JP3035097B2 - 液体燃料バーナ装置 - Google Patents

液体燃料バーナ装置

Info

Publication number
JP3035097B2
JP3035097B2 JP4288794A JP28879492A JP3035097B2 JP 3035097 B2 JP3035097 B2 JP 3035097B2 JP 4288794 A JP4288794 A JP 4288794A JP 28879492 A JP28879492 A JP 28879492A JP 3035097 B2 JP3035097 B2 JP 3035097B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burner gun
burner
purge
spray
liquid fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4288794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06137554A (ja
Inventor
君代 徳田
昭夫 開
正治 大栗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP4288794A priority Critical patent/JP3035097B2/ja
Publication of JPH06137554A publication Critical patent/JPH06137554A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3035097B2 publication Critical patent/JP3035097B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Spray-Type Burners (AREA)
  • Nozzles For Spraying Of Liquid Fuel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラ、化学工業炉そ
の他の燃焼炉に適用される液体燃料用バーナ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は本発明の前提となる従来の液体燃
料バーナ装置の一例を示す全体配置図、図4はバーナガ
ン使用時の縦断面図、図5はバーナガン不使用時の拡大
縦断面図である。これらの図において、(01)は炉本
体、(02)はエアレジスタ、(03)は1次空気ノズ
ル、(04)は2次空気ノズル、(05)はバーナガ
ン、(06)はバーナガン用ガイドパイプ、(07)は
液体燃料供給管、(08)は噴霧蒸気供給本管、(0
9)は燃料霧化用噴霧蒸気供給管、(10)はパージ用
噴霧蒸気供給管、(11)は燃焼用空気配管、(12)
は液体燃料、(13)は噴霧蒸気、(14)は燃料霧化
用噴霧蒸気、(15)はパージ用噴霧蒸気、(16)は
燃焼用空気、(17)は1次空気、(18)は2次空
気、(19)は炉内、(20)は火炎、(21)はアト
マイザ、(22)は外管、(23)は内管、(24)は
バーナガン入口燃料弁、(25)バーナガン入口噴霧蒸
気弁、(26)はバーナガン入口パージ用弁、(27)
はシールエア、(28)はバーナガン自動抜差装置をそ
れぞれ示す。
【0003】このような従来の液体燃料バーナの着火操
作は、例えば次の手順によって行なう。 1) 図示されてない通風装置から送り込まれて来た燃
焼用空気(16)は燃焼用空気配管(11)を経てエア
レジスタ(02)へ送り込まれる。 2) エアレジスタ(02)は複数のコンパートメント
からなり、各コンパートメントには1次空気ノズル(0
3)、2次空気ノズル(04)およびバーナガン(0
5)が装着されている。 3) 1次空気ノズル(03)の中心部には、エアレジ
スタ(02)の前面板を貫通してバーナガン用ガイドパ
イプ(06)が設けられ、バーナガン(05)を挿入装
着する。
【0004】4) 図示されてない液体燃料(12)供
給装置から圧送されて来た液体燃料(12)は、液体燃
