JP3035173U - 釣竿スタンド - Google Patents

釣竿スタンド

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JP3035173U
JP3035173U JP1996009323U JP932396U JP3035173U JP 3035173 U JP3035173 U JP 3035173U JP 1996009323 U JP1996009323 U JP 1996009323U JP 932396 U JP932396 U JP 932396U JP 3035173 U JP3035173 U JP 3035173U
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hollow shaft
pedestal
fixed hollow
pressure control
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チュ イーチェン
ヤン ジュイーホ
リン ファンーチン
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チュ イーチェン
ヤン ジュイーホ
リン ファンーチン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持フレームの受け台に対する角度を任意に
変えて調整することができる釣竿スタンドを提供する。 【解決手段】 受け台1の側壁8と側板3との間に設け
た固定中空軸2の周壁に平坦部14と切欠溝15を形成
する。固定中空軸2の切欠溝15に設けた受止体34に
当接部36を形成する。固定中空軸2の平坦部14と支
持フレーム4の基端に形成した入れ子25の内周との間
に圧制棒39と圧縮コイルバネ40を設ける。支持フレ
ーム4を受け台1に対して一方向に揺動すると、支持フ
レーム4の入れ子25が固定中空軸2の周囲を一方向に
回転する。圧制棒39が支持フレーム4の入れ子25の
回転に伴って圧縮コイルバネ40の付勢力に抗しながら
移動し、圧制棒39の外周面が支持フレーム4の入れ子
25の内周面より離脱する。支持フレーム4の入れ子2
5の圧制棒39による固定中空軸2に対する制止を解放
し、支持フレーム4の受け台1に対する角度を任意に変
えて調整する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、釣竿スタンドに関し、それは受け台、固定中空軸、側板、支持フレ ーム、補助フレーム、回転軸、2本の支持足、受止体、圧制棒、圧縮コイルバネ 、トーションスプリングと若干の止め部材を包含し、上記の部材によって構成す る釣竿スタンドは、支持フレームの受け台に対する角度を変える場合に、支持フ レームを受け台の一端に対して一方向に揺動すると、支持フレームの入れ子が固 定中空軸の周囲を一方向に回転し、圧制棒が支持フレームの入れ子の回転に伴っ て圧縮コイルバネの付勢力に抗しながら移動し、圧制棒の外周面が支持フレーム の入れ子の内周面より離脱し、支持フレームの入れ子の圧制棒による固定中空軸 に対する制止を解放し、これに反して、支持フレームを受け台の一端に対して他 方向に揺動しようとしても、圧縮コイルバネが圧制棒を受止体の当接部に向って 付勢し、圧制棒の外周面が圧縮コイルバネの付勢力により支持フレームの入れ子 の内周面に圧接され、支持フレームの入れ子が圧制棒の制圧力を受けて固定中空 軸に対して制止され、もし回転軸を側板に対して回転すると、受止体が回転軸と 連動しながら回転し、受止体の当接部が圧制棒を圧縮コイルバネの付勢力に抗し ながら移動し、圧制棒の外周面を受止体の回転に伴いながら支持フレームの入れ 子の内周面より離脱させ、支持フレームの入れ子が圧制棒の制圧力を受けずに固 定中空軸に対してフリーな状態となり、支持フレームの受け台に対する角度を元 の状態に復帰させ、本考案は魚釣りする場所の地形を見てから、2本の支持足を 前方或いは下方又は後方の地面に挿入して定位させたり、別に2本の支持足を開 いて挿入ができない硬質な地面に放置して定位させ、受け台と支持フレームと補 助フレームの三者の角度を組み合わせて同時に調整して、釣竿を垂直或いは仰角 