JP3034700U - コンピュータにおける拡張バスのサボート装置 - Google Patents
コンピュータにおける拡張バスのサボート装置Info
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- JP3034700U JP3034700U JP1996008067U JP806796U JP3034700U JP 3034700 U JP3034700 U JP 3034700U JP 1996008067 U JP1996008067 U JP 1996008067U JP 806796 U JP806796 U JP 806796U JP 3034700 U JP3034700 U JP 3034700U
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- Japan
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- bus
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- board
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンピュータの信号を送受するバスにおい
て、2種類の方式をハーフサイズのボード上においてサ
ポートする。 【解決手段】 PCIバス用のコネクタ複数個6とIS
Aバス用コネクタ複数個7をそれぞれ同種間に信号回線
を接続して1枚のボード上に搭載し、そのPCIバス6
aとコンピュータ上のPCIバス用コネクタ2を接続す
ると共にISAバス用コネクタ5aとコンピュータのI
SAバスをPC/104コネクタ7を用いて接続するこ
とにり2種類のバスが同時に使用することを可能にし
た。
て、2種類の方式をハーフサイズのボード上においてサ
ポートする。 【解決手段】 PCIバス用のコネクタ複数個6とIS
Aバス用コネクタ複数個7をそれぞれ同種間に信号回線
を接続して1枚のボード上に搭載し、そのPCIバス6
aとコンピュータ上のPCIバス用コネクタ2を接続す
ると共にISAバス用コネクタ5aとコンピュータのI
SAバスをPC/104コネクタ7を用いて接続するこ
とにり2種類のバスが同時に使用することを可能にし
た。
Description
【0001】
本考案はコンピュータにおけるハードウエア拡張用バスの2方式を一枚のボー ド上において同時にサポートする拡張ボードに関する。
【0002】
従来より、コンピュータにはバスが付設され、そのバス上にI/O装置や各種 制御機器が接続され、それらの機器とコンピュータ間に信号のやり取りを行うこ とによ多元的な情報処理がなされている。AT互換型のコンピュータに使用され る主なバスとしてはIAS、EISA、VL、PCI等があり、そのうちISA バスは最も古くからどの機種にも用いられているものである。これは16ビット のコンタクトで4スロット、フルピッチ2.54mmの規格で8Mバイト/秒の 転送速度を有する。また、最近においては1.28mmピッチのコンタクトで3 2ピット、33Mバイト/秒と従来のバスより処理速度の速いPCIバスが多用 されるようになってきた。しかし、過去に設計された多くのアドオン・カードが そのまま新しいシステムでも使用できるという互換性のために処理速度の遅いI SAバスが依然として必要とされている。
【0003】 このために、拡張ボードにはISAバス用コネクタ(拡張スロットとも称され る。以下同様)又はコネクタピンを有するものと、PCIバス用コネクタ又はコ ネクタピンを有するものとがそれぞれ別個のボードとして市販されている。した がって、ISAおよびPCIバスの使用する量はコンピュータに開設された拡張 ボード用スロットの数に制限されるのが現状である。
【0004】
すなわち、このような信号転送速度の異なる機器複数台を装着するために、C PUカードにはISAバス用のコネクタ(またはスロット)とPCIバス用のコ ネクタ(またはスロット)を開設しているのが通例である。このコネクタに接続 する拡張バスボードとしてはバスの種類ごとに、すなわち、ハーフサイズボード にISAバスを搭載したもの、またはPCIバスを搭載したものが市販されてお り、前記コンピュータにその何れを使用するかは択一的な選択がなされている。 その後、フルサイズ(およそ338×122mm程度のもの)のボードを使用し てそのボードの長辺側端面にPCIバスのためのエッジコネクタピンとISAバ ス用コネクタピンを直列的に突出させ、一枚のボードで2つのバスをサポートで きるものが市販された。しかし、このようにISAバスとPCIバスを直列配置 にしたがゆえに、取り付け面積の関係でフルサイズのボードとすることが必要と なり、ますます小型化の傾向にあるコンピュータの指向とはマッチせず、したが って利用が伸びなかったが、利用価値は十分にありそのボードの小型化が課題と されてきた。
【0005】
本考案において、バスの拡張のために使用する本案拡張ボードはハーフサイズ (前記のフルサイズのほぼ1/2のボードをいう。以下同様とする。)であって 、それぞれ数個のISAバス用コネクタとPCIバス用コネクタを各信号配置に したがって導通状に装着し、かつ、そのISAバスコネクタにPC/104(1 6ビットバス用のコネクタであって104のピンを有するコネクタであり、国際 規格IEEE P996とコンパチブルなものである。)を接続装着し、一方、 コンピュータ側にも同様のPC/104をISAのバスに付設したものである。 このような拡張ボードに乗るPCIコネクタをコンピュータのPCIコネクタと をケーブル等を介することにより接続し、さらに両者のPC/104間をケーブ ル等で接続することによってISAおよびPCIバスを同時に開設することを可 能にしたものである。これによって、ハーフサイズのボードであってもPCIお よびISAの二種類のバスがサポートできることになり、より多くの機器がコン ピュータに接続されることが可能になった。
【0006】
本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。図1のボード10には PCIバスのスロット2が設けられたコンピュータを示したもので、そのPCI バススロット2に隣接してコンピュータのもつISAバスに接続されたPC/1 04コネクタ3(3a、3b)が付設されている。このPC/104はISAバ スの各信号を単に仲介する役割を有するコネクタである。なお、このPC/10 4において3aと3bが並列状に描かれているが、この3aはコンピュータにお けるPC/XT(1983年にIBMより発売のパーソナルコンピュータ)まで に採用されていたXTバスに対応し、3bはPC/AT(同社1984年発表の パーソナルコンピュータ)で増設された16ビット拡張部分のバスに対応するも のを示したもので、エッジピンタイプにおいては一列に並べられていることもあ り、その形式は問うものではなく、ただ、コンピュータ上のISAバスに乗る信 号を正しくボード上のISAバスコネクタに伝達すればよいものである。