料供給管(07)を経由してバーナガン入口燃料弁(2
4)まで送り込まれる。 5) 図示されてない噴霧蒸気(13)供給装置から噴
霧蒸気供給本管(08)を経由して圧送されて来た噴霧
蒸気(13)は、燃料霧化用噴霧蒸気供給管(09)か
ら、燃料霧化用噴霧蒸気(14)としてバーナガン入口
噴霧蒸気弁(25)まで送り込まれる。 6) エアレジスタ(02)へ送り込まれて来た燃焼用
空気(16)は、エアレジスタ(02)内で、1次空気
(17)と2次空気(18)に分流され、1次空気(1
7)は1次空気ノズル(03)から、2次空気(18)
は2次空気ノズル(04)から、それぞれ炉内(19)
へ吹き込まれる。
【0005】7) 次いで各1次空気ノズル(03)の
横に設けられた図示されてない点火トーチに通電し、点
火トーチ用燃料を炉内(19)へ噴射、着火して点火ト
ーチ炎を形成させる。 8) バーナガン入口噴霧蒸気弁(25)を開いて、燃
料霧化用噴霧蒸気(14)をアトマイザ(21)から炉
内(19)へ噴射する。 9) バーナガン入口燃料弁(24)を開いて液体燃料
(12)をアトマイザ(21)へ送り込み、燃料霧化用
噴霧蒸気(14)と混合してアトマイザ(21)から噴
出させる。液体燃料(12)は、アトマイザ(21)か
ら噴出する際に生じる燃料霧化用噴霧蒸気(14)の膨
脹力によって霧化し、炉内(19)へ吹き込まれる。 10) 炉内(19)へ吹き込まれた液体燃料(12)
の噴霧粒子は、図示されてない点火トーチ炎によって着
火し、火炎(20)を形成、1次空気(17)および2
次空気(18)の含有酸素を消費しながら燃焼を継続す
る。
【0006】11) 図3に示されるように複数のバー
ナガン(05)が装備されている場合は、次いで2番目
のバーナに着火させるために再度上記7)項へ戻り1
0)項までの操作を繰返す。 12) 全バーナガン(05)が火炎(20)を形成
し、それが安定すれば、図示されてない点火トーチ炎を
消火する。 13) なお燃焼継続中は、バーナガン(05)とバー
ナガン用ガイトパイプ(06)間に図示されてない送風
装置から送り込まれて来る常温のシールエア(27)が
常時圧送され、炉内(19)から高温の燃焼ガスが侵入
するのを防止している。 以上が従来のものの着火操作例である。
【0007】次に消火操作手順の一例を述べる。図3に
示されるように複数のバーナガン(05)が装備されて
る場合は、着火操作と同様に1本づつ順次消火してい
く。 1) まず1番目に消火するバーナガン(05)の図示
されてない点火トーチを着火し、点火トーチ炎を形成す
る。 2) バーナガン入口燃料弁(24)を全閉する。そう
すると火炎(20)が消火する。
【0008】3) バーナガン入口パージ用弁(26)
を開く。そうすると、バーナガン入口燃料弁(24)か
らアトマイザ(21)までに滞留していた液体燃料(1
2)が、パージ用噴霧蒸気(15)によって圧送されア
トマイザ(21)から炉内(19)へ噴射されて、図示
されてない点火トーチ炎によって着火、燃焼する。 4) バーナガン入口パージ用弁(26)の開放時間す
なわちパージ時間は、各ボイラあるいは燃焼炉により、
パージ状況、炉本体(01)への影響、経済性等を配慮
して、一般に必要最小限に定められ、しかも自動化され
ている場合が多い。
【0009】5) 一定のパージ時間が経過すると同時
に、バーナガン入口パージ用弁(26)が全閉、パージ
用噴霧蒸気(15)の通気が停止する。引続いてバーナ
ガン入口噴霧蒸気弁(25)が全閉して燃料霧化用噴霧
蒸気(14)が停止するが、そのままの状態では、炉内
(19)からの輻射熱によってバーナガン(05)先端
に取付けられているアトマイザ(21)が焼損する。そ
こで、バーナガン入口噴霧蒸気弁(25)の全閉動作と
ほぼ同時に、バーナガン(05)がバーナガン自動抜差
装置(28)により、図5に示されるように、バーナガ
ン用ガイドパイプ(06)内へ自動的に約 500 mm 引き
抜かれ、酢内(19)からの輻射熱による過熱を防止す
る。常温のシールエア(27)はそのまま吹き込み続け
られる。 6) 図示されてない点火トーチ炎を消火する。 以上で1番目のバーナガン(05)の消火操作が終了、