にして使用する機能に達する釣竿スタンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の釣竿スタンドは、図6に示すように、1本の支持足52、先端に又状を 呈する受け具53を有する支持棒54、連結台55、套管56、先端に受け部5 7を有する補助棒58より構成し、支持足52の先端に尖鋭部59を形成し、套 管56を中空の円柱とすると共に、套管56に補助棒58の基端寄りを挿入し、 補助棒58を套管56に対してボルト60によって押え付けて固定し、支持足5 2と套管56との間の連結台55の中央に上方に向って突出した口輪部61を形 成し、套管56の末端に連結台55の口輪部61の下部に臨んで延出部62を形 成し、連結台55の口輪部61に上方より螺合したボルト63の先端が套管56 の延出部62を押え、連結台55と套管56の延出部62との連結地点の上部に 形成した突出部64の先端に支持棒54の基端部をピボット軸65により連結し 、套管56の連結台55に対する角度をボルト63により調整し、支持足52の 尖鋭部59を水に近い岸辺に挿入し、套管56を水面に向けてから、釣竿の手に 握る部分を支持棒54の受け具53と補助棒58の受け部57上に掛け、魚が餌 をつけた釣り針にかかるのを待つのである。
【0003】 ところが、図6に示す従来の釣竿スタンドを使用する場合に、海釣り或いは渓 流釣りにおいては、魚釣りする場所の地形が様々に異なり、硬質な地面では支持 足52の尖鋭部59を挿入することができず、套管56の連結台55に対する要 求する角度も魚釣りする場所の地形により差異があるにもかかわらず、ボルト6 3を連結台55の口輪部61に捩じ込む最高の深さはボルト63のおねじ部の長 さのため、套管56の連結台55に対するボルト63による角度調整に制限を受 け、套管56の連結台55に対する角度調整の範囲を大きく取れず、補助棒58 に六角形,方形,円形等の如く多種の形状を有し、単に補助棒58を套管56に ボルト60によって押え付ける方式では、套管56の延出部62に補助棒58に よる大きな荷重が作用し、常に支持足52を岸辺の垂直な地面に挿入して使用す るので、套管56を水面に向けて下方に力を入れて支持足52の尖鋭部59を地 面に挿入すると、常に力を過度に出したり或いは重心の平衡が不安定となるため 、套管56が水中に落ち込むおそれがあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、上述する問題点に対処して、支持フレームを受け台の一端に 対して一方向に揺動することにより、支持フレームの入れ子が固定中空軸の周囲 を一方向に回転し、圧制棒を支持フレームの入れ子の回転に伴って圧縮コイルバ ネの付勢力に抗しながら移動し、圧制棒の外周面が支持フレームの入れ子の内周 面より離脱し、支持フレームの入れ子の圧制棒による固定中空軸に対する制止を 解放し、支持フレームの受け台に対する角度を任意に変えて調整し、支持フレー ムを受け台の一端に対して他方向に揺動しようとしても、圧縮コイルバネが圧制 棒を受止体の当接部に向って付勢し、圧制棒の外周面を圧縮コイルバネの付勢力 により支持フレームの入れ子の内周面に圧接させ、支持フレームの入れ子が圧制 棒の制圧力を受けて固定中空軸に対して制止され、支持フレームの受け台の一端 に対する他方向への揺動を圧制棒により阻止し、回転軸を側板に対して一方向に 回転するのみで、受止体が回転軸と連動しながら一方向に回転し、受止体の当接 部が圧制棒を圧縮コイルバネの付勢力に抗しながら移動し、圧制棒の外周面を受 止体の回転に伴いながら支持フレームの入れ子の内周面より離脱させ、支持フレ ームの入れ子が圧制棒の制圧力を受けずに固定中空軸に対してフリーな状態とな り、支持フレームの入れ子を固定中空軸の周囲に対して他方向に回転させ、2本 の支持足を受け台の他端寄りに対して互いに反対方向に揺動すれば、2本の支持 足のギア部を噛合いながら互いに反対方向に回転させ、2本の支持足が受け台の 凹溝に対して開閉し、2本の支持足の開閉角度を任意に調整し、2本の支持足を 開け、受け台を2本の支持足により硬質な地面上に安定した状態で放置すること