JP3035134U - ファイルホルダ - Google Patents

ファイルホルダ

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Publication number
JP3035134U
JP3035134U JP1996008638U JP863896U JP3035134U JP 3035134 U JP3035134 U JP 3035134U JP 1996008638 U JP1996008638 U JP 1996008638U JP 863896 U JP863896 U JP 863896U JP 3035134 U JP3035134 U JP 3035134U
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JP
Japan
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slide
file holder
back covers
portions
fastener pin
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996008638U
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English (en)
Inventor
幸治 佐伯
一志 桑原
基次 三上
剛輔 朝田
健 有馬
Original Assignee
株式会社熊平製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファイルフォルダ枠体にあるフアスナーピンの
係合を簡易に引き離すこと。 【解決手段】表裏をなす1対のカバーの中間部を折り返
し部とし、この折り返部に平行な両側端に補強枠用のス
ライド部を形成し、両スライド部を重ね合わせて形成す
るファイルホルダにおいて、前記スライド部の両端付近
の内面にファスナーピンおよびこのファスナーピンに嵌
合する嵌合凹部を設けるとともにこの表裏カバーのいず
れか一方または双方のスライド部内面の中央付近に突出
部を設け、表裏カバーを閉じ、両スライド部の内面に設
けた各前記ファスナーピンと前記嵌合凹部を嵌合した際
に、前記突出部によってスライド部中央部分に隙間が形
成した構成である