【0007】 図1に示すものは本考案実施例の一つで、1は拡張用ボード4に搭載した形式 の拡張バスサポート装置であって、そのボード4には2個のISAバス用スロッ ト5(5a、5b)および5個のPCIバス用スロット6(6a、6b、6c、 6d、6e)が搭載され、それらの同種バス間においては各信号線が接続(図示 していない)されている。さらに、PC/104コネクタ7が付設されそのコネ クタ7a、7bがISAバス用スロット5aに各信号配置にしたがって電気的に 接続8されている。したがって、コンピュータにおけるISAバス上の信号はこ のPC/104コネクタ7を介して拡張用ボード4に搭載したISAバス用スロ ット5a、5b‥‥に伝達されることになる。なお、PC/104コネクタにお けるピンの配置と信号は図2の通りであり、したがってISAバス上に流れる信 号と同様である。
【0008】 以上の構成になるバスのサボート装置1は、その拡張ボード4上に設けられた PCIバス用スロット6の一つ、例えば6aとコンピュータに備えられたPCI バス用スロット2とが直接またはケーブル11により接続される。さらに、コン ピュータ10に付設されているPC/104コネクタ3とこの拡張ボード4上の PC/104コネクタ7とをケーブル12、13により電気的に接続する。この ようにして、コンピュータ10におけるPCIバスに流れる電気信号は何れのP CIバスへの信号かを指定する信号と共に拡張ボード4上のPCIバス用コネク タ例えば6Cに送られ、その指定されたPCIバス用スロット(この場合6c) を介してそれに接続された制御対象機器を制御することになる。また、コンピュ ータ4からのISAバスに乗る電気的信号は何れのISAバスコネクタかを指定 する信号と共にPC/104コネクタを介し、さらにボード4上のISAバスコ ネクタ6a、6bに接続された機器に伝達される。
【0009】 このようにして、図示の拡張ボード4によればPCIバスが4本、ISAバス が2本増設されことになる。この場合、ボード上に搭載するISAバス、PCI バスの数には制限のないことは当然である。なお、通常のDOS/Vマシーンで あればそのコンピュータ上にISAバスおよびPCIバスのコネクタまたはスロ ットが設けられている。本来、このISAバスをボード4上のPC/104を接 続すればよいのであり、コンピュータにPC/104コネクタが付設されておれ ば前記のようにこのPC/104と拡張ボード上のPC/104を接続すればよ く、PC/104が備えられていなければ、コンピュータのISAバス用スロッ トとボード4上のISAバス用コネクタを電気信号回路で接続すればよいもので あり、その場合には両者のISAバス用コネクタ(スロット)間を接続用ケーブ ルでつなぐことによっても本考案のボードが使用できる。このようにすることに よって、処理速度の遅い機器はボード上のISAバス用コネクタ5に接続し、処 理速度の速い機器はPCI用コネクタ6に接続して多数の機器が使用できる。
【0010】
拡張ボード上に2種類のバスコネクタを搭載し、さらに、ISAバスと同一の 電気的信号を仲介するPC/104をISAバスと接続させ搭載することによっ てPCIおよびISAバスが同時にサポートされることになり、従来より多くの ハードウエアが容易に使用できることになった。
【0011】 ISAバスはDOS/V使用のコンピュータであればどのメーカーのものも標 準として使用されており、その種類のコンピュータであれは、本考案拡張バスサ ポート装置はコンピュータ側の信号に何らの変換操作も要せずに容易に装着でき る。
【0012】 本考案拡張バスサポート装置がハーフサイズボードに装着されるので、コンピ ュータの小型化への指向に合致する。
【図1】 本考案に係る異種の2バスサポート装置の構
造を示す概要平面図である。
造を示す概要平面図である。
【図2】 PC/104コネクタにおける信号配置
1 拡張バスのサボート装置 2 スロット 3 PC/104コネクタ 4 拡張用ボード 5 ISAコネクタ 6 PCIコネクタ 7 PC/104コネクタ 10 コンピュータ
Claims (2)
- 【請求項1】 ハーフサイズのバス拡張ボード(4)に
おいて複数のPCIバススロット(6)またはピンとI
SAバススロット(7)またはピンが、それぞれ同種間
において電気信号回路を接続した状態で搭載されてお
り、それぞれのバススロットの一つにコンピュータのP
CIバスおよびISAバスの電気信号回線が接続される
ことに特徴を有する複数拡張バスのサポート装置。 - 【請求項2】 ハーフサイズのバス拡張ボード(4)に
おいて複数のPCIバススロット(6)またはピンとI
SAバススロット(7)またはピンが、それぞれ同種間
において電気信号回路を接続した状態で搭載されてお
り、さらにPC/104コネクタが前記ISAバススロ
ットの一つに信号回線を介して接続されていることに特
徴を有する複数拡張バスのサポート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008067U JP3034700U (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | コンピュータにおける拡張バスのサボート装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008067U JP3034700U (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | コンピュータにおける拡張バスのサボート装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3034700U true JP3034700U (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=43169537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996008067U Expired - Lifetime JP3034700U (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | コンピュータにおける拡張バスのサボート装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3034700U (ja) |
-
1996
- 1996-08-13 JP JP1996008067U patent/JP3034700U/ja not_active Expired - Lifetime
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