JP3034912U - 避難具機能具備の旅行鞄 - Google Patents

避難具機能具備の旅行鞄

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JP3034912U
JP3034912U JP1996009602U JP960296U JP3034912U JP 3034912 U JP3034912 U JP 3034912U JP 1996009602 U JP1996009602 U JP 1996009602U JP 960296 U JP960296 U JP 960296U JP 3034912 U JP3034912 U JP 3034912U
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文忠 王
旻龍 莊
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文忠 王
旻龍 莊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 避難具機能具備の旅行鞄の提供。 【解決手段】 緊急時に、該旅行鞄1を解いて一直線の
避難索体11となし、避難索体11の一端のスナップリ
ング112を建築物の適当な支架に固定して避難索体1
1を高層より地面に向けて垂らし、同時に上蓋12の内
ポケット121より速度制御部材2を取り出し、該速度
制御部材2に避難索体11を通して止め付け、ショルダ
ーバンド14を避難者の両脇下に通し、さらにショルダ
ーバンド14の両端の固定用リング141を速度制御部
材2底端のスナップリング部24に止め、避難者をその
体重により安定して速度制御部材2と避難索体11に吊
懸け、さらに避難者が、速度制御部材2の制御ハンドル
22を握持し、随時該制御ハンドル22を上下に引き動
かして身体の下降速度を調整することを以て、身体を安
定させ、ゆっくりと地上に降下できることを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の避難用具としての機能を兼ね備えた旅行鞄に関し、緊急時に、 有効で迅速な避難用具を提供でき、火災に遇った人が避難設備不足の状況にある 時にも、自力で脱出できるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、高層ビル火災が多発しており、高層になるほど死傷者の数は多い。その 理由は、防火設備、避難設備の不足だけでなく、一旦火災が発生すると、パニッ クに陥った人々が即刻避難したく思っても、現場の救助作業が捗らなかったり、 防火設備が有効に、迅速に火勢を抑えることができなかったりし、特に空気調和 設備の整ったビルでは手の施しようがないために、煙に巻かれて倒れ、そのまま 焼け死んでしまう人や、或いは高層より飛び下りて死亡する人が多いためである 。このような悲惨な状況が繰り返される中、簡単で、有効な避難、救命方式が求 められており、特に旅行者は、随時自分の身の安全について留意する必要がある 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、平常は通常の旅行鞄として使用でき、且つ緊急時には簡単な防火避 難設備として利用でき、火災現場より罹災者が自力で脱出するのに使用され、自 分の生命の安全を確保できるようにする、一種の、避難具機能具備の旅行鞄を提 供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、スライドファスナー、スナップリング、固定用バンド、上 蓋、内ポケット、下蓋、ショルダーバンド、固定用リング、調整部材及び速度制 御部材を備えた避難具機能具備の旅行鞄であって、 該旅行鞄は、一条の、適当な長さ、幅を有し、両側にいずれもスライドファス ナーのチェーン111を備えた避難索体11が、該チェーン111が逐一閉じ合 わせられることを以て、円筒形に巻かれ、該避難索体11の内側面の両端近くの 適当な位置にそれぞれスナップリング112が設けられ、円筒形とした旅行鞄1 の一側の上下両端に固定用バンド113が設けられ、二つの固定用バンド113 が一つのショルダーバンド14両端の固定用リング141と止め合わせられ得て 