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、病院等で使用するカルテ等の書類を複数枚収納できるファイルホ ルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
病院等で使用するカルテ等の書類を複数枚収納できるファイルホルダとして表 裏カバーの中央部分の折り畳み構造の吊懸式ファイルホルダが多く利用されてい る。このファイルホルダの表裏カバーの側端部が棚板のスリット溝に挿入するス ライド部として形成され、硬質性の合成樹脂や金属板等によって強固に形成され 補強枠となっている。二つ折りのファイルホルダ内部にカルテ等を収納し、前記 スライド部の幅広面が互いに合わさる部分の内側に、突出するファスナーピンと このファスナーピンと相対するスライド部内側に嵌合凹部(結合穴)とが嵌合す るような構造になってファイルホルダが形成されている。
【0003】 例えば、実開平7−35078号公報に記載されるファイルホルダは、このフ ァイルホルダの表裏カバーの側端部に形成した張出補強枠の内側にファスナーピ ンおよび係合穴を形成し、これら補強枠の上端面に引き離し用の凹部(切欠部) がそれぞれ重ならないように穿設して形成してものである。この引き離し用の凹 部の対向する補強枠の上端部分を指先で摘んで容易に引き離すことができるよう にしたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述のファイルホルダの場合は、表裏カバーの補強枠のスライド 部内面に設けたファスナーピンと結合穴との結合が強く、このスライド部を直ち に簡単に引き離せなかった。この部分が簡単に離れるようでは持ち運び搬送中に 開放され、ファイルホルダの内部に収納したカルテ等が飛散する問題点があった 。また、これを解決する方法として実開平7−35078号公報に記載されるフ ァイルホルダは、補強枠の上端面に互いに他方の上端面より低くなるように引き 離し用の凹部を形成する手段が提案されているが、補強枠の上端部分に複数の引 き離し用凹部を形成するため、補強枠が幅狭くなり、衝撃や曲げに対して強度の 低下があった。
【0005】 更に、このファイルホルダの上端の枠体は強度と耐久性が要求され、補強枠と しての効果が期待されるものでなければならなかった。 この考案は、前記ファイルホルダの問題点を解決し、構造簡単にしてスライド 部のファスナーピンにおける嵌合部を簡易に引き離すことができるファイルホル ダを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の前記課題は、表裏をなす1対のカバーの中間部を折り返し部とし、 この折り返し部に平行な両側端に補強枠用のスライド部を形成し、両スライド部 を重ね合わせて形成するファイルホルダにおいて、前記スライド部の両端付近に ファスナーピンおよびこのファスナーピンに嵌合する嵌合凹部を設けるとともに この表裏カバーのいずれか一方または双方のスライド部内面の中央付近に突出部 を設け、表裏カバーを閉じ、両スライド部の内面に設けた各前記ファスナーピン と前記嵌合凹部を嵌合した際に、前記突出部によってスライド部中央部分に隙間 が形成される構成により達成できる。
【0007】 特に、スライド部内面中央に形成した突出部は上端付近に配置されてスライド 部間が離反して隙間が形成され、両スライド部内面の下端側が近接するようにし て前記課題は達成できる。
【0008】
【考案の実施の形態】
この考案のファイルホルダは、その1対の表裏カバーの側端部のスライド部内 面(合わせ側)の中央付近にいずれか一方のスライド部内面に突出部が設けられ 、両スライド部が重ね合わせたとき中央部分に指先が入り込む隙間が形成される から、この 隙間に指先を挿入して容易に両スライド部を引き離すことができる 。特に、スライド部の上端縁の隙間に対してその内方側(下端側)が閉じられて いるから前記隙間が大きく形成され、指先の挿入が楽である。
【0009】 図1はこの考案のファイルホルダの開いた状態の正面図、図2はこの考案のフ ァイルホルダを折り畳んで形成した状態を示す平面図である。図3(A)は図2 の状態のファイルホルダの正面図で、(B)は図2の側面図である。
【0010】 表裏1対のカバーで形成されるファイルホルダ1は、合成樹脂製または紙製で 作られている。中央の綴じ金具7,7・・を備えた金具8を境にして表カバー1 aと裏カバー1bになっている。それぞれ表裏カバー1a,1bの両側端にスラ イド部2,2′を補強枠として形成し、このスライド部2,2′は重ね合わされ た状態で収納棚のスリット溝内に挿入可能なようになっている。このスライド部 2,2′のそれぞれの内面の両端付近に、例えば、表カバー1aのスライド部2 の内面には複数のファスナーピン4,4・・、他方の裏カバー1bのスライド部 2′の内面の前記ファスナーピン4,4・・に対応する位置に嵌合凹部5,5・ ・を設ける。
【0011】 3はスライド部2,2′の中央付近に設けた突出部で、合成樹脂で製造すると き膨出させて形成することができるし、突起を持つ板材によって形成することも できる。また、この突出部3はスライド部2,2′の両内面に設けてあるが、一 方のスライド部2にのみ突出部3が設けられ、他方のスライド部2′の内面との 接触により隙間を形成させるようにしてもよい。6はバーコード札または見出し 札の差し込み用の袋で、中央部分は透明に形成され、内部のバーコード等が読み 取れるようになっている。9はファイルフォルダ3を収納棚に収納したときに使 用する掛孔である。
【0012】 この考案のファイルホルダは表裏カバー1a,1bの間にカルテ等の書類を挟 んで、スライド部2,2′の内面を合わせて両端付近に設けた複数のファスナー ピン4,4・・をそれぞれ対応する嵌合凹部5,5・・に係合させることにより ファイルホルダ1内の書類を保持する。この場合、スライド部2,2′の中央部 分に突出部3,3′があるため、両端の係合部分に対して中央部分に隙間が形成 される。特に、スライド部2,2′の上端縁に突出部3を設け、下端部分は図2 に示されるように狭く形成すると、より効果的である。スライド部2の下端の膨 らみが生じないから収納棚への収納に対して支障をきたすことがない。
【0013】 カルテ等の書類を取り出すとき、ファイルホルダ1を開封するに際し、スライ ド部2,2′の突出部3,3′によって形成される中央部分の隙間に指先を挿入 して両スライド部2,2′を容易に引き離し、各ファスナーピン4,4・・と各 嵌合凹部5,5・・との係合を簡易に引き離すことができる。 このように引き離され、表裏カバー1a,1bを開放して内部のカルテ等を閲 覧することができる。
【0014】
【考案の効果】
この考案のファイルホルダは表裏カバーの両スライド部内面の両端付近にファ スナーピンおよびこのファスナーピンと嵌合する嵌合凹部を設け、このスライド 部の中央付近の内面に突出部を形成してあるから、この両スライド部を重ね、そ れぞれファスナーピンを嵌合させたときにスライド部の中央付近に確実に隙間を 生じる。そのためファイルホルダを開放するときに補強枠であるスライド部やフ ァスナーピン等の強度を損なうことなく、軽い力で開封することができる。 また、この考案のファイルホルダは、スライド部の上端に切欠き等の凹部を備 えていないから、収納棚やファイルホルダの出庫装置にファイルホルダを挿入す るときに引っ掛かり等の支障を生じることはない、更に、スライド部の加工が簡 易であるなどファイルホルダの製造に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のファイルホルダの開いた状態の正面
図である。
【図2】この考案のファイルホルダを折り畳んで形成し
た状態を示す平面図である。
【図3】(A)は図2の状態のファイルホルダの正面図
で、(B)は図2の側面図である。
【符号の説明】
1 …ファイルホルダ 2,2′…スライド部 3,3′…突出部 4,4 …ファスナーピン 5,5 …嵌合凹部 6 …袋 7 …綴じ金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 朝田 剛輔 広島県広島市安佐南区沼田町伴4980番地の 68 (72)考案者 有馬 健 広島県広島市南区宇品東七丁目7番21− 105号

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表裏をなす1対のカバーの中間部を折り返
    し部とし、この折り返し部に平行な両側端に補強枠用の
    スライド部を形成し、両スライド部を重ね合わせて形成
    するファイルホルダにおいて、前記スライド部の両端付
    近にファスナーピンおよびこのファスナーピンに嵌合す
    る嵌合凹部を設けるとともにこの表裏カバーのいずれか
    一方または双方のスライド部内面の中央付近に突出部を
    設け、表裏カバーを閉じ、両スライド部の内面に設けた
    各前記ファスナーピンと前記嵌合凹部を嵌合した際に、
    前記突出部によってスライド部中央部分に隙間が形成さ
    れることを特徴とするファイルホルダ。
  2. 【請求項2】前記スライド部の中央付近に設けた少なく
    とも1個の突出部は端縁近傍に設けられ、前記表裏カバ
    ーのスライド部の内面を重ね合わせたとき、このスライ
    ド部の中央の内方側は隙間を形成することなく、近接し
    ていることを特徴とする請求項1記載のファイルホル
    ダ。
JP1996008638U 1996-08-27 1996-08-27 ファイルホルダ Expired - Lifetime JP3035134U (ja)

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