が可能な釣竿スタンドを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の釣竿スタンドは、受け台と、前記受け台の一端に設けた固定中空軸と 、前記受け台の側部に前記固定中空軸の一側に臨んで設けた側板と、前記固定中 空軸に揺動自在に設けた支持フレームと、前記支持フレームの基端部に設けた補 助フレームと、前記側板に回動自在に設けた前記固定中空軸の内部に向って突出 する回転軸と、前記受け台の他端寄りに回動自在に設けた2本の支持足とを有し 、前記受け台の一端に前記固定中空軸の他側に臨んで側壁を形成すると共に、前 記受け台の他端寄りに前記2本の支持足の端部を挿入する凹溝を形成し、前記固 定中空軸の周壁の一部に平坦部を形成し、前記固定中空軸の周壁に円周方向に沿 って切欠溝を形成し、前記支持フレームの基端に前記固定中空軸に嵌合する中空 輪状の入れ子を形成し、前記固定中空軸の切欠溝に前記回転軸と連動する受止体 を設け、前記受止体の先端に湾曲した当接部を形成し、前記固定中空軸の平坦部 と前記支持フレームの入れ子の内周との間に圧制棒と前記圧制棒を前記受止体の 当接部に向って付勢する圧縮コイルバネを設け、前記回転軸の周囲に前記受止体 を前記圧制棒に向って付勢するトーションスプリングを設け、前記2本の支持足 の端部に互いに噛合うギア部を形成したことを特徴とする構成を有するものであ る。
【0006】 支持フレームの受け台に対する角度を変える場合は、支持フレームを受け台の 一端に対して一方向に揺動すると、支持フレームの入れ子が固定中空軸の周囲を 一方向に回転し、圧制棒を支持フレームの入れ子の回転に伴って圧縮コイルバネ の付勢力に抗しながら移動し、圧制棒の外周面が支持フレームの入れ子の内周面 より離脱し、支持フレームの入れ子の圧制棒による固定中空軸に対する制止を解 放し、支持フレームの受け台に対する角度を任意に変えて調整し、支持フレーム を受け台の一端に対して他方向に揺動しようとしても、圧縮コイルバネが圧制棒 を受止体の当接部に向って付勢し、圧制棒の外周面を圧縮コイルバネの付勢力に より支持フレームの入れ子の内周面に圧接させ、支持フレームの入れ子が圧制棒 の制圧力を受けて固定中空軸に対して制止され、支持フレームの受け台の一端に 対する他方向への揺動を圧制棒により阻止する。
【0007】 また、支持フレームを受け台の一端に対して他方向に揺動する場合は、回転軸 を側板に対して一方向に回転すると、受止体が回転軸と連動しながら一方向に回 転し、受止体の当接部が圧制棒を圧縮コイルバネの付勢力に抗しながら移動し、 圧制棒の外周面を受止体の回転に伴いながら支持フレームの入れ子の内周面より 離脱させ、支持フレームの入れ子が圧制棒の制圧力を受けずに固定中空軸に対し てフリーな状態となり、支持フレームの入れ子を固定中空軸の周囲に対して他方 向に回転させる。
【0008】 さらに、2本の支持足の受け台の他端寄りに対する開閉角度を変える場合は、 2本の支持足を受け台の他端寄りに対して互いに反対方向に揺動し、2本の支持 足のギア部を噛合いながら互いに反対方向に回転させ、2本の支持足が受け台の 凹溝に対して開閉し、2本の支持足の開閉角度を任意に調整する。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】 本考案の釣竿スタンドは、図1及び図2に示すように、受け台1と、受け台1 の一端に設けた固定中空軸2と、受け台1の側部に固定中空軸2の一側に臨んで 設けた側板3と、固定中空軸2に揺動自在に設けた支持フレーム4と、支持フレ ーム4の基端部に設けた補助フレーム5と、側板3に回動自在に設けた固定中空 軸2の内部に向って突出する回転軸6と、受け台1の他端寄りに回動自在に設け た2本の支持足7,7とを有する。
【0011】 受け台1の一端の片側には、図2に示すように、固定中空軸2の他側に臨んで 延出した略円形状の側壁8が形成されると共に、受け台1の一端寄りの他側には 切欠いたノッチ9が形成され、受け台1の側壁8の周縁寄りには複数の透孔10 がそれぞれ設けられ、受け台1の一端寄りの他側面にはねじ穴11,11がそれ ぞれ設けられ、受け台1の他端寄りの上面と下面との間には2本の支持足7,7 の端部を挿入する凹溝12が形成され、受け台1の凹溝12の上壁には通孔13 ,13がそれぞれ設けられ、受け台1の凹溝12の下壁には通孔13,13の中 心軸線上に沿ってねじ孔(図示せず)がそれぞれ設けられている。
