JP2577043Y2 - 情報記録担体用ファイルシート - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この考案は、フロッピーディスク
等の情報記録担体を整列収納して、これを保管するのに
適した情報記録担体用ファイルシートに関する。

【０００２】

【従来技術】従来より、同一平面上に、仕切枠によって
形成された複数の矩形の窪みを有すると共に、この窪み
の一部を覆って情報記録担体を支持するための覆片を備
え、この窪みにフロッピーディスク等の情報記録担体を
収納するように構成したフロッピーディスク等のファイ
ルシートが知られている。

【０００３】また、近来は、特に、前記ファイルシート
に綴込片を設けることにより、このファイルシートをバ
インダ等に綴込むことができるように構成した、いわゆ
る、バインダ用ファイルシートも知られている。

【０００４】従って、この種のファイルシートによれ
ば、比較的多数の情報記録担体を、例えば項目別に整理
してしかも比較的簡単に収納保管することができる。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の情報記録担体用ファイルシート（以下、単にファイ
ルシートと略称する場合がある）には、なお、次に述べ
るような改善されるべき難点があった。

【０００６】すなわち、ファイルシート自体（支持シー
トの本体）においては、その情報記録担体用の挿着窪み
部が、前述したように、覆片を介して担体を支持するよ
うに構成されているが、しかるに、前記従来の覆片は、
一般的には、例えば窪み部の底面に向かって突出するよ
うな形に配置された、複雑な突起状覆片に構成されてい
るため、ファイルシートの製作が困難且つ高価となると
同時に、ファイルシートに対する情報記録担体の挿脱操
作性および保持性も不十分となる難点が生じていた。

【０００７】また、バインダ用ファイルシートにおいて
は、ファイルシート本体と綴込片とが、一般的には、同
一素材からなる単なる一体構造的に構成されているた
め、バインダ内におけるファイルシートの操作性が不十
分となる難点が生じていた。

【０００８】そこで、本考案の目的は、情報記録担体の
挿脱操作性および保持性を容易かつ確実にすると共に、
その製作も比較的簡単かつ安価となるように構成した情
報記録担体用ファイルシートを提供することにある。

【０００９】更に、本考案の別の目的は、バインダ内に
おいても容易に見開き操作することができるファイルシ
ートを提供することにある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】先の目的を達成するた
め、本考案に係る情報記録担体用ファイルシートは、方
形の外周枠（１４）の内側に設けられ、縦方向を画する
仕切枠（１６）と横方向を画する仕切部（４０）とによ
って区画された、情報記録担体（３６）が収納される複
数の挿着窪み部（１８）を有する情報記録担体用ファイ
ルシート本体（１２）を有し、前記情報記録担体用ファ
イルシート本体（１２）の一側辺に綴込片（２２）を接
続し、この綴込片の他側片をバインダの綴具に装着可能
に構成すると共に、前記綴込片に折り線およびヒンジの
双方または一方を設けてなる情報記録担体用ファイルシ
ートにおいて、前記仕切枠（１６）と前記仕切部（４
０）とが交わる部分に、前記情報記録担体用ファイルシ
ート本体（１２）を切り起こし、前後に形成された前記
挿着窪み部（１８）に挿着された情報記録担体（３６）
の両側隅角部（３６ａ、３６ｂ）のそれぞれ一方を係止
する覆片（３０）を設け、前記挿着窪み部（１８）の内
側に、挿着される情報記録担体（３６）に対し横方向に
突出延在し、挿脱される情報記録担体（３６）を案内す
ると共に挿着された情報記録担体を前記覆片（３０）と
協働して押上げ状に押圧保持する湾曲状に突出した突条
部（２６）を設け、さらに前記挿着窪み部（１８）の内
側に、前記覆片（３０）を設けた仕切部（４０）とは反
対側の仕切部（４０）に沿って、挿着される情報記録担
体（３６）に対し横方向に突出延在し、挿着された情報
記録担体（３６）を安定に載置保持する中間段部（２
８）を設けたことを特徴とする。