続いて2番目のバーナガン(06)の消火操作に移る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の液体燃料用バー
ナ装置は、消火後のバーナガン入口燃料弁(24)から
バーナガン(05)先端のアトマイザ(21)までに残
存している液体燃料をパージ用噴霧蒸気(15)によっ
てパージした場合、完全にはパージできず、液体燃料が
残存することがある。そのため従来は、消火・パージ終
了後、全てのバーナガン(05)を人手によってエアレ
ジスタ(02)から引抜き、バーナガン(05)からア
トマイザ(21)を取外して、バーナガン(05)とア
トマイザ(21)を完全清掃していた。そして次回の着
火直前に、このバーナガン(05)をエアレジスタ(0
2)へ再装着していた。
【0011】しかし最近では、着火、消火の頻度が多い
ことと人手不足のために、消火・パージ後のバーナガン
(05)をエアレジスタ(02)に装着したまま休止
し、再度使用する場合はそのまま着火操作に入ることも
あった。このように残存液体燃料(以下、残油と記す)
をそのまま放置してバーナガン(05)をエアレジスタ
(02)に装着しておくと、バーナガン(05)内の残
油が熱分解して軽質分のみが蒸発し、重質分はバーナガ
ン(05)先端のアトマイザ(21)噴孔から拡散侵入
して来る空気によって酸化され、コークス化してアトマ
イザ(21)噴孔あるいはバーナガン(05)自体を閉
塞するという問題が生じていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の課
題を解決するために、液体燃料を噴霧蒸気により霧化し
てノズルから炉内に噴射し燃焼させるとともに不使用時
にはガイドパイプ内を後部の所定位置まで引抜かれるバ
ーナガンと、上記噴霧蒸気を遮断弁を介して上記液体燃
料の通路に導入する管路と、上記所定位置における上記
ノズルの近傍の上記ガイドパイプ側壁に設けられたスラ
イドダンパ付きの蒸気放出口と、上記遮断弁および上記
スライドダンパを上記バーナガンが上記所定位置に達し
た時に開き上記所定位置を離れた時に閉じる制御装置と
を備えたことを特徴とする液体燃料バーナ装置を提案す
るものである。
【0013】
【作用】本発明においては、バーナガンを消火して残油
をパージしガイドパイプ内後部の所定位置まで引抜いた
後も、少量のパージ用噴霧蒸気を遮断弁を介して液体燃
料通路に通気するので、バーナガン先端のアトマイザ噴
孔から空気が拡散侵入して来ることはない。したがっ
て、パージしきれなかったバーナガン内の少量の残油
が、酸化されて固形化しバーナガン噴孔を閉塞する恐れ
はない。
【0014】また、バーナガンがガイドパイプ後部の所
定位置に達すると、スライドダンパが制御装置により自
動的に作動して、ガイドパイプに設けられた蒸気放出口
が開くので、バーナガン不使用時の小量のパージ用噴霧
蒸気はその蒸気放出口からガイドパイプ外に放出され、
ガイドパイプ内にドレンが溜る心配もない。この蒸気放
出口は、バーナガンが上記所定位置を離れると、制御装
置により自動的に閉じられる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例におけるバーナガン
使用時の縦断面図、図2は同じくバーナガン不使用時の
拡大縦断面図である。これらの図において、前記図3な
いし図5により説明した従来のものと同様の部分につい
ては、冗長になるのを避けるため、同一の符号を付けて
詳しい説明を省く。
【0016】図1および図2で新たに描き加えられた部
材として、(101)はスライドダンパ、(102)は
休止用噴霧蒸気放出孔、(103)はスライドダンパ操
作桿、(104)は休止時パージ用弁、(105)はパ
ージ用噴霧蒸気流量調整体、(106)は休止時パージ
用噴霧蒸気供給管をそれぞれ示す。
【0017】本実施例においては、バーナガン(05)
内およびアトマイザ(21)内で残油がコークス化する
のを防止するため、パージ終了後も少量のパージ用噴霧
蒸気(15)を燃料霧化用噴霧蒸気供給管(09)とパ
ージ用噴霧蒸気供給管(10)からバーナガン(05)
へ通気し、常時噴射してバーナガン(05)先端のアト
マイザ(21)噴孔から空気が拡散侵入しないようにす
る。そのためにバーナガン入口パージ用弁(26)入口
のパージ用噴霧蒸気供給管(10)から分岐する休止時