、以てショルダーバンド14と旅行鞄1が一体とされ、ショルダーバンド14の 適当な位置に一つの調整部材142が設けられ、随時ショルダーバンド14が必 要な長さに調整できるものとされ、円筒形の旅行鞄1の上方及び下方にそれぞれ スライドファスナーで上蓋12と下蓋13が組付けられ、旅行鞄1の開閉自在な 取り出しないし置き入れ口が形成され、上蓋12の内側に一つの内ポケット12 1が設けられ、該内ポケット121に一つの速度制御部材2が収容されてなり、 緊急時に避難者が、該旅行鞄1を解いて一直線の避難索体11となし、避難索 体11の一端のスナップリング112を建築物の適当な支架に固定して避難索体 11を高層より地面に向けて垂らし、同時に上蓋12の内ポケット121より速 度制御部材2を取り出し、該速度制御部材2に避難索体11を通して止め付け、 ショルダーバンド14を避難者の両脇下に通し、さらにショルダーバンド14の 両端の固定用リング141を速度制御部材2底端のスナップリング部24に止め 、避難者をその体重により安定して速度制御部材2と避難索体11に吊懸け、さ らに避難者が、速度制御部材2の制御ハンドル22を握持し、随時該制御ハンド ル22を上下に引き動かして身体の下降速度を調整することを以て、身体を安定 させ、ゆっくりと地上に降下できることを特徴とする、避難具機能具備の旅行鞄 としている。
【0005】 請求項2の考案は、請求項1に記載の避難具機能具備の旅行鞄で、その中、速 度制御部材2は、一つのU形の柱状体とされ、且つその両端には一つのケース2 3がねじ付けられており、速度制御部材2の中央に狭い開口を有する凹部21が 設けられ、該凹部21の凹面に避難索体11がその上をスライドできるスライド 面が形成され、該スライド面の両側に、比較的深いチェーン滑り溝211が形成 され、凹部21内には偏心軸221を備えた一つの動作調整ロッド222が設け られ、該動作調整ロッド222の偏心軸221は速度制御部材2の二つのケース 23に嵌合され、動作調整ロッド222が該偏心軸221の回りで、不等径の偏 心回転を行うものとされ、動作調整ロッド222の直径は、凹部21の開口より 大きく設けられ、このため、凹部21より脱出しないものとされ、動作調整ロッ ド222の表面にもチェーン滑り溝211が形成され、さらに、偏心軸221の 両端の二つのケース23より伸出する部分に、共同で一つの制御ハンドル22が 設けられ、該制御ハンドル22の引き動かしにより、動作調整ロッド222が駆 動され凹部21内或いは外に向かって回転させられ、動作調整ロッド222が凹 部21の開口に係止されるか或いは該開口を離脱することを以て下降速度制御が なされ、避難索体11の両側の比較的厚いスライドファスナーのチェーン111 が速度制御部材2と動作調整ロッド222のチェーン滑り溝211内に収容され て、避難索体11の滑動或いは係止動作に影響を与えないものとされ、速度制御 部材2の底部に一体に設けられたスナップリング部24にショルダーバンド14 の固定用リング141が組付け可能とされたことを特徴とする、避難具機能具備 の旅行鞄としている。
【0006】 請求項3の考案は、請求項1に記載の避難具機能具備の旅行鞄で、その中、旅 行鞄3は、スライドファスナーのチェーン311を有する避難索体31を二回巻 いて一つの横式の三角柱状としたものとされ、該旅行鞄3の両端にそれぞれスラ イドファスナーで一つの側蓋32が組付けられ、以て旅行鞄3のおおよその外形 が維持され、スナップリング312が該旅行鞄3の両端部において二層の避難索 体31の間に挟み設けられ、ショルダーバンド33が側蓋32外面の固定用バン ド321に組付け可能とされたことを特徴とする、避難具機能具備の旅行鞄とし ている。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1に示されるように、本考案の旅行鞄1は、一条の、適当な長さ、幅を有し 、両側にいずれもスライドファスナーのチェーン111を備えた避難索体11を 、該チェーン111を逐一閉じ合わせられることを以て、円筒形に巻いてなり、 該避難索体11の内側面の両端近くの適当な位置にはそれぞれスナップリング1 12が設けられ、且つ巻かれて円筒形とされた旅行鞄1の一側の上下両端には固 定用バンド113が設けられ、二つの固定用バンド113は一つのショルダーバ ンド14両端の固定用リング141と止め合わせられ得で、以てショルダーバン ド14と旅行鞄1が一体とされ、ショルダーバンド14の適当な位置には一つの 調整部材142が設けられ、随時ショルダーバンド14が必要な長さに調整でき るものとしてある。また、円筒形の旅行鞄1の上方及び下方にはそれぞれスライ ドファスナーで上蓋12と下蓋13が組付けられ、旅行鞄1の開閉自在な取り出 しないし置き入れ口を形成している。上蓋12の内側には一つの内ポケット12 1が設けられ、該内ポケット121に一つの速度制御部材2が収容される。