【００１１】この場合、前記覆片（３０）は、情報記録
担体（３６）の挿脱側端部に切込み（３２）を設けて、
挿脱される情報記録担体（３６）を押圧する弾性可撓部
（３４）を形成すれば好適である。

【００１２】

【作用】本考案に係る情報記録担体用ファイルシートに
おいては、挿着窪み部に挿着された情報記録担体を係止
する覆片は、仕切枠と仕切部とが交わる部分に、情報記
録担体用ファイルシート本体を切り起こして形成された
簡単な構造を有しているので、製作が容易である。ま
た、前記挿着窪み部の内側において、挿着される情報記
録担体を案内すると共に、挿着された情報記録担体を覆
片と協働して押上げ状に押圧保持する突条部は、挿着さ
れる情報記録担体に対し横方向に突出延在し、湾曲状に
突出形成した構造を有しており、これも情報記録担体用
ファイルシート本体を加工するだけで、容易に製作する
ことができる。さらに、前記挿着窪み部の内側におい
て、挿着された情報記録担体を安定に載置保持する中間
段部は、前記覆片を設けた仕切部とは反対側の仕切部に
沿って挿着される情報記録担体に対し横方向に突出延在
する構造を有しており、これも情報記録担体用ファイル
シート本体を加工するだけで、容易に製作することがで
きる。このように、本考案に係る情報記録担体用ファイ
ルシートは、情報記録担体の挿脱操作が容易であり、し
かもこの情報記録担体を確実に保持することができる。
また、前述したように簡単な構造を有しているので、簡
便に製作することができると共に安価に製作することが
できる。

【００１３】本考案に係る情報記録担体用ファイルシー
トは、本体に綴込片が接続されている。この綴込片に
は、折り線あるいはヒンジが設けられているので、バイ
ンダに綴じ込まれた情報記録担体用ファイルシートの屈
折あるいは開閉を自在に行なうことができる。この結
果、バインダに綴じ込まれた状態においても、情報記録
担体用ファイルシートを容易に見開き操作することがで
きる。

【００１４】

【実施例】次に、本考案に係る情報記録担体用ファイル
シートの実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳
細に説明する。

【００１５】図１は、本考案の一実施例に係るフロッピ
ーディスク支持シートの平面図である。図１において、
参照符号１２は情報記録担体用ファイルシート自体とし
てのフロッピーディスク支持シート本体を示す。このシ
ート本体１２には、縦横方向方形の外周枠１４の内側に
縦方向の仕切枠１６と横方向の仕切部４０とを介して区
画される縦横複数の担体用の挿着窪み部１８が設けられ
ており、これらの窪み部１８に、情報記録担体としての
フロッピーディスク３６（その１つ３６が鎖線で示され
ている）が収納される。

【００１６】なお、ここで、本考案に係る前記ファイル
シートは、単独のファイルシート自体（シート本体）と
してのみではなく、バインダ用のファイルシートとして
も好適に使用される。そこで、ここでは、先ず、後者の
バインダ用ファイルシートについて説明する。

【００１７】すなわち、前記図１において、前記バイン
ダ用ファイルシートのシート本体１２の一側面には、結
合部材２０を介して、あらかじめ綴孔を設けた綴込片２
２が取り付けられている。この綴込片２２は、例えばポ
リプロピレン等の合成樹脂材料を使用して結合部材２０
と一体的に成型すると共に、綴込片２２には、折り線２
４を設けてヒンジとし、綴込片２２をその途中から左右
折り曲げ可能に構成する。また、綴込片２２とシート本
体１２とは結合部材２０によって接続され、結合部材２
０とシート本体１２とを接続する接続部としての結合点
は、綴込片２２がシート本体１２から独立して折り曲げ
可能となるヒンジとして構成する。