パージ用弁(遮断弁)(104)を設け、更にその後流
にパージ用噴霧蒸気流量調整体(105)を設けるとと
もに、その出口側を分流して休止時パージ用噴霧蒸気供
給管(106)を配管し、バーナガン入口の噴霧蒸気弁
(25)とパージ用弁(26)の出口部に接続した。休
止時パージ用弁(104)は、バーナガン(05)がバ
ーナガン自動抜差装置(28)により引き抜かれて所定
位置に達した時に、開き始め、所定位置から離れた時に
全閉するように、図示されてない自動制御システムによ
って制御される。
【0018】パージ用噴霧蒸気(15)は、バーナガン
用ガイドパイプ(06)内に噴射されて壁面に衝突する
と、ドレン化する。そのドレンがバーナガン用ガイドパ
イプ(06)の先端側に溜ると、燃焼ガス中に含有され
た三酸化硫黄ガス(SO3 )と反応して硫酸腐食を生じ
る恐れがある。その対策として本実施例では、休止中の
バーナガン(05)先端のアトマイザ(21)から噴射
されるパージ用噴霧蒸気(15)が衝突するバーナガン
用ガイドパイプ(06)の壁面に、休止用噴霧蒸気放出
孔(102)を設け、噴射されたパージ用噴霧蒸気(1
5)がバーナガン用ガイドパイプ(06)内でドレン化
して溜ることがないようにした。この休止用噴霧蒸気放
出孔(102)には、バーナガン(05)使用中にシー
ルエア(27)がバーナガン用ガイドパイプ(06)外
へ漏洩しないよう、スライドダンパ(101)を設け
る。
【0019】このスライドダンパ(101)は、バーナ
ガン自動抜差装置(28)に連結され、消火・パージ後
にバーナガン(05)と連動して作動する。そして、バ
ーナガン(05)使用中は休止用噴霧蒸気放出孔(10
2)を全閉して、シールエア(27)の漏洩を防止す
る。またバーナガン(05)休止中は休止用噴霧蒸気放
出孔(102)を開孔して、アトマイザ(21)から噴
射されたパージ用噴霧蒸気(15)の殆んどをバーナガ
ン用ガイドパイプ(06)外へ放出させ、ドレンの滞留
を防止する。
【0020】本実施例における消火時の操作手順は次の
とおりである。 1) 図示されてない点火トーチを着火して点火トーチ
炎を形成する。 2) バーナガン入口燃料弁(24)を全閉する。炉内
(19)で燃焼中の火炎(20)が消火する。 3) バーナガン入口パージ用弁(26)を開く(パー
ジ開始)。バーナガン入口燃料弁(24)からアトマイ
ザ(21)までに滞留していた液体燃料(12)が、パ
ージ用噴霧蒸気(15)によって圧送されアトマイザ
(21)から炉内(19)へ噴射されて、図示されてな
い点火トーチ炎によって着火、燃焼する。
【0021】4) 一定のパージ時間が経過すると、バ
ーナガン入口パージ用弁(26)が全閉してパージ用噴
霧蒸気(15)の通気が停止する。引続いてバーナガン
入口噴霧蒸気弁(25)が全閉して燃料霧化用噴霧蒸気
(14)が停止するが、バーナガン入口噴霧蒸気弁(2
5)の全閉動作とほぼ同時に、バーナガン(05)がバ
ーナガン自動抜差装置(28)によりバーナガン用ガイ
ドパイプ(06)内へ自動的に約 500 mm 引抜かれる。
また同時に、バーナガン自動抜差装置(28)にスライ
ドダンパ操作桿(103)によって連結されたスライド
ダンパ(101)が作動して、休止用噴霧蒸気放出孔
(102)が開放される。
【0022】5) バーナガン(05)がバーナガン自
動抜差装置(28)によって引抜かれ所定位置に達する
と、パージ用噴霧蒸気供給管(10)のバーナガン入口
パージ用弁(26)の入口部から分岐するパージ用噴霧
蒸気供給管(10)に設けられた休止時パージ用弁(1
04)が開き始める。 6) 休止時パージ用弁(104)の後流に設けられた
パージ用噴霧蒸気流量調整体(105)が、バーナガン
(05)休止時のパージ用噴霧蒸気(15)流量を常に
一定に調整する。
【0023】7) 休止時パージ用弁(104)が開く
と、パージ用噴霧蒸気(15)が、パージ用噴霧蒸気流
量調整体(105)から休止時パージ用噴霧蒸気供給管
(106)を経て、燃料霧化用噴霧蒸気供給管(09)
とパージ用噴霧蒸気供給管(10)からバーナガン(0
5)へ圧送され、アトマイザ(21)噴孔からバーナガ
ン用ガイドパイプ(06)内へ噴射される。 8) 噴射されたパージ用噴霧蒸気(15)は、休止用