【0008】 さらに、図2に示されるように、速度制御部材2は一つのU形の柱状体とされ 、且つその両端には一つのケース23がねじ付けられており、速度制御部材2の 中央に狭い開口を有する凹部21が設けられ、該凹部21の凹面に避難索体11 がその上をスライドできるスライド面が形成され、該スライド面の両側に、比較 的深いチェーン滑り溝211が形成され、該チェーン滑り溝211を避難索体1 1の両側の、比較的厚いスライドファスナーのチェーン111がスライドして通 過可能とされ、避難索体11のスライド或いは係止の滑らかさに影響を与えない ようにしてある。また、凹部21内には偏心軸221を備えた一つの動作調整ロ ッド222が設けられ、該動作調整ロッド222の偏心軸221は速度制御部材 2の二つのケース23に嵌合され、動作調整ロッド222が該偏心軸221の回 りで、不等径の偏心回転を行うものとされ、また、動作調整ロッド222の直径 は、凹部21の開口より大きく設けられ、このため、凹部21より脱出しないも のとされ、動作調整ロッド222の表面にもチェーン滑り溝211が形成され、 さらに、偏心軸221の両端の二つのケース23より伸出する部分に、共同で一 つの制御ハンドル22が設けられ、該制御ハンドル22の引き動かしにより、動 作調整ロッド222を駆動して凹部21内或いは外に向かって回転させて、制御 目的を達成することができる。速度制御部材2の底部には一体に、スナップリン グ部24が設けられ、ショルダーバンド14の固定用リング141をその上に組 付けることができる。
【0009】 図1、3、4、5に示されるように、本考案を火災時の避難用具として使用す る時には、まず、ショルダーバンド14と上蓋12、下蓋13を取り外し、さら にスライドファスナーのチェーン111を引き開き、旅行鞄1を解き開いて一直 線の避難索体11となし、並びに避難索体11の一端のスナップリング112を 建築物の適当な支架に固定して避難索体11を高層より地面に向けて垂らす。別 に、上蓋12の内ポケット121より速度制御部材2を取り出し、一方で該速度 制御部材2に避難索体11を通して止め付け、もう一方でショルダーバンド14 を両脇下に通し、さらにショルダーバンド14の両端の固定用リング141を速 度制御部材2底端のスナップリング部24に止め、避難者をしっかりと速度制御 部材2と避難索体11上に懸吊らせる。このとき、避難者は、速度制御部材2の 制御ハンドル22を握持し、随時、身体の下降速度を調整でき、以て身体を安定 させ、ゆっくりと地上に降下することができる。そして避難索体11を引き起こ して速度制御部材2を回収するか、或いは一人一人が速度制御部材2を準備して おけば、複数の人が一つの避難索体11を運用して避難することができる。
【0010】 速度制御部材2を避難索体11に固定する時には、まず、避難索体11を速度 制御部材2の凹部21に穿入させ、動作調整ロッド222の回りに掛けた後、さ らに凹部21より伸出させる。そして避難者がショルダーバンド14を利用して 自分の体重を速度制御部材2に掛ける時、下に引く力が発生し、避難索体11が 動作調整ロッド222を引き動かして凹部21の外へと回転させ、該動作調整ロ ッド222が凹部21の開口部分で止められる。避難索体11はこの時、速度制 御部材2と動作調整ロッド222の間に挟み付けられるため、速度制御部材2と 避難者は、避難索体11の任意の部分で停止できる。この時、制御ハンドル22 を下に引けば、動作調整ロッド222を相対して内向きに回転させられ、この回 転は不等径の偏心回転であるため、速度制御部材2の凹部21の凹面及び動作調 整ロッド222の周囲の面の間に十分な間隙が発生して避難索体11がスライド 可能とされ、さらに人体の重量の影響により、避難者は迅速に避難索体11を下 向きに滑らせることができる。避難索体11が速度制御部材2内部を滑動する時 、それに伴い発生する摩擦力により、避難者の下降速度は速すぎるものとならず 、避難者は安全に下降することができる。もし、下降速度が速すぎて危険である 時には、制御ハンドル22を上に引き上げて動作調整ロッド222を再び係止さ せれば下降を停止することができる。