【００１８】なお、前記綴込片は、図１に示すものに限
らず、図２の（ａ）に示すように、例えばポリプロピレ
ンのような可撓性の合成樹脂シートに複数の折り線２４
ａを設けて、ヒンジとした綴込片２２を支持シート本体
１２の一側面に設けてもよい。この場合、綴込片２２
は、シート本体１２と一体的に成型してもよく、或い
は、別体に形成した上でシート本体１２と接着若しくは
溶着してもよい。図２の（ａ）に示される綴込片２２に
設けられた２つの折り線２４ａのうち、左側の折り線は
一方のヒンジに相当し、右側の折り線は他方のヒンジに
相当する。また、綴込片２２は、図２の（ｂ）に示すよ
うに、例えばＡＢＳ樹脂や耐衝撃性ポリエチレン（ＨＩ
ＰＳ）等の硬性の合成樹脂板に結合部材２０ａを設けた
複数の綴込片２２ａ、２２ｂを、結合点がヒンジとなる
ように連続的に結合することもできる。なお、本実施例
において、図１に示される結合部材２０とシート本体１
２との結合点と、図２の（ａ）に示される２つの折り線
２４ａのうちの右側の折り線はそれぞれ折曲部を構成す
る。

【００１９】図３は、このような構成になる本考案のバ
インダ用ファイルシートを、既存のバインダに綴込んだ
状態を示す斜視図である。すなわち、図からも明らかな
ように、シート本体１２は、綴込片２２がヒンジ等２
０，２４を介して自由に屈折・開閉することができるの
で、バインダから取外すことなく自由に見開き操作する
ことができると共に、バインダに対する挿脱もバインダ
の止め具の如何に拘らず容易に行うことができる。

【００２０】次に、本考案に係る前記ファイルシート自
体（すなわち、前述したシート本体１２部分）につき、
前記図１および図４（図１のＩＩ−ＩＩ線要部断面拡大
図）を参照しながら以下詳細に説明する。

【００２１】シート本体１２に設けた担体３６用の挿着
窪み部１８は、前述したように、シート本体１２の外周
枠１４の内側に縦方向の仕切枠１６と横方向の仕切部４
０とを介して区画されている。

【００２２】ここで、上記横方向の仕切部４０は、本実
施例においては、外周枠１４の一部内面１４ａ（後述す
るように、傾斜面に形成されている：図４参照）と、外
周枠１４および／または仕切枠１６に沿い且つ所定間隔
を離間して（すなわち、担体３６の寸法に対応して）フ
ァイルシート面から切起こし状に形成された前部開口・
後部閉塞の覆片３０から構成される。

【００２３】すなわち、覆片３０は、その開口内側３０
ａが、挿着される担体３６の先導端縁部の両隅角部３６
ａを保持する保持凹部３０ａに、一方その閉塞外壁部３
０ｂ（後述するように、その角部は傾斜面に形成されて
いる：図４参照）が、前記担体３６の前位の（前方に位
置する）挿着された担体の後尾端縁部の両側隅角部３６
ｂを係止するストッパ部３０ｂに形成されている。

【００２４】そして、この窪み部１８には、更に、その
内部に横方向へ形成される突条部２６であって、後述す
るように、挿脱される担体３６を案内すると共に挿着さ
れた担体３６を覆片３０と協働して押上げ状に押圧保持
する突条部２６と、同じく、内部に横方向へ形成される
中間段部２８であって、その上面が挿着された担体３６
を載置保持する中間段部２８とを設ける。

【００２５】なお、覆片３０には、担体３６を押下げ状
に押圧する弾性可撓部３４が、切込み３２を介して形成
されている。また、突条部２６は、覆片３０の保持凹部
３０ａ内における弾性可撓部３４の後方に配置され、中
間段部２８は、窪み部１８内における覆片３０との対向
側に形成され、そしてこれら両者は、その高さを同一に
構成されている。また、横方向仕切部４０を形成する外
周枠１４の一部内面１４ａおよび覆片３０のストッパ部
（閉塞外壁部）３０ｂは、傾斜面に形成されており、突
条部２６の頂面（担体３６に対する接触・案内面）２６
ａは、円弧面に形成されている。