【0012】 受け台1の側壁8と側板3との間には、図2及び図3に示すように、輪状の区 切りを呈した固定中空軸2が配設され、固定中空軸2の周壁の一部には平坦部1 4が形成されると共に、固定中空軸2の周壁の一側と他側との中間には円周方向 に沿って切欠溝15が形成され、固定中空軸2の周壁と平坦部14との間には段 部16が形成され、固定中空軸2の周壁には受け台1の側壁8の複数の透孔10 と連通する複数のねじ孔17がそれぞれ設けられている。
【0013】 受け台1の一端寄りの側部には、図1に示すように、固定中空軸2の一側に臨 んで略円形状の側板3が配設され、側板3の周縁の一部には、図2に示すように 、受け台1のノッチ9に相対する延出した突出片18が形成され、側板3には支 持孔19が設けられると共に、側板3の周縁寄りには固定中空軸2の複数のねじ 孔17と連通する複数の透孔20が設けられ、側板3の突出片18には受け台1 のねじ穴11,11と連通する通孔21,21がそれぞれ設けられている。
【0014】 側板3の突出片18の通孔21,21には側方よりねじ22,22がそれぞれ 挿通されると共に、受け台1のねじ穴11,11にはねじ22,22の先端寄り がそれぞれ螺合され、図1に示すように、側板3の突出片18は受け台1の一端 寄りの側部に対してねじ22,22により固定されている。
【0015】 受け台1の側壁8の複数の透孔10には側方より複数のねじ23がそれぞれ挿 通されると共に、固定中空軸2の複数のねじ孔17には複数のねじ23の先端寄 りがそれぞれ螺合され、固定中空軸2の他側が受け台1の側壁8に対して複数の ねじ23により固定されている。
【0016】 側板3の複数の透孔20には側方より複数のねじ24がそれぞれ挿通されると 共に、固定中空軸2の複数のねじ孔17には複数のねじ24の先端寄りがそれぞ れ螺合され、固定中空軸2の一側が側板3に対して複数のねじ24により固定さ れている。
【0017】 固定中空軸2には、図2及び図3に示すように、支持フレーム4が揺動自在に 配設され、支持フレーム4の基端には固定中空軸2の周囲に嵌合する中空輪状の 入れ子25が形成され、支持フレーム4の基端部にはねじ孔26が設けられてい る。
【0018】 支持フレーム4の基端部の一側には、図1に示すように、補助フレーム5が配 設され、補助フレーム5の基端部27には、図2に示すように、支持フレーム4 のねじ孔26と連通する挿通孔28が設けられている。
【0019】 補助フレーム5の挿通孔28には側方より蝶ボルト29が挿通されると共に、 支持フレーム4のねじ孔26には蝶ボルト29の先端寄りが螺合され、補助フレ ーム5の基端部27の一側と蝶ボルト29の頭部29aとの間には座金30が介 在され、図3に示すように、補助フレーム5の基端部27は支持フレーム4のね じ孔26に対して蝶ボルト29により固定されている。
【0020】 側板3の支持孔19には、図2に示すように、断面非円形の回転軸6が回動自 在に設けられ、回転軸6の一端には大径頭部31が形成されると共に、回転軸6 の大径頭部31の外周には延出したレバー32が形成され、回転軸6の他端には 小径部33が形成され、回転軸6の小径部33の外周には環状凹溝(図示せず) が形成されている。
【0021】 固定中空軸2の切欠溝15には、図2及び図3に示すように、回転軸6と連動 する受止体34が配設され、受止体34の基端部には回転軸6を嵌合する非円形 の嵌合孔35が設けられ、受止体34の延出部の先端の一側には湾曲した当接部 36が形成されると共に、受止体34の基端の側部には突出部37が形成されて いる。
【0022】 側板3の支持孔19には側方より回転軸6が挿通されると共に、受止体34の 嵌合孔35には回転軸6の他端寄りが嵌入され、側板3の外側には回転軸6の大 径頭部31が突出され、回転軸6の小径部33が受止体34の一面より突出され 、回転軸6の小径部33の環状凹溝には抜け止め防止用の止め輪38が嵌合され 、受止体34は回転軸6に対して止め輪38により係止されている。