【0011】 さらに、図6に示されるのは、本考案の第2実施例であり、その旅行鞄3は、 スライドファスナーのチェーン311を有する避難索体31を二回巻いて一つの 横式の三角柱状としたものであり、該旅行鞄3の両端にはそれぞれスライドファ スナーで一つの側蓋32が組付けられ、以て旅行鞄3のおおよその外形が維持さ れている。避難索体31の両端に設けられたスナップリング312は二層の避難 索体31の間に挟み設けられ、本実施例では、ショルダーバンド33が側蓋32 外面の固定用バンド321に組付けられ、一つの側蓋32の内面に一つの内ポケ ット322が設けられて速度制御部材2が収容される。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、緊急時に避難索体を提供できる旅行鞄であり、即ち緊急時には有効 な避難用具となり、軽く便利で携帯に適し、多用途を有し場所をとらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分解斜視図である。
【図2】本考案の速度制御部材の断面図である。
【図3】本考案の拉動速度制御部材の断面操作表示図で
ある。
【図4】本考案の避難索体を速度制御部材に穿入する時
に、両側のスライドファスナーのチェーンがチェーンス
ライド溝内に収容される状況を示す断面図である。
【図5】本考案の避難具としの使用状態を示す斜視図で
ある。
【図6】本考案の第2実施例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1、3・・・旅行鞄 11、31・・・避難索体 111、311・・・スライドファスナーのチェーン 112、312・・・スナップリング 113、321
・・・固定用バンド 12・・・上蓋 121、322・・・内ポケット 1
3・・・下蓋 14、33・・・ショルダーバンド 141、331・
・・固定用リング 142、332・・・調整部材 2・・・速度制御部材
21・・・凹部 211・・・チェーン滑り溝 22・・・制御ハンドル
221・・・偏心軸 222・・・動作調整ロッド 23・・・ケース 24・・・スナップリング部 32・・・側蓋

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドファスナー、スナップリング、
    固定用バンド、上蓋、内ポケット、下蓋、ショルダーバ
    ンド、固定用リング、調整部材及び速度制御部材を備え
    た避難具機能具備の旅行鞄であって、 該旅行鞄は、一条の、適当な長さ、幅を有し、両側にい
    ずれもスライドファスナーのチェーン111を備えた避
    難索体11が、該チェーン111が逐一閉じ合わせられ
    ることを以て、円筒形に巻かれ、該避難索体11の内側
    面の両端近くの適当な位置にそれぞれスナップリング1
    12が設けられ、円筒形とした旅行鞄1の一側の上下両
    端に固定用バンド113が設けられ、二つの固定用バン
    ド113が一つのショルダーバンド14両端の固定用リ
    ング141と止め合わせられ得て、以てショルダーバン
    ド14と旅行鞄1が一体とされ、ショルダーバンド14
    の適当な位置に一つの調整部材142が設けられ、随時
    ショルダーバンド14が必要な長さに調整できるものと
    され、円筒形の旅行鞄1の上方及び下方にそれぞれスラ
    イドファスナーで上蓋12と下蓋13が組付けられ、、
    旅行鞄1の開閉自在な取り出しないし置き入れ口が形成
    され、上蓋12の内側に一つの内ポケット121が設け
    られ、該内ポケット121に一つの速度制御部材2が収
    容されてなり、 緊急時に避難者が、該旅行鞄1を解いて一直線の避難索
    体11となし、避難索体11の一端のスナップリング1
    12を建築物の適当な支架に固定して避難索体11を高
