義情報記憶部が記憶する入力位置情報は、変
    換元データ記憶部を識別する入力識別情報を含み、 上記型変換部は、上記入力識別情報に基づいて指定され
    ている変換元データ記憶部より第1のデータを入力する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ型変換装置。
  3. 【請求項3】 上記第2のデータを記憶する変換後デー
    タ記憶部は複数存在し、 上記変換定義情報記憶部が記憶する出力位置情報は、変
    換後データ記憶部を識別する出力識別情報を含み、 上記型変換部は、上記出力識別情報に基づいて指定され
    ている変換後データ記憶部に第2のデータを出力するこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ型変換装置。
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