JP3034820U - 冷房用のカーテン - Google Patents
冷房用のカーテンInfo
- Publication number
- JP3034820U JP3034820U JP1996007016U JP701696U JP3034820U JP 3034820 U JP3034820 U JP 3034820U JP 1996007016 U JP1996007016 U JP 1996007016U JP 701696 U JP701696 U JP 701696U JP 3034820 U JP3034820 U JP 3034820U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curtain
- container
- water
- hose
- hung
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 昔日の打ち水の要領で、常時水に濡れたカー
テンを、屋外に吊り下げることによって、蒸発気化熱
が、その周りの温度を下げる効果で、暑い夏日に、少し
でも快適な生活を願って、考えた。 【横成】 上から、密閉容器、開口容器、カーテンと順
次吊り下げ、密閉容器に満たした水が、カーテンの蒸発
につれて、順次伝わり下がるように、工夫したも、ので
あって、上部水の、2点の制御の工夫の組み合わせが、
本願の願うところである。
テンを、屋外に吊り下げることによって、蒸発気化熱
が、その周りの温度を下げる効果で、暑い夏日に、少し
でも快適な生活を願って、考えた。 【横成】 上から、密閉容器、開口容器、カーテンと順
次吊り下げ、密閉容器に満たした水が、カーテンの蒸発
につれて、順次伝わり下がるように、工夫したも、ので
あって、上部水の、2点の制御の工夫の組み合わせが、
本願の願うところである。
Description
【0001】
本考案は、家屋の窓や、出入り口など、風通しの良いところに、吊り下げるこ とによって、その蒸発気化熱が、周りの温度を下げて、もって部屋の温度を下げ るようにしたものである。
【0002】
従来、家屋の、暖化を防止する点から、簾や、葦簾、それにカーテンなどがあ りますが、カーテンの効能は、むしろ見た目の涼しさとか、むしろ遮蔽の効能と かであると思います。古くは、打ち水などもあったが、最近は、扇風機や、閉め きった部屋での、クーラーなどの機械で涼をとるようになった。 葦簾などに、布を被せて、これに順次、屋根上の水槽から、水を垂らすような 方途も考えられるが、それも未だないようである。
【0003】
本考案に、最も近いものとしては、上記の打ち水であるが、どうも一時凌ぎの 感を免れない。夕方の陽に焼けた地面を冷やす方々、その周囲の温度も、共々冷 やすという効果はある。又炎天下の打ち水は、見た眼にも確かに涼しい。 本考案は、上部密閉槽への、水の補給作業さえ欠かさなければ、その水が続く 限り、下部カーテンの布部へ、上部水が浸透落下して、蒸発気化作用を、順次促 がして、その周囲の温度を奪って、その周囲の冷却作用を果たす。
【0004】
先ず、カーテンの布部は、常に半乾きの状態でなければならないことから、こ れの蒸発気化作用につれて、これに順次水を、少量ずつ補給しなければならない 。 そのためには、一段上の、横に細長い、カーテンの巾の長さの開口容器から、 巾が4,5cmの、帯び状の布 材質は表面積の大きい西洋タオル を2,3枚 重ねて、この容器の縁を跨いで垂らす。この帯びの、一方の端は、開口容器の水 位下にあり、他端は、カーテンに3箇所ピンなどで留められる。 このような、帯びを、等間隔でカーテンに固定する。 又、カーテンの材質も、西洋タオルがよい。
【0005】 このカーンの濡れ具合の調節は、この、帯びの数及びその留め位置に依る。
【0006】 開口容器の中の水は、少しづつ、この、帯び、を伝って下がり、カーテンに順 次浸透してゆく。開口容器の水位は、下がるが、その水位すれすれに固定した。 上部密閉槽からの、ホースの端が、水位が下がって、空気部に晒されるや、この ホースの口から空気が侵入して、上部の密閉槽のなかに入って、そして、その空 気と、等容積の水が降りてきて、このホースの口を水で塞ぐ。
【0007】 このように、下部カーテンの蒸発気化作用につれて、開口容器の中の水の、水 位は、上下動を繰り返して、それは、密閉容器の中の、水がなくなるまで続く こうして、冷房効果を得る。
【0008】
先ず、西洋タオル地のカーテンは、予め濡らして、開口容器の下に吊す。 その後、開口容器の縁を跨いだ、2,3枚重ねの帯びを、等間隔で、左右交互 に、6箇所位に垂らして、カーテン地に、水が満遍なく行き渡るように配慮しな がら、ピンでそれぞれを、3箇所位ずつ留める。開口容器の縁を跨いだ他端の帯 びは、開口容器の水位の下に、固定する。 このように設定することによって、カーテン地の、水気が蒸発気化して、乾く に連れて、順次、開口容器の水は、帯びを伝ってカーテン地に降りてきて、浸み 渡る。更に、密閉容器から降ろした、ホースの端を境に、開口容器の水位は上下 動を、繰り返しながら、その上部の、密閉容器の中の水がなくなるまで、順次下 へ、水を補給し続ける。もって、意図する冷房効果が、カーテンの周囲に、得ら られる。