    層より地面に向けて垂らし、同時に上蓋12の内ポケッ
    ト121より速度制御部材2を取り出し、該速度制御部
    材2に避難索体11を通して止め付け、ショルダーバン
    ド14を避難者の両脇下に通し、さらにショルダーバン
    ド14の両端の固定用リング141を速度制御部材2底
    端のスナップリング部24に止め、避難者をその体重に
    より安定して速度制御部材2と避難索体11に吊懸け、
    さらに避難者が、速度制御部材2の制御ハンドル22を
    握持し、随時該制御ハンドル22を上下に引き動かして
    身体の下降速度を調整することを以て、身体を安定さ
    せ、ゆっくりと地上に降下できることを特徴とする、避
    難具機能具備の旅行鞄。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の避難具機能具備の旅行
    鞄で、その中、速度制御部材2は、一つのU形の柱状体
    とされ、且つその両端には一つのケース23がねじ付け
    られており、速度制御部材2の中央に狭い開口を有する
    凹部21が設けられ、該凹部21の凹面に避難索体11
    がその上をスライドできるスライド面が形成され、該ス
    ライド面の両側に、比較的深いチェーン滑り溝211が
    形成され、凹部21内には偏心軸221を備えた一つの
    動作調整ロッド222が設けられ、該動作調整ロッド2
    22の偏心軸221は速度制御部材2の二つのケース2
    3に嵌合され、動作調整ロッド222が該偏心軸221
    の回りで、不等径の偏心回転を行うものとされ、動作調
    整ロッド222の直径は、凹部21の開口より大きく設
    けられ、このため、凹部21より脱出しないものとさ
    れ、動作調整ロッド222の表面にもチェーン滑り溝2
    11が形成され、さらに、偏心軸221の両端の二つの
    ケース23より伸出する部分に、共同で一つの制御ハン
    ドル22が設けられ、該制御ハンドル22の引き動かし
    により、動作調整ロッド222が駆動され凹部21内或
    いは外に向かって回転させられ、動作調整ロッド222
    が凹部21の開口に係止されるか或いは該開口を離脱す
    ることを以て下降速度制御がなされ、避難索体11の両
    側の比較的厚いスライドファスナーのチェーン111が
    速度制御部材2と動作調整ロッド222のチェーン滑り
    溝211内に収容されて、避難索体11の滑動或いは係
    止動作に影響を与えないものとされ、速度制御部材2の
    底部に一体に設けられたスナップリング部24にショル
    ダーバンド14の固定用リング141が組付け可能とさ
    れたことを特徴とする、避難具機能具備の旅行鞄。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の避難具機能具備の旅行
    鞄で、その中、旅行鞄3は、スライドファスナーのチェ
    ーン311を有する避難索体31を二回巻いて一つの横
    式の三角柱状としたものとされ、該旅行鞄3の両端にそ
    れぞれスライドファスナーで一つの側蓋32が組付けら
    れ、以て旅行鞄3のおおよその外形が維持され、スナッ
    プリング312が該旅行鞄3の両端部において二層の避
    難索体31の間に挟み設けられ、ショルダーバンド33
    が側蓋32外面の固定用バンド321に組付け可能とさ
    れたことを特徴とする、避難具機能具備の旅行鞄。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018121951A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 株式会社ギヤ 収納袋

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JP2018121951A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 株式会社ギヤ 収納袋

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