JPH04310194A - Ｉｃカード用コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ＩＣメモリカ−ドなど
のＩＣカ−ドの装着を行うＩＣカ−ド用コネクタに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】近年、各種分野での適用が盛んであるコ
ンピュ−タシステムは、小型軽量化が進められており、
ラップトップ型やノ−ト型のコンピュ−タシステムの製
品化が盛んである。特に、ノ−ト型のコンピュ−タシス
テムでは、小型軽量化のため、プログラムやデ−タの記
憶装置として、フロッピ−ディスクなどディスク装置か
ら、ＩＣメモリカ−ドなどのＩＣカ−ドへと移行してい
る。

【０００３】このような状況下で、従来のＩＣメモリカ
−ドなどのＩＣカ−ド用コネクタは、日立マクセル株式
会社のメモリカ−ド総合カタログ（平成元年１０月）第
１１頁に記載のように、一つのＩＣカ−ド用コネクタハ
ウジングに一つのＩＣカ−ド用コネクタを装備している
。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、ノ−ト型コン
ピュ−タシステムのさらなる小型軽量化のためには、Ｉ
Ｃカ−ドなどのユニットを小型軽量化することが必須で
ある。

【０００５】本発明の目的は、コンピュ−タシステム内
のＩＣカ−ドユニットを小型軽量化できるＩＣカ−ド用
コネクタを提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は一つのＩＣカ−ド用コネクタハウジングに複
数のＩＣカ−ド接続部を装備し、かつ、一つのＩＣカ−
ド用コネクタハウジング内の基板とＩＣカ−ドとの配線
を、一つの基板接続部からの配線を複数に分岐し、複数
のＩＣカ−ド接続部に配線する。

【０００７】

【作用】この構成としたことにより、複数のＩＣカ−ド
を装着するコンピュ−タシステムにおいて、ＩＣカ−ド
ユニットのリ−ド線やハウジングなどの共通部分を集約
することができる。

【０００８】

【実施例】以下、本発明の一実施例の二つのＩＣカ−ド
を装着するＩＣカ−ド用コネクタを、図１と図２により
説明する。

【０００９】図１は、本発明の一実施例の二つのＩＣカ
−ドを装着するＩＣカ−ド用コネクタの構成を示す。な
お、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は側面断
面図である。

【００１０】図１において、１００はハウジング、２０
０はピンである。また、１１０ａと１１０ｂはＩＣカ−
ドａの挿入口とＩＣカ−ドｂの挿入口、１２０はねじ穴
である。さらに、２１０ａと２１０ｂは、それぞれ、Ｉ
Ｃカ−ドａとＩＣカ−ドｂの接続部、２２０は基板接続
部である。

【００１１】平面図である（ａ）に示したように、ＩＣ
カ−ド用コネクタのハウジング１００には、電気的配線
を行うピン２００を設ける。また、ハウジング１００の
両端には、ハウジング１００を固定するためのねじ穴１
２０を設ける。

【００１２】また、正面図である（ｂ）に示したように
、ＩＣカ−ド用コネクタのハウジング１００には、二つ
のＩＣカ−ド挿入口１１０ａと１１０ｂを設ける。また
、それぞれのＩＣカ−ド挿入口１１０ａと１１０ｂには
、ＩＣカ−ドとの電気的接続部であるＩＣカ−ド接続部
２１０ａと２１０ｂを設ける。

【００１３】さらには、側面断面図である（ｃ）に示し
たように、一つのピン２００はＦの型をしており、その
三つの末端部は、ＩＣカ−ドとの電気的接続部であるＩ
Ｃカ−ド接続部２１０ａ、２１０ｂ、および、基板との
電気的接続部である基板接続部２２０となっている。

【００１４】図２は、本発明の一実施例の二つのＩＣカ
−ドを装着するＩＣカ−ド用コネクタのピン配線図を示
す。なお、図は、２０ピンのＩＣカ−ド用コネクタであ
る。

【００１５】図に示したように、一つのピン２００は、
ＩＣカ−ドとの電気的接続部であるＩＣカ−ド接続部２
１０ａ、２１０ｂ、および、基板との電気的接続部であ
る基板接続部２２０と三つの電気的接続部を設けている
。

【００１６】また、これらは、一つの基板接続部２２０
からの配線を二つに分岐し、ＩＣカ−ドａ／ｂ接続部２
１０ａ、２１０ｂに配線する。

【００１７】本実施例では、ＩＣカ−ド接続部と基板接
続部との配線をＩＣカ−ドａとｂとを同一にしたが、そ
れぞれ別々の電気信号を発する場合、別々のピンで配線
してもよい。

【００１８】また、本実施例では、シングルライン型の
ＩＣカ−ドを装着するＩＣカ−ド用コネクタを説明した
が、ドゥアルライン型でもよい。また、イジェクタのな
いＩＣカ−ド用コネクタを説明したが、イジェクタを装
備してもよい。

【００１９】さらに、本実施例では、二つのＩＣカ−ド
を装着するＩＣカ−ド用コネクタを説明したが、三つ以
上のＩＣカ−ドを装着してもよい。また、縦並び型のＩ
Ｃカ−ド用コネクタを説明したが、横並び型のＩＣカ−
ド用コネクタでもよい。

【００２０】本実施例によれば、コンピュ−タシステム
内のＩＣカ−ドユニットを小型軽量化することができる
。

【００２１】また、本実施例によれば、基板上の配線の
量を低減することができる。また、ＩＣカ−ド用コネク
タのはんだ部の数を低減でき、さらに、ＩＣカ−ド用コ
ネクタを近接配置することができるので、操作性を向上
することができる。

【００２２】

【発明の効果】本発明によれば、ＩＣカ−ド用コネクタ
を用いたノ−ト型コンピュ−タシステムを小型軽量化す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のＩＣカ−ド用コネクタの説
明図、

【図２】本発明の一実施例のＩＣカ−ド用コネクタのブ
ロック図、

【符号の説明】

１００…ハウジング、 ２００…ピン、 １１０ａ…ＩＣカ−ドａ挿入口、 １１０ｂ…ＩＣカ−ドｂ挿入口、 １２０…ねじ穴、 ２１０ａ…ＩＣカ−ドａ接続部、 ２１０ｂ…ＩＣカ−ドｂ接続部、 ２２０…基板接続部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ＩＣメモリカ−ドなどのＩＣカ−ドを装着
   することにより、電子回路基板と前記ＩＣカ−ドとの電
   気的接続を行うＩＣカ−ド用コネクタにおいて、一つの
   ＩＣカ−ド用コネクタハウジングに複数のＩＣカ−ド接
   続部を装備し、かつ、前記一つのＩＣカ−ド用コネクタ
   ハウジング内の基板と前記ＩＣカ−ドとの配線を、一つ
   の基板接続部からの配線を複数に分岐し、前記複数のＩ
   Ｃカ−ド接続部に配線することを特徴とするＩＣカ−ド
   用コネクタ。