【００２６】このような構成になる本考案のシート本体
に対するフロッピーディスク（担体）の挿脱操作は、次
のようにして行われる。

【００２７】先ず、挿着に際しては、図４に示すよう
に、フロッピーディスク３６を、中間段部２８側から窪
み部１８の底部と覆片３０との間に向け、押下げ状に挿
入する（実線矢印方向）。すると、フロッピーディスク
３６は、突条部２６の円弧状頂面２６ａを乗り越えて案
内され、その先導端縁部の両隅角部３６ａが覆片３０の
保持凹部３０ａ内に係止されると共に、後尾端縁部の両
側隅角部３６ｂが後位の覆片３０の閉塞外壁部（ストッ
パ部）３０ｂ上に係止される位置（鎖線で図示される位
置）に挿着される。しかるに、突条部頂面２６ａと覆片
３０との間隔は、フロッピーディスク３６を収納するの
に必要な最小限の幅に設定されており、また、覆片３０
は弾性可撓部３４を有し、そして突条部２６は、覆片３
０の保持凹部３０ａ内における前記弾性可撓部３４の後
方に配置されている。従って、フロッピーディスク３６
は、その挿着に際しては、前述のように、突条部２６の
円弧状頂面２６ａに案内されることにより、スムーズに
挿着される。また、この挿着されたフロッピーディスク
３６は、その後尾部分を、突条部頂面２６ａを支点とし
て負荷される弾性可撓部３４からの押圧力ｆを介して、
中間段部２８上に押圧載置されることにより、挿着窪み
部１８内に安定且つ確実に保持される。

【００２８】一方、取外しに際しては、フロッピーディ
スク３６を、その先導端縁部３６ａを中間点Ａ（図１を
併せ参照）で押圧Ｆして窪み部１８の底部へ押付けた状
態で、中間段部２８の方向へ押し出す。すると、フロッ
ピーディスク３６は、その後尾端縁部３６ｂを、突条部
頂面２６ａを支点として窪み部１８から覆片ストッパ部
３０ｂ上に持上げられた状態で、且つその先導端縁部３
６ａを、順次、円弧面２６ａおよび傾斜面２８ａ、１４
ａ（または３０ｂ）に案内されながら、窪み部１８から
導出される。すなわち、フロッピーディスク３６は、簡
単且つスムーズに取外される。

【００２９】このように、本考案によれば、フロッピー
ディスクの挿脱および保持が容易且つ確実であると共に
その製作も簡単であるファイルシートであって、しか
も、バインダ内に綴込んだ状態においても見開き操作が
容易なファイルシートを、比較的簡単に提供することが
できる。

【００３０】以上、本考案の好適な実施例について説明
したが、本考案は前記実施例に限定されるものではな
く、本考案の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計変更
が可能である。

【００３１】

【考案の効果】前述した実施例から明らかなように、本
考案に係る情報記録担体用ファイルシートは、方形の外
周枠の内側に設けられ、縦方向を画する仕切枠と横方向
を画する仕切部とによって区画された、情報記録担体が
収納される複数の挿着窪み部を有する情報記録担体用フ
ァイルシート本体を有し、前記情報記録担体用ファイル
シート本体の一側辺に綴込片を接続し、この綴込片の他
側片をバインダの綴具に装着可能に構成すると共に、前
記綴込片に折り線およびヒンジの双方または一方を設け
てなる情報記録担体用ファイルシートにおいて、前記仕
切枠と前記仕切部とが交わる部分に、前記情報記録担体
用ファイルシート本体を切り起こし、前後に形成された
前記挿着窪み部に挿着された情報記録担体の両側隅角部
のそれぞれ一方を係止する覆片を設け、前記挿着窪み部
の内側に、挿着される情報記録担体に対し横方向に突出
延在し、挿脱される情報記録担体を案内すると共に挿着
された情報記録担体を前記覆片と協働して押上げ状に押
圧保持する湾曲状に突出した突条部を設け、さらに前記
挿着窪み部の内側に、前記覆片を設けた仕切部とは反対
側の仕切部に沿って、挿着される情報記録担体に対し横
方向に突出延在し、挿着された情報記録担体を安定に載
置保持する中間段部を設けた構成としたことにより、情
報記録担体の挿脱および保持性が容易かつ確実となると
共に、その製作も簡便かつ安価に行うことができる。ま
た、本考案の情報記録担体用ファイルシートは、バイン
ダ内に綴込まれた状態においても、容易に見開き操作が
できる等の利点を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る情報記録担体用ファイルシートの
一実施例を示す平面図である。