噴霧蒸気放出孔(102)からバーナガン用ガイドパイ
プ(06)の外側へ排出される。したがって、バーナガ
ン用ガイドパイプ(06)内にドレンが滞留することは
なく、バーナガン用ガイドパイプ(06)が硫酸腐食を
受ける心配はない。
【0024】9) 休止時パージ用弁(104)は、上
記のとおりバーナガン(05)が所定位置まで引き抜か
れた時から開き始めるが、逆に所定位置からバーナガン
(05)が離れた時に全閉するよう、図示されてないシ
ーケンスが組まれている。
【0025】
【発明の効果】本発明においては、不使用中のバーナガ
ンからパージ用噴霧蒸気を噴射しても、バーナガン用ガ
イドパイプ内にドレンが滞留しないから、バーナガンの
消火・パージ終了後も常時パージ用噴霧蒸気を噴射しつ
づけることができる。その結果、アトマイザ噴孔からバ
ーナガン内へ空気が拡散侵入することが防止され、バー
ナガン内およびアトマイザ内の残油がコークス化しなく
なる。したがって、消火・パージ終了後の人手によるバ
ーナガンの解放清掃が不要となり、バーナガンは消火・
パージ終了後もエアレジスタに装着したままで再使用の
時まで休止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例におけるバーナガン使
用時の縦断面図である。
【図2】図2は同じくバーナガン不使用時の拡大縦断面
図である。
【図3】図3は従来の液体燃料バーナ装置の一例を示す
全体配置図である。
【図4】図4は上記従来の液体燃料バーナ装置における
バーナガン使用時の縦断面図である。
【図5】図5は同じくバーナガン不使用時の拡大縦断面
図である。
【符号の説明】
(01) 炉本体 (02) エアレジスタ (03) 1次空気ノズル (04) 2次空気ノズル (05) バーナガン (06) バーナガン用ガイドパイプ (07) 液体燃料供給管 (08) 噴霧蒸気供給本管 (09) 燃料霧化用噴霧蒸気供給管 (10) パージ用噴霧蒸気供給管 (11) 燃焼用空気配管 (12) 液体燃料 (13) 噴霧蒸気 (14) 燃料霧化用噴霧蒸気 (15) パージ用噴霧蒸気 (16) 燃焼用空気 (17) 1次空気 (18) 2次空気 (19) 炉内 (20) 火炎 (21) アトマイザ (22) 外管 (23) 内管 (24) バーナガン入口燃料弁 (25) バーナガン入口噴霧蒸気弁 (26) バーナガン入口パージ用弁 (27) シールエア (28) バーナガン自動抜差装置 (101) スライドダンパ (102) 休止用噴霧蒸気放出孔 (103) スライドダンパ操作桿 (104) 休止時パージ用弁(遮断弁) (105) パージ用噴霧蒸気流量調整体 (106) 休止時パージ用噴霧蒸気供給管
フロントページの続き (72)発明者 大栗 正治 長崎市深堀町5丁目717番地1 長菱エ ンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−194126(JP,A) 特開 平1−193514(JP,A) 特開 平6−137521(JP,A) 実開 昭61−18310(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23D 11/10 F23D 11/18 - 11/20 F23D 11/38 F23N 1/00 105 F23N 5/24 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体燃料を噴霧蒸気により霧化してノズ
    ルから炉内に噴射し燃焼させるとともに不使用時にはガ
    イドパイプ内を後部の所定位置まで引抜かれるバーナガ
    ンと、上記噴霧蒸気を遮断弁を介して上記液体燃料の通
    路に導入する管路と、上記所定位置における上記ノズル
    の近傍の上記ガイドパイプ側壁に設けられたスライドダ
    ンパ付きの蒸気放出口と、上記遮断弁および上記スライ
    ドダンパを上記バーナガンが上記所定位置に達した時に
    開き上記所定位置を離れた時に閉じる制御装置とを備え
    たことを特徴とする液体燃料バーナ装置。