【0023】 固定中空軸2の平坦部14と支持フレーム4の入れ子25の内周との間には、 図2及び図3に示すように、圧制棒39と圧制棒39を受止体34の当接部36 に向って付勢する圧縮コイルバネ40が設けられ、圧縮コイルバネ40は固定中 空軸2の段部16と圧制棒39との間に配置され、圧制棒39の外周面は圧縮コ イルバネ40の付勢力により支持フレーム4の入れ子25の内周面に圧接され、 支持フレーム4の入れ子25が固定中空軸2に対して圧制棒39により制止され 、支持フレーム4は受け台1に相対して角度が変わるように一方向のみに揺動さ れるようになっている。
【0024】 回転軸6の周囲には受止体34を圧制棒39に向って付勢するトーションスプ リング41が設けられ、トーションスプリング41の一端41aが受止体34の 突出部37に掛止されると共に、トーションスプリング41の他端41bが側板 3の内側の一部に掛止され、図3に示すように、受止体34の当接部36の端面 はトーションスプリング41の付勢力により圧制棒39の外周面に圧接されてい る。
【0025】 受け台1の他端寄りには、図1に示すように、2本の支持足7,7がそれぞれ 回動自在に配設され、2本の支持足7,7の基端には、図2に示すように、互い に噛合うギア部42,42がそれぞれ形成され、2本の支持足7,7のギア部4 2,42の中央には受け台1の通孔13,13と連通する貫通孔43,43がそ れぞれ設けられ、2本の支持足7,7の先端には尖鋭部44,44がそれぞれ形 成されている。
【0026】 受け台1の凹溝12には、図1に示すように、2本の支持足7,7のギア部4 2,42がそれぞれ挿入され、受け台1の凹溝12の上壁の通孔13,13及び 2本の支持足7,7のギア部42,42の貫通孔43,43には、図2に示すよ うに、上方よりボルト45,45がそれぞれ挿通されると共に、受け台1の凹溝 12の下壁のねじ孔にはボルト45,45の先端寄りがそれぞれ螺合され、2本 の支持足7,7のギア部42,42が受け台1の凹溝12に対してボルト45, 45によりそれぞれ回動自在に連結され、2本の支持足7,7の開閉する角度が 任意に変えられるようになっている。
【0027】 補助フレーム5の先端には、図1に示すように、取付具46が固設され、取付 具46には、図4に示すように、固定用孔47が穿設されている。
【0028】 取付具46の一側部には、図4に示すように、フック48が設けられ、フック 48の基部にはボルト49が突設されている。
【0029】 取付具46の固定用孔47には、図4に示すように、側方よりフック48のボ ルト49が挿通されると共に、フック48のボルト49の先端寄りには蝶ナット 50が螺合され、取付具46の他側面と蝶ナット50との間には座金51が介在 され、フック48は取付具46の固定用孔47に対してボルト49と蝶ナット5 0により固定されている。
【0030】 次に、この実施の形態の作用について説明する。
【0031】 支持フレーム4の受け台1に対する角度を変える場合は、支持フレーム4を手 で受け台1の一端に対して図1の時計方向に揺動すると、支持フレーム4の入れ 子25が固定中空軸2の周囲を図3の反時計方向に回転すると同時に、圧制棒3 9が支持フレーム4の入れ子25の回転に伴って圧縮コイルバネ40の付勢力に 抗しながら固定中空軸2の段部16に向って僅かに移動し、圧制棒39の外周面 が支持フレーム4の入れ子25の内周面より離脱し、支持フレーム4の入れ子2 5の圧制棒39による固定中空軸2に対する制止を解放し、図5の二点鎖線に示 すように、支持フレーム4の受け台1に対する角度を任意に変えて調整すること ができる。
【0032】 また、支持フレーム4を手で受け台1の一端に対して図1の反時計方向に揺動 しようとしても、圧縮コイルバネ40が圧制棒39を受止体34の当接部36に 向って付勢し、図3に示すように、圧制棒39の外周面が圧縮コイルバネ40の 付勢力により支持フレーム4の入れ子25の内周面に圧接し、支持フレーム4の 入れ子25が圧制棒39の制圧力を受けて固定中空軸2に対して制止され、支持 フレーム4は受け台1の一端に対する図の反時計方向への揺動が行えない。
【0033】 支持フレーム4を受け台1の一端に対して図1の反時計方向に揺動する場合は 、回転軸6の大径頭部31のレバー32を手で図1の時計方向に移動すると、回 転軸6がレバー32の移動に伴いながら側板3の支持孔19を支点として図3の 反時計方向に回転すると同時に、受止体34が回転軸6と連動しながら図3の反 時計方向に回転し、受止体34の当接部36が圧制棒39を圧縮コイルバネ40 の付勢力に抗しながら固定中空軸2の段部16に向って移動し、圧制棒39の外 周面が支持フレーム4の入れ子25の内周面より離脱し、支持フレーム4の入れ 子25が圧制棒39の制圧力を受けずに固定中空軸2に対してフリーな状態とな り、支持フレーム4の入れ子25を固定中空軸2の周囲に対して図3の時計方向 に回転させることができ、支持フレーム4を手で受け台1の一端に対して図1の 反時計方向に揺動すれば、図5の実線に示すように、支持フレーム4の受け台1 に対する角度を元の状態に復帰させることができる。
【0034】 2本の支持足7,7の受け台1の他端寄りに対する開閉角度を変える場合は、 2本の支持足7,7を手で受け台1の他端寄りに対して互いに反対方向に揺動す ると、2本の支持足7,7のギア部42,42が互いに噛合いながらボルト45 ,45を支点として互いに反対方向に回転し、2本の支持足7,7が受け台1の 凹溝12に対して開閉され、2本の支持足7,7の受け台1の他端寄りに対する 開閉角度を任意に変えて調整することができる。
【0035】 補助フレーム5の支持フレーム4に対する角度を変える場合は、蝶ボルト29 を支持フレーム4のねじ孔26に対して緩めた後、補助フレーム5を手で蝶ボル ト29を支点として支持フレーム4の基端部に対して揺動すれば、補助フレーム 5の支持フレーム4に対する角度を任意に変えて調整することができる。
【0036】 フック48の補助フレーム5に対する向きを変える場合は、蝶ナット50をフ ック48のボルト49に対して緩めた後、フック48のボルト49を手で取付具 46の固定用孔47に対して回転すれば、フック48の補助フレーム5に対する 向きを任意に変えて調整することができる。
【0037】
【考案の効果】
以上に述べたように、本考案の釣竿スタンドによれば、支持フレームを受け台 の一端に対して一方向に揺動することにより、支持フレームの入れ子が固定中空 軸の周囲を一方向に回転するので、圧制棒を支持フレームの入れ子の回転に伴っ て圧縮コイルバネの付勢力に抗しながら移動することができ、圧制棒の外周面が 支持フレームの入れ子の内周面より離脱するので、支持フレームの入れ子の圧制 棒による固定中空軸に対する制止を解放することができ、支持フレームの受け台 に対する角度を任意に変えて調整することができ、支持フレームを受け台の一端 に対して他方向に揺動しようとしても、圧縮コイルバネが圧制棒を受止体の当接 部に向って付勢するので、圧制棒の外周面を圧縮コイルバネの付勢力により支持 フレームの入れ子の内周面に圧接させることができ、支持フレームの入れ子が圧 制棒の制圧力を受けて固定中空軸に対して制止されるので、支持フレームの受け 台の一端に対する他方向への揺動を圧制棒により阻止することができる。
【0038】 また、回転軸を側板に対して一方向に回転するのみで、受止体を回転軸と連動 しながら一方向に回転することができ、受止体の当接部が圧制棒を圧縮コイルバ ネの付勢力に抗しながら移動するので、圧制棒の外周面を受止体の回転に伴いな がら支持フレームの入れ子の内周面より離脱することができ、支持フレームの入 れ子が圧制棒の制圧力を受けずに固定中空軸に対してフリーな状態となるので、 支持フレームの入れ子を固定中空軸の周囲に対して他方向に回転させることがで きる。
【0039】 さらに、2本の支持足を受け台の他端寄りに対して互いに反対方向に揺動すれ ば、2本の支持足のギア部を噛合いながら互いに反対方向に回転させることがで き、2本の支持足が受け台の凹溝に対して開閉するので、2本の支持足の開閉角 度を任意に調整することができ、2本の支持足を開けるので、受け台を2本の支 持足により硬質な地面上に安定した状態で放置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示す釣竿スタンドの正面
【図2】図1の要部拡大分解斜視図
【図3】図1の要部を切断した拡大背面図
【図4】図1の要部拡大断面図
【図5】支持フレームの受け台に対する角度の調整を示
す正面図
【図6】従来の釣竿スタンドの要部切断正面図
【符号の説明】