【図２】本考案に係る情報記録担体用ファイルシートの
綴込部の変更例を示すものであり、（ａ）は、合成樹脂
シートに形成された折り線からなるヒンジ部を備える綴
込部の要部平面図、（ｂ）は合成樹脂板から形成された
複数のヒンジを接続してなる綴込部の要部平面図であ
る。

【図３】本考案に係る情報記録担体用ファイルシートを
バインダに綴じて使用した場合の使用状態を示す斜視図
である。

【図４】図１に示す実施例のＩＩ−ＩＩ線要部拡大断面
図である。

【符号の説明】

１２ 情報記録担体用ファイルシート本体 １４ 外周枠 １４ａ 外周枠傾斜面 １６ 仕切枠 １８ 窪み部 ２０ 結合部材 ２２、２２ａ、２２ｂ 綴込片 ２４ 折り線 ２６ 突条部 ２６ａ 円弧面 ２８ 中間段部 ２８ａ 中間段部傾斜面 ３０ 覆片 ３０ａ 開口内側（保持凹部） ３０ｂ 閉塞外壁部（ストッパ部） ３２ 切込み ３４ 可撓部 ３６ フロッピーディスク（情報記録担体） ３６ａ 先導端縁部（の隅角部） ３６ｂ 後尾端縁部（の隅角部） ４０ 仕切部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−43434（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−160283（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭47−13029（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−16183（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−59676（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−13100（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−156984（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−54577（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−116936（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭54−23611（ＪＰ，Ｂ１) 実公 昭49−31541（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.⁶，ＤＢ名) B42F 5/00 B42D 1/08 B65D 85/57 G03B 27/58 G11B 33/02 503

Claims (2)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 方形の外周枠（１４）の内側に設けら
   れ、縦方向を画する仕切枠（１６）と横方向を画する仕
   切部（４０）とによって区画された、情報記録担体（３
   ６）が収納される複数の挿着窪み部（１８）を有する情
   報記録担体用ファイルシート本体（１２）を有し、前記
   情報記録担体用ファイルシート本体（１２）の一側辺に
   綴込片（２２）を接続し、この綴込片の他側片をバイン
   ダの綴具に装着可能に構成すると共に、前記綴込片に折
   り線およびヒンジの双方または一方を設けてなる情報記
   録担体用ファイルシートにおいて、 前記仕切枠（１６）と前記仕切部（４０）とが交わる部
   分に、前記情報記録担体用ファイルシート本体（１２）
   を切り起こし、前後に形成された前記挿着窪み部（１
   ８）に挿着された情報記録担体（３６）の両側隅角部
   （３６ａ、３６ｂ）のそれぞれ一方を係止する覆片（３
   ０）を設け、 前記挿着窪み部（１８）の内側に、挿着される情報記録
   担体（３６）に対し横方向に突出延在し、挿脱される情
   報記録担体（３６）を案内すると共に挿着された情報記
   録担体を前記覆片（３０）と協働して押上げ状に押圧保
   持する湾曲状に突出した突条部（２６）を設け、さらに 前記挿着窪み部（１８）の内側に、前記覆片（３
   ０）を設けた仕切部（４０）とは反対側の仕切部（４
   ０）に沿って、挿着される情報記録担体（３６）に対し
   横方向に突出延在し、挿着された情報記録担体（３６）
   を安定に載置保持する中間段部（２８）を設けたことを
   特徴とする情報記録担体用ファイルシート。
2. 【請求項２】 前記覆片（３０）は、情報記録担体（３
   ６）の挿脱側端部に切込み（３２）を設けて、挿脱され
   る情報記録担体（３６）を押圧する弾性可撓部（３４）
   を形成してなる請求項１記載の情報記録担体用ファイル
   シート。