【0009】
我々は、よく浴槽などから、水を、その外に出す時に、ホースを浴槽の縁を跨 がして、ホースの中に、ある程度の水を満たして後、垂らすことによって、これ を行なうことがあるが、このホースの代わりに、水含みのよい西洋タオル地の、 2,3枚重ねの、4,5cm巾の帯びを、このホースの代わりに、使用すること によって、槽内の水は、緩やかに、外に浸透して出て行く。 さて、どの程度の、冷房効果が得られるかは、場所、時間に制限されて、計測 は、難しいが、カーンの近くの、数メートルは、水温と、外気温の中間位の温度 は得られる。部屋が風下になるように、設定すれば、その効果は、より大きく得 られる。又、夏日の部屋内の障りのない処に吊しても、かなりの、その効果は得 られる。
【0010】
本考案は、本来の、カーテンの使途に、打ち水の効果を、加味して、水の潜熱 の発散効果を利用して、各戸内の、冷房効果を意図したものであるが、これを、 多用すれば、大気中に、水蒸気が満ちて、ひいては、降雨量も増える、折からの 各人の、熟考を促したいものである。
【図1】カーテンの正面図である。
【図2】カーテンを真横から見た図である。
1 ,密閉容器 2 ,開口容器 3 ,カーテン 4 ,水滴落下予防受け容器 5 ,揺れ防止のための重り 6 ,密閉容器から開口容器に降ろすホース 7 ,水位計 8 ,密閉容器の水の注入口(蓋) 9 ,開口容器からのカーテンを吊す紐 10,開口容器の縁を跨いだ、こちら側の帯び 11,カーテンに帯びを留めるピン 12,密閉容器、開口容器、カーテンのとうし吊し紐 13,開口容器の縁を跨いだ、向こう側に垂らす帯び
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (2)
- 【請求項1】 上部から、密閉容器、開口容器、カーテ
ンと順次並べて、吊り下げるのであるが、密閉容器と、
開口容器とは、水と空気が、交互に行き来するホースで
関係しており、密閉容器下部から導き降ろしたホース
は、開口容器の水位の位置に、その端末を固定する。 - 【請求項2】 開口容器と、カーテンとは、2、3枚重
ねた、木綿製の3,4cm巾の、帯びを適度な間隔で並
べ、5,6箇所位カーテンに垂らすのであるが、それら
の一端は、開口容器の水位の下に固定され、開口容器の
縁を跨いで、垂れ下がり、他端は、ピンなどで、カーテ
ンに、適度な間隔で、3箇所位に留められる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007016U JP3034820U (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 冷房用のカーテン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007016U JP3034820U (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 冷房用のカーテン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3034820U true JP3034820U (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=43169649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996007016U Expired - Lifetime JP3034820U (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 冷房用のカーテン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3034820U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009249938A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Taisei Corp | 建物における暑熱環境緩和装置 |
JP5827768B1 (ja) * | 2015-03-10 | 2015-12-02 | 株式会社ケンチク舎成増 | 水蒸散シート及び水蒸散ユニット |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP1996007016U patent/JP3034820U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009249938A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Taisei Corp | 建物における暑熱環境緩和装置 |
JP5827768B1 (ja) * | 2015-03-10 | 2015-12-02 | 株式会社ケンチク舎成増 | 水蒸散シート及び水蒸散ユニット |
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