1 受け台 2 固定中空軸 3 側板 4 支持フレーム 5 補助フレーム 6 回転軸 7 支持足 8 側壁 9 ノッチ 10 透孔 11 ねじ穴 12 凹溝 13 通孔 14 平坦部 15 切欠溝 16 段部 17 ねじ孔 18 突出片 19 支持孔 20 透孔 21 通孔 22 ねじ 23 ねじ 24 ねじ 25 入れ子 26 ねじ孔 27 基端部 28 挿通孔 29 蝶ボルト 29a 頭部 30 座金 31 大径頭部 32 レバー 33 小径部 34 受止体 35 嵌合孔 36 当接部 37 突出部 38 止め輪 39 圧制棒 40 圧縮コイルバネ 41 トーションスプリング 41a 一端 41b 他端 42 ギア部 43 貫通孔 44 尖鋭部 45 ボルト 46 取付具 47 固定用孔 48 フック 49 ボルト 50 蝶ナット 51 座金 52 支持足 53 受け具 54 支持棒 55 連結台 56 套管 57 受け部 58 補助棒 59 尖鋭部 60 ボルト 61 口輪部 62 延出部 63 ボルト 64 突出部 65 ピボット軸
フロントページの続き (73)実用新案権者 596135401 ファンーチン リン 台湾,タイチュン シェン,フェンユアン シティ,ユアンファン イー ロード, 123 (72)考案者 イーチェン チュ 台湾,タイチュン シェン,フェンユアン シティ,フェンナン ストリート,レー ン240,アレイ381,9 (72)考案者 ジュイーホ ヤン 台湾,タイチュン シェン,フェンユアン シティ,フェンナン ストリート,レー ン92,アレイ111,31−2 (72)考案者 ファンーチン リン 台湾,タイチュン シェン,フェンユアン シティ,ユアンファン イー ロード, 123

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受け台と、前記受け台の一端に設けた固
    定中空軸と、前記受け台の側部に前記固定中空軸の一側
    に臨んで設けた側板と、前記固定中空軸に揺動自在に設
    けた支持フレームと、前記支持フレームの基端部に設け
    た補助フレームと、前記側板に回動自在に設けた前記固
    定中空軸の内部に向って突出する回転軸と、前記受け台
    の他端寄りに回動自在に設けた2本の支持足とを有し、
    前記受け台の一端に前記固定中空軸の他側に臨んで側壁
    を形成すると共に、前記受け台の他端寄りに前記2本の
    支持足の端部を挿入する凹溝を形成し、前記固定中空軸
    の周壁の一部に平坦部を形成し、前記固定中空軸の周壁
    に円周方向に沿って切欠溝を形成し、前記支持フレーム
    の基端に前記固定中空軸に嵌合する中空輪状の入れ子を
    形成し、前記固定中空軸の切欠溝に前記回転軸と連動す
    る受止体を設け、前記受止体の先端に湾曲した当接部を
    形成し、前記固定中空軸の平坦部と前記支持フレームの
    入れ子の内周との間に圧制棒と前記圧制棒を前記受止体
    の当接部に向って付勢する圧縮コイルバネを設け、前記
    回転軸の周囲に前記受止体を前記圧制棒に向って付勢す
    るトーションスプリングを設け、前記2本の支持足の端
    部に互いに噛合うギア部を形成したことを特徴とする釣
    竿スタンド。
JP1996009323U 1996-08-28 1996-08-28 釣竿スタンド Expired - Lifetime JP3035173U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0853959A (ja) * 1994-08-12 1996-02-27 Takigen Mfg Co Ltd 押釦式平面ハンドル装置
KR20220125645A (ko) * 2021-03-05 2022-09-14 최승진 접이식 낚시 받침대

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JPH0853959A (ja) * 1994-08-12 1996-02-27 Takigen Mfg Co Ltd 押釦式平面ハンドル装置
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