JP4288794A 1992-10-27 1992-10-27 液体燃料バーナ装置 Expired - Fee Related JP3035097B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4288794A JP3035097B2 (ja) 1992-10-27 1992-10-27 液体燃料バーナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4288794A JP3035097B2 (ja) 1992-10-27 1992-10-27 液体燃料バーナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06137554A JPH06137554A (ja) 1994-05-17
JP3035097B2 true JP3035097B2 (ja) 2000-04-17

Family

ID=17734818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4288794A Expired - Fee Related JP3035097B2 (ja) 1992-10-27 1992-10-27 液体燃料バーナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3035097B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013160470A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Babcock Hitachi Kk 噴霧ノズル及び噴霧ノズルを備えた燃焼装置
CN113546935B (zh) * 2021-08-18 2024-05-31 广东瀚宇新能源装备有限公司 一种甲醇热风炉炉膛未燃甲醇清扫结构

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06137554A (ja) 1994-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106594716A (zh) 一种烟风预混管束自冷却低氮燃烧装置及其燃烧方法
JP3035097B2 (ja) 液体燃料バーナ装置
TWI712762B (zh) 燃燒器裝置及加熱處理設備
CN110056869A (zh) 一种燃烧器
TWI811556B (zh) 液體燃料燃燒裝置
JP3172520B1 (ja) 燃料油と水のエマルジョン燃料の燃焼方法と燃焼装置
KR100921700B1 (ko) 액체연료의 기화 연소가 가능한 버너
JP3846998B2 (ja) 燃料油と水の混合燃焼装置
JPH06323512A (ja) バーナガンのパージ方法
JPH05248614A (ja) スラリー燃料用バーナの点消火方法
JP2013204940A (ja) ボイラシステム
JPH01193514A (ja) スラリ燃焼装置におけるスラリバーナの点火消火方法
JPS61128023A (ja) バ−ナ装置の残油燃焼方法
KR0143379B1 (ko) 기름연소 버너의 퍼지 매체 공급시스템
JP3322815B2 (ja) 廃液混焼ボイラ
JP2002061807A (ja) 液体燃料の燃焼装置及び燃焼方法
KR100928091B1 (ko) 유증기 버너
JP3519877B2 (ja) 蒸気アトマイズ型バーナ装置
KR100224018B1 (ko) 석유연소기의 냄새발생 방지장치
JP2589208Y2 (ja) 高圧噴霧燃焼装置用バーナ
JP2024043915A (ja) 燃焼装置の運転停止方法
JP3154700B1 (ja) 油焚きバーナ
JPH04283302A (ja) 微粉炭燃焼法およびその装置
RU2206824C2 (ru) Топка
KR20030080606A (ko) 고온 수증기 분해 연소기를 이용하는 연료유의 연소장치

